JP3321832B2 - 光ヘッド駆動装置 - Google Patents

光ヘッド駆動装置

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JP3321832B2
JP3321832B2 JP19813192A JP19813192A JP3321832B2 JP 3321832 B2 JP3321832 B2 JP 3321832B2 JP 19813192 A JP19813192 A JP 19813192A JP 19813192 A JP19813192 A JP 19813192A JP 3321832 B2 JP3321832 B2 JP 3321832B2
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誠 竹内
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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスク装置
に用いる、光ヘッド駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図3に示すように、光ディ
スク装置に組み込まれる光学ヘッド8などの駆動にはリ
ニアモータが用いられており、このリニアモータは光学
ヘッド8などを載せた可動7をガイド6、10で案内
すると共に、これと平行に駆動部ヨーク1、4を設け、
この駆動部ヨーク1、4と可動体7のコイル31、32
との間の電磁力による駆動力で可動体7を運動させるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記リニアモータにお
いては、可動7はガイド6、およびガイド10で支持
・案内されて光ディスクの半径方向に移動するが、ガイ
ド10は可動7側に設けられた軸受け11を貫通して
いるのに対し、ガイド6は可動7側に設けられたロー
ラ5を下側から支持しているだけであり、可動体7の浮
き上がりを抑制する作用を持っていない。これは2本の
ガイドとも軸受け11を貫通するようにすると、ガィド
軸の並行性が少しでも出ていないと可動体7の摩擦が増
加して可動体7が移動しなくなるためである。
【0004】このような支持構造において、装置が傾斜
した状態で使用されたり、使用中に上下に振動が加えら
れると、可動7はガィド10を回転軸として上方に回
転し、可動7にとりつけられた光ヘッド8も上方に浮
き上がる。
【0005】このようにして、光ヘッド8が所定の値以
上浮き上がると、光ヘッド8の対物レンズ9が光ディス
クに異状に接近し、本来の記録・再生動作が不能に陥
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
点に鑑みて創案されたもので、請求項1に係る本発明
は、互いに所定間隔離間させて光記録媒体の半径方向に
ほぼ並行に配設した一対の磁気ヨークと、該各磁気ヨー
クの近傍にそれぞれ配設した永久磁石と、前記光記録媒
体の信号記録面を走査する光ヘッドと、互いに所定間隔
離間させて前記光記録媒体の半径方向に平行に配設した
一対のガイド軸と、前記一対のガイド軸の一方のガイド
軸には摺動自在に係合し、他方のガイド軸には支持ロー
ラを介して支持され、前記光ヘッドを保持して移動する
可動体と、この可動体に固定されて、前記一対の磁気ヨ
ークをそれぞれ遊挿させる一対の駆動コイルとを具備
し、これらの駆動コイルが、選択的に通電励磁されるこ
とにより、前記可動体を逆方向に移動させる水平分力と
前記支持ローラを前記他方のガイド軸に押圧する垂直分
力を発生させるようになされ、これらの垂直分力が、各
駆動コイルを、各駆動コイルによって発生させられる水
平分力に対して斜交させるように巻回することによって
発生させられるようになされていることを特徴とするも
のである。請求項2に係る本発明は、光記録媒体の半径
方向にほぼ並行に配設した磁気ヨークと、該磁気ヨーク
の近傍に配設した永久磁石と、前記光記録媒体の信号記
録面を走査する光ヘッドと、互いに所定間隔離間させて
前記光記録媒体の半径方向に平行に配設した一対のガイ
ド軸と、前記一対のガイド軸の一方のガイド軸には摺動
自在に係合し、他方のガイド軸には支持ローラを介して
支持され、前記光ヘッドを保持して移動する可動体と、
この可動体に固定されて、前記磁気ヨークを遊挿させて
重ねて巻回される一対の駆動コイルとを具備し、これら
の駆動コイルが選択的に通電励磁されることにより、前
