JP3320648B2 - レジスト膜の形成方法及びレジスト膜の形成装置 - Google Patents

レジスト膜の形成方法及びレジスト膜の形成装置

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    • G03F7/162Coating on a rotating support, e.g. using a whirler or a spinner

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板にレジスト膜を
形成する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来技術】半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)や
液晶ディスプレイ用のガラス基板などの基板の表面にマ
スクパターンを形成するためには、基板の表面にレジス
ト膜を形成し、このレジスト膜を所定のパターンで露光
した後、現像処理を行うようにしている。ここで基板の
表面にレジスト膜を形成する従来の代表的な方法として
は、スピンコーティング法が知られている。このスピン
コーティング法では、図9に示すようにスピンチャック
1の上に基板例えばウエハWを吸着して水平に保持した
後、このウエハWの表面中心部にレジスト液ノズル11
からレジスト液12を滴下し、スピンチャック1により
ウエハWを回転させてその遠心力によりレジスト液を延
伸して液膜13を形成し、その後乾燥させてレジスト膜
を形成するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のスピンコーティ
ング法によればレジスト膜の膜厚は回転数と粘度とによ
り決定されるが、今後ウエハWが大口径化し、パターン
の線幅が微細になってレジスト膜の膜厚をより小さくす
ることが要請されると、この方法では対拠することが困
難である。このことについて詳述すると、半導体ウエハ
の製造の歴史的推移についておよその数値を挙げてみる
と、6インチウエハではパターンの線幅が0.5〜0.
8μm、レジスト膜の膜厚が1.0μmであり、8イン
チウエハではパターンの線幅が0.3〜0.2μm、レ
ジスト膜の膜厚が0.8〜1.0μmである。そして6
インチウエハから8インチウエハに推移するにあたり、
レジスト膜の膜厚をより小さくするためにレジスト液の
粘度も例えば10CPから5CPと小さくし、またレジ
スト液塗布時のウエハWの回転数も例えば2000rp
mから3000rpmと高くしている。
【0004】ところでウエハが更に大口径化して12イ
ンチサイズになり、かつパターンの微細化が進んでレジ
スト膜の膜厚をおよそ0.5μmまでの薄さにしなけれ
ばならなくなると、レジスト液の粘度をより小さくし、
レジスト液塗布時のウエハWの回転数も更に高速にしな
ければならない。しかしながらレジスト液の粘度を小さ
くするといっても、その成分からせいぜい3CPぐらい
までが限界である。この粘度でレジスト膜の膜厚を0.
5μmにしようとすると、前記ウエハWの回転数は40
00rpm程度必要になるが、このように高速回転させ
るとレジスト膜の膜厚にムラが生じるという問題が起こ
る。
【0005】本発明は、このような事情の下になされた
ものであり、その目的は膜厚の小さいレジスト膜を形成
することができる技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、露光工程の前
に基板の表面にレジスト膜を形成する方法に関するもで
あり、具体的には、酸成分の存在下で加熱するとその酸
成分が拡散して酸触媒反応が起こり、酸触媒反応が起こ
った部位がアルカリ溶液に可溶性となる化学増幅型レジ
スト膜を基板の表面に形成する第1工程と、この第1工
程の後、前記レジスト膜の表面に酸成分を供給する第2
工程と、 その後、前記基板を加熱し、酸成分による酸触
媒反応をレジスト膜に起こさせて当該レジスト膜の表層
部をアルカリ溶液に可溶性とする第3工程と、次いで前
記基板の表面にアルカリ溶液を供給して、レジスト膜の
表層部を溶解して除去する第4工程と、を含む方法であ
る。
【0007】上記の発明においては、第2工程から第4
工程までの一連の工程を複数回繰り返すようにすれば、
一層の薄膜化を図ることができる。また第3工程におい
て、基板を加熱するときに加熱温度及び/または加熱時
間を調整し、前記レジスト膜をの表層部の厚さを制御す
るようにしてもよい。
【0008】
【0009】本発明のレジスト膜形成装置は、露光工程
の前にレジスト膜を形成する装置において、酸成分の存
在下で加熱するとその酸成分が拡散して酸触媒反応が起
こり、酸触媒反応が起こった部位がアルカリ溶液に可溶
性となる化学増幅型レジスト膜を形成するためのレジス
ト液を基板の表面に塗布するレジスト液塗布部と、 レジ
スト液が供給されてレジスト膜が形成された基板の表面
に酸成分を供給する酸成分供給部と、酸成分が供給され
た基板を加熱し、酸成分による酸触媒反応をレジスト膜
に起こさせて当該レジスト膜の表層部をアルカリ溶液に
可溶性とするための加熱部と、この加熱部で加熱された
後の前記基板の表面にアルカリ溶液を供給して、レジス
ト膜の表層部を溶解して除去するアルカリ溶液塗布部
と、を備えたことを特徴 とする特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明方法の実施の形態に
ついて説明するが、初めに工程全体の概要を図1の概略
図を用いて説明し、次に各工程を実施する装置や処理条
件などについて述べることにする。
【0011】この実施の形態では、図1(a)に示すよ
うに先ず基板2例えばウエハの表面に化学増幅型のレジ
ストを用いたレジスト膜3を例えば後述のスピンコーテ
ィング法によって例えば1μmの厚さに形成する。化学
増幅型のレジストとは、露光することにより感光剤から
酸成分が生成し、レジストを加熱することによりこの酸
成分がレジスト中を拡散して触媒として作用し、即ち酸
触媒反応が起こり、この結果レジスト材料の主成分であ
るベース樹脂を分解したり分子構造を変えて現像液(ア
ルカリ溶液)に対して可溶化あるいは不溶化するもので
ある。ただし本発明で用いるレジストは、このうちアル
カリ溶液に対して可溶化するものが対象となる。
【0012】この種の化学増幅型のレジストの具体例と
しては、ポリビニルフェノールなどのポリマー中の水酸
基をアルキル基などでブロックしたものが挙げられ、こ
の場合露光により生成した酸成分によりこのブロックが
外され、アルカリ可溶性となる。またノボラック樹脂に
溶解阻止作用を示す物資を混合し、露光により生成した
酸成分の触媒作用で溶解阻止成分を分解変性させて溶解
性を復元させるものなどもある。
【0013】一般のレジストは、例えば通常はアルカリ
成分に溶けないが光が当るとその部位のみがアルカリ可
溶性になる。これに対し化学増幅型のレジストは、光が
当ると一部に酸成分が生成し、加熱することによっては
じめてアルカリ可溶性になるものであり、レジスト形状
の垂直性が良好であることから近年使用されつつある。
【0014】そしてこの化学増幅型のレジストによりレ
ジストを形成した後、図1(b)に示すように酸溶液4
例えば1〜5wt%のTARC(トップ アンチ リフ
レクタブル コ−ト;表層で使用する反射防止膜)をレ
ジスト膜3の表面に塗布する。この工程は、例えばレジ
スト膜3を塗布したと同様にスピンコーティング法によ
り行うことができ、膜厚については、酸成分をレジスト
膜3に供給できればよいので特に限定されるものではな
い。なお本発明ではレジスト膜3の表面に酸成分を供給
すればよく、その方法としては酸溶液の蒸気を吹き付け
るようにしてもよい。
【0015】次いで基板2を加熱し、これによってレジ
スト膜3の表面の酸成分をレジスト膜3の表層部内に拡
散し、表層部内で酸触媒反応を起こさせる。即ち化学増
幅型のレジスト膜に光を当てた場合には、膜厚方向全体
に亘って酸触媒反応のいわば核が形成されるが、この場
合にはレジスト膜3の表面に核が存在するので、加熱に
よりこの核が拡散して酸触媒反応が起こる領域は表層部
のみとなる。
【0016】この結果図1(c)に示すようにレジスト
膜3の表層部31がアルカリ成分例えばアルカリ溶液に
可溶性になる。基板2の加熱は、例えば後述のホットプ
レートで行われ、例えば加熱温度50〜110℃で60
〜180秒間行われる。
【0017】その後例えば基板2の表面を純水で洗浄し
かつ乾燥し、続いてアルカリ溶液をレジスト膜3の表面
に塗布するが、この工程は例えばレジスト膜3を塗布し
たと同様に、図1(d)に示す如くノズル51から基板
2の中心部にアルカリ溶液5を滴下し、基板2をスピン
させてレジスト膜3の表面にアルカリ溶液5を均一に塗
布するか、後述するように基板2に液盛りした後これを
引き伸ばすといった方法により行われる。
【0018】この結果既にアルカリ可溶性となったレジ
スト膜3の表層部31が当該アルカリ溶液5に溶解して
除去され、図2に示すようにレジスト膜3は、塗布時の
元の膜厚に比べて(鎖線は元のレジスト膜3の表面を示
す)小さくなっている。アルカリ溶液としては、例えば
露光後のレジストを現像する現像液を用いることができ
る。
【0019】本発明者の実験によればレジスト膜3の膜
厚の削減量は1000〜1500オングストロームであ
り、1μmのレジスト膜3を0.5μmの膜厚にしよう
とするならば、1μmのレジスト膜3を基板2上に形成
した後、上述の酸溶液をレジスト膜3に塗布する工程、
基板2を加熱する工程及びアルカリ溶液をレジスト膜3
に供給する工程からなる一連の工程を複数回繰り返せば
よい。そして最後の繰り返し工程において、アルカリ可
溶性となる表層部31の厚さを制御するためには、加熱
