JP3331685B2 - X線露光用マスクおよびその製造方法 - Google Patents
X線露光用マスクおよびその製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI、VLSI、U
LSI等に代表される半導体集積回路はいうに及ばずそ
の他のマイクロマシン等々も含めた多方面で必要とされ
るような極めて微細なパターンを、いわゆるフォトリソ
グラフィを応用して形成する際の複製用原画として使用
されるいわゆるフォトマスクに係わり、特にはX線リソ
グラフィに適応されるX線光用マスク(以下、X線マス
クと称する)とその製造方法に関する。
LSI等に代表される半導体集積回路はいうに及ばずそ
の他のマイクロマシン等々も含めた多方面で必要とされ
るような極めて微細なパターンを、いわゆるフォトリソ
グラフィを応用して形成する際の複製用原画として使用
されるいわゆるフォトマスクに係わり、特にはX線リソ
グラフィに適応されるX線光用マスク(以下、X線マス
クと称する)とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】「X線マスク」は、一般に、X線を吸収
しやすい重金属からなるパターンすなわちX線吸収体パ
ターンと、X線の吸収の少ない軽元素からなり前記X線
吸収体パターンを支持するX線透過支持膜と、X線透過
支持膜を主に外周側で支持する枠体とからなっている。
しやすい重金属からなるパターンすなわちX線吸収体パ
ターンと、X線の吸収の少ない軽元素からなり前記X線
吸収体パターンを支持するX線透過支持膜と、X線透過
支持膜を主に外周側で支持する枠体とからなっている。
【0003】そして前記X線吸収体パターンは、X線を
透過させ難い金(Au)、タングステン(W)あるいは
タンタル(Ta)等のような原子番号の大きい物質から
なり、厚さはおおよそ0.2乃至1.0μmをなし微細
パターンとして形成されている。また、X線透過支持膜
はX線を透過させ易いケイ素(Si)、窒化ケイ素(S
iN)、あるいは炭化ケイ素(SiC)等のような軽元
素の物質からなり、厚さはおおよそ0.5乃至2.0μ
mでありいわゆるメンブレンの状態に形成されている。
そして、枠体はケイ素(Si)が通常的に多用され、前
記X線透過支持膜を主に外周側部分で支持する構造にな
っている。
透過させ難い金(Au)、タングステン(W)あるいは
タンタル(Ta)等のような原子番号の大きい物質から
なり、厚さはおおよそ0.2乃至1.0μmをなし微細
パターンとして形成されている。また、X線透過支持膜
はX線を透過させ易いケイ素(Si)、窒化ケイ素(S
iN)、あるいは炭化ケイ素(SiC)等のような軽元
素の物質からなり、厚さはおおよそ0.5乃至2.0μ
mでありいわゆるメンブレンの状態に形成されている。
そして、枠体はケイ素(Si)が通常的に多用され、前
記X線透過支持膜を主に外周側部分で支持する構造にな
っている。
【0004】その一般的な製造方法は、Si基板の表側
面に例えば気相成長法によりX線透過支持膜を形成し、
裏面には保護膜を形成する。その際、表側面のX線透過
支持膜と裏面の保護膜とは同一の物質で両方を同時に形
成する場合が多い。次いで、やはり気相成長法等によ
り、表側面のX線透過支持膜上にX線吸収体層を形成す
る。
面に例えば気相成長法によりX線透過支持膜を形成し、
裏面には保護膜を形成する。その際、表側面のX線透過
支持膜と裏面の保護膜とは同一の物質で両方を同時に形
成する場合が多い。次いで、やはり気相成長法等によ
り、表側面のX線透過支持膜上にX線吸収体層を形成す
る。
【0005】次に、いわゆるフォトリソグラフィの応用
であるが、X線吸収体層上に所望のレジストパターンを
形成し、このレジストパターンをマスクとしてX線吸収
体層をエッチングし、X線吸収体パターンを形成する。
このときレジストとしては、特に微細なパターンを必要
とする場合には、いわゆる電子線レジストを使用するの
が普通である。次に、例えばやはりフォトリソグラフィ
の応用であるが、裏面の保護膜に所定形状の開口部を形
成し、その部分の基板材であるSiをエッチングする。
その結果、X線吸収体パターンが形成されたX線透過支
持膜のメンブレン窓を有する「X線マスク」が得られ
る。(尚、ここでメンブレン窓とは、前記のようにSi
基材が除去されメンブレンの部分が張られた箇所を指
す。)
であるが、X線吸収体層上に所望のレジストパターンを
形成し、このレジストパターンをマスクとしてX線吸収
