JP3327547B2 - 消防士訓練のためのフラッシュオーバー・シミュレーション - Google Patents
消防士訓練のためのフラッシュオーバー・シミュレーションInfo
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Description
の好ましい手順に関して、都市、軍隊、及び他の消防士
被訓練者を訓練するための火災シミュレーションシステ
ムに係る。特に、本発明は、被訓練者の不適切な消火手
順の結果として生じるフラッシュオーバー(爆燃現象)
の表示を生成するために動作可能である消防士訓練シス
テムに関する。
消火剤の適用によって、被訓練者によって消火される予
定の木材、わら、他の有機及び無機物質のような可燃物
質の燃焼を提供する。最も一般的に利用されている消火
剤は、基本的にその入手可能性、コスト、及び消火材料
としての広い利用範囲により水である。しかしながら、
これらの従来の訓練演習は、比較的高い負傷率、環境へ
の悪影響、限定される訓練効果やこのような演習に携わ
る被訓練者の成果の結果から、最近は監視下で行なわれ
ている。例えば、消防局(NFPA)は、米国だけで、1988
年には、消防士が被った訓練による負傷が約6,000件に
のぼると報告している。それにもかかわらず、生の火災
訓練は、消防士が本物の火災緊急時に遭遇しやすい全体
環境に最も類似して提供し得るので、それは、非常に重
要であり、かつ消防士訓練に欠かせない構成要素であ
る。消防士被訓練者教育のためにセットされる従来のの
生火災は、不幸にも、火災伝搬の突発性と、被訓練者の
行動へのその反応(影響)などの本物の火災緊急時に付
随する危険と正に同じ位の危険の多くにさらされる。こ
れらの特徴によって、被訓練士の監督者が、倒れた被訓
練士へ恐らく人命救助活動を行う前に、彼ら自身によっ
て生火災を抑制することも度々必要である。さらに、従
来の生火災の性質は予測できないので、一連続の消防士
被訓練者に対して所望される火災状態を正確かつ容易に
再生することは不可能である。
て、他の機能のなかでも特に、専用の「燃える(燃焼)
室」内に位置しているプロパン及び天然ガス動作可能バ
ーナーの種々の制御可能なアレンジメント(構成)を、
種々の可燃材料(例えば、木材又はわらの束)や完全破
壊予定の建物に点火するなどの従来の演習と置き換える
ことを提供する生火災シミュレータシステムが1970年代
初期から実行されている。生の消防士訓練シミュレータ
のより最近の種類の例示は、米国特許番号第4,303,396
号に開示され、かつ海軍秘書官によって表されたのでア
メリカ合衆国へ譲渡されているものである。以下に参照
することによって組み込まれているこの参照された特許
に開示されているシミュレータは、各々に、様々な異な
るタイプの火災を表す燃料バーナーからの火災が具備さ
れ得る複数の部屋を提供する。このシミュレータは、噴
射ノズル制御と種々の消火剤適用技術のような消火のい
くつかの一般原則に関して消防士被訓練者を教育するの
に有用である。しかしながら、このシミュレータは、消
防士が、一般に包囲された空間に依存し得るタイプの本
物の火災緊急時に取り組む間に遭遇し得るフラッシュオ
ーバー(爆燃現象)のようなある「現実の(リアルライ
フ)」火災状況をシミュレートしない。本明細書中に使
用されているように、「フラッシュオーバー」という用
語は、燃焼材料から放出された種々のガスが引火点温度
に達した結果、部屋の天井に隣接して溜まる加熱された
ガスの自然燃焼及び/又は爆発を指して言う。フラッシ
ュオーバーは、天井から床へ下へ向かって爆発する火の
玉の形状で表れる。火の玉は、従来の消防士救命着の耐
火温度よりもはるかに高い、華氏1,000度(538度)を超
える温度に達し得るので、フラッシュオーバーの発生が
火の玉の近くにいる全ての人に致命的であることも度々
である。さらに、火の玉の下方への爆発の震盪性効果
は、フラッシュオーバーのすぐそばにいない人間を動作
不能にすることもある。
動に対してこのようなかなりの影響を有し得るので、最
初の段階でフラッシュオーバーが生じるのを防止するこ
とに成功する消火技術について消防士を適切に教育する
ことが所望される。フラッシュオーバー発生を禁止する
ための汎用方法は、火災が発生した部屋の天井へ周期的
に水を噴射し、これによって天井に隣接して位置するガ
スを冷却することである。
ーの先駆現象(プリカーサー)シミュレーションを組み
込むための努力は、全体的には成功しておらず、被訓練
者へ不当に危険な状態を与え得る。例えば、水が火にか
けられる方法を一般的にモニタすることによってフラッ
シュオーバー防止訓練を提供するための試みが行なわれ
る。不付接な放水技術が使用されている場合には、火災
は広がり、かつロールオーバー状態が生じて天井を横切
って3乃至5フィート(1−1.5m)に成長する。これに
よって、被訓練者が不本意ながらバーナーに非常に近い
場所にいる場合、不幸にも危険な状態を生じることにな
る。
高度に制御可能な方法において動作可能な消防士訓練の
ためのフラッシュオーバーシミュレーションを提供し、
かつ一旦所定条件が満たされた時にはフラッシュオーバ
ーの視覚的、聴覚的、及び熱的表示を提供することにあ
る。
プから発生し、かつ水、泡状物質、CO2、及び他の薬剤
などの様々な異なる消火剤が使用される時に生じるフラ
ッシュオーバーをシミュレートすることにある。
可能パラメータに応答するフラッシュオーバーシミュレ
ーションを消防士訓練のために提供することにある。
ましい実施例の詳細な説明を読めば一層明確になるであ
ろう。
ュレートするためのシステム及び方法が提供される。フ
ラッシュオーバーは、一旦発生すると、度々有害であ
り、事象の近くにいる人間には時には致命的でもあるの
で、フラッシュオーバーを生じるプリカーサー(先駆現
象)、及びフラッシュオーバーを回避するために消防士
により実行され得る火災抑制演習について消防士被訓練
者を教育することは非常に重要である。
内に取り付けられた主要バーナーを有する消防士訓練装
