JP3325137B2 - 車両用バンパーの構造 - Google Patents

車両用バンパーの構造

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JP3325137B2
JP3325137B2 JP29969794A JP29969794A JP3325137B2 JP 3325137 B2 JP3325137 B2 JP 3325137B2 JP 29969794 A JP29969794 A JP 29969794A JP 29969794 A JP29969794 A JP 29969794A JP 3325137 B2 JP3325137 B2 JP 3325137B2
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bumper
bolt
reinforcement
vehicle
bumper step
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広明 伊勢谷
勇 中沢
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UD Trucks Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などの車両用バ
ンパーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は公知の車両用のレインフォースバ
ンパーであり、バンパー1がレインフォース2により裏
打ちされている構造のもので、バンパー1の特定部分へ
の応力発生や外力による亀裂の発生を防止する構造とな
っている。このようなレインフォースバンパーにおい
て、バンパー1上面にバンパーステップ4を設けること
が多い。
【0003】これは、バンパーの上面に人が乗る事を目
的に採用しているが、その場合のバンパーステップ4の
取付け手段として、図3に示すように、ボルト5を用い
て取り付けることが一般的である。しかし、この取付け
手段は確実であるがボルト締めのための穴を穿けること
からバンパー構造体としての強度が低下する欠点があつ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術の欠点を解消すべく発明されたものであり、本発明
の目的は外観、品質等の優れた車両用バンパーを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、断面コ
字状に形成されたバンパー(1)の裏側にレインフォー
ス(2)を位置させた車両用バンパーにおいて、前記バ
ンパー(1)に内接してレインフォース(2)が取付け
られ、前記バンパー(1)上には金属性のバンパーステ
ップ(4)が配置され、バンパー(1)のレインフォー
ス(2)との当接面にはバンパーステップ(4)の取付
位置と同一部位に間隔を有してボルト穴(6)が穿設さ
れ、そのバンパーステップ(4)の下部にはボルト
(5)の頭部が横から挿入される挿入孔(4a)がバン
パーステップ(4)の長さ方向に沿って形成され、かつ
バンパーステップ(4)の下部の前後辺にはバンパー
(1)の表面に圧接される舌片(4b、4b)がバンパ
ー長さ方向に沿って形成されており、それらバンパース
テップ(4)とバンパー(1)とレインフォース(2)
とは前記ボルト穴(6)に挿通されたボルト(5)によ
って共締めされ、そのボルト(5)頭部は前記バンパー
ステップ下部の挿入孔(4a)に内在されている。
【0006】
【0007】
【作用】本発明によれば、バンパー部のバンパーステッ
プ取付穴は、レインフォースで補強されているため強度
が増大する。また、バンパー表面のスポット溶接痕は、
バンパーステップにて隠されるため仕上げが不要とな
る。
【0008】更に、バンパーとレインフォースは、ボル
トにて固定されるため、確実に結合される。図1、2は
ボルト頭部がバンパーステップ内に配置されている例だ
がボルトが雨水に晒されることがなく、その結果ボルト
が錆びることが無く見栄えも良い。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照にして本発明の実施例を説
明する。
【0010】図1は本発明の典型的な実施例を示してい
る。主として自動車等の前部に取り付けられるバンパー
1自体は格別新規なものではなく、断面コの字型に形成
されている。
【0011】このバンパー1の内部にはバンパー1に内
接するようにレインフォース2が配置され、両者の上下
の当設位置には一定間隔でボルト穴6が穿設されてい
る。
【0012】レインフォース2は、従来通りバンパー1
上面、又は上面及び下面にてスポット溶接3、接着材等
でバンパー1に取り付けられている。レインフォース2
には、バンパーステップ4の取付位置と同一部位に穴
6、6・・を穿設し、図2に示すようにバンパーステッ
プ4とバンパー1及びレインフォース2とを共締めす
る。
【0013】バンパーステップ4は図1に示されるよう
に平面長方形状で断面は全体として楔形に形成されてお
り、バンパー1に取り付けた状態において略水平となる
ように形成される。
【0014】図2に示されるように、バンパーステップ
4は下部にボルト5の頭が横から挿入される挿通孔4a
がバンパーステップ4の長さ方向に沿って形成されてお
り、更にバンパーステップ4の下部前後辺には、バンパ
ー1の表面に圧接される長さを有する舌片4b、4bが
その長さ方向に沿って形成されている。
【0015】ボルト5でバンパー1、レインフォース2
及びバンパーステップ4を一体的に固着する場合、ボル
ト5はバンパーステップ4を貫通させてもよく、或いは
図2に示されるようにボルト5の頭をバンパーステップ
4内の挿通孔4aに内在させると、ボルトの頭部が錆び
にくく、見栄えがするというメリットがある。
【0016】なお、バンパー1の形状として、バンパー
ステップ4の厚み分だけバンパー1の高さを図1に示す
ように低くして、結果としてバンパー1の上面とバンパ
ーステップ4の上面とを面一としてもよい。
【0017】バンパー1が合成樹脂製の場合は、バンパ
ーステップ4は金属製を用いると意匠的にも優れたもの
となる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上記の構成により下記の効果
をそうする。 (1) バンパーステップとバンパー及びバンパーとレ
インフォースの結合部を共用したことにより、強度が向
上し、バンパーとレインフォースの結合部をバンパース
テップで隠すため、見栄えがよくなる。 (2) 締付固着具としてボルトナットを用い、固着状
態に対する信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用バンパーの取付斜視図。
【図2】図1のS−S断面の縦断面図。
【図3】従来技術を示す車両用バンパーの取付斜視図。
【符号の説明】
1・・・バンパー 2・・・レインフォース 3・・・スポット溶接 4・・・バンパーステップ 4a・・挿通孔 4b・・舌片 5・・・ボルト 6・・・ボルト穴
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−120249(JP,U) 実開 平5−64008(JP,U) 実開 昭59−57255(JP,U) 実開 平5−12301(JP,U) 実開 昭63−162668(JP,U) 実開 昭59−193749(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 19/04 B60R 19/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面コ字状に形成されたバンパー(1)
    の裏側にレインフォース(2)を位置させた車両用バン
    パーにおいて、前記バンパー(1)に内接してレインフ
    ォース(2)が取付けられ、前記バンパー(1)上には
    金属性のバンパーステップ(4)が配置され、バンパー
    (1)のレインフォース(2)との当接面にはバンパー
    ステップ(4)の取付位置と同一部位に間隔を有してボ
    ルト穴(6)が穿設され、そのバンパーステップ(4)
    の下部にはボルト(5)の頭部が横から挿入される挿入
    孔(4a)がバンパーステップ(4)の長さ方向に沿っ
    て形成され、かつバンパーステップ(4)の下部の前後
    辺にはバンパー(1)の表面に圧接される舌片(4b、
    4b)がバンパー長さ方向に沿って形成されており、そ
    れらバンパーステップ(4)とバンパー(1)とレイン
    フォース(2)とは前記ボルト穴(6)に挿通されたボ
    ルト(5)によって共締めされ、そのボルト(5)頭部
    は前記バンパーステップ下部の挿入孔(4a)に内在さ
    れていることを特徴とする車両用バンパーの構造。
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JPH08156716A JPH08156716A (ja) 1996-06-18
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