JP3330986B2 - 粉体の充填および回収装置 - Google Patents

粉体の充填および回収装置

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JP3330986B2
JP3330986B2 JP30732192A JP30732192A JP3330986B2 JP 3330986 B2 JP3330986 B2 JP 3330986B2 JP 30732192 A JP30732192 A JP 30732192A JP 30732192 A JP30732192 A JP 30732192A JP 3330986 B2 JP3330986 B2 JP 3330986B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば水酸化アルミニ
ウム粉末の焼成等を行う場合に用いられる容器への粉体
の充填および回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水酸化アルミニウム等の無機粉末の製造
工程においては、その最終工程で、脱水・乾燥や、結晶
粒径の調整等のために加熱処理(以下、焼成という)が
施される。このような無機粉末の焼成は、例えば、本発
明の説明図である図10(b)に示すように、上面が開
口した箱形のセラミック製の容器(以下、サヤという)
1を用いて行われ、原料粉末をサヤ1に充填した後、熱
処理炉に挿入して焼成を行い、焼成後の粉末が上記のサ
ヤ1から回収される。
【0003】なお、原料粉末が微粉である場合や、高純
度の粉体である場合には、上面開口からの粉体の飛散
や、周囲の雰囲気からの塵埃が粉体に混入することを防
止するために、サヤ1の上面に、同図(a)に示すよう
な平板形状のセラミック製のフタ2を被せて焼成が行わ
れる。また、熱処理炉の大きさに応じて、複数のサヤ1
…を所定の個数だけ段積み状にして炉内に挿入して処理
することも行われ、この場合には、最上段のサヤ1にの
みフタ2が載せられる。
【0004】上記のサヤ1やフタ2は、焼成後の製品粉
体を回収した後、さらに原料粉体を充填し焼成炉へと送
って、繰り返し使用される。そして、従来は、焼成後の
段積み状態のサヤ1の上面のフタを取り外す操作や、段
積み状態のサヤ1を一個ずつ取り出し反転させて製品を
回収する操作、また、例えば原料が収納されているホッ
パーからシュートを通してサヤ1内に原料を落下供給す
る原料供給装置に、製品回収後のサヤ1をセットする操
作、さらに原料粉体が充填されたサヤ1を段積みし、そ
の上面にフタ2を載せる操作等が人手によって行われて
いる。
【0005】また、サヤ1に原料粉体を充填する場合、
このサヤ1の内容積にできるだけ近づけた量の原料粉体
を充填することによって、生産性を上げることができ
る。このため、従来は、原料供給装置からサヤ1の内容
積ををやや超える量の原料粉末をサヤ1に供給した後、
表面をサヤ1の上面とほぼ面一状の充填状態とするすり
切り操作等が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように粉体をサヤ1から充填・回収する操作や、すり切
り操作等がそれぞれ人手によって行われる場合、充分な
生産性が得られないと共に、粉塵が飛散することによっ
て作業環境が悪化し、これを防止するために、例えば空
調ダクト設備等に多大の費用を必要とし、この結果、全
体的な生産コストが高くなるという問題を生じている。
【0007】また、セラミック製のサヤ1やフタ2は繰
り返し焼成によるヒートショックが原因で、使用回数が
多くなると割れを生じ易く、特に、焼成炉に挿入する前
には目視では検出できない程度のクラックを生じていた
サヤ1が、焼成炉内で割れて粉体が炉内で飛散した場合
には、焼成炉の運転停止を伴う補修に多くの労力と時間
を要し、これによって、生産性が大幅に低下するという
問題も生じている。
【0008】一方、サヤ1を回転させて製品粉体を落下
回収する操作では、サヤ1の壁面に製品粉体が付着して
残存し、このために、回収効率が低下し、これによって
も充分な生産性が得られないという問題もある。また、
サヤ1の壁面に粉体が付着、残存する場合には、焼成す
る原料品種の切換え時に、製品の汚染が生起することも
ある。
【0009】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みな
されたものであって、その目的は、作業環境および生産
性を向上し得ると共に、さらに、例えば粒径等の異なる
粉体の種類の変更にも好適に対応し得る粉体の充填およ
び回収装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1記載の粉体の充填および回収装
置は、原料粉体を上面が開口した容器に充填し、加熱処
理を施した後の製品粉体を容器から回収する粉体の充填
および回収装置であって、容器搬送ラインが設けられ、
この容器搬送ラインにおける入口側から出口側への容器
の送り方向に沿って、製品粉体を落下させて回収するた
めに容器を反転させる製品回収ユニットと、容器の割れ
を検査し、割れが検出された容器を容器搬送ラインから
排出する検査ユニットと、容器への原料粉体の供給を行
う原料供給ユニットとが順次設けられていることを特徴
としている。
【0011】請求項2記載の粉体の充填および回収装置
は、上記請求項1記載の装置において、上記の検査ユニ
ットに、容器をほぼ密閉状にして真空吸引し、真空度が
設定値に達しないときの容器を容器搬送ラインから排出
する割れ容器排出手段が設けられていることを特徴とし
ている。
【0012】請求項3記載の粉体の充填および回収装置
は、上記請求項1又は2記載の装置において、上記の製
品回収ユニットに、容器を反転させて開口面が下側を向
いた状態で、容器内壁面への付着粉体を落下させるべく
容器に軽い振動衝撃を与えるノッキング手段が設けられ
ていることを特徴としている。
【0013】請求項4記載の粉体の充填および回収装置
は、上記請求項1、2又は3記載の装置において、上記
容器搬送ラインにおける原料供給ユニットよりも出口側
に、容器内で中央側に盛り上がりを生じている原料粉体
の表面を平坦にすべく、容器をほぼ水平面内で揺動させ
る揺動ユニットがさらに設けられていることを特徴とし
ている。
【0014】請求項5記載の粉体の充填および回収装置
は、上記請求項1、2、3又は4記載の装置において、
上記容器搬送ラインの入口側に送られてくる所定の個数
の段積み状態の容器を、一個ずつ容器搬送ラインへと移
載する段バラシユニットが容器搬送ラインの入口側に設
けられると共に、容器搬送ラインの出口側に、このライ
