JP2003516207A - 急激な火炎の拡がりをシミュレートする方法と装置 - Google Patents

急激な火炎の拡がりをシミュレートする方法と装置

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JP2003516207A
JP2003516207A JP2001543216A JP2001543216A JP2003516207A JP 2003516207 A JP2003516207 A JP 2003516207A JP 2001543216 A JP2001543216 A JP 2001543216A JP 2001543216 A JP2001543216 A JP 2001543216A JP 2003516207 A JP2003516207 A JP 2003516207A
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スパニオル,アルミン
スピーゲル,ヤコブ
ホンシ,サシャ
ベル,リチャード
ギグール,ロバート
アスラニアン,ジョージ
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アメック ファイア トレーニング システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも1つの他の火災個所のための火災室を有する消防訓練設備内で、急激な火炎の拡がりをシミュレートする方法に関するものであって、同方法においてガスは火災室の天井の近傍へ導入されて点火され、その場合にガスは、酸素と混合後に燃焼可能なガス−酸素−混合気として火災室内へ放出されて、その後点火される。さらに本発明は、火災室の天井の領域にガス−酸素−供給装置を備えた、この方法のために使用可能な装置に関し、そのガス−酸素−供給装置からガス−酸素−混合気が火災室内へ、そして少なくとも1つの点火装置へ供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、少なくとも1つの他の火災個所のための火災室を有する消防訓練設
備内で急激な火炎の拡がりをシミュレートする方法とそのための装置に関するも
のであって、同方法においては火災室の天井の近傍にガスが導入されて点火され
る。
【0002】 火災個所を取り巻く部屋の天井から始まり、ないしは多かれ少なかれ天井全体
にわたって火炎の海のように拡がって、室内へ進入する急激な火炎の拡がりは、
専門符丁では「フラッシュオーバー」と称され、消防隊員にとって消火の際の大
きな潜在危険を隠し持っている。合成材料の多様な使用に基づいて、フラッシュ
オーバーは益々頻繁に発生するようになって来ており、消防隊員はそれに相当す
る危険状況に対してトレーニングによって準備しなければならない。
【0003】 フラッシュオーバー特性は、温度、火災室の容積、酸素量、燃焼されたガスの
量、未燃焼のガスの量、燃焼されずに残る固体の燃料の量と種類、燃焼可能な材
料の量と種類、点火温度などのような、多数のパラメータの影響を受けて、時間
の関数として生じる。フラッシュオーバーを定めるこれら多数のパラメータにも
かかわらず、フラッシュオーバーが実際に発生する前に所定の警告信号が大きな
確率で常に存在し、消防隊員によって完全に知覚可能であることが確認されてい
る。
【0004】 すなわち、しばしばフラッシュオーバーの点火の直前に部屋が「呼吸する」こ
とが、その部屋内で観察されている。もっと正確に言うと、目撃者は、フラッシ
ュオーバーの点火の直前に、部屋から、特にドアとしきいの間から煙の塊が流出
し、ドア自体を外側へ変形させ、その後一部が火災室内へ引き戻され、ドア自体
を火災室内へ引き込むことを、報告している。
【0005】 その内部がすでにフラッシュオーバーの点火のためのすべての条件を満たして
いる部屋へ通じるドアが、上記の「呼吸」によって示されるように、開放されて
、従って酸素がその室内へ流入した場合には、部屋の天井領域内で未燃焼のガス
と加熱された燃料の同時点火がもたらされ、それが熱、光および圧力の極めて急
速な生成と伝播、従って急激な火炎の拡がり、すなわちフラッシュオーバーをも
たらす。
【0006】 既知の消防訓練設備は、益々頻度を増して発生する、生命を脅かすフラッシュ
オーバーに基づいて、一部はすでにフラッシュオーバーをシミュレートする装置
を有している。すなわち、たとえばEP0585392B1は、この分野の方法
を開示しており、同方法においてはフラッシュオーバーをシミュレートするため
に、燃焼するソファなどをシミュレートすべき、火災室の床の近傍の火災個所の
ためのメインバーナーだけでなく、さらに補助バーナーにも、プロパンガスの形
式の燃料が供給される。
【0007】 そのために、少なくとも1つの消防駆動パラメータが監視されて、監視された
駆動パラメータの予め定められたしきい値が達成された場合に、火災室の天井の
近傍で、メインバーナーへの適切な供給とは関係なく、燃焼パイプの形式で形成
されている補助バーナーへの純粋なプロパンガスの供給の制御と点火によって、
第2の火炎が生成される。
【0008】 しかし、この種の既知の、第2の火炎を介してのフラッシュオーバーのシミュ
レーションは、特に2つの理由から、現実に忠実ではない。1つには、火災室へ
進入する前にフラッシュオーバーの発生を示すヒントが知覚できない。さらには
、第2の火炎は、ガス分配器から純粋なガスが火災室内へ放出されて、火災室内
でそこに含まれる空気を利用して点火されることによって形成され、それはガス
が燃焼のための空気を探すことに基づく、比較的低速の、いわば「のらくらした
」火炎の拡がりをもたらし、それは実際のフラッシュオーバーの危険を表すこと
はできない。
【0009】 フラッシュオーバー現象の他に、行き来するファイアーフロントからなる、い
わば「ロールオーバー」と、急激な火炎の拡がりを有する、加熱された対象の逆
点火によって生じる「バックドラフト」も知られている。
【0010】 本発明の課題は、この分野の方法とこの分野の装置を、従来技術の欠点が克服
され、特にフラッシュオーバー、ロールオーバーおよび/またはバックドラフト
現象をシミュレートするための、従来技術に基づくよりも実際的な急激な火炎の
拡がりが形成されるように、展開することである。その場合に、学習すべき消防
隊員の安全性は依然として保証されていなければならない。急激な火炎の拡がり
がすぐに発生することを示す警告ヒントもシミュレートされなければならない。
【0011】 方法に関する課題は、ガスが、酸素と混合後に燃焼可能なガス−酸素−混合気
として、火災室内へ放出されて、その後点火されることによって、解決される。 その場合に、好ましくは逆方向の、2つのファイアフロントを形成するために
、ガス−酸素−混合気が火災室内で、少なくとも2つの空間的に分離された個所
において点火されるようにすることができる。
【0012】 さらに、本発明によれば、酸素が空気、特に外気を介して供給されることが、
提案される。 本発明によれば、ガスを、好ましくは気化された、プロパンガスの形式で供給
することができる。
【0013】 本発明に基づく好ましい展開は、入口のドアを閉ざされた火災室内で測定して
、急激な火炎の拡がりの発生にとって特徴的な、セットされた温度しきい値の上
の温度において、煙が火災室から押し出されて、次に少なくとも部分的に火災室
内へ吸い戻され、その場合に好ましくは煙の動きが周期的に繰り返されることを
、特徴としている。 その場合に、煙がそれぞれ約1分までの間火災室から押し出され、ないしは火
災室内へ吸い込まれるようにすることができる。
【0014】 さらに、本発明によれば、火災室へ通じる入口ドアの開放によって、煙の動き
が終了されて、次にガス−酸素−混合気の供給と点火が、好ましくは手動で、開
始されることが提案される。
【0015】 装置に関する課題は、本発明によれば、火災室の天井の領域内のガス−酸素−
供給装置によって解決され、そのガス−酸素−供給装置からガス−酸素−混合気
が火災室内へ、そして少なくとも1つの点火装置へ供給される。
【0016】 その場合に、ガス−酸素−供給装置は、ガスおよび/または酸素の流れ方向に
順次次のものを有することができる: 特に外気に含まれる、酸素を吸い込むための送風機、 火災室の熱を吸収することによって酸素を加熱するための一次加熱室、 圧力緩衝室、 プロパンガスなどのような、ガスを圧力緩衝室内へ導入するためのガス分配器
、 好ましくは気化された、ガスと酸素を燃焼可能なガス−酸素−混合気に混合す
るための混合室および/または 戻り止めフラップなどの形式の、吸い戻し阻止ユニット。
【0017】 さらに、本発明によれば、点火装置が、それぞれ点火面を準備する、対向する
2つの終端面を備えた、2つの逆方向に延びる電極と電流供給導線を有している
ことが、提案される。 また、点火装置が少なくとも1つの点火面を有し、その点火面がガス−酸素−
混合気のためのガス−酸素−供給装置の出口の前最大で1メートルの所に配置さ
れるようにすることもできる。
【0018】 さらに、ガス−酸素−供給装置および/または点火装置を作動させ、ないしは
非作動にするための手動制御ユニットを設けることができる。 本発明によれば、火炎の渦を形成するために、火災室の天井と、ガス−酸素−
供給装置および点火装置との間に、少なくとも1つの方向変換薄板を設けること
ができる。
【0019】 さらに、本発明によれば、ガス−酸素−供給装置が火災室の外部において、特
に仕切壁を介して火災室から分離された設備工事室内に配置されていることが、
提案される。 また、ガス−酸素−供給装置がガスおよび/または酸素の流れ方向に、特に圧
力緩衝室の領域内で、狭くなるようにすることもできる。
【0020】 本発明によれば、火災室内の少なくとも1つの温度センサ、好ましくは少なく
とも、入口ドアとそれに属するドアのしきいとのとの間のような、入口ドアの領
域内で、火災室から煙を吹き出させるための煙発生器、および少なくとも部分的
に煙を火災室内へ吸い戻すための他の送風機を有し、その場合に温度センサ、煙
発生器および他の送風機が互いに対して作用接続されていることを特徴とする実
施形態が効果的である。
【0021】 その場合に、煙発生器と他の送風機は、好ましくは自動的に、火災室へ通じる
入口ドアが閉鎖されている時に火災室内で温度センサにより検出されるしきい値
温度まで加熱された場合に作動されて、入口ドアが開放された場合に非作動にさ
れるようにすることができる。
【0022】 そして、本発明によれば、煙発生器および/または他の送風機は、入口ドアに
、好ましくはそれに属するドアしきいの近傍に取り付けられることも、提案され
る。
【0023】 従って本発明の基礎となっているのは、光、熱および圧力の拡がりを含むフラ
ッシュオーバーの実際の火災条件は、気化されたプロパンガスのようなガスと、
外気内に存在するような酸素からなる燃焼可能な混合気が火災室内へ導入されて
、そこで点火されることによって、消防訓練設備の火災室内でシミュレートする
ことができる、という驚くべき認識であるので、既知のシミュレーションとは異
なり、ガスは、点火するために、火災室内にまだ存在している酸素を求めて流れ
る必要はない。
【0024】 その場合に本発明によれば、学習する消防隊員にとっての危険を最少にするた
めに、フラッシュオーバーの形成が手動で開始されると、効果的である。さらに
燃焼可能な混合気は、本発明によれば、好ましくは少なくとも2つの個所で点火
されるので、2つの逆のファイアーフロントが生じる。そして火炎の渦は、本発
明によれば方向変換薄板によってもたらされる。
【0025】 さらに、本発明によって初めて、適切な警告ヒントがシミュレートされること
によって、すなわち入口ドアが閉鎖されている場合に、急激な火炎の拡がりの発
生にとって特徴的なしきい値温度の上において火災室から押し出され、数秒後に
再び火災室内へ少なくとも部分的に吸い戻される煙の形成によって、フラッシュ
オーバーの発生の早期認識がシミュレートされた。
【0026】 本発明の他の特徴と利点は、以下の説明から明らかにされ、その説明において
は概略的な図面を用いて本発明の2つの実施例が詳細に説明される。 図1から明らかなように、火災室1内には、たとえば火災室の床上に置かれた
ソファの燃焼をシミュレートするための火災個所5が配置されている。天井4の
すぐ下において、火災室1内へガス−空気−供給装置10が進入しており、その
ガス−空気−供給装置は、たとえばプロパンガスを供給するための、ガス供給導
管11および外気供給部14と接続されており、かつフラッシュオーバーをシミ
ュレートするために急激な火炎の拡がり100を開始させるために、ガス−空気
−混合気40を火災室1内へ点火装置50の方向へ放出することができる。
【0027】 その場合にシミュレートされるフラッシュオーバーは、2つの対向する点火面
における点火を介しての少なくとも2つの逆方向における火炎の拡がりと、火炎
路内に配置された方向変換薄板60に基づく火炎の渦によって定められる。さら
に、火災個所5と火炎の拡がり100へ向けて煙110を火災室1内へ導入する
ことができる。
【0028】 ガス−空気−供給装置10と点火装置50は、火災室1内の非常オフスイッチ
80および火災室1の外部の操作コンソール90と接続されている手動制御ユニ
ット70を介して作動させ、ないしは非作動にすることができる。消防隊員を訓
練するために、最初に、それぞれ操作コンソール90を介して、火災個所5が作
動されて、煙110が火災室1内へ吹き込まれる。
【0029】 次に、第1の消火訓練が行われ、その間に本発明によって、手動制御ユニット
70を介してシミュレートされたフラッシュオーバー100を訓練隊長によって
開始することができる。ガス−空気−供給装置10と点火装置50が手動制御ユ
ニット70と操作コンソール90を介して作動されるとすぐに、点火装置50の
領域内で、特に実際に近い条件において光、熱および圧力のシミュレートされた
拡がりの元で急激に、ガス−空気−混合気40の点火がもたらされる。
【0030】 図2を参照して、特別な本発明に基づく装置の詳細を説明する。その場合に火
災室1の外部において、仕切壁3を介して分離された設備工事室2内に、ガス−
空気−供給装置10が配置されている。ガス−空気−供給装置10自体は、外気
供給部14を介して供給される外気の流れ方向に、送風機20、一次加熱室30
、その内部に配置された、ガス13用のガス分配器12を有する圧力緩衝室31
、混合室32および戻り止めフラップ33を有している。
【0031】 ガス−空気−供給装置10の作動直後に、外気が送風機20を介して一次加熱
室30内へ吸い込まれると、一次加熱室30内で吸い込まれた外気が火災室1か
らの熱の吸収によって加熱される。加熱された空気21とガス分配器12からの
ガス13は、一次加熱室30から混合室32へ向かって狭くなっている圧力緩衝
室31を通って流れるので、気化されたガスが空気と共に混合室32へ達して、
そこで燃焼可能なガス−空気−混合気40になるように混合され、そのガス−空
気−混合気はその後、ガス−空気−混合気40がガス−空気−供給装置10内へ
吸い戻されるのを阻止する戻り止めフラップ33を通過した後に、火災室1内へ
流入するために、混合室32を出てゆく。
【0032】 従ってガス−空気−混合気40は、ガス−空気−供給装置10から戻り止めフ
ラップ33を通過した直後に火災室1内へ達し、その火災室内で点火装置50の
第1の点火面51へ供給されるので、第1の点火面50において火炎の急激な形
成がもたらされる。
【0033】 方向変換薄板60は、ガス−空気−混合気40の一部の流れ方向を反転させて
、それによって点火装置50の第2の点火面52へ向け、その第2の点火面にお
いて同様に点火がもたらされ、その場合に第1の点火面50における点火は第2
の点火面52における点火に対して極めてわずかな時間のずれしか有しておらず
、それが実際的な、急激な火炎の拡がりをもたらす。
【0034】 本発明に基づきガス−空気−混合気40が二重に点火される場合に、従来技術
に比較して促進された火炎形成がもたらされる。というのは、ガス13は言うな
れば、火災室1内の空気の「後を追う」必要はないからである。さらに、方向変
換薄板60が火炎の渦の発生をもたらす。
【0035】 上述した説明、請求項および図面内で開示された本発明の特徴は、単独でも、
それぞれ任意の組合わせにおいても、本発明を種々の実施形態で実現するために
重要であり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく装置を有する火災室の断面図である。
【図2】 他の本発明に基づく装置の部分的な斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スピーゲル,ヤコブ ドイツ連邦共和国,67659 カイザースラ ウテルン,フォーゲルボークシュトラーセ 28 (72)発明者 ホンシ,サシャ カナダ国,コジト,オンタリオ,ケンプト ビル アールアール#4,リバー ロード 1711 (72)発明者 ベル,リチャード カナダ国,オンタリオ ケー4ピー 1エ ム7,グリーリー,スタンレーフィールド クレセント 1594 (72)発明者 ギグール,ロバート カナダ国,オンタリオ ケー0ケー 3ジ ェイ0,ツイード アールアール3 (72)発明者 アスラニアン,ジョージ カナダ国,オンタリオ エル3ワイ 7ゼ ット7,ニューマーケット,ドースター コート 459 Fターム(参考) 2E189 JA01 JA03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの他の火災個所のための火災室を有する消防
    訓練設備内で急激な火炎の拡がりをシミュレートする方法であって、その場合に
    ガスが火災室の天井の近傍へ導入されて、点火される、前記方法において、 ガスは、酸素との混合後に燃焼可能なガス−酸素−混合気として火災室内へ放
    出されて、その後に点火されることを特徴とする、急激な火炎の拡拡がりをシミ
    ュレートする方法。
  2. 【請求項2】 ガス−酸素−混合気は火災室内で、2つの、好ましくは逆の
    ファイアーフロントを形成するために、少なくとも2つの空間的に分離された個
    所において点火されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 酸素は、空気、特に外気を介して供給されることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ガスは、好ましくは気化された、プロパンガスの形式で供給
    されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 入口のドアを閉ざした火災室内で測定して、急激な火炎の拡
    がりの発生にとって特徴的な、セットされた温度しきい値を越える温度において
    、煙が火災室から押し出され、次に少なくとも一部がその火災室内へ吸い戻され
    、その場合に好ましくはこの煙の動きが周期的に繰り返されることを特徴とする
    請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 煙は、それぞれ約10秒までの間火災室から押し出され、な
    いしは火災室内へ吸い込まれることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 火災室へ通じる入口のドアを開放することによって、煙の移
    動が終了されて、次にガス−酸素−混合気の供給と点火が、好ましくは手動で、
    開始されることを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 特に請求項1から7のいずれか1項に記載の方法に従って、