温度及び/または加熱時間を調整すればよい。
【0020】上述の方法は例えば図3に示すレジスト膜
形成装置により実施することができる。図3は、主要な
処理部のみを示してあり、この装置ではウエハWの搬送
アーム20の搬送路20aの例えば左側に沿ってレジス
ト液塗布部21、酸溶液塗布部22及びアルカリ溶液塗
布部23が配列され、前記搬送路20bの例えば右側に
沿って加熱部24〜26が配列されている。基板2であ
るウエハWは図示しない搬入ポートから搬送アーム20
を介してレジスト液塗布部21内に受け渡され、図1
(a)に示すレジスト膜3がウエハ上に形成される。図
4はこのレジスト液塗布部21の概略構成を示し、6
1、62は夫々内カップ及び外カップである。内カップ
61の底面中央部には筒状部63が接続されており、こ
の筒状部63内には回転軸64が貫通されている。この
回転軸64は駆動部65により鉛直軸のまわりに回転す
るようにかつ昇降できるようになっており、上部にウエ
ハWを保持する真空吸着部66が設けられている。更に
前記内カップ61の底面外縁部には通液孔67が形成さ
れ、外カップの側面及び底面には夫々排気口68及び排
液孔69が形成されている。
【0021】またカップ61、62の上方には、駆動部
71により旋回及び昇降自在なアーム72が設けられ、
このアーム72の先端部にはレジスト液吐出ノズル73
が設けられている。図中鎖線で示す74は外カップ62
の蓋であり、ウエハWを真空吸着部66と前記搬送アー
ム20との間で受け渡すときには鎖線の位置にある。こ
のような構成のレジスト液塗布部21では、真空吸着部
66が外カップ62の上方位置でウエハWを受け取った
後、下降し、前記ノズル73からレジスト液がウエハW
の中心部に滴下され、蓋74により外カップ62が閉じ
られる。そしてウエハWが水平方向に回転し、その遠心
力でレジスト液が延伸してレジスト液の塗布膜が形成さ
れる。その後ウエハWは加熱部24に送られて加熱処理
され、図示しない冷却部で冷却される。
【0022】次いでウエハWは酸溶液塗布部22にて表
面に酸溶液が塗布されるが、この塗布は例えば既述のレ
ジスト液塗布部と同様の構成の装置を用いてスピンコー
ティング法により行われる。更にウエハWは加熱部25
で加熱され、続いてアルカリ溶液供給部23によりアル
カリ溶液が塗布される。加熱部25は、例えば図5に示
すようにヒータを内蔵したホットプレート75により構
成され、ウエハWはこの上に置かれて所定の温度に加熱
される。
【0023】アルカリ溶液供給部としては、既述のレジ
スト液塗布部と同様のものを用いてウエハ上にアルカリ
溶液を塗布する構成のものを用いてもよいし、あるいは
アルカリ溶液槽を用いて、この中にウエハ全体を浸漬す
るものであってもよい。
【0024】更にアルカリ溶液の塗布工程は、図6に示
すように細孔が多数配列されたいわばスリットノズル5
1をウエハWの半径に沿って表面から1mm程度の高さ
に位置させ、このノズル51からアルカリ溶液を吐出し
てパドルなどと呼ばれる液盛り52を形成し、ノズル5
1をアルカリ溶液を吐出させながら回転させてウエハW
表面全体にアルカリ溶液を塗布するようにしてもよい。
なおレジスト液の塗布、酸溶液の塗布及びアルカリ溶液
の塗布は共通の例えば図4に示す装置を用い、液の吐出
ノズルを切り換えて行うようにしてもよい。
【0025】以上の実施の形態によれば、基板2上に例
えば0.5μmの膜厚のレジスト膜を形成することがで
き、レジスト膜の薄層化を実現することができ、ウエハ
の大口径化、パターンの微細化が進む中で有効な手法で
ある。なお基板2としてはウエハに限らず液晶ディスプ
レイ用のガラス基板であってもよい。
【0026】次に本発明の他の実施の形態について図7
を参照しながら述べると、この例では、基板2の表面に
レジスト膜3を形成した後(図7(a))、レジスト膜
3が難溶性である溶剤8をレジスト膜3の表面に供給例
えば塗布する(図7(b))。この溶剤としては例えば
イソプロピルアルコールを85vol%、MMP(3メ
トキシメチルプロピオネ−ト)を15vol%含有する
溶剤を用いることができる。この溶剤を例えば既述のス
ピンコーティング法により塗布し、例えば10秒放置し
ておくことによりレジスト膜3の表層部が2000オン
グストローム溶解する(図7(c))。その後は基板2
を例えば純水で洗浄する。この場合レジスト膜3の膜厚
は、溶剤との接触時間を調整することにより制御され
る。
【0027】このようにして本発明は、基板2上にレジ
スト膜3を形成した後、このレジスト膜3の表層部を除
去するものであるが、その手法としては上述の例に限ら
ず、レジスト膜3の表層部を除去する方法としては、C
MPなどと呼ばれている研磨方法を用いてもよい。図8
はこの方法を実施する研磨装置であり、レジスト膜が形
成されたウエハWは表面を下にして保持部91に吸着保
持されると共に、水平方向に回転するスピン台92上の