ン上を順次送られてくる容器を上記所定の個数の段積み
状態とする段積みユニットが設けられ、さらに、容器搬
送ラインにおける検査ユニットと原料供給ユニットとの
間に、検査ユニットにより割れ容器が容器搬送ラインが
排出されたときに新容器を容器搬送ラインに供給する新
容器補充ユニットが設けられていることを特徴としてい
る。
【0015】請求項6記載の粉体の充填および回収装置
は、上記請求項1、2、3、4又は5記載の装置におい
て、上記容器搬送ラインにおける入口側と出口側との間
にフタ搬送ラインがさらに配設され、容器搬送ラインの
入口側に、原料粉体の加熱処理を行うときに容器の上面
開口を覆うフタを容器から取り外してフタ搬送ラインに
移載するフタ取り外しユニットが設けられると共に、容
器搬送ラインの出口側に、フタ搬送ライン上のフタを容
器の上面開口部に載せるフタ取り付けユニットが設けら
れ、かつ、上記フタ搬送ラインに、このライン上を送ら
れるフタを反転させるフタ反転ユニットが設けられてい
ることを特徴としている。
【0016】
【作用】上記請求項1記載の粉体の充填および回収装置
においては、容器搬送ライン上を送られる容器は、製品
回収ユニットによって反転され、これによって製品粉体
の回収が行われる。その後、容器搬送ライン上の原料供
給ユニットへと送られて、原料粉体の充填が人手を介さ
ずに自動的に行われる。したがって、作業環境が改善さ
れると共に、生産性の向上を図ることができる。しかも
上記では、製品粉体の回収後に容器の割れ検査が自動的
に行われ、割れを生じている容器は自動的に排除される
ので、その後の加熱処理時における炉内での容器の割れ
に伴う粉体の飛散が防止され、これによって、生産性の
低下を抑えることができる。
【0017】請求項2記載の粉体の充填および回収装置
においては、容器に割れが生じている場合には、真空吸
引時の真空度が設定値に達せず、この結果、この容器は
容器搬送ラインから排出される。このように、容器の外
観によらない割れ検査が行われ、外観からは検出しにく
いクラック等もより確実に検出することができる。この
ため、熱処理炉に挿入されたときに、粉体の飛散を生じ
る大きな割れに至るようなクラックを事前に検出して排
除することができるので、熱処理炉内での割れの発生を
一層確実に防止することが可能となり、これによって、
より高い生産性を維持することができる。
【0018】請求項3記載の粉体の充填および回収装置
においては、容器を反転させて製品粉体を自重落下によ
って回収する際に、さらに容器に軽い振動衝撃が与えら
れ、これによって、容器内壁面への付着粉体が壁面から
剥離して落下するので、回収率が向上し、品種切換え時
の汚染も少なくなり、この結果、生産性が向上する。
【0019】請求項4記載の粉体の充填および回収装置
においては、揺動ユニットにおいて容器をほぼ水平面内
で揺動させる操作が行われ、これにより、原料供給ユニ
ットから容器内に中央側で盛り上がりを生じた状態で原
料粉体が供給された場合でも、盛り上がりを生じている
部分に、これを側方へと移動させる力が作用して、原料
粉体の表面が平坦化される。
【0020】このような粉体表面のならしを、従来のす
り切り操作で行った場合には、容器から溢れる粉体が周
囲に飛散し易い。また、容器を振動させて表面のならし
を行うことも考えられるが、この場合には、特に原料粉
体が微粉のときには、表面粉体が上下におどるのみで、
横方向の移動、すなわち、平坦化を生じにくい。
【0021】このような従来のすり切り操作や振動によ
るならし操作に比べ、上記では、盛り上がりを生じてい
る表面側の粉体に、これを横方向へと移動させる力が作
用して平坦化が行われる。したがって、容器の内容積に
見合う量の原料粉体を原料供給ユニットから供給した後
に上記の揺動ユニットに送ることによって、上記のよう
な効率的なならし操作により、粉塵の飛散を伴わずに、
高い充填率での容器への原料粉体の充填状態とすること
ができる。
【0022】請求項5記載の粉体の充填および回収装置
においては、所定の個数の段積み状態の容器(以下、容
器群という)が順次容器搬送ラインの入口側へと送ら
れ、一個ずつ製品粉体の回収が行われた後、検査ユニッ
トで、割れ容器の排出が行われると、自動的に新容器が
一個補充される。したがって、容器搬送ラインの出口側
で上記所定の個数の段積み状態とされる容器群は、容器
搬送ラインの入口側での容器群と同一、もしくは割れ容
器の代わりに新容器が入った状態であって、入口側で他
の容器群中であった容器との混在状態は生じない。
【0023】このため、容器群を単位として管理してい
くことで、例えば原料粉体の品種の切換え時等にも対応
することが可能である。この結果、容器毎に管理する場
合に比べて管理単位数が少なくなるので管理作業が容易
となり、これによっても、全体的な生産性が向上する。
【0024】請求項6記載の粉体の充填および回収装置
においては、容器の上面開口を覆うフタは、繰り返し使
用に際し、交互に反転して使用される。このため、繰返
し使用時の熱の影響が全体的に平均化され、これによ
り、例えば変形の度合が低減されるので割れ等を生じに
くくなり、より長期の使用が可能となる。このように、
フタの寿命が向上する結果、全体的な生産性が向上す
る。
【0025】
【実施例】本発明の一実施例について、図1ないし図1
0に基づいて説明すれば以下の通りである。例えば水酸
化アルミニウム等の原料粉体の焼成は、図10(b)に
示すようなセラミック製の容器(以下、サヤという)1
を用いて行われる。このサヤ1は、上面が開口した箱形
形状に形成されている。なお、焼成は、同図(a)に示
す平板形状のセラミック製の蓋体(以下、フタという)
2でサヤ1の上面開口を覆う状態にして行われ、これに
より、サヤ1内の粉末中への外部からの塵埃等の混入を
防止するようになっている。
【0026】上記のようなサヤ1への原料粉末の充填、
および、焼成後の製品粉末の回収を行うための粉体の充
填および回収装置には、図1に示すように、四本の直線
状のコンベア3〜6が設けられ、コ字状に順次連結され
た第1〜第3コンベア3〜5によって、容器搬送ライン
が構成されている。図において左下側の第1コンベア3
は、前記のサヤ1を右下側から左上側へと送るように構
成されており、送り方向基端側(容器の入口側)には、
サヤ段バラシユニット7が設けられている。そして、こ
の第1コンベア3には、送り方向に沿って、製品回収ユ
ニット8・サヤ洗浄第1ユニット9・サヤ洗浄第2ユニ
ット10・検査ユニット11が順次設けられ、また、送
り方向先端部に、新サヤ補充ユニット(新容器補充ユニ
ット)12が設けられている。
【0027】上記の第1コンベア3に対向して平行に位
置する第3コンベア5は、図において左上側から右下側
へとサヤ1を送るように構成されており、この送り方向
に沿って、第1原料供給ユニット13・第2原料供給ユ
ニット14・第3原料供給ユニット15と、揺動ユニッ
ト16とが順次設けられている。また、この第3コンベ
ア5の送り方向先端部(容器の出口側)には、段積みユ
ニット17が設けられている。
【0028】前記の第2コンベア4は、第1コンベア3
の送り方向先端部と、第3コンベア5の送り方向基端部
との間に設けられ、第1コンベア3から第3コンベア5
へとサヤ1を送るように構成されている。一方、第1コ
ンベア3の送り方向基端部と、第3コンベア5の送り方
向先端部との間に設けられてフタ搬送ラインを構成する
前記の第4コンベア6は、第1コンベア3側から第3コ
ンベア5側へとフタ2を送るように構成されている。そ
して、第1コンベア3側の端部に、フタ取り外しユニッ
ト18が設けられる一方、第3コンベア5側の端部に、
フタ取り付けユニット19が設けられている。また、こ
の第4コンベア6に沿って、第1コンベア3側から、順
次、フタ洗浄ユニット20と、フタ反転ユニット21と
が設けられている。
【0029】一方、第4コンベア6から所定の距離だけ
離れて、この第4コンベア6と平行にレール22・22
が敷設され、このレール22・22上を走行する台車2
3上に積載されているサヤ1…を前記段バラシユニット
7上に移載するためのサヤアンローダ24が、レール2
2・22側からサヤ段バラシユニット7側に向かって設
けられている。また、前記段積みユニット17側には、
この段積みユニット17上に積載されるサヤ1…を、台
車23上に移載するためのサヤローダ25が設けられて
いる。なお、レール22・22は、上記装置と、図示し
ない焼成炉との間に敷設されている。
【0030】次に、上記装置における各ユニット毎の詳
細な構成を、各動作状態と共に、サヤ1の送り方向に従
って順に説明する。台車23の上面には、図2に示すよ
うに、対をなす棒状のスペーサ板23a・23aが、互
いに平行に複数対設けられている。サヤ1…は、例えば
図のように9段に段積みされて、スペーサ板23a・2
3aの各対を跨ぐ位置に位置決めされて、台車23上に
載置されている。なお、9段に段積みされたサヤ1…の
最上位のサヤ1には、前記フタ2が各々載せられてい
る。以下、このように段積みされたサヤ1…を「サヤ
段」と称する。
【0031】上記のようなサヤ段を、台車23上から段
バラシユニット7に移載するための前記サヤアンローダ
24は、レール22側から段バラシユニット7側に向か
って上方に設けられた梁材24aと、この梁材24aに
沿って自走する駆動機構部24bと、この駆動機構部2
4bから垂下する押さえ板24cおよびL字状の棒状部
材から成る爪24dとを備えている。
【0032】駆動機構部24bは、梁材24aに沿う自
走方向(以下、前後方向という)に直交する方向(以
下、横方向という)に、押さえ板24cと爪24dとを
移動させ、さらに、押さえ板24cおよび爪24dの上
下動、爪24dのみの上下動を行うように構成されてい
る。
【0033】台車23上のサヤ段の段バラシユニット7
への移載は、上記サヤアンローダ24によって次のよう
に行われる。まず、駆動機構部24bが台車23側に向
かって前進し、爪24dが台車23上の移載すべきサヤ
段に側方から対向する位置で停止する。次いで、押さえ
板24cと爪24dとがサヤ段に向かって横方向に前進
し、爪24dの下端水平部が、対をなす前記スペーサ板
23a・23a間におけるサヤ段の下側に挿入される。
その後、爪24dを上昇させることにより、サヤ段が持
ち上がり、その上端のフタ2が、押さえ板24cに下側
から当接して、サヤ段は、押さえ板24cと爪24dと
によって上下から挟み込まれた状態となる。この状態
で、爪24dの下端がスペーサ板23aよりも上方に位
置するようにさらに全体を上昇させ、その後、駆動機構
部24bが段バラシユニット7側に向かって後退し、段
バラシユニット7の載置台7a上へと移動する。この載
置台7aの上面には、台車23におけるスペーサ板23
aと同様に対をなすローラー7b・7bが設けられてお
り、爪24dに上記とは逆の動作を生じさせて、上記の
ローラー7b・7b上にサヤ段を載置させることで、サ
ヤ段は、台車23から段バラシユニット7へと移載され
る。
【0034】このように、上記サヤアンローダ24で
は、押さえ板24cと爪24dとで、サヤ段を上下から
挟み込んだ状態として持上げ搬送する構成であるので、
台車23上に、サヤ段を狭い間隔で載置したとしても、
他のサヤ段と干渉させずに、順次段バラシユニット7へ
と移載することが可能となっている。
【0035】段バラシユニット7には、前記載置台7a
の第1コンベア3側に隣接する位置に、上下動する昇降
台7cがさらに設けられている。前記のように、台車2
3から載置台7a上にサヤアンローダ24によって仮置
きされたサヤ段は、さらに、上昇位置に位置している上
記の昇降台7c上に、載置台7a上面の送りローラを駆
動することによって移載される。そして、前記フタ取り
外しユニット18により、最上段のフタ2が取り外され
る。
【0036】このフタ取り外しユニット18は、上下動
および旋回動作を生じるアーム18aの先端に、吸着板
18bを設けて構成されている。この吸着板18bを、
昇降台7cの上方から下降させてフタ2に当接させた状
態で、真空吸着する。その後、吸着板18bを上昇させ
て、前記第4コンベア6上へと90°旋回させることに
よって、フタ2は、昇降台7c上の位置から第4コンベ
ア6上へと移載される。なお、フタ取り外しユニット1
8には、吸着板18bで吸着されたフタ2の四隅にそれ
ぞれ対応する位置に近接スイッチ(図示せず)が設けら
れており、これによって、フタ2のカケ・ワレを検出し
得るようになっている。
【0037】上記のようにフタ取り外しユニット18に
よりフタ2の取り外しを完了すると、昇降台7cはその
下限位置まで下降する。そして、最上段のサヤ1…から
順番に第1コンベア3上へと移載する操作が行われる。
このために、段バラシユニット7には、第1コンベア3
の端部に、この第1コンベア3に沿って往復動する可動
部7dを備えたサヤ移載機構部7eがさらに設けられて
いる。上記の可動部7dはさらに上下動するように構成
されると共に、サヤ1の側壁を両側から挟み込んで把持
するクランプ7fを両側にそれぞれ備えている。そし
て、可動部7dを上方位置に位置させた状態で昇降台7
c側へと前進させ、次いで、可動部7dを下降させてク
ランプ7f・7fをONすることで、これらクランプ7
f・7f間に、昇降台7c上に載置されているサヤ段の
最上位のサヤ1が把持される。その後、可動部7dを上
昇させて、昇降台7c上の位置から第1コンベア3側へ
と後退させ、次いで、可動部7dを下降させると共に、
クランプ7f・7fをOFFにする。これにより、サヤ
1が、第1コンベア3上に載置される。
【0038】なお、サヤ段の最上位のサヤ1が、上記の
ように第1コンベア3上に移載される毎に、昇降台7c
は、サヤ1の厚さと同等の高さ寸法だけ上昇する。そし
て、上記のサヤ移載機構部7eの動作が繰返されること
によって、昇降台7c上のサヤ段は、その上方から一個
ずつ、順次、第1コンベア3へと移載される。
【0039】第1コンベア3上に移載されたサヤ1は、
次いで、前記製品回収ユニット8へと送られる。この製
品回収ユニット8は、図3に示すように、サヤ1を第1
コンベア3上から持上げて、第1コンベア3の送り方向
に直交する方向に移動させ、製品回収缶31上で反転さ
せる機能を有するもので、図4に示すように、第1コン
ベア3の送り方向(図において上下方向)に直交する方
向に、エアーシリンダ8aによって往復動されるクラン
プ保持板8bを備えている。このクランプ保持板8b
に、一対のサヤクランプ8c・8cが、サヤ1の幅寸法
をやや超える間隔で取付けられている。これらサヤクラ
ンプ8c・8cは、相互に対面する当接板8d・8dが
サヤ1の挾持方向に進退すると共に、各当接板8d・8
dは各々180°回転するように構成されている。一
方、図5に示すように、サヤクランプ8c・8cの下側
にリフタ8eが設けられている。
【0040】上記リフタ8eの真上の位置に、前記段バ
ラシユニット7側からサヤ1が第1コンベア3上を送ら
れてくると、このリフタ8eを、第1コンベア3におけ
る例えばコンベアチェーン等から成る一対の帯状搬送体
3a・3a間を通して上昇させることによって、サヤ1
は、搬送体3a・3a上への載置位置から、サヤクラン
プ8c・8cの間の位置まで持上げられる。次いで、サ
ヤクランプ8c・8cが軸方向に駆動され、これによっ
て、サヤ1は両側から挟み込んだ状態て把持される。そ
して、リフタ8eが下降すると共に、前記エアーシリン
ダ8aが前進することによって、サヤクランプ8c・8
cに把持されたサヤ1は、第1コンベア3上の位置か
ら、前記製品回収缶31上の位置へと移動される。
【0041】製品粉体の回収部位には、図6に示すよう
に、製品回収缶31の上縁に下端部を密着させて覆うフ
ード8fが、粉体の飛散を防止するために設けられてい
る。このフード8f内の上方位置に、サヤクランプ8c
・8cに把持されたサヤ1が挿入される。そして、この
フード8f内で、サヤクランプ8c・8cが180°回
転し、これによって、サヤ1は開口を下側にした反転状
態となる。この結果、サヤ1内の製品粉体がフード8f
内を落下し、製品回収缶31内に回収される。
【0042】前記クランプ保持板8b上には、短寸のエ
アーシリンダより成るノッカ(ノッキング手段)8gが
設けられている。このノッカ8gを作動すると、そのプ
ランジャーがクランプ保持板8bに当接して、クランプ
保持板8bに軽微な衝撃が与えられ、この衝撃によっ
て、サヤ1を単発的に振動させる動作、いわゆる、タッ
ピングが与えられる。このようなノッカ8gの作動が、
サヤ1を反転させた状態で数回行われ、これによって、
サヤ1の内面に粉体が付着している場合には、これが剥
離して、製品回収缶31内へと落下する。
【0043】このように、上記の製品回収ユニット8に
おいては、サヤ1を反転させた後、さらにこのサヤ1を
タッピングして内面に付着している粉体を落下させるよ
うになっているので、製品粉体の回収率が向上する。
【0044】上記のようなサヤ1の反転とタッピングと
による製品粉体の回収操作を完了すると、次に、サヤ1
を再度反転させて正転位置に戻し、その後、エアーシリ
ンダ8aを後退方向に作動することによって、サヤ1を
前記のリフタ8e上に位置させる。そして、リフタ8e
を上昇させると共に、サヤクランプ8c・8cをOFF
にしてクランプを解除し、サヤ1をリフタ8e上に載置
させる。次いで、リフタ8eを下降させることによっ
て、その下降の途中で、サヤ1は第1コンベア3の搬送
体3a・3a上への載置状態となって、この搬送体3a
・3aにより、この製品回収ユニット8の位置から、サ
ヤ洗浄第1ユニット9へと送られる。
【0045】サヤ洗浄第1ユニット9は、図3に示すよ
うに、第1コンベア3を上下に挟んで、上側に回転ブラ
シ9aと一対のクランプ9bとを備え、また、下側に製
品回収ユニット8と同様のリフタ9cを備えている。そ
して、リフタ9c上にサヤ1が送られてきたときにリフ
タ9cを上昇させ、これによって第1コンベア3から上
方に持上げられたサヤ1をクランプ9bで挾持する。こ
の状態で、回転ブラシ9aは、サヤ1内に位置するもの
となっており、この回転ブラシ9aを回転駆動すること
よって、前記製品回収ユニット8において回収されずに
サヤ1の内面に付着している粉体を、内面から剥離させ
る。
【0046】その後、回転ブラシ9aの回転を停止する
と共に、クランプ9bをOFFにしてリフタ9cを下降
させることによって、サヤ1を第1コンベア3上への載
置状態とする。これにより、サヤ1は、このサヤ洗浄第
1ユニット9から、サヤ洗浄第2ユニット10へと送ら
れる。
【0047】このサヤ洗浄第2ユニット10は、前記製
品回収ユニット8とほぼ同様に、サヤ1を第1コンベア
3上から持上げて、第1コンベア3の送り方向に直交す
る方向に移動させ、さらにサヤ1を反転させる機能を有
するもので、エアーシリンダ10aによって往復動され
るクランプ保持板10bに、サヤ1を挾持すると共に1
80°の回転を生じる一対のサヤクランプ10c・10
cを設けて構成され、また、第1コンベア3の下側に
は、サヤ1を第1コンベア3から持上げるためのリフタ
10dが設けられている。
【0048】これにより、製品回収ユニット8での動作
と同様に、サヤ1が、第1コンベア3上の位置から残留
物回収缶32上の位置へと移動され、この残留物回収缶
32上の位置で反転される。この結果、前記サヤ洗浄第
1ユニット9での処理でサヤ1の内面から剥離された残
留粉体が残留物回収缶32内へと落下し、回収される。
そして、このサヤ洗浄第2ユニット10には、反転状態
のサヤ1における四隅に、各々エアーを噴射するノズル
を備えたエアーブロー配管10eが設けられている。こ
のエアーブロー配管10eの各ノズルからサヤ1の各コ
ーナーに向けてエアーの噴射を行うことによって、前記
のサヤ洗浄第1ユニット9における回転ブラシ9aでは
除去しきれないサヤ1の各コーナー部の残留粉体が、残
留物回収缶32へと落下して回収される。
【0049】上記のようにサヤ洗浄第1・第2ユニット
9・10を順次経て残留粉体の除去されたサヤ1は、次
いで、第1コンベア3上を検査ユニット11へと送られ
る。この検査ユニット11には、第1コンベア3の下側
に二段のリフタ11a・11bが設けられており、ま
ず、主リフタ11aと補助リフタ11bとの両者を同時
に作動して、第1コンベア3上のサヤ1を持上げる。こ
れにより、サヤ1は、第1コンベア3の上方に設けられ
ている蓋体11cに上面が下側から押付けられて、密閉
状態となる。蓋体11cには、図示しない真空源に接続
された真空配管11dが接続されており、上記のような
密閉状態で、サヤ1内の真空吸引を開始する。そして、
所定の時間が経過した時点での真空度を設定値と比較
し、設定値を超える真空度が得られている場合には割れ
のない使用可能な「良品サヤ」とする一方、設定値まで
真空度が達していない場合には、クラック等が生じてい
る使用不可能な「割れサヤ」としての検査結果を出力す
る。
【0050】上記の検査が終了すると、真空吸引を中止
して大気圧に復帰させ、その後、検査結果が「良品サ
ヤ」であった場合には、主リフタ11aと補助リフタ1
1bとの両者を下降させることにより、サヤ1は第1コ
ンベア3上に戻される。この結果、サヤ1は、第1コン
ベア3上を前記新サヤ補充ユニット12方向へと送ら
れ、さらに、第1コンベア3の送り方向先端部から、第
2コンベア4に移載されてこの第2コンベア4により、
前記第3コンベア5へと送られる。
【0051】一方、検査ユニット11には、第1コンベ
ア3を挟んで、割れサヤ排出用シリンダ(割れ容器排出
手段)11eとローラコンベア11fとがさらに設けら
れている。サヤ割れ検査ユニット11での前記検査結果
が「割れサヤ」であった場合には、大気圧に復帰させた
後、主リフタ11aのみ下降させる。これにより、サヤ
1は、補助リフタ11bによって第1コンベア3よりも
わずかに上方の位置で保持される。そして、上記の割れ
サヤ排出用シリンダ11eを前進駆動することによっ
て、上記の位置に保持されている使用不可能な割れサヤ
1は、第1コンベア3上の位置からローラコンベア11
f上へと押し出され、第1コンベア3上から除かれる。
【0052】このように、上記の検査ユニット11で
は、真空吸引時の真空度によって割れを検出する構成で
ある。したがって、外観からは検出しにくいクラック等
もより確実に検出することができる。このため、熱処理
炉に挿入されたときに、粉体の飛散を生じる大きな割れ
に至るようなクラックを事前に検出して排除することが
できる。また、外観では検出し難い小さなクラックが生
じている場合には、真空吸引時におけるサヤ1の内外の
圧力差が、クラックを強制的に拡大させるようにサヤ1
の壁面に作用する。このように、外観からは検出し難い
小さなクラックも、これが拡大されることで、より確実
に検出することができる。このため、その後の熱処理炉
内での割れの発生を一層確実に防止することが可能とな
り、これによって、より高い生産性を維持することがで
きる。
【0053】上記の検査ユニット11で「割れサヤ」が
検出され、これが第1コンベア3上から除かれた場合
に、前記新サヤ補充ユニット12から、新たにサヤ1が
補充される。この新サヤ補充ユニット12は、上面に複
数の送りローラが並置されたサヤストック台12aを備
え、このサヤストック台12aを、大リフタ12bと小
リフタ12cとで、二段に昇降するように構成されてい
る。また、サヤストック台12a上の両側部には、サヤ
1の相対向する側壁を両側から挾持する一対のクランプ
12d・12dが設けられている。
【0054】サヤストック台12a上に段積みされてい
るサヤ1を第1コンベア3上に送る場合には、まず、小
リフタ12cを作動して、サヤ段をサヤストック台12
aの上面から上方へと離間させ、次いで、クランプ12
d・12dをONにする。これにより、クランプ12d
・12dは、サヤ段における下から二番目のサヤ1に当
接してこれを把持する。この状態で、小リフタ12cを
下降させることにより、最下段のサヤ1のみが下降し
て、サヤストック台12上への載置状態となる。そし
て、サヤストック台12上面の送りローラを駆動するこ
とによって、最下段のサヤ1が第1コンベア3上へと送
られ、補充される。これは、直ぐに第2コンベア4へと
移載され、さらに、この第2コンベア4によって、第3
コンベア5へと送られる。
【0055】上記の補充が終了すると、新サヤ補充ユニ
ット12では、小リフタ12cと共に大リフタ12bが
作動され、これによって、リフタの上面は、クランプ1
2d・12dで把持されているサヤ段の下面に接する位
置まで上昇する。そして、クランプ12d・12dのO
FF操作後、小リフタ12cと大リフタ12bとを下降
させることによって、サヤ段がサヤストック台12上へ
の載置状態となる。
【0056】このように、上記の新サヤ補充ユニット1
2においては、段積みされているサヤ1…を下から順に
一個取出して、第1コンベア3へ補充するように構成さ
れている。
【0057】第2コンベア4を経て第3コンベア5へと
送られたサヤ1は、次いで、図7に示すように、第1〜
第3原料供給ユニット13〜15のいずれかのユニット
から、原料粉体が供給される。これら原料供給ユニット
13〜15には、材質や粒径などの種類が互いに異なる
原料粉体が収納されており、予め選択されたいずれかの
ユニット13〜15の位置にサヤ1が定置されて、原料
粉体が供給される。
【0058】各原料供給ユニット13〜15は互いにほ
ぼ同一の構成をなしており、以下には、第1原料供給ユ
ニット13を例に挙げて、その詳細な構成について説明
する。このユニット13は、モータ13aによって駆動
される定量供給装置13b上に筒状のホッパー13cを
設けて構成され、このホッパー13cの底部側方に、第
3コンベア5上に開口するシュート13dが接続されて
いる。さらに、シュート13dの下端開口面には、これ
を下側から覆う閉位置と、側方に移動して開口状態とす
る開位置との間を旋回する薄板状の遮断板13eが設け
られている。さらに、第3コンベア5の下側には、この
ユニット13に送られてきたサヤ1を上昇させるリフタ
13fが設けられている。
【0059】サヤ1内に原料粉体を供給する場合には、
まず、遮断板13eを閉位置から開位置へと旋回させる
と共に、リフタ13fを作動することによって、サヤ1
をシュート13dの下端開口面に下側から押付ける。次
いで、モータを所定時間駆動することによって、ホッパ
ー13c内から、サヤ1の内容積にほぼ対応する所定量
の原料粉体がサヤ1へと供給される。その後、リフタ1
3fを下降させて、サヤ1を第3コンベア5上への載置
状態に戻すと共に、遮断板13eを閉位置へと旋回させ
て、シュート13dを密閉状態とする。
【0060】こうして、原料粉体の供給されたサヤ1
は、次いで、第3コンベア5上を前記揺動ユニット16
へと送られる。なお、第2・第3原料供給ユニット14
・15も、それぞれ、モータ14a・15a、定量供給
装置14b・15b、ホッパー14c・15c、シュー
ト14d・15d、遮断板14e・15e、リフタ14
f・15fを備え、これらが選択された場合には、上記
と同様の動作で、サヤ1への原料粉体の供給が行われ
る。
【0061】揺動ユニット16には、図8(a)に示す
ように、下部側の昇降シリンダ16aによって上下動さ
れる枠体16bが設けられている。この枠体16bの上
方には、さらに、上下の各端部側がコイルばね形状とな
された複数の揺動ポスト16c…を介して、サヤ載置板
16dが支持されている。このサヤ載置板16dにおけ
る上面には、一対のクランプ16e・16eが両側に設
けられる一方、下面中央部には、短寸円筒状のリング体
16fが接合されている。一方、上記枠体16b内には
モータ16gが取付けられており、このモータ16gに
よって、上記リング体16fに上端部が嵌挿されている
偏心シャフト16hを、減速機構部16iを介して回転
駆動するようになっている。
【0062】上記偏心シャフト16hは、図8(b)に
示すように、上記減速機構部16iの駆動軸が挿入され
て固定される取付穴16jを下側に有すると共に、上部
に、上記リング体16fに嵌挿される偏心軸部16kを
有している。そして、この偏心軸部16kは、図8
(c)に示すように、取付穴16jに対して偏心した位
置に設けられている。これにより、前記モータ16gを
作動し、偏心シャフト16hを回転させると、偏心軸部
16kは、取付穴16jの中心点の回りに、上記の偏心
量を半径とする円周上を旋回する。したがって、この偏
心軸部16kがリング体16fに嵌挿されている前記の
サヤ載置板16dには、その中心部が上記の偏心量を半
径とする円周上を旋回するような水平面内での揺動動作
が生じることとなる。
【0063】前記第1〜3原料供給ユニット13〜15
では、図8(a)に二点鎖線で示すように、サヤ1内
に、その内容積に見合う量の原料粉体Pを、中央側で盛
り上がりを生じた状態として供給される。このサヤ1が
サヤ揺動ユニット16上に送られてくると、前記昇降シ
リンダ16aを作動してサヤ載置板16dを上昇させ、
サヤ1を第3コンベア5の搬送体5a上の位置から持上
げて、このサヤ1の上方を覆う蓋体16mに下側から近
接する位置に位置させる。次いで、クランプ16e・1
6eをONにしてサヤ1を挾持し、サヤ載置板16d上
で固定する。そして、前記モータ16gを所定時間作動
し、これによって、サヤ載置板16d上のサヤ1に、前
記の揺動動作を生じさせる。所定時間経過後、モータ1
6gおよびクランプ16e・16eをOFFにし、さら
に、昇降シリンダ16aを下降させることによって、サ
ヤ1は第3コンベア5の搬送体5上への載置状態に戻さ
れ、この第3コンベア5によって、前記段積みユニット
17へと送られる。
【0064】上記のようにサヤ1を揺動させることによ
って、それまで中央部側で盛り上がりを生じていた原料
粉体には、横方向に適度に遠心力が作用して側方へと移
動し、これによって、原料粉体の表面が平坦になるよう
にならされ、サヤ1の上端面とほぼ面一状態となる。こ
れにより、従来の振動式やスリ切り式で問題となってい
た発塵や、粉の飛散等を生じることなく、サヤ1内にほ
ぼ100%に近い原料粉体の充填を行うことが可能とな
っている。
【0065】上記の揺動ユニットから、原料粉体の充填
されたサヤ1が順次送られてくる段積みユニット17
は、前述した段バラシユニット7とほぼ同様の構成をな
しており、このユニット7とは逆の動作にて、順次送ら
れてくるサヤ1…を段積み状態とする。すなわち、第3
コンベア5の端部まで送られてきたサヤ1をクランプ1
7f・17fで把持し、サヤ移載機構部17eにより可
動部17dを上昇させて昇降台17c側へ前進させる。
そして、昇降台17c上で可動部17dを下降せてクラ
ンプ17f・17fをOFFにすることで、サヤ1は第
3コンベア5上から昇降台17c上に移載される。この
ような移載が行われる毎に、昇降台17cをサヤ1の厚
さと同等の高さ寸法だけ順次下降させていくことによ
り、昇降台17c上にサヤ1…が段積みされる。
【0066】前記段バラシユニット7に台車23から移
載されるサヤ段と同数のサヤ1…が、上記の昇降台17
c上に段積みされると、その上面に、前記フタ2が載せ
られる。これは、前記段バラシユニット7上のサヤ段か
ら、フタ取り外しユニット18によって第4コンベア6
へと移載され、第4コンベア6を通して段積みユニット
17側へと送られてきたものであり、第4コンベア6上
のフタ2を、昇降台17c上に段積みされたサヤ段上に
移載するために、段積みユニット17の側部に、フタ取
り外しユニット18と同様に、旋回動作を生じるアーム
19aを有するフタ取り付けユニット19が設けられて
いる。アーム19a先端の吸着板19bで第4コンベア
6の端部へと送られてきたフタ2を吸着し、アーム19
aを旋回させることで、昇降台17c上のサヤ段上にフ
タ2が載せられる。
【0067】このサヤ段をレール22・22上の台車2
3に移載するするための前記サヤローダ25は、前述し
たサヤアンローダ24と同様に、梁材25aに沿って自
走する駆動機構部25bを設けて構成され、この駆動機
構部25bから垂下する押さえ板25cおよびL字状の
棒状部材から成る爪25dとでサヤ段が上下から挟み込
んだ状態で挾持され、段積みユニット17の昇降台17
cから、仮置きするための載置台17a、さらに、台車
23へと移載される。
【0068】前記のフタ2は、第4コンベア6を通して
送られる間に、フタ洗浄ユニット20においてブラッシ
ング洗浄される。このユニット20には、第4コンベア
6の上方にフタ2を持上げるリフタ20aと、持上げら
れたフタ2を両側から挾持して第2コンベア4の側方へ
と移動させる移動機構部20bと、その移動箇所に配置
された一対の回転ブラシ20c・20cとが設けられ、
これら回転ブラシ20c・20c間にフタ2を通過させ
ることによって、フタ2の上下両面がブラッシングさ
れ、表面に付着していた粉体や塵埃が除去される。
【0069】上記のブラッシング洗浄後、第4コンベア
6上に戻されたフタ2は、次いで、フタ反転ユニット2
1によって反転される。このユニット21は、フタ2の
厚さよりもやや寸法の広い挿入隙間を両側にそれぞれ有
する断面エ形の回転体21aと、これを180°回転さ
せるモータ21bとから成り、第2コンベア4上を送ら
れるフタ2が上記回転体21aの挿入隙間に入り込む
と、モータ21bが駆動されて回転体21aが180°
