JP3325781B2 - 木 枠 - Google Patents
木 枠Info
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Description
戸、ガラス障子枠等の木枠のネジ止め構造に関するもの
である。
涼しく、冬は暖かい特性から、学校校舎において、でき
るだけ木材を使用しようとする機運にある。学校校舎の
教室と廊下を仕切る間仕切りパネル、図1に示す引戸
(7)及び引戸の上方に設けるガラス障子(9)の枠もその
対象となる。
に示す如く横枠(2)と縦枠(3)には板ガラスの縁を嵌
め、ガラスパッキン、パテ(図示せず)を詰めるための溝
(21)(31)を開設し、横枠(2)と縦枠(3)をボルト(4)に
よって分解可能に接続する。通常、縦枠(3)の端面に横
枠(2)が被さり、横枠(2)に挿通したボルト(4)を縦枠
(3)に組込んだインサート、即ち、鬼目ナット(6)に螺
合して縦枠(3)と横枠(2)が接合される。
く、筒体(61)の外周に螺旋条(62)が突設され、軸心の上
部に六角レンチ係合用の角穴(63)、該角穴(63)に連続し
て下方にネジ孔(64)が開設されている。鬼目ナット(6)
は縦枠(3)の端面に開設されたナット取付穴(36)に螺旋
状(62)を食込ませながら侵入させて取付けられる。横枠
(2)に挿通したボルト(4)を上記鬼目ナット(6)のネジ
孔(64)に螺合して、横枠(2)と縦枠(3)を連結するので
ある。
引戸(7)、ガラス障子(9)の枠は、横枠(2)と縦枠(3)
を接合して木枠(1)に組立てた後、現場で分解して板ガ
ラス(8)を嵌めている。一度組立てた木枠(1)を分解し
て板ガラス(8)を嵌めて再度組み立てるとき、鬼目ナッ
ト(6)がガタつき又は空回りし、このため横枠(2)を挿
通したボルト(4)を鬼目ナット(6)に締め込んでも、横
枠(2)と縦枠(3)の接合部のガタ付きは解消されず、枠
が外れる問題があった。
出高さが低く、強度の弱い木材に該螺旋状(62)が食い込
んだ状態で、ボルト(4)を鬼目ナット(6)に強く締めつ
けると、鬼目ナット(6)に軸方向の引っ張り力が作用し
て、螺旋状(62)が食込んでいる溝幅を広げてしまい、
又、鬼目ナット(6)が空回りするためである。
がガタついた状態で縦枠(3)に嵌まった状態となり、ボ
ルト(4)を強く締めても横枠(2)と縦枠(3)をガタつき
なく直角を保つことはできない。本発明は、鬼目ナット
(6)に代えて角形の板ナット(5)を用いることにより上
記問題を解決できる木枠を提供するものである。
となる内側面に溝(21)(31)を有する横枠(2)と縦枠(3)
を直交させ、一方の枠にナットを内蔵し、他方の枠から
ボルトを挿通し該ナットに螺合して縦枠と横枠を固定し
た木枠であって、一方の枠(3)の端面に相手枠(2)の溝
(21)に嵌まる凸部(32)が形成され、該凸部(32)から溝(3
1)に沿ってボルト侵入穴(34)が開設され、該溝(31)の底
面にボルト侵入穴(34)に直交して板ナット嵌込穴(35)が
開設され、ボルト侵入穴(34)に侵入したボルト(4)の先
端側が、板ナット嵌込穴(35)に嵌込まれた板ナット(5)
のネジ孔(52)に締め付けられ、この状態で凸部(32)は相
手溝(21)の溝底との間に隙間が生じている。
2)に螺合して締付けたとき、板ナット(5)をボルト(4)
の頭部(41)側に引寄せる力が作用する。板ナット(5)は
ボルト(4)の引寄せ方向と直交する方向に開設された板
ナット嵌込穴(35)に嵌め込まれており、ボルト(4)の締
付けにより、板ナット(5)の板面全体が板ナット嵌込穴
(35)の穴面を押して強い抵抗となるため、板ナット嵌込
穴(35)を拡大するには至らず、板ナット(5)は板ナット
嵌込穴(35)にガタなく緊密に嵌合した状態に保持され
る。従って、板ガラスの交換等のために木枠(1)の横枠
(2)と縦枠(3)を分解し、再度組立てても、横枠(2)と
縦枠(3)を直角を保ってガタつくことなく且つ隙間なく
正確に固定できる。
(9)の木枠(1)での実施例に基づき本発明を説明する。
木枠(1)は、平行横枠(2)(2)と平行縦枠(3)(3)を直
角に組み合せて横長矩形に形成されている。図2は、横
枠(2)と縦枠(3)を接続するボルト(4)及び板ナット
(5)を外して接続部を分解した状態を示している。
する従前と同様のものであり、後記の如く、ネジ軸(42)
は、縦枠(3)にセットした板ナット(5)に十分届く長さ
である。板ナット(5)は矩形の板片(51)にネジ孔(52)を
開設した周知のものである。
長に亘って溝(21)が開設され、端部には外面から溝(21)
に貫通するボルト挿通孔(22)が開設されている。ボルト
挿通孔(22)の外端部は座ぐり孔(23)となっており、ボル
ト(4)の丸頭部(41)が嵌まるようになっている。溝(21)
の底には、ボルト挿通孔(22)の外側にほぞ穴(24)が開設
されている。
長に亘って溝(31)が開設され、端部に上記横枠(2)の溝
(21)に嵌まる凸部(32)を有し、該凸部(32)は溝(21)方向
に長い。凸部(32)の突設高さは、溝(21)の深さよりも低
い。該凸部(32)の溝(21)底側の端面に前記横枠(2)のほ
ぞ穴(24)に嵌まるほぞ(33)が突設され、該ほぞ(33)の内
側に縦枠(3)の長手方向にボルト侵入穴(34)が開設され
ている。縦枠(3)の端部寄りの溝(31)底には板ナット嵌
込穴(35)が開設されている。
を嵌め込める様に、板ナット(5)の幅及び厚みよりも僅
