JP3332475B2 - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JP3332475B2 JP12947693A JP12947693A JP3332475B2 JP 3332475 B2 JP3332475 B2 JP 3332475B2 JP 12947693 A JP12947693 A JP 12947693A JP 12947693 A JP12947693 A JP 12947693A JP 3332475 B2 JP3332475 B2 JP 3332475B2
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丈史 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーディオアンプなどに
用いられる増幅回路に関し、オーディオアンプ特有の現
象であるポップノイズの発生を抑止する増幅回路の提供
を目的とする。
【0002】
【従来の技術】以下で、従来例に係る増幅回路について
図面を参照しながら説明する。従来例に係る増幅回路
は、ミュートモード,プレイモードのそれぞれのモード
に応じてポップノイズを防止しているオーディオアンプ
である。なお、ミュートモードとは、当該増幅回路を含
むオーディオ機器(例えばステレオなど)に電源が入っ
ており、当該増幅回路に電流が流れているが、(例えば
スピーカーなどから)外部に音が出力されない状態であ
って、プレイモードとは、当該増幅回路に電流が流れ、
かつ外部に音が出力される状態をいい、ポップノイズと
は、ミュートモードからプレイモードにモードを切り換
えるときに、初段の増幅回路の入力部の電位が急激に変
動し、増幅されることによって、その切替え時にスピー
カーから「ポン」というような音が生じる現象である。
【0003】当該回路は、図3に示すように差動増幅部
(1),電流増幅部(2),抵抗(R1,R2,R
6),コンデンサ(C1)及び切替えトランジスタ(Q
6)から成る回路である。当該回路の動作を以下で説明
する。まず、ミュートモードのときには、切替えトラン
ジスタ(Q6)のベースにハイレベルの信号が入力さ
れ、それによって切替えトランジスタ(Q6)がON状
態になる。
【0004】すると、オーディオ信号などの入力信号
(SI)が当該回路に入力されると、その入力信号(S
I)は抵抗(R1)と切替えトランジスタ(Q6)との
オン抵抗の比によって圧縮され、非常に微弱な信号とな
って当該回路の差動増幅部(1)に入力される。差動増
幅部(1)によってこの信号は増幅され、電流変換さ
れ、それが電流増幅部(2)によってさらに増幅され、
スピーカなどの外部機器に出力されるが、差動増幅部
(1)に入力される信号が非常に微弱な信号であれば、
事実上殆ど信号が出力されないのと同じ状態になるの
で、結局オーディオ信号が入力されても、全く音が出な
いのと同様の状態になる。
【0005】次に、モードをミュートモードからプレイ
モードに切り換えると、切替えトランジスタ(Q6)の
ベースにローレベルの信号が入力され、それによって切
替えトランジスタ(Q6)がOFF状態になる。する
と、入力信号(SI)は圧縮されることなく、そのまま
の信号で当該回路の差動増幅部(1)に入力されるの
で、差動増幅部(1)によってこの信号は増幅され、電
流変換され、それが電流増幅部(2)によってさらに増
幅され、スピーカなどの外部機器に出力される。
【0006】従って、当該入力信号(SI)がオーディ
オ信号であった場合には、スピーカなどの外部機器から
音が発せられることになる。以上のようにして、ミュー
トモードのときには音を殆ど出さずに、プレイモードで
音を出すという切替えを行うことによってポップノイズ
を防止していた。この場合は、ミュートモードで差動増
幅部(1)の入力部に微弱な信号が入力されているの
で、モードを切り換えても、差動増幅部(1)の入力部
における電位の急激な変動は生じない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
に係る増幅回路によると、ミュートモードでは殆ど音は
出ていないとはいえ、実際は非常に微弱な信号が増幅さ
れているのであるから、非常に微弱な音が外部に出力さ
れていることになる。従って、非常に大きい入力信号
(SI)が入力された場合には、微かな音漏れが生じる
という問題が生じる。
【0008】また、この回路によると、切替えトランジ
スタ(Q6)をコンデンサ(C1)の外側に接続しなけ
ればならないので、ICなどの外部に改めて切替えトラ
ンジスタ(Q6)を接続する必要があり、ICの内部に
組み込めないという問題も生じていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑み成されたもので、図1に示すように、入力信号
(SI)を増幅して外部に出力する回路であって、状態
切替え信号(MS)に基づいて、外部に信号を出力しな
い第1の状態では入力信号(SI)を増幅部(12)に
出力せず、外部に信号を出力する第2の状態で入力信号
(SI)を前記増幅部(12)に出力する信号調整部
(11)と、該信号調整部(11)からの信号を増幅し
て外部に出力する増幅部(12)とを具備し、前記信号
調整部(11)は、前記状態切替え信号(MS)に基づ
いて、第1の選択切替え回路(11A)及び第2の選択
切替え回路(11B)の動作制御をする第1の選択制御
回路(11E)と、前記状態切替え信号(MS)に基づ
いて、第3の選択切替え回路(11C)及び第4の選択
切替え回路(11D)の動作制御をする第2の選択制御
回路(11F)と、前記第3の選択切替え回路(11
C)の動作制御に係る第1の選択切替え回路(11A)
と、前記第4の選択切替え回路(11D)の動作制御に
係る第2の選択切替え回路(11B)と、前記第1の状
態では増幅部(12)に入力信号(SI)を出力せず、
前記第2の状態で入力信号(SI)を出力する第3の選
択切替え回路(11C)及び第4の選択切替え回路(1
1D)とから成ることにより、ポップノイズを抑止し、
ミュートモードにおける微かな音漏れを防止し、かつ当
該回路をICの内部に一体化して組み込むことが可能と
なる増幅回路を提供するものである。
【0010】
【作 用】本発明に係る増幅回路によれば、状態切替え
信号(MS)に基づいて、入力信号(SI)を増幅して
外部に出力する回路であって、図1に示すように、信号
調整部(11)と、増幅部(12)とを具備し、信号調
整部(11)は、第1の選択制御回路(11E),第2
の選択制御回路(11F),第1の選択切替え回路(1
1A),第2の選択切替え回路(11B),第3の選択
切替え回路(11C)及び第4の選択切替え回路(11
D)とから成る。
【0011】例えば、信号調整部(11)によって、外
部に信号を出力しない第1の状態では入力信号(SI)
が増幅部(12)に出力されず、外部に信号を出力する
第2の状態で入力信号(SI)が増幅部(12)に出力
され、増幅部(12)によって該信号調整部(11)か
ら出力される入力信号(SI)が増幅されて外部に出力
され、状態切替え信号(MS)に基づいて、第1の選択
制御回路(11E)によって第1の選択切替え回路(1
1A)及び第2の選択切替え回路(11B)の動作制御
がなされ、第2の選択制御回路(11F)によって第3
の選択切替え回路(11C)及び第4の選択切替え回路
(11D)の動作制御がなされ、第1の選択切替え回路
(11A)によって、第3の選択切替え回路(11C)
の動作制御がされ、第2の選択切替え回路(11B)に
よって、第4の選択切替え回路(11D)の動作制御が
され、第3の選択切替え回路(11C)及び第4の選択
切替え回路(11D)が相補的に動作することで、第1
の状態では増幅部(12)に入力信号(SI)が出力さ
れず、第2の状態で入力信号(SI)が出力され、かつ
安定に第1の状態から第2の状態に平滑に移行し、状態
切替えの際に増幅部(12)の入力電位が急激に変動す
ることが抑止されている。
【0012】このため、状態切替えの際に増幅部(1
2)の入力電位が急激に変動することが抑止されている
ので、それが原因で生じるポップノイズを抑止すること
が可能となる。また、微弱な信号が第1の状態でも流れ
ている従来例と異なり、第1の状態においては、入力信
号(SI)が増幅部(12)に出力されず、第2の状態
ではじめて増幅部(12)に出力されるので、いかなる
大きな入力信号(SI)が入力されても、いかなる微弱
な音漏れも生じない。
【0013】さらに、従来例のように、入力側に設けら
れた直流成分をカットするコンデンサ(C1)の外部に
切替えトランジスタ(Q6)を外付けで設ける必要がな
いので、回路全体を1個のICの中に組み込むことが可
能となる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例に係る増幅回路につい
て図面を参照しながら説明する。本実施例に係る増幅回
路は、オーディオアンプに用いられる増幅回路である。
本発明の実施例に係る増幅回路は、図2に示すように、
信号調整部(11),増幅部(12)からなる。
【0015】最初に、信号調整部(11)から説明す
る。信号調整部(11)は、入力信号(SI)を入力し
て、モードに応じて増幅部(12)に入力信号(SI)
を出力/非出力する回路であって、第1のトランジスタ
回路(11A),第2のトランジスタ回路(11B),
