JP3319654B2 - シート後処理装置 - Google Patents

シート後処理装置

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JP3319654B2
JP3319654B2 JP12704794A JP12704794A JP3319654B2 JP 3319654 B2 JP3319654 B2 JP 3319654B2 JP 12704794 A JP12704794 A JP 12704794A JP 12704794 A JP12704794 A JP 12704794A JP 3319654 B2 JP3319654 B2 JP 3319654B2
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unit
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浩文 山下
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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    • B65H2511/40Identification
    • B65H2511/414Identification of mode of operation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート出力装置から出
力(排出)されるシート(紙葉類・冊子類)をソートビ
ンに分類・収納処理する機能、更にはソートビンに分類
・収納処理されたシート束を綴じ処理する機能を有する
シート後処理装置に関する。
【0002】上記において、シート出力装置は、例えば
印刷装置・複写機等の画像形成装置、書類・カタログ等
の分類仕分けをするコレータ等の分類装置などである。
【0003】シート後処理装置は多数のソートビンを有
するビンユニット移動型等の丁合装置(ソータ)であ
る。
【0004】
【従来の技術】図20に従来装置の一例を示した。10
0はシート出力装置としての印刷装置や複写機等であ
る。200はこのシート出力装置のシート排出口101
側に連設したシート後処理装置である。本例の該シート
後処理装置200はビンユニット移動型の丁合装置であ
る。
【0005】シート出力装置100の稼働により印刷済
み或いは複写済みシートが順次に排紙ローラ102によ
りシート排出口101から機外へ排出される。
【0006】シート出力装置100のシート排出口10
1に対して丁合装置200のシート受入れ口201が臨
んでおり、シート出力装置100からの排出シートはこ
の口201から丁合装置200に入り、丁合装置側の引
き込みローラ202により丁合装置内へ引き込まれる。
【0007】丁合装置200において、203はシート
進路切替えフラッパ、204はノンソート用のシートパ
ス、205はノンソート用のシート蹴り出しローラ、2
06はソート用シートパス、207はソート用のシート
蹴り出しローラであり、ノンソート用のシート蹴り出し
ローラ205よりも下位に位置する。これ等の部材20
1〜207は丁合装置本体208に対して定置配設され
ている。
【0008】209は複数のソートビン2101 〜21
n を上下多段に配設したビンユニットであり、このビ
ンユニット209は丁合装置本体208に対して上下方
向に移動可能であり、モータM・リードカム等を含む不
図示の昇降動機構により丁合装置本体208に対して昇
降動される。
【0009】a)ノンソートモード時 このモードが指定されたときは、ビンユニット209は
最上段の第1ビン2101 をノンソートビンとして、こ
の第1ビン2101 が図の実線示のようにノンソート用
のシート蹴り出しローラ205の位置に対応した位置と
なる高さ位置(ビンユニットのホームポジション)に移
動保持される。
【0010】フラッパ203はシート引き込みローラ2
02で引き込んだシートをノンソート用シートパス20
4側へ案内する姿勢に切替え保持される。これによりシ
ート出力装置100から丁合装置200へ導入されたシ
ートは全てビンユニット209のノンソートビンとして
の該最上段の第1ビン2101 上にノンソート用のシー
ト蹴り出しローラ205により送り込まれて積載・収納
される。
【0011】b)ソートモード時 このモードが指定されたときは、ビンユニット209は
上記のノンソートビンとしての最上段の第1ビン210
1 がソート用のシート蹴り出しローラ207の位置に
対応した高さ位置に移動される。
【0012】フラッパ203はシート引き込みローラ2
02で引き込んだシートをソート用シートパス206側
へ案内する姿勢に切替え保持される。
【0013】これにより、シート出力装置100から丁
合装置200へ導入された1枚目のシートはまず第1ビ
ン2101 上にソート用のシート蹴り出しローラ20
7により送り込まれる。
【0014】ビンユニット209はシート出力装置のシ
ート送り出しに同期してモータM・リードカム等を含む
昇降動部の動作によりビン1段分ずつの上昇移動駆動が
なされるとともに、ソート用のシート蹴り出しローラ2
07の位置において公知のようにリードカムにより所定
のソートビン間が開かれてシートの受け入れ体勢が整え
られる。
【0015】第1ビン2101 へのシートの送り込み
が終了すると、ビンユニット209がビン1段分上昇動
され、シート蹴り出しローラ207の位置において第1
ビン2101 と第2ビン2102 の間(間口)が開か
れて第2ビン2102 に対して次のシートの送り込みが
なされる。
【0016】このようなビンユニット209のビン1段
毎の上昇動作と、ビン間の開き動作が順次に実行されて
いくことで、ビンユニット209の第1ビン2101
ら所定部数に対応した段位のビンまでの各ビンに対する
1ページ目シートの送り込みが順次になされる。
【0017】各ビンに対する2ページ目シートの送り込
みは、本例の場合は上昇移動しているビンユニット20
9が下降されて再び第1ビン2101 がソート用のシ
ート蹴り出しローラ207の位置に対応した高さ位置に
戻される。これにより各ソートビンに分配済みの印刷シ
ートのインキの乾き時間をかせぎ、次ぎの分配シートと
の摺擦による印字こすれ等を防止できる。
【0018】このようにしてビンユニット209の上昇
動・下降動が繰り返し実行させることで所定部数に対応
する数の、第1ビン2101 以下のビンに対してそれぞ
れ所定枚数1部ずつのシートが積載されて分類・収納さ
れる。
【0019】c)シート束の綴じ処理モード 各ビンに分類・収納された積載シート束を更に綴じ処理
する手段としてのステイプラ(不図示)をソート用のシ
ート蹴り出しローラ207の位置に配設具備させ、ビン
ユニット209を1ビンずつ下降シフト動作させて最後
のビンのシート束から第1ビン2101 のシート束まで
綴じ処理動作を順次に行なわせる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
(A)而して、従来のシート後処理装置としての丁合装
置は、ノンソートモードとソートモードは択一的であ
り、ノンソートモードが選択されたときは、ビンユニッ
ト209はノンソートビンとしての最上段の第1ビン2
101 がノンソート用のシート蹴り出しローラ205に
対応位置した高さ位置(ホームポジション)に保持され
て実行されるので、ノンソートモードの実行の間はビン
シフト動作を許可することはできない。
