JP3318796B2 - 車両の荷台用壁 - Google Patents

車両の荷台用壁

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の荷台用壁に関
するものである。
【0002】この明細書において、「内」とは車両の内
方向を、「外」とは同外方向を指すものとする。
【0003】
【従来の技術】大型トラック等の車両の荷台は地面から
の高さが高いため、作業者が荷台に昇ったりあるいは荷
台より降りたりするのが容易でなく、とくにリフトが設
置されていない場所では、荷物の積降しに多大の労力を
要し、作業者が疲労するという問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、本出願
人は先に、車両荷台に対する昇り降りを楽に行なうこと
ができるステップ板を備えた車両荷台用壁(アオリ)を
提案した(実公平4−6995号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
提案による車両の荷台用壁は、ステップ板を取り付ける
ヒンジ部の断面形状が若干複雑であるとともに、車両の
走行中にステップ板が揺動して、バタツキを生じるおそ
れがあるという問題があった。
【0006】この発明の目的は、上記の先提案による車
両の荷台用壁を改良し、ステップ板を取り付けるヒンジ
部の断面形状が非常に簡単で、にもかゝわらずステップ
板は充分な取付強度を有しており、しかも荷台用壁のパ
ネル並びにステップ板を構成する押出形材の断面形状が
非常に簡単で、製造が容易であり、さらに荷台用壁の起
立状態においてステップ板が収容凹部の底壁にしっかり
と吸着されて、荷台用壁と完全一体化され、車両の走行
中にステップ板が揺動してバタツキを生じるといったお
それが全くなく、かつステップ板を非常に安定に支持す
ることができ、勿論、ステップ板を利用して車両荷台に
対する昇り降りを楽に行なうことができ、荷物の積降し
作業を非常に簡単に行ない得る、車両の荷台用壁を提供
しようとするにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、アルミニウム中空押出形材製パネル
が所要数積み重ね状に連結せられてなりかつ車両の荷台
の側壁に略180°揺動自在に取り付けられた荷台用壁
において、荷台用壁の内側面の所要箇所にステップ板収
容凹部が設けられ、収容凹部内にアルミニウム中空押出
形材製ステップ板が収められ、ステップ板収容凹部の底
壁の上端寄り部分に、内方に突出した水平部とこれの先
端より上方に伸びる上方凸部とよりなる第1ヒンジ部が
設けられて、第1ヒンジ部より上側に嵌合用凹溝が形成
され、該凹溝内に、上方凸部の先端と反対側の開口縁部
より水平部の基部に至る断面円弧形の案内面が設けら
れ、ステップ板の上端部に断面略つ形の第2ヒンジ部が
上方突出状に設けられ、第2ヒンジ部の下方折返し状凸
部が嵌合凹溝内に挿入されて、下方折返し状凸部と上方
凸部とが互いに掛かり合わせられるとともに、第2ヒン
ジ部の上端部が嵌合用凹溝の上壁下面に当接せしめら
れ、ステップ板の下端寄り部分に凹部が設けられるとと
もに、これに対向するパネルのステップ板収容凹部の底
壁の下端寄り部分に凹部が設けられ、ステップ板側の凹
およびこれに対向するパネルのステップ板収容凹部の
底壁側の凹部のうちのいずれか一方に、ステップ板止め
磁石板嵌め込まれて取り付けられ、同他方に該磁石
に吸着される鉄板嵌め込まれて取り付けられてお
り、荷台用壁が外側に略180°開かれて垂下状となさ
れ、ステップ板が外側に略90°揺動して荷台用壁の外
側に水平に倒し出され、ステップ板の揺動のさい、ステ
ップ板側の第2ヒンジ部の先端が、ステップ板収容凹部
の底壁側の嵌合用凹溝内の断面円弧形の案内面に案内さ
れ、第2ヒンジ部の下方折返し状凸部が第1ヒンジ部の
水平部に下側から掛かり合わせられたところで、ステッ
プ板の揺動が阻止せられ、ステップ板が水平状態に保持
されるとともに、 ステップ板側の第2ヒンジ部の基部が
ステップ板収容凹部の水平側壁部に当接して支持される
ようになされている、車両の荷台用壁を要旨としてい
