JP3319878B2 - ドアハンドル装置 - Google Patents

ドアハンドル装置

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JP3319878B2
JP3319878B2 JP15811694A JP15811694A JP3319878B2 JP 3319878 B2 JP3319878 B2 JP 3319878B2 JP 15811694 A JP15811694 A JP 15811694A JP 15811694 A JP15811694 A JP 15811694A JP 3319878 B2 JP3319878 B2 JP 3319878B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
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    • Y10T292/57Operators with knobs or handles
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    • Y10T74/20732Handles

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用のドアハンドル
装置に関するものであり、特に、ドアアウタハンドルに
関するものであって、ケースとハンドル本体との間のヒ
ンジ結合部に、従来あった金属製のヒンジピンを除去
し、上記各部材を、すべてプラスチック材にて形成させ
るようにしたドアハンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドアハンドル装置は、図6に示す
如く、ドア外板等に装着されるケース20と、当該ケー
ス20の凹陥部220内に収納されるハンドル本体10
とからなることを基本とするものである。そして、この
ような構成からなるハンドル本体10に設けられた左右
のレバー部110、110’と、ケース20に設けられ
た左右のステー部210、210’とが、ヒンジピン5
0を介して連結され、これによって、ドアアウタハンド
ル装置が形成されるようになっているものである。ま
た、このような構成において、上記ステー部210とレ
バー部110とが上記ヒンジピン50を介して回転自在
に連結されるところには、コイルスプリング等からなる
スプリング30が設けられるようになっている。そし
て、このスプリング30の作用により、上記ハンドル本
体10が操作された際に、当該ハンドル本体10を元の
状態へ戻すように作動する復帰力が、当該ハンドル本体
10に働くようになっているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、ハンドル本体10のレバー部110とケース2
0のステー部210との間の結合部が、金属製のヒンジ
ピン50にて形成されているものである。そして、この
ヒンジピン50の組付作業は、図6に示すように、上記
ステー部210の取付穴とレバー部110の取付穴との
位置を、あらかじめ一致させた状態にしておき、このよ
うな状態のところへ、上記ヒンジピン50を一方側から
挿入し、他方側へ突き抜けるように押し込むことによっ
て行なわれるものである。従って、このヒンジピン50
の挿入作業は、長いスパン(L)を介して行なわなけれ
ばならず、挿入作業、延いては、本ドアハンドル装置全
体の組立作業が複雑にならざるを得ないという問題点を
有する。このことは、ドアハンドル装置の組立作業の効
率を低下させるという問題点がある。また、このように
して装着された後のヒンジピン50には、当該ヒンジピ
ン50の抜け落ちを防止するために、図6におけるよう
な、ステー部210’の周りにカシメ部あるいはつぶし
部510が設けられるようになっている。このカシメ部
あるいはつぶし部510を形成させるための作業も、組
立作業の効率を低下させることとなる。このような問題
点を解決するために、別部品からなるヒンジピン50を
除去することとした、部品点数の少ないドアハンドル装
置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、次のような手段を講ずることと
した。すなわち、車両用ドアに用いられるものであっ
て、当該車両用ドアの開閉の際に操作されるハンドル本
体と、当該ハンドル本体を収納し、本ドアハンドル装置
全体を上記車両用ドアに装着する役目を果たすケース
と、当該ケースと上記ハンドル本体との間に設けられ、
当該ハンドル本体に上記ケース内への復帰力を与えるス
プリングとからなるドアハンドル装置に関して、上記ハ
ンドル本体を、平板状の把手部と、当該把手部を基礎に
して当該把手部の両端部付近から直立するように設けら
れたL字状のレバー部とからなるようにし、当該レバー
部の先端部であってその両側にヒンジピンを形成する円
柱状の突起部を設け、更に、これら構成からなるハンド
ル本体をプラスチック材にて一体的に成形するととも
に、一方、当該ハンドル本体の収納されるケースを、中
央部に凹陥部を有するとともに、その両端部に切欠部を
有するベッセル状(船底形)のベース部と、上記凹陥部
の外側であって、上記切欠部の周辺部に設けられ、か
つ、当該切欠部の周りから突出するように設けられると
ともに上記レバー部を挟むように2本並列の状態で設け
られる支柱状のステー部と、上記スプリングを保持する
スプリング保持部と、からなるようにし、上記ステー部
先端部に、上記ハンドル本体のレバー部に設けられた
突起部の嵌合される(係合される)係合部を設けるとと
もに、同じく上記ステー部の先端部に、上記係合部に連
続して形成されるものであって、当該係合部の形状に対
してオーバハング部を有するように形成された切欠溝を
設け、更に、このような構成からなるケースをプラスチ
ック材にて一体的に成形し、これら構成からなる上記ハ
ンドル本体のレバー部先端部に形成された上記突起部
を、上記ケースのステー部先端部に形成された係合部に
係合させ、これによって、上記ハンドル本体とケースと
を一体化させるとともに、上記スプリングの作用によ
り、上記ハンドル本体を、常時、ケースの凹陥部に収納
させるようにした構成を採ることとした。
【0005】
【作用】上記構成を採ることにより、本発明においては
次のような作用を呈することとなる。まず、ハンドル本
体1とケース2とを組み付け、これらを一体化させるに
当っては、図1において、ケース2の凹陥部28内に形
成された両切欠部27、27’内に、ハンドル本体1の
両端部に設けられたL字状のレバー部11、11’を挿
入させる。そして、このような状態において、上記レバ
ー部11、11’の先端部に設けられた突起部111
を、図2及び図3に示す如く、ステー部21の先端部に
設けられた係合部211内へ、切欠溝212を経由して
嵌入させる。
【0006】なお、この嵌入(圧入)の際、上記切欠溝
212には、図2あるいは図3に示すようなオーバハン
グ部218、219が設けられていることより、このオ
ーバハング部218、219を越えるための大きな嵌入
力(圧入力)が必要となる。しかしながら、本発明にか
かるケース2の上記ステー部21は、プラスチック材か
らなるものであり、当該ステー部21は弾性変形の可能
なような構成からなるものである。従って、上記レバー
部11の先端部に設けられ突起部111を、上記ステー
部21の先端部に形成された係合部211内へ押し込む
ことによって、ハンドル本体1とケース2とは、簡単に
一体化されることとなる。そして、この嵌合作業によっ
て、上記ステー部21とレバー部11との間において
は、ヒンジ結合が形成されることとなる。
【0007】また、このように結合され、一体化された
状態において、図1に示す如く、ステー部21及びスプ
リング保持部22のそれぞれに設けられたスプリングホ
ルダ222、222’間に、スプリング3が、そのコイ
ル部33が圧縮された状態で装着される。
【0008】このような一連の装着作業及び組付作業に
おいて、本発明においては、従来のもにおいて在った別
体のヒンジピンが設けられていないことより、従来のも
のにおいて問題とされていたヒンジピン装着のための作
業が省かれることとなる。従って、ハンドル本体1とケ
ース2との組付作業が簡単になり、組付作業(組立作
業)の効率向上が図られることとなる。また、従来のも
のにおいて在ったヒンジピン装着のための複雑な組立治
具等も不必要となる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について、図1ないし図5を
基に説明する。本実施例の構成は、図1に示す如く、ド
ア開閉の際に操作されるハンドル本体1と、当該ハンド
ル本体1を収納し、ドアハンドル装置全体をドア外板等
に装着するケース2と、当該ケース2と上記ハンドル本
体1との間に設けられ、当該ハンドル本体1に上記ケー
ス2内への復帰力を与えるスプリング3とからなること
を基本とするものである。
【0010】このような基本構成において、上記ハンド
ル本体1は、後記ケース2のベース部29と同一面を形
成するように設けられた平板状の把手部12と、当該把
手部12の両端部付近から、それぞれ突出するように設
けられたL字状のレバー部11、11’とからなり、こ
れらがプラスチック材にて一体成形されている構成から
なるものである。そして更に、上記レバー部11、1
1’の先端部には、図1ないし図4に示す如く、その両
側に円柱状の突起部111が設けられている。
【0011】次に、このような構成からなるハンドル本
体1の収納されるケース2は、図1に示す如く、上記ハ
ンドル本体1の把手部12と同一の面を有するように形
成されたベース部29を基礎にして、当該ベース部29
の中央部には、上記ハンドル本体1の把手部12等が収
納されるベッセル状(船底形)の凹陥部28が設けられ
ている構成からなるものである。そして更に、上記凹陥
部28の両端部付近には、上記ハンドル本体1の両レバ
ー部11、11’の挿入される切欠部27、27’が設
けられ、更に、このような切欠部27、27’の周りで
あって、当該切欠部27、27’の設けられる凹陥部2
8の外側には、当該ベッセル状凹陥部28から突出する
ように形成された支柱状のステー部21、21’、及び
スプリング保持部22が設けられている。そして、これ
ら構成からなる各部が、プラスチック材にて一体成形さ
れている構成からなるものである。
【0012】上記構成からなるステー部21、21’
は、図1ないし図4に示す如く、上記ハンドル本体1の
各レバー部11、11’の挿入される切欠部27、2
7’のそれぞれを挟むように、2本並立の状態で設けら
れている構成からなるものである。すなわち、ハンドル
本体1が組み付けられた状態において、上記各レバー部
11、11’が挟まれるようになっているものである。
また、このような構成において、上記各ステー部21、
21’の先端部には、図2及び図3に示すような切欠溝
212、及び当該切欠溝212に連続して形成されるも
のであって、上記ハンドル本体1のレバー部11、1
1’の先端部に形成された上記各突起部111の挿入さ
れる(係合される)係合部211が設けられている。な
お、上記切欠溝212には、図2及び図3に示すような
オーバハング部218、219が形成されるようになっ
ている。これらオーバハング部218、219は、すべ
ての場合に、両者のものが採り入れられている必要は無
く、条件に応じて、少なくともいずれか一方のものが、
上記切欠溝212のところに形成されるようになってい
るものであれば良い。
【0013】このようなオーバハング部218、219
のうち、例えば、図2に示すような径方向に形成される
もの(218)は、上記レバー部11の先端部に設けら
れる突起部111の直径よりも小さな値になるように設
定されているものであり、これによって、当該突起部1
11が上記係合部211に一度挿入(係合)された後
は、上記突起部111は簡単には上記係合部211から
外れたりすることがない。このことは、例えば、図3に
示す如く、上記突起部111の長手方向(軸方向)に設
けられるもの(219)についても、同じことが言え
る。これらオーバハング部218、219と切欠溝21
2との作用により、レバー部11、11’の各先端部に
形成された突起部111は、上記ステー部21、21’
の各先端部に形成された係合部211内に簡単に係合
(挿入)されるとともに、一度挿入された後は、簡単に
は外れたりすることがない。
【0014】また、図5に示す如く、ハンドル本体1が
操作された場合、すなわち、把手部12に矢印図示の方
向の力(P)が加わった場合、当該ハンドル本体1のレ
バー部11の先端部であってドアロック装置につながる
ロッド5の連結点には、突起部111を支点にして矢印
図示方向の反力(W)が作用する。これら操作力
(P)、反力(W)の作用により、上記支点である突起
部111にも矢印図示方向の力(F)が作用する。とこ
ろで、当該突起部111に作用する力(F)の、その方
向は、上記切欠溝212の開口方向とは、約90°位相
が異なるようになっている。すなわち、上記切欠溝21
2の開口方向は、当該切欠溝212の形成されるステー
部21等の設置されるベース部29の面に対して、ほぼ
直角の方向になるようになっている。これらのことか
ら、図5において、切欠溝212の開口方向とベース部
29の面との間の角度であるθの値は、90°以下にな
るようになっている。すなわち、θ≦90°の関係式が
成り立つように、上記切欠溝212の開口方向が設定さ
れている。
【0015】このような構成において、上記凹陥部28
の外側には、上記ステー部21、21’と並立するよう
にスプリング保持部22が設けられている。このスプリ
ング保持部22及び上記ステー部21の一部には、図1
に示す如く、スプリング3のコイル部33を支持するス
プリングホルダ222、222’が設けられている。な
お、このスプリング保持部等については、この外に、図
4に示すような他の例(他の実施例)のものも挙げられ
る。この、他の実施例のものは、スプリング3のコイル
部33を支持するスプリングホルダ23が、ステー部2
1の一部に片持ち梁状(カンチレバー状)に形成されて
いるものである。そして、スプリング3の一端部39を
支持するスプリング係合部24が、上記凹陥部28の外
側から直立するように別個設けられている構成からなる
ものである。そして、このスプリング係合部24の係合
溝249等に、スプリング3の上記一端部39が係合さ
れるようになっているものである。
【0016】このような構成からなるスプリングホルダ
222、222’、23、及びスプリング係合部24等
にて保持されるスプリング3は、図1及び図4に示す如
く、コイルスプリング等からなるものであり、上記スプ
リングホルダ222、222’、23に装着されるコイ
ル部33を有することを基本とするものである。そし
て、一方の端部39は、スプリング係合部24等に係合
するとともに、他方の端部31は、上記レバー部11、
11’の先端部に形成されたスプリング係合穴112に
係合するようになっているものである。
【0017】このような構成からなるハンドル本体1の
両レバー部11、11’が、ケース2の凹陥部28に形
成される切欠部27、27’内に挿入され、更に、この
ような状態において、上記レバー部11、11’の先端
部に形成された突起部111が、上記ケース2に設けら
れたステー部21、21’の先端部に形成された各係合
部211内に、当該係合部211に連続して形成された
切欠溝212を経由することによって嵌入(係合)され
る。これによって、ハンドル本体1とケース2とが結合
されて一体化され、ドアハンドル装置が形成されるよう
になっている。
【0018】このような構成からなる本実施例の作用等
について説明する。本実施例の作用も、基本的には、上
記作用の欄のところで説明したものと同じである。すな
わち、上記の如く、ハンドル本体1が、レバー部11、
11’を介して上記ケース2のステー部21、21’に
連結されることによって、ドアハンドル装置が形成され
る。そして、このようにしてハンドル本体1とケース2
とが一体化された後は、上記レバー部11、11’の先
端部に形成された突起部111の挿入される(係合され
る)上記ステー部21、21’の係合部211周りに
は、オーバハング部218、219(図2及び図3参
照)が設けられていることより、このオーバハング部2
18、219の作用により、上記突起部111は上記係
合部211から、容易には、外れたりすることが無い。
【0019】また、上記ハンドル本体1が操作され、把
手部12に力(P)が作用すると、その力は、図5に示
すように各部に作用することとなるが、突起部111に
作用する力(F)の方向と上記切欠溝212の開口方向
とが相対的に約90°異なるようになっているので、上
記ハンドル本体1の操作中は、当該ハンドル本体1は上
記ケース2から脱落したりすることが無い。
【0020】これに対して、上記ハンドル本体1をケー
ス2内に装着する、すなわち、一体化するに当っては、
上記レバー部11、11’の先端部に形成された突起部
111を、上記ステー部21、21’の先端部に形成さ
れた係合部211内に押し込む(係合させる)ことによ
って、簡単に装着作業が行なわれることとなる。しか
も、上記係合部211を有するステー部21、21’
は、プラスチック材にて形成されているものであり、あ
る程度の弾力性を有するものである。従って、上記装着
作業は比較的簡単に行なわれる。一方、一度装着された
後は、上記弾力性の作用により、上記突起部111は上
記係合部211から簡単には外れたりすることが無い。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、車両用ドアの開閉の際
に操作されるハンドル本体と、当該ハンドル本体を収納
し、本ドアハンドル装置全体を車両用ドアに装着する役
目を果たすケースと、当該ケースと上記ハンドル本体と
の間に設けられ、当該ハンドル本体に上記ケース内への
復帰力を与えるスプリングとからなるドアハンドル装置
に関して、上記ハンドル本体を、把手部とレバー部とか
らなるようにし、当該レバー部の一端部に、ヒンジピン
の役目を果たす円柱状の突起部を設け、更に、これら構
成からなるハンドル本体をプラスチック材にて一体的に
成形するとともに、一方、当該ハンドル本体の収納され
るケースを、ドア側に装着されるベース部と、当該ベー
ス部に設けられる支柱状のステー部と、上記スプリング
を保持するスプリング保持部とからなるようにし、更
に、上記ステー部の一部に、上記ハンドル本体のレバー
部に設けられた突起部の嵌合される(係合される)係合
部を設けるとともに、同じく上記ステー部の一部に、上
記係合部に連続して形成されるものであって、当該係合
部の形状に対してオーバハング部を有するように形成さ
れる切欠溝を設け、更に、これら構成からなるケースを
プラスチック材にて一体的に成形し、これら構成からな
る上記ハンドル本体のレバー部に設けられた突起部を、
上記ケースのステー部に設けられた係合部に係合させ、
これによって、上記ハンドル本体とケースとを一体化さ
せるようにした構成を採ることとしたので、金属製のヒ
ンジピン等を用いることなく、上記ハンドル本体とケー
スとを連結させることができるようになり、これによっ
て組付作業(組立作業)の効率向上を図ることができる
ようになった。また、この組立作業において、複雑な治
具等を用意する必要が無くなった。更には、上記金属製
ヒンジピンが不必要となったことにより、部品点数が削
減化され、これによって、部品管理を初めとした管理コ
ストの低減化、延いてはドアハンドル装置全体のコスト
低減化を図ることができるようになった。また、上記部
品点数の削減化により重量(質量)の軽減化を図ること
ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す展開斜視図である。
【図2】本発明の主要部をなすハンドル本体とケースと
の間のヒンジ結合部周りの構成を示す横断面図である。
【図3】本発明の主要部をなすハンドル本体とケースと
の間のヒンジ結合部周りの構成を示す縦断面図である。
【図4】本発明にかかるスプリング保持部についての他
の実施例の構成を示す部分断面図である。
【図5】ハンドル本体が操作されたときのレバー部とス
テー部との間の力の作用状態を示す図である。