か大きく且つ、溝(31)の底に板ナット(5)の端面が揃う
様に嵌込んだとき、板ナット(5)がネジ孔(52)がボルト
侵入穴(34)と交差し、板ナット(5)のネジ孔(52)とボル
ト侵入穴(34)の軸心が一致する様に開設されている。
尚、板ナット嵌込穴(35)は板ナット(5)の幅及び厚みよ
りも僅か小さく形成し、板ナット(5)を打込む様にして
もよい。
板ナット(5)を嵌め込んでおき、横枠(2)と縦枠(3)を
分解した状態で、各枠の溝(21)(31)に板ガラス(8)の縁
を嵌めつつ、横枠(2)と縦枠(3)とを組み合せ、ワッシ
ャー(43)を嵌めたボルト(4)を横枠(2)のボルト挿通孔
(22)に挿入する。ボルト(4)の先端は、縦枠(3)のボル
ト侵入穴(34)に侵入して板ナット(5)のネジ孔(52)に達
する。ボルト(4)を該ネジ孔(52)に螺合して締めつけ
る。横枠(2)及び縦枠(3)の溝(21)(31)にパテ又はパッ
キン(何れも図示せず)を詰めて板ガラス(8)を木枠(1)
に固定する。
螺合して締め付けたとき、板ナット(5)をボルト(4)の
頭部(41)側に引寄せる力が作用する。板ナット(5)はボ
ルト(4)の引寄せ方向と直交する方向に開設された板ナ
ット嵌込穴(35)に嵌め込まれており、ボルト(4)の締付
けにより、板ナット(5)の板面全体が板ナット嵌込穴(3
5)の穴面を押して強い抵抗となるため、板ナット嵌込穴
(35)を拡大するには至らず、板ナット(5)は板ナット嵌
込穴(35)にガタなく緊密に嵌合した状態に保持される。
従って、板ガラスの交換等のために木枠(1)の横枠(2)
と縦枠(3)を分解し、再度組立てても、横枠(2)と縦枠
(3)を直角を保ってガタが生じることなく且つ外見上は
隙間なく固定できる。
部内面が、縦枠(3)の端面に被さる様に、横枠(2)と縦
枠(3)を組み合せ、板ナット(5)を横枠(2)セットし、
縦枠(3)側からボルト(4)を締め付ける様に構成するこ
ともできる。本発明は上記実施例の構成に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が
可能である。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに木枠の内周面となる内側面に溝(2
1)(31)を有する横枠(2)と縦枠(3)を直交させ、一方の
枠にナットを内蔵し、他方の枠からボルトを挿通し該ナ
ットに螺合して縦枠と横枠を固定した木枠であって、一
方の枠(3)の端面に相手枠(2)の溝(21)に嵌まる凸部(3
2)が形成され、該凸部(32)から溝(31)に沿ってボルト侵
入穴(34)が開設され、該溝(31)の底面にボルト侵入穴(3
4)に直交して板ナット嵌込穴(35)が開設され、ボルト侵
入穴(34)に侵入したボルト(4)の先端側が、板ナット嵌
込穴(35)に嵌込まれた板ナット(5)のネジ孔(52)に締め
付けられ、この状態で凸部(32)と相手溝(21)の溝底との
間に隙間が生じている木枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23488196A JP3325781B2 (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 木 枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23488196A JP3325781B2 (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 木 枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1082251A JPH1082251A (ja) | 1998-03-31 |
JP3325781B2 true JP3325781B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=16977793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23488196A Expired - Fee Related JP3325781B2 (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 木 枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3325781B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008050797A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Noda Corp | 枠結合構造 |
JP4936842B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2012-05-23 | 株式会社ノダ | 枠結合構造および枠結合具 |
-
1996
- 1996-09-05 JP JP23488196A patent/JP3325781B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1082251A (ja) | 1998-03-31 |
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