る。
【0008】
【作用】上記において、車両の荷台用壁が起立状態で
は、荷台用壁内側のステップ板収容凹部にステップ板が
収められ、第1および第2ヒンジが収容凹部の上端部に
位置している。このとき、収容凹部の底壁側の第1ヒン
ジ部の嵌合凹溝内に、ステップ板上端部の断面略つ形の
第2ヒンジ部の下方折返し状凸部が挿入されて、第2ヒ
ンジ部の下方折返し状凸部と第1ヒンジ部の上方凸部と
が互いに掛かり合わせられ、ステップ板は収容凹部内に
自重で吊下げ状態に保持されている。
【0009】また、ステップ板およびこれに対向するパ
ネルのステップ板収容凹部の底壁のうちのいずれか一方
に、ステップ板止め用磁石板が取り付けられ、同他方に
鉄板が取り付けられていて、荷台用壁の起立状態におい
ては、ステップ板止め用磁石板鉄板が吸着せしめられ
ている。
【0010】従って、ステップ板は荷台用壁と完全に一
体となり、車両の走行中にステップ板が揺動してバタツ
キを生じるおそれが全くない。また、ステップ板の下端
寄り部分に凹部が設けられるとともに、これに対向する
パネルのステップ板収容凹部の底壁の下端寄り部分に凹
部が設けられ、ステップ板側の凹部およびこれに対向す
るパネルのステップ板収容凹部の底壁側の凹部のうちの
いずれか一方に、ステップ板止め用磁石板が嵌め込まれ
て取り付けられ、同他方に該磁石板に吸着される鉄板が
嵌め込まれて取り付けられているため、ステップ板の収
納スペースが少なくてすむ。つぎに、荷台用壁を外側に
開いて略180°揺動させ、これを垂下状にすると、荷
台用壁の内側にあったステップ板が外側に現われる。こ
のとき第1および第2ヒンジ部は収容凹部の下部に位置
しており、ステップ板上部の把手部に手を掛けて、ステ
ップ板を荷台用壁の外側に水平に倒し出すことができ
る。ステップ板の揺動のさい、ステップ板側の第2ヒン
ジ部の先端が、収容凹部の底壁側の嵌合用凹溝内の断面
円弧形の案内面に案内され、ステップ板が外側に約90
°揺動して、第2ヒンジ部の下方折返し状凸部が第1ヒ
ンジ部の水平部に下側から掛かり合わせられたところ
で、ステップ板の揺動が阻止せられ、ステップ板が水平
状態に保持されるとともに、ステップ板側の第2ヒンジ
部の基部がステップ板収容凹部の水平側壁部に当接して
支持されるようになされているから、ステップ板が水平
状態に非常に安定に支持されるものである。そこで、こ
のステップ板に作業者が足を掛けて、荷物を荷台に対し
積降しするのである。
【0011】荷台用壁を元の起立状態に戻すと、ステッ
プ板は上記と逆の動きをして収容凹部内に収まるととも
に、ステップ板止め用磁石板鉄板が吸着せしめられ、
これによってステップ板は荷台用壁と再び一体となされ
るものである。
【0012】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0013】まず図2において、車両(12)の荷台用壁
(1) は、所要数のアルミニウム中空押出形材製パネル
(2) が積み重ねられて連結せられてなり、かつ荷台(13)
の側壁に蝶番(14)を介して略180°揺動自在に取り付
けられている。
【0014】そして、荷台用壁(1) の内側面の所要箇所
すなわち下から2番目のパネル(2)の内側面にステップ
板収容凹部(3) が設けられ、収容凹部(3) 内にアルミニ
ウム中空押出形材製ステップ板(4) が収められている。
【0015】図1と図2に示すように、ステップ板収容
凹部(3) の底壁(3a)の上端寄り部分に、内方に突出した
水平部(6) とこれの先端より上方に伸びる上方凸部(7)
とよりなる第1ヒンジ部(5) が設けられて、第1ヒンジ
部(5) より上側に嵌合用凹溝(8) が形成され、該凹溝
(8) 内には、上方凸部(7) の先端と反対側の開口縁部よ
り水平部(6) の基部に至る断面円弧形の案内面(8a)が設
けられている。
【0016】一方、ステップ板(4) の上端部に断面略つ
形の第2ヒンジ部(15)が上方突出状に設けられている。
荷台用壁(1) の起立状態では、第1および第2ヒンジ
(5) (15)が収容凹部(3) の上端部に位置しており、この
とき、第2ヒンジ部(15)の下方折返し状凸部(16)が第1
ヒンジ部(5) の嵌合凹溝(8) 内に挿入されて、下方折返
し状凸部(16)と上方凸部(7) とが互いに掛かり合わせら
れている。
【0017】そして、一方のステップ板(4) 先端部に
板嵌込み用凹部(21)が設けられて鉄板(11)が該凹部(2
1)に嵌め込まれるように取り付けられ、これに対向する
パネル(2) のステップ板収容凹部(3) の底壁(3a)下端部
磁石板嵌込み用凹部(20)が設けられて、ステップ板止
め用磁石板(10)が該凹部(20)に嵌め込まれるように取り
付けられている。荷台用壁(1) の起立状態においては、
ステップ板止め用磁石板(10)に鉄板(11)が吸着せしめら
れており、従ってステップ板(4) は荷台用壁(1) と完全
に一体となり、車両(12)の走行中にステップ板(4) が揺
動してバタツキを生じるおそれが全くない。
【0018】なお、ステップ板止め用磁石板(10)とこれ
に吸着される鉄板(11)は、ステップ板(4) およびこれに
対向するパネル(2) のステップ板収容凹部(3) の底壁(3
a)の所要箇所のうち、いずれの側に取り付けられていて
も良く、その形状および配置も任意で、要するに、起立
状態の荷台用壁(1) の収容凹部(3) 内にステップ板(4)
が収められたさいに、ステップ板止め用磁石板(10)に
(11)が吸着せしめられるようになされておれば良い。
【0019】ステップ板(4) の内面下部は、手を差し込
めるようにくぼまされて、断面L形の把手部(9) が設け
られている。
【0020】図3に示すように、荷物の積降しのため
に、荷台用壁(1) を外側に開いて略180°揺動させ、
これを垂下状にすると、荷台用壁(1) の内側にあったス
テップ板(4) が外側に現われる。このとき第1および第
2ヒンジ部(5) (15)は収容凹部(3) の下部に位置し、把
手部(9) が上部に位置するので、ステップ板(4) を引き
出すには、把手部(9) に手を掛けて引っ張ればよい。こ
れによって、ステップ板(4) を荷台用壁(1) の外側に水
平に倒し出すことができる。
【0021】ステップ板(4) の揺動のさい、ステップ板
(4) 側の第2ヒンジ部(15)の先端が、収容凹部(3) の底
壁(3a)側の嵌合用凹溝(8) 内の断面円弧形の案内面(8a)
に案内されるとともに、下方折返し状凸部(16)が、これ
の先端の横断面円弧状の端面(16a) の中心点(A) を回転
芯として回動するようにして、ステップ板(4) が外側に
約90°揺動して、第2ヒンジ部(15)の下方折返し状凸
部(16)が第1ヒンジ部(5) の水平部(6) に下側から掛か
り合わせられたところで、ステップ板(4) の揺動が阻止
せられ、ステップ板(4) が水平状態に保持されるととも
に、ステップ板(4) 側の第2ヒンジ部(15)の基部(15a)
がステップ板収容凹部(3) の水平側壁部(3b)に当接して
支持される。そこで、このステップ板(4) に作業者が足
を掛けて、荷物を荷台(13)に対し積降しするのである。
【0022】荷台用壁(1) を元の起立状態に戻すと、ス
テップ板(4) は上記と逆の動きをして収容凹部(3) 内に
収まるとともに、ステップ板止め用磁石板(10)に鉄板(1
1)が吸着せしめられ、これによってステップ板(4) は荷
台用壁(1) と再び一体となされるものである。
【0023】なお、ステップ板収容凹部(3) は、荷台用
壁(1) にこれの全長にわたって設けられていてもよく、
あるいは部分的に設けられていてもよい。またステップ
板(4) は、前者の収容凹部(3) に収められた状態で荷台
用壁(1) に全長わたってあるいは全長のうち一部に取り
付けられていてもよい。
【0024】
【発明の効果】この発明は、上述のように、アルミニウ
ム中空押出形材製パネルが所要数積み重ね状に連結せら
れてなりかつ車両の荷台の側壁に略180°揺動自在に
取り付けられた荷台用壁において、荷台用壁の内側面の
所要箇所にステップ板収容凹部が設けられ、収容凹部内
アルミニウム中空押出形材製ステップ板が収められ、
ステップ板収容凹部の底壁の上端寄り部分に、内方に突
出した水平部とこれの先端より上方に伸びる上方凸部と