記可動体を逆方向に移動させる水平分力と前記支持ロー
ラを前記他方のガイド軸に押圧する垂直分力を発生させ
るようになされ、これらの垂直分力が、各駆動コイル
を、各駆動コイルによって発生させられる水平分力に対
して斜交させるように巻回することによって発生させら
れるようになされていることを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
【0008】図1は本発明による光ヘッド駆動装置の要
部断面図であり、1は固定側磁気ヨークで、その内側に
は永久磁石2が取り付けられており、駆動コイル31、
32を貫通して固定されている磁気ヨーク4に対面して
いる。
【0009】31、32は可動体7を記録媒体の半径方
向に移動させるための駆動コイルで、光ヘッド8ととも
に可動体7に取り付けられている。これら一対の駆動コ
イル31、32は、可動体7の移動方向に対し逆方向に
斜交させて巻回してあり、すなわち、可動体7を移動さ
せる水平分力に対して斜交させて巻回してあり、可動体
の移動方向に応じて選択的に通電励磁される。この場
合、通電励磁対象に選択されるのは、可動体7を移動さ
せる水平分力及び支持ローラ5をガイド軸6に押圧する
垂直分直を発生する方の駆動コイルである。
【0010】2本の平行なガイド軸6、10は、光ディ
スク装置本体に固定されており、一方のガイド軸10は
可動7に取り付けられた軸受け11を貫通しており、
他方のガイド軸6は可動7に回転自在に設けられた支
持ローラ5を下側から支持し、光ヘッド8と可動7を
移動自在にしている。
【0011】駆動コイル31、32は、それぞれ外側を
一対のヨーク1と永久磁石2に間隙を空けて挟まれ、内
側には磁気ヨーク4が貫通しており、永久磁石2の発生
磁束がコイル31、32を貫通しているので、該コイル
に駆動電流が流れると該コイルには、該コイルの断面に
垂直な方向の電磁気力が発生する。
【0012】上記光ヘッド駆動装置に於いては、図2に
示すように駆動コイル32は記録媒体側に傾けて巻回さ
れているため、斜め上向きの電磁気力Fが発生し、この
電磁気力Fは推力成分FXと上方向の力成分FZに分解
することができる。
【0013】上方向の力FZは、ガイド軸10を支点に
して光ヘッド8と可動7を下向きに押さえる作用を持
つため、装置が傾斜した状態で使用されたり、使用中に
上下に振動が加えられても、光ヘッド8の浮き上がりに
よる本来の記録・再生動作が妨げられることがない。
【0014】可動7を逆方向に移動させるときには、
駆動コイル31に電流を流し、推力FXと下向きの力成
分−FZを発生させ、光ヘッド8の浮き上がりを防ぐ。
【0015】また、光ヘッド8を光ディスクの任意の半
径方向位置に停止させて動作させる場合には、駆動コイ
ル31、32に同時に電流を流して、両コイル31、3
2の水力を打ち消し合い、光ヘッド8の浮き上がりを防
止する成分(垂直分力)のみをプラスする事ができ
る。
【0016】以上の説明では、左右の駆動コイル31、
32に流す電流を光ヘッド8の移動方向によって切り換
えるようにしたが、駆動コイル31、32を互いに重ね
て巻回し、これらの駆動コイル31、32の巻回の斜交
方向を適宜設定することにより、相互に逆方向の水平分
力と、同一方向の垂直分力とを生じさせるようにするこ
とも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る本
発明によれば、一対のガイド軸の一方のガイド軸には摺
動自在に係合し、他方のガイド軸には支持ローラを介し
て支持され、前記光ヘッドを保持して移動する可動体
と、この可動体に固定されて、前記一対の磁気ヨークを
それぞれ遊挿させる一対の駆動コイルとを具備し、これ
らの駆動コイルが、選択的に通電励磁されることによ
り、前記可動体を逆方向に移動させる水平分力と前記支
持ローラを前記他方のガイド軸に押圧する垂直分力を発
生させるようになされ、これらの垂直分力が、各駆動コ
イルを、各駆動コイルによって発生させられる水平分力
に対して斜交させるように巻回することによって発生さ
せられるようにしたから、一対の駆動コイルのうち可動
体の移動方向に合わせて通電励磁された駆動コイルに発
生する電磁力の垂直分力により、可動体を支える支持ロ
ーラをガイド軸に押圧することができ、これによりガイ
ド軸からの支持ローラの浮き上がりが防止されるため、
たとえば装置を傾斜した場所で使用したり、或いは使用
中に外部から振動が加わったりしても、可動体を安定し