体層をエッチングし、X線吸収体パターンを形成する。
このときレジストとしては、特に微細なパターンを必要
とする場合には、いわゆる電子線レジストを使用するの
が普通である。次に、例えばやはりフォトリソグラフィ
の応用であるが、裏面の保護膜に所定形状の開口部を形
成し、その部分の基板材であるSiをエッチングする。
その結果、X線吸収体パターンが形成されたX線透過支
持膜のメンブレン窓を有する「X線マスク」が得られ
る。(尚、ここでメンブレン窓とは、前記のようにSi
基材が除去されメンブレンの部分が張られた箇所を指
す。)
【0006】なお、この構成のX線マスクに対して、そ
の裏面側に前記枠体とは別途にさらに補強フレームを設
ける場合も多く、補強フレームも設けた構成のものをや
はり「X線マスク」と称する場合もある。
の裏面側に前記枠体とは別途にさらに補強フレームを設
ける場合も多く、補強フレームも設けた構成のものをや
はり「X線マスク」と称する場合もある。
【0007】さて、上記の如くX線マスクはメンブレン
状のX線透過支持膜の上にX線吸収体パターンを持つ構
造となるので、X線透過支持膜としては適度の引張応力
を持ち静水圧強度の大きいことが要求される。また、X
線マスクはX線露光装置に装填して使用されるが、露光
時に被露光体である半導体基板等に対して位置合わせ
(アライメント)をする必要がある。このアライメント
光としては、400乃至700nmの特定波長の可視光
が用いられている。従ってX線透過支持膜としては可視
光透過率が高いことも要求されている。
状のX線透過支持膜の上にX線吸収体パターンを持つ構
造となるので、X線透過支持膜としては適度の引張応力
を持ち静水圧強度の大きいことが要求される。また、X
線マスクはX線露光装置に装填して使用されるが、露光
時に被露光体である半導体基板等に対して位置合わせ
(アライメント)をする必要がある。このアライメント
光としては、400乃至700nmの特定波長の可視光
が用いられている。従ってX線透過支持膜としては可視
光透過率が高いことも要求されている。
【0008】そこで、一般的には、前記の要求特性を満
足するX線透過支持膜として、Si、SiN、SiCな
どのSiを構成元素とするアモルファス構造の薄膜が適
用されている。尚、その成膜方法としては、特に減圧C
VD法やスパッタリング法が使用されている。
足するX線透過支持膜として、Si、SiN、SiCな
どのSiを構成元素とするアモルファス構造の薄膜が適
用されている。尚、その成膜方法としては、特に減圧C
VD法やスパッタリング法が使用されている。
【0009】ところが、X線マスクには、次のことも重
要な特性のひとつとして要求されている。つまり、X線
マスクは、その使用に際して、X線の照射が長期間にわ
たり何度も繰り返し行なわれるので、X線透過支持膜は
X線照射に対する耐性が優れていることが必要なのであ
る。
要な特性のひとつとして要求されている。つまり、X線
マスクは、その使用に際して、X線の照射が長期間にわ
たり何度も繰り返し行なわれるので、X線透過支持膜は
X線照射に対する耐性が優れていることが必要なのであ
る。
【0010】しかるに、従来の前記Si、SiNあるい
はSiCのようなSiを構成元素とした単層膜のX線透
過支持膜では、X線の照射に際して、特に照射の初期段
階でSi−Si、Si−NあるいはSi−Cなどの結合
が切断されたり、また膜表面の酸化が進行したりしてし
まう現象がみられる。その結果、X線透過支持膜には変
色、可視光透過率の低下あるいはパターンの位置ずれ、
等といったX線照射損傷が発生しやすかった。すなわ
ち、従来のX線透過支持膜では、そのX線照射に対する
耐性が決して充分とは言えなかった。
はSiCのようなSiを構成元素とした単層膜のX線透
過支持膜では、X線の照射に際して、特に照射の初期段
階でSi−Si、Si−NあるいはSi−Cなどの結合
が切断されたり、また膜表面の酸化が進行したりしてし
まう現象がみられる。その結果、X線透過支持膜には変
色、可視光透過率の低下あるいはパターンの位置ずれ、
等といったX線照射損傷が発生しやすかった。すなわ
ち、従来のX線透過支持膜では、そのX線照射に対する
耐性が決して充分とは言えなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来の問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、Siを構成元素とするX線透過支持膜のX線照射耐
性を改善し、前記の変色、可視光透過率の低下、そして
パターンの位置ずれが低減できるX線マスクと、容易に
且つ安定して生産性良く行なえるそれの製造方法を提供
することにある。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、Siを構成元素とするX線透過支持膜のX線照射耐
性を改善し、前記の変色、可視光透過率の低下、そして
パターンの位置ずれが低減できるX線マスクと、容易に
且つ安定して生産性良く行なえるそれの製造方法を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明が提供する手段とは、すなわち、請求項1の発
明として、ケイ素を主な構成元素とするX線透過支持膜
を有するX線露光用マスクにおいて、該X線透過支持膜
の少なくとも一方の面の表面層は、ケイ素と結合してい
る元素のうち原子数割合で50%以上が酸素であり、表
面からの深さDが0<D≦100nmであることを特徴
とするX線露光用マスクである。
に本発明が提供する手段とは、すなわち、請求項1の発
明として、ケイ素を主な構成元素とするX線透過支持膜
を有するX線露光用マスクにおいて、該X線透過支持膜
の少なくとも一方の面の表面層は、ケイ素と結合してい
る元素のうち原子数割合で50%以上が酸素であり、表
面からの深さDが0<D≦100nmであることを特徴
とするX線露光用マスクである。
【0013】
【0014】また、X線露光用マスクの製造方法におい
て、X線透過支持膜を減圧CVD装置で成膜した後、該
減圧CVD装置の反応管を酸素の熱拡散炉として用いる
ことによってX線透過支持膜の表面からの深さDが0<
D≦100nmの表面層を酸化させることを特徴とする
X線露光用マスクの製造方法である。これによると、X
線透過支持膜の片側のみの表面層が酸化されたX線マス
クを、容易に実現できる。
て、X線透過支持膜を減圧CVD装置で成膜した後、該
減圧CVD装置の反応管を酸素の熱拡散炉として用いる
ことによってX線透過支持膜の表面からの深さDが0<
D≦100nmの表面層を酸化させることを特徴とする
X線露光用マスクの製造方法である。これによると、X
線透過支持膜の片側のみの表面層が酸化されたX線マス
クを、容易に実現できる。
【0015】あるいは、X線露光用マスクの製造方法に
おいて、X線透過支持膜をメンブレン化した後、酸素の
熱拡散によってX線透過支持膜の表面を表面からの深さ
Dが0<D≦100nm酸化させることを特徴とするX
線露光用マスクの製造方法である。これによると、X線
透過支持膜の両面についてほぼ全域の表面層が酸化され
たX線マスクを、容易に実現できる。
おいて、X線透過支持膜をメンブレン化した後、酸素の
熱拡散によってX線透過支持膜の表面を表面からの深さ
Dが0<D≦100nm酸化させることを特徴とするX
線露光用マスクの製造方法である。これによると、X線
透過支持膜の両面についてほぼ全域の表面層が酸化され
たX線マスクを、容易に実現できる。
【0016】
【0017】ところで、表面層は表面からの深さDを前
記のように0<D≦100nmとしたが、特に好ましく
は40≦D≦70nmである。なお、前記の深さDを数
値限定した理由を次に述べる。すなわち、 ・深さが浅い場合には、製造時間が短く、また低コスト
で済む。但し、あまりに浅過ぎると、X線照射に対する
耐性が次第に満足ゆかなくなってしまうことから好まし
くない。 ・また、深さが深い場合には、X線照射に対する耐性は
満足ゆくほど高まるという点では好ましい。但し、あま
りに深過ぎると、製造時間が長くかかり、またコストも
嵩んでしまうことから好ましくない。 − さらに、片面のみの場合は、X線透過支持膜の内部
応力の分布(特に厚さ方向の分布)に不釣合いが生じ
て、パターン位置精度を劣化させてしまうため、あまり
に深くするわけにはいかない。 − そして、両面の場合でも、方側を枠体により支持さ
れているため、やはりX線透過支持膜の内部応力の分布
に不釣合いが生じやすく、パターン位置精度を劣化させ
てしまうため、あまりに深くするわけにはいかない。 ・なお、D=0では当該表面層が存在せず、従って当然
ながら本発明には含まれない。
記のように0<D≦100nmとしたが、特に好ましく
は40≦D≦70nmである。なお、前記の深さDを数
値限定した理由を次に述べる。すなわち、 ・深さが浅い場合には、製造時間が短く、また低コスト
で済む。但し、あまりに浅過ぎると、X線照射に対する
耐性が次第に満足ゆかなくなってしまうことから好まし
くない。 ・また、深さが深い場合には、X線照射に対する耐性は
満足ゆくほど高まるという点では好ましい。但し、あま
りに深過ぎると、製造時間が長くかかり、またコストも
嵩んでしまうことから好ましくない。 − さらに、片面のみの場合は、X線透過支持膜の内部
応力の分布(特に厚さ方向の分布)に不釣合いが生じ
て、パターン位置精度を劣化させてしまうため、あまり
に深くするわけにはいかない。 − そして、両面の場合でも、方側を枠体により支持さ
れているため、やはりX線透過支持膜の内部応力の分布
に不釣合いが生じやすく、パターン位置精度を劣化させ
てしまうため、あまりに深くするわけにはいかない。 ・なお、D=0では当該表面層が存在せず、従って当然
ながら本発明には含まれない。
【0018】なお、本発明に係わるX線マスクは、補強
フレームが設けられていないものに関して主に述べてい
るが、接着剤や熱(電気的作用も含む)によるものと限
らず何らかの接合手段によって補強フレームが設けられ
ているものについても、産業上の利用として当然のこと
ながら適用可能である。
フレームが設けられていないものに関して主に述べてい
るが、接着剤や熱(電気的作用も含む)によるものと限
らず何らかの接合手段によって補強フレームが設けられ
ているものについても、産業上の利用として当然のこと
ながら適用可能である。
【0019】以下では図面に従って本発明を更に詳細に
説明する。(図1)は、本発明に係わるX線マスク一例
の断面図である。X線透過支持膜1のパターン側の面
は、表面から数十nmの深さにわたって酸化層2となっ
ている。その酸化の程度はSiと結合している元素が原
子数比で酸素が50%以上である。
説明する。(図1)は、本発明に係わるX線マスク一例
の断面図である。X線透過支持膜1のパターン側の面
は、表面から数十nmの深さにわたって酸化層2となっ
ている。その酸化の程度はSiと結合している元素が原
子数比で酸素が50%以上である。
【0020】(図2)は、本発明に係わるX線マスクの
別の一例の断面図である。X線透過支持膜3は両面側と
も、その表面から数十nmの深さにわたる部分が酸化層
4、5となっている。ここで、その酸化の程度として
は、Siと結合している元素が両面側とも原子数割合で
酸素が50%以上となっている。
別の一例の断面図である。X線透過支持膜3は両面側と
も、その表面から数十nmの深さにわたる部分が酸化層
4、5となっている。ここで、その酸化の程度として
は、Siと結合している元素が両面側とも原子数割合で
酸素が50%以上となっている。
【0021】(図3)は(図1)のX線マスクの製造方
法の概要を断面図を用いて工程順に示す説明図である。
シリコンウェハーなどのシリコン基板6上に、減圧CV
D法を用いてX線透過支持膜(SiN、SiCなど)7
を成膜する(同図(a)参照)。X線透過支持膜7を成
膜するためのガスを停止し、チャンバー内の真空引きを
充分に行なった後、酸素ガスや水蒸気若しくはこれらと
アルゴンや窒素ガスなどの混合ガスをチャンバー内に導
入して、適当な時間酸素原子を熱拡散させることによっ
てX線透過支持膜7の表面に酸化層8を形成する(同図
(c)参照)。尚この時、基板6の加熱温度はX線透過
支持膜7の成膜時の温度と同程度でよく、X線透過支持
膜7の成膜時の温度から特に変える必要はない。
法の概要を断面図を用いて工程順に示す説明図である。
シリコンウェハーなどのシリコン基板6上に、減圧CV
D法を用いてX線透過支持膜(SiN、SiCなど)7
を成膜する(同図(a)参照)。X線透過支持膜7を成
膜するためのガスを停止し、チャンバー内の真空引きを
充分に行なった後、酸素ガスや水蒸気若しくはこれらと
アルゴンや窒素ガスなどの混合ガスをチャンバー内に導
入して、適当な時間酸素原子を熱拡散させることによっ
てX線透過支持膜7の表面に酸化層8を形成する(同図
(c)参照)。尚この時、基板6の加熱温度はX線透過
支持膜7の成膜時の温度と同程度でよく、X線透過支持
膜7の成膜時の温度から特に変える必要はない。
【0022】然るのちにX線吸収体膜をスパッタリング
法等により成膜し(同図(c)参照)、さらにレジスト
パターニングからX線吸収体膜のエッチング、裏面Si
のバックエッチングからなる通常のX線マスク作製工程
を経てX線吸収体パターンが形成されたX線透過支持膜
の片面に酸化層をもつメンブレン窓を有する本発明より
なる(図1)のX線マスク9が得られる(同図(d)〜
(g)参照)。
法等により成膜し(同図(c)参照)、さらにレジスト
パターニングからX線吸収体膜のエッチング、裏面Si
のバックエッチングからなる通常のX線マスク作製工程
を経てX線吸収体パターンが形成されたX線透過支持膜
の片面に酸化層をもつメンブレン窓を有する本発明より
なる(図1)のX線マスク9が得られる(同図(d)〜
(g)参照)。
【0023】(図4)は(図2)のX線マスクを得る製
造方法の概要を断面図を用いて工程順に示したものであ
る。まずこの技術分野では公知の工程によりX線吸収体
パターンが形成されたX線透過支持膜のメンブレン窓を
有するX線マスク10を作製する(同図(a)〜(e)
参照)。この場合、X線透過支持膜の成膜方法は特に減
圧CVD法に限定するものではない。
造方法の概要を断面図を用いて工程順に示したものであ
る。まずこの技術分野では公知の工程によりX線吸収体
パターンが形成されたX線透過支持膜のメンブレン窓を
有するX線マスク10を作製する(同図(a)〜(e)
参照)。この場合、X線透過支持膜の成膜方法は特に減
圧CVD法に限定するものではない。
【0024】しかる後に、減圧CVD装置もしくは専用
の熱拡散炉にメンブレン化したX線マスクを入れ、チャ
ンバー内の真空引きを充分に行なった後、酸素ガスや水
蒸気若しくはこれらとアルゴンや窒素ガスなどの混合ガ
スをチャンバー内に導入して、適当な時間だけ酸素原子
を熱拡散させることによってX線透過支持膜7の両面に
酸化層8をもつ本発明よりなる(図2)のX線マスク1
1を得る(同図(f)参照)。
の熱拡散炉にメンブレン化したX線マスクを入れ、チャ
ンバー内の真空引きを充分に行なった後、酸素ガスや水
蒸気若しくはこれらとアルゴンや窒素ガスなどの混合ガ
スをチャンバー内に導入して、適当な時間だけ酸素原子
を熱拡散させることによってX線透過支持膜7の両面に
酸化層8をもつ本発明よりなる(図2)のX線マスク1
1を得る(同図(f)参照)。
【0025】前記(図4)に示す製造方法では、通常の
X線マスク10を作製後に、X線透過支持膜7の表面の
酸化を行うものである。しかし、工程の順序がこれとは
異なる製造方法、すなわち、裏面側のSiをバックエッ
チングすることによりメンブレン窓を形成しておき、そ
の次にX線透過支持膜7の表面の酸化を行い、次いでX
線吸収体膜の成膜、レジストパターニング、X線吸収体
膜のエッチングを行うものでも本発明は適用されてい
る。但し、この場合には全工程の中で比較的早い頃にメ
ンブレンが形成される為、その後の工程中でメンブレン
に損傷をきたす危惧があるという理由から、どちらかと
いうと(図4)の場合の方が好ましい。
X線マスク10を作製後に、X線透過支持膜7の表面の
酸化を行うものである。しかし、工程の順序がこれとは
異なる製造方法、すなわち、裏面側のSiをバックエッ
チングすることによりメンブレン窓を形成しておき、そ
の次にX線透過支持膜7の表面の酸化を行い、次いでX
線吸収体膜の成膜、レジストパターニング、X線吸収体
膜のエッチングを行うものでも本発明は適用されてい
る。但し、この場合には全工程の中で比較的早い頃にメ
ンブレンが形成される為、その後の工程中でメンブレン
に損傷をきたす危惧があるという理由から、どちらかと
いうと(図4)の場合の方が好ましい。
【0026】
【作用】請求項1記載のX線マスクによれば、Si−O
の結合エネルギーはSi−Si、Si−N、Si−Cよ
りも大きいので、X線を照射しても結合切れは起き難
く、またあらかじめ膜表面が酸化されていることになる
ので、照射初期の表面酸化の進行による前記のパターン
の位置ずれ等といったX線照射耐性の劣化は起き難くな
るとともに、表面層の深さについて前記の理由により限
定している。このため、前記課題を解決するための、よ
り好ましい実施態様が得られる。
の結合エネルギーはSi−Si、Si−N、Si−Cよ
りも大きいので、X線を照射しても結合切れは起き難
く、またあらかじめ膜表面が酸化されていることになる
ので、照射初期の表面酸化の進行による前記のパターン
の位置ずれ等といったX線照射耐性の劣化は起き難くな
るとともに、表面層の深さについて前記の理由により限
定している。このため、前記課題を解決するための、よ
り好ましい実施態様が得られる。
【0027】請求項2記載のX線マスクの製造方法によ
れば、X線透過支持膜の成膜に使用した減圧CVD装置
をそのまま熱拡散炉として用いるので、製造工程の途中
でいったん真空チャンバーの外に出したり、別の拡散炉
を用意したりする必要が無いことから、X線マスクの汚
染防止あるいは破損の危険性をしっかりと回避すること
が出来るため、歩留まりの向上やコストの低下に寄与す