よりなる第1ヒンジ部が設けられて、第1ヒンジ部より
上側に嵌合用凹溝が形成され、該凹溝内に、上方凸部の
先端と反対側の開口縁部より水平部の基部に至る断面円
弧形の案内面が設けられ、ステップ板の上端部に断面略
つ形の第2ヒンジ部が上方突出状に設けられ、第2ヒン
ジ部の下方折返し状凸部が嵌合凹溝内に挿入されて、下
方折返し状凸部と上方凸部とが互いに掛かり合わせられ
るとともに、第2ヒンジ部の上端部が嵌合用凹溝の上壁
下面に当接せしめられ、ステップ板の下端寄り部分に凹
部が設けられるとともに、これに対向するパネルのステ
ップ板収容凹部の底壁の下端寄り部分に凹部が設けら
れ、ステップ板側の凹部およびこれに対向するパネルの
ステップ板収容凹部の底壁側の凹部のうちのいずれか一
方に、ステップ板止め用磁石板嵌め込まれて取り付け
られ、同他方に該磁石板に吸着される鉄板嵌め込まれ
取り付けられており、荷台用壁が外側に略180°開
かれて垂下状となされ、ステップ板が外側に略90°揺
動して荷台用壁の外側に水平に倒し出され、ステップ板
の揺動のさい、ステップ板側の第2ヒンジ部の先端が、
ステップ板収容凹部の底壁側の嵌合用凹溝内の断面円弧
形の案内面に案内され、第2ヒンジ部の下方折返し状凸
部が第1ヒンジ部の水平部に下側から掛かり合わせられ
たところで、ステップ板の揺動が阻止せられ、ステップ
板が水平状態に保持されるとともに、ステップ板側の第
2ヒンジ部の基部がステップ板収容凹部の水平側壁部に
当接して支持されるようになされているもので、荷台用
壁が起立状態では、荷台用壁内側のステップ板収容凹部
にステップ板が収められ、ステップ板止め用磁石板
とが相互に吸着せしめられているから、ステップ板は
荷台用壁と完全に一体となり、車両の走行中にステップ
板が揺動してバタツキを生じるおそれが全くない。
た、ステップ板の下端寄り部分に凹部が設けられるとと
もに、これに対向するパネルのステップ板収容凹部の底
壁の下端寄り部分に凹部が設けられ、ステップ板側の凹
部およびこれに対向するパネルのステップ板収容凹部の
底壁側の凹部のうちのいずれか一方に、ステップ板止め
用磁石板が嵌め込まれて取り付けられ、同他方に該磁石
板に吸着される鉄板が嵌め込まれて取り付けられている
ため、ステップ板の収納スペースが少なくてすむ。そし
て、荷台用壁を外側に開いて略180°揺動させ、これ
を垂下状にすると、荷台用壁の内側にあったステップ板
が外側に現われ、ステップ板を荷台用壁の外側に水平に
倒し出すことができるので、ステップ板に足を掛けるこ
とにより、荷台に対する昇り降りを楽に行なうことがで
き、荷物の積降し作業がきわめて円滑に行ないうるた
め、作業者の疲労が少なくてすむ。
【0025】荷台用壁を元の起立状態に戻すと、ステッ
プ板は収容凹部内に収まるとともに、ステップ板止め用
磁石板鉄板が吸着せしめられ、これによってステップ
板は荷台用壁と再び一体となされ、また荷台用壁の起立
状態では、ステップ板は強度上および外観上の両方にお
いて完全に荷台用壁の一部となるから、荷台用壁として
充分の強度を保ちかつ外観上の美しさも損なわれること
がなく、しかも積荷の邪魔にならないし、荷台面積を狭
めることもない。
【0026】なお、ステップ板を取り付けるヒンジ部の
断面形状は非常に簡単なものとなされているにもかゝわ
らず、ステップ板が揺動して水平状態となされたときに
は、ステップ板側の第2ヒンジ部の折返し状凸部が、第
1ヒンジ部の水平部に下側から掛かり合わせられたとこ
ろで、ステップ板の揺動が阻止せられ、ステップ板が水
平状態に保持されるとともに、ステップ板側の第2ヒン
ジ部の基部がステップ板収容凹部の水平側壁部に当接し
て支持されるようになされているから、ステップ板が水
平状態に非常に安定に支持され、ステップ板は充分な取
付強度を有している。
【0027】また荷台用壁のパネル並びにステップ板を
構成する押出形材の断面形状が非常に簡単なものである
ため、これらの製造が容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の荷台用壁のステップ板取付
部分の要部拡大断面図で、荷台用壁の起立状態を示す。