    火災室の天井の近傍においてガスを供給して点火することにより、少なくとも1
    つの他の火災個所のための火災室を有する消防訓練設備内で、急激な火炎の拡が
    りをシミュレートする装置において、 火災室(1)の天井(4)の領域にガス−酸素−供給装置(10)が設けられ
    、前記装置からガス−酸素−混合気(40)が火災室(1)内へ、そして少なく
    とも点火装置(50)へ供給されることを特徴とする、急激な火炎の拡がりをシ
    ミュレートする装置。
  9. 【請求項9】 ガス−酸素−供給装置(10)は、ガス(13)および/ま
    たは酸素(21)の流れ方向に順次次のもの、すなわち: 特に外気(14)内に含まれる、酸素を吸い込むための送風機(20)、 火災室の熱の吸収によって、酸素を加熱するための一次加熱室(30)、 圧力緩衝室(31)、 プロパンガスなどのような、ガス(13)を、圧力緩衝室(31)内へ導入す
    るためのガス分配器(12)、 好ましくは気化された、ガス(13)と酸素(21)を、燃焼可能なガス−酸
    素−混合気(40)に混合するために混合室(32)、および/または、戻り止
    めフラップ(33)などの形式の吸い戻し阻止ユニット、 を有することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 点火装置(50)は、それぞれ点火面(51、52)を準
    備する2つの対向する終端面を備えた、2つの逆方向に延びる電極と、電流供給
    導線(53)とを有していることを特徴とする請求項8または9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 点火装置(50)は、少なくとも1つの点火面(51)を
    有しており、前記点火面は、ガス−酸素−混合気(40)のためのガス−酸素−
    供給装置(10)の出口の前、最大で1メートルのところに配置されていること
    を特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 ガス−酸素−供給装置(10)および/または点火装置(
    50)を作動させ、ないしは非作動にする手動制御ユニット(70)を特徴とす
    る請求項8から11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 火炎の渦を生成するための、火災室(1)の天井(4)と
    、ガス−酸素−供給装置(10)および点火装置(50)との間の、少なくとも
    1つの方向変換薄板(60)を特徴とする請求項8から12のいずれか1項に記
    載の装置。
  14. 【請求項14】 ガス−酸素−供給装置(10)は、火災室(1)の外部に
    、特に仕切壁(3)を介して火災室(1)から分離された設備工事室(2)内に
    、配置されていることを特徴とする請求項9から13のいずれか1項に記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 ガス−酸素−供給装置(10)は、ガス(13)および/
    または酸素(21)の流れ方向に、特に圧力緩衝室(31)の領域内で狭くなっ
    ていることを特徴とする請求項9から14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 【請求項16】 火災室内の温度センサ、 火災室から、好ましくは少なくとも、入口ドアとそれに属するドアしきいとの
    間などのような、入口ドアの領域において、煙を吹き出させる煙発生器と、 煙を火災室内へ、少なくとも部分的に吸い戻すための、他の送風機と を有し、 その場合に温度センサ、煙発生器および他の送風機は互いに作用接続されてい
    ることを特徴とする請求項8から15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 【請求項17】 煙発生器と他の送風機は、火災室へ通じるドアが閉鎖され
    ている場合に、火災室内で温度センサによって検出されるしきい温度まで加熱さ
    れた場合に、好ましくは自動的に、作動されて、入口ドアが開放された場合に非
    作動にされることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 煙発生器および/または他の送風機は、入口ドアに、好ま
    しくはそれに付属するドアしきいの近傍に、取り付けられていることを特徴とす
    る請求項16または17に記載の装置。
JP2001543216A 1999-12-10 2000-12-08 急激な火炎の拡がりをシミュレートする方法と装置 Pending JP2003516207A (ja)

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