JP3329503B2 - 冷却システム - Google Patents
冷却システムInfo
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- JP3329503B2 JP3329503B2 JP03501093A JP3501093A JP3329503B2 JP 3329503 B2 JP3329503 B2 JP 3329503B2 JP 03501093 A JP03501093 A JP 03501093A JP 3501093 A JP3501093 A JP 3501093A JP 3329503 B2 JP3329503 B2 JP 3329503B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capillary tube
- joint pipe
- cooling system
- refrigerant
- evaporator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/30—Expansion means; Dispositions thereof
- F25B41/37—Capillary tubes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2500/00—Problems to be solved
- F25B2500/12—Sound
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍・冷蔵機器および
空調機器等に用いられる冷却システムに関するものであ
る。
空調機器等に用いられる冷却システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、低騒音化の面から、冷却システム
内を流れる冷媒の冷媒音の低減に関するニ−ズが高まっ
ている。
内を流れる冷媒の冷媒音の低減に関するニ−ズが高まっ
ている。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来例(特開
平4−15495号公報)について説明する。図4は、
従来の冷却システムの冷凍サイクル図であり、図5は、
従来の冷却システムを構成するキャピラリチュ−ブとジ
ョイントパイプの接続部の断面図、図6はキャピラリチ
ュ−ブの斜視図である。図4、図5、図6において、1
は圧縮機、2は凝縮器、3はキャピラリチュ−ブ、4は
ジョイントパイプ、5は蒸発器であり、圧縮機1、凝縮
器2、キャピラリチュ−ブ3、ジョイントパイプ4、蒸
発器5は内部を冷媒Aが流れる配管によって接続されて
いる。
平4−15495号公報)について説明する。図4は、
従来の冷却システムの冷凍サイクル図であり、図5は、
従来の冷却システムを構成するキャピラリチュ−ブとジ
ョイントパイプの接続部の断面図、図6はキャピラリチ
ュ−ブの斜視図である。図4、図5、図6において、1
は圧縮機、2は凝縮器、3はキャピラリチュ−ブ、4は
ジョイントパイプ、5は蒸発器であり、圧縮機1、凝縮
器2、キャピラリチュ−ブ3、ジョイントパイプ4、蒸
発器5は内部を冷媒Aが流れる配管によって接続されて
いる。
【0004】キャピラリチュ−ブ3の一部は、ジョイン
トパイプ4に挿入され、ろう材6によってろう付け接合
されている。
トパイプ4に挿入され、ろう材6によってろう付け接合
されている。
【0005】以上のように構成された、冷却システムに
ついて、以下その動作について説明する。
ついて、以下その動作について説明する。
【0006】圧縮機1で圧縮された冷媒Aは、凝縮器2
で液化しキャピラリチュ−ブ3へと送られる。そして、
キャピラリーチューブ3で減圧され気液二相流としてジ
ョイントパイプ4、蒸発器5に入り気化し再び、圧縮機
1へと戻り、冷凍サイクルを形成する。
で液化しキャピラリチュ−ブ3へと送られる。そして、
キャピラリーチューブ3で減圧され気液二相流としてジ
ョイントパイプ4、蒸発器5に入り気化し再び、圧縮機
1へと戻り、冷凍サイクルを形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷却システムの構成では、キャピラリーチューブ3の内
径とジョイントパイプ4の内径との間に段差が生じる。
このため冷媒Aが、ジョイントパイプ4の管内へ吐出さ
れる際に、急激な圧力変化が起き、この圧力変化によっ
て、気液二相流状態である冷媒Aの流れに、大きな乱れ
が生じる。この流れの乱れが、キャピラリチュ−ブ3と
ジョイントパイプ4など、蒸発器5を含めた冷却システ
ムにおいて、異音や振動を発生するという課題を有して
いた。本発明は上記課題に鑑み、冷媒音や振動を抑えた
冷却システムを提供するものである。
冷却システムの構成では、キャピラリーチューブ3の内
径とジョイントパイプ4の内径との間に段差が生じる。
このため冷媒Aが、ジョイントパイプ4の管内へ吐出さ
れる際に、急激な圧力変化が起き、この圧力変化によっ