【0021】またソートビンに分類・収納されたシート
束の綴じ処理はビンユニット209を1ビンずつステー
プラ位置にシフトさせながら実行させるため、ノンソー
トモードの実行の間はシート綴じ処理手段としてのステ
イプル駆動ユニットとビンユニットのシフト動作を許可
することはできない。
【0022】そこで本発明はノンソートモードの実行中
であっても、ソートビンに分配・収納済みのシート束を
綴じる動作を可能にしたものを提供することを第1の目
的とする。
【0023】(B)従来のシート後処理装置としての丁
合装置は、マニュアルステイプルキーにより丁合装置内
にあるステイプル駆動ユニットの動作を許可すると、ソ
ートビンに排出されたシート束を1ビンシフトしながら
綴じ動作を行なう。よって、シート出力装置からのノン
ソートモードを許可すると、丁合装置のビンユニットは
動作禁止となるため並列動作を許可することができなか
った。即ち、例えば、シート束を綴じる動作中に影響の
ない動作モードを行なうことが不可能なため、タイムロ
スの不具合があった。
【0024】そこで本発明はシート束を綴じる動作中に
影響のない動作モードを許可することを可能にしたもの
を提供することを第2の目的とする。
【0025】(C)従来のシート後処理装置としての丁
合装置は、ソートモード動作で所定段数の各ビンに分配
・収納され終ったシート束を、次いで綴じ処理手段で綴
じ処理する動作と、ノンソートビンとしての第1ビンに
ノンソートモードでシートを送り込み積載する動作を並
行させて実行することが不可能であり、タイムロスの不
具合がある。
【0026】そこで本発明は上記の両動作の並行動作を
可能としたものを提供することを第3の目的とする。
【0027】(D)従来のシート後処理装置としての丁
合装置は、所定段数の各ソートビンに分配・収納させた
シート束を、次いで綴じ処理手段で綴じ処理させ終った
ときのビンユニットは下方に下がり切った位置にあるた
め各ビンからシート束を取り出す場合にかがみ込む姿勢
となり取り出しずらい不具合があった。
【0028】そこで本発明はソート動作終了後もしくは
シート束の綴じ動作終了後のソートビン内からのシート
束の取り出しが容易にできるようにすることを第4の目
的とする。
【0029】(E)従来のシート後処理装置としての丁
合装置は、シート束を綴じるときにシート束厚等により
起きる針ジャムの解除についてシート出力装置からの制
御が不可能であった。即ち、例えば、針ジャムを起こし
た場合の解除法として丁合装置の電源をOFFし、再度
電源をONしなければならず非常に困難である。
【0030】そこで本発明は、針ジャムが生じても、シ
ステム全体を停止させることなくシート出力装置を復帰
させることができるようにしたものを提供することを第
5の目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とするシート出力装置におけるシート後処理装置であ
る。
【0032】
【0033】(1)シート出力装置と、複数のソートビ
ンにシートを分類・収納する丁合装置とを連絡してシー
ト出力装置から排出されるシートを丁合装置へ導入する
連絡手段と、前記丁合装置とは独立に設けられ、前記
ート出力装置から排出されるシートを積載収納するノン
ソート用排紙トレイと、前記シート出力装置から排出さ
れるシートを前記連絡手段を介して前記丁合装置へ導入
する動作モードと、前記シート出力装置から排出される
シートを前記ノンソート用排紙トレイへ導入する動作モ
ードとを選択切替えする切替手段とを有し、前記シー
ト出力装置から排出されるシートを前記ノンソート用排
紙トレイへ導入する動作モードが選択されて前記ノンソ
ート用排紙トレイに対するシートの積載動作中におい
て、前記丁合装置のソートビンにシート束を手差し挿入
し、前記丁合装置に設けられたマニュアルステイプルキ
ーを押すことによってシート束を綴じる動作をおこなう
ことが可能であることを特徴とするシート後処理装置。
【0034】(2)シート出力装置と、複数のソートビ
ンにシートを分類・収納する丁合装置とを連絡してシー
ト出力装置から排出されるシートを丁合装置へ導入する
連絡手段と、前記丁合装置とは独立に設けられ、前記
ート出力装置から排出されるシートを積載収納するノン
ソート用排紙トレイと、前記シート出力装置から排出さ
れるシートを前記連絡手段を介して前記丁合装置へ導入
する動作モードと、前記シート出力装置から排出される
シートを前記ノンソート用排紙トレイへ導入する動作モ
ードとを選択切替えする切替手段とを有し、前記シート
出力装置から排出されるシートを前記連絡手段を介して
前記丁合装置へ導入する動作モードが選択されて複数の
ソートビンにシートを積載し、最終シートを積載した
後、前記丁合装置に設けられたマニュアルステイプルキ
ーを押しシート束を綴じる動作中において、前記シート
出力装置から排出されるシートを前記ノンソート用排紙
トレイに積載収納する動作モードを許可することが可能
であることを特徴とするシート後処理装置。
【0035】(3)シート出力装置と、複数のソートビ
ンにシートを分類・収納する丁合装置とを連絡してシー
ト出力装置から排出されるシートを丁合装置へ導入する
連絡手段と、前記丁合装置とは独立に設けられ、前記
ート出力装置から排出されるシートを積載収納するノン
ソート用排紙トレイと、前記シート出力装置から排出さ
れるシートを前記連絡手段を介して前記丁合装置へ導入
する動作モードと、前記シート出力装置から排出される
シートを前記ノンソート用排紙トレイへ導入する動作モ
ードとを選択切替えする切替手段とを有し、前記シート
出力装置から排出されるシートを前記連絡手段を介して
前記丁合装置へ導入する動作モードが選択されて複数の
ソートビンにシートを積載し、最終シートを積載した
後、その複数のソートビン内のシート束を取り除かずに
そのままの状態において、シート束を綴じる動作と、
シート出力装置から排出されるシートを前記ノンソー
ト用排紙トレイへ導入する動作モードの並行処理モード
を許可することが可能であることを特徴とするシート後
処理装置。
【0036】
【0037】(4)シート出力装置から排出されるシー
トを複数のソートビンに分類・収納する丁合装置と、
ソートビンに積載収納されたシート束を前記ソートビ
ンごとに順次に綴じ止め処理する綴じ手段と、該綴じ手
段で生じた針ジャム信号を前記シート出力装置に知らせ
る手段と、を有し、 前記シート出力装置から前記丁合装
置に発せられる針ジャム解除信号により前記綴じ手段で
生じた前記針ジャム信号を解除することをことを特徴と
するシート後処理装置。
【0038】
【作用】 .即ち本発明はノンソート用排紙トレイを丁合装置と
は独立させて具備させて丁合装置のソートビンの移動動
作と無関係な部材としたことで、シート出力装置から排
出されるシートをノンソート用排紙トレイへ導入するノ
ンソートの動作モードが選択されてシート出力装置から
排出されるシートをノンソート用排紙トレイに積載動作
中であっても、丁合装置のソートビンにシート束を手差
し挿入し、丁合装置に設けられたマニュアルステイプル
キーを押すことによってシート束を綴じる動作を行なう
ことが可能となり、ノンソート動作の終了を待たずにス
テイプル動作を実行させる並列処理を行なことができ
て、時間短縮することができる。
【0039】.シート出力装置から排出されるシート
を前記連絡手段を介して丁合装置へ導入するソートの動
作モードが選択されて、丁合装置の複数のソートビンに
シートを積載し、最終シートを積載した後、丁合装置に
設けられたマニュアルステイプルキーを押しシート束を