置によって使用されるためのフラッシュオーバーシミュ
レーションシステムが提供される。フラッシュオーバー
シミュレーションシステムは、燃える室の天井部分に隣
接して配置された少なくとも一つの補助又はフラッシュ
オーバーバーナーを含む。補助バーナーは、フラッシュ
オーバーシミュレーションを提供するために燃料貯蔵器
から当該バーナーへ供給された燃料を燃焼するために動
作可能である。燃料点火装置は、補助バーナーに隣接し
て配置されており、かつこの補助バーナーへ燃料点火出
力を好ましくは連続的に発生するために動作可能であ
る。制御システムは、主要バーナーへの燃料供給とは別
に、好ましくは、所定の時間間隔において、補助バーナ
ーへの燃料供給を実行するために動作可能である。制御
システムは、例えば、互いに別の主要及び補助バーナー
の各々への燃料供給の可変制御を提供するためにモータ
ー付き線形弁のような弁アセンブリを含むことができ
る。
しい態様は、モニタされたオペレーショナル(動作)パ
ラメータが事前に選択された閾値へ達したか又はその閾
値を超えた後で、少なくとも一つの消防士訓練装置オペ
レーショナルパラメータのモニタリングと、制御システ
ムからのフラッシュオーバー使用可能信号の発生とを提
供する。好ましいオペレーショナルパラメータは、主要
バーナーの火炎高さ及び燃える室の天井に隣接又は近接
する空気の温度である。それぞれの事前に選択された閾
値がほぼ同時に達成された後にのみ、好ましくは、オペ
レーショナルパラメータがモニタされることとフラッシ
ュオーバー使用可能信号が発生することの両方が行なわ
れる。それぞれの閾値のうちの少なくとも一つは、この
様な値の所定範囲からオペレータが選択可能であり、か
つ制御システムへの入力として適用されることが最適で
ある。
現場にいる監督者によって選択的に操作可能であるフラ
ッシュオーバー起動スイッチへフラッシュオーバー使用
可能信号を伝送することが所望される。この型式におい
て、訓練シナリオ実行中、燃える室内に存在する状況の
全体の下でのフラッシュオーバーシミュレーションの適
性を決定する際に監督の判断が発揮される。このような
状況は、例えば、訓練シナリオ実行中の被訓練者の経験
や冷静さだけでなく、(被訓練者が)主要及び補助バー
ナーへどのくらい近接しているかも関係する。しかしな
がら、モニタされたオペレーショナルパラメータがオペ
レーション(動作)の受容可能範囲内にある時は特に、
フラッシュオーバーシミュレーションシステムは、自動
(即ち任意ではない)フラッシュオーバーシミュレーシ
ョン実行を準備するために構成される得る。
り付けられた主要バーナーを有するタイプの消防士訓練
装置内でフラッシュオーバーをシミュレートするための
方法が提供される。新規な方法は、補助又はフラッシュ
オーバーバーナーに隣接して配置された燃料点火装置が
火炎を燃える室の天井近くへ向けるために動作している
間、補助又はフラッシュオーバーバーナーへの可燃燃料
の流れを選択的に可能とする。燃料の流れは、好ましく
は、消防士訓練装置のための少なくとも一つのモニタさ
れたオペレーショナルパラメータに対する所定の閾値が
得られた後でのみ可能とされる。モニタリングのための
好ましいオペレーショナルパラメータは、主要バーナー
火炎高さと燃える室の天井の一部分に隣接する空気の温
度を含む。天井の温度は、好ましくは、感知された温度
を示す出力信号を、自動処理装置のような制御装置へ送
る熱電対によって検知される。
置の概略的上面図である。
ントの内の一つの一部分を詳細に示す斜視側面図であ
る。
ントを示す側断面図である。
明によるそのコンパートメントのための制御システムを
示す図である。
シュオーバーシミュレーション制御論理のフローチャー
トである。
タコンソールスクリーンディスプレイを示すサンプルで
ある。
している図面に関しており、特に、図1に関して、一般
に参照番号10によって示される本発明による複合(複数
に)区画化された消防士訓練装置が図示されている。訓
練装置は、パーソナルコンピュータ、ワークステーショ
ン等を有し得るマスタ処理装置20によって以下に詳細に
示されているように各々が別々に動作可能であると共に
制御可能である一般に複数のコンパートメント即ち部屋
12、14、16、及び18が具備されている。しかしながら、
本発明の原理は、単一のコンパートメント又は「燃える
室」しか有さない消防士訓練装置にも等しく適用可能で
あることが理解されよう。図示されているように、マス
タ処理装置20は、中央処理装置(CPU)と少なくとも一
つのディスクドライブを含む中央装置22、CRTのような
ディスプレイスクリーン24、及びキーボード及び/又は
手動入力装置(例えば、「マウス」)のような適切なデ
ータ入力装置26を備えている。マスタ処理装置20は、コ
ンパートメント12、14、16、及び18から遠く離間されて
配置されることができ、かつ制御ライン30によって表示
されるように、以下に詳細に記述されている方法におい
て、好ましくは、火災シミュレーションが行なわれるこ
とになっている1室又はそれより多くのコンパートメン
トと対応しているローカル自動処理装置28と「マスター
/スレーブ」の関係で通信するために動作可能である。
ローカル処理装置28は、以下に記述されている燃料吸い
込み弁、発煙装置、及び非常火災抑制装置のような種々
の装置へ制御信号入力を供給する。ローカル処理装置28
によって制御される装置のオペラビリティ(操作性)及
び/又は性能に関するデータは、制御ライン30を介して
マスタ処理装置20へ転送される。さらに、コンパートメ
ント天井温度センサ32のような種々のセンサによって感
知されたデータは、処理のためにセンサデータライン34
を介してローカル処理装置28へ転送され、その後で、処
理されたセンサデータは、オペレータへディスプレイす
るためにマスタ処理装置20へ転送され得る。プロパン又
は天然ガスのような燃料は、適切な貯蔵タンク36内にハ
ウジングされており、かつ燃料供給ライン40を介してコ
ンパートメント内の主要ガスバーナーユニット38へ供給
