JP2570129B2 - 光ヘッド駆動装置 - Google Patents
光ヘッド駆動装置Info
- Publication number
- JP2570129B2 JP2570129B2 JP5238711A JP23871193A JP2570129B2 JP 2570129 B2 JP2570129 B2 JP 2570129B2 JP 5238711 A JP5238711 A JP 5238711A JP 23871193 A JP23871193 A JP 23871193A JP 2570129 B2 JP2570129 B2 JP 2570129B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical head
- yoke
- chassis
- movable portion
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
り、特に光ヘッドをリニアモータにより所定方向に移動
させることができる光ヘッド駆動装置に関する。
リとして用いるCD−ROM装置では、光ヘッドやそれ
を駆動するリニアモータの形状が小型化及び薄型化を促
進する大きな要因となっている。
側面断面図である。
02に固定され、可動部102は同図面の紙面に対して
垂直方向に移動可能に取り付けられている。可動部10
2の一端には駆動用コイル103が固着され、駆動用コ
イル103の中心部にはヨーク104が貫通している。
駆動用コイル103を挟んでヨーク104と向かい合う
位置に永久磁石105及びヨーク106が設けられ、駆
動用コイル103に電磁力を発生させるための磁界を供
給している。可動部102を移動させるためのリニアモ
ータは、駆動用コイル103、ヨーク104及び10
6、永久磁石105から構成される。
1やリニアモータ等は、メカシャーシ107を大きく切
り欠いた開口部内で移動できるように配置され、装置全
体の薄型化を図っている。
101上で光ディスク(CD)108が回転し、光ヘッ
ド101からのレーザ光109によって情報の読み取り
が行われる。その際、光ヘッド101は上記リニアモー
タの動作によって光ディスクの半径方向に移動すること
ができる。
光ヘッド駆動装置の構造では、メカシャーシを大きく切
り欠いて駆動装置の移動範囲を確保しているために、メ
カシャーシの剛性が低下し、そのために耐振性が低下し
て光ディスク装置の性能にも影響する場合があった。
的強度を有する光ヘッド駆動装置を提供することを目的
とする。
動装置は、強磁性材料からなるシャーシの主要面に開口
部を設け、可動部をリニアモータにより駆動することで
前記可動部に固定された光ヘッドを前記開口部内で所定
方向に移動させることができるものであって、前記リニ
アモータが、前記可動部に固定され前記可動部の移動方
向に巻回された駆動用コイルと、前記駆動用コイルを貫
通した第1ヨークと、前記シャーシの前記主要面の一部
からなり前記第1ヨークと共に磁気回路を形成する第2
ヨークと、前記第2ヨークに固着され前記第1ヨークと
の間に磁界を発生させる永久磁石と、からなることを特
徴とする。
する第1及び第2ヨークのうち、第2ヨークをシャーシ
の一部を利用して構成することで、光ヘッドの移動を確
保するためのシャーシの切り欠き開口部が小さくなり、
且つ薄型化が容易となる。
詳細に説明する。
実施例を示す模式的側面断面図、図2は本実施例の概略
的平面図、図3は本実施例を駆動コイル8側から観た概
略的側面図である。
ある光ディスクへ向けてレーザ光を出射しその反射光を
入射するための対物レンズ2を有し、可動部3に固定さ
れている。可動部3は軸受4によってガイド軸5に、支
持ローラ6によってガイド軸7にそれぞれ支持案内さ
れ、図1では紙面に対して垂直方向(図2及び図3では
矢印A方向)に移動可能である。
は、駆動用コイル8、ヨーク9、永久磁石10及びヨー
ク11から構成されている。
辺側が可動部3に固着されている。また、駆動用コイル
8は、図3に示すように矢印A方向に巻回されて中空部
を形成し、その中空部を平板状のヨーク9が接触しない
ように隙間をおいて貫通している。ヨーク9の両端は、
永久磁石10を長手方向に覆うような状態でメカシャー
シ17に固定されている。
ーク9と向かい合ってヨーク11に固着され、永久磁石
10とヨーク9との間に磁界を形成している。従って、
駆動用コイル8に所定の方向の電流を流すことで、矢印
A方向に電磁力を発生させることができる。
成される。従って、メカシャーシ17は、ヨークとして
用いることができる材料、例えば鉄などの強磁性材料で
形成されていることが必要である。ヨーク11は、図2
に示すように、永久磁石10を長手方向に挟むようにメ
カシャーシ17にスリット12を設けて形成される。ス
リット12によって、メカシャーシ17全体に磁束が漏
れ出す事態が防止され、ヨーク9との間で有効に磁気回
路が形成される。このような目的に合致するようにスリ
ット12の形状は任意に定めればよく、図2に示すよう
な4本のスリットに限定されるものではない。
は、速度センサが設けられている。速度センサは、可動
部3に固着された速度検出用コイル13、コイル13の
中空部を貫通したヨーク14、ヨーク14と対向した永
久磁石15、及びヨーク16から構成される。リニアモ
ータによって可動部3が移動すると、速度検出用コイル
13が永久磁石15とヨーク14との間の磁界を通過
し、それによって移動速度に応じた電流が速度検出用コ
イル13に流れ、速度を検出することができる。なお、
この速度検出用コイル13は、駆動用ではないから小型
化することが容易である。
1に示すように、メカシャーシ17がリニアモータ上に
も設けられ、光ヘッド1の近傍まで覆うことができる。
このために、メカシャーシ17に形成される開口部21
(図2参照)は、光ヘッド1及び速度センサ部が移動可
能な範囲だけでよく、薄型化が可能であると共に、メカ
シャーシ17の機械的強度を向上させることができる。
ッド駆動装置は、永久磁石により発生する磁界の磁気回
路を構成するヨークの一部を強磁性体材料のシャーシを
利用して構成することで、光ヘッドの移動を確保するた
めのシャーシの切り欠き開口部を従来より大幅に小さく
することができ、シャーシの剛性を従来より大きく向上
させることができる。更に、リニアモータのヨークの一
部をシャーシで代用することでリニアモータを薄型化で
きる。
す模式的側面断面図である。
図である。
面断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 強磁性材料からなるシャーシの主要面に
開口部を設け、可動部をリニアモータにより駆動するこ
とで前記可動部に固定された光ヘッドを前記開口部内で
所定方向に移動させることができる光ヘッド駆動装置に
