JP2000278937A - 昇圧回路及びそれを用いた液晶表示装置用電源回路 - Google Patents

昇圧回路及びそれを用いた液晶表示装置用電源回路

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JP2000278937A
JP2000278937A JP11077205A JP7720599A JP2000278937A JP 2000278937 A JP2000278937 A JP 2000278937A JP 11077205 A JP11077205 A JP 11077205A JP 7720599 A JP7720599 A JP 7720599A JP 2000278937 A JP2000278937 A JP 2000278937A
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Katsunori Koike
勝則 小池
Masaru Sugai
賢 菅井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的簡単な回路により消費電流の少ない昇圧
回路を実現する。 【解決手段】入力したクロック(CK)の周波数を分周
する分周回路(3)と、分周した複数のクロックから昇
圧クロックを取り出すセレクタ(2)と、昇圧クロック
を入力し、負荷に昇圧電圧を供給する昇圧回路部(1)
と、昇圧回路部の出力に接続される昇圧電圧の安定化用
コンデンサ(C3)と、を備える。 【効果】クロック周波数の切り替えにより、過剰な昇圧
動作をすることなく、昇圧電圧を安定化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇圧電圧を使用し
ている半導体集積回路において、昇圧電圧を可変にする
場合に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】基準電圧と比較して昇圧電圧を一定に保
つことを目的とした昇圧回路においては、基準電圧を変
えることにより昇圧電圧を可変にすることができる。
【0003】図9にチャージポンプ方式昇圧回路と電圧
安定化回路からなる昇圧回路を示す。図9のチャージポ
ンプ方式昇圧回路において、負荷電流がないと仮定した
ときの動作は、昇圧クロックCKがLow レベルの場合、
インバータINV1の出力はHighレベルになる。それを
ゲート入力としているP1およびN1においてN1がオ
ンし、P1はオフして、P3のゲートはLow レベルとな
り、P3がオン状態となってnode1 はVccレベルにな
る。一方、インバータINV1の出力を受けているイン
バータINV2の出力はLow レベルとなって、結局コン
デンサC1にはVccと接地間の電位差が生じてVccレベ
ルの電荷がチャージされる。
【0004】次に昇圧クロックCKがHighレベルに変化
すると、N2,P2のゲートもHighレベルとなり、N2
がオンし、P2がオフしてP4のゲートはLow レベルと
なり、P4はオン状態となってnode2 がVccレベルにな
る。一方、インバータINV3の出力はLow レベルとなっ
て、コンデンサC2にもVccレベルの電荷がチャージさ
れる。このときインバータINV1の出力はLow レベル
となり、P1がオンしてP3がゲートはHighレベルとな
ってオフ状態になる。さらにインバータINV2の出力
はHighレベルとなりコンデンサC1にチャージされた電
荷は抜け道がなくVccレベルの電荷が保持されているの
で、node1 はVccの2倍の電圧に持ち上げられる。
【0005】このときP5のゲート入力となるnode2 は
Vccレベルなので、P5のソース入力となるnode1 の電
位(Vccの2倍)にくらべて低くなりP5はオン状態と
なってnode1からHVccに電流が流れる。また、P6は
ゲート入力となるnode1の電位がnode2およびHVccより
高くなるのでオフ状態となり、HVccからnode2へ逆流
することを防いでいる。以後、昇圧クロックの変化に応
じて同様に繰り返されHVccには常にVccの2倍の電圧
が出力されるようになる。この回路の詳細は特開平8−1
49801 号公報に記載されている。
【0006】昇圧回路の出力HVccは演算増幅器(オペ
アンプ)の電源端子に接続されており、基準電圧VRE
Fがこの演算増幅器の正の入力になっている。また、出
力端子は抵抗R1,R2の直列接続を介して接地されて
いる。さらに演算増幅器の負の入力は抵抗R1,R2の
接続点に接続されている。演算増幅器の正入力端子は基
準電圧VREFが印加されていて、負入力端子は抵抗R
1とR2の接続点に接続されているので、その接続点の
電位はVREFとなる。出力電圧Vout は抵抗R1とR
2が直列接続されていることにより基準電圧によって一
定の電圧にすることができる。従って、基準電圧を変え
ることにより昇圧電圧を可変にすることができる。この
回路については「東京電気大学出版局 アナログICの
すべて」の「電源回路」に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式にて昇圧電
圧HVccを可変にするには、基準電圧を可変にすること
により可能となるが、それには基準電圧を可変にするた
めの回路が必要となり、構成が複雑になる。また、電圧
安定化回路は抵抗R1とR2を介して昇圧電圧から接地
への直流パスを設ける必要もあり、貫通電流によって消
費電流の増加を招く。さらに、負荷電流に関係なくHV
ccを一定に保つために過剰な昇圧動作が行われ、これら
も消費電流の増加原因となる。
【0008】本発明は負荷電流とのバランスを利用して
昇圧電圧を可変にすることができるもので、消費電力を
低減できる昇圧方式を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による昇圧回路
は、入力したクロックの周波数を分周する分周回路と、
分周した複数のクロックから昇圧クロックを取り出すセ
レクタと、取り出された昇圧クロックを入力し負荷に昇
圧電圧を供給する昇圧回路部と、昇圧回路部の出力に接
続される昇圧電圧の安定化用コンデンサと、を備える。
なお、分周回路を備える代わりに、マイクロコンピュー
タ等の他の回路で生成する周波数の異なる複数クロック
をセレクタに入力させても良い。
【0010】上記本発明による昇圧回路は、セレクタが
取り出す昇圧クロックを替えて、昇圧クロックの周波数
を変えることにより、昇圧電圧を可変にしたり一定に維
持したりすることができる。従って、電圧安定化回路な
どを必要としない比較的簡単な回路で、過剰な昇圧動作
が抑制され消費電流を低減が可能な昇圧回路を実現でき
る。
【0011】さらに、昇圧電圧を検出する昇圧電圧検出
回路と、昇圧電圧検出回路の出力信号に応じてセレクタ
へ、選択する昇圧クロックを指令するセレクト信号を出
力するコントローラ回路と、を備えることが好ましい。
このような構成により、負荷電流の変動が大きな場合に
も、比較的簡単な回路により、昇圧電圧を安定化でき
る。従って、本発明による昇圧回路は、次のような液晶
表示装置用電源回路などに好適である。
【0012】本発明による液晶表示装置用電源回路は、
入力したクロックの周波数を分周する分周回路を備える
とともに、分周した複数のクロックからセレクト信号に
応じて昇圧クロックを取り出すセレクタと、昇圧クロッ
クを入力し、液晶表示装置駆動回路に昇圧電圧を供給す
る昇圧回路とを有する昇圧回路システムを複数備える。
さらに、本液晶表示装置用電源回路は、昇圧回路システ
ムの各昇圧電圧を検出する昇圧電圧検出回路と、昇圧電
圧検出回路の出力信号に応じてセレクト信号を出力する
液晶表示装置コントローラと、を備える。本発明による
液晶表示装置用電源回路は、負荷電流が比較的大きく変
動する液晶表示装置駆動回路に、比較的簡単な回路によ
り安定した昇圧電圧を供給できる。
【0013】上述した昇圧回路としては、クロック周波
数によって出力電圧を変えることができる各種の回路を
適用できるが、好ましくはチャージポンプ方式昇圧回路
を適用する。この場合の回路動作を若干詳しく述べてお
く。
【0014】チャージポンプ方式昇圧回路と昇圧クロッ
ク及び昇圧電圧安定化コンデンサ(以下HVccコンデン
サ)の組み合わせによって構成したチャージポンプ方式
昇圧回路システムにおいて、昇圧クロックの周波数を可
変にすることにより実現した。チャージポンプ方式の昇
圧回路は、昇圧クロックの変化時に昇圧動作が行われ、
HVccコンデンサに電流を供給して電荷が蓄えられる。
クロックが変化しない間は負荷回路がHVccコンデンサ
に蓄えられた電荷を電流として消費する。ある構成の昇
圧回路において等間隔のクロック変化で供給される電流
は一定であり、そのときの負荷電流も平均的に一定であ
るとしたら、昇圧クロックの変化する間隔が昇圧電圧を
決めることになる。よって、昇圧回路が供給する供給電
流が、負荷回路が消費する電流を上回ると昇圧電圧は上