される。信号入力は、訓練演習が行なわれることになっ
ているコンパートメント12、14、16、及び18内の所与の
バーナーと協働する該当する燃料制御弁を開口するため
にローカル処理装置28において受け取られる。以下に詳
細に示されるように、燃料も、データ入力装置26を介し
て入力として適用された事前設定基準の発生時に同様
に、オーバヘッド・フラッシュオーバーバーナー装置41
へ供給され得る。フラッシュオーバーバーナー装置は、
好ましくは、バーナー点火時に一般に天井と平行に放散
される火炎を生成するために、互いに離間されて配置さ
れた二つの長い円筒バーナー41a及び41bを備えている。
図示されているように、本発明の好ましい実施例は、好
ましくは、観察又は防火壁44の後ろに居る一人又はそれ
より多くの監督者の注意深い目の下で、参照番号42によ
って一般に図示されている消防士クルーが、技術上周知
の方法で、主要バーナーアセンブリ38によって(コンパ
ートメント内に)発生される生火災と取り組むために、
コンパートメント12のような特定の1室又はそれより多
くの訓練装置コンパートメントへ訓練装置10を介して前
進するのを許容する。
さらなる詳細は、図2に示されている。この図に関して
は、消防士クルー42が、水、泡状物質、粉末又はCO2ガ
スなどの消火剤を主要バーナーアセンブリ38の火災へか
けているのが示されている。技術上周知の方法におい
て、バーナー38における火災は、木造火災、化学火災、
電気火災、及びグリース火災のような種々のタイプの火
災をシミュレートするために選択的に制御され得る。消
火剤46は、量及び/又は成分を分析するため、例えば、
一つ又はそれより多くの検出器52へ送るために、床格子
50内に形成された通風筒48において選択的に集められ
る。分析結果は、例えば、火災にかけられた消火剤の量
及び/又は適性について評価するために被訓練士及び監
督者へ最終報告される。これに関して、特定の消火剤
が、いくつかのタイプの火災を消火するために、他の消
火剤よりも適していることは周知である。例えば、水
は、グリース火災へ適用するには不適当な消火剤である
と一般に見なされており、また実際にこの種の火災を悪
化させ得る。本物の火災緊急時に遭遇した時と同じよう
に、被訓練士の視野の死角(えん蔽)部分が、1991年5
月31日に出願され、かつ本発明の譲受人に譲渡された同
時係続特許出願番号第07/707,868号に記述されている発
煙装置のような吸い込みベント54を介してシミュレート
された煙を生成することが可能な好適な発煙装置(図示
されてない)によって、選択的に提供され得る。
シミュレーション付近の部屋の高さの少なくとも約60%
の高さのレベルでコンパートメントの天井56に隣接して
配置される。例えば、フラッシュオーバーバーナー41の
配置は、コンパートメントフロア(床)50より約2フィ
ート(60.98cm)(例えば、床下空間又は吊り天井タイ
プのシミュレータに対して)乃至約15フィート(457c
m)上の高さで行なわれるが最適である。バーナーは、
適切なブラケット57によって天井から吊下されるか、又
はコンパートメントの側壁58のうちの一つから延出する
ように配置されることができ、これによりバーナーは上
記のブラケットによりその長手方向に沿って支持され
る。フラッシュオーバーバーナー41は、好ましくは、主
要バーナアセンブリ38から放出される生火災と取り組む
際、消防士が位置しやすい床50の部分上に配置される。
フラッシュオーバーバーナー41は、好ましくは、主要バ
ーナーアセンブリ38へ供給される燃料と同じ燃料を燃や
すために適合される。バーナー41a及び41bは、好ましく
は、天井とほぼ平行な流路に沿った(バーナーの)バー
ナーノズル60から(以下に説明されるようにバーナーが
使用可能となり着火された時に)広範囲のほぼ均等な火
炎分布を発生するように配置される。コンパートメント
12内の消防士へ向かった下方へよりも天井に沿った火炎
分布が、コンパートメント内の人間の安全を確実とする
ために好ましい。適切なバーナーは、直径2インチ(5.
08cm)の管に沿って約2インチ(5.08cm)ごとに離間さ
れた1/8インチ(0.32cm)開孔の列を提供することによ
って得られる。フラッシュオーバーシミュレーションの
主要目的は、シミュレータコンパートメント内に編成さ
れる複数の消防士42によって抑制される追加火災よりも
むしろ、フラッシュオーバー事象の発生の図形及び記憶
可能な視覚的、聴覚的、及び熱的表示を提供することに
あるので、フラッシュオーバーバーナーは、5乃至10秒
のような短期間の事前選択された時間において動作可能
であるのが好ましい。
は、各バーナーの燃料吸い込み端部64に隣接して配置さ
れている火花点火装置61によって点火可能である。点火
装置61は、以下に記述されているように、フラッシュオ
ーバーの使用可能となる実行される時に点火装置に供給
される燃料を点火するため、図示されている火花を、フ
ラッシュオーバーバーナーへ向けて放出するために、生
火災訓練演習の間ずっと、好ましくは連続的に、動作可
能である。紫外線(UV)センサのような適切な火花セン
サ65は、点火装置からの火花放出をモニタするために、
点火装置61に隣接して設けられる。点火装置62と点火装
置センサ66も、主要バーナーアセンブリ38において同様
に配置される。以下明細書中に詳細に記述されるよう
に、点火装置61からの火花放出が検出器65によって検出
されない場合、燃料はフラッシュオーバーバーナー41へ
供給されず、これにより、消防士42の近くに降下し、か
つ自然発火する可能性のある点火されなかった可燃性燃
料は、フラッシュオーバーバーナーによって放出されな
いことが確実とされる。火花放出の前述の確認内容は、
プロパンがバーナー燃料として用いられた時、特に重要
である。というのは、プロパンは空気より重く、それゆ
え、バーナーノズル60からの放出に従って、前述の安全
保証が提示されないまま、コンパートメント内に集合し
た消防士らの上に降下し、着火して火の玉を形成する可
能性があるからである。
