JP3281721B2 - 冷凍サイクル用絞り機構 - Google Patents
冷凍サイクル用絞り機構Info
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- JP3281721B2 JP3281721B2 JP09159294A JP9159294A JP3281721B2 JP 3281721 B2 JP3281721 B2 JP 3281721B2 JP 09159294 A JP09159294 A JP 09159294A JP 9159294 A JP9159294 A JP 9159294A JP 3281721 B2 JP3281721 B2 JP 3281721B2
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- Japan
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- capillary tube
- refrigeration cycle
- throttle mechanism
- outlet
- tapered
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/30—Expansion means; Dispositions thereof
- F25B41/37—Capillary tubes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2500/00—Problems to be solved
- F25B2500/12—Sound
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒流によって発生す
る騒音を低減することができるようにした冷凍サイクル
用絞り機構に関する。
る騒音を低減することができるようにした冷凍サイクル
用絞り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキャピラリチューブからなる冷凍
サイクル用絞り機構の例を、図2及び図3に示す。図2
はキャピラリチューブ1を直接同キャピラリチューブよ
り径の大きい接続配管2に取りつけた例であるが、この
場合、キャピラリチューブ1の出口で急拡大による冷媒
の噴流音が発生する問題がある。図2中3はキャピラリ
チューブと接続配管をロー付けする個所である。
サイクル用絞り機構の例を、図2及び図3に示す。図2
はキャピラリチューブ1を直接同キャピラリチューブよ
り径の大きい接続配管2に取りつけた例であるが、この
場合、キャピラリチューブ1の出口で急拡大による冷媒
の噴流音が発生する問題がある。図2中3はキャピラリ
チューブと接続配管をロー付けする個所である。
【0003】図3は、冷媒の噴流音の低減するようにし
た従来の冷凍サイクル用絞り機構の他の例であり、管径
の異なる補助配管4及び補助配管5を介してキャピラリ
チューブ1を同キャピラリチューブより径の大きい接続
配管2に接続した例である。図3中3a,3b,3cは
キャピラリチューブと補助配管、補助配管と補助配管及
び補助配管と接続配管をロー付けする箇所である。この
場合、それぞれの出口の急拡張比が小さくなるため、冷
媒ガスの最高流速を低くおさえることができ、噴流音の
低減を行うことができる。しかし、この図3に示す場合
には、前記の接続部のロー付け箇所と部品点数が増大し
コストが高くなり、また補助配管4及び補助配管5の長
さを長くとる必要があり、収納スペースに制約がある場
合十分な設計ができない。
た従来の冷凍サイクル用絞り機構の他の例であり、管径
の異なる補助配管4及び補助配管5を介してキャピラリ
チューブ1を同キャピラリチューブより径の大きい接続
配管2に接続した例である。図3中3a,3b,3cは
キャピラリチューブと補助配管、補助配管と補助配管及
び補助配管と接続配管をロー付けする箇所である。この
場合、それぞれの出口の急拡張比が小さくなるため、冷
媒ガスの最高流速を低くおさえることができ、噴流音の
低減を行うことができる。しかし、この図3に示す場合
には、前記の接続部のロー付け箇所と部品点数が増大し
コストが高くなり、また補助配管4及び補助配管5の長
さを長くとる必要があり、収納スペースに制約がある場
合十分な設計ができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のキャピラリチューブよりなる冷凍サイクル用絞り
機構においては、図2に示すような簡単な構成のもので
は冷媒の噴流による騒音が大きく、また図3に示すよう
な多段で膨張させる構成のもでは、コストが高くなった
り収納するスペースが不足するという問題点があった。
従来のキャピラリチューブよりなる冷凍サイクル用絞り
機構においては、図2に示すような簡単な構成のもので
は冷媒の噴流による騒音が大きく、また図3に示すよう
な多段で膨張させる構成のもでは、コストが高くなった
り収納するスペースが不足するという問題点があった。
【0005】本発明は、前記の問題点を解決しようとす
るもので、低コストで、かつ、スペースの制約の少ない
構成で、大きな騒音低減効果を得ることができる冷凍サ
イクル用絞り機構を提供しようとするものである。
るもので、低コストで、かつ、スペースの制約の少ない
構成で、大きな騒音低減効果を得ることができる冷凍サ
イクル用絞り機構を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャピラリチ
ューブよりなる冷凍サイクル用絞り機構において、キャ
ピラリチューブの出口を漸次径が拡大するテーパ形状と
するとともに、同テーパ部のテーパ角度を5〜10度と
したことを特徴とする。
ューブよりなる冷凍サイクル用絞り機構において、キャ
ピラリチューブの出口を漸次径が拡大するテーパ形状と
するとともに、同テーパ部のテーパ角度を5〜10度と
したことを特徴とする。
【0007】
【作用】前記本発明は、前記のようにキャピラリチュー
ブの出口を漸次径が拡大するテーパ形状とするととも
に、同テーパ部のテーパ角度を5〜10度としたため
に、キャピラリチューブ出口の部分が急拡大する形状と
ならず、キャピラリチューブの出口から噴出し膨張する
冷媒流における乱流の発生が抑制され、冷媒の噴流によ
る騒音を大巾に低減することができる。また、キャピラ
リチューブの出口をテーパ形状としたために、ロー付け
箇所の増加と部品点数の増加はなくコストを低廉とし、
また、占有スペースを減少させることができる。
ブの出口を漸次径が拡大するテーパ形状とするととも
に、同テーパ部のテーパ角度を5〜10度としたため
に、キャピラリチューブ出口の部分が急拡大する形状と
ならず、キャピラリチューブの出口から噴出し膨張する
冷媒流における乱流の発生が抑制され、冷媒の噴流によ
る騒音を大巾に低減することができる。また、キャピラ
リチューブの出口をテーパ形状としたために、ロー付け
箇所の増加と部品点数の増加はなくコストを低廉とし、
また、占有スペースを減少させることができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を、図1によって説明す
る。1は出口を漸次径が拡大するテーパ形状の部分1a
とした断面が円形のキャピラリチューブであり、その先
端にはテーパ形状の部1aに続く円筒状の部分1bが設
けられており、この部分1bが断面が円形の接続配管2
に挿入され、符号3で示される箇所でロー付けされてい
る。
る。1は出口を漸次径が拡大するテーパ形状の部分1a
とした断面が円形のキャピラリチューブであり、その先
端にはテーパ形状の部1aに続く円筒状の部分1bが設
けられており、この部分1bが断面が円形の接続配管2
に挿入され、符号3で示される箇所でロー付けされてい
る。
【0009】前記テーパ形状の部分1aのテーパ(拡
大)角は5〜10度とするのが理想的であるが、スペー
スの制約及び製作技術の面よりこの角度にできない場合
には、その拡大角をできるだけ前記5〜10°に近い角
度となるように選定する。なお、図1中矢印は冷媒流の
方向を示す。
大)角は5〜10度とするのが理想的であるが、スペー
スの制約及び製作技術の面よりこの角度にできない場合
には、その拡大角をできるだけ前記5〜10°に近い角
度となるように選定する。なお、図1中矢印は冷媒流の
方向を示す。
【0010】本実施例は、以上のように接続配管2に接
続されるキャピラリチューブ1の出口に漸次径が拡大す
るテーパ形状の部分1aが設けられているので、冷媒流
中の乱流の発生を抑制することができ、発生する騒音を
大幅に低減することができる。
続されるキャピラリチューブ1の出口に漸次径が拡大す
るテーパ形状の部分1aが設けられているので、冷媒流
中の乱流の発生を抑制することができ、発生する騒音を
大幅に低減することができる。
【0011】図4は同図の右上に示すテーパ管における
テーパ形状の部分のテーパ(拡大)角度θと圧力損失係
数ξとの関係を示すものである。ちなみに、θ=180
°の場合は同図右下に示す広がり管となる。図4におい
ては、同図の右側に示されるA1 /A2 を変えた場合の
前記ξとθの関係を示している。圧力損失係数ξが小さ
いことは乱流の発生が少ないことを意味し、噴流音が小
さいことに対応している。図4に示すように圧力損失係
数ξは拡大角度θが5〜10度の範囲において特に低く
なっており、この範囲にテーパ形状の部分のテーパ(拡
大)角度θを選定することが理想的であることを示して
いる。
テーパ形状の部分のテーパ(拡大)角度θと圧力損失係
数ξとの関係を示すものである。ちなみに、θ=180
°の場合は同図右下に示す広がり管となる。図4におい
ては、同図の右側に示されるA1 /A2 を変えた場合の
前記ξとθの関係を示している。圧力損失係数ξが小さ
いことは乱流の発生が少ないことを意味し、噴流音が小
さいことに対応している。図4に示すように圧力損失係
数ξは拡大角度θが5〜10度の範囲において特に低く
なっており、この範囲にテーパ形状の部分のテーパ(拡
大)角度θを選定することが理想的であることを示して
いる。
【0012】また、本実施例は、テーパ形状の部分1a
をもつキャピラリチューブ1と接続配管2よりなり、部
品点数が少く、かつ、ロー付け箇所も1箇所であるため
にコストを低廉とすることができ、また占有スペースを
減小させることができる。
をもつキャピラリチューブ1と接続配管2よりなり、部