第3のトランジスタ回路(11C),第4のトランジス
タ回路(11D),第1のスイッチング回路(11E)
及び第2のスイッチング回路(11F)からなる。
【0016】第1のトランジスタ回路(11A)は、第
1の選択切替え回路の一実施例であって、バイポーラト
ランジスタ(以下トランジスタと称する)(QA1,Q
A2)のエミッタが接続されてなり、その接続部が第1
のスイッチング回路(11E)のトランジスタ(Q1
3)のコレクタに接続されている。さらに、トランジス
タ(QA1)のベースは抵抗(R10),コンデンサ
(C10)を介して入力端子(IT)に接続され、抵抗
(R11)を介して接地されている。また、トランジス
タ(QA1)のコレクタは正電源(+Vcc)に接続さ
れている。
【0017】さらに、トランジスタ(QA1)のコレク
タとベースは接続され、その接続部が第2のトランジス
タ回路(11B)のトランジスタ(QB1)のベース及
び定電流源(TS1)に接続されている。第2のトラン
ジスタ回路(11B)は、第2の選択切替え回路の一実
施例であって、トランジスタ(QB1)のエミッタとト
ランジスタ(QB2)のエミッタとが接続されてなり、
その接続部が第1のスイッチング回路(11E)のトラ
ンジスタ(Q14)のコレクタに接続され、トランジス
タ(QB1)のベースとコレクタとが接続され、その接
続部が定電流源(TS1)に接続されている。
【0018】また、トランジスタ(QB2)のコレクタ
は正電源(+Vcc)に接続されており、トランジスタ
(QB2)のベースは、第4のトランジスタ回路(11
D)のトランジスタ(QD2)に接続されている。第3
のトランジスタ回路(11C)は、第3の選択切替え回
路の一実施例であって、トランジスタ(QC1)のエミ
ッタとトランジスタ(QC2)のエミッタとが接続され
てなり、その接続部が第2のスイッチング回路(11
F)のトランジスタ(Q15)のコレクタに接続され、
トランジスタ(QC1)のベースが抵抗(R10),コ
ンデンサ(C10)を介して入力端子に接続され、トラ
ンジスタ(QC1)のコレクタは正電源(+Vcc)に
接続されている。
【0019】また、トランジスタ(QC2)のコレクタ
とベースは接続され、その接続部が第4のトランジスタ
回路(11D)のトランジスタ(QD1)のベース及び
定電流源(TS3)に接続されている。第4のトランジ
スタ回路(11D)は、第4の選択切替え回路の一実施
例であって、トランジスタ(QD1)のエミッタとトラ
ンジスタ(QD2)のエミッタとが接続されてなり、そ
の接続部が第2のスイッチング回路(11F)のトラン
ジスタ(Q16)のコレクタに接続され、トランジスタ
(QD1)のベースとコレクタとが接続され、その接続
部が定電流源(TS3)に接続されており、同時にこの
接続部は増幅部(12)に信号を出力する内部出力端子
(NT)に接続されている。
【0020】また、トランジスタ(QD2)のコレクタ
は正電源(+Vcc)に接続されており、トランジスタ
(QD2)のベースは、抵抗(R12)を介して接地さ
れている。上記した第1〜第4のトランジスタ回路(1
1A〜11D)は、相互に連動して動作することによ
り、入力信号(SI)を増幅部(12)に出力/非出力
する回路である。
【0021】第1のスイッチング回路(11E)は、第
1の選択制御回路の一実施例であって、トランジスタ
(Q11,Q13,Q14),抵抗(R13,R15,
R17,R19),定電流源(TS2)及びツェナーダ
イオード(ZD11)からなり、モード切替え信号(M
S)に基づいて第1,第2のトランジスタ回路(11
A,11B)の駆動状態を制御するものである。
【0022】第2のスイッチング回路(11F)は、第
2の選択制御回路の一実施例であって、トランジスタ
(Q12,Q15,Q16),抵抗(R14,R16,
R18,R20),定電流源(TS4)及びツェナーダ
イオード(ZD12)からなり、モード切替え信号(M
S)に基づいて第3,第4のトランジスタ回路(11
C,11D)の駆動状態を制御するものである。
【0023】なお、上記回路において、抵抗(R11)
と抵抗(R12)の抵抗値、抵抗(R13)と抵抗(R
14)の抵抗値、抵抗(R15)と抵抗(R16)との
抵抗値、抵抗(R17)と抵抗(R18)の抵抗値、抵
抗(R19)と抵抗(R20)の抵抗値はそれぞれ等し
く、トランジスタ(QA1)のベースが抵抗(R1
0),コンデンサ(C10)を介して入力端子に接続さ
れ、トランジスタ(QA1,QA2,QB1,QB2,
QC1,QC2,QD1,QD2)の特性は全て等し
く、トランジスタ(Q13,Q14,Q15,Q16)
の特性は全て等しい。
【0024】よって、第1のスイッチング回路(11
E)は第2のスイッチング回路(11F)と等価な回路
であって、第1〜第4のトランジスタ回路(11A〜1
1D)は全て等価な回路である。次に、増幅部(12)
について説明する。増幅部(12)は信号調整部(1
1)から出力された入力信号(SI)を増幅し、電流変
換してさらに増幅し、スピーカーなどの外部機器に出力
する回路であって、差動増幅器(12A),カレントミ
ラー回路(12B),電流増幅器(IA)からなる。
【0025】差動増幅器(12A)の2入力の一方は信
号調整部(11)の内部出力端子(NT)に接続され、
他方は電流増幅器(IA)の出力に接続され、負帰還回
路(NF)が形成されている。以下で当該回路の動作
を、ミュートモード、プレイモードの2つのモードにつ
いて説明する。ミュートモードとは、第1の状態の一実
施例であって、当該増幅回路に電流が流れているが、
(例えばスピーカーなどから)外部に音などの増幅信号
が出力されない状態であり、プレイモードとは第2の状
態の一実施例であって、当該増幅回路に電流が流れ、か
つ外部に音などの増幅信号が出力される状態である。
【0026】まず、ミュートモードについて説明する。
このとき、回路の電源が立ち上がり、ローレベルのモー
ド切替え信号(MS)が出力される。すると、ベース電
流が流れないのでトランジスタ(Q11,Q12)はO
FF状態になる。すると、接地電位側からトランジスタ
(Q13)のベースに電流が流れるので、トランジスタ
(Q13)のベース電流が増加してトランジスタ(Q1
3)はON状態になる。
【0027】トランジスタ(Q13)がONされること
によってトランジスタ(QA1,QA2)のエミッタ電
位が低下し、トランジスタ(QA1,QA2)がONさ
れる。一方、このときトランジスタ(Q14)はOFF
されているので、トランジスタ(QB1,QB2)のエ
ミッタ電位は低下せず、OFF状態を保持している。
【0028】同様にして、トランジスタ(Q12)がO
FF状態なので、接地側からトランジスタ(Q16)に
電流が流れ、トランジスタ(Q16)のベース電流が増
加してトランジスタ(Q16)がONされ、トランジス
タ(QD1,QD2)のエミッタ電位が低下し、トラン
ジスタ(QD1,QD2)がONされる。また、トラン
ジスタ(Q15)はOFF状態を保持しているので、ト
ランジスタ(QC1,QC2)のエミッタ電位は低下せ
ずに、トランジスタ(QC1,QC2)もまたOFF状
態を保持している。
【0029】よって、ミュートモードにおいて、各第1
〜第4のトランジスタ回路(11A〜11D)のトラン
ジスタ(QA1〜QD2)の動作状態は、図3に示すよ
うになる。従って、当該回路には 1) 正電源(+Vcc)→トランジスタ(QA1)→
トランジスタ(Q13) 2) 正電源(+Vcc)→定電流源(TS1)→トラ
ンジスタ(QA2)→トランジスタ(Q13) 3) 正電源(+Vcc)→トランジスタ(QD2)→
トランジスタ(Q16) 4) 正電源(+Vcc)→定電流源(TS3)→トラ
ンジスタ(QD1)→トランジスタ(Q16) というような経路で電流が流れる。
【0030】この状態で、入力端子(IT)からオーデ
ィオ信号(SI)が信号調整部(11)に入力される
と、トランジスタ(QA1)のベース及びトランジスタ
(QC1)のベースに入力される。このとき、増幅部
(12)の入力側に接続される内部出力端子(NT)の
電位は、第3のトランジスタ回路(11C)のトランジ
スタ(QC2)のベース電位に等しい。
【0031】従って、かりにトランジスタ(QC1),
トランジスタ(QC2)及びトランジスタ(Q15)が
ON状態になっていたとすると、トランジスタ(QC
1)のベースにオーディオ信号(SI)が入力され、そ
れに応じてトランジスタ(QC1)のエミッタ電流が変
動するので、トランジスタ(QC1)とエミッタが共通
であるトランジスタ(QC2)のエミッタ電流もそれに
連動して変動し、トランジスタ(QC2)のベース電位
が変動する。よって、オーディオ信号(SI)に対応し
てトランジスタ(QC2)のベース電位が変動し、内部
出力端子(NT)からオーディオ信号(SI)が増幅部
(12)に出力されることになる。
【0032】しかし、ミュートモードにおいてはトラン
ジスタ(QC1)及びトランジスタ(QC2)がOFF
されているので、トランジスタ(QC2)のベースには
定電流が流れるだけで、トランジスタ(QC2)のベー
ス電位すなわち内部出力端子(NT)の電位はオーディ
オ信号(SI)に対応して変動しない。よって、この状
態では、内部出力端子(NT)からは信号が出力されな
いことになる。
【0033】さらに、当該回路では抵抗(R11)と抵
抗(R12)との抵抗値が等しいので、トランジスタ
(QA1)のベース電位とトランジスタ(QD2)のベ
ース電位は等しく、かつトランジスタ(QC1)や、ト
ランジスタ(QB2)のベース電位とも等しい。しか
も、第1〜第4のトランジスタ回路(11A〜11D)
が全て等価な回路であるため、この回路に用いられたト
ランジスタのベース電位が全て等しくなり、安定化され
た状態になっている。
【0034】次に、ミュートモードからプレイモードに
モードを切替えた状態における当該回路の動作を説明す
る。まず、モード切替え信号(MS)がローレベルから
ハイレベルに切り替わってトランジスタ(Q11,Q1
2)に出力される。すると、ベース電流が流れるのでト
ランジスタ(Q11,Q12)はON状態になる。する
と、接地電位側からトランジスタ(Q11)のベースに
電流が流れるので、トランジスタ(Q13)のベース電
流が減少してトランジスタ(Q13)はOFF状態にな
る。
【0035】トランジスタ(Q13)がOFFされるこ
とによってトランジスタ(QA1,QA2)のエミッタ
電位が固定され、トランジスタ(QA1,QA2)がO
FFされる。一方、トランジスタ(Q11)がONされ
るので、接地電位からツェナーダイオード(ZD11)
へと流れる電流が増大し、トランジスタ(Q14)がO
Nされる。従って、トランジスタ(QB1,QB2)の
エミッタ電位が低下して、ON状態になる。
【0036】同様にして、トランジスタ(Q12)がO
N状態になるので、接地側からトランジスタ(Q16)
に電流が流れ、トランジスタ(Q16)のベース電流が
減少してトランジスタ(Q16)がOFFされ、トラン
ジスタ(QD1,QD2)のエミッタ電位の低下がなく
なり、トランジスタ(QD1,QD2)がOFFされ
る。
【0037】また、トランジスタ(Q12)がONされ
るので、接地電位からツェナーダイオード(ZD12)
へと流れる電流が増大し、トランジスタ(Q15)がO
Nされる。従って、トランジスタ(QC1,QC2)の
エミッタ電位が低下し、トランジスタ(QC1,QC
2)もまたON状態になる。よって、プレイモードにお
いて、各第1〜第4のトランジスタ回路(11A〜11
D)のトランジスタ(QA1〜QD2)の動作状態は、
図3に示すようになる。
【0038】このため、当該回路には 1) 正電源(+Vcc)→トランジスタ(QB2)→
トランジスタ(Q14) 2) 正電源(+Vcc)→定電流源(TS1)→トラ
ンジスタ(QB1)→トランジスタ(Q14) 3) 正電源(+Vcc)→トランジスタ(QC1)→
トランジスタ(Q15) 4) 正電源(+Vcc)→定電流源(TS3)→トラ
ンジスタ(QC2)→トランジスタ(Q14) というような経路で電流が流れる。
【0039】この状態で、入力端子(IT)からオーデ
ィオ信号(SI)が信号調整部(11)に入力される
と、トランジスタ(QA1)のベース及びトランジスタ
(QC1)のベースに入力される。このとき、トランジ
スタ(QC1),トランジスタ(QC2)及びトランジ
スタ(Q15)がON状態になっているので、オーディ
オ信号(SI)に応じてトランジスタ(QC1)のエミ
ッタ電流が変動する。
【0040】このため、トランジスタ(QC1)とエミ
ッタが共通であるトランジスタ(QC2)のエミッタ電
流もそれに連動して変動し、トランジスタ(QC2)の
ベース電位がそれにつれて変動する。従って、オーディ
オ信号(SI)に対応してトランジスタ(QC2)のベ
ース電位が変動するので、内部出力端子(NT)からオ
ーディオ信号(SI)が増幅部(12)に出力されるこ
とになる。
【0041】こうして内部出力端子(NT)から出力さ
れたオーディオ信号(SI)が増幅部(12)の初段の
増幅部である差動増幅器(12A)に入力され、トラン
ジスタ(Q21)によって電流変換され、電流増幅器
(IA)に出力される。電流増幅器(IA)によってそ
の電流がさらに増幅され、不図示の外部のスピーカに出
力されることにより、オーディオ信号(SI)が音とし
て外部に出力される。
【0042】当該回路において、ミュートモードからプ
レイモードにモードを切り換えたときには、増幅部(1
2)の入力部に接続される内部出力端子(NT)の電位
すなわちトランジスタ(QC2)のベース電位が、ミュ
ートモードにおいて一定電位で安定化されているので、
プレイモードに切り換えた瞬間に、急激に変動すること
もなく、電位変動が少なく平滑にプレイモードに移行す
るので、増幅部(12)の入力電位が急激に変動するこ
とによって生じるポップノイズを抑止することが可能に
なる。
【0043】また、図4に示す従来例では、ミュートモ
ードにおいて、差動増幅部(1)の入力部に、入力信号
(SI)が圧縮された微弱な信号が入力されており、微
弱な音が出力される可能性があったが、本実施例の回路