昇し、供給電流が消費電流を下回れば昇圧電圧は降下す
る。言いかえれば、昇圧電圧を高くするには昇圧クロッ
クの周波数を速くし、昇圧電圧を低くするには昇圧クロ
ックの周波数を遅くすればよいことになる。また、昇圧
電圧を一定に保つには負荷電流と供給電流を等しくすれ
ば良く、目的の昇圧電圧を維持することのできる周波数
の昇圧クロックを選択すればよい。
【0015】しかし現実的に、負荷電流は平均的には一
定でも瞬間的には差が生じる。また、供給電流もクロッ
クが変化する時に流れるため、昇圧電圧は小刻みに上昇
と下降を繰り返すことになり電源としての安定性に欠け
る。そこで昇圧電圧の出力に十分大きな安定化用コンデ
ンサC3を付けることにより、C3が負荷電流と供給電
流の受け皿となって昇圧電圧の変化を最小に抑えること
ができ、安定して昇圧電圧を得ることが可能となる。
【0016】また、負荷電流が一定でない場合はHVcc
に検出回路を設けて昇圧電圧を検出し、その出力を受け
て昇圧クロックをコントロールするコントロール回路を
設けることにより対応できる。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は本発明による
昇圧回路の一実施例である。チャージポンプ方式昇圧回
路1及びセレクタ2と、入力したクロックCKを分周し
て複数のクロックを出力するクロック分周回路3、及び
昇圧電圧安定化コンデンサ5の組み合わせからなり、ク
ロック分周回路で生成したクロックをセレクタで受け
て、セレクト信号SEL0〜3にて1本を選択しチャージポ
ンプ方式昇圧回路の昇圧クロックとした例である。つま
り、チャージポンプ方式昇圧回路と可変昇圧クロックの
組み合わせにおいて、クロック周波数を変えることで昇
圧動作の間隔を調節し、負荷回路6に印加する昇圧電圧
を可変にしようとするものである。
【0018】図1にあるチャージポンプ方式昇圧回路1
は従来技術で示したチャージポンプ方式を用いているの
で、その詳細な動作の説明は省略する。
【0019】図2に図1のクロック分周回路の例を示
す。このクロック分周回路はフリップフロップF.F で
構成し、クロックの立ち上がりエッジを受けてデータを
出力するもので、フリップフロップ1段で入力したクロ
ックの1/2の周波数のクロックを取り出すことができ
る。このフリップフロップを数段連ねて、前段の出力を
後段の入力にすることにより、1/2,1/4,1/
8,1/16倍の周波数のクロック1/2CK,1/4
CK,1/8CK,1/16CKを作り出すことが可能
となる例である。
【0020】図3に図1のセレクタの回路例を示す。こ
のセレクタはCK0〜CK3までの4本の入力をトラン
スファMOS30〜33で受けてその出力をすべて接続
したものである。セレクト信号SEL0〜SEL3はHi
ghレベルでトランスファMOS31〜34がオンする信
号で、2本同時にHighレベルになることはないものとす
る。よって、周波数の違う複数のクロックからセレクト
信号にて1本のクロックを選択し、昇圧回路に供給する
クロックの周波数を可変にすることができる例を示して
いる。
【0021】ここで、図4を用いて本実施例の昇圧回路
とHVccコンデンサと負荷回路間の電流の流れを説明す
る。図4は図1のチャージポンプ方式昇圧回路を簡単化
した図であり、クロックの変化でスイッチ:SW1〜S
W4が切り替わることを表わしている。たとえば昇圧ク
ロックがHighレベルのときは各スイッチはA側に、Low
レベルのときはB側に切り替わる。コンデンサ:C1,
C2はHVccコンデンサC3に比べて十分容量が小さ
い。また、負荷回路に流れる負荷電流I−outは一定で
あるとする。まず、各スイッチB側のときは、C1は両
端にVcc−接地間の電位差が生じVccレベルの電位がチ
ャージされる。次にスイッチがA側に替わるとVcc−C
1−C3−接地のパスができて、C3はC1より十分大
きいので、C1の電荷はC3に移される。この動作が繰
り返されて、C1とC2から交互に電流I−inを供給す
る。このとき1回のクロック変化が供給される電流の量
はC1及びC2の大きさによって決まっており、一定時
間内の電流はクロックの変化回数、つまり周波数に依存
することになる。
【0022】図5は昇圧クロックの周波数と昇圧電圧の
関係を示す。まず、期間1は負荷電流I−out と昇圧回
路の供給電流I−inが等しい場合で、昇圧電圧は一定に
保たれている状態である。このときを平衡状態とする。
次に期間2は平衡状態のクロック周波数よりも遅い周波
数のクロックで昇圧を行っているので、電流を供給する
回数が少なくなり、昇圧電圧は下降状態となる。さら
に、期間4は平衡状態のクロック周波数よりも速い周波
数で昇圧を行っており、電流を供給する回数が多くなる
ため昇圧電圧は上昇する。そして、目的の電圧に達した
ら、期間3や期間5のように平衡状態を保つことのでき
るクロック周波数に戻すことによって、また一定の昇圧
電圧を維持することができる。
【0023】(実施例2)図6は本発明の第2の実施例
である。実施例1のチャージポンプ方式昇圧回路1と、
同じく実施例1のセレクタ2の組み合わせからなる。周
波数の違う複数のクロックをセレクタで受けて、セレク
ト信号にて1本のクロックを選択し、昇圧回路に供給す
るクロックの周波数を可変にするものである。別に分周
回路を内蔵しているマイクロコンピュータなどは、分周
後の信号を直接受ければ良いわけである。
【0024】(実施例3)図7は本発明の第3の実施例
である。実施例1のチャージポンプ方式昇圧回路1、お
よびセレクタ2,クロック分周回路3,HVcc電圧を検
出する検出回路7と、その検出回路からの信号を受けて
クロック周波数の選択をコントロールするコントロール
回路8の組み合わせからなる。
【0025】検出回路は基準電圧をHVccの精度に応じ
て複数用意しておき、選択された基準電圧とHVccを比
較してその大小関係の信号をコントロール回路に送る。
コントロール回路は大小関係の信号を受けて、たとえば
小さかったなら周波数を1ランク上げるようなセレクト
信号を出す。
【0026】あるいは、HVcc検出回路7は、昇圧電圧
HVccを検出し、基準電圧と比較して、検出されたHV
ccと基準電圧との差に応じた信号をコントロール回路8
へ出力する。コントローラ回路は、この信号に基づい
て、検出されたHVccと基準電圧との差の大きさに応じ
たクロック周波数を選択するための指令すなわちセレク
ト信号をセレクタ2へ出力する。
【0027】なお、HVccの基準電圧は、HVcc検出回
路7自身が複数個持ち、マイコンなどのシステムの要求
や動作モードなどに応じてコントロール回路8の指令に
より、複数個の基準電圧から選択されたり、コントロー
ル回路8から基準電圧値がHVcc検出回路7に与えられ
る。なお、HVcc検出回路や、検出されたHVccと基準
電圧とを比較するための回路または手段は、コントロー
ル回路8に含まれても良い。
【0028】本実施例によれば、比較的簡単な回路によ
り、負荷電流が変化して昇圧電圧HVccが変動する場合
にHVccを所望の値に安定化できる。また、検出される
HVccと基準電圧との差に応じてクロック周波数が選択
できるので、過剰な昇圧動作が抑制され消費電流が低減
される。本実施例は、後述する液晶表示装置用電源回路
(LCD電源回路)のように、負荷電流の変動が比較的
大きなシステムに好適である。
【0029】なお、本実施例の検出回路は、図6の実施
例にも適用できる。また、本実施例の変形例として、H
Vcc検出回路に替えて負荷電流検出回路を設けても良
い。負荷電流検出回路は負荷電流を検出し、その大きさ
に応じた信号、あるいは検出された負荷電流と基準電流
との大小や差の大きさに応じた信号をコントローラ回路
に出力する。この信号に応じて、コントローラ回路はク
ロック周波数を選択するためのセレクト信号をセレクタ
へ出力する。
【0030】(実施例4)図8は本発明の第4の実施例
である。実施例2のチャージポンプ方式昇圧回路1とセ
レクタ2を組み合わせた昇圧回路システム10を独立に
3回路設けて、それぞれの出力をLCD電源V1からV
3とした。ここで、V1〜V3は、図示されていないL
CD駆動回路に供給される。さらにクロック分周回路3
とHVcc検出回路7、そしてLCD(液晶表示装置)コ
ントローラ回路9の組み合わせからなるLCD電源回路
に応用した例である。
【0031】まず、LCDコントローラはLCD電源の
切り替え信号を昇圧クロックのセレクト信号として出力
する。その出力V1からV3の電圧を検出回路で検出
し、大小関係の信号をLCDコントローラに戻すという
構成である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、昇圧回路が供給する電
流と昇圧電圧を電源とする負荷回路が消費する電流を等
しくすることにより一定の昇圧電圧を保つため、過剰な
昇圧動作が行われることがない。また、回路に電源から
接地への直流パスが存在しないことにより昇圧回路の消
