JP3330912B2 - 金属ポール並びに金属ポールの施工構造 - Google Patents
金属ポール並びに金属ポールの施工構造Info
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Description
柱として適用される金属ポール並びに金属ポールの施工
構造に関する。
来の金属ポールの施工構造を示す断面図である。地面1
に掘った穴にコンクリートを流し込んで基礎2を形成す
ると共に、該基礎2に金属ポール3を立てて、金網4を
支持する支柱にしている。
しみ込んで溜まり、内部から錆が発生して、強度が低下
してくる。特に、金属ポール3の中で、基礎2の上面付
近まで雨水が溜まると、金属ポール3の根元付近が錆び
るため、台風などの際の強風で、金属ポール3の根元が
折れ曲がってしまう。
着目し、金属ポールが根元から折れ曲がるのを防止する
ことにある。
のような手段によって解決される。請求項1は、金属ポ
ール自体の構造であり、中空の金属ポールの内部に、下
端側から、補強を兼ねた合成樹脂柱を挿入して、該合成
樹脂柱の入っている部分がコンクリート基礎の面や地面
より上側まで延びるように埋め込む構造とし、該合成樹
脂柱の上端は閉鎖されており、該金属ポールには、該合
成樹脂柱の上端部に、水抜き孔を開けてある。
合成樹脂柱を挿入してあり、該合成樹脂柱の入っている
部分がコンクリート基礎の面や地面より上側まで延びる
ように埋め込む構造としたため、この金属ポールを支柱
として立てた場合、最も外力のかかる根元が合成樹脂柱
で補強されているので、根元が折れ曲がるのを防止でき
る。
は閉鎖されており、しかも該金属ポールには、該合成樹
脂柱の上端部に、水抜き孔を開けてあるので、金属ポー
ルの内部に浸入してきた雨水は、前記の水抜き孔から確
実に排水される。その結果、金属ポール内部に浸入して
きた雨水で、根元付近やその上側が内部から錆びるのを
確実に防止できる。
施工構造であり、下端側から、補強を兼ねた合成樹脂柱
が挿入されている中空の金属ポールをコンクリート基礎
や地面に立てた構造において、該合成樹脂柱の入ってい
る部分が、コンクリート基礎の面や地面より上側まで延
びている。また、該合成樹脂柱の上端は閉鎖されてお
り、該金属ポールには、該合成樹脂柱の上端部に、水抜
き孔を開けてある。
入っている部分が、コンクリート基礎の面や地面より上
側まで延びているので、最も力がかかる金属ポール根元
部分が合成樹脂柱で補強されることになり、金属ポール
の根元が折れ曲がるのを防止できる。
り、該金属ポールには、該合成樹脂柱の上端部に、水抜
き孔を開けてあるので、金属ポールの中に浸入した雨水
は該水抜き孔から確実に排水される。その結果、金属ポ
ール内部から根元やその上側が錆びるのを防止できる。
に金属ポールの施工構造が実際上どのように具体化され
るか実施形態を説明する。図2は本発明による金属ポー
ルを支柱として立てた状態の縦断面図である。
になっている。この金属ポール5には、下端側に合成樹
脂柱6を挿入して、補強してある。この合成樹脂柱6
は、図示のように筒体を用いてもよいが、合成樹脂パイ
プの場合は、上端の開口は蓋材7で閉じられていて、内
部に水が入らないようになっている。
の位置において、水抜き孔8を開けてある。したがっ
て、この金属ポール5の中に雨水が入っても、水抜き孔
8から排水されるので、金属ポール5の内部から錆が発
生するのを効果的に抑制できる。
は、図示のように、合成樹脂柱6が入っていて強度の強
い部分が、根元となるようにする。つまり、コンクリー
ト基礎2に金属ポール5の下端側を埋め込んで立てる場
合に、合成樹脂柱6の入っている部分が、コンクリート
基礎2の上面2aより上側まで延びるように、位置決め
する。
強度のかかる根元の部分に合成樹脂柱6が入っていて補
強されているので、根元が折れ曲がるのを効果的に防止
できる。また、合成樹脂柱6の入っている部分は、金属
ポール内に浸入した雨水で錆びる恐れもないので、錆に
よる強度低下も防止できる。
いて立てる例を示したが、杭のように、地面に直接打ち
込んで立てることもできる。
として、中実の合成樹脂棒を挿入してもよい。この場合
は、合成樹脂柱6の上端は、蓋で閉鎖するまでもなく、
初めから閉鎖されていることになる。
パイプ6の内部に、細いパイプを更に挿入することもで
きる。すなわち、同心円状に複数の合成樹脂パイプを挿
入して、強度を更に上げることもできる。
に接着剤をつけると、金属ポール5の内面と合成樹脂柱
6との間に雨水が浸入するのをより確実に防止できる。
水抜き孔8から適量の接着剤を流し込むことで、容易に
可能である。