研磨体である研磨板93の表面に圧接されている。この
研磨板93の表面部は例えばポリウレタンにより形成さ
れている。そしてウエハWは自転しながら、回転してい
る研磨板93の表面を公転し、このときウエハW表面の
移動路の前方にノズル94から例えばコロイダルシリカ
などと呼ばれている、シリカを主成分とした弱アルカリ
性のスラリー(研磨液)が供給され、ウエハW表面つま
りレジスト膜の表層部が研磨されて膜厚が小さくなる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば基板上に膜
厚の小さいレジスト膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す工程図である。
【図2】本発明の実施の形態により得られたレジスト膜
を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態を実施するための装置全体
の概略構成を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に用いられるレジスト液塗
布部の概略構成を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に用いられる加熱部の概略
構成を示す側面図である。
【図6】アルカリ溶液をウエハ表面に塗布する方法の他
の例を示す説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す工程図である。
【図8】本発明の更に他の実施の形態に用いられる研磨
装置を示す断面図である。
【図9】従来のレジスト膜の形成方法を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
2 基板 3 レジスト膜 31 表層部 4 酸溶液 5 アルカリ溶液 51 スリットノズル 52 液盛り W 半導体ウエハ 61 内カップ 62 外カップ 72 アーム 73 レジスト液吐出ノズル 75 ホットプレート 8 溶剤 93 研磨板 94 スラリー吐出ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−217241(JP,A) 特開 平4−120719(JP,A) 特開 平10−321493(JP,A) 特開 平6−267838(JP,A) 特開 平1−120825(JP,A) 特開 平5−234875(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸成分の存在下で加熱するとその酸成分
    が拡散して酸触媒反応が起こり、酸触媒反応が起こった
    部位がアルカリ溶液に可溶性となる化学増幅型レジスト
    膜を基板の表面に形成する第1工程と、 この第1工程の後、前記レジスト膜の表面に酸成分を供
    給する第2工程と、 その後、前記基板を加熱し、酸成分による酸触媒反応を
    レジスト膜に起こさせて当該レジスト膜の表層部をアル
    カリ溶液に可溶性とする第3工程と、 次いで前記基板の表面にアルカリ溶液を供給して、レジ
    スト膜の表層部を溶解して除去する第4工程と、を含
    み、 前記第1工程から第4工程までは、露光工程の前に行わ
    れることを特徴とするレジスト膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 第2工程から第4工程までの一連の工程
    を複数回繰り返すことを特徴とする請求項1記載のレジ
    スト膜の形成方法。
  3. 【請求項3】 第3工程において、基板を加熱するとき
    に加熱温度及び/または加熱時間を調整し、前記レジス
    ト膜をの表層部の厚さを制御することを特徴とする請求
    項1または2記載のレジスト膜の形成方法。
  4. 【請求項4】 露光工程の前にレジスト膜を形成する装
    置において、 酸成分の存在下で加熱するとその酸成分が拡散して酸触
    媒反応が起こり、酸触媒反応が起こった部位がアルカリ
    溶液に可溶性となる化学増幅型レジスト膜を形成するた
    めのレジスト液を基板の表面に塗布するレジスト液塗布
    部と、 レジスト液が供給されてレジスト膜が形成された基板の
    表面に酸成分を供給する酸成分供給部と、 酸成分が供給された基板を加熱し、酸成分による酸触媒
    反応をレジスト膜に起こさせて当該レジスト膜の表層部
    をアルカリ溶液に可溶性とするための加熱部と、 この加熱部で加熱された後の前記基板の表面にアルカリ
    溶液を供給して、レジスト膜の表層部を溶解して除去す
    るアルカリ溶液塗布部と、を備えたことを特徴とするレ
    ジスト膜の形成装置。
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