て、気液二相流状態である冷媒Aの流れに、大きな乱れ
が生じる。この流れの乱れが、キャピラリチュ−ブ3と
ジョイントパイプ4など、蒸発器5を含めた冷却システ
ムにおいて、異音や振動を発生するという課題を有して
いた。本発明は上記課題に鑑み、冷媒音や振動を抑えた
冷却システムを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却システムは
上記課題を解決するために、キャピラリーチューブと蒸
発器と、前記キャピラリチュ−ブと前記蒸発器とを接続
するジョイントパイプからなり、前記キャピラリチュ−
ブの先端を前記ジョイントパイプ内に挿入し、この挿入
した部分の周縁に冷媒の流れ方向に傾斜した多数の小孔
を設けたものである。
上記課題を解決するために、キャピラリーチューブと蒸
発器と、前記キャピラリチュ−ブと前記蒸発器とを接続
するジョイントパイプからなり、前記キャピラリチュ−
ブの先端を前記ジョイントパイプ内に挿入し、この挿入
した部分の周縁に冷媒の流れ方向に傾斜した多数の小孔
を設けたものである。
【0009】
【作用】本発明の冷却システムは上記した構成により、
キャピラリーチューブからジョイントパイプへ徐々に冷
媒を吐出することができるので、キャピラリーチューブ
からジョイントパイプへの冷媒の吐出流速を抑えること
ができ、急激な圧力変化を和らげることができる。
キャピラリーチューブからジョイントパイプへ徐々に冷
媒を吐出することができるので、キャピラリーチューブ
からジョイントパイプへの冷媒の吐出流速を抑えること
ができ、急激な圧力変化を和らげることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の冷却システムの一実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の冷
却システムに用いられるキャピラリーチューブとジョイ
ントパイプとの接続部の断面図、図2はキャピラリーチ
ューブの斜視図、図3は冷却システムの冷凍サイクル図
である。
いて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の冷
却システムに用いられるキャピラリーチューブとジョイ
ントパイプとの接続部の断面図、図2はキャピラリーチ
ューブの斜視図、図3は冷却システムの冷凍サイクル図
である。
【0011】図1、図2、図3において、11は圧縮
機、12は凝縮器、13はキャピラリチュ−ブ、14は
ジョイントパイプ、15は蒸発器であり、圧縮機11、
凝縮器12、キャピラリチュ−ブ13、ジョイントパイ
プ14、蒸発器15は内部を冷媒Aが流れる配管によっ
て接続されている。
機、12は凝縮器、13はキャピラリチュ−ブ、14は
ジョイントパイプ、15は蒸発器であり、圧縮機11、
凝縮器12、キャピラリチュ−ブ13、ジョイントパイ
プ14、蒸発器15は内部を冷媒Aが流れる配管によっ
て接続されている。
【0012】キャピラリチュ−ブ13の一部は、ジョイ
ントパイプ14に挿入され、ろう材16によってろう付
け接合されており、ジョイントパイプ14に挿入された
キャピラリーチュ−ブ13の周縁には、冷媒Bの流れ方
向に傾斜した多数の小孔17を設けている。
ントパイプ14に挿入され、ろう材16によってろう付
け接合されており、ジョイントパイプ14に挿入された
キャピラリーチュ−ブ13の周縁には、冷媒Bの流れ方
向に傾斜した多数の小孔17を設けている。
【0013】以上のように構成された冷却システムにつ
いて、以下図面を参照しながらその動作を説明する。
いて、以下図面を参照しながらその動作を説明する。
【0014】液単相流としてキャピラリーチュ−ブ13
に入ってきた冷媒Bは、キャピラリーチュ−ブ13で減
圧され、気液二相流としてキャピラリーチュ−ブ13の
出口側よりジョイントパイプ14、蒸発器15へと流れ
ていく。
に入ってきた冷媒Bは、キャピラリーチュ−ブ13で減
圧され、気液二相流としてキャピラリーチュ−ブ13の
出口側よりジョイントパイプ14、蒸発器15へと流れ
ていく。
【0015】この時、キャピラリーチュ−ブ13の端部
周縁に冷媒Bの流れ方向に傾斜した多数の小孔17を設
けているので、キャピラリーチュ−ブ13からジョイン
トパイプ14へ徐々に冷媒を吐出することができるの
で、ジョイントパイプ13への冷媒吐出流速を抑えるこ
とができる。よって、冷媒Bの急激な圧力変化を和らげ
ることができ、冷媒Bの乱れを抑制でき、冷媒音や、振
動を抑えられる。
周縁に冷媒Bの流れ方向に傾斜した多数の小孔17を設
けているので、キャピラリーチュ−ブ13からジョイン
トパイプ14へ徐々に冷媒を吐出することができるの
で、ジョイントパイプ13への冷媒吐出流速を抑えるこ
とができる。よって、冷媒Bの急激な圧力変化を和らげ
ることができ、冷媒Bの乱れを抑制でき、冷媒音や、振
動を抑えられる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の冷却システムはキ
