JPS597481Y2 - 電柱用キャップ - Google Patents

電柱用キャップ

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Publication number
JPS597481Y2
JPS597481Y2 JP4953480U JP4953480U JPS597481Y2 JP S597481 Y2 JPS597481 Y2 JP S597481Y2 JP 4953480 U JP4953480 U JP 4953480U JP 4953480 U JP4953480 U JP 4953480U JP S597481 Y2 JPS597481 Y2 JP S597481Y2
Authority
JP
Japan
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side wall
utility pole
outer circumferential
short tube
circumferential side
Prior art date
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Expired
Application number
JP4953480U
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English (en)
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JPS56152521U (ja
Inventor
純三 市川
Original Assignee
名伸電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 名伸電機株式会社 filed Critical 名伸電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンクリート電柱の頂部に冠着固定して設置
する電柱用キャップに関するものである。
従来、軸芯を中空にして形威されているコンクリート電
柱にあっては、雨水等の浸入を防止するために電柱頂部
に第6図に示すようにコンクリート板9をモルタル等の
接合材Dで接着し、固定せしめて蓋をしていたが、この
蓋の取付けは電柱Aを建柱する際にその最終作業として
行なわれ、従って作業場所は高所となり、作業困難でか
つ危険を伴なうものであった。
このような問題を解消するために例えば第7図に示すよ
うに、円形状をなす上面壁2aの周縁に外周側壁3aを
垂設せしめ、該上面壁2aの内面に外周側壁3aと同心
状に該外周側壁2aより浅い短筒5aを突設してキャッ
プ本体1aを形威して、このキャップ本体1aをモルタ
ル等の接合材Dを肉盛りした電柱Aの頂部に冠着して接
合材Dを外周側壁3aと短筒5aとの間に充填接合せし
めて固定するようにしたものがある。
しかしながら、この場合にはキャップ本体1aの上面壁
2aの短筒5a内相当部分が中空状となって肉厚が薄く
、長期間の使用での直射日光暴露の影響や降雨、さらに
は風圧による振動等の所謂、自然現象によってクラツク
や割れが発生し、遂には破損し、風を受けて落下して人
身事故を起こすことがあり、また、このように脱落して
しまうことでキャップとしての用を果たし得なくなる問
題がなお残っている。
本考案はこうしたなお残る問題を解決するために前記の
短筒内面に複数の突出片を放射状に設け、さらにこれら
の突出片に貫通孔を穿設して該短筒内に堅練りしたモル
タル等を充填して前記突出片並びに貫通孔によって前記
モルタルを強く交絡保持させ、短筒内を中空部のない肉
厚構造とし、これによって優れた耐候性を保有せしめて
、クラツクや割れを発生することなく長期間にわたって
安定して使用し得ることを目的としたものである。
以下に本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図乃至第3図において1は合戊樹脂材を用いて一体
或形してなるキャップ本体であり、円板状の上面壁2の
周縁に外周側壁3を垂設すると共に該外周側壁3の内面
に複数条のリブ4・・・・・・を縦状に突設せしめ、前
記上面壁2の下面に外周側壁3と同心状に該外周側壁3
より浅い寸法の短筒5を突設すると共に該短筒5の内面
に複数の板状突出片6・・・・・・を放射状に設け、さ
らに各突出片6に貫通孔7を穿設して形或したものであ
る。
なお短筒5は電柱Aの軸芯に形或される中空部Bの直径
より大径に形或する。
そして該短筒5内に堅練りしたモルタル等の肉盛材8を
充填せしめて第4図に示す電柱用キャップaを構或する
第5図はこのように構威された電柱用キャップaの使用
を説明するためのもので、図中Cは電柱Aの頂部に突出
部分を有する補強用鉄筋である。
この補強用鉄筋Cの突出部分を包埋するように電柱Aの
頂部にモルタル等の接合材Dを肉盛りして電柱用キャッ
プaを冠着させれば接合材Dは外周側壁3と短筒5間に
充填されて電柱Aの頂部面及び補強用鉄筋Cとを一体的
に接合せしめ、さらに外周側壁3の内面に突設したリブ
4・・・・・・によって交絡が強められ、電柱用キャッ
プaを電柱Aに確実に冠着して、強固に接着させること
ができる。
そして、図示したように短筒5内に肉盛材8を充填した
ことによって中空部分がなくなり、肉厚構造となり、さ
らにこの肉厚構造は短筒5内に突設した突出片6・・・
・・・並びに各突出片6・・・・・・に設けた貫通孔7
によって肉盛材8の交絡が強められるために長期間の使
用に際しても脱落することばない。
従って、上面壁2は直射日光暴露による影響や風雨等に
よって劣化せず、優れた耐候性を保ち続けることができ
る。
このように本考案によれば、クラツクや割れを発生する
ことなく長期間安定に使用し続けて雨水等の浸入防止の
目的を十分果たすことができる。
さらに本考案は取付け簡単で、高所での作業を容易にし
、危険が少なくすることができるといった役目もまた十
分に果たすことができる利点をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係わるもので第1図は本考案に係わるキャ
ップ本体の一部切欠いて示す斜視図、第2図はその底面
よりみた斜視図、第3図はその断面図、第4図は短筒内
に肉盛材を充填した本考案の電柱用キャップの断面図、
第5図は電柱に冠着設置した状態を示す縦断面図、第6
図及び第7図は従来例図である。 1・・・・・・キャップ本体、2・・・・・・上面壁、
3・・・・・・外周側壁、4・・・・・・リブ、5・・
・・・・短筒、6・・・・・・突出片、7・・・・・・
貫通孔、8・・・・・・肉盛材、a・・・・・・電柱用
キャップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円形状をなす上面壁の周縁に外周側壁を垂設せしめると
    共に該外周側壁の内面に複数条のリブを突設せしぬ、前
    記上面壁の下面に外周側壁と同心状にして、かつ外周側
    壁より浅い短筒を突設すると共に短簡の内面には複数の
    突出片を放射状に突出せしめ、さらにこれら突出片に貫
    通孔を穿設せしめて合戊樹脂材の一体或形によりキャッ
    プ本体を形或し、前記短筒内にモルタル等の肉盛材を充
    填せしめて構成したことを特徴とする電柱用キャップ。
JP4953480U 1980-04-12 1980-04-12 電柱用キャップ Expired JPS597481Y2 (ja)

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JP4953480U JPS597481Y2 (ja) 1980-04-12 1980-04-12 電柱用キャップ

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JP4953480U JPS597481Y2 (ja) 1980-04-12 1980-04-12 電柱用キャップ

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JPS56152521U JPS56152521U (ja) 1981-11-14
JPS597481Y2 true JPS597481Y2 (ja) 1984-03-07

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ID=29644502

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014214416A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 株式会社日本ネットワークサポート コンクリート柱およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014214416A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 株式会社日本ネットワークサポート コンクリート柱およびその製造方法

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JPS56152521U (ja) 1981-11-14

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