【図2】車両の荷台部分の概略一部断面図で、荷台用壁
の起立状態を示す。
【図3】同荷台用壁の部分拡大横断面図で、荷台用壁が
垂下状にされてステップ板が水平に倒された状態を示
す。
【符号の説明】
1 荷台用壁 2 パネル 3 ステップ板収容凹部 3a 底壁3b 水平側壁部 4 ステップ板 5 第1ヒンジ部 6 水平部 7 上方凸部 8 嵌合用凹溝 8a 断面円弧形の案内面 10 ステップ板止め用磁石板 11 鉄板 12 車両 13 荷台 15 断面略つ形の第2ヒンジ部15a 基部 16 下方折返し状凸部20 ステップ板嵌込み用凹部 21 鉄板嵌込み用凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−88644(JP,U) 実開 平4−76521(JP,U) 実開 昭60−157448(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 33/027 B62D 33/023

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム中空押出形材製パネル(2)
    が所要数積み重ね状に連結せられてなりかつ車両(12)の
    荷台(13)の側壁に略180°揺動自在に取り付けられた
    荷台用壁(1) において、荷台用壁(1) の内側面の所要箇
    所にステップ板収容凹部(3) が設けられ、収容凹部(3)
    内にアルミニウム中空押出形材製ステップ板(4) が収め
    られ、ステップ板収容凹部(3) の底壁(3a)の上端寄り部
    分に、内方に突出した水平部(6) とこれの先端より上方
    に伸びる上方凸部(7) とよりなる第1ヒンジ部(5) が設
    けられて、第1ヒンジ部(5) より上側に嵌合用凹溝(8)
    が形成され、該凹溝(8) 内に、上方凸部(7) の先端と反
    対側の開口縁部より水平部(6) の基部に至る断面円弧形
    の案内面(8a)が設けられ、ステップ板(4) の上端部に断
    面略つ形の第2ヒンジ部(15)が上方突出状に設けられ、
    第2ヒンジ部(15)の下方折返し状凸部(16)が嵌合凹溝
    (8) 内に挿入されて、下方折返し状凸部(16)と上方凸部
    (7) とが互いに掛かり合わせられるとともに、第2ヒン
    ジ部(15)の上端部が嵌合用凹溝(8) の上壁下面に当接せ
    しめられ、ステップ板(4) の下端寄り部分に凹部(20)が
    設けられるとともに、これに対向するパネル(2) のステ
    ップ板収容凹部(3) の底壁(3a)の下端寄り部分に凹部(2
    1)が設けられ、ステップ板(4)側の凹部(20)およびこれ
    に対向するパネル(2) のステップ板収容凹部(3) の底壁
    (3a)側の凹部(21)のうちのいずれか一方に、ステップ板
    止め用磁石板(10)が嵌め込まれて取り付けられ、同他方
    に該磁石板(10)に吸着される鉄板(11)が嵌め込まれて
    り付けられており、荷台用壁(1) が外側に略180°開
    かれて垂下状となされ、ステップ板(4) が外側に略90
    °揺動して荷台用壁(1) の外側に水平に倒し出され、ス
    テップ板(4) の揺動のさい、ステップ板(4) 側の第2ヒ
    ンジ部(15)の先端が、ステップ板収容凹部(3) の底壁(3
    a)側の嵌合用凹溝(8) 内の断面円弧形の案内面(8a)に案
    内され、第2ヒンジ部(15)の下方折返し状凸部(16)が第
    1ヒンジ部(5) の水平部(6) に下側から掛かり合わせら
    れたところで、ステップ板(4) の揺動が阻止せられ、ス
    テップ板(4) が水平状態に保持されるとともに、ステッ
    プ板(4) 側の第2ヒンジ部(15)の基部(15a) がステップ
    板収容凹部(3) の水平 側壁部(3b)に当接して支持される
    ようになされている、車両の荷台用壁。
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