においては、ミュートモードで完全に信号が増幅部(1
2)に入力されない状態になっているので、いかなる大
きな信号が入力されても、いかなる微弱な音も漏らすこ
となく、ポップノイズを抑止することが可能となる。
【0044】さらに、従来例のように、入力側に設けら
れた直流成分をカットするコンデンサ(C1)の外部に
切替えトランジスタ(Q6)を外付けで設ける必要がな
いので、回路全体を1個のICの中に組み込むことが可
能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る増幅
回路によれば、状態切替え信号(MS)に基づいて、入
力信号(SI)を増幅して外部に出力する回路であっ
て、図1に示すように、信号調整部(11)と、増幅部
(12)とを具備し、信号調整部(11)は、第1の選
択制御回路(11E),第2の選択制御回路(11
F),第1の選択切替え回路(11A),第2の選択切
替え回路(11B),第3の選択切替え回路(11C)
及び第4の選択切替え回路(11D)とから成る。
【0046】このため、状態切替えの際に増幅部(1
2)の入力電位が急激に変動することが抑止されている
ので、それが原因で生じるポップノイズを抑止すること
が可能となる。また、いかなる微弱な音漏れも生じず、
回路全体を1個のICの中に組み込むことも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る増幅回路の原理図である。
【図2】本発明の実施例に係る増幅回路の回路図であ
る。
【図3】本発明の実施例に係る増幅回路の動作を説明す
る図である。
【図4】従来例に係る増幅回路の回路図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号(S1)を増幅して外部に出力
    する回路であって、状態切替え信号(MS)に基づい
    て、外部に信号を出力しない第1の状態では入力信号
    (S1)を増幅部(12)に出力せず、外部に信号を出
    力する第2の状態で入力信号(S1)を前記増幅部(1
    2)に出力する信号調整部(11)と、該信号調整部
    (11)から出力される入力信号(S1)を増幅して外
    部に出力する増幅部(12)とを具備し、 前記信号調整部(11)は、前記状態切替え信号(M
    S)に基づいて、第1の選択切替え回路(11A)及び
    該第1の選択切替え回路(11A)と等価な第2の選択
    切替え回路(11B)の制御をする第1の選択制御回路
    (11E)と、 前記状態切替え信号(MS)に基づいて、前記第1の選
    択切替え回路(11A)と等価な第3の選択切替え回路
    (11C)及び第4の選択切替え回路(11D)の動作
    制御をする前記第1の選択制御回路(11E)と等価な
    第2の選択制御回路(11F)とよりなり、前記第1の状態では状態切替え信号(MS)に基づき第
    1及び第2の選択制御回路(11E)、(11F)によ
    り、前記第2の選択切替え回路(11B)と第3の選択
    切替え回路(11C)を不動作し、前記第1の選択切替
    え回路(11A)と第4の選択切替え回路(11D)を
    動作させ、増幅部(12)に入力信号(S1)を出力せ
    ず、 前記第2の状態では状態切替え信号(MS)に基づき第
    1及び第2の選択制御回路(11E)、(11F)によ
    り、第2の選択切替え回路(11B)と第3の選択切替
    え回路(11C)を動作し、前記第1の選択切替え回路
    (11A)と第4の選択切替え回路(11D)を不動作
    させ、増幅部(12)に入力信号(S1)を出力させる
    ことを特徴とする増幅回路。
  2. 【請求項2】 入力信号(S1)を増幅して外部に出力
    する回路であって、状態切替え信号(MS)に基づい
    て、外部に信号を出力しない第1の状態では入力信号
    (S1)を増幅部(12)に出力せず、外部に信号を出
    力する第2の状態で入力信号(S1)を前記増幅部(1
    2)に出力する信号調整部(11)と、該信号調整部
    (11)から出力される入力信号(S1)を増幅して外
    部に出力する増幅部(12)とを具備し、 前記信号調整部(11)は、前記状態切替え信号(M
    S)に基づいて、第1の選択切替え回路(11A)及び
    該第1の選択切替え回路と等価な第2の選択切替え回路
    (11B)の動作制御をする第1の選択制御回路(11
    E)と、 前記状態切替え信号(MS)に基づいて、前記第1の選
    択切替え回路(11A)と等価な第3の選択切替え回路
    (11C)及び第4の選択切替え回路(11D)の動作
    制御をする前記第1の選択制御回路(11E)と等価な
    第2の選択制御回路(11F)と、 前記第3の選択切替え回路(11C)の動作制御に係る
    第1の選択切替え回路(11A)と、前記第4の選択切
    替え回路(11D)の動作制御に係る第2の選択切替え
    回路(11B)と、 前記第1の選択切替え回路(11A)に、前記第2の選
    択切替え回路(11B) と前記第3の選択切替え回路(11C)とが接続され、
    前記第2の選択切替え回路(11B)と前記第4の選択
    切替え回路(11D)とが接続され、前記第3の選択切
    替え回路(11C)と前記第4の選択切替え回路(11
    D)とが接続され、 前記第1の選択切替え回路(11A)と前記第3の選択
    切替え回路(11C)との接続部から前記入力信号(S
    1)が入力され、前記第3の選択切替え回路(11C)
    と前記第4の選択切替え回路(11D)との接続部から
    前記入力信号(S1)が前記増幅部(12)に入力され
    るようにし、 前記第1の状態では状態切替え信号(MS)に基づき第
    1及び第2の選択制御回路(11E)、(11F)によ
    り、前記第2の選択切替え回路(11B)と第3の選択
    切替え回路(11C)を不動作し、前記第1の選択切替
    え回路(11A)と第4の選択切替え回路(11D)を
    動作させ、増幅部(12)に入力信号(S1)を出力せ
    ず、 前記第2の状態では状態切替え信号(MS)に基づく第
    1及び第2の選択制御回路(11E)、(11F)によ
    り、第2の選択切替え回路(11B)と第3の選択切替
    え回路(11C)を動作し、前記第1の選択切替え回路
    (11A)と第 4の選択切替え回路(11D)を不動作
    させ、増幅部(12)に入力信号(S1)を出力させる
    ことを特徴とする増幅回路。
  3. 【請求項3】 入力信号(S1)を増幅して外部に出力
    する回路であって、状態切替え信号(MS)に基づい
    て、外部に信号を出力しない第1の状態では入力信号
    (S1)を増幅部(12)に出力せず、外部に信号を出
    力する第2の状態で入力信号(S1)を前記増幅部(1
    2)に出力する信号調整部(11)と、該信号調整部
    (11)から出力される入力信号(S1)を増幅して外
    部に出力する増幅部(12)とを具備し、 前記信号調整部(11)は、前記状態切替え信号(M
    S)に基づいて、第1の選択切替え回路(11A)及び
    該第1の選択切替え回路(11A)と等価な第2の選択
    切替え回路(11B)の動作制御をする第1の選択制御
    回路(11E)と、 前記状態切替え信号(MS)に基づいて、前記第1の選
    択切替え回路と等価な第3の選択切替え回路(11C)
    及び第4の選択切替え回路(11D)の動作制御をする
    前記第1の選択制御回路(11E)と等価な第2の選択
    制御回路(11F)と、 前記第3の選択切替え回路(11C)の動作制御に係る
    第1の選択切替え回路(11A)と、前記第4の選択切
    替え回路(11D)の動作制御に係る第2の選択切替え
    回路(11B)と、 第1の状態では増幅部(12)に入力信号(S1)を出
    力せず、第2の状態で入力信号(S1)を出力する第3
    の選択切替え回路(11C)及び第4の選択切替え回路
    (11D)とから成り、 前記第1の選択制御回路(11E)は、トランジスタ
    (Q13)のエミッタと該トランジスタ(Q13)と同
    一特性のトランジスタ(Q14)のエミッタとが接続さ
    れ、該接続部に定電流源(TS2)を介して負電源(−
    Vcc)が接続され、 前記トランジスタ(Q13)のベースが抵抗(R13)
    を介して接地され、該抵抗(R13)と前記トランジス
    タ(Q13)のベースとの接続部に、抵抗(R15)を
    介して前記トランジスタ(Q11)のコレクタが接続さ
    れ、 前記トランジスタ(Q11)のエミッタが負電源(−V
    cc)に接続され、該トランジスタ(Q11)のベース
    が前記状態切替え信号(MS)の入力部となり、 前記トランジスタ(Q14)のベースが抵抗(19)を
    介して接地され、前記トランジスタ(Q14)のベース
    にツェーナーダイオード(ZD11)の一方が接続さ
    れ、他方が負電源(−Vcc)に接続されてなり、 前記第2の選択制御回路(11F)は、前記トランジス
    タ(Q11)と同一特性のトランジスタ(Q15)のエ
    ミッタとトランジスタ(Q16)のエミッタとが接続さ
    れ、該接続部に定電流源(TS4)を介して負電源(−
    Vcc)に接続されてなり、 前記トランジスタ(Q16)のベースが抵抗(R14)
    を介して接地され、該抵抗(R14)と前記トランジス
    タ(Q16)のベースとの接続部に、抵抗(R16)を
    介してトランジスタ(Q12)のコレクタが接続され、 前記トランジスタ(Q12)のコレクタが負電源(−V
    cc)に接続され、該トランジスタ(Q12)のベース
    が状態切替え信号(MS)の入力部となり、 前記トランジスタ(Q15)のベースが抵抗(R20)
    を介して接地され、前記トランジスタ(Q15)のベー
    スにツェナーダイオード(ZD12)の一方が接続さ
    れ、他方が負電源(-Vcc)に接続されてなり、 第1の選択切替え回路(11A)はトランジスタ(QA
    1)のエミッタと該トランジスタ(QA1)と同一特性
    トランジスタ(QA2)のエミッタとが接続されてな
    り、第2の選択切替え回路(11B)は、前記トランジ
    スタ(QA1)と同一特性のトランジスタ(QB1)の
    エミッタとトランジスタ(QB2)のエミッタとが接続
    されてなり、 第3の選択切替え回路(11C)は前記トランジスタ
    (QA1)と同一特性のトランジスタ(QC1)のエミ
    ッタとトランジスタ(QC2)のエミッタとが接続され
    てなり、第4の選択切替え回路(11D)は、前記トラ
    ンジスタ(QA1)と同一特性のトランジスタ(QD
    1)のエミッタとトランジスタ(QD2)のエミッタと
    が接続されてなり、 かつ、前記トランジスタ(QA1)のエミッタとトラン
    ジスタ(QA2)のエミッタとの接続部が前記トランジ
    スタ(Q13)のコレクタに接続され、前記トランジス
    タ(QA1)のコレクタが正電源(+Vcc)に接続さ
    れ、前記トランジスタ(QA1)のベースが入力信号
    (S1)に入力部になり、前記トランジスタ(QA1)
    のベースが抵抗(R11)を介して接地され、 前記トランジスタ(QA2)のベースとコレクタが接続
    され、該接続部が定電流源(TS1)を介して正電源
    (+Vcc)に接続され、 前記トランジスタ(QB1)のエミッタとトランジスタ
    (QB2)のエミッタとの接続部が前記トランジスタ
    (Q14)のコレクタに接続され、前記トランジスタ
    (QB1)のコレクタが正電源(+Vcc)に接続され、
    前記トランジスタ(QB2)のベースが前記トランジス
    タ(QD2)のベースに接続され、 前記トランジスタ(QB1)のベースとコレクタが接続
    され、該接続部が前記トランジスタ(QA1)のベース
    に接続され、 前記トランジスタ(QC1)のエミッタとトランジスタ
    (QC2)のエミッタとの接続部が前記トランジスタ
    (Q15)のコレクタに接続され、前記トランジスタ
    (QC1)のコレクタが正電源(+Vcc)に接続され、
    前記トランジスタ(QC1)のベースが入力信号(S
    1)の入力部になり、 前記トランジスタ(QC2)のベースとコレクタが接続
    され、該接続部が定電流源(TS3)を介して正電源
    (+Vcc)に接続され、前記トランジスタ(QA1)のエミッタとトランジスタ
    (QA2)のエミッタとの接続部が前記トランジスタ
    (Q13)のコレクタに接続され、前記トランジスタ
    (QA1)のコレクタが正電源(+Vcc)に接続され、
    前記トランジスタ(QA1)のベースが入力信号(S
    1)に入力部になり、 前記トランジスタ(QC2)のベースとコレクタが接続
    され、該接続部が定電流源(TS3)を介して正電源
    (+Vcc)に接続され、 前記トランジスタ(QD1)のエミッタとトランジスタ
    (QD2)のエミッタとの接続部が前記トランジスタ
    (Q16)のコレクタに接続され、前記トランジスタ
    (QD2)のコレクタが正電源(+Vcc)に接続され、
    前記トランジスタ(QD2)のベースが前記抵抗(R1
    1)と同一抵抗値を有する抵抗(R12)を介して接地
    され、 前記トランジスタ(QD1)のベースとコレクタが接続
    され、該接続部が前記トランジスタ(QC2)のベース
    に接続され、該接続部が信号調整部(11)の出力部と
    して増幅部(12)の入力部に接続されてなることを特
    徴とする増幅回路。
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