綴じる動作中であっても、シート出力装置から排出され
るシートをノンソート用排紙トレイに積載収納するノン
ソートの動作モードを引き続き許可することにより、ス
テイプル動作を待たずにノンソートのシートのノンソー
ト用排紙トレイに対する積載動作を実行する並列処理を
行なうことができ、時間短縮することができる。
【0040】.シート出力装置から排出されるシート
を前記連絡手段を介して丁合装置へ導入するソートの動
作モードが選択されて丁合装置の複数のソートビンにシ
ートを積載し、最終シートを積載した後、その複数のソ
ートビン内のシート束を取り除かずにそのままの状態に
おいて、シート束を綴じる動作と、シート出力装置から
排出されるシートをノンソート用排紙トレイに積載する
動作の並行処理モードを許可することが可能となり、シ
ート出力装置からステイプルモードを指定すれば、ノン
ソートモードとオートステイプルモードを個々に操作す
ること無しに操作できる。
【0041】.シート出力装置から排出されるシート
を複数のソートビンに分類・収納する丁合装置と、ソー
トビンに積載収納されたシート束をソートビンごとに順
次に綴じ止め処理する手段を有し、丁合装置にシートを
排出後、動作終了後、前記シート束綴じ止め処理手段を
動作させる前に、丁合装置内の複数ソートビンが1ビン
目に復帰することで、ソート終了後またはステイプル終
了後、丁合装置のビンユニットは上昇しているためソー
トビン内のシート束がとりやすくなる。
【0042】.シート出力装置から排出されるシート
を複数のソートビンに分類・収納する丁合装置と、ソー
トビンに積載収納されたシート束をソートビンごとに順
次に綴じ止め処理する手段と、該シート束綴じ止め処理
手段で生じた針ジャム信号をシート出力装置に知らせる
手段と、シート出力装置から丁合装置に針ジャム解除信
号を知らせる手段を有し、前記針ジャム解除信号により
前記シート束綴じ止め処理手段で生じた針ジャム信号を
解除することで、シート出力装置の電源を切ることなく
シート出力装置の操作パネルから丁合装置内の制御装置
(針ジャムフラグ)を解除することができる。
【0043】
【実施例】図1は本発明のシート後処理装置の一実施例
の外観斜視図、図2はその概略構成図である。
【0044】本例のシート後処理装置は、丁合装置を2
台連設して使用した重連型の装置である。
【0045】1はシート出力装置である。2はこのシー
ト出力装置1のシート排出口a側に連設した1連目の丁
合装置(以下、ソータと記す)である。6はこの1連目
のソータ2の次位に連設した2連目のソータである。1
連目と2連目のソータ2・6は所定の間隔をあけて着脱
自在の連結部材50で一連に連結させてある。
【0046】3はシート出力装置1のシート排出口aと
1連目のソータ2とを橋渡しする第1の中間搬送ユニッ
ト、5は1連目と2連目のソータ2・6間を橋渡しする
第2の中間搬送ユニットである。
【0047】本実施例の装置は2台のソータ2・6を連
設したものであるが、2連目のソータ6以降に2連目と
同様のソータを図2の2点鎖線示のように3連目・4連
目・・・・と順次に連結部材50で一連に結合させて多連に
増設使用することができる。
【0048】(1)シート出力装置1 シート出力装置1は印刷機・複写機・コレータなど任意
である。本実施例では孔版印刷装置である。この孔版印
刷機は公知である。簡単に述べると、該装置1の内部に
は図には省略したけれども、インキ供給パイプを兼用し
た軸で支持され、その外周面に穿孔されたマスタを巻装
し、時計回り方向に回転駆動される版胴と、給紙装置で
搬送されたシート(印刷用紙)を版胴の外周面に押しつ
けて印刷を行うプレスローラーと、版胴の外周面よりシ
ートを剥離する剥離爪等があり、印刷済みシートが排出
手段1aにより装置1のシート排出口aより機外へ順次
に排出される。
【0049】(2)1連目のソータ2 1連目のソータ2は多数のソートビンを有するビンユニ
ット移動型の装置であり、このビンユニット移動型のソ
ータ自体は公知であるからその説明は簡単にとどめる。
即ち、7は複数のソートビン81 〜8n を上下多段に配
設したビンユニットであり、このビンユニット7はソー
タ本体に対して上下方向に移動可能であり、モータM・
リードカム17等を含む不図示の昇降駆動部9によりソ
ータ本体に対して昇降動される。また所定の下降位置ま
で下げられた、ホームポジションにあるビンユニット7
の最上段の第1ビン81 の位置に対応する高さ位置には
シート束綴じ手段としてのステイプラユニット14を配
設してある。
【0050】シート出力装置1のシート排出口aとこの
1連目のソータ2とを橋渡しする第1の中間搬送ユニッ
ト3と、1連目と2連目のソータ2・6を橋渡しする第
2の中間搬送ユニット5は1連目のソータ2に具備させ
てある。
【0051】(3)2連目のソータ6 2連目のソータ6も上記1連目のソータ2と同様にビン
ユニット移動型の装置であり、複数のソートビン81
n を上下多段に有し、ソータ本体に対して上下方向に
移動可能なビンユニット7、モータM・リードカム17
等を含むビンユニット昇降駆動部9、ステイプラユニッ
ト14等を有するものである。該2連目のソータ6の本
体後面板には前倒れ傾斜(装置本体内方へ倒れ傾斜)の
スロープ部10を設けてある。
【0052】(4)第1の中間搬送ユニット3(図3) シート出力装置1と1連目のソータ2とを橋渡しする第
1の中間搬送ユニット3は1連目のソータ2側に具備さ
せてあり、シートシュツリョク装置1と1連目のソータ
2との連絡手段としての、モータ40で駆動されるベル
ト搬送式の中間搬送部31と、その上方に位置させたノ
ンソート用排紙トレイ32を具備している。
【0053】この第1の中間搬送ユニット3は図3の
(a)のように昇降動機構4によりシート出力装置1に
対して全体に所定に下降されて、ノンソート用排紙トレ
イ32がシート出力装置1のシート排出口aに対応して
シート出力装置1から出力されるシートを受け入れる状
態に位置した第1切替え位置と、(b)のように所定に
上昇されて中間搬送部31がシート出力装置のシート排
出口aに対応してシート出力装置1から出力されるシー
トを引き継ぐ状態に位置した第2切替え位置とに昇降切
替え移動される。
【0054】即ち、中間搬送部31とノンソート用排紙
トレイ32は、縦長ガイド穴33とガイドピン34によ
りソータ2の本体に対して上下動可能なフレーム35に
配設してあり、上記のフレーム35は上下のスプロケッ
ト36・37間に懸回されたチェーン38に連結されて
いて、下側のスプロケット36が正逆転モータ39で正
逆転駆動されることによるチェーン38の正逆転に伴な
い上下移動される。
【0055】中間搬送ユニット3はモータ39が正転さ
れることで縦長ガイド穴33の下端とガイドピン34と
で規制される下降終点まで下降し、その下降が第1セン
サ(ノンソート位置センサ)S1に検知されることでモ
ータ39の正転が停止・ロックされて前述図3の(a)
の第1切替え位置に保持される。
【0056】またモータ39が逆転されることで縦長ガ
イド穴33の上端とガイドピン34とで規制される上昇
終点まで上昇し、その上昇が第2センサ(ソート位置セ
ンサ)S2に検知されることでモータ39の逆転が停止
・ロックされて前述図3の(b)の第2切替え位置に保
持される。
【0057】ノンソート用排紙トレイ32はフレーム3
5に対してヒンジ軸41を中心に図3の(b)の2点鎖
線示のように開き回動することができ、開き回動される
と第3センサS3がOFFして該トレイ32が開き回動
されたことが検知される。このトレイ32を開き回動す