品点数が少く、かつ、ロー付け箇所も1箇所であるため
にコストを低廉とすることができ、また占有スペースを
減小させることができる。
【0013】なお、本実施例において、接続配管2を熱
交換器とする場合もあり、この場合にはキャピラリチュ
ーブ1の出口側が直接熱交換器に取付けられる。
交換器とする場合もあり、この場合にはキャピラリチュ
ーブ1の出口側が直接熱交換器に取付けられる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、キャピラリチューブよりなる
冷凍サイクル用絞り機構において、キャピラリチューブ
の出口を5〜10度のテーパ角度とし、漸次径が後流側
に向け拡大するテーパ形状としたことによって、冷媒の
噴流音を低減することができ、また部品点数とロー付け
箇所とを少くして製作コストを低減すると共に、占有ス
ペースを減小させることができる。
冷凍サイクル用絞り機構において、キャピラリチューブ
の出口を5〜10度のテーパ角度とし、漸次径が後流側
に向け拡大するテーパ形状としたことによって、冷媒の
噴流音を低減することができ、また部品点数とロー付け
箇所とを少くして製作コストを低減すると共に、占有ス
ペースを減小させることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る冷凍サイクル用絞り機
構の構成図である。
構の構成図である。
【図2】従来の冷凍サイクル用絞り機構の例の構成図で
ある。
ある。
【図3】従来の冷凍サイクル用絞り機構の他の例の構成
図である。
図である。
【図4】テーパ管のテーパ角度と圧力損失係数の関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
1 キャピラリチューブ 1a キャピラリチューブのテーパ形
状の部分 1b キャピラリチューブの円筒状の
部分 2 接続配管 3,3a,3b,3c ロー付箇所 4 補助配管 5 補助配管
状の部分 1b キャピラリチューブの円筒状の
部分 2 接続配管 3,3a,3b,3c ロー付箇所 4 補助配管 5 補助配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭49−151163(JP,U) 実公 昭47−389(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 39/00 - 41/06
Claims (1)
- 【請求項1】 キャピラリチューブよりなる冷凍サイク
ル用絞り機構において、キャピラリチューブの出口を漸
次径が拡大するテーパ形状とするとともに、同テーパ部
のテーパ角度を5〜10度としたことを特徴とする冷凍
サイクル用絞り機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09159294A JP3281721B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 冷凍サイクル用絞り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09159294A JP3281721B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 冷凍サイクル用絞り機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07294062A JPH07294062A (ja) | 1995-11-10 |
JP3281721B2 true JP3281721B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=14030829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09159294A Expired - Fee Related JP3281721B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 冷凍サイクル用絞り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3281721B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040043965A (ko) * | 2002-11-20 | 2004-05-27 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 쾌속냉방이 가능한 냉방기 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP09159294A patent/JP3281721B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07294062A (ja) | 1995-11-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001107 |
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