た姿勢で移動させ、光ヘッドによる正確な記録・再生が
可能である等の優れた効果を奏する。また、請求項2に
係る本発明によれば、一対のガイド軸の一方のガイド軸
には摺動自在に係合し、他方のガイド軸には支持ローラ
を介して支持され、前記光ヘッドを保持して移動する可
動体と、この可動体に固定されて、前記磁気ヨークを遊
挿させて重ねて巻回される一対の駆動コイルとを具備
し、これらの駆動コイルが選択的に通電励磁されること
により、前記可動体を逆方向に移動させる水平分力と前
記支持ローラを前記他方のガイド軸に押圧する垂直分力
を発生させるようになされ、これらの垂直分力が、各駆
動コイルを、各駆動コイルによって発生させられる水平
分力に対して斜交させるように巻回することによって発
生させられるようにしたから、互いに重ね巻きされた一
対の駆動コイルのうち可動体の移動方向に合わせて通電
励磁された駆動コイルに発生する電磁力の垂直分力によ
り、可動体を支える支持ローラをガイド軸に押圧するこ
とができ、これによりガイド軸からの支持ローラの浮き
上がりが防止されるため、例えば装置を傾斜した場所で
使用したり、或いは使用中に外部から振動が加わったり
しても、可動体を安定した姿勢で移動させ、光ヘッドに
よる正確な記録・再生が可能である等の優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ヘッド駆動装置の要部断面図
【図2】本発明による光ヘッド駆動コイル巻き方向説明
【図3】従来の光ヘッド駆動装置の要部断面図
【符号の説明】
1 外部磁気ヨーク 2 永久磁石 31、32 駆動コイル 4 内部磁気ヨーク 5 支持ローラ 6、10 ガイド軸 7 可動 8 光ヘッド 9 光ヘッドの対物レンズ 11 軸受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/085 G11B 7/09 G11B 7/095 G11B 21/02 H02K 33/18 H02K 41/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに所定間隔離間させて光記録媒体の
    半径方向にほぼ並行に配設した一対の磁気ヨークと、該
    各磁気ヨークの近傍にそれぞれ配設した永久磁石と、前
    記光記録媒体の信号記録面を走査する光ヘッドと、互い
    に所定間隔離間させて前記光記録媒体の半径方向に平行
    に配設した一対のガイド軸と、前記一対のガイド軸の一
    方のガイド軸には摺動自在に係合し、他方のガイド軸に
    は支持ローラを介して支持され、前記光ヘッドを保持し
    て移動する可動体と、この可動体に固定されて、前記一
    対の磁気ヨークをそれぞれ遊挿させる一対の駆動コイル
    とを具備し、これらの駆動コイルが、選択的に通電励磁
    されることにより、前記可動体を逆方向に移動させる水
    平分力と前記支持ローラを前記他方のガイド軸に押圧す
    る垂直分力を発生させるようになされ、これらの垂直分
    力が、各駆動コイルを、各駆動コイルによって発生させ
    られる水平分力に対して斜交させるように巻回すること
    によって発生させられるようになされていることを特徴
    とする光ヘッド駆動装置。
  2. 【請求項2】 光記録媒体の半径方向にほぼ並行に配設
    した磁気ヨークと、該磁気ヨークの近傍に配設した永久
    磁石と、前記光記録媒体の信号記録面を走査する光ヘッ
    ドと、互いに所定間隔離間させて前記光記録媒体の半径
    方向に平行に配設した一対のガイド軸と、前記一対のガ
    イド軸の一方のガイド軸には摺動自在に係合し、他方の
    ガイド軸には支持ローラを介して支持され、前記光ヘッ
    ドを保持して移動する可動体と、この可動体に固定され
    て、前記磁気ヨークを遊挿させて重ねて巻回される一対
    の駆動コイルとを具備し、これらの駆動コイルが選択的
    に通電励磁されることにより、前記可動体を逆方向に移
    動させる水平分力と前記支持ローラを前記他方のガイド
    軸に押圧する垂直分力を発生させるようになされ、これ
    らの垂直分力が、各駆動コイルを、各駆動コイルによっ
    て発生させられる水平分力に対して斜交させるように巻
    回することによって発生させられるようになされている
    ことを特徴とする光ヘッド駆動装置。
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