ャピラリチュ−ブと、蒸発器と、前記キャピラリチュ−
ブを接続する前記ジョイントパイプとからなり、前記キ
ャピラリチュ−ブの先端をジョイントパイプ内に挿入
し、この挿入した部分の周縁に冷媒の流れ方向に傾斜し
た多数の小孔を設けたことにより、キャピラリチューブ
からジョイントパイプへ流動する際の急激な圧力変化を
和らげることができるので、キャピラリチュ−ブとジョ
イントパイプから発生する冷媒音、振動を抑えることが
できる。
ャピラリチュ−ブと、蒸発器と、前記キャピラリチュ−
ブを接続する前記ジョイントパイプとからなり、前記キ
ャピラリチュ−ブの先端をジョイントパイプ内に挿入
し、この挿入した部分の周縁に冷媒の流れ方向に傾斜し
た多数の小孔を設けたことにより、キャピラリチューブ
からジョイントパイプへ流動する際の急激な圧力変化を
和らげることができるので、キャピラリチュ−ブとジョ
イントパイプから発生する冷媒音、振動を抑えることが
できる。
【図1】本発明の実施例のキャピラリーチューブとジョ
イントパイプの接続部の要部断面図
イントパイプの接続部の要部断面図
【図2】本発明の実施例のキャピラリーチューブの斜視
図
図
【図3】本発明の実施例の冷却システムの冷凍サイクル
図
図
【図4】従来の冷却システムの冷凍サイクル図
【図5】従来の冷却システムのキャピラリーチューブと
ジョイントパイプの接続部の断面図
ジョイントパイプの接続部の断面図
【図6】従来のキャピラリーチューブの斜視図
13 キャピラリーチューブ 14 ジョイントパイプ 15 蒸発器 17 小孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−121175(JP,U) 実開 昭50−34174(JP,U) 実開 昭62−25768(JP,U) 実開 昭56−38275(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 41/00
Claims (1)
- 【請求項1】 キャピラリチュ−ブと蒸発器と、前記キ
ャピラリチュ−ブと前記蒸発器とを接続するジョイント
パイプとからなり、前記キャピラリチュ−ブの先端を前
記ジョイントパイプ内に挿入し、この挿入した部分の周
縁に冷媒の流れ方向に傾斜した多数の小孔を設けたこと
を特徴とする冷却システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03501093A JP3329503B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 冷却システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03501093A JP3329503B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 冷却システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06249544A JPH06249544A (ja) | 1994-09-06 |
JP3329503B2 true JP3329503B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=12430118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03501093A Expired - Fee Related JP3329503B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 冷却システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3329503B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107606773A (zh) * | 2017-08-29 | 2018-01-19 | 广东美的暖通设备有限公司 | 空调器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3320643B2 (ja) * | 1997-10-13 | 2002-09-03 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP03501093A patent/JP3329503B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107606773A (zh) * | 2017-08-29 | 2018-01-19 | 广东美的暖通设备有限公司 | 空调器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06249544A (ja) | 1994-09-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |