JP3332533B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents
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Description
る紙幣処理装置に係り、特に、紙幣施封機構を有し、小
束の取扱いが可能な紙幣処理装置に関する。
数毎に結束 (施封) する施封機構つき紙幣処理装置が提
案されている。この種の紙幣処理装置は、計数された紙
幣を結束するのみであって、結束された紙幣の小束に、
損券及び結束状態の好ましくない小束が含まれた場合で
あっても、一様に収納される。このことから、施封され
た紙幣の小束は、出金に際して利用される際に、利用
者、例えば、銀行員あるいは作業者によって、目視で区
分されている。
ば、結束状態の好ましくない小束あるいは損券が含まれ
ている小束などは、出金に際して利用されるために選別
しなければならない問題がある。
された場合には、出金あるいは収納に際して、装置内部
に詰まる虞れがあり、装置が停止される問題がある。こ
の発明の目的は、結束状態の好ましくない小束を検出す
るとともに、別の収納部で回収することで、出金に際し
て利用される小束の選別を不要にできる紙幣処理装置を
提供することにある。
に基づきなされたもので、紙幣を1枚づつ取り出す取り
出し手段と、取り出された紙幣の正損及び券種を鑑別す
る鑑別手段と、この鑑別手段により鑑別された紙幣を正
損別に集積する複数の集積手段と、上記集積された紙幣
が指定された枚数に達した時点で施封する施封手段と、
この施封手段で施封された小束の形状を検出する形状検
出手段と、この形状検出手段にて正常と検出された正券
の小束を券種別に収納する複数の収納庫と、前記形状検
出手段で規定外の形状と検出された正券の小束及び損券
の小束を他の小束と分別してまとめて収納する回収庫
と、を具備したことを特徴とする紙幣処理装置を提供す
るものである。
取り出す取り出し手段と、取り出された紙幣の正損及び
券種を鑑別する鑑別手段と、この鑑別手段によって鑑別
された紙幣を正損別に集積する複数の集積手段と、上記
集積された紙幣が指定された枚数に達した時点で施封す
る施封手段と、この施封手段で施封された小束の形状を
検出する第1の形状検出手段と、この第1の形状検出手
段にて正常と検出された正券の小束を券種別に収納する
複数の収納庫と、前記第1の形状検出手段で規定外の形
状と検出された正券の小束及び損券の小束を他の小束と
分別してまとめて収納する回収庫と、上記収納庫から正
券の小束を取り出し、出金する出金手段と、この出金手
段により取り出された正券の小束の形状を検出する第2
の形状検出手段と、この第2の形状検出手段により規定
外の形状であることが検知された正券の小束を前記回収
庫に収納する手段と、を具備したことを特徴とする紙幣
処理装置が提供される。
段によって、1枚づつ取り出された紙幣の正損が鑑別さ
れたのち、正損別に集積される。この集積された紙幣
は、任意の枚数ごとに小束として施封手段で施封された
のち、所定の収納庫に収納される。このとき、損券が施
封された小束には、所定のマークが印字される。また、
正券の小束であっても、施封状態が規定外の小束は、小
束の形状を検出する形状検出手段によって選別され、損
券と同一の収納部に収納される。さらに、既に所定の収
納庫に収納されている正券の小束が出金手段により出金
される際には、第2の形状検出手段によって出金された
小束の形状が再び検出される。従って、施封された小束
が出金される場合には、施封状態が所定の範囲内にある
正券の小束のみが利用される。
ついて説明する。図1には、紙幣処理装置の概略が示さ
れている。紙幣処理装置2は、操作パネル及び表示装置
等を含むテラー (入力手段) 4、このテラー4を介して
入力される情報に基づいて、紙幣を鑑別及び計数する紙
幣処理部6、及び、紙幣処理部6を介して鑑別・計数さ
れた紙幣に対して施封し、小束を形成するとともに、こ
の小束を券種に応じて収納する施封収納部8などを有し
ている。テラー4は、紙幣処理部6及び施封収納部8に
対して所定の動作のための指令を提供する。
納部8の断面が、それぞれ、示されている。図2によれ
ば、紙幣処理部6は、計数及び鑑別すべき紙幣が載置さ
れる取出部10、券種、正損或いは真偽を読み取る鑑別部
16、鑑別部16を介して券種、正損或いは真偽が読み取ら
れた紙幣を所定枚数ずつ集積する集積部26及び一括して
収納する収納部28などを有している。
で、取出部10に載置された紙幣は、分離ローラ12及び取
出しローラ14を介して最下部の紙幣から順に鑑別部16に
給送される。鑑別部16は、鑑別搬送部18と一体に形成さ
れ、取出部10から供給される紙幣の券種、正損或いは真
偽を読み取りつつ、搬送装置20へ向かって送出する。搬
送装置20へ供給された紙幣は、切換装置22を介して、集
積部26または収納部28のいずれかに搬送される。
部26a及び損券が集積される第2の集積部26bを有し、
鑑別部16で得られた紙幣の情報に応じて第2の切換装置
24が付勢されることで、正券及び損券を、それぞれの集
積部に集積する。尚、第1及び第2の集積部26a及び26
bは、それぞれ、独立に移動可能であって、それぞれに
集積された紙幣を、施封収納部8に移動させる。
部6の集積部26a及び26bを介して搬送される所定枚数
の紙幣を受けとるロボットハンド (紙幣クランプ機構)
30a及び30b、このロボットハンド30a及び30bが一時
的に退避されるとともに、ロボットハンド30a及び30b
を介して受けとられた紙幣が集積される施封前集積部3
2、この施封前集積部32に格納された紙幣をテープフィ
ードユニット38、及び、テープフィードユニット38を介
して施封された紙幣の小束を、券種及び正損に応じて区
分して収容する小束収容部50などを有している。
される正券及び損券のそれぞれに対応された第1及び第
2の集積部32a及び32bを有している。施封前集積部32
とテープフィードユニット38との間には、ロボットハン
ド30a及び30bを介して搬送された所定枚数の紙幣を上
下方向に移送するバックアップ34、バックアップ34を介
して施封前集積部32から取出された所定枚数の紙幣をテ
ープフィードユニット38に向かって搬送するキャリア36
が配置されている。
ダ40に予め収容されている施封テープ (紙帯) Tを引き
込み、キャリア36を介して搬送された所定枚数の紙幣を
施封する施封装置38a、施封装置38aに引き込まれる施
封テープTを所定の長さに切断するカッタ42、施封テー
プTを加熱することで接着するヒータ44、及び、施封さ
れた紙幣小束の施封テープTに所定の文字或いは記号な
どを印字するプリントユニット46などから構成されてい
る。
との間には、テープフィードユニット38を介して施封さ
れた紙幣の小束を小束収容部50に搬送するための縦キャ
リア48が配置されている。
収容する第1ないし第4の収納庫50a,50b,50c及び
50dならびに損券の小束を収容する損券収納庫50e、及
び、縦キャリア48を介して搬送された小束を所定の収納
庫に搬送する入金搬送部52などを有している。尚、損券
収納庫50eの上部には、回動可能に形成された仕切り蓋
50f、および、損券収納庫50eに収納すべき損券小束が
通過されたことを検知する損券収納庫後収納確認センサ
50gが配置されている。
された小束を、それぞれの収納庫50a〜50d及び損券収
納庫50eのいづれかに向かって移動させるクランプ搬送
装置54、及び、このクランプ搬送装置54に対向され、ク
ランプ搬送装置54と協働して小束を案内するクランプガ
イドローラ56を有している。尚、クランプ搬送装置54
は、入金搬送部52側を支点として回動可能に形成され、
縦キャリア48が下降した時点で、縦キャリア48上に多い
被さるとともに、縦キャリア48に載置されている小束を
所定の方向に移動させる。また、クランプガイドローラ
56は、縦キャリア48における小束との接触面に自身の一
部が露出するよう形成され、縦キャリア48に載置されて
いる小束を入金搬送部52に無理なく案内する。
〜50dの上部には、それぞれ、クランプ搬送装置54及び
クランプガイドローラ56からの小束をさらに搬送する搬
送シャッタ (プッシャ) 58aないし58d、それぞれの搬
送シャッタ58a〜58dに対向され、小束が通過される通
路を形成することで、搬送シャッタ58a〜58d上を通過
される小束を案内する上ガイド60aないし60dが配置さ
れている。
対に形成され、収納庫50a〜50dの外壁側を支点とし
て、個々の収納庫の外壁と直交する方向及び平行な方向
に回動可能に形成されている。なお、入金搬送部52に回
動された状態におけるクランプ搬送装置54の両端部に
は、縦キャリア48を介して搬送された施封済み紙幣小束
の把姿状態を検出する把姿検知センサ (第1の検出手
段) 62が配置されている。また、対をなす搬送シャッタ
58a〜58dの一方であって、クランプ搬送装置54から遠
い側に配置されたシャッタには、それぞれ、テラー4か
らの指示に応じて指定された収納庫 (58a〜58d) に、
対応する小束を収容させるためのゲートストッパ66aな
いし66d、及び、搬送シャッタ58a〜58dを搬送される
小束の終端部を検知する後端検知センサ64aないし64d
が配置されている。
及び50dのそれぞれに対応して配置されている搬送シャ
ッタ58a〜58dの下部 (即ち、収納庫50a,50b,50c
及び50d自身の上部) には、回動可能に形成され、小束
を一時的に停止させるストッパ68aないし68dが形成さ
れている。また、それぞれの収納庫50a,50b,50c及
び50d内には、出金のために、所定の小束を収納庫外に
移動させるピッカ70aないし70d、収容されている小束
の量に応じて高さが変化されるベース72aないし72d、
及び、ピッカ70a〜70dを介して移動された小束を、後
述する出金搬送装置に送り出す出金取出ローラ74aない
し74dが配置されている。
及び50dの側面には、テラー4からの入力によりピッカ
70a〜70dを介して各収納庫50a〜50dから取り出され
た小束を搬送する出金搬送装置76が配置されている。
装置76により搬送された小束が出金搬送装置76から離脱
される位置には、出金された小束を後述するエレバータ
の積載部に移動させるリフタ78、及び、リフタ78により
積載された (出金) 小束を、後述する出金口に移動させ
るエレベータ80などが配置されている。なお、エレベー
タ80に載置された小束は、エレベータ80の移動によっ
て、施封収納部8の上部前面に配置された出金口82に搬
送される。
って、エレベータ80の移動を妨げない位置には、各収納
庫50a,50b,50c及び50dから取り出され、出金搬送
装置76により搬送されて、リフタ78に搬送される直前の
小束の把姿状態を検出する出金小束把姿検知センサ (第
2の検出手段) 84が配置されている。尚、出金小束把姿
検知センサ84は、把姿検知センサ62と同様に機能するこ
とから、詳細な説明は省略する。
封収納部8と紙幣処理部6の概略ブロック図が示されて
いる。図4によれば、紙幣処理装置2のテラー4は、紙
幣処理部6の制御部に接続されている。また、紙幣処理
部6の制御部は、施封収納部8の制御部と相互に接続さ
れている。
封収納部8と紙幣処理部6の動作の一例が示されてい
る。テラー4から収納命令が入力されることで、取出部
10に載置された紙幣は、分離ローラ12及び取出しローラ
14を介して最下部の紙幣から順に鑑別部16に給送され
る。
幣の券種、正損或いは真偽が読み取られ、搬送装置20及
び切換装置22を介して、集積部26または収納部30のいず
れかに搬送される。
4からの指示に応じて、収納処理モードが規定され、施
封すべき紙幣が正券P0 か損券Ps が判定され、施封す
べき紙幣が正券P0 である場合には、施封された小束の
把姿が規定内か否かが判断されて、施封された小束が小
束収容部50の第1ないし第4の正券収納庫50a〜50dま
たは損券収納庫50eのいづれかに収納される。
00枚になった場合には、正券P0は、第1の集積部26
aを介して移動され、紙幣処理部6から施封収納部8へ
移送される。
ってクランプされ、バックアップ34上に移動される。こ
の状態で、ロボットハンド30aが解放され、正券P0 が
バックアップ34に移載され、同時に、ロボットハンド30
aが、退避位置Aまで後退する。正券P0 が移載された
バックアップ34は、キャリア36まで下降され、キャリア
34に移動される。
ニット38の施封装置38aまで移動され、テープホルダ40
から引き出された施封テープ (紙帯) Tによって、正券
P0が施封される。この場合、施封テープTは、カッタ4
2を介して所定の長さに切断され、ヒータ44を介して少
なくともテープTの一端が加熱されて、接着される。ま
た、施封テープTの所定の位置には、プリンタ46を介し
て、例えば、日付或いは店名などが印字される。
ア36を介して施封装置38aから引き戻され、縦キャリア
48に移動される。この時点で、縦キャリア48が下降さ
れ、小束収容部50の小束搬送部52のクランプガイドロー
ラ56上に結合される。同時に、クランプ搬送装置54がB
の位置まで回動され、小束搬送部52の通路が形成され
て、正券P0 の小束が所定の収納庫に搬送可能となる。
50dに収納される場合には、クランプガイドローラ56上
に移動された小束は、クランプ搬送装置54を介して、収
納庫50dに向かって付勢される。
通過されると同時に、把姿検知センサ62を介して把姿状
態が規定内か否かが検出される。把姿状態が規定内の場
合には、搬送シャッタ58c及び58dを順次搬送され、ゲ
ートストッパ66dを介して停止される。尚、ゲートスト
ッパ66dは、正券P0 の小束が後端検知センサ64dを通
過されることで、搬送シャッタ58dによって構成される
通路に突出される。
で停止された正券P0 の小束は、搬送シャッタ58dが回
動されることで、収納庫50dのストッパ68d上に移動さ
れ、収納庫50dのベース72d上に載置されて、収納庫50
dに収納される。尚、ストッパ68d上に移動された正券
P0 の小束は、詳細には、搬送シャッタ58dが回動され
ることによって、収納庫50dに押し込まれる。搬送シャ
ッタ58d及びストッパ68dは、それぞれ、正券P0 の小
束が収納庫50dに落下された時点でもとの状態に復帰さ
れることはいうまでもない。尚、所定の収納庫に正券P
0 の小束が満杯に収納されている (即ち、収納庫に余裕
がなくなった) 場合には、正券P0 の小束であっても、
損券収納庫50eに収納される (図6参照) 。
P0 の小束の把姿状態が規定外と判定された場合には、
ゲートストッパ66dで停止されることなく小束搬送路52
を引続き搬送され、把姿不良小束Pd として損券収納庫
50eに収納される。
が100枚に達した場合には、損券Ps は、第2の集積
部26bを介して移動され、正券P0 と同様に、紙幣処理
部6から施封収納部8へ移送される。損券Ps は、ロボ
ットハンド30bによってクランプされ、バックアップ34
上に移動される。以下、既に説明した正券P0 と同様に
手続によって、施封装置38aを介して施封される。この
場合、施封テープTには、損券Ps の小束であることを
示す損券マークMが、プリンタ46を介して印字される。
印字された損券Ps の小束は、キャリア36を介して縦キ
ャリア48に移動され、続いて、クランプガイドローラ56
上に移載される。ここで、クランプ搬送装置54がBの位
置まで回動され、小束搬送部52の通路が形成されて、損
券Ps の小束は、損券収納庫50eに向かって搬送され
る。この場合、制御部からの制御に応じて、現在搬送さ
れている小束が集積部26bに集積された損券Ps で
あることが明らかであることから、把姿検知センサ62及
び後端検知センサ64b〜64dの出力は無視され、損券収
納庫50eに、直接収納される。
小束 (正券P0 ) の施封状態を検知する方法が概略的に
示されている。図7によれば、施封された正券P0 の小
束は、搬送シャッタ58b〜58dを介して、収納庫50b〜
50dのいづれかに向かって搬送される。搬送シャッタ58
bの上部には、上ガイド60bが配置されていることか
ら、正券P0 の小束は、搬送シャッタ58b上を概ね一定
の速度で移動される。従って、搬送シャッタ58bとクラ
ンプガイドローラ56との間に配置されているセンサ62に
よって小束の幅方向に関する通過時間を検知すること
で、収納庫50b〜50dのいづれかに向かう正券P0 の小
束の把姿状態が検出される。
ーチャートに従って、通過時間が規定値 (所定値) 内で
あるか否かによって判断されることはいうまでもない。
この場合、センサ62は、正券P0 の小束の長手方向に距
離を置いて2個設置されていることから、それぞれの、
センサ62を介して検知される通過時間の差が所定値内で
あればよいことになる。
されている小束が出金される一例が示されている。第1
ないし第4の収納庫50a,50b,50c及び50dのそれぞ
れに収納されている正券P0 の小束は、テラー4からの
指示に対応するいづれかの収納庫のピッカ(70a〜70d)
によって、ベ−ス (72a〜72d) の最上部に位置され
ている小束P0 から順に収納庫外に押し出される。収納
庫外に押し出された小束は、出金取出ローラ (74a〜74
d) を介して出金搬送装置76に移動される。
は、第4の収納庫50dの側面まで搬送されたのち、損券
収納庫50eの上部に位置されたリフタ78を介してエレベ
ータ80に載置される。このとき、出金小束把姿検知セン
サ84により出金搬送装置76からリフタ78に移動される
(出金) 小束P0 の把姿状態が検知される。
り、リフタ78に移動されようとしている (出金) 小束P
0 の把姿が規定外であるP0 ´と判定された場合には、
リフタ78およびエレベータ80が所定の位置まで上昇され
る。従って、把姿が規定外であると判定された小束は、
出金搬送装置76から損券収納庫50eに収納 (落下) され
る。つづいて、センサ50gにより、損券収納庫50eに損
券小束P0 ´が収納されたことが検知され、エレベータ
80およびリフタ78が、出金小束P0 を受けとる受けとり
位置に戻される。こののち、図示しないカウント機構に
より出金された小束P0 の数がチェック (1減算) さ
れ、引き続いて、次の小束P0 の出金動作が繰り返され
る。
金) 正券小束P0 がエレベータ80へ移動された時点で、
図示しない駆動装置が付勢されて、エレベータ80が出金
