JP3329010B2 - 車線逸脱警報装置 - Google Patents
車線逸脱警報装置Info
- Publication number
- JP3329010B2 JP3329010B2 JP18996493A JP18996493A JP3329010B2 JP 3329010 B2 JP3329010 B2 JP 3329010B2 JP 18996493 A JP18996493 A JP 18996493A JP 18996493 A JP18996493 A JP 18996493A JP 3329010 B2 JP3329010 B2 JP 3329010B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lane
- signal
- vehicle
- alarm
- warning device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
し、特に車両の前方の路面状態を車線センサによって監
視することにより白線又は黄線(以下、車線と称する)
からの車両の逸脱を警報する装置に関するものである。
(例えば特願平4-170593号) は、図3(a) 及び(b) に示
すように、車両10の所定の前部中央に車線センサとし
てのラインカメラ(一次元CCDカメラ)1を取り付
け、路面20上の車線(白線)WLを検出して2値化す
ることにより、車両10と車線WLとの位置関係、即ち
両者間の距離から車線逸脱を判定し、逸脱していると判
断された時には警報をドライバに発するものである。
車線逸脱警報装置の構成を概略的に示したもので、図
中、2は車速センサ、3はウィンカー(方向指示器)、
4は車線逸脱警報信号を発生するコントローラ、そし
て、5は車線逸脱警報信号を受けて警報を発生する警報
器である。
のアナログ出力をディジタル信号に変換するA/D変換
器41と、車速センサ2からの車速信号やウィンカー3
からのウィンカー信号を入力する入力回路42と、制御
プログラムを格納したROM43と、警報器5への出力
信号を与える出力回路44と、これらと接続されたCP
U45と、コントローラ4内の電源を与える電源回路4
6とで構成されている。
おけるコントローラ4のCPU45に格納され且つ実行
される制御プログラムのフローチャートを示したもの
で、以下、このフローチャートを参照して図4に示した
従来例の動作を説明する。
テップS0)、ラインカメラ1からのカメラ信号と車速
センサ2からの車速信号とウィンカー3からのウィンカ
ー信号とを読み込む(ステップS1)。
信号について、図6(a) に示すように例えば中心Oを通
る水平中心線CL上のカメラ信号(これはラインカメラ
が垂直方向の走査が無く水平方向の走査のみが有るため
である)が、同図(b) に点線で示す閾値Thを越えたか
否かにより判定して2値化する(同S2)。
信号から図6(a) に示すように路面上の車線WL(この
例では中心線CL上の車線幅)を抽出するとともにその
座標を算出し(同S3)、更に車線−車両間の距離を算
出する(同S4)。
係から車両が車線から逸脱しているか否かを判断するた
め、車線−車両間の距離が閾値Th(例えば“0”m)
以下であるか否かを判定し(同S5)、閾値Th以上で
あれば警報出力を発生させないようにして(同S9)ス
テップS1に戻るが、閾値Th以上である時には次のス
テップを実行する。
線変更である場合には警報を発生させる必要がないので
ステップS6に於いてウィンカー信号が発生されている
か否かを判定し、ウィンカー信号がウィンカー3から与
えられているとき(ON時)にはやはり警報出力を発生
させないようにして(同S9)ステップS1に戻るが、
ウィンカー信号が発生されていないときには更に車速が
設定値(例えば60km/h)を超えているか否かを判定す
る(同S7)。
いるか否かを判定するのは、車速<設定値のときは車線
がはっきりしていない低速道路等を走行していることが
多いので、このような場合を除外するためである。但
し、このステップS7は不可欠なステップではない。
ップS1に戻るが、車速が設定値を超えている場合には
車線がはっきりしている低速道路等を走行しているもの
と判定し車線逸脱警報を行うため警報器5を駆動する
(同S8)。
は、車線からの逸脱を警報するためには右側への逸脱と
左側への逸脱を区別できる警報器(表示器)が必要であ
る。
搭載するに当たっては以下の問題点がある。近年の運転
席には多数の操作スイッチ、計器、表示装置が設置され
ており、車線逸脱警報装置の警報器を別途新たに設置す
るスペースを確保することが困難である。また、仮に確
保できたとしても必ずしも視認性の良好な場所に配置で
きない。
センサから得られた画像信号を信号処理手段が2値化す
ることにより路面上の車線位置を抽出し、該車線位置と
該車両との距離が一定値以下になったときウィンカーが
操作されていなければ警報器を付勢する警報処理を行う
車線逸脱警報装置において、警報器のスペースと視認性
を改良する事を目的とする。
め、本発明に係る車線逸脱警報装置では、信号処理手段
が警報処理に際して車線逸脱側を判定した信号を出力
し、ウインカーの左側又は右側インジケータランプを警
報器として付勢することを特徴としたものである。
センサからの車速が設定値を越えているときを加えても
よい。
は、先ず信号処理手段は、車線センサから得た図6(b)
に示すような車線の画像信号(実線)を閾値Thにより
2値化して車線領域の座標(車線位置)を検出する。
処理手段は車線と車両との距離を求め、この距離が一定
値以下になったときウインカーが操作されていなければ
(好ましくは車速が設定値を越えていれば)警報器を付
勢する。
左側のいずれに逸脱しているかを判定した信号を出力
し、この判定信号により逸脱している側のウインカーの
インジケータランプを警報器として付勢する。