【図6】従来例の全体構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ハンドル本体 11 レバー部 11’ レバー部 111 突起部 112 スプリング係合穴 12 把手部 2 ケース 21 ステー部 21’ ステー部 211 係合部 212 切欠溝 218 オーバハング部 219 オーバハング部 22 スプリング保持部 222 スプリングホルダ 222’ スプリングホルダ 23 スプリングホルダ 24 スプリング係合部 249 係合溝 27 切欠部 27’ 切欠部 28 凹陥部 29 ベース部 3 スプリング 31 端部 33 コイル部 39 端部 5 ロッド
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 1/00 301 B60J 5/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用ドアに用いられるものであって、
    当該車両用ドアの開閉の際に操作されるハンドル本体
    と、当該ハンドル本体を収納し、本ドアハンドル装置全
    体を上記車両用ドアに装着する役目を果たすケースと、
    当該ケースと上記ハンドル本体との間に設けられ、当該
    ハンドル本体に上記ケース内への復帰力を与えるスプリ
    ングとからなるドアハンドル装置において、上記ハンド
    ル本体を、把手部とレバー部とからなるようにし、当該
    レバー部の一端部に、ヒンジピンの役目を果たす円柱状
    の突起部を設け、更に、これら構成からなるハンドル本
    体をプラスチック材にて一体的に成形するとともに、一
    方、当該ハンドル本体の収納されるケースを、ドア側に
    装着されるベース部と、当該ベース部に設けられるもの
    であって上記レバー部を挟むように2本並列の状態で設
    けられる支柱状のステー部と、上記スプリングを保持す
    るスプリング保持部と、からなるようにし、上記ステー
    部の一部に、上記ハンドル本体のレバー部に設けられた
    突起部の嵌合される係合部を設けるとともに、同じく上
    記ステー部の一部に、上記係合部に連続して形成される
    ものであって、当該係合部の形状に対してオーバハング
    部を有するように形成される切欠溝を設け、更に、これ
    ら構成からなるケースをプラスチック材にて一体的に成
    形し、これら構成からなる上記ハンドル本体のレバー部
    に設けられた突起部を、上記ケースのステー部に設けら
    れた係合部に係合させるようにした構成からなることを
    特徴とするドアハンドル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のドアハンドル装置におい
    て、ケースに設置される上記ステー部の、その先端部に
    形成される切欠溝の開口方向を、ケースに形成されるベ
    ース部の面に対してほぼ直角の方向を成すように設定し
    たことを特徴とするドアハンドル装置。
  3. 【請求項3】 車両用ドアに用いられるものであって、
    当該車両用ドアの開閉の際に操作されるハンドル本体
    と、当該ハンドル本体を収納し、本ドアハンドル装置全
    体を上記車両用ドアに装着する役目を果たすケースと、
    当該ケースと上記ハンドル本体との間に設けられ、当該
    ハンドル本体に上記ケース内への復帰力を与えるスプリ
    ングとからなるドアハンドル装置において、上記ハンド
    ル本体を、平板状の把手部と、当該把手部を基礎にして
    当該把手部の両端部付近から直立するように設けられた
    L字状のレバー部とからなるようにし、当該レバー部の
    先端部にヒンジピンを形成する円柱状の突起部を設け、
    更に、これら構成からなるハンドル本体をプラスチック
    材にて一体的に成形し、一方、当該ハンドル本体の収納
    されるケースを、中央部に凹陥部を有するとともに、そ
    の両端部に切欠部を有する船底形のベース部と、上記凹
    陥部の外側であって、かつ、上記切欠部の周りから突出
    するように設けられるとともに上記レバー部を挟むよう
    に2本並列の状態で設けられる支柱状のステー部と、上
    記スプリングの保持されるスプリング保持部と、からな
    るようにし、上記ステー部の先端部に、上記ハンドル本
    体のレバー部に設けられた突起部の係合される係合部を
    設けるとともに、同じく上記ステー部の先端部に、上記
    係合部に連続して形成されるものであって、当該係合部
    の形状に対してオーバハング部を有するように形成され
    た切欠溝を設け、更に、このような構成からなるケース
    をプラスチック材にて一体的に成形し、これら構成から
    なる上記ハンドル本体のレバー部先端部に形成された上
    突起部を、上記ケースのステー部先端部に形成され
    た係合部に係合させ、これによって、上記ハンドル本体
    とケースとを一体化させるようにした構成からなること
    を特徴とするドアハンドル装置。
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