口82まで上昇される。この結果、小束P0 を単位とした
出金が可能となる。
理装置によれば、施封された小束の把姿が規定内か否か
が判断されて、把姿が規定内の小束のみが小束収容部の
正券収納庫に収容される。一方、出金されることのない
損券の小束および正券であっても把姿が規定外の形状の
小束は、回収庫に他の正券の小束と分別して収納され
る。また、一旦、正券小束として収納庫に収納された小
束が出金される場合であっても、収納庫から出金口へ移
動される小束の把姿がもう一度チェックされ、規定外の
形状の小束の場合には上記回収庫に収納される。従っ
て、小束を出金する際に、把姿不良の小束が装置内部で
詰まることが防止される。また、収納庫および回収庫の
数も少なくて済む。
収納庫が満杯の場合には、回収庫に収納される。従っ
て、戯らに、装置の収納庫スペースが増大されることが
抑止され、小型の紙幣処理装置が提供される。
処理装置の概略図。
幣処理部の概略断面図。
封収納部の概略断面図。
略ブロック図。
作の一例を示す概略図。
作を示すフローチャート。
封状態を検知する原理を示す概略平面図。
示すフローチャート。
金動作の一例を示す概略図。
出金動作の施封状態の検知を示すフローチャート。
処理部、8…施封収納部、10…取出部、12…分離ロー
ラ、14…取出しローラ、16…鑑別部、18…鑑別搬送部、
20…搬送装置、22…切換装置、24…第2の切換装置、26
…集積部、26a…第1の集積部、26b…第2の集積部、
28…収納部、30a,30b…ロボットハンド(紙幣クラン
プ機構) 、32…施封前集積部、32a…第1の集積部、32
b…第2の集積部、34…バックアップ、36…キャリア、
38…テープフィードユニット、38a…施封装置、40…テ
ープホルダ、42…カッタ、44…ヒータ、46…プリントユ
ニット、48…縦キャリア、50…小束収容部、50a〜50d
…第1〜第4の収納庫、50e…損券収納庫、50f…損券
収納庫蓋、50g…損券収納庫後収納確認センサ、52…入
金搬送部、54…クランプ搬送装置、56…クランプガイド
ローラ、58a〜58d…搬送シャッタ (プッシャ) 、60a
〜60d…上ガイド、62…把姿検知センサ、64a〜64d…
後端検知センサ、66a〜66d…ゲートストッパ、68a〜
68d…ストッパ、70a〜70d…ピッカ、72a〜72d…ベ
ース、74a〜74d…出金取出ローラ、76…出金搬送装
置、78…リフタ、80…エレベータ、82…出金口、84…出
金小束把姿検知センサ84。
Claims (3)
- 【請求項1】 紙幣を1枚づつ取り出す取り出し手段
と、 取り出された紙幣の正損及び券種を鑑別する鑑別手段
と、 この鑑別手段により鑑別された紙幣を正損別に集積する
複数の集積手段と、 上記集積された紙幣が指定された枚数に達した時点で施
封する施封手段と、 この施封手段で施封された小束の形状を検出する形状検
出手段と、 この形状検出手段にて正常と検出された正券の小束を券
種別に収納する複数の収納庫と、 前記形状検出手段で規定外の形状と検出された正券の小
束及び損券の小束を他の小束と分別してまとめて収納す
る回収庫と、 を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項2】 所定券種の正券の小束を収納する収納庫
が満杯となった場合には、前記回収庫に当該券種の正券
の小束を収納する手段を具備したことを特徴とする請求
項1の紙幣処理装置。 - 【請求項3】 紙幣を1枚づつ取り出す取り出し手段
と、 取り出された紙幣の正損及び券種を鑑別する鑑別手段
と、 この鑑別手段によって鑑別された紙幣を正損別に集積す
る複数の集積手段と、 上記集積された紙幣が指定された枚数に達した時点で施
封する施封手段と、 この施封手段で施封された小束の形状を検出する第1の
形状検出手段と、 この第1の形状検出手段にて正常と検出された正券の小
束を券種別に収納する複数の収納庫と、 前記第1の形状検出手段で規定外の形状と検出された正
券の小束及び損券の小束を他の小束と分別してまとめて
収納する回収庫と、 上記収納庫から正券の小束を取り出し、出金する出金手
段と、 この出金手段により取り出された正券の小束の形状を検
出する第2の形状検出手段と、 この第2の形状検出手段により規定外の形状であること
が検知された正券の小束を前記回収庫に収納する手段
と、 を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。
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