ことなく、ウインカーのための既設のインジケータラン
プで兼用することができる。
例を示したもので、この実施例では、コントローラ4の
A/D変換器41に車速センサとしてのラインカメラ1
が接続されており、入力回路42には車速センサ2とウ
インカー3とが接続されている点は、図4に示した従来
例と同様である。
リー11にキースイッチ12を介して接続されたウイン
カーユニット31と、このウインカーユニット31に可
動接点側が接続されて運転者が左折操作又は右折操作す
ることにより左側ウインカーランプLW又は右側ウイン
カーランプRWを点灯させるウインカーレバースイッチ
32と、このスイッチ32の操作信号を入力回路42に
与えるためのダイオードD1,D2とで構成されてお
り、これは通常の車両に既設されているものである。
したときには、その操作方向に応じてウインカーランプ
RW,LWがそれぞれバッテリー11→キースイッチ1
2→ウインカーユニット31→スイッチ32のルートで
電源供給されウインカーユニット31の動作により点滅
する。また同時に車室内に設けられているインジケータ
ランプL1又はL2が更にダイオードD3,D4を介し
て電源が与えられ点滅するようになっている。
これらのインジケータランプL1又はL2を点灯するよ
うに直接接続されている。但し、インジケータランプL
1又はL2へ電源を供給してもダイオードD3,D4が
逆流を阻止しているので、ウインカーランプLW,RW
は点灯されないようになっている。
CPU45に格納され且つ実行される制御プログラムの
フローチャートが図2に示されており、以下、この図2
のフローチャートを参照して本発明に係る車線逸脱警報
装置の実施例の動作を説明する。
0〜S7は図5の従来例と同じであり、その説明は省略
する。また、図5のステップS8に代えてステップS1
0〜S14を実行している。
0においては、ステップS4で算出した車線−車両間距
離により求められる車線と車両との相対位置関係から車
線逸脱判定が右側か左側かをチェックする。
ステップS11において左側警報出力をOFFとし、ス
テップS12において右側警報出力をONとする。これ
は、コントローラ4の出力回路44が左側インジケータ
ランプL1に対する出力信号をLレベルとし、右側イン
ジケータランプL2に対する出力信号をHレベルにして
インジケータランプL2のみを点灯させ運転者に右側車
線の逸脱警報を与える。
13において左側警報出力をONとし、ステップS14
において右側警報出力をOFFとする。これは、コント
ローラ4の出力回路44が左側インジケータランプL1
に対する出力信号をHレベルとし、右側インジケータラ
ンプL2に対する出力信号をLレベルにしてインジケー
タランプL1のみを点灯させ運転者に左側車線の逸脱警
報を与える。
ステップS9においては、右側及び左側警報出力を共に
OFFとし、出力回路44からはHレベル出力信号は発
生されない。
がスイッチ32の左側又は右側に操作されたときには、
ウインカーランプLW,RW及びインジケータランプL
1,L2が点滅するが、このときには出力回路44から
はHレベルの出力信号は発生されないのでインジケータ
ランプL1,L2は点灯せず、ウインカー3が操作され
ずスイッチ32の中立位置に在るときのみインジケータ
ランプL1又はL2が「連続点灯」し運転者に警報を知
らせる。
りも短い周期で点滅させ以て運転者の注意をより喚起す
るように構成することも可能である。
逸脱警報装置によれば、信号処理手段が、警報処理に際
して車線逸脱側を判定した信号を出力しウインカーの左
側又は右側インジケータランプを警報器として付勢する
ように構成したので、警報器を新たに設置せずにインジ
ケータランプで兼用することができ、デザイン及びスペ
ース上の問題を解消できる。また、視認性が良好なイン
ジケータランプを兼用できることから、確実な警報伝達
を行うことができる。
たブロック図である。
号処理手段(コントローラ)に格納され且つ実行される
制御プログラムのフローチャート図である。
る。
ト図である。
ラインカメラにより得られる画像信号を画素座標と輝度
との関係で示した波形図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両前方を撮影する車線センサから得ら
れた画像信号を信号処理手段が2値化することにより路
面上の車線位置を抽出し、該車線位置と該車両との距離
が一定値以下になったときウィンカーが操作されていな
ければ警報器を付勢する警報処理を行う車線逸脱警報装
置において、 該信号処理手段が、該警報処理に際して車線逸脱側を判
定した信号を出力し該ウインカーの左側又は右側インジ
ケータランプを該警報器として付勢することを特徴とし
た車線逸脱警報装置。 - 【請求項2】 該警報処理の条件に車速センサからの車
速が設定値を越えているときを加えたことを特徴とした
請求項1に記載の車線逸脱警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18996493A JP3329010B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 車線逸脱警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18996493A JP3329010B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 車線逸脱警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740782A JPH0740782A (ja) | 1995-02-10 |
JP3329010B2 true JP3329010B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=16250137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18996493A Expired - Fee Related JP3329010B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 車線逸脱警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3329010B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6822563B2 (en) | 1997-09-22 | 2004-11-23 | Donnelly Corporation | Vehicle imaging system with accessory control |
US5877897A (en) | 1993-02-26 | 1999-03-02 | Donnelly Corporation | Automatic rearview mirror, vehicle lighting control and vehicle interior monitoring system using a photosensor array |
US7655894B2 (en) | 1996-03-25 | 2010-02-02 | Donnelly Corporation | Vehicular image sensing system |
JP4622180B2 (ja) * | 2001-07-17 | 2011-02-02 | いすゞ自動車株式会社 | 自動操舵装置 |
WO2003093857A2 (en) | 2002-05-03 | 2003-11-13 | Donnelly Corporation | Object detection system for vehicle |
US7526103B2 (en) | 2004-04-15 | 2009-04-28 | Donnelly Corporation | Imaging system for vehicle |
US7972045B2 (en) | 2006-08-11 | 2011-07-05 | Donnelly Corporation | Automatic headlamp control system |
WO2010092621A1 (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-19 | パイオニア株式会社 | 車線逸脱警告装置、車線逸脱警告装置の制御方法およびそのプログラム |
CN115027365B (zh) * | 2022-08-11 | 2022-10-21 | 鹰驾科技(深圳)有限公司 | 一种机动车后装360度全景无线安全辅助管理系统 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP18996493A patent/JP3329010B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0740782A (ja) | 1995-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4943367B2 (ja) | 車両用情報表示装置 | |
JPH1067252A (ja) | 車両走行状態検出装置 | |
JP2000318513A (ja) | 車両用障害物検出装置 | |
JP3329010B2 (ja) | 車線逸脱警報装置 | |
JP2009265842A (ja) | 車両用警告装置、警告方法 | |
JP2008213744A (ja) | 車輌周辺視認装置 | |
JP3246243B2 (ja) | 車線逸脱警報装置 | |
JP2009120147A (ja) | 車両用ランプ制御システム | |
JPH08223566A (ja) | 車両用周囲状況認識装置 | |
JP2008189148A (ja) | 走行状態検知装置 | |
JP3915200B2 (ja) | 車両の障害物警報装置 | |
JP3139585B2 (ja) | 車線逸脱警報装置 | |
KR101627500B1 (ko) | 차량 보조 장치 및 그 동작 방법 | |
JP5251673B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP4028092B2 (ja) | 通行区分逸脱警報装置、通行区分逸脱警報方法及び記録媒体 | |
US20100026519A1 (en) | Method of detecting and signaling deviattion of motor vehicle | |
JP3203899B2 (ja) | 車線逸脱警報装置 | |
JPH08216777A (ja) | 車両の割り込み進入処理装置 | |
JP3321927B2 (ja) | 車線逸脱警報装置 | |
KR101850030B1 (ko) | 조도를 이용한 차선 변경 보조 방법 및 장치 | |
KR101784616B1 (ko) | 차량의 램프 자동 제어장치 및 그 방법 | |
JP3246091B2 (ja) | 車線逸脱警報装置 | |
JP3206184B2 (ja) | 車線逸脱警報装置 | |
KR20000037604A (ko) | 차선 인식을 통한 차량 안전 운행 보조 장치 및 방법 | |
KR100503299B1 (ko) | 차량의 야간주행 보조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020618 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |