JP3327969B2 - 玄米量に相当する籾量を取出す方法とその装置 - Google Patents

玄米量に相当する籾量を取出す方法とその装置

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博文 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、籾摺調整装置によって
得られる製品玄米量に見合う籾量を貯蔵用サイロから自
動的に取出すところの玄米量に相当する籾量を取出す装
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カントリ−エレベ−タでの出荷は、その
期日と製品玄米量が指示されるため籾量に対する良玄米
量の歩留り値を予測して必要量の籾量を算出しサイロに
貯蔵された籾を取出して所定の玄米量が得られるように
しているが、従来はこれを手計算で行い籾取出用のバル
ブの開閉も手動で操作していたので人手と技術を要して
いた。また、製品玄米量が所定量よりも多くつくり過ぎ
ることがあって次期出荷まで保管しなければならない事
態も生じてくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は前
記に記載する従来の問題点を解決するべく指示された製
品玄米量に相当する籾量を正確かつ自動的にサイロから
取出し籾摺調整装置に供給して玄米にするようにし、製
品玄米出荷時の省力化と余剰の玄米を得るのを防止する
を目的として発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を遂行するために、籾貯蔵用サイロ内の籾を取出して
籾摺調整装置に供給する行程中に、サイロ内のものの籾
量に対する良玄米の歩留り値を検出する歩留り検出装置
とサイロから取出される籾を計量する籾計量機とサイロ
の取出口を開閉するバルブとを設けてコントロ−ラに接
続し、コントロ−ラにより前記歩留り検出装置が検出す
る歩留り値に基づいて所定の玄米量を得るに要する籾量
を演算して、この演算値による籾量だけ取出し籾摺調整
装置に供給することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】これによって、貯蔵用サイロに貯留された籾は
サイロの取出口に設けるバルブの開動作によって取出さ
れ、籾計量機で計量されながら籾摺調整装置に供給され
て玄米になるのである。
【0006】そして、サイロから取出される籾の一部は
歩留り検出装置によって籾に対する良玄米の割合すなわ
ち歩留り値が検出され、その歩留り値がコントロ−ラに
入力されて所定の玄米量を得るに要する籾量を演算して
記憶させ、籾計量機で計量されていく籾計量値がコント
ロ−ラに送信され、この送信された籾計量値が記憶させ
た演算値に一致するとコントロ−ラからバルブに指令が
出されバルブは閉動作し、自動的に製品として出荷する
玄米量に相当する籾量を取出すようになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明による玄米量に相当する籾を取
出すものについて実施例図を参照し説明すると、「図
1」はその取出し装置の行程図を示したもので、図中、
(1)は籾摺調整装置、(2)はコンバイン等で収穫し
乾燥後の籾を貯留する貯蔵用サイロであり、(5)はサ
イロ(2)の取出口に設けたバルブ、(3)はバルブ
(5)の開動作により取出される籾の一部をサンプルと
して取出し歩留り値(x)(籾量に対する良玄米量の割
合)を検出する歩留り検出装置、(7)はバルブ(5)
の開動作によって取出される籾を搬送するコンベヤ、
(8)はコンベヤ(7)の搬送終端部から籾を受継して
揚上する第1昇降機、(4)は第1昇降機(8)で揚上
された籾を計量する籾計量機、(9)は計量された籾を
籾摺調整装置(1)に揚上して供給する第2昇降機であ
って、サイロ(2)内の籾を取出して籾摺調整装置
(1)に供給する行程中に、前記のバルブ(5)、歩留
り検出装置(3)、籾計量機(4)が設けられている。
【0008】また、(10)は第2昇降機(9)と籾摺
調整装置(1)の経路間に設けた切換弁であり、(6)
はコントロ−ラであって、バルブ(5)の開閉動作と歩
留り検出装置(3)でサンプルから検出された歩留り値
(x)を入力しその歩留り値(x)から所定の玄米量に
相当する籾量を演算して記憶し、籾計量機(4)から送
信される籾計量値(z)を入力してこの籾計量値(z)
が演算値(y)に一致するとバルブ(5)の閉動作と切
換弁(10)のサイロ(2)がわへの切換動作の各指令
を発する機能を備えたものである。
【0009】したがって、「図2」に示すフロ−チャ−
トのように、コントロ−ラ(6)の製品出荷量キ−をi
nすると、バルブ(5)は「開」してサイロ(2)内の
籾は取出されコンベヤ(7)によって搬送され第1昇降
機(8)で揚上され籾計量機(4)により順次計量さ
れ、その計量された籾が第2昇降機(9)で再び揚上さ
れ切換弁(10)を経て籾摺調整装置(1)に供給され
製品としての玄米になるのである。
【0010】そして、サイロ(2)から取出される籾の
うち一部のものがサンプルとして歩留り検出装置(3)
により歩留り値(x)が検出されてその歩留り値(x)
がコントロ−ラ(6)に入力され、この歩留り値(x)
に基づいて所定の玄米量に相当する籾量の演算が行われ
てその演算値(y)がコトロ−ラ(6)に記憶されるの
である。
【0011】籾計量機(4)は第1昇降機(8)によっ
て揚上される籾を順次計量してその籾計量値(z)をコ
ントロ−ラ(6)に送信するのであって、送信された籾
計量値(z)がコントロ−ラ(6)に記憶させた演算値
(y)に一致すればコントロ−ラ(6)からバルブ
(5)に指令が発せられて閉動作させサイロ(2)から
の取出しを停止するとともに、切換弁(10)にも切換
指令が出されて籾はサイロ(2)がわに切換えられ籾は
サイロ(2)に返されるようになって籾摺作業は自動的
に停止するのである。
【0012】このように、サイロ(2)内のものの籾量
に対する良玄米の歩留り値(x)が歩留り検出装置
(3)によって検出され、その検出する歩留り値(x)
に基づいて所定の玄米量を得る籾量だけが籾摺調整装置
(1)に供給されて玄米になる。
【0013】また、前述の歩留り検出装置(3)は「図
3」に示すようなもので、そのあらましは、脱ぷ風選
(11)・粒選(12)等の機能を備えて籾量に対する
良玄米量と未熟米量を計量し検出部(13)で歩留り値
(x)を検出するもので、籾が脱ぷ風選され混合米が良
玄米と未熟米に粒選されてそれぞれ計量され、その計量
値によって検出部(13)で歩留り値(x)が検出され
るのである。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、籾貯蔵用
サイロ(2)内の籾を取出して籾摺調整装置(1)に供
給する行程中に、サイロ(2)内のものの籾量に対する
良玄米の歩留り値(x)を検出する歩留り検出装置
(3)とサイロ(2)から取出される籾を計量する籾計
量機(4)とサイロ(2)の取出口を開閉するバルブ
(5)とを設けてコントロ−ラ(6)に接続し、コント
ロ−ラ(6)により前記歩留り検出装置(3)が検出す
る歩留り値(x)に基づいて所定の玄米量を得るに要す
る籾量を演算して、この演算値(y)による籾量だけ取
出し籾摺調整装置(1)に供給することを特徴とするも
のであるから、指示された製品玄米量に相当する籾量を
正確かつ自動的にサイロ(2)から取出し籾摺調整装置
(1)に供給して玄米にするようになり、製品玄米出荷
時の省力化と余剰の玄米ができるのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の行程図である。
【図2】同フロ−チャ−トを示したものである。
【図3】歩留り検出装置のあらましを示した図である。
【符号の説明】
x 歩留り値 y 演算値 z 籾計量値 1 籾摺調整装置 2 サイロ 3 歩留り検出装置 4 籾計量機 5 バルブ 6 コントロ−ラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾貯蔵用サイロ(2)内の籾を取出して
    籾摺調整装置(1)に供給する行程中に、サイロ(2)
    内のものの籾量に対する良玄米の歩留り値(x)を検出
    する歩留り検出装置(3)とサイロ(2)から取出され
    る籾を計量する籾計量機(4)とサイロ(2)の取出口
    を開閉するバルブ(5)とを設けてコントロ−ラ(6)
    に接続し、コントロ−ラ(6)により前記歩留り検出装
    置(3)が検出する歩留り値(x)に基づいて所定の玄
    米量を得るに要する籾量を演算して、この演算値(y)
    による籾量だけ取出し籾摺調整装置(1)に供給するこ
    とを特徴とする玄米量に相当する籾量を取出す装置
JP02616393A 1993-01-20 1993-01-20 玄米量に相当する籾量を取出す方法とその装置 Expired - Fee Related JP3327969B2 (ja)

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