回転し、これによって、フタ2は180°旋回して第2
コンベア4上に戻ることとなって、表裏が反転する。こ
れにより、フタ2は、サヤ段バラシユニット7上のサヤ
段から外されたときとは表裏が逆の状態となって、サヤ
段積みユニット17上のサヤ段の上面に被せられる。
【0070】上記のような反転操作により、フタ2は、
繰り返して焼成炉へと送られる場合にも交互に表裏が反
転し、これによって、焼成時における熱の影響が均等化
される。この結果、焼成時におけるヒートショックによ
る割れの発生を大幅に低減することができる。
【0071】前記サヤローダ25により、段積みユニッ
ト17からのサヤ段の移載が繰返され、適当数のサヤ段
の載置状態となった台車23は、図示しない焼成炉へと
送られる。この焼成炉において、各サヤ1…内に充填さ
れている原料粉体の焼成処理が行われ、そして、焼成が
完了すると、焼成炉からサヤアンローダ24の位置へと
台車23が送られる。そして、このサヤアンローダ24
や他の各ユニットでの上述した動作が行われることによ
り、各サヤ1…からの焼成後の製品粉体の回収と、原料
粉体の充填とが繰返される。
【0072】なお、上記装置では、図示しない制御装置
で、第1〜第3原料供給ユニット13〜15のいずれか
ら原料粉体を供給するかの指定を行うようになってお
り、指定されたユニット13〜15から、前記したよう
に、サヤ1に原料粉体が供給される。さらに、上記の制
御装置で、前記のサヤ洗浄ユニット9・10でのサヤ1
の洗浄処理を行わずに、これらのユニット9・10をサ
ヤ1が通過するように設定することができるようにもな
っている。これは、製品粉体回収後にサヤ1の壁面に付
着して残留する粉体が、このサヤ1に新たに充填される
原料粉体に混入しても問題を生じないような同一種類の
原料粉体および同一の熱処理条件での焼成が繰返される
場合に、適宜、設定される。また、上記装置において
は、9段の段積みされたサヤ段は、検査ユニット11で
割れが検出された場合でもその都度新サヤ1が補充さ
れ、段積みユニット17により9段のサヤ段とされると
きには、他のサヤ段中にあったサヤ1が混入することは
ないので、この9段のサヤ段毎に、いわゆるロット番号
を付し、このサヤ段毎に、例えば供給する原料粉体の種
類の切り換え等に対応させた管理を、上記の制御装置で
行うようになっている。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
粉体の充填および回収装置は、容器搬送ラインが設けら
れ、この容器搬送ラインにおける入口側から出口側への
容器の送り方向に沿って、製品粉体を落下させて回収す
るために容器を反転させる製品回収ユニットと、容器の
割れを検査し、割れが検出された容器を容器搬送ライン
から排出する検査ユニットと、容器への原料粉体の供給
を行う原料供給ユニットとが順次設けられている構成で
ある。
【0074】これにより、製品粉体の回収と原料粉体の
充填とが人手を介さずに自動的に行われるので、作業環
境の改善と生産性の向上とを図ることができると共に、
製品粉体の回収後、割れを生じている容器は自動的に排
除されるので、その後の加熱処理時における処理炉内で
の粉体の飛散が防止され、これによって、生産性の低下
を抑えることができるという効果を奏する。
【0075】請求項2記載の粉体の充填および回収装置
は、上記の検査ユニットに、容器をほぼ密閉状にして真
空吸引し、真空度が設定値に達しないときの容器を容器
搬送ラインから排出する割れ容器排出手段が設けられて
いる構成である。
【0076】このように、容器の外観によらずに真空吸
引によって割れ検査が行われるので、外観からは検出し
にくいクラック等もより確実に検出することができる。
このため、熱処理炉に挿入されたときに、粉体の飛散を
生じる大きな割れに至るようなクラックを事前に検出し
て排除することができるので、熱処理炉内での割れの発
生を一層確実に防止することが可能となり、これによっ
て、より高い生産性を維持することができるという効果
を奏する。
【0077】請求項3記載の粉体の充填および回収装置
は、上記の製品回収ユニットに、容器を反転させて開口
面が下側を向いた状態で、容器内壁面への付着粉体を落
下させるべく容器に軽い振動衝撃を与えるノッキング手
段が設けられている構成である。
【0078】このように、容器を反転させた状態で、さ
らに容器に軽い振動衝撃が与えられ、これによって、容
器内壁面への付着粉体が壁面から剥離して落下するの
で、製品粉体の回収率が向上し、品種切換え時の汚染も
少なくなり、この結果、生産性を向上することができる
という効果を奏する。
【0079】請求項4記載の粉体の充填および回収装置
は、上記容器搬送ラインにおける原料供給ユニットより
も出口側に、容器内で中央側に盛り上がりを生じている
原料粉体の表面を平坦にすべく、容器をほぼ水平面内で
揺動させる揺動ユニットがさらに設けられている構成で
ある。
【0080】これにより、粉塵の飛散が極力抑制された
効率的な表面のならし操作が行われ、作業環境の悪化の
抑制された効率的な充填を行わせることができるという
効果を奏する。
【0081】請求項5記載の粉体の充填および回収装置
は、上記容器搬送ラインの入口側に送られてくる所定の
個数の段積み状態の容器を、一個ずつ容器搬送ラインへ
と移載する段バラシユニットが容器搬送ラインの入口側
に設けられると共に、容器搬送ラインの出口側に、この
ライン上を順次送られてくる容器を上記所定の個数の段
積み状態とする段積みユニットが設けられ、さらに、容
器搬送ラインにおける検査ユニットと原料供給ユニット
との間に、検査ユニットにより割れ容器が容器搬送ライ
ンが排出されたときに新容器を容器搬送ラインに供給す
る新容器補充ユニットが設けられている構成である。
【0082】これにより、所定の個数の段積み状態の容
器を一つの群として、異なる群の容器が混ざることが防
止されるので、例えば原料粉体の品種の切換えが行われ
るような場合でも、所定の段積み個数毎に品種に対応さ
せて管理していくことが可能となる。この結果、管理作
業が容易になるので、これによっても、全体的な生産性
を向上することができるという効果を奏する。
【0083】請求項6記載の粉体の充填および回収装置
は、上記容器搬送ラインにおける入口側と出口側との間
にフタ搬送ラインがさらに配設され、容器搬送ラインの
入口側に、原料粉体の加熱処理を行うときに容器の上面
開口を覆うフタを容器から取り外してフタ搬送ラインに
移載するフタ取り外しユニットが設けられると共に、容
器搬送ラインの出口側に、フタ搬送ライン上のフタを容
器の上面開口部に載せるフタ取り付けユニットが設けら
れ、かつ、上記フタ搬送ラインに、このライン上を送ら
れるフタを反転させるフタ反転ユニットが設けられてい
る構成である。
【0084】これにより、フタの繰り返し使用における
熱処理の影響が平均化されるので、変形の度合等が少な
くなって割れを生じにくくなり、この結果、より長期の
使用が可能となることにより、全体的な生産性を向上さ
せることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における粉体の充填および回
収装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】上記装置におけるサヤアンローダ・段バラシユ
ニットおよびフタ取り外しユニットを示す斜視図であ
る。
【図3】上記装置における製品回収ユニット・サヤ洗浄
第1ユニット・サヤ洗浄第2ユニット・検査ユニット・
新サヤ補充ユニットを示す斜視図である。
【図4】上記製品回収ユニットの平面図である。
【図5】上記製品回収ユニットの正面図である。
【図6】上記製品回収ユニットにおける製品回収時の動
作を示す一部切欠断面図である。
【図7】上記装置における第1〜第3原料供給ユニット
と揺動ユニットとを示す斜視図である。
【図8】上記揺動ユニットを示すものであって、同図
(a)は正面図、同図(b)は上記揺動ユニットに組込
まれている偏心シャフトの一部切欠断面図、同図(c)
は上記偏心シャフトの平面図である。
【図9】上記装置における段積みユニット・サヤローダ
・フタ洗浄ユニット・フタ反転ユニット・フタ取り付け
ユニットを示す斜視図である。
【図10】上記装置で取り扱われるサヤおよびフタを示
すものであって、同図(a)はフタの斜視図、同図
(b)はサヤの斜視図である。
【符号の説明】
1 サヤ(容器) 2 フタ 3 第1コンベア(容器搬送ライン) 4 第2コンベア(容器搬送ライン) 5 第3コンベア(容器搬送ライン) 6 第4コンベア(フタ搬送ライン) 7 段バラシユニット 8 製品回収ユニット 8g ノッカ(ノッキング手段) 11 検査ユニット 11e 割れサヤ排出用シリンダ(割れ容器排出手段) 12 新サヤ補充ユニット(新容器補充ユニット) 13・14・15 原料供給ユニット 16 揺動ユニット 17 段積みユニット 18 フタ取り外しユニット 19 フタ取り付けユニット 21 フタ反転ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須川 敏史 岐阜県土岐市駄知町2321の2 高砂工業 株式会社内 (72)発明者 森本 文夫 岐阜県土岐市駄知町2321の2 高砂工業 株式会社内 (72)発明者 水野 雅博 岐阜県土岐市駄知町2321の2 高砂工業 株式会社内 審査官 豊永 茂弘 (56)参考文献 特開 昭57−125127(JP,A) 特開 平1−195312(JP,A) 特開 昭58−34336(JP,A) 特開 昭62−91279(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 4/00 - 4/02 B65G 47/00 - 47/96 B65G 43/00 - 43/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原料粉体を上面が開口した容器に充填し、
    加熱処理を施した後の製品粉体を容器から回収する粉体
    の充填および回収装置であって、 容器搬送ラインが設けられ、この容器搬送ラインにおけ
    る入口側から出口側への容器の送り方向に沿って、製品
    粉体を落下させて回収するために容器を反転させる製品
    回収ユニットと、容器の割れを検査し、割れが検出され
    た容器を容器搬送ラインから排出する検査ユニットと、
    容器への原料粉体の供給を行う原料供給ユニットとが順
    次設けられていることを特徴とする粉体の充填および回
    収装置。
  2. 【請求項2】上記の検査ユニットに、容器をほぼ密閉状
    にして真空吸引し、真空度が設定値に達しないときの容
    器を容器搬送ラインから排出する割れ容器排出手段が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の粉体の充
    填および回収装置。
  3. 【請求項3】上記の製品回収ユニットに、容器を反転さ
    せて開口面が下側を向いた状態で、容器内壁面への付着
    粉体を落下させるべく容器に軽い振動衝撃を与えるノッ
    キング手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の粉体の充填および回収装置。
  4. 【請求項4】上記容器搬送ラインにおける原料供給ユニ
    ットよりも出口側に、容器内で中央側に盛り上がりを生
    じている原料粉体の表面を平坦にすべく、容器をほぼ水
    平面内で揺動させる揺動ユニットがさらに設けられてい
    ることを特徴とする請求項1、2又は3記載の粉体の充
    填および回収装置。
  5. 【請求項5】上記容器搬送ラインの入口側に送られてく
    る所定の個数の段積み状態の容器を、一個ずつ容器搬送
    ラインへと移載する段バラシユニットが容器搬送ライン
    の入口側に設けられると共に、容器搬送ラインの出口側
    に、このライン上を順次送られてくる容器を上記所定の
    個数の段積み状態とする段積みユニットが設けられ、さ
    らに、容器搬送ラインにおける検査ユニットと原料供給
    ユニットとの間に、検査ユニットにより割れ容器が容器
    搬送ラインが排出されたときに新容器を容器搬送ライン
    に供給する新容器補充ユニットが設けられていることを
    特徴とする請求項1、2、3又は4記載の粉体の充填お
    よび回収装置。
  6. 【請求項6】上記容器搬送ラインにおける入口側と出口
    側との間にフタ搬送ラインがさらに配設され、容器搬送
    ラインの入口側に、原料粉体の加熱処理を行うときに容
    器の上面開口を覆うフタを容器から取り外してフタ搬送
    ラインに移載するフタ取り外しユニットが設けられると
    共に、容器搬送ラインの出口側に、フタ搬送ライン上の
    フタを容器の上面開口部に載せるフタ取り付けユニット
    が設けられ、かつ、上記フタ搬送ラインに、このライン
    上を送られるフタを反転させるフタ反転ユニットが設け
    られていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は
    5記載の粉体の充填および回収装置。
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