JP3324895B2 - 電源安定化回路を用いた画像表示装置 - Google Patents

電源安定化回路を用いた画像表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷電流が周期的に変
化する装置、特に水平及び垂直同期信号の周期で負荷電
流が変化する液晶テレビ等の画像表示装置の駆動回路の
電源として好適な電安定化回路を用いた画像表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像表示装置の駆動回路及びその
電源安定化回路の一例を図3のブロック図に示す。図
中、1は制御回路、2はクロック発生回路、3は出力回
路、4は電源安定化回路、C1,C2は平滑用コンデン
サ、T1は前記制御回路1の第1入力端子、T2は同第2
入力端子であり、前者には垂直同期信号Vpが印加さ
れ、後者には水平同期信号Hpが印加される。次にその
動作について説明するに、クロック発生回路2は、前記
制御回路1の第2入力端子T2より入力される水平同期
信号Hpに位相同期したPLL(フェイズロックドルー
プ)回路であり、その出力クロック信号Ckは、前記垂直
同期信号Vp,水平同期信号Hpと共に制御回路1に加え
られ、制御信号Csを出力して出力回路3を制御する。
前記出力回路3は複数個(この場合は6個)からなり、図
面上は省略するが、液晶等の画像表示装置の複数の画像
表示素子駆動電極に接続されており、これらを駆動す
る。
【0003】一方、前記制御回路1と前記出力回路3の
電源VCC1(+5V)は外部から供給され、前記クロック
発生回路2の電源VCC3(+5V)は、電源安定化回路4
によって外部電源VCC2(+9V)から降圧され、安定化
されて供給されている。ここで、電源VCC1と電源VCC3
とは、共に+5Vであるにもかかわらず、別々の電源を
用いているのは次の理由によるものである。即ち、一般
的なPLL回路におけるクロック信号の安定度は電源電
圧に依存し、この電源電圧が変動するとクロック信号の
位相がずれてしまう。しかしながら、図4の電源電圧,
電流波形図に示すように前記電源VCC1の負荷となって
いる前記複数個の出力回路3は、前記水平同期信号Hp
のON期間においてその出力が停止するようになってお
り、これに流れる総電流I1が減少するので、この期間
は電源VCC1の電圧は高くなる方向に向く。このとき、
平滑用コンデンサC1がこの電圧変化を緩和するが、一
般的に民生用機器に用いることのできる容量では緩和し
きれず、こぶ状の変化(リップル)が残る。このため、前
記クロック発生回路2の電源VCC3は、前記電源V
CC1とは別にする必要がある。なお、上記の電圧変化
の説明は水平同期信号Hpを例に取り説明したが、垂直
同期信号Vpもまた制御回路1を制御しており同様のこ
とが言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の駆
動回路の電源においては、本来必要としない電源、この
場合の外部電源VCC2(+9V)を使用しなければならな
いため、電源トランスの容量が増加するほか、電源周辺
回路も必要になり、これらは実装面積,電力,部品コス
トの増大につながることになって、小型化,省電力化,
省部品等を厳しく要求される液晶テレビ等の画像表示装
置にとっては大きな課題である。
【0005】本発明はこのような課題を解決し、液晶テ
レビ等の画像表示装置の駆動回路に用いることのできる
簡素で小型の電源安定化回路を用いた画像表示装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は電流が周期的に変化する負荷回路の電源
に、前記負荷回路の電流変化の周波数に合わせてON/OFF
するスイッチ回路と負荷抵抗とを直列接続した間欠負荷
回路を接続し、前記負荷回路と前記間欠負荷回路を流れ
る電流の総和が常に一定となるように前記負荷抵抗の値
を定めた電源安定化回路を水平同期信号及び/又は垂直
同期信号によって電流が周期的に変化する負荷回路の電
源として用いた画像表示装置であり、前記水平同期信号
及び/又は垂直同期信号により前記間欠負荷回路の負荷
抵抗をON/OFFすることにより、前記電流の総和を常に一
定にしたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、周期的に増減変化する負荷回
路の電流減少時に、その減少分の電流を別途設けた負荷
抵抗に消費させるので、理論上、全体としての電流の増
減変化は相殺され、実際回路においても、この電流の増
減変化は大幅に少なくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1及び図
2を参照しながら説明する。なお、前記従来のものと同
一の部分については同一の符号を付すものとする。
【0009】図1は本発明の画像表示装置の駆動回路及
びその電源安定化回路の一例を示すブロック図であり、
図中、1は制御回路、2はクロック発生回路、3は出力
回路、5はアナログスイッチを用いたスイッチ回路Sw
と負荷抵抗Rの直列回路からなる間欠負荷回路、C1
平滑用コンデンサ、T1は前記制御回路1の第1入力端
子、T2は同第2入力端子であり、それぞれ図示のよう
に接続されている。
【0010】次にその動作について説明するに、クロッ
ク発生回路2は、前記制御回路1の第2入力端子T2
り入力される水平同期信号Hpに位相同期したPLL(フ
ェイズロックドループ)回路であり、その出力クロック
信号Ckは、前記第1入力端子T1より入力される垂直同
期信号Vp,前記水平同期信号Hpと共に制御回路1に加
えられ、制御信号Csを出力して出力回路3を制御す
る。前記出力回路3は複数個(この例では6個)からな
り、図面上は省略するが、液晶等の画像表示装置の複数
の画像表示素子駆動電極に接続されて、これらを駆動す
るものであり、この動作は前記従来のものと同一であ
る。
【0011】一方、前記従来の装置においては、PLL
回路におけるクロック信号の安定を図るために、前記ク
ロック発生回路2の電源は、安定化された別の外部電源
から供給していたが、この実施例では、次の理由により
