JPH03280270A - 光学ヘッド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光、磁気、光磁気等を利用して情報の記録及
びまたは再生及びまたは消去をする情報記録再生装置に
関し、特には、その様な装置において用いられる光ヘツ
ド装置に関する。

［従来の技術］ 従来、光、磁気、光磁気等を利用して、情報を記録及び
または再生及び消去をする情報記録再生装置が実用化さ
れている。前記情報記録再生装置においては、一般に光
学ヘッドあるいは、磁気ヘッドを用いて情報記録媒体に
記録を行ったり、再生を行っている。第３図は光学ヘッ
ドを用いた情報記録再生装置の光学ヘッド支持部分を示
した斜視図である。１は後述するガイド軸及びリニアモ
ータを支持する基台である。２は後述する光学ヘッドを
支持する光学ヘッド支持部材、３は光学ヘッドであり、
図示せぬ情報記録媒体に記録再生消去を行う。４は前記
光学ヘッド３をゴミ、ホコリ等から防ぐカバーであり、
５は前記光学ヘッド支持部材２を図示せぬ情報記録媒体
の半径方向に８動させる際に案内するガイド軸、６は前
記ガイド軸５を基台１に固定するための金具である。７
は光学ヘッド３及び光学ヘッド支持部材２の位置検知の
ためのリニアスケールで８はリニアスケール７を読み取
るセンサーである。なお９はリニアスケール７における
実スケール部分を示している。１０は後述する巻線コイ
ルを形成するためのボビンであり、光学ヘッド支持部材
２とビス等により結合されている。１１はボビン１０に
巻かれた巻線コイルである。１２は永久磁石であり、１
３はヨークでボビン１０、巻線コイル１１及び永久磁石
１２とともにリニアモータを構成している。１４は図示
せぬ情報記録媒体を保持するチャッキング部材であり図
示せぬクランプユニットが降下することにより情報記録
媒体を保持することができる。なおチャッキング部材１
４は図示せぬスピンドルモータと結合しており情報記録
媒体を回転させる。１５はすべり軸受であり含油メタル
や摺動性の優れた樹脂等により構成され光学ヘッド支持
部材２に圧入や接着等により固定される。

この様な上記従来装置では、ガイド軸とすべり軸受の間
に構造上微小すきまが存在する。情報記録媒体の半径方
向への光学ヘッドの移動を例えばリニアモータ等で行う
場合、制御上加減速がくり返えされるので速度は一定で
なく前記ガイド軸とすべり軸受の間にこの様な微小すき
まが存在すると微小すきまから振動を生じてしまう。そ
の様な振動はフォーカス調整やトラッキング能力の低下
を招くとともに騒音が大きくなるなどの欠点があった。

そのため、引張りコイルバネや板バネそれとも、磁力に
よってその様な振動の影響を取り除くため、ガイド軸に
すへり軸受を付勢する方法が考案されている。

［発明が解決しようとしている課題］ しかしながら、従来の付勢方法においては、部品数が増
えたり、スペースが余分に必要になったり、また、十分
な付勢力を得るためにリニアモータのトルクを増大させ
なければならないという欠点があった。

［課題を解決するための手段コ 本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、部品数を
多く増したり、余分なスペースをとることなく、又リニ
アモータのトルクを増大させることなくすべり軸受をガ
イド軸に付勢する付勢手段を備えた光ヘツド装置の提供
を目的とし、上記目的は情報記録媒体に記録、再生また
は消去を行う光学ヘッドと該光学ヘッドを支持し、該情
報記録媒体の半径方向に移動可能なすへり軸受を保持す
る光学ヘッド支持部材と、該光学ヘッド支持部材を該情
報記録媒体の半径方向へ移動せしめるリニアモータと該
ガイド軸及び該リニアモータを支持する基台からなる光
学ヘッド装置において、該光学ヘッド支持部材上の該リ
ニアモータの磁気回路を構成する永久磁石の一部と対向
した位置に永久磁石あるいは磁性体を対向させたことに
よって達成している。

［実施例］ 第１図ないし第２図は本発明の第１の実施例を示し、第
１図は本発明の特徴を最もよく表わす図面であり同図に
おいて、１は後述するガイド軸及びリニアモータを支持
する基台である。２は後述する光学ヘッドを支持する光
学ヘッド支持部材、３は光学ヘッドであり４は前記光学
ヘッド３をゴミ、ホコリ等から防ぐカバー、５は前記光
学ヘッド支持部材２を図示せぬ情報記録媒体の半径方向
に移動させる際に案内するガイド軸、６は前記ガイド軸
５を基台１に固定するための金具である。

７は光学ヘッド３及び光学ヘッド支持部材２の位置検知
のためのリニアスケールで８はリニアスケール７を読み
取るセンサーである。なお９は、リニアスケール７にお
ける実スケール部分を示している。１０は後述する巻線
コイルを形成するためのボビンであり、光学ヘッド支持
部材２とビス等により結合されている。１１はボビン１
ｏに巻かれたコイルである。１２は永久磁石であり、１
３はヨークでボビン１ｏ、ａ線コイル１１及び永久磁石
１２とともにリニアモータを構成している。具体的なり
ニアモータの構成は、第２図で示す様になっている。