おいて、 前記リニアモータは、 前記可動部に固定され前記可動部の移動方向に巻回され
た駆動用コイルと、 前記シャーシの前記主要面に設けられ、前記主要面の所
定部分を磁気回路の構成部分にするための磁束漏出防止
手段と、 前記駆動用コイルを貫通し前記シャーシの前記所定部分
に対向して設けられ、 前記所定部分との間に前記磁気回路を形成するヨーク
と、 前記所定部分の前記ヨークに対向した面に固着され、前
記駆動用コイルを通して前記ヨークとの間に磁界を発生
させる永久磁石と、 からなることを特徴とする光ヘッド駆動装置。 - 【請求項2】 前記磁束漏出防止手段は、前記シャーシ
の前記所定部分を挟んで設けられた前記可動部の移動方
向に延びたスリットからなることを特徴とする請求項1
記載の光ヘッド駆動装置。 - 【請求項3】 前記永久磁石及び前記ヨークは、前記シ
ャーシの前記主要面に平行な平板形状であることを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載の光ヘッド駆動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5238711A JP2570129B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 光ヘッド駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5238711A JP2570129B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 光ヘッド駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0773612A JPH0773612A (ja) | 1995-03-17 |
JP2570129B2 true JP2570129B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=17034141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5238711A Expired - Fee Related JP2570129B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 光ヘッド駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570129B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS616962B2 (ja) * | 1978-08-15 | 1986-03-03 | Tokyo Shibaura Electric Co |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS616962U (ja) * | 1984-06-19 | 1986-01-16 | 株式会社三協精機製作所 | フロツピ−デイスク装置 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP5238711A patent/JP2570129B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS616962B2 (ja) * | 1978-08-15 | 1986-03-03 | Tokyo Shibaura Electric Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0773612A (ja) | 1995-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002050061A (ja) | 光ピックアップ組立体 | |
JP2570129B2 (ja) | 光ヘッド駆動装置 | |
JP2866584B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
US5043972A (en) | Optical component-driving device for optical pickup | |
JPH0679383B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
JP2656081B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
JP2807153B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
JP3318061B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2787218B2 (ja) | 光学式情報記録再生装置 | |
KR19980019661U (ko) | 대물렌즈 구동장치 | |
JPH0731368Y2 (ja) | 光学的記録装置の浮動ヘッド | |
JP2807154B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
JPH0142070B2 (ja) | ||
JPH10198988A (ja) | ヘッド移動装置及び光学ヘッド移動装置 | |
JPH10125017A (ja) | 情報記録再生装置 | |
JPH08212730A (ja) | 情報記録再生装置および光ディスク装置 | |
JPH0260450A (ja) | ボイスコイルモータ | |
JP2000011410A (ja) | 対物レンズアクチュエータ | |
JPS6350924A (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
JPH05258313A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2002245644A (ja) | 光ピックアップのアクチュエータ装置 | |
JPH0773611A (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH064926A (ja) | 光磁気ディスク装置 | |
JPH06217513A (ja) | 電磁駆動装置 | |
JPH07129981A (ja) | 対物レンズ駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960820 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |