JP3332634B2 - デューティ調整装置 - Google Patents

デューティ調整装置

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JP3332634B2 JP01216795A JP1216795A JP3332634B2 JP 3332634 B2 JP3332634 B2 JP 3332634B2 JP 01216795 A JP01216795 A JP 01216795A JP 1216795 A JP1216795 A JP 1216795A JP 3332634 B2 JP3332634 B2 JP 3332634B2
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浩 後藤
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  • Pulse Circuits (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデューティ調整装置に
関し、特にたとえばモータの回転速度に応じた周波数を
有する回転信号(FG信号)に相関する回転検出パルス
のデューティ比を調整する、デューティ調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のデューティ調整装置の一
例が、昭和63年6月10日に出願公開された特開昭6
3−138811号〔H03K 5/00,H03K1
2/00〕に開示されている。この従来技術は、絶対値
アンプによって検出されたFG正弦波の絶対値とレベル
設定用アンプの設定レベルとを電圧比較器で比較するこ
とによって、FG正弦波のレベルが変動したときでも所
定のデューティ比のFGパルスを得ようとするものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、レベル設定用アンプに含まれる抵抗のばら
つき、経時変化や電源電圧VD の変動によって設定レベ
ルが変動する恐れがあり、これによって所定のデューテ
ィ比のFGパルスを安定して得ることができないという
問題点があった。また、絶対値アンプおよびレベル設定
用アンプに含まれる部品点数が多く、回路構成が複雑と
なるという問題点もあった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、所
望のデューティ比を有するパルスを安定して得ることが
できる、デューティ調整装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、モータの回
転速度に応じた回転信号を基準電圧と比較して回転検出
パルスを出力する比較手段、回転検出パルスのエッジを
検出してエッジ検出パルスを出力する検出手段、回転検
出パルスとエッジ検出パルスとに基づいて回転検出パル
スのデューティ比を判別する判別手段、および判別手段
の判別結果に応じて基準電圧のレベルを調整する調整手
段を備える、デューティ調整装置である。
【0006】
【作用】たとえばコンパレータのような比較手段で、モ
ータから出力されたたとえばFG正弦波(回転信号)と
たとえばマイコンから出力されたたとえばオフセット電
圧のような基準電圧とが比較され、コンパレータから回
転検出パルスであるFGパルスが出力される。このFG
パルスはたとえばマイコンに与えられ、マイコンによっ
てFGパルスのデューティ比が検出される。そして、こ
のデューティ比に応じて、マイコンによってオフセット
電圧のレベルが調整される。これによって、コンパレー
タから出力されるFGパルスのデューティ比が所望の値
に設定される。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、回転検出パルスのデ
ューティ比に応じて調整された基準電圧のレベルによっ
て回転検出パルスのデューティ比が調整されるので、所
望のデューティ比を有する回転検出パルスを安定して得
ることができる。この発明の上述の目的,その他の目
的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施
例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1を参照して、この実施例のデューティ調
整装置10は、モータ(図示せず)の回転速度に応じて
周波数が変化する回転信号(FG正弦波)を出力するF
G正弦波出力回路12を含む。具体的には、モータの回
転に応じてホール素子14a〜14cの磁界が変化し、
これによってA点およびB点の電位が変化する。したが
って、FG正弦波出力回路12から2つのFG正弦波が
出力される。それぞれのFG正弦波はアンプ16に与え
られ、これによって、レベルが増幅された図5(A)に
示すようなFG正弦波がコンパレータ18のプラス入力
端子に与えられる。なお、このFG正弦波の最大値は5
Vである。コンパレータ18のマイナス入力端子には、
マイコン20から出力されたたとえば図5(A)に示す
レベルのオフセット電圧が与えられ、これによってFG
正弦波とオフセット電圧とが比較される。したがって、
コンパレータ18からは、図5(B)に示すようにFG
正弦波>オフセット電圧となったときハイレベルとな
り、FG正弦波<オフセット電圧となったときローレベ
ルとなるFGパルスが出力される。このFGパルスはマ
イコン20に与えられるとともにエッジ検出回路22に
与えられる。エッジ検出回路22はFGパルスのエッジ
を検出し、エッジ検出パルスをマイコン20に与える。
マイコン20は、FGパルスおよびエッジ検出パルスに
基づいて所定の処理をし、所定レベルのオフセット電圧
を出力する。
【0009】エッジ検出回路22について詳しく説明す
ると、FGパルスは、一方端が接地されたEXOR回路
24aの他方端と、一方端が抵抗Rを介してEXOR回
路24aの出力端子と接続されたEXOR回路24bの
他方端とに与えられる。EXOR回路24aからは入力
されたFGパルスと同じ形のパルスが出力されるが、E
XOR回路24aの処理に伴う遅延時間tによって、当
該出力パルスの位相はFGパルスより時間tだけ遅れ
る。したがって、EXOR回路24bからは、図5
(C)に示すようにFGパルスのエッジから時間tだけ
ハイレベルとなったエッジ検出パルスが出力される。
【0010】マイコン20はエッジ検出パルスが入力さ
れる毎に図2に示す割込処理をする。すなわち、まずス
テップS1においてFGパルスがハイレベルであるか否
か判断し、“NO”であれば、当該エッジは立ち下がり
エッジであるとして、ステップS3において、このとき
のフリーランカウンタ26のカウント値T2 から前回の
割込処理の際ステップS15においてRAM28にメモ
リされたカウント値T 1 を減算し、減算結果をFGパル
スのハイレベル期間Td としてRAM28にメモリす
る。そして、リターンする。一方、ステップS1におい
て“YES”であれば、当該エッジは立ち上がりエッジ
として、ステップS5においてこのときのフリーランカ
ウンタ26のカウント値T3 から前回ステップS15に
おいてメモリされたカウント値T1 を減算し、減算結果
をFGパルス周期Tw としてRAM28にメモリする。
【0011】続いて、ステップS7においてTd /Tw
>50%であるか否か判断し、“YES”であれば、ス
テップS9においてオフセット電圧を100mVアップ
させ、その後ステップS15においてカウント値T3
カウント値T1 としてRAM28に書き込んでリターン
する。一方、ステップS7において“NO”であれば、
ステップS11においてTd /Tw <50%であるか否
か判断する。そして、“YES”であれば、ステップS
13においてオフセット電圧を100mVダウンさせス
テップS15に移行するが、ステップS11において
“NO”であれば、直接ステップS15に移行する。
【0012】コンパレータ18に与えられるFG正弦波
およびオフセット電圧が図3(A)に示すレベルである
とき、マイコン20には図3(B)および(C)に示す
FGパルスおよびエッジ検出パルスが与えられ、マイコ
ン20はエッジ検出パルスが入力される毎に上述の割込
処理を行う。すなわち、フリーランカウンタ26のカウ
ント値T1 〜T3 を図3(D)に示す時点で検出し、こ
れらのカウント値T1〜T3 よりFGパルスのデューテ
ィ比を算出する。そして、このときはデューティ比<5
0%であるため、マイコン20はオフセット電圧をダウ
ンさせる。
【0013】一方、FG正弦波およびオフセット電圧が
図4(A)に示すレベルであるときは、図4(D)に示
す時点のカウント値T1 〜T3 がマイコン20によって
検出され、これらのカウント値T1 〜T3 に基づいてF
Gパルスのデューティ比が検出される。図4(B)に示
すFGパルスの場合、デューティ比>50%であるた
め、マイコン20はオフセット電圧をアップさせる。
【0014】このようにしてマイコン20がオフセット
電圧を調整することによって、FG正弦波およびオフセ
ット電圧が図5(A)に示すレベルとなると、FGパル
スの波形は図5(B)に示すようになり、すなわちデュ
ーティ比=50%となり、マイコン20は引き続きFG
パルスのデューティ比=50%を維持するように処理し
続ける。
【0015】この実施例によれば、マイコン20がFG
パルスおよびエッジ検出パルスに基づいてFGパルスの
デューティ比を検出し、当該デューティ比に応じてオフ
セット電圧を調整するため、50%のデューティ比を有
するFGパルスを安定して得ることができる。なお、こ
の実施例ではFGパルスのデューティ比を50%とする
場合について説明したが、図2のステップS7およびS
11における判断基準を変更することによってFGパル
スを任意のデューティ比に調整することができることは
もちろんである。また、この実施例では、100mVず
つオフセット電圧をアップ/ダウンさせるようにした
が、調整速度または調整精度に応じて、アップ/ダウン
幅を変えてもよいことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図3】(A)はFG正弦波およびオフセット電圧を示
す波形図であり、(B)はFGパルスを示す波形図であ
り、(C)はエッジ検出パルスを示す波形図であり、
(D)はフリーランカウンタのカウント値がインクリメ
ントされる状態を示す図解図である。
【図4】(A)はFG正弦波およびオフセット電圧を示
す波形図であり、(B)はFGパルスを示す波形図であ
り、(C)はエッジ検出パルスを示す波形図であり、
(D)はフリーランカウンタのカウント値がインクリメ
ントされる状態を示す図解図である。
【図5】(A)はFG正弦波およびオフセット電圧を示
す波形図であり、(B)はFGパルスを示す波形図であ
り、(C)はエッジ検出パルスを示す波形図であり、
(D)はフリーランカウンタのカウント値がインクリメ
ントされる状態を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …デューティ調整装置 12 …モータ 16 …アンプ 18 …コンパレータ 20 …マイコン 22 …エッジ検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 5/04 G01D 5/244 H03K 5/08 H03K 5/153 H03K 12/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転速度に応じた回転信号を基準
    電圧と比較して回転検出パルスを出力する比較手段、 前記回転検出パルスのエッジを検出してエッジ検出パル
    スを出力する検出手段、 前記回転検出パルスと前記エッジ検出パルスとに基づい
    て前記回転検出パルスのデューティ比を判別する判別手
    段、および 前記判別手段の判別結果 に応じて前記基準電
    圧のレベルを調整する調整手段を備える、デューティ調
    整装置。
  2. 【請求項2】前記判別手段は、前記エッジ検出パルスが
    立ち上がった時点の前記回転検出パルスのレベルに基づ
    いて前記回転検出パルスのエッジの立ち上がり/立ち下
    がりを判別するエッジ判別手段、前記エッジ判別手段の
    判別結果に基づいて連続する第1立ち上がりエッジと第
    1立ち下がりエッジとの間の第1間隔を算出する第1間
    隔算出手段、前記エッジ判別手段の判別結果に基づいて
    前記第1立ち上がりエッジと前記第1立ち下がりエッジ
    に続く第2立ち上がりエッジとの間の第2間隔を算出す
    る第2間隔算出手段、および前記第1間隔を前記第2間
    隔で割り算した割り算値を閾値と比較する閾値比較手段
    を含む、請求項1記載のデューティ調整装置。
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