JP3326539B2 - ハンチ付きコンクリートスラブ施工用型枠 - Google Patents

ハンチ付きコンクリートスラブ施工用型枠

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハンチ付きコンクリート
スラブの施工に使用されるハンチ付きコンクリートスラ
ブ施工用型枠に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンチ付きスラブはベニヤ型枠等
の型枠を現場で加工して、ハンチ部のコンクリートスラ
ブの成型を行っている。また従来のフラットデッキは図
8に示すように、スラブ有効スパンに合わせてデッキプ
レートaを切断して、端部のリブ部分a1 を上面に圧縮
して端部ハンチ成型部を加して、鉄骨梁A間に敷き込
み、スラブコンクリートCを打設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者のベニヤ型枠等の
現場加工は、多大の加工手間を要し、工費、工期の面に
おいて不利である。また支保工が必要となる。また後者
のフラットデッキの2次加工は、スラブの有効スパンが
各種、各様の場合、非常に繁雑であり、特に端部加工に
手間がかかる。
【0004】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処はデッキプレ
ートの端部の加工が簡略化され、長さの調整が自由に行
われ、支保工を必要としないハンチ付きコンクリートス
ラブ施工用型枠を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るハンチ付きコンクリートスラブ施工用
型枠はプレート下面に所定間隔毎に、鉄骨梁間に亘って
延びるリブが曲成されたスラブ用フラットデッキプレー
トを、長さ可変中央部と、長さ固定端部とより構成し、
同固定端部におけるデッキ高さを漸減せしめて構成され
ている。
【0006】請求項2の発明は前記フラットデッキプレ
ートにおける長さ固定端部のリブを前記長さ可変中央部
のリブに所要長嵌合し、同両リブを固定するとともに、
前記長さ可変中央部の上端部に生じた溝部をコンクリー
ト流れ止め蓋で閉塞して構成されている。
【0007】
【作用】本発明は前記したように構成されているので、
構築しようとするハンチ付きコンクリートスラブの有効
スパンに合わせてデッキ高さが所要の勾配になるよう
に、デッキ高さが漸減された長さ固定端部と、長さ可変
中央部とを所定の重ね代を確保して組立て、現場の梁間
に敷設し、これを型枠として利用し、支保工を設けるこ
となく前記デッキプレート上に配筋、コンクリートを打
設し、ハンチ付きスラブを施工するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。1はハンチ付きスラブ用フラットスラブデッキプレ
ートで、プレート下面に所定間隔毎に三角形断面で且つ
鉄骨梁間に亘って延びるリブ2が曲成され、ハンチスラ
ブ成型用の長さ固定端部1aと長さ可変中央部1bとよ
り構成されている。
【0009】図中La及びLbは夫々長さ固定端部及び
長さ可変中央部の長さ、Lxはスラブ短辺有効スパンで
ある。而して前記長さ固定端部1aにおいて、図2,図
3,図4に示すように、前記リブの高さが漸減するよう
に曲成され、これによってデッキ高さDhが漸減され、
前記長さ固定端部1aにハンチ部が形成されている。
【0010】Lhは同ハンチ部の長さである。このよう
に形成されたハンチ付きコンクリートスラブ型枠3を相
隣る鉄骨梁A間に架渡して、支保工を使用することな
く、同型枠3上にコンクリートBを打設してハンチ付き
スラブを施工するものである。なお図中t1 はスラブ中
央部の厚さ、t2 はスラブ端部厚さである。
【0011】なお前記ハンチ部の長さLhとデッキ高さ
Dhはスラブの設計に応じて自由に設定、製作される。
なおスラブ短辺有効スパンLxに応じて、図7に示す如
く、固定端部1aのリブ2を、長さ可変中央部1bのリ
ブ2に嵌入し、重ね代Lcを確保して前記両部1a,1
bのリブ2を固定ビス4で緊結する。この際、可変中央
部1bに生じる溝5を、蓋片6で閉塞してコンクリート
の流れ止めを行う。
【0012】かくして組立てられたハンチ付きスラブ用
フラットスラブデッキプレート1を現場のスラブ構築部
における鉄骨梁A上にセットして溶着し、鉄筋工事のの
ち、コンクリートBを打設して全工程を完了する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば前記したように、プレー
ト下面に所定間隔毎に、鉄骨梁間に亘って延びるリブが
曲成されたスラブ用フラットデッキプレートを、長さ可
変中央部と、長さ固定端部とより構成し、前記固定端部
におけるリブの高さを漸減したことによってハンチ付き
コンクリートスラブに施工用型枠が構成され、同型枠に
よってハンチ付きスラブの施工が、支保工なしで容易に
行われる。
【0014】請求項2の発明によれば、前記デッキプレ
ートにおける長さ固定端部のリブを長さ可変中央部のリ
ブに所要長嵌合し、同両リブを固定することによってデ
ッキプレートの長さ方向の調整加工が容易に行われ、こ
の際、前記可変中央部の上端部に生じた溝部をコンクリ
ート流れ止め蓋で閉塞したことによって、前記溝部から
のコンクリートの流出が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンチ付きコンクリートスラブ施
工用型枠の一実施例の使用状況を示す部分縦断面図であ
る。
【図2】図1の矢視A−A図である。
【図3】図1の矢視B−B図である。
【図4】図1の矢視C−C図である。
【図5】図1の斜視図である。
【図6】本発明の型枠を使用して施工されたハンチ付き
コンクリートスラブの縦断面図である。
【図7】本発明の型枠の継手部を示す斜視図である。
【図8】従来構造の型枠を使用したハンチ付きコンクリ
ートスラブの縦断面図である。
【符号の説明】
A 鉄骨梁 B コンクリート 1 ハンチ付きスラブ用フラットスラブデッキプレー
ト 1a 長さ固定端部 1b 長さ可変中央部 2 リブ 3 ハンチ付きコンクリートスラブ型枠 4 固定ビス 5 溝 6 蓋片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート下面に所定間隔毎に、鉄骨梁間
    に亘って延びるリブが曲成されたスラブ用フラットデッ
    キプレートを、長さ可変中央部と、長さ固定端部とより
    構成し、同固定端部におけるデッキ高さを漸減せしめて
    なることを特徴とするハンチ付きコンクリートスラブ施
    工用型枠。
  2. 【請求項2】 前記フラットデッキプレートにおける長
    さ固定端部のリブを前記長さ可変中央部のリブに所要長
    嵌合し、同両リブを固定するとともに、前記長さ可変中
    央部の上端部に生じた溝部をコンクリート流れ止め蓋で
    閉塞してなる請求項1記載のハンチ付きコンクリートス
    ラブ施工用型枠。
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