ることで中間搬送部31でのジャムシートの除去作業等
が容易にできる。32aはノンソート用排紙トレイ32
に具備させたサイドガイドである。
【0058】第1の中間搬送ユニット3の第1・第2の
切替え位置への昇降移動は、シート出力装置1の制御装
置(不図示)からのシリアル通信により制御を行う。
【0059】(5)第2の中間搬送ユニット5(図4) 1連目と2連目のソータ2・6間を橋渡しする第2の中
間搬送ユニット5はそのシート搬送方向上流側の端部
を、1連目のソータ2のビンユニット7のユニット枠に
対して最下段のソートビン8n の下位において軸30を
中心に回動可能に軸着支持させてある。
【0060】またシート搬送方向下流側の端部にはガイ
ドコロ19を設けてあり、そのガイドコロ19を2連目
のソータ6のソータ本体後面板に設けた前記前倒れ傾斜
のスロープ部10に受け止めさせてある。
【0061】従ってこの第2の中間搬送ユニット5はそ
の重量が1連目のソータ2のビンユニット7と、2連目
のソータ6の上記スロープ部10とに分担して支持され
た状態となる。
【0062】図4はこの第2の中間搬送ユニット5の一
部切り欠き斜視図を示している。このユニット5は搬送
部本体23と、この搬送部本体のシート搬送方向上流側
と下流側とに配設した細切れ状のローラー20と、該上
流側と下流側の各ローラー間に張設され、その表面に複
数の開口を有する複数の無端ベルト21と、搬送部本体
23の下部に配設した吸引ファン22とから主に構成さ
れている。
【0063】搬送部本体23は、平箱型の筐体25と天
板24とから一体的に構成されている。ローラー20の
軸28,30は搬送部本体23に回転自在に軸受支持さ
れており、形状はクラウン形状とし、無端ベルト21は
常に同位置を保つ。その軸端にタイミングベルト(図示
せず)を介してモータ(図示せず)の駆動力が伝達され
て、無端ベルト21がシート搬送方向に回転駆動され
る。
【0064】搬送部本体23の天板24のシート搬送方
向下流側端部には、天板24を上方に折り曲げた第1の
ジャンプ台26と、第2のジャンプ台27がそれぞれ形
成されている。
【0065】第1のジャンプ台26はシート(特にラー
ジサイズ)に対し搬送方向に水平な方向に腰を与え、シ
ートをソートビン8内にスムースに排出することを目的
としている。水平面に対する角度θに相当する角度は5
〜15度が望ましいことが実験より求められている。
【0066】第2のジャンプ台27は印刷用紙に対し搬
送方向に直角な方向に曲げ、印刷用紙排出角度をソート
ビン8とほぼ合わせることにより、印刷用紙同士の擦れ
を防ぐことを目的としている。
【0067】天板24の第2のジャンプ台27の近傍に
吸引口29を複数個配置し、無端ベルト21に印刷用紙
を強く吸着し、ソートビン8へ排出するときの蹴り出し
力を高めている。
【0068】19は前述したようにこの第2の中間搬送
ユニット5のシート搬送方向下流側の端部に設けられ、
2連目のソータ本体7のスロープ部10に当接するガイ
ドコロである。
【0069】上記第2の中間搬送ユニット5は1連目の
ソータ2のビンユニット7のユニット枠に対して最下段
のソートビン8n の下位において後付けで軸30を中心
に回動可能に軸着支持させてある。また取外してしまう
ことができる着脱自在のユニット部材である。2連目の
ソータ6のない場合は不必要であるから、取付けられな
い、または取外される。
【0070】また2連目のソータ6以降に2連目と同様
のソータを3連目・4連目…と順次に連結部材50で一
連に結合させて多連に増設使用する場合には最終ソータ
を除く各増設ソータのビンユニット7のユニット枠に対
して2連目のソータ6の場合と同様に最下段のソートビ
ン8n の下位において軸30を中心に回動可能に軸着支
持させて取付け、シート搬送方向下流側の端部のガイド
コロ19を次位のソータ本体の後面板のスロープ部10
に受止め支持させた状態にして各連結ソータ間を連結さ
せるようにする。
【0071】1連目のソータ2に具備させた、該1連目
のソータ2とシート出力装置1とを連絡する前述の第1
の中間搬送ユニット3も上記第2の中間搬送ユニット5
と同様の構造である。ただしガイドコロ19は有さな
い。
【0072】(6)ステイプラユニット14(図5) 図5の(a)はステイプラユニット14の側面図、
(b)・(c)はステイプラ揺動ユニットの揺動時の平
面図である。
【0073】ステイプラユニット駆動系は、ステイプラ
ユニット14とステイプラ揺動ユニット15から構成さ
れている。
【0074】ステイプラユニット14はステイプルモー
タ61とステイプル動作ホームポジション62からな
る。ステイプル動作ホームポジション62はセンサがO
Nしている状態がホームポジションであり、カム(図示
しない)が1回転する間ステイプル動作が行われる。ス
テイプルモータ61はソータのCPUからの駆動信号に
より制御される。また、ステイプル位置紙センサ63に
より紙(シート)の有無しをチェック、針なしセンサ6
4は針の有り無しをチェックしている。安全スイッチ6
5はビン内のステイプル位置などに指などが入った場
合、アクチュエータ(図示しない)が持ち上げられ、該
スイッチ65がOFFする。
【0075】次に、ステイプラ揺動ユニット15は、揺
動モータ66、ステイプラ位置セットセンサ67、ステ
イプラ揺動センサ68からなり、ステイプラユニット1
4がホームポジションにあるとき、前記揺動センサ68
がOFF、前記位置セットセンサ62がOFFのときで
ある。また、ステイプラユニット14がステイプル位置
にあるとき、前記揺動センサ58がOFF、ステイプラ
位置セットセンサ62が0Nのときである。
【0076】(7)動 作(図2、図6〜図8) 1連目及び2連目の各ソータ2・6は該ソータ側の不図
示の電気的制御部とシート出力装置(孔版印刷装置)1
側の不図示の制御部とを電路を介して電気的に連絡させ
てある。
【0077】.ノンソートモード時 このモードが選択されたときはシート出力装置1と1連
目のソータ2とを橋渡しする第1の中間搬送ユニット3
は第1切替え位置に切替え保持される。
【0078】即ち図3の(a)のように、この第1の中
間搬送ユニット3のノンソート用排紙トレイ32がシー
ト出力装置1のシート排出口aに対応してシート出力装
置1から出力されるシートを受け入れる状態位置に下降
保持される。中間搬送部31のベルト駆動、吸引ファン
22の駆動はなされない。
【0079】この状態においてシート出力装置1からの
順次出力シートは全てこの第1の中間搬送ユニット3の
ノンソート用排紙トレイ32上に順次に蹴り出されて積
載収納される。
【0080】.ソートモード時 このモードが選択されたときは第1の中間搬送ユニット
3は第2切替え位置に切替え保持される。
【0081】即ち図2、図3の(b)のように、この第
1の中間搬送ユニット3の中間搬送部31がシート出力
装置1から出力されるシートを引き継ぐ状態位置に上昇
保持される。そして該中間搬送部31のベルト21がモ
ータ40で駆動状態となり、また吸引ファン22が駆動
状態となる。
【0082】1)本例では、印刷スタート時にシート出
力装置1の不図示の操作盤上で1連目・2連目の両ソー
タ2・6を使用するソートモードが選択されているとす
る(1連目のソータ2だけを使用するソートモードもあ
る)。
【0083】1連目及び2連目の両ソータ2・6のビン
ユニット7は何れも図1のようにソータ本体7に対して
所定の最下位のホームポジションに下降位置した状態に
初期設定される。
【0084】この状態において、1連目のソータ2のビ
ンユニット7は図2のようにその1段目(最上段)のソ
ートビン81 が第1の中間搬送ユニット3の中間搬送部
31のシート搬送方向下流側の端部位置(以下、シート
蹴り出し部と記す)に対応位置した状態で待機する。
【0085】第2の中間搬送ユニット5は1連目のソー
タ2のビンユニット7がホームポジションに下降位置し
たことで一緒に下降していて、そのシート搬送方向下流
側端部(以下、シート蹴り出し部と記す)のガイドコロ
19は、2連目のソータ6のスロープ部10の下位へ下
降して支持されており、1連目のソータ2のビンユニッ
ト7の各ソートビン81 〜8n と略同じ傾斜角姿勢とな
っている。
【0086】2)シート出力装置1で印刷がスタートす
ると、排出手段1aでシート排出口aから機外へ排出さ
れた印刷済みシートは、第1の中間搬送ユニット3の中
間搬送部31上に乗り、吸引ファン22で無端ベルト2
1上に吸引されつつ1連目のソータ2へ搬送され、シー
ト蹴り出し部の第1と第2のジャンプ台26・27によ
り、腰付けされつつ該ソータ2のビンユニット7の1段
目のソートビン81 の角度に沿って該ソートビン81
へ搬送される。
【0087】この1連目のソータ2のビンユニット7は
シート出力装置1の印刷に同期してモータM・リードカ
ム17等を含む昇降動部9の動作によりソートビン1段
分ずつの上昇移動駆動がさなれるとともに、第1の中間
搬送ユニット3の中間搬送部31のシート蹴り出し部の
位置において公知のようにリードカム17により所定の
ソートビン間が開かれてシートの受け入れ体勢が整えら
れる。
【0088】1段目のソートビン81 へのシートの送り
込みが終了するとビンユニット7がビン1段分上昇動さ
れ、第1の中間搬送ユニット3の中間搬送部31のシー
ト蹴り出し部の位置において1段目と2段目のソートビ
ン81 ・82 の間が開かれて2段目のソートビン82
対して次のシートの送り込みがなされる。
【0089】このようなビンユニット7のビン1段毎の
上昇動作と、ソートビン間の開き動作が順次に実行され
ていくことで、ビンユニット7の各段のソートビン81
〜8n に対するシートの送り込みが順次になされる。図
6は途中段のソートビンに対するシート送り込み時の状
態を示している。
【0090】3)最下段のソートビン8n に対するシー
トの送り込みが終了すると、ビンユニット7は更に図7
のように第1の中間搬送ユニット3の中間搬送部31の
シート蹴り出し部の位置に第2の中間搬送ユニット5の
シート搬送方向上流側端部が対応位置した状態となる最
上昇位置まで上昇移動される。
【0091】また第2の中間搬送ユニット5のシート蹴
り出し部はビンユニット7が上昇移動するに伴なって該
シート蹴り出し部側のガイドコロ19がこれを当接させ
た2連目のソータ6のスロープ部10を登っていき、ビ
ンユニット7が上記の最上昇位置まで上昇移動したとき
にはスロープ部10を登り切り、該スロープ部10の頂
点の水平部10aに達し、第2の中間搬送ユニット5は
1連目と2連目のソータ2・6間において略水平の姿勢
となって両装置間2・6に橋渡し連絡状態となる。この
状態においてこの第2の中間搬送ユニット5の重量は1
連目と2連目のソータとに完全に二分している形とな
る。
【0092】またこの状態において、この第2の中間搬
送ユニット5のシート蹴り出し部は2連目のソータ6に
おいて所定の最下位のホームポジションに下降位置した
状態にあるビンユニット7の最上段の第1ソートビン8
1 に対応位置した状態となる。
【0093】4)そしてこの第2の中間搬送ユニット5
の駆動が行なわれ、シート出力装置1から排出されたシ
ートは第1の中間搬送ユニット3の中間搬送部31から
1連目のソータ2へ搬送され、該1連目のソータ2を素
通りして第2の中間搬送ユニット5に乗り、該第2の中
間搬送ユニット5で2連目のソータ6へ搬送され、該ソ
ータ6のビンユニット7の第1ソートビン81 に送り込
まれる。
【0094】5)以下、1連目のソータ2の場合と同様
にこの2連目のソータ6においてビンユニット7のソー
トビン1段毎の上昇動作と、ソートビン間の開き動作が
順次に実行されていくことで図8のように所定部数分に
対応する段位のソートビンまでのシート送り込みが実行
される。
【0095】6)各ビンに対する2ページ目シートの送
り込みは本実施例装置の場合は、図8の状態から1連目
のソータ2のビンユニット7、及び2連目のソータ6の
ビンユニット7をそれぞれ下降動させて図2のように所
定の最下位のホームポジションに下降させて最初の状態
に戻し動作させる。
【0096】第2の中間搬送ユニット5は1連目のソー
タ2のビンユニット7の下降動に伴なって下降してその
シート蹴り出し部のガイドコロ19はスロープ部10を
下り移動していき、ビンユニット7が最初のホームポジ
ションまで下降動(図2)すると、ガイドコロ19もス
ロープ部10の最初の下位位置まで下り移動して戻る。
【0097】そして再び1連目のソータ2のビンユニッ
ト7の1段目のソートビン81 から2枚目のシートの分
類・収納が行われる。
【0098】7)かくして2)〜6)の動作サイクルが
所定回数繰り返し実行されることで、1連目と2連目の
ソータ2・6の、所定部数に対応する数のソートビンに
対して所定枚数1部ずつのシートが積載されて分類・収
納される。
【0099】1連目のソータ2のビンユニット7の各ソ
ートビン8に対する送り込みシートは第1の中間搬送ユ
ニット3の中間搬送部31のシート蹴り出し部の第1の
ジャンプ台26と第2のジャンプ台27にて腰付けされ
ることで各ソートビン8上にきれいに積載される。
【0100】また2連目のソータ6のビンユニット7の
各ソートビン8に対する送り込みシートは第2の中間搬
送ユニット5のシート蹴り出し部の第1のジャンプ台2
6と第2のジャンプ台27にて腰付けされることで各ソ
ートビン8上にきれいに積載される。
【0101】本実施例ではシート出力装置1が印刷装置
であることから、各ソータ2・6の所定段数分のソート
ビンに対して一のシートの分配動作が終わってから次の
シートの分配動作が開始される前に、各ソータ2・6の
ビンユニット7をそれぞれ一旦ホームポジションへ下降
復帰させる動作を行なわせることで(図8→図2)、ソ
ートビンに分配された印刷シートのインキの乾き時間を
かせぎ、次の分配シートとの摺擦による印字こすれ等を
防止するようにしているものである。シート出力装置1
がそのような処置を必要としない複写機等であれば、各
ソータ2・6の所定段数のソートビンに対して一のシー
トの分配動作が終わったら、2連目のソータ6のビンユ
ニット7をソートビン1段分づつ順次に下降させていく
ことで最後のソートビンから次のシートの分配動作を開
始させるようにしてもよく、ソータ2・6のソートビン
に対するシート分配の順序動作シーケンスは任意に設定
することができる。
【0102】.シート束の綴じ処理モード時(ステイ
プル処理モード) このモードが選択されたときは、図8のように最後のビ
ンに対する最後のシートが送り込まれた後に、図8の状
態から1連目のソータ2のビンユニット7、及び2連目
のソータ6のビンユニット7をそれぞれ下降動させて図
2のように所定の最下位のホームポジションに下降させ
て最初の状態に戻し動作させる。
【0103】次いで、1連目及び2連目の各ソータ2・
6においてそれぞれビンユニット7をビン1段分ずつ上
昇シフト移動させてステイプラユニット14を稼働させ
ることにより、1連目及び2連目の各ソータ2・6のビ
ンユニット7の1段目のビンに収納されているシート束
から順次に綴じ処理が実行されていく。
【0104】そしてシートの分配された全てのビンのシ
ート束の綴じ処理が終わると1連目及び2連目の各ソー
タ2・6のビンユニット7は図8のように上昇位置で停
止状態にされる。
【0105】これによりオペレータは屈み姿勢にならず
に各ビンから綴じ処理済みのシート束を楽に容易に取り
出すことができる。
【0106】シート束の綴じ処理をしないソートモード
の場合もソート動作が終わると1連目及び2連目の各ソ
ータ2・6のビンユニット7は図8のように上昇位置で
停止状態にすることで、この場合もオペレータは屈み姿
勢にならずに各ビンからソート済みのシート束を楽に容
易に取り出すことができる。
【0107】シートの分配された全てのビンからシート
束が取り除かれた後、1連目のソータ2のビンユニット
7、及び2連目のソータ6のビンユニット7をそれぞれ
図8の状態から下降動させて図2のように所定の最下位
のホームポジションに下降させて最初の状態に戻し動作
させる。 (8)1連目ソータ2の制御装置(図9) 図9は1連目ソータ2の制御装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
【0108】中央演算処理装置CPU30a、読み出し
専用メモリROM31a、ランダムアクセスメモリRA
M32a、入力・出力ポート33a等からなる制御装置
を備えており、ROM31aには制御プログラムが格納
され、RAM32aには、入力データや作業用データが
記憶されている。
【0109】また、入力・出力ポート33aの出力ポー
トには、シフトモータ34a(M)等の各種モータやソ
レノイド駆動手段が接続され、入力ポートには、中間搬
送パスセンサ39a等の40aから49aまでの各セン
サ及びスイッチが接続され、CPU30aがROM31
aに格納された制御プログラムに従ってパスを介して接
続された各部を制御する。
【0110】また、CPU30aはシリアルインターフ
ェース機能を備えており、シート出力装置本体のCPU
とシリアル通信を行って、シート出力装置本体からの信
号により各部を制御する。 (9)2連目ソータ6の制御装置(図10) 図10は2連目ソータ6の制御装置の回路構成を示すブ
ロック図である。
【0111】中央演算処理装置CPU30b、読み出し
専用メモリROM31b、ランダムアクセスメモリRA
M32b、入力・出力ポート33b等からなる制御装置
を備えており、ROM31bには制御プログラムが格納
され、RAM32bには、入力データや作業用データが
記憶されている。
【0112】また、入力・出力ポート33bの出力ポー
トには、シフトモータ34b(M)等の各種モータやソ
レノイド駆動手段が接続され、入力ポートには、中間搬
送パスセンサ39b等の40bから48bまでの各セン
サ及びスイッチが接続され、CPU30bがROM31
bに格納された制御プログラムに従ってパスを介して接
続された各部を制御する。
【0113】また、CPU30bはシリアルインターフ
ェース機能を備えており、1連目のソータのCPU30
aとシリアル通信を行って、1連目のソータからの信号
により各部を制御する。 (10)制御フロー(図11〜図19) a)モード処理(図11) まず、図11において、本実施例の全体の処理であるモ
ード処理について述べる。
【0114】STEP101において、シート出力装置本体
からのシート排出が開始させることを示す“ソータスタ
ート信号”の有無を判別し、有りの場合はSTEP102に
進む。
【0115】STEP101で“ソータスタート信号”がな
い場合はSTEP112でマニュアルステイプルキーのON
/OFFをチェックし、ONの場合は後述するマニュア
ルステイプル処理STEPを行い、OFFの場合は、STEP1
01に処理を戻す。
【0116】STEP102からSTEP111では、シート出
力装置から排出されるシートの収納に関するモードの判
別を行い後述するそれぞれの処理に進む。つまり、 ・ノンソートモード場合は後述するノンソート処理(ST
EP102,103 )、 ・ソートモード場合は後述するソート処理(STEP104,10
5 )、 ・グループモードの場合は後述するグループ処理(STEP
106,107 )、 ・連続モードの場合は後述する連続処理(STEP108,109
)、 ・ステイプルノンソートモードの場合は後述するステイ
プルノンソート処理(STEP110,111 )、 上記以外は、マニュアルステイプル処理(STEP112,113
)に進む。STEP101 に処理を戻す。
【0117】b)ノンソートモード(図12) 図12で前述のノンソートモードの動作について説明を
行う。
【0118】まず第1の中間搬送ユニット3の昇降部4
のモータ39をONさせ、該中間搬送ユニット3をホー
ムポジションの位置であるノンソート位置(図3の
(a)、第1切替え位置)まで下降させる(STEP20
1)。
【0119】該中間搬送ユニット3がノンソートの位置
まで来ているかをセンサS1でチェックし、ノンソート
位置ONの場合は、シート出力装置本体からシートがノ
ンソートトレイ32に排出される。
【0120】また、ノンソートモード動作中に、マニュ
アルステイプルキーが押されたときは、ソータのビンの
初期化としてビンユニットをホームポジションに戻し、
ソートビン8の1ビン目からステイプル処理を行う。
【0121】ソータスタート信号がOFFの場合は、ノ
ンソート処理を終了させる。
【0122】c)ソートモード(図13) 図13で前述のソートモードの動作について説明を行
う。
【0123】まず、第1の中間搬送ユニット3の昇降部
4のモータ39を起動させ(STEP301)、該中間搬送
ユニット3をソート位置(図3の(b)、第2の切替え
位置)まで移動させる(STEP302)。
【0124】また、シート出力装置本体からの“ビンイ
ニシャル信号”の有無をチェックし(STEP303)、
“ビンイニシャル信号”がない場合はSTEP305、ある
場合はSTEP304に進む。
【0125】STEP304ではビンの初期化としてビンユ
ニットを1ビン目であるホームポジションまで下降させ
る。
【0126】STEP305では第1の中間搬送ユニット3
内にある中間搬送モータ40をONさせ、STEP306で
は中間搬送ファン22をONさせ、次に中間搬送パスセ
ンサで、ON/OFFのチェックを行う(STEP30
7)。
【0127】STEP307で中間搬送パスセンサをONし
ない場合はSTEP310へ進み、ONした場合はSTEP30
8において排出されたシートをビン上にのせながら1ビ
ンシフト動作させ、同時にSTEP309の整合動作を行
う。
【0128】“ソータスタート信号”がOFFの場合は
STEP311に進み、STEP311で中間搬送モータ40を
停止させ、STEP313で中間搬送ファン22を停止させ
る。
【0129】次に第1の中間搬送ユニット3を昇降部4
によりノンソートの位置(図3の(a))まで移動さ
せ、ノンソート処理を終了させる。
【0130】d)連続モード(図14) 図14で前述の連続モードの動作について説明を行う。
【0131】まず、第1の中間搬送ユニット3の昇降部
4のモータ39を起動させ(STEP401)、ソート位置
(図3の(b))まで移動させる(STEP402)。
【0132】また、シート出力装置本体からの“ビンイ
ニシャル信号”の有無をチェックし(STEP403)、
“ビンイニシャル信号”がない場合はSTEP405、ある
場合はSTEP404に進む。
【0133】STEP404ではビンの初期化としてビンユ
ニットを1ビン目であるホームポジションまで下降させ
る。
【0134】STEP405では第1の中間搬送ユニット3
内にある中間搬送モータ40をONさせ、STEP406で
は中間搬送ファン22をONさせ、次に中間搬送パスセ
ンサで、ON/OFFのチェックを行う(STEP40
7)。
【0135】STEP407で中間搬送パスセンサをONし
ない場合はSTEP410へ進み、ONした場合はSTEP40
8において排出されたシートをビン上にのせながら1ビ
ンシフト動作させ同時にSTEP409の整合動作を行う。
【0136】“ソータスタート信号”がOFFの場合は
STEP411に進み、このSTEP411で中間搬送モータ4
0を停止させ、STEP413で中間搬送ファン22を停止
させる。
【0137】次に第1の中間搬送ユニット3を昇降部4
によりノンソートの位置まで移動させノンソート処理を
終了させる。
【0138】e)グループモード(図15) 図15で前述のグループモードの動作について説明を行
う。
【0139】まず第1の中間搬送ユニット3の昇降部4
のモータ39を起動させ(STEP501)、ソート位置
(図3の(b))まで移動させる(STEP502)。
【0140】また、シート出力装置本体からの“ビンイ
ニシャル信号”の有無をチェックし(STEP503)、
“ビンイニシャル信号”がない場合はSTEP505、ある
場合はSTEP504に進む。
【0141】STEP504ではビンの初期化としてビンユ
ニットを1ビン目であるホームポジションまで下降させ
る。
【0142】STEP505では第1の中間搬送ユニット3
内にある中間搬送モータ40をONさせ、STEP506で
は中間搬送ファン22をONさせ、次に中間搬送パスセ
ンサSTEP507でON/OFFのチェックを行う。
【0143】STEP507で中間搬送パスセンサをONし
ない場合はSTEP510へ進み、ONした場合STEP508
において排出されたシートをビン上にのせながら1ビン
シフト動作させ同時にSTEP509の整合動作を行う。
【0144】“ソータスタート信号”がOFFの場合は
STEP511に進み、このSTEP511で中間搬送モータ4
0を停止させ、STEP513で中間搬送ファン22を停止
させる。
【0145】次に第1の中間搬送ユニット3を昇降部4
によりをノンソートの位置(図3の(a))まで移動さ
せ、ノンソート処理を終了させる。
【0146】f)ステイプルノンソート(図16) 図16で前述のステイプルノンソートの動作について説
明を行う。
【0147】まず、第1の中間搬送ユニット3内の昇降
部4のモータ40を作動させ(STEP601)、該中間搬
送ユニット3をノンソート位置(図3の(a))に移動
させる。
【0148】該中間搬送ユニット3が移動中にソータ内
のビンユニットをホームポジションである1ビン目に移
動させる。
【0149】STEP605でビン上にシートの有無をチェ
ックし、STEP605で有るの場合はステイプル処理を行
い、STEP605が無しの場合はSTEP607でマニュアル
ステイプルキーのチェックを行う。
【0150】よって、第1の中間搬送ユニット3がノン
ソート位置にセットされたときにシート出力装置1から
排出されたシートが該中間搬送ユニット3のノンソート
トレイ32に排出され、また、同時にソータ2・6の複
数のソートビン8にシート束が排出されていれば、前記
ソータ2・6内のステイプラユニット14によりステイ
プルを可能にする。
【0151】ノンソートモードとオートステイプルモー
ドを許可し、並列動作を可能としたステイプルノンソー
トである。
【0152】g)ステイプル処理(図17・図18) 図17を用いてステイプル処理の説明をする。図17は
ステイプル処理の流れを示すフローチャートである。
【0153】まず、STEP702では一連のステイプル処
理のためのビン位置の初期化を行う。初期化されるビン
の位置は、ホームポジションである1ビン目に移動す
る。
【0154】次にSTEP703のステイプル実行処理は、
前述したシリアル通信により本体から送られてくるモー
ドデータにより指定される。こもステイプル実行処理ST
EP703の詳細は後述する(図18)。
【0155】STEP703でステイプルを終了したら、プ
ログラムはSTEP704に進行し、ステイプルを終了した
束が一連のステイプル処理の最終束かを判断する。
【0156】最終束であればステイプル処理を終了する
が、最終束でなければ1ビンシフトしてからSTEP703
に戻り、処理を実行する。
【0157】図18は上記のステイプル実行処理STEP7
03の詳細フローである。即ち、STEP801でステイプ
ラに針があるかないかを判断する。綴じ動作ではステイ
プラ14を使用し、針の有無の判断は針なし検知センサ
64を使用する。針があればプログラムは、STEP802
に進行し、シート束がずれないように整合棒でシート束
を押さえる。次いで、STEP804に進行し、ステイプル
を行い、STEP805で整合棒を待避してステイプル処理
を終了する。しかし、STEP801で針なしと判断された
場合は、STEP803に進行し、本体に針なしアラームを
出力して処理を終了する。ここで、針なしの場合にステ
イプル処理を行わずに処理を終了することによってステ
イプル処理を行わないモードに切り換えることができ
る。
【0158】h)マニュアルステイプル動作(図19) 図19を用いてマニュアルステイプル動作の説明を行
う。
【0159】マニュアルステイプルはユーザがビン内に
差し込んだ紙束をステイプルするモードであり、1ビン
のみのステイプルを行う。
【0160】STEP901でステイプラ14をステイプル
位置に移動する。移動が終了したら、ステイプルの近傍
にあるステイプル紙センサによりステイプラの部分に紙
があるか否かの判断を行う。
【0161】紙があればプログラムは、STEP903に進
行しステイプラで針打ちを行う。
【0162】STEP902でステイプラの部分には紙がな
いと判断された場合、または、STEP903での針打ちが
終了した後、プログラムはSTEP904に進行する。
【0163】STEP904でステイプラを退避位置に移動
して処理を終了する。
【0164】次に、1連目、2連目のソータ2・6で
は、シート束のステイプルを行うとき、シート束厚によ
りステイプラ駆動できないときがあり、ソータ内の制御
装置に針ジャムとしてフラグ(図示せず)を発生してい
る。
【0165】前記のフラグはシリアル通信によりシート
出力装置本体に転送している。ソータの制御装置に前記
針ジャムのフラグがONのままであるためシート出力装
置からのステイプルモード等の制御することはできな
い。
【0166】よって、シート出力装置の制御装置から針
ジャム解除信号のフラグを立て、相互のシリアル通信に
よりソータの制御装置により前記針ジャムフラグをクリ
アする。
【0167】ソータの前記針ジャムフラグをクリアする
ことによって、シート出力装置からのモード等の制御す
ることができる。
【0168】なお、以上の実施例において、ソータは実
施例のような装置に限られるものではない。また、シー
ト束綴じ処理手段もステイプラに限らず、例えば、穿孔
手段を有し、該手段に孔を形成しその孔に綴じ具を嵌着
する手段を有するもの、のりを用いるものなど適宜であ
る。第1・第2の中間搬送ユニット3・5の構成も実施
例のものに限られるものではない。
【0169】
【発明の効果】以上のように本発明のシート後処理装置
は、従来装置では不能であった、a.ノンソートモード
の実行時に、丁合装置でのステイプル動作を行なうこと
が可能となり、並列処理を行なうことができ、時間短縮
することができる。
【0170】b.ソートモードが実行され、丁合装置の