るところが大きくなるとともに、表面層の深さについて
前記の理由により限定している。このため、前記課題を
解決するための、より好ましい実施態様が得られる。
れば、X線透過支持膜の成膜に使用した減圧CVD装置
をそのまま熱拡散炉として用いるので、製造工程の途中
でいったん真空チャンバーの外に出したり、別の拡散炉
を用意したりする必要が無いことから、X線マスクの汚
染防止あるいは破損の危険性をしっかりと回避すること
が出来るため、歩留まりの向上やコストの低下に寄与す
るところが大きくなるとともに、表面層の深さについて
前記の理由により限定している。このため、前記課題を
解決するための、より好ましい実施態様が得られる。
【0028】請求項3記載のX線マスクの製造方法によ
れば、メンブレン化されたX線透過支持膜の両面を同時
に酸化していくので、片面ずつ酸化していく場合に比べ
て、スループットが向上し、また温度勾配が表裏対称的
になるので、熱膨張によるメンブレン破壊の危険度を低
下させることができるとともに、表面層の深さについて
前記の理由により限定している。このため、前記課題を
解決するための、より好ましい実施態様が得られる。
れば、メンブレン化されたX線透過支持膜の両面を同時
に酸化していくので、片面ずつ酸化していく場合に比べ
て、スループットが向上し、また温度勾配が表裏対称的
になるので、熱膨張によるメンブレン破壊の危険度を低
下させることができるとともに、表面層の深さについて
前記の理由により限定している。このため、前記課題を
解決するための、より好ましい実施態様が得られる。
【0029】
【0030】
<実施例1>3インチ径1mm厚で面方位<100>の
シリコンウェハー基板の表面上にX線透過支持膜として
2μm厚のSiNを減圧CVD法により形成した後、S
iNが成膜されたウェハーを減圧CVD装置のチャンバ
ー内に入れたまま管内を1.0×10-4Paまで真空引
きした。然る後に乾燥酸素を導入し、1気圧、800℃
の条件で、1時間熱酸化を行った。
シリコンウェハー基板の表面上にX線透過支持膜として
2μm厚のSiNを減圧CVD法により形成した後、S
iNが成膜されたウェハーを減圧CVD装置のチャンバ
ー内に入れたまま管内を1.0×10-4Paまで真空引
きした。然る後に乾燥酸素を導入し、1気圧、800℃
の条件で、1時間熱酸化を行った。
【0031】次に、表面が酸化されたX線透過支持膜の
上に、X線吸収体膜として0.7μm厚のタンタル(T
a)をスパッタリング法により形成し、X線マスク用ブ
ランク基板を作製した。然る後にマスクブランクの表面
に電子線レジストを塗布し、これに電子線描画機による
パターン描画を行った後、所定の現像を行い、レジスト
パターンを形成した。続いてCBrF3 ガスの反応性イ
オンエッチングによりX線吸収体膜のエッチングを行
い、X線吸収体パターンを形成し、前記レジストパター
ンはアッシングにより除去した。
上に、X線吸収体膜として0.7μm厚のタンタル(T
a)をスパッタリング法により形成し、X線マスク用ブ
ランク基板を作製した。然る後にマスクブランクの表面
に電子線レジストを塗布し、これに電子線描画機による
パターン描画を行った後、所定の現像を行い、レジスト
パターンを形成した。続いてCBrF3 ガスの反応性イ
オンエッチングによりX線吸収体膜のエッチングを行
い、X線吸収体パターンを形成し、前記レジストパター
ンはアッシングにより除去した。
【0032】最後に熱アルカリを用いたウェットエッチ
ングにより裏面側からの基板のバックエッチングを行っ
た。
ングにより裏面側からの基板のバックエッチングを行っ
た。
【0033】<実施例2><実施例1>と同様のシリコ
ンウェハー基板に、(図4)に示す工程に従い、減圧C
VD法により2μm厚のSiN膜、スパッタリング法に
より0.7μm厚のTa膜を成膜した後、レジストパタ
ーニング、Ta膜エッチング、そしてさらにバックエッ
チングを行い、通常のX線マスクを作製した。しかる後
に、このマスクを専用の熱拡散炉に入れ、1.0×10
-4Paまで真空引きした。その後、乾燥酸素を導入し、
1気圧、800℃の条件で1時間の熱酸化を行った。
ンウェハー基板に、(図4)に示す工程に従い、減圧C
VD法により2μm厚のSiN膜、スパッタリング法に
より0.7μm厚のTa膜を成膜した後、レジストパタ
ーニング、Ta膜エッチング、そしてさらにバックエッ
チングを行い、通常のX線マスクを作製した。しかる後
に、このマスクを専用の熱拡散炉に入れ、1.0×10
-4Paまで真空引きした。その後、乾燥酸素を導入し、
1気圧、800℃の条件で1時間の熱酸化を行った。
【0034】このようにして作製した本発明に係わる2
つの実施例による2枚のX線マスクについて検査したと
ころ、X線透過支持膜の前記のような変色や可視光透過
率の低下は勿論のこと、その他の異常も無かった。さら
に、X線照射前のパターン位置を基準とした場合のX線
照射後のパターン位置ずれを、以下の測定条件で測定し
たところ、前記2枚のX線マスクは、ともにパターンの
位置精度が3σで0.03μm以下という良好な結果が
得られた。ちなみに、これは測定装置の測定精度と同等
である。 <測定条件> ・測定領域 :25mm角 ・SiN膜のX線吸収量:10MJ/cm3 ・測定ピッチ :2.5mm ・測定パターン :十字マーク ・測定装置 :レーザー式座標測定器 光波
2I(ニコン製)
つの実施例による2枚のX線マスクについて検査したと
ころ、X線透過支持膜の前記のような変色や可視光透過
率の低下は勿論のこと、その他の異常も無かった。さら
に、X線照射前のパターン位置を基準とした場合のX線
照射後のパターン位置ずれを、以下の測定条件で測定し
たところ、前記2枚のX線マスクは、ともにパターンの
位置精度が3σで0.03μm以下という良好な結果が
得られた。ちなみに、これは測定装置の測定精度と同等
である。 <測定条件> ・測定領域 :25mm角 ・SiN膜のX線吸収量:10MJ/cm3 ・測定ピッチ :2.5mm ・測定パターン :十字マーク ・測定装置 :レーザー式座標測定器 光波
2I(ニコン製)
【0035】<比較例><実施例2>と一部を除いて同
じ工程でX線マスクを作成した。つまり、通常のX線マ
スクの製造方法であり、すなわち、前記最終工程のSi
N膜の熱酸化は行わなかった。
じ工程でX線マスクを作成した。つまり、通常のX線マ
スクの製造方法であり、すなわち、前記最終工程のSi
N膜の熱酸化は行わなかった。
【0036】その結果、通常のX線マスクは、上記と同
じ検査・測定条件でX線照射前後のパターンの位置ずれ
を測定したところ、3σで0.07μm以上もあり、本
発明に係わるX線マスクに比べてパターンの位置精度が
著しく劣っていた。また、そのSiN膜の表面にはX線
照射後、酸化層の形成が見られ、変色と可視光透過率の
低下も確認された。
じ検査・測定条件でX線照射前後のパターンの位置ずれ
を測定したところ、3σで0.07μm以上もあり、本
発明に係わるX線マスクに比べてパターンの位置精度が
著しく劣っていた。また、そのSiN膜の表面にはX線
照射後、酸化層の形成が見られ、変色と可視光透過率の
低下も確認された。
【0037】
【発明の効果】以上に説明してきたように、本発明に係
わるX線マスクによると、Siを構成元素とするX線透
過支持膜の表面にあらかじめ適度の酸化層が形成されて
いるので、X線マスクの使用に際してX線を照射して
も、X線透過支持膜をなす物質の原子間結合の切断や新
たな酸化層の形成が起き難く、X線に対する照射耐性を
向上させることが出来る。
わるX線マスクによると、Siを構成元素とするX線透
過支持膜の表面にあらかじめ適度の酸化層が形成されて
いるので、X線マスクの使用に際してX線を照射して
も、X線透過支持膜をなす物質の原子間結合の切断や新
たな酸化層の形成が起き難く、X線に対する照射耐性を
向上させることが出来る。
【0038】また本発明にかかわる製造方法によると、
X線透過支持膜をSi基板うえに薄膜層として成膜後
に、同じ真空装置の中でそのまま酸化層の形成工程に移
行することが可能であったり、あるいはX線透過支持膜
の表裏両側に対して酸化層の形成が同時に可能である。
X線透過支持膜をSi基板うえに薄膜層として成膜後
に、同じ真空装置の中でそのまま酸化層の形成工程に移
行することが可能であったり、あるいはX線透過支持膜
の表裏両側に対して酸化層の形成が同時に可能である。
【0039】以上のことから、従来の技術で生じていた
X線透過支持膜の変色や可視光透過率の低下、そしてパ
ターンの位置ずれを低減出来るX線マスクと、容易に且
つ安定して生産性良く行なえるそれの製造方法を提供す
ることが出来た。
X線透過支持膜の変色や可視光透過率の低下、そしてパ
ターンの位置ずれを低減出来るX線マスクと、容易に且
つ安定して生産性良く行なえるそれの製造方法を提供す
ることが出来た。
【図1】本発明に係わるX線マスクの一実施例につい
て、断面図を用いて示す説明図である。
て、断面図を用いて示す説明図である。
【図2】本発明に係わるX線マスクの別の一実施例につ