３枚の平板ヨーク１３が所定の空間をおいて積層されて
おり、中央のヨークをどっかこむ様にボビン１０が設け
られている。又、上下の平板ヨーク夫々には、ボビン１
０のコイルが巻かれている部分に対向する様に永久磁石
が設けられている。

１４は図示せぬ情報記録媒体を保持するチャッキング部
材であり、１５はすべり軸受であり含油メタルや摺動性
の良い樹脂等により構成され、光学ヘッド支持部材２に
圧入や接着等により固定される。１６はリニアモータの
磁気回路を構成するとともに後述する光学ヘッド支持部
材２に設けられた磁性部材と対向するための永久磁石で
あり永久磁石１２との相異点は、第１図において幅方向
（リニアモータの摺動方向と直交する方向）の長さが光
学ヘッド支持部材２の下側まで達していることである。

１７は磁性部材であり光学ヘッド支持部材２の下面に設
けられており第２図に示すごとく永久磁石１６との対向
面か若干傾斜している。上記構成において、図示せぬ情
報記録媒体が情報記録再生装置に挿入されると、図示せ
ぬクランパーの下降によって情報記録媒体はチャッキン
グ部材１４上にチャッキングされ図示せぬスピンドルモ
ータが回転するとともに情報記録媒体も回転する。さら
に外部より記録、再生、消去等の信号が人力されると巻
線コイル１１に通電が開始される。これにより巻線コイ
ル１１．ヨーク１３゜永久磁石１２．１６によって構成
するりニアモータが駆動しボビン１０と結合している光
学ヘッド支持部材２が情報記録媒体の半径方向（図中Ｒ
−Ｒ′方向）に移動する。この時リニアスケール７のス
リットをセンサー８が読み取ることによって光学ヘッド
支持部材２の位置検知を行いながら目的トラックに停止
する。永久磁石１６と磁性部材１７の間には常に磁気的
吸引力が働いているのでガイド軸５とすべり軸受１５の
間に存在する微小すきまは一方向に寄せられる。ところ
が第２図において磁性部材１７が仮にガイド軸５の垂直
方向下方に位置し、なおかつ永久磁石１６と平行なエア
ギャップを保つように対向した場合磁気的吸弓力は図中
Ｙ方向のみに働きＸ方向に対しては比較的自由である。

そのためリニアモータが駆動し、光学ヘッド支持部材２
が情報記録媒体半径方向に移動するとき垂直方向成分の
振動（ピッチング）は、磁気的吸引力により防止できる
が横方向成分の振動（ヨーイング）が存在する。従って
第１図、第２図に示す実施例においては、磁性部材１７
の永久磁石１６とのエアギャップを形成する対向面に若
干の傾きを持たせる事により、ガイド軸５を中心とした
回転力を得ることができるので、垂直方向成分の振動及
び横方向成分の振動の両方を防ぐことが可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように光学ヘッドを情報記録媒体の半径方
向へ移動させるリニアモータの磁気回路を構成する永久
磁石の一部と光学ヘッド支持部材に設けた磁性体あるい
は永久磁石を対向させ、さらに光学ヘッド支持部材に設
けた磁性体あるいは永久磁石の対向面を傾けることによ
り余分なスペースを取らずに製造コストも上げずにリニ
アモータの動きに光学ヘッド装置が振動なく追従できる
のでトラッキング能力の高い安定した信号の再生が行え
さらに駆動音も静かにできる効果がある。なお光学ヘッ
ド支持部材に設けた磁性体の代替として永久磁石を設は
異極を対向させて磁気的吸引力を発生させる場合や永久
磁石の同極を対向させて磁気的反発力を発生させる場合
、光学ヘッド支持部材に設けた磁性体あるいは永久磁石
の傾き方向を反対にした場合においても同様の効果が得
られることは周知の通りである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した光学ヘッド装置の斜視図、 第２図は第１図のＡ−Ａ’断面図、 第３図は従来例の斜視図である。 １は基台 ２は光学ヘッド支持部材 ３は光学ヘッド ４はカバー ５はガイド軸 ６は金具 ７はリニアスケール ８はセンサー ９は実スケール部 １０はボビン １１は巻線コイル １２は永久磁石 １３はヨーク １４はチャッキング部材 １５はすべり軸受 １６は永久磁石 １７は磁性部材

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報記録媒体に記録、再生または消去を行う光学
   ヘッドと該光学ヘッドを支持し、該情報記録媒体の半径
   方向に移動可能なすべり軸受を保持する光学ヘッド支持
   部材と、該光学ヘッド支持部材を該情報記録媒体の半径
   方向へ移動せしめるリニアモータと該ガイド軸及び該リ
   ニアモータを支持する基台からなる光学ヘッド装置にお
   いて、該光学ヘッド支持部材上の該リニアモータの磁気
   回路を構成する永久磁石の一部と対向した位置に永久磁
   石あるいは磁性体を設けたことを特徴とする光学ヘッド
   装置。
2. （２）該光学ヘッド支持部材に設けた永久磁石あるいは
   磁性体の該リニアモータの磁気回路を構成する永久磁石
   との対向面を若干傾けたことを特徴とする特許請求範囲
   第１項記載の光学ヘッド装置。