して溜まるガスがその引火点を得た時、フラッシュオー
バーが発生される。引火点は、環境大気内のガスや火災
によって焼けた物質(木材、化学製品、その他)から放
出されたガスの化学成分によって変化する。引火点は、
一般的に、華氏約900度乃至約1200度の範囲に及ぶこと
が予想され得る。本発明のフラッシュオーバーシミュレ
ーションにおいて、シミュレータコンパートメント12の
天井に隣接して溜まったガスの温度は、適切な天井温度
センサ32によって検出される。天井温度センサーの好ま
しい形状は、好ましくは、シミュレータ内で一般に遭遇
される天井温度の範囲の少なくとも一部を含む動作の範
囲を提供する熱電対33である。本発明のフラッシュオー
バーシミュレーションにおいて使用される適切な熱電対
は、インディアナ州、フォートウェイン(Fort Wayn
e)、パイロモーション社(Pyromotion,Ins.)製造のK2
3096G−10A−06モデルである。熱電対33は、シミュレー
タコンパートメント(例えば、吊り天井/床下空間又は
全室サイズシミュレータ)の性質及びサイズによりコン
パートメントフロア50より上約2フィート(約60.86c
m)乃至約15フィート(約463cm)の高さで、消防士訓練
装置コンパートメントの動作の間に、加熱された気体が
溜まりやすい天井の領域へ側壁58から延出している支持
ロッド67の端部に好ましくは位置している。天井から延
出している適切な支持ブラケット69は、所望される位置
への熱電対33の配置を保持するために提供される。熱電
対33から得られた温度データは、対応するデータライン
34(図1)を介して送られ、かつ以下に説明されている
ような処理を行なうためにローカル処理装置28へ送ら
れ、かつマスタ処理装置20へ通信される前に、適切なア
ナログ−ディジタル(A/D)コンバータ回路によって変
換される。事前設定されたフラッシュオーバーパラメー
タが一旦達成されると、フラッシュオーバー使用可能信
号は、マスタ処理装置20から(ローカル処理装置28を介
して)防火壁44の後ろに位置しているオンサイト(現
場)制御パネル70における起動スイッチ68へ伝送され
る。
(非常オフ72、休止オン/オフ74、及びスモーク(発
煙)オン/オフ76のような)種々の他の制御スイッチ
が、好ましくは、火災シミュレーション演習の動作中、
それらのスイッチの視覚化を容易にするために、独特の
着色を行なったり、及び/又は、バックライトを当てた
りすることによって提供されている。観察部分(ポー
ト)又はウィンドウ78は、防火壁の後ろに位置する監督
者へ、消防訓練シナリオの進行の妨害されない視界を許
容するために、防火壁44に好ましくは提供されている。
監督者は、好ましくは、コンパートメント12内の全ての
活動を監督すると共に、訓練演習の指揮及び進行に対す
る監督制御を演習するために、訓練演習中はずっと制御
パネル70の所に存在する。(一旦使用可能とされた)フ
ラッシュオーバーが、監督者の判断により安全にかつ効
率的に実行され得る場合、フラッシュオーバー起動スイ
ッチ68が監督者の内の一人によって連結(エンゲージ)
されることができ、これによって、上記の方法におい
て、対応する点火装置61によって点火するために貯蔵装
置36からフラッシュオーバーバーナー41へ燃料を供給
し、次いで引き続いて発生する火炎の伝播が実行され
る。上記のように、コンパートメント12の天井に消火剤
46を周期的に噴射し、従って部屋の天井の近傍に溜まっ
たガスを冷却することによって、フラッシュオーバーを
使用可能とさせる条件は禁じられたり、同時に回避され
得る。絶縁ライナー80(図3)は、好ましくは、繰り返
される予測できない極端な温度変化の有害な影響からコ
ンパートメントの天井及び側壁を保護するために、消火
を受けやすいコンパートメントの天井及び側壁のそれぞ
れの部分に隣接して提供されている。ライナーは、ペン
シルネニア州ピッツバーグ市のUSX社(USX CORP.)製の
軟鋼又は“Corten(コートン)”鋼から形成されること
ができ、かつ従来のブラケット82によって天井及び側壁
に取り外し可能に取り付けられている。煙及び熱は、コ
ンパートメントの側壁内で形成される対応する開孔81を
介してこれらの訓練装置の副産物(バイプロダクツ)を
通すために動作可能な一つ又はそれより多くの排気ファ
ンによってコンパートメントから排気され得る。
詳細は、図4に示されている。図面に関しては、マスタ
データ処理装置20がパーソナルコンピュータ又はワーク
ステーションの形状である。処理装置20の動作は、カリ
フォルニア州サンディエゴ市のインダストリアル・コン
ピュータ・ソース社(Industrial Computer Source,In
c.)によって市販されているモデルSB286SCのような中
央処理装置(CPU)84によって制御される。ランダムア
クセスメモリ(RAM)86は、CPUと電気的に接続されてお
り、OSSソフトウェアを格納し、かつCPUのための作動メ
モリを提供する。CPU84のための入力/出力、パワーア
ップ、自己テスト診断、及びブースト(boosting)手続
きに必要とされる種々のプログラムを格納するリードオ
ンリーメモリ(ROM)88も提供されている。一つ又はそ
れより多くのディスクドライブ90がCPU84とインターフ
ェースするために提供され得る。上記に参照されたビデ
オモニタ24(図1)とキーボード及び/又はマウス26の
ようなデータ入力装置が、人間のオペレータがCPU84と
対話するために提供される。プリンタ92は、熱電対の温
度、訓練演習中に用いられた消火剤の量、及び時間の関
数として主要バーナーアセンブリ38における火炎高さを
示す図形及び/又は表作成データのごときフラッシュオ
ーバーシミュレーションに関するデータのハードコピー
を提供するために、CPU84と選択的ではあるが、接続さ
れている。或いは、このようなデータは、一つ又はそれ
より多くのコンソールモニタ24における被訓練者への引
き続く再呼び出し及びディスプレイのために、RAM86内
に格納されることができる。
制御バス94を介して一つ又はそれより多くの訓練装置コ
ンパートメントをハウジングする(「燃焼建物(burn b
uilding)」として公知の)設備においてローカル処理
装置28と連結されている。以下に詳細に記述されている
機能のすべてを有する単一の専用ローカル処理装置28
は、好ましくは、一つ又はそれより多くの複数の訓練装
置コンパートメントに隣接して提供されており、データ
バスは、それぞれの処理装置のプロセッサ同士の間に延
出している。さらに詳しくは、主要処理装置20のCPU84
はローカル処置装置28のCPU96に連結されている。マス
タ処理装置20の場合と同様に、ローカル処理装置28は、
種々のハードウェアデバイスと通信し、かつそれらを制
御するために適切なプログラミング及びハードウェアイ
ンターフェースを含む。これらのデバイスは、本発明の
消防訓練シミュレータと協働する燃料バーナー制御弁98
と発煙装置100だけでなく、プロセッサが熱電対33から
送られた信号入力を受け取り、かつ変換するのを可変と
するA/Dコンバータ装置をも含んでいる。点火装置61及
び62並びにUVセンサ65及び66は、CPU96への直接転送の
ためにディジタルデータの形である。
ンパートメント12のような各シミュレータコンパートメ
ントと対応する種々のセンサ及びハードウェアデバイス
と接続されている。例えば、CPU96は、データライン106
を介して熱電対33から(図示されてない該当するA/D変
換装置による処理に従って)温度センサ入力を受け取
る。主要バーナーとフラッシュオーバー点火装置61及び
62の動作にそれぞれ関わる主要バーナーとフラッシュオ
ーバーUVセンサ65及び66からのデータは、データライン
108及び110をそれぞれ介してCPU96へ転送されるが、対
応する点火装置への点火信号入力は通信ライン112及び1
14を介して転送される。燃料は、通信ライン116を介し
て転送される適切な信号コマンドをバーナー制御弁シス
テム98が受信した時に、主要バーナーユニット及び任意
ではあるがフラッシュオーバーユニット41へタンク36か
ら圧力下において搬送される。弁制御システムは、オハ
イオ州、ペリー市のベンメッツゲル社(Ben Metzger,In
c.)製の1800−MLVシリーズのモーター付線形弁のよう
なそれぞれのフラッシュオーバーと主要バーナーユニッ
トの各々へ送られる燃料流路内で別に制御可能な方法で
取り付けられる弁アセンブリを含む。CPU96から対応す
る信号入力を受け取ると、弁制御システム98は、タンク
36から(導管118を介して)圧力下で燃料を正確に測定
し、かつバーナ38及び41のそれぞれに供給するためにバ
ーナー燃料供給ライン120及び122の内のいづれか対応す
る燃料供給ラインへ送るのをを可能とするために、閉口
位置及び開口位置の間で燃料制御弁をバイアス(付勢)
するために動作可能である。「T」又は「Y」コネクタ
(図示されてない)のような適切なコネクタが、燃料の
流れを二つのフラッシュオーバーバーナー41a及び41bへ
ほぼ均等に分割するために、フラッシュオーバーバーナ
ー供給ライン122に沿って提供される。フラッシュオー
バー使用可能性及び他のローカル制御パネル70の制御入
力(例えば、非常停止、休止オン/オフ、及びスモーク
(発煙)オン/オフその他)が通信ライン124に沿ってC
PU96とローカル制御パネルの間で通信される。発煙装置
100のCPU96の制御は、通信ライン126を介して実行され
る。CPU96から起動信号入力を受け取ると、1991年5月3
1日に出願の本出願に譲渡された米国特許出願番号07/70
7,868号、タイトル、“Method and Apparatus for Cont
rollably Generating Simulated Smoke(シミュレート
された煙を制御可能に発生するための方法及び装置)”
において開示されており、この開示内容が本明細書中に
参照することによって組み込まれている発煙装置によっ
て生成された煙のような、好ましくはシミュレートされ
た非有毒性の煙が、シミュレーションの現実性をさらに
高める目的のために、訓練装置コンパートメント内の主
要バーナーアセンブリ38又は任意の他の適切な吐出口へ
導管128を介して搬送される。CPU96は、コンパートメン
トの換気、照明、及び他のハードウェアのような多様な
他のシミュレータ構成要素のいづれをも制御するために
技術上の当業者に公知の方法で動作され得る。上記の前
述のハードウェア構成要素の使用可能性、状態、及び制
御と一般的に関わる信号データは、データバス94を介し
てローカル及び主要処理システムの間で交換され、これ
によってこれらの二つの処理システム同士の間で交換さ
れる通信や制御の複雑性を最小限とすることができる。
前述の通信及び制御の階層は、さまざまな理由によっ
て、マスタ処理ユニット20が燃焼建物内の現場に位置し
ていない状態においてさらに有利である。
るプログラム制御の詳細が図5のフローチャートにおい
て示されている。訓練演習の実行に先立って、ブロック
130によって示されているように、燃料圧力及び燃料制
御弁98の動作性を確認するために、これらのテストを開
始するようにCPU84はCPU96へ命令する。このテストは、
上記のように、RAM86内に格納された該当するプログラ
ムデータをアクセスするCPU84によって達成され、これ
によって、消防訓練演習が実行される予定の訓練装置コ
ンパートメント内の現場において、ローカル処理装置28
のCPU96へ、適切な入力信号の発生を生じることにな
る。このテストは、コンピュータの分野において公知の
方法においてRAM102内に格納されたテスト関連プログラ
ムデータをCPU96がアクセスした時に実行され、これに
よって、開口、閉口、及びシステム圧力のチェックの指
定された規則を受けるように制御弁アセンブリ98におけ
るハードウェアに命令するために、通信ライン116を介
してCPU96からの信号出力を生じることになる。この事
前実行テストは、それぞれのバーナー点火装置62及び61
のテスト着火と、それぞれの通信ライン112及び114並び
に通信ライン108及び110を介してCPU96と交換される信
号によってそれぞれの点火装置と対応しているUVセンサ
66及び65によるそのテスト着火のモニタリングとをさら
に含むことができる。事前実行テスト手順が無事に終了
した時、主要処理装置20は、訓練演習に対する適切な火
災シミュレーションパラメータを入力するために、ブロ
ック132乃至ブロック138で示されている通り、コンソー
ルオペレータにプロンプトを出す。オペレータコンソー
ルプロンプトの例は図6において示されている。種々の
所望されるシミュレーションパラメータが、一旦、(キ
ーボード及び/又はマウス入力26を介して)入力される
と、訓練のシナリオが進行され得る。好ましい実施例に
おいては、オペレータコンソールは、フラッシュオーバ
ーシミュレーションが選択された場合のみにおいて、フ
ラッシュオーバートリガー温度(ブロック136)、主要
バーナー高さフラッシュオーバートリガー(ブロック13
8)、及び燃焼継続(時間)選択(ブロック140)に対す
るプロンプト(指示)を出す。しかしながら、図示のた
めに、これらのそれぞれのパラメータの選択に対する選
択肢(オプション)は、図6に示されているオペレータ
コンソールスクリーン表示に含まれている。ブロック13
6及び138によって示されているフラッシュオーバープロ
ンプトは、フラッシュオーバーシミュレーションが選択
されなかった場合は、コンソールにおいて発生されない
のが好ましい。
シナリオパラメータの入力に従って、訓練シナリオは開
始される。フラッシュオーバーシミュレーションが選択
された場合(ブロック144を参照せよ)、フラッシュオ
ーバー点火装置61の動作は、上記の方法でローカル処理
装置28によって(即ちUVセンサ65からの信号出力をモニ
タすることによって)確認される(ブロック146)。ロ
ーカル処理装置28における点火装置の動作性を確認し、
主要処理装置20へバス94を介してこのデータを転送する
と、弁の位置(即ち基準弁によって転送されるときの弁
開孔の開口のパーセンテージ)によって、又は従来のラ
イン間燃料流動ゲージによってバーナーへのガス流量を
モニタすることによって、達成され得るように、主要バ
ーナー38における火炎高さは、従来の方法でモニタされ
る(ブロック148)。いづれの場合においても、主要バ
ーナー火炎が事前に選択されたフラッシュオーバートリ
ガリング高さと等しいか又は超過しているかが決定され
る。フラッシュオーバーシミュレーションに対しては、
天井に隣接して溜まったガスの温度を、この溜まったガ
スの引火点まで高める為に、火炎が十分に高い熱エネル
ギを発生するのに必要とされるある最低高さまで達しな
い場合は、フラッシュオーバーは火災緊急時に通常は発
生しないと基本的に仮定されるので、主要バーナーの火
炎高さは、好ましくは、連続的にモニタされる。図6に
関しては、プロンプトに提供されている他の高さの値は
いづれも被訓練者の能力と経験やシミュレートされる火
災の種類(木造、化学、グリース、その他)などによっ
て置き換えることができるが、例示されているシナリオ
に対して選択された主要バーナーフラッシュオーバート
リガーの高さは3フィート(91.44cm)である。
と、データライン124を介して熱電対33から連続的に受
け取られた温度データは、ブロック150によって示され
ているように、事前に選択されたフラッシュオーバー温
度に達したか否かを確認するためにCPU96によってチェ
ックされる。天井温度データは、好ましくは、訓練シナ
リオの開始から終了まで連続的にモニタされる。一旦、
事前に選択された主要バーナー火炎高さと天井温度の値
に達成されると、フラッシュオーバーシミュレーション
が実行され得る。しかしながら、単一訓練シナリオの間
は、フラッシュオーバーシミュレーションを繰り返し発
生することによって訓練値は殆ど又は全く得られないの
で、決定ブロック152に示されているように、シナリオ
に示されているその時間までフラッシュオーバーが発生
しなかったことを確認することが所望される。シナリオ
の間、フラッシュオーバーシミュレーションが前もって
発生した場合、シナリオはフラッシュオーバーが再び発
生せずに進行する。進行中のシナリオの間にフラッシュ
オーバーシミュレーションがまだ発生していない場合に
は、ブロック154によって示されているように、ローカ
ル処理装置28は、ローカル制御パネル70におけるフラッ
シュオーバー起動スイッチ68へ使用可能信号を入力す
る。スイッチ起動は、好ましくは、スイッチ照明、可聴
手段、及び/又はインデックスのそれぞれのタイプの組
合せによってローカル制御パネルに表示される。本発明
のフラッシュオーバーシミュレーションの好ましい実施
例は、スイッチの使用可能性に従ってフラッシュオーバ
ーシミュレーションが引き続いて生じ得るか否かについ
ての判断を(好ましくは制御パネル70に隣接して存在し
ている)火災訓練監督者に提供する。(上記参照されて
いる事前に選択されたパラメータの達成時の全自動フラ
ッシュオーバーシミュレーションの発生とは対照的に)
このようなアレンジメントは、たとえ事前に設定された
フラッシュオーバー条件が完全に満たされた時でも、フ
ラッシュオーバーシミュレーションを進行することが全
く所望されない例が生じ得るので、より高度の安全性を
訓練シナリオの指揮の為に提供することができる。この
ような状態の例には、コンパートメント内の被訓練者の
パニック、被訓練者のフラッシュオーバーバーナーへの
所望されない物理的接近、消防士保護ギアなどの設備の
故障が含まれる。従って、フラッシュオーバーシミュレ
ーションの一態様として人間の監督入力を含むことは好
ましい。しかしながら、前述のフラッシュオーバーシミ
ュレーションパラメータの達成時(上記のブロック136
乃至ブロック140を参照せよ)にフラッシュオーバーシ
ミュレーションが自動的に進行する全自動(即ち任意で
はない)フラッシュオーバーシミュレーションプロセス
が本発明の範囲を逸脱していないことはこの技術分野の
