JP3318856B2 - 背凭れ椅子 - Google Patents
背凭れ椅子Info
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- JP3318856B2 JP3318856B2 JP18517695A JP18517695A JP3318856B2 JP 3318856 B2 JP3318856 B2 JP 3318856B2 JP 18517695 A JP18517695 A JP 18517695A JP 18517695 A JP18517695 A JP 18517695A JP 3318856 B2 JP3318856 B2 JP 3318856B2
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- Japan
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- backrest
- plate
- seat
- seat plate
- cushion body
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
座部と背凭れ部を一体として側面視L字形に成形してな
る背凭れ付き椅子に関する。
は、特開平2ー63416号公報に開示されたものがあ
る。この従来技術では、クッション体の裏面に、座部及
び背凭れ部を一体に成形してなる側面視L字形のインナ
ーシェルを追従変形させるために、座部と背凭れ部との
境界部分を、左右方向には湾曲させず、ほぼ水平とする
ことにより、インナーシェルの変形を可能とさせてい
る。
デザイン的に形状が制約されるとともに、着座者に対す
るホールド感は損なわれていた。また、インナーシェル
が一体であるために、その成形には大型の成形設備が必
要であり、成形金型も大きくなり、高額の設備投資が必
要であった。
問題点を解決することにあり、クッション体の座部と背
凭れ部との境界部分に左右方向の湾曲をもたせて、着座
者に対するホールド感を良好にし、しかも、背凭れ枠の
後傾動作に対して、クッション体が追従変形可能で、か
つ設備投資が低額でむようにした背凭れ椅子を提供する
ことにある。
題は、次のようにして解決される。 (1) 座部と背凭れ部とを、屈曲部を介して一体に成形
されたクッション体の裏面に、座板と、両側部上下に前
向きに湾曲する湾曲部を有し、かつ下端中央に下向きコ
字形の開口部が形成された背凭れ板とを、座板の後端
と、背凭れ板の前記下向きコ字形の開口部の両側の湾曲
部の下端とが、前記クッション体の屈曲部において対向
するようにして配設し、かつ前記背凭れ板を、脚柱の上
端に固定した基枠に後方へ回動可能に保持された背凭れ
枠に止着する。
れ枠の回動と連動して基枠に対して後方へ傾動する座板
受体に止着する。
3を参照して説明する。図3において、背凭れ椅子(1)
は、キャスタ(2)を取り付けた脚部(3)を有し、脚部
(3)の中央には、脚柱(4)が固定されており、その内部
には、公知のガススプリング(5)が収容されている。ガ
ススプリング(5)を操作することにより、座席の高さを
調節し、任意の高さで固定することができる。
がはめ込んで固定されている。この基枠(6)は、全体と
して上方に開いた箱形の形状をしている。この基枠(6)
の上部には、座板受体(7)が、左右方向に延びる前後の
水平軸(8)(8)により取り付けられており、座板受体
(7)の後部には、軸受体(9)が連結されている。また、
背凭れ枠(10)が、後部の水平軸(8)により座板受体(7)
に取り付けられており、背凭れ枠(10)は、ガススプリン
グ(11)により前後回動可能とされている。
く長溝(12)が設けられており、この長溝(12)は、後部の
水平軸(8)に遊嵌されている。また、軸受体(9)の後部
には、斜めに後上方を向く長溝(13)が設けられており、
この長溝(13)は、背凭れ枠(10)より側方へ突設した軸部
(14)に遊嵌されている。なお、前部の水平軸(8)には、
基枠(6)の長溝(15)が遊嵌されている。
は軸部(14)との連結構成であるので、矢印に示すよう
に、背凭れ枠(10)が後方へ大きく回動すると、座板受体
(7)すなわち、座部は、後方に引っ込みながら上方へ向
かって小さく傾動する。この機構の詳細は、本出願人の
先願、特願平7ー74806号の明細書に述べられいる
ので、要すればこれを参照されたい。
は、座部(16a)と背凭れ部(16b)とを、屈曲部(16c)を介
して一体に成形されている。このクッション体(16)の裏
面の座部(16a)は座板(17)により、また、同じく背凭れ
部(16b)は背凭れ板(18)により、別々に支持されてい
る。
(7)に止着され、背凭れ板(18)は、前述の背凭れ枠(10)
に止着されている。
を斜視図で示し、図2は、それらの中央断面を示してい
る。
前後の湾曲部(17a)(17b)が設けられている。背凭れ板(1
8)の両側部には、前向きに湾曲する上下の湾曲部(18a)
(18b)が設けられている。これらの湾曲部(17a)(17b)(18
a)(18b)は、着座者にホールド感を与えるものである。
湾曲部(17a)と連続させることもある。背凭れ板(18)の
下部の湾曲部(18b)を、上部の湾曲部(18a)と連続させて
もよい。図2において、想像線Mは、座板(17)の厚さ方
向の中心面を示す線である。
央には、下向きコ字形の中央開口部(18c)が形成されて
いる。座板(17)と背凭れ板(18)とは、座板(17)の後端
を、前述のクッション体(16)の屈曲部(16c)の下方へ位
置させ、かつ背凭れ板(18)の下端と離間させて配設され
ている。従って、この中央開口部(18c)がなければ、図
3に示す背凭れの傾動時に、着座者の尻が背凭れ板(18)
の下端により突き上げられ、不快感を及ぼすこととなる
が、中央開口部(18c)の存在により、背凭れの後方傾動
時に、着座者の尻に当たる部分はなくなる。
背凭れ部とが屈曲部を介して一体に成形されたクッショ
ン体の裏面に、座板の後端と背凭れ板の下端を、前記ク
ッション体の屈曲部で離間させて配設してあるので、ク
ッション体の座部と背凭れ部との境界部分に左右方向の
湾曲をもたせて、着座者に対するホールド感を良好に
し、しかも、背凭れ枠の後傾動作に対して、クッション
体のみが屈曲部で変形して追従が可能となり、また、自
由度の高いデザインが可能となる。
きるため、一体のインナーシェルと比較して、その成形
を小型の成形設備で行うことができ、成形金型も小さく
てすむため、低額の設備投資でよい。
口する下向きコ字形とするとともに、この背凭れ板の下
部両側部の下端を、座板の後端と対向させて配設してあ
るから、背凭れ枠の後傾動作に伴うクッション体の屈曲
部における左右方向の中央部が前に出ようとする変形
を、背凭れ板の下部中央の開口で吸収できるため、着座
者は後傾時にクッション体の変形を感じることがなく、
快適な座り心地が得られるという効果を奏することがで
きる。
背凭れ枠の回動と連動して基枠に対して後方へ傾動する
座板受体に止着してあるから、座板及び背凭れ板が大き
く離れることがなく、クッション体を傷めることがな
い。
を支持する座板と背凭れ板の概略を示す斜視図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 座部と背凭れ部とを、屈曲部を介して一
体に成形されたクッション体の裏面に、座板と、両側部
上下に前向きに湾曲する湾曲部を有し、かつ下端中央に
下向きコ字形の開口部が形成された背凭れ板とを、座板
の後端と、背凭れ板の前記下向きコ字形の開口部の両側
の湾曲部の下端とが、前記クッション体の屈曲部におい
て対向するようにして配設し、かつ前記背凭れ板を、脚
柱の上端に固定した基枠に後方へ回動可能に保持された
背凭れ枠に止着したことを特徴とする背凭れ椅子。 - 【請求項2】 座板を、背凭れ枠の回動と連動して基枠
に対して後方へ傾動する座板受体に止着したことを特徴
とする請求項1記載の背凭れ椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18517695A JP3318856B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 背凭れ椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18517695A JP3318856B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 背凭れ椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928507A JPH0928507A (ja) | 1997-02-04 |
JP3318856B2 true JP3318856B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=16166172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18517695A Expired - Fee Related JP3318856B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 背凭れ椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3318856B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5871258A (en) * | 1997-10-24 | 1999-02-16 | Steelcase Inc. | Chair with novel seat construction |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP18517695A patent/JP3318856B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0928507A (ja) | 1997-02-04 |
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