費電流を最小にすることができる。また、昇圧クロック
の周波数も最小に押えているため、不要なスイッチング
ノイズの発生を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第1の実施例のクロック分周回路の一
実施例を示したものである。
【図3】本発明の第1の実施例のセレクタの一実施例を
示したものである。
【図4】本発明の第1の実施例の供給電流,安定化コン
デンサ,負荷電流の関係を説明した図である。
【図5】本発明の第1の実施例の昇圧クロックと昇圧電
圧の関係を示した図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示す回路図である。
【図9】チャージポンプ方式昇圧回路の従来例を示す回
路図である。
【符号の説明】
1…チャージポンプ方式昇圧回路、2…セレクタ、3…
クロック分周回路、4…デコーダ、5…昇圧電圧安定化
コンデンサ、6…負荷回路等価回路、7…HVcc検出回
路、8…コントロール回路、9…LCDコントローラ回
路、10…昇圧回路システム(図6)、Vcc…電源電
圧、HVcc…昇圧電源、CK…昇圧クロック、C…コン
デンサ、RL…抵抗、F.F …フリップフロップ、SW
…スイッチ、I−in…供給電流、I−out …負荷電流、
V1,V2,V3:LCD電源。
フロントページの続き (72)発明者 菅井 賢 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 Fターム(参考) 5H730 AA14 AA16 AS04 BB02 BB82 DD04 FD01 FG01 FG08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力したクロックの周波数を分周する分周
    回路と、 分周した複数のクロックから昇圧クロックを取り出すセ
    レクタと、 前記昇圧クロックを入力し、負荷に昇圧電圧を供給する
    昇圧回路部と、 前記昇圧回路部の出力に接続される昇圧電圧の安定化用
    コンデンサと、 を備えることを特徴とする昇圧回路。
  2. 【請求項2】入力した複数のクロックから昇圧クロック
    を取り出すセレクタと、 前記昇圧クロックを入力し、負荷に昇圧電圧を供給する
    昇圧回路部と、 前記昇圧回路部の出力に接続される昇圧電圧の安定化用
    コンデンサと、 を備えることを特徴とする昇圧回路。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記セレクタ
    が取り出す前記昇圧クロックを替えることにより前記昇
    圧電圧を可変にすることを特徴とする昇圧回路。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、前記セレクタ
    が取り出す前記昇圧クロックを替えることにより前記昇
    圧電圧を一定に維持することを特徴とする昇圧回路。
  5. 【請求項5】請求項1または2において、さらに前記昇
    圧電圧を検出する昇圧電圧検出回路と、前記昇圧電圧検
    出回路の出力信号に応じて前記セレクタへ、選択する前
    記昇圧クロックを指令するセレクト信号を出力するコン
    トローラ回路と、を備えることを特徴とする昇圧回路。
  6. 【請求項6】入力したクロックの周波数を分周する分周
    回路を備え、 分周した複数のクロックからセレクト信号に応じて昇圧
    クロックを取り出すセレクタと、前記昇圧クロックを入
    力し、液晶表示装置駆動回路に昇圧電圧を供給する昇圧
    回路と、を有する昇圧回路システムを複数備え、 さらに、 前記昇圧回路システムの各昇圧電圧を検出する昇圧電圧
    検出回路と、 前記昇圧電圧検出回路の出力信号に応じて前記セレクト
    信号を出力する液晶表示装置コントローラと、を備える
    ことを特徴とする液晶表示装置用電源。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5のいずれか1項において、
    前記昇圧回路がチャージポンプ方式昇圧回路であること
    を特徴とする昇圧回路。
  8. 【請求項8】請求項6において、前記昇圧回路がチャー
    ジポンプ方式昇圧回路であることを特徴とする液晶表示
    装置用電源回路。
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