当業者により評価されかつ理解されよう。
ソール選択スイッチの各々の状態は、ブロック156に示
されているように、シナリオの間ずっとローカル処理装
置28によって連続的にモニタされる。フラッシュオーバ
ーシミュレーションに関しては、一旦、フラッシュオー
バー起動スイッチ68が被訓練者の監督によって連結(エ
ンゲージ)されると、CPU96は、弁アセンブリ98のフラ
ッシュオーバー制御弁へ開口するように適切なコマンド
を発生し、これによって、対応する点火装置61による点
火のために導管122並びにフラッシュオーバーバーナー4
1a及び41bへ燃料が供給される。一旦、フラッシュオー
バーバーナーの点火が、UV検出器65(ブロック160)か
らのCPU96によって受け取られた該当する信号データに
よって最適に確認されると、ブロック162に示されてい
るように、フラッシュオーバーバーナー制御弁は、指定
されたフラッシュオーバーの燃焼期間中は開いたままで
あり、その後で、弁はCPU96によって閉口するように命
令される(ブロック164)。同様に、フラッシュオーバ
ーバーナー点火確認がUVセンサ65から受け取られなかっ
た場合、CPU96は、好まくは、フラッシュオーバーバー
ナーを介して点火されなかった燃料のリリース(放出)
を最小限にするためにフラッシュオーバー弁に閉口する
ように命令するために動作可能となる。このような不燃
ガスのリリースの最小限化は、コンパートメント内の燃
料の不燃集合体の存在が火災による包囲に自分たちをさ
らしている被訓練者らに健康上及び安全上不当な危険を
与えることになるので、空気よりも重く、それゆえ地上
高さへ降下する傾向を有するプロパンのような燃料が利
用されている場合において特に重要である。フラッシュ
オーバーバーナー制御弁が一旦閉口されると、ローカル
処理装置28がシステムの故障を表示する前述のセンサか
らの信号データを受け取って、シナリオは、主要バーナ
ー火災消火、ローカル制御パネル又はオペレータコンソ
ールにおける監督者による割り込み、又は自動システム
閉鎖へと進行する。
が、本発明を保護するものは、前述の詳細な説明及び添
付図面における特定の機能以外に、添付の請求の範囲と
その機能に相当するものによって定義づけられることは
明確に理解されかつ評価されるであろう。
Claims (30)
- 【請求項1】消防士訓練装置によって使用されるフラッ
シュオーバーシミュレーションシステムであって、 内部に取り付けられた主要バーナーを有するほぼ包囲さ
れた燃える室と、 前記燃える室の天井に隣接して配置された少なくとも一
つの補助バーナーであって、前記補助バーナーが前記補
助バーナーへ供給される燃料を燃やすために選択的に動
作可能である補助バーナーと、 前記補助バーナーに隣接して配置された燃料点火装置
と、 所定のオペレーショナルパラメータに達した時に、前記
主要バーナーへの燃料供給とは別に、前記補助バーナー
への燃料供給を実行するために動作可能な制御システム
と、 を備えるフラッシュオーバーシミュレーションシステ
ム。 - 【請求項2】少なくとも一つの所定の消防士訓練装置オ
ペレーショナルパラメータを感知するために動作可能な
センサーシステムをさらに備える請求の範囲1に記載の
フラッシュオーバーシミュレーションシステム。 - 【請求項3】前記感知されたオペレーショナルパラメー
タが空気温度を含む請求の範囲2に記載のフラッシュオ
ーバーシミュレーションシステム。 - 【請求項4】前記センサーシステムが熱電対を備える請
求の範囲2に記載のフラッシュオーバーシミュレーショ
ンシステム。 - 【請求項5】前記感知されたオペレーショナルパラメー
タが前記主要バーナーからの火炎高さを含む請求の範囲
2に記載のフラッシュオーバーシミュレーションシステ
ム。 - 【請求項6】前記制御システムが、 前記主要及び補助バーナーの各々と協働する弁手段であ
って、前記弁手段が、前記制御システムから受け取られ
た信号入力によって互いに別々に制御することが可能で
ある弁手段と、 感知された少なくとも一つのオペレーショナルパラメー
タによって、前記弁手段の動作を制御するために前記弁
手段へ信号出力を発生するために動作可能な自動処理装
置と、 を備える請求の範囲2に記載のフラッシュオーバーシミ
ュレーションシステム。 - 【請求項7】前記制御手段が、オペレーショナルパラメ
ータ閾値を前記自動処理装置へ入力する手段を更に備え
る請求の範囲6に記載のフラッシュオーバーシミュレー
ションシステム。 - 【請求項8】前記制御システムが、前記オペレーショナ
ルパラメータ閾値を表す大きさ以上の大きさの前記感知
されたオペレーショナルパラメータに対応する信号デー
タを前記制御システムにおいて受け取った時、前記補助
バーナーにおいてフラッシュオーバーシミュレーション
を使用可能にするために動作可能である請求の範囲7に
記載のフラッシュオーバーシミュレーションシステム。 - 【請求項9】前記制御システムが、フラッシュオーバー
使用可能信号を受け取った時に動作可能であるフラッシ
ュオーバー起動スイッチをさらに備える請求の範囲8に
記載のフラッシュオーバーシミュレーションシステム。 - 【請求項10】前記フラッシュオーバー起動スイッチ
が、前記自動処理装置から遠く離間されて配置されてい
る請求の範囲9に記載のフラッシュオーバーシミュレー
ションシステム。 - 【請求項11】前記補助バーナー点火装置からの火花ス
パークをモニタし、かつ点火装置の動作を表す出力信号
を前記制御システムへ転送するために動作可能な点火セ
ンサーをさらに備え、 前記制御システムが、点火装置の故障を表す前記点火セ
ンサーからの信号を受け取った時、前記少なくとも一つ
の補助バーナーへ燃料が流れるのを終了させるために動
作可能である ことよりなる請求の範囲1に記載のフラッシュオーバー
シミュレーションシステム。 - 【請求項12】ほぼ包囲された燃える室を備える消防士
訓練装置内でフラッシュオーバーの状態をシミュレート
する方法であって、 第1の火災をシミュレートするために、主要バーナーへ