いて、断面図を用いて示す説明図である。
いて、断面図を用いて示す説明図である。
【図3】本発明に係わるX線マスクの製造方法の一実施
例について、断面図を用いて工程順に示す説明図であ
る。
例について、断面図を用いて工程順に示す説明図であ
る。
【図4】本発明に係わるX線マスクの製造方法の別の一
実施例について、断面図を用いて工程順に示す説明図で
ある。
実施例について、断面図を用いて工程順に示す説明図で
ある。
1,3,7 ・・・X線透過支持膜 2,4,5,8 ・・・シリコンの酸化層 6・・・シリコン基板 9,11・・・本発明のX線マスク 10・・・従来のX線マスク 12・・・X線吸収体膜 13・・・レジストパターン 14・・・X線吸収体パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 正二 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 審査官 岩本 勉 (56)参考文献 特開 平2−213118(JP,A) 特開 昭59−154452(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 1/16
Claims (3)
- 【請求項1】ケイ素を主な構成元素とするX線透過支持
膜を有するX線露光用マスクにおいて、該X線透過支持
膜の少なくとも一方の面の表面層は、ケイ素と結合して
いる元素のうち原子数割合で50%以上が酸素であり、
表面からの深さDが0<D≦100nmであることを特
徴とするX線露光用マスク。 - 【請求項2】X線露光用マスクの製造方法において、X
線透過支持膜を減圧CVD装置で成膜した後、該減圧C
VD装置の反応管を酸素の熱拡散炉として用いることに
よってX線透過支持膜の表面からの深さDが0<D≦1
00nmの表面層を酸化させることを特徴とするX線露
光用マスクの製造方法。 - 【請求項3】X線露光用マスクの製造方法において、X
線透過支持膜をメンブレン化した後、酸素の熱拡散によ
ってX線透過支持膜の表面を表面からの深さDが0<D
≦100nm酸化させることを特徴とするX線露光用マ
スクの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18841293A JP3331685B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | X線露光用マスクおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18841293A JP3331685B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | X線露光用マスクおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0745503A JPH0745503A (ja) | 1995-02-14 |
JP3331685B2 true JP3331685B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=16223209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18841293A Expired - Fee Related JP3331685B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | X線露光用マスクおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3331685B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005340835A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Hoya Corp | 電子線露光用マスクブランクおよびマスク |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP18841293A patent/JP3331685B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0745503A (ja) | 1995-02-14 |
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