前記クロック発生回路2の電源を前記制御回路1及び前
記出力回路3の電源VCC1と共用することができるので
ある。即ち、図4の電源電圧,電流波形図に示す電源V
CC1の電圧に残るこぶ状の変化(リップル)を取り除くた
め、前記間欠負荷回路5中のスイッチ回路Swが、前記
水平同期信号HpのON期間だけONとなるように、このス
イッチ回路Swを前記水平同期信号Hpにより制御するこ
とにより、電源VCC1にはこの水平同期信号HpのON期間
だけ負荷抵抗Rが接続されることになる。この結果、電
源VCC1に流れる総電流I1は前記水平同期信号HpのON
期間においては、制御回路1,クロック発生回路2,出
力回路3に流れる電流I1aと、前記間欠負荷回路5に流
れる電流I1bの総和となり、前記水平同期信号HpのOFF
期間においては電流I1aと等しくなる。したがって、図
2に示すように、前記水平同期信号HpのON期間におい
て減少する電流I1aの減少分△I1aと、電流I1bの絶対
値が等しくなるように前記負荷抵抗Rの値を選んでおけ
ば、電流の減少分△I1aは電流I1bによって打ち消さ
れ、電源VCC1に流れる総電流I1は前記水平同期信号H
pのON/OFFに関係なく常に一定となり、前記電源VCC1
電圧は変動のない安定したものとなる。
【0012】このため、前記クロック発生回路2の電源
を前記制御回路1及び前記出力回路3の電源VCC1と共
用してもクロック信号は安定しており、前記従来のよう
な別途の電源を用いる必要はない。なお、上記の電圧変
化の説明は水平同期信号Hpを例に取り説明したが、垂
直同期信号Vpもまた制御回路1を制御しており、前記
水平同期信号Hpと同様に、この垂直同期信号Vpによっ
て制御される間欠負荷回路を前記の間欠負荷回路5と並
行して設けることもできる。
【0013】また、前記アナログスイッチとしては、C
MOSトランジスタを用いた比較的高価なものからバイ
ポーラトランジスタ等の廉価なトランジスタを用いたも
のまで幅広く使用することができる。
【0014】以上のように、本発明によれば、簡素で小
型の電源安定化回路を用いた画像表示装置を実現するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、クロック発生回路の電
源を他の回路の電源と共通にすることができ、従来のよ
うに専用の安定化した電源を必要とせず、簡素で小型の
電源安定化回路を用いた画像表示装置を実現することが
でき、これを液晶テレビ等の画像表示装置に使用すれ
ば、その小型化,省電力化等に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源安定化回路を用いた画像表示装置
の駆動回路の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の電源安定化回路を用いた画像表示装置
の駆動回路の一実施例における電源電圧,電流の関係を
示す波形図である。
【図3】従来の電源安定化回路を用いた画像表示装置の
駆動回路の一例を示すブロック図である。
【図4】従来の電源安定化回路を用いた画像表示装置の
駆動回路の一例における電源電圧,電流の関係を示す波
形図である。
【符号の説明】
1…制御回路、 2…クロック発生回路、 3…出力回
路、 4…電源安定化回路、 5…間欠負荷回路、 C
1,C2…平滑用コンデンサ、 R…負荷抵抗、Sw…ス
イッチ回路、 T1…第1入力端子、 T2…第2入力端
子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/20 G09G 3/36 H04N 17/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流が周期的に変化する負荷回路の電源
    に、前記負荷回路の電流変化の周波数に合わせてON/OFF
    するスイッチ回路と負荷抵抗とを直列接続した間欠負荷
    回路を接続し、前記水平同期信号により前記間欠負荷回
    路の負荷抵抗をON/OFFし、前記負荷回路と前記間欠負荷
    回路を流れる電流の総和が常に一定となるように前記負
    荷抵抗の値を定めた電源安定化回路を前記水平同期信号
    によって電流が周期的に変化する負荷回路の電源として
    用い、前記水平同期信号により前記間欠負荷回路の負荷
    抵抗をON/OFFすることにより、前記電流の総和を常に一
    定にしたことを特徴とする画像表示装置
  2. 【請求項2】 電流が周期的に変化する負荷回路の電源
    に、前記負荷回路の電流変化の周波数に合わせてON/OFF
    するスイッチ回路と負荷抵抗とを直列接続した間欠負荷
    回路を接続し、前記水平同期信号により前記間欠負荷回
    路の負荷抵抗をON/OFFし、前記負荷回路と前記間欠負荷
    回路を流れる電流の総和が常に一定となるように前記負
    荷抵抗の値を定めた電源安定化回路を垂直同期信号によ
    って電流が周期的に変化する負荷回路の電源として用
    い、前記垂直同期信号により前記間欠負荷回路の負荷抵
    抗をON/OFFすることにより、前記電流の総和を常に一定
    にしたことを特徴とする画像表示装置
  3. 【請求項3】 電流が周期的に変化する負荷回路の電源
    に、前記負荷回路の電流変化の周波数に合わせてON/OFF
    するスイッチ回路と負荷抵抗とを直列接続した間欠負荷
    回路を接続し、前記水平同期信号により前記間欠負荷回
    路の負荷抵抗をON/OFFし、前記負荷回路と前記間欠負荷
    回路を流れる電流の総和が常に一定となるように前記負
    荷抵抗の値を定めた電源安定化回路を水平同期信号及び
    垂直同期信号によって電流が周期的に変化する負荷回路
    の電源として用い、前記水平同期信号及び垂直同期信号
    により前記間欠負荷回路の負荷抵抗をON/OFFすることに
    より、前記電流の総和を常に一定にしたことを特徴とす
    画像表示装置
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