燃料を供給し、かつ前記燃える室の床近くの前記主要バ
ーナーから第1の火炎を発生するステップと、 少なくとも1つの消防士オペレーショナルパラメータを
モニタするステップと、 前記モニタされたオペレーショナルパラメータが所定の
オペレーショナルパラメータ閾値に達することによっ
て、前記燃料室の天井近くに第2の火炎を生成するステ
ップであって、前記第2の火炎が、前記主要バーナーへ
の燃料供給とは別に、補助バーナーへの燃料供給を制御
し点火することによって生成されるステップと、 を備えるフラッシュオーバーシミュレート方法。 - 【請求項13】前記第2の火炎が前記燃料室の天井とほ
ぼ平行な流路内に沿って向けられる請求の範囲12に記載
の方法。 - 【請求項14】前記モニタされたオペレーショナルパラ
メータが、前記燃える室の天井に隣接する空気の温度を
含む請求の範囲12に記載の方法。 - 【請求項15】前記モニタされたオペレーショナルパラ
メータが、前記燃える室の床近くに配置された前記主要
バーナーから発せられる火炎の高さを含む請求の範囲12
に記載の方法。 - 【請求項16】フラッシュオーバー使用可能信号の発生
に従って、前記補助バーナーへの燃料の流れを開始する
ステップをさらに備える請求の範囲12に記載の方法。 - 【請求項17】前記燃料の流れの開始が、手動操作スイ
ッチの起動によって達成される請求の範囲16に記載の方
法。 - 【請求項18】前記手動操作スイッチが前記消防士訓練
装置内に配置されている請求の範囲17に記載の方法。 - 【請求項19】前記所定のオペレーショナルパラメータ
閾値が、前記感知されたオペレーショナルパラメータを
受け取り、かつ一旦前記オペレーショナルパラメータ閾
値に達すると、燃料流れ使用可能信号を自動的に発生す
るために動作可能なデータ処理装置のオペレータコンソ
ールへ入力として送られる請求の範囲12に記載の方法。 - 【請求項20】前記モニタされたオペレーショナルパラ
メータが、主要バーナー火炎高さ及び前記燃える室の天
井に隣接する空気温度を有しており、前記データ処理装
置が、前記オペレーショナルパラメータの各々が所定の
オペレーショナルパラメータ閾値に達した後でのみ前記
燃料流れ使用可能信号を発生するために動作可能である ことよりなる請求の範囲19に記載の方法。 - 【請求項21】オペレータが選択可能な時間の長さにわ
たって前記補助バーナーへの燃料の流れを制御するステ
ップをさらに備える請求の範囲19に記載の方法。 - 【請求項22】消防士訓練装置によって使用されるフラ
ッシュオーバーシミュレーションシステムであって、 内部に取り付けられた主要バーナーを有するほぼ包囲さ
れた燃える室と、 前記燃える室の天井に隣接して配置された少なくとも一
つの補助バーナーであって、前記補助バーナーが燃料貯
蔵器から前記補助バーナーへ供給される燃料を燃やすた
めに選択的に動作可能である補助バーナーと、 前記補助バーナーへ供給される燃料を点火するために動
作可能な前記補助バーナーに隣接して配置された燃料点
火装置と、 前記燃料室の天井に隣接して配置され、かつ感知された
温度を表すディジタル信号を発生するために動作可能な
温度センサーと、 前記ディジタル信号を受け取り、かつ前記ディジタル信
号が所定の閾値に達成すると、フラッシュオーバー使用
可能信号を発生するために動作可能な自動データ処理装
置を備える制御システムと、 前記主要バーナーから火炎高さを感知し、かつ前記自動
データ処理装置へ連絡するために前記火炎高さを表す信
号を発生するために動作可能な感知システムであって、
一旦、前記感知された温度と火炎高さのパラメータを表
す前記信号の各々がそのそれぞれの所定閾値を超える
と、前記フラッシュオーバー使用可能信号が発生される
ことよりなる感知システムと、 を備えるフラッシュオーバーシミュレーションシステ
ム。 - 【請求項23】前記感知された温度と火炎高さのパラメ
ータを表す前記信号が各々実質的に同時にこれらの信号
のそれぞれの閾値を超えた後でのみ、前記フラッシュオ
ーバー使用可能信号が発生される請求の範囲22に記載の
フラッシュオーバーシミュレーションシステム。 - 【請求項24】前記温度センサーが熱電対を備える請求
の範囲23に記載のフラッシュオーバーシミュレーション
システム。 - 【請求項25】前記制御システムが、前記主要及び前記
補助バーナーの各々への燃料流路に沿って取り付けられ
た弁アセンブリを備えており、前記弁アセンブリが、前
記主要及び前記補助バーナーの各々への燃料流路への燃
料供給を可変制御するために、前記自動データ処理装置
から受け取られた信号入力によって別々に制御可能であ
る ことよりなる請求の範囲22記載のフラッシュオーバーシ
ミュレーションシステム。 - 【請求項26】前記弁アセンブリがモータ付線形弁を備
える請求の範囲25に記載のフラッシュオーバーシミュレ
ーションシステム。 - 【請求項27】閾値のデータを前記自動データ処理装置
へ入力するための手段をさらに備える請求の範囲22に記
載のフラッシュオーバーシミュレーションシステム。 - 【請求項28】前記制御システムが、前記フラッシュオ
ーバー使用可能信号を受け取った時に動作可能であるフ
ラッシュオーバー起動スイッチをさらに備える請求の範
囲22に記載のフラッシュオーバーシミュレーションシス
テム。 - 【請求項29】前記制御システムが、前記所定のオペレ
ーショナルパラメータが達成された時、前記補助バーナ
ーへの燃料供給を実行し、かつ前記補助バーナーへ供給
された燃料の点火を実行するために自動的に動作可能で
ある ことよりなる請求の範囲1に記載のフラッシュオーバー
シミュレーションシステム。 - 【請求項30】前記制御システムが、前記所定温度が達
成された時、前記補助バーナーへの燃料供給を実行し、
かつ前記補助バーナーへ供給された燃料の点火を実行す
るために自動的に動作可能である ことよりなる請求の範囲22に記載のフラッシュオーバー
シミュレーションシステム。
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