各ソートビン内のシート束に対するステイプル動作が実
行中であっても、引き続きノンソート用排紙トレイに対
するノンソートモードのシート積載・収納を行なうこと
が可能となり、並列処理を行なうことができ、時間短縮
することができる。
【0171】c.シート出力装置からステイプルモード
を指定すれば、ノンソートモードとオートステイプルモ
ードを個々に操作することなしに操作できる。
【0172】
【0173】d.シート束綴じ止め処理手段の針ジャム
トラブル時はシート出力装置の電源を切ることなくシー
ト出力装置の操作パネルから丁合装置内の制御装置(針
ジャムフラグ)を解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例のシート後処理装置の外観斜視図
【図2】 その概略構成図
【図3】 第1の中間搬送ユニットの構成略図であり、
(a)・(b)はそれぞれノンソートモード時とソート
モード時の位置切換え状態図
【図4】 第2の中間搬送ユニットの一部切欠き斜視図
【図5】 (a)はステイプラユニットの側面図、
(b)・(c)はステイプラ揺動ユニットの揺動時の平
面図
【図6】 1連目のソータのビンユニットにおける途中
段のソートビンに対するシート送り込み時の状態図
【図7】 1連目のソータのビンユニットが最上昇位置
まで上昇移動した時の状態図
【図8】 2連目ソータのビンユニットにおける所定部
数に対応する最終のソートビンに対応する最終のソート
ビンに対するシート送り込み時の状態図
【図9】 1連目ソータの制御装置の回路構成を示すブ
ロック図
【図10】 2連目ソータの制御装置の回路構成を示す
ブロック図
【図11】 装置全体のモード処理フローチャート
【図12】 ノンソートモードのフローチャート
【図13】 ソートモードのフローチャート
【図14】 連続モードのフローチャート
【図15】 グループモードのフローチャート
【図16】 ステイプルモードのフローチャート
【図17】 ステイプル処理のフローチャート(その
1)
【図18】 ステイプル処理のフローチャート(その
2)
【図19】 マニュアルステイプル動作のフローチャー
【図20】 従来例装置の概略構成図
【符号の説明】
1 シート出力装置(孔版印刷装置・複写機等) 2 1連目ソータ(丁合装置) 3 第1の中間搬送ユニット 31 中間搬送部 32 ノンソート用排紙トレイ 4 第1の中間搬送ユニットの昇降機構 5 第2の中間搬送ユニット 6 2連目ソータ(丁合装置) 7 ビンユニット 8 多数のソートビン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−41238(JP,A) 特開 平4−338063(JP,A) 特開 平2−8149(JP,A) 特開 平4−173662(JP,A) 特開 平3−31164(JP,A) 特開 平3−121897(JP,A) 特開 平4−344293(JP,A) 特開 平2−38265(JP,A) 特開 昭56−78765(JP,A) 特開 昭61−226457(JP,A) 特開 昭60−64802(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 39/11

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート出力装置と、複数のソートビンに
    シートを分類・収納する丁合装置とを連絡してシート出
    力装置から排出されるシートを丁合装置へ導入する連絡
    手段と、前記 丁合装置とは独立に設けられ、前記シート出力装置
    から排出されるシートを積載収納するノンソート用排紙
    トレイと、前記 シート出力装置から排出されるシートを前記連絡手
    段を介して前記丁合装置へ導入する動作モードと、前記
    シート出力装置から排出されるシートを前記ノンソート
    用排紙トレイへ導入する動作モードとを選択切替えする
    切替手段と を有し、前記 シート出力装置から排出されるシートを前記ノンソ
    ート用排紙トレイへ導入する動作モードが選択されて
    ノンソート用排紙トレイに対するシートの積載動作中
    において、前記丁合装置のソートビンにシート束を手差
    し挿入し、前記丁合装置に設けられたマニュアルステイ
    プルキーを押すことによってシート束を綴じる動作をお
    こなうことが可能であることを特徴とするシート後処理
    装置。
  2. 【請求項2】 シート出力装置と、複数のソートビンに
    シートを分類・収納する丁合装置とを連絡してシート出
    力装置から排出されるシートを丁合装置へ導入する連絡
    手段と、前記 丁合装置とは独立に設けられ、前記シート出力装置
    から排出されるシートを積載収納するノンソート用排紙
    トレイと、前記 シート出力装置から排出されるシートを前記連絡手
    段を介して前記丁合装置へ導入する動作モードと、前記
    シート出力装置から排出されるシートを前記ノンソート
    用排紙トレイへ導入する動作モードとを選択切替えする
    切替手段とを有し、前記 シート出力装置から排出されるシートを前記連絡手
    段を介して前記丁合装置へ導入する動作モードが選択さ
    れて複数のソートビンにシートを積載し、最終シートを
    積載した後、前記丁合装置に設けられたマニュアルステ
    イプルキーを押しシート束を綴じる動作中において、前
    記シート出力装置から排出されるシートを前記ノンソー
    ト用排紙トレイに積載収納する動作モードを許可するこ
    とが可能であることを特徴とするシート後処理装置。
  3. 【請求項3】 シート出力装置と、複数のソートビンに
    シートを分類・収納する丁合装置とを連絡してシート出
    力装置から排出されるシートを丁合装置へ導入する連絡
    手段と、前記 丁合装置とは独立に設けられ、前記シート出力装置
    から排出されるシートを積載収納するノンソート用排紙
    トレイと、前記 シート出力装置から排出されるシートを前記連絡手
    段を介して前記丁合装置へ導入する動作モードと、前記
    シート出力装置から排出されるシートを前記ノンソート
    用排紙トレイへ導入する動作モードとを選択切替えする
    切替手段とを有し、前記 シート出力装置から排出されるシートを前記連絡手
    段を介して前記丁合装置へ導入する動作モードが選択さ
    れて複数のソートビンにシートを積載し、最終シートを
    積載した後、その複数のソートビン内のシート束を取り
    除かずにそのままの状態において、シート束を綴じる動
    作と、前記シート出力装置から排出されるシートを前記
    ノンソート用排紙トレイへ導入する動作モードの並行処
    理モードを許可することが可能であることを特徴とする
    シート後処理装置。
  4. 【請求項4】 シート出力装置から排出されるシートを
    複数のソートビンに分類・収納する丁合装置と、前記 ソートビンに積載収納されたシート束を前記ソート
    ビンごとに順次に綴じ止め処理する綴じ手段と、 該綴じ手段で生じた針ジャム信号を前記シート出力装置
    に知らせる手段と、を有し、 前記 シート出力装置から前記丁合装置に発せられる針ジ
    ャム解除信号により前記綴じ手段で生じた前記針ジャム
    信号を解除することをことを特徴とするシート後処理装
    置。
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