脂パイプ6と蓋板7との間は、予め接着剤などで確実に
封止する。なお、合成樹脂パイプ6の上端開口に詰め物
を詰めることで、閉鎖することも可能である。
が、強度が低下しないよう配慮を要する。
下端側に合成樹脂柱を挿入してあり、該合成樹脂柱の入
っている部分がコンクリート基礎の面や地面より上側ま
で延びるように埋め込む構造としたため、この金属ポー
ルを支柱として立てた場合、最も外力のかかる根元が合
成樹脂柱で補強されているので、根元が折れ曲がるのを
防止できる。
は閉鎖されており、しかも該金属ポールには、該合成樹
脂柱の上端部に、水抜き孔を開けてあるので、金属ポー
ルの内部に浸入してきた雨水は、前記の水抜き孔から確
実に排水される。その結果、金属ポールの根元付近やそ
の上側が内部から錆びるのを確実に防止できる。
脂柱の入っている部分が、コンクリート基礎の面や地面
より上側まで延びているので、最も力がかかる金属ポー
ル根元部分が合成樹脂柱で補強されることになり、金属
ポールの根元が折れ曲がるのを防止できる。
り、該金属ポールには、該合成樹脂柱の上端部に、水抜
き孔を開けてあるので、金属ポールの中に浸入した雨水
は該水抜き孔から確実に排水される。その結果、金属ポ
ールの根元やその上側が内部から錆びるのを防止でき
る。
単な構造で、金属ポールの支柱が根元から折れ曲がるの
を防止でき、また根元やその上側の内部から錆が発生す
るのを防止できる。
ある。
状態の縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 中空の金属ポールの内部に、下端側か
ら、補強を兼ねた合成樹脂柱を挿入して、該合成樹脂柱
の入っている部分がコンクリート基礎の面や地面より上
側まで延びるように埋め込む構造とし、該合成樹脂柱の
上端は閉鎖されており、該金属ポールには、該合成樹脂
柱の上端部に、水抜き孔を開けてあることを特徴とする
金属ポール。 - 【請求項2】 下端側から、補強を兼ねた合成樹脂柱が
挿入されている中空の金属ポールをコンクリート基礎や
地面に立てた構造において、 該合成樹脂柱の入っている部分が、コンクリート基礎の
面や地面より上側まで延びており、 該合成樹脂柱の上端は閉鎖されており、該金属ポールに
は、該合成樹脂柱の上端部に、水抜き孔を開けてあるこ
とを特徴とする金属ポールの施工構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30610899A JP3330912B2 (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 金属ポール並びに金属ポールの施工構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30610899A JP3330912B2 (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 金属ポール並びに金属ポールの施工構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001123709A JP2001123709A (ja) | 2001-05-08 |
JP3330912B2 true JP3330912B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=17953144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30610899A Expired - Lifetime JP3330912B2 (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 金属ポール並びに金属ポールの施工構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3330912B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101688403B1 (ko) * | 2016-05-09 | 2016-12-21 | (주) 유창스틸산업 | 보강 지주를 갖는 가드레일 구조물 |
-
1999
- 1999-10-27 JP JP30610899A patent/JP3330912B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001123709A (ja) | 2001-05-08 |
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