JPH0113966Y2 - - Google Patents

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JPH0113966Y2
JPH0113966Y2 JP4752982U JP4752982U JPH0113966Y2 JP H0113966 Y2 JPH0113966 Y2 JP H0113966Y2 JP 4752982 U JP4752982 U JP 4752982U JP 4752982 U JP4752982 U JP 4752982U JP H0113966 Y2 JPH0113966 Y2 JP H0113966Y2
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JP
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pipe
refrigerant
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bypass
main circuit
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JP4752982U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は主回路を形成する冷媒流通管にバイ
パス管が連結され、このバイパス管の吐出端部か
ら高圧冷媒が冷媒流通管内に送り込まれて低圧冷
媒と混合される空気調和機に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来、冷凍サイクル構成機器間を連結して主回
路を形成する冷媒流通管とバイパス回路の吐出端
部とを連結する場合には第1図に示すように冷媒
流通管1の管壁に略直交させた状態でバイパス管
2の吐出端部2aを挿入したり、或いは第2図に
示すように主回路の冷媒流通管3にT形ジヨイン
ト4を介挿し、このT形ジヨイント4にバイパス
管5の吐出端部5aを連結するようにしていた。
しかしながら、これらの場合にはバイパス管2,
5の各吐出端部2a,5aから吐出される高圧冷
媒の流速が高いので、各吐出端部2a,5aから
吐出される際に騒音が発生する問題があつた。さ
らに、各吐出端部2a,5aから吐出された高圧
冷媒は主回路の各冷媒流通管1,3の管壁に勢い
よく噴射されるので、冷媒流通管1,3が振動
し、この冷媒流通管1,3からも騒音が生じる不
具合があつたうえ、高圧冷媒と低圧冷媒とが混合
されることにより冷媒流通管1,3内に乱流が生
じ易い問題もあつた。
また、第3図に示すように、主回路の冷媒流通
管6内に挿入されたバイパス管7の吐出端部7a
を略90゜屈曲し、冷媒流通管6内の低圧冷媒の流
通方向と吐出端部7aから吐出される高圧冷媒の
吐出方向とを同方向に向けることによりバイパス
管7の吐出端部7aから吐出される高圧冷媒が冷
媒流通管6の管壁に勢いよく噴射されることを防
止するようにしたものもあつたが、この場合にも
バイパス管7の吐出端部7aから吐出される高圧
冷媒の流速が高いので、吐出端部7aから吐出さ
れる際に騒音が発生するとともに、流速の低い低
圧冷媒と流速の高い高圧冷媒との混合時に冷媒流
通管6内に乱流が生じる問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案はバイパス回路によつて生じる騒音を
低減することができるとともに、主回路の冷媒流
通管内を流れる低圧冷媒とバイパス管の吐出端部
から吐出される高圧冷媒とが混合される際に乱流
が生じにくくすることができる空気調和機を提供
することを目的とするものである。
〔考案の概要〕
内径寸法が主回路を形成する冷媒流通管よりも
大径なマフラー部を前記主回路内に設け、バイパ
ス管の吐出端部をこのマフラー部内に挿入すると
ともに、このバイパス管の吐出端部には管壁に多
数の吐出孔を形成し、前記マフラー部内を流れる
低圧冷媒の流通方向に対し略直交する方向に向け
て前記各吐出孔から高圧冷媒を吐出するようにし
たものである。
〔考案の実施例〕
第4図は空気調和機内に組み込まれている冷凍
サイクルを示すもので、11は圧縮機、12は凝
縮器、13は膨張弁、14は蒸発器である。これ
らの各冷凍サイクル構成機器間は冷媒流通管15
によつて連結されて主回路16が形成されてい
る。また、前記膨張弁13には均圧管17および
感熱管18の各一端が連結されている。これらの
均圧管17および感熱管18の各他端は蒸発器1
4の冷媒流出側に連結されている。さらに、蒸発
器14の冷媒流入側にはデイストリビユータ19
が設けられており、このデイストリビユータ19
によつて蒸発器14内に流入される冷媒が分流さ
れるようになつている。
一方、主回路16の膨張弁13とデイストリビ
ユータ19との間を連結する冷媒流通管15には
マフラー部20が設けられている。このマフラー
部20の内径寸法Dは主回路16を形成する冷媒
流通管15の内径寸法dよりも大きく、D>2.5d
になつている。また、このマフラー部20にはバ
イパス管21の吐出端部21aが挿入されてい
る。このバイパス管21は主回路16に連結され
たバイパス回路22を形成するもので、このバイ
パス管21の冷媒流入端部は主回路16の圧縮機
11と凝縮機12との間を連結する冷媒流通管1
5に連結されている。また、このバイパス管21
の吐出端部21aは第5図に示すようにマフラー
部20内で略90゜屈曲されるとともに屈曲部がマ
フラー部20の中心部に配置された状態でマフラ
ー部20内の低圧冷媒の流通方向と同一方向に向
けられている。さらに、この吐出端部21aの先
端面は閉塞されているとともに、管壁には多数の
吐出孔23…が形成されている。これらの吐出孔
23…の開口面積を総合した全吐出孔開口面積
Snはバイパス管21の開口面積Sよりも大きく
なつている。そして、バイパス管21を通じて送
られる高圧冷媒はマフラー部20内を流れる低圧
冷媒の流通方向に対し略直交する方向に向けて吐
出端部21aの各吐出孔23…から吐出されるよ
うになつている。
そこで、上記構成のものにあつては、通常時に
は第4図中に実線矢印で示すように圧縮機11、
凝縮機12、膨張弁13および蒸発器14に順次
冷媒が送り込まれるようになつている。一方、バ
イパス回路22の使用時には第4図中に点線矢印
で示すように圧縮機11から送り出された高圧冷
媒の一部がバイパス管21内に導入される。そし
て、バイパス管21内を通じて送られる高圧冷媒
は吐出端部21aの各吐出孔23…からマフラー
部20内に吐出される。この場合、全吐出孔開口
面積Snはバイパス管21の開口面積Sよりも大
きくなつているので、各吐出孔23…からマフラ
ー部20内に吐出される高圧冷媒の流速は従来に
比べて低くなる。そのため、バイパス管21の吐
出端部21aからマフラー部20内へ高圧冷媒が
吐出される際に生じる騒音を従来に比べて低減す
ることができる。また、マフラー部20の内径寸
法Dは主回路16を形成する冷媒流通管15の内
径寸法dよりも大きく、D>2.5dになつており、
バイパス管21の吐出端部21aとマフラー部2
0の内周面との間には十分な間隔が形成されてい
るので、吐出端部21aの各吐出孔23…から吐
出された高圧冷媒がマフラー部20の内周面まで
達するおそれは少ない。そのため、従来のように
バイパス管の吐出端部から吐出される高圧冷媒に
よつて冷媒流通管が振動するおそれを少なくでき
るので、冷媒流通管15からの騒音の発生を防止
することができる。さらに、バイパス管21の各
吐出孔23…から吐出される高圧冷媒の流速が低
いので、マフラー部20内で主回路16の膨張弁
13側から送られる低圧冷媒と高圧冷媒とが混合
される際に乱流が生じることはない。そのため、
マフラー部20から冷媒を円滑に送り出すことが
でき、蒸発器14内に送り込まれる冷媒をデイス
トリビユータ19によつて確実に分流することが
できる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施できることは勿論である。
〔考案の効果〕
この考案によれば、主回路の冷媒流通管よりも
大径なマフラー部にバイパス管の吐出端部を挿入
するとともに、このバイパス管の吐出端部の管壁
に多数の吐出孔を形成し、マフラー部内の低圧冷
媒の流通方向に対し略直交する方向に向けて各吐
出孔から高圧冷媒を吐出するようにしたので、バ
イパス回路によつて生じる騒音を低減することが
できるとともに、主回路の冷媒流通管内を流れる
低圧冷媒とバイパス管の吐出端部から吐出される
高圧冷媒とが混合される際に乱流を生じにくくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はそれぞれ別の従来例を示す
要部の縦断面図、第4図および第5図はこの考案
の一実施例を示すもので、第4図は冷凍サイクル
を示す概略構成図、第5図は要部の縦断面図であ
る。 15…冷媒流通管、16…主回路、20…マフ
ラー部、21…バイパス管、22…バイパス回
路、23…吐出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷凍サイクル構成機器間が冷媒流通管によつて
    連結されて主回路が形成されるとともに、この主
    回路にバイパス回路が連結され、このバイパス回
    路のバイパス管を介して送られる高圧冷媒がこの
    バイパス管の吐出端部から前記主回路の冷媒流通
    管内の低圧冷媒に混合される空気調和機におい
    て、内径寸法が前記主回路を形成する前記冷媒流
    通管よりも大径なマフラー部を前記主回路内に設
    け、前記バイパス管の吐出端部をこのマフラー部
    内に挿入するとともに、前記バイパス管の吐出端
    部には管壁に多数の吐出孔を形成し、前記マフラ
    ー部内を流れる低圧冷媒の流通方向に対し略直交
    する方向に向けて前記各吐出孔から高圧冷媒を吐
    出するようにしたことを特徴とする空気調和機。
JP4752982U 1982-04-01 1982-04-01 空気調和機 Granted JPS58150749U (ja)

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JP4752982U JPS58150749U (ja) 1982-04-01 1982-04-01 空気調和機

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JP4752982U JPS58150749U (ja) 1982-04-01 1982-04-01 空気調和機

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JPS58150749U JPS58150749U (ja) 1983-10-08
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JP4752982U Granted JPS58150749U (ja) 1982-04-01 1982-04-01 空気調和機

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JP6242235B2 (ja) * 2014-02-20 2017-12-06 三菱電機株式会社 熱源ユニット及び冷凍サイクル装置

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JPS58150749U (ja) 1983-10-08

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