JP3317106B2 - シリンダヘッドカバー - Google Patents

シリンダヘッドカバー

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JP3317106B2
JP3317106B2 JP26867595A JP26867595A JP3317106B2 JP 3317106 B2 JP3317106 B2 JP 3317106B2 JP 26867595 A JP26867595 A JP 26867595A JP 26867595 A JP26867595 A JP 26867595A JP 3317106 B2 JP3317106 B2 JP 3317106B2
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
    • F02B2275/20SOHC [Single overhead camshaft]
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F2001/244Arrangement of valve stems in cylinder heads
    • F02F2001/245Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリンダヘッド内の
動弁機構を覆うシリンダヘッドカバーに係り、エンジン
燃焼室への吸入空気を浄化するエアクリーナと共に、シ
リンダヘッドからのブローバイガスを浄化するオイルセ
パレータとを一体に備えた構造のシリンダヘッドカバー
に関する。
【0002】
【関連する背景技術】特公昭61-10665号公報には、シリ
ンダヘッド内の動弁機構を覆うシリンダヘッドカバー
に、エンジン燃焼室への吸入空気を浄化するエアクリー
ナを一体化してその構造のコンパクト化を図った内燃機
関が開示される。また実公昭59-24859号公報にはシリン
ダヘッド内の動弁機構部(クランクケース)に溜まるブ
ローバイガスを該動弁機構部の壁に設けた穴からエンジ
ンの吸気系に導入し、これを再燃焼させる構造の内燃機
関が開示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記エアクリ
ーナーを一体化した構造のシリンダヘッドカバーにあっ
ては、シリンダヘッド内の熱がエアクリーナーに伝わる
ので、エアクリーナーを介してエンジン燃焼室に吸入さ
れる空気が暖められると言う不具合がある。つまり吸入
空気が暖められる結果、充填効率の低下によるエンジン
性能劣化や、エンジンの温態再始動時における始動不良
が生じる虞があった。そこで従来ではシリンダヘッド内
の動弁機構を覆う蓋体とエアクリーナーとを区画する隔
壁を二重構造化する等の対策を講じている。しかしこの
構造では別体の気液分離室が必要となり、構造が複雑化
すると言う問題があった。
【0004】一方、前述したブローバイガスをエンジン
の吸気系に導入して再燃焼させる構造のものにあって
は、シリンダヘッド内のオイルがブローバイガスと共に
エンジンの吸気系に流入し易いと言う不具合がある。そ
してエンジンの吸気系に流入したブローバイガスに含ま
れるオイルが、例えば吸気管の壁面にスラッジとして付
着すると言う不具合が生じ易く、また排気マフラからの
白煙吐出の原因となっている。更にはオイル消費増大の
要因ともなる等の問題があった。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、エアクリーナーへの熱伝達を抑
え、しかもブローバイガスに含まれるオイルの吸気系へ
の侵入を抑えて上述した不具合を効果的に解消した簡易
な構造のシリンダヘッドカバーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係るシリンダヘッドカバーは、シリンダヘ
ッド内の動弁機構を収容した動弁系収容室の上面を覆う
蓋体と、この蓋体の上方に位置してエアクリーナエレメ
ントを収納するエアクリーナ室と、前記動弁系収容室に
連通する第1開口部および前記エアクリーナ室に連通す
る第2開口部を備えた気液分離室とを具備し、これらを
一体に形成したことを特徴とするものである。
【0007】つまりシリンダヘッドカバーにエアクリー
ナを一体に設けると共に、ブローバイガス中に含まれる
オイルを除去する気液除去装置(オイルセパレータ)を
一体に設けることで、その構造の簡易化を図ったもので
ある。好ましくは前記気液分離室を前記動弁系収容室と
前記エアクリーナ室との間に形成したことを特徴とする
ものである。つまり気液分離室を動弁系収容室とエアク
リーナ室との間に形成することで、エアクリーナ室を動
弁系収容室から離してエアクリーナ室への熱伝達を低減
したものであり、その際、前記気液分離室の上面壁をエ
アクリーナ室の下面壁として兼用したものである。
【0008】また請求項2に記載の発明は、シリンダヘ
ッドカバーを、前記動弁機構を覆う収納室上壁構成体、
および該収納室上壁構成体の周囲に連接された前記シリ
ンダヘッドへの取付部を有する蓋体と、前記収納室上壁
構成体の下面に取り付けられ、前記気液分離室の下面壁
および前記動弁系収容室の上面壁をそれぞれ構成する分
離室下壁構成体を主体とし、その上方を開口した箱形形
状をなす中間部材と、前記蓋体の上方に設けられ、前記
エアクリーナ室の上面壁を構成するエアクリーナ室上壁
構成体を備える上方部材とにより構成したことを特徴と
している。
【0009】つまりシリンダヘッドカバーを下方部材,
中間部材,および上方部材の3ピース構造とし、これら
を積層一体化することでその構造の簡易化を図ったこと
を特徴としている。またその際、前記気液分離室の上面
壁をエアクリーナ室の下面壁とし、また気液分離室の下
面壁を動弁系収容室の上面壁とすることでこれらの壁体
を前記各室間の隔壁として兼用して、構造の簡易化を図
ったことを特徴としている。
【0010】更に請求項2に記載の発明の好ましい態様
としては、前記気液分離室の側面壁を構成する分離室側
壁構成体を前記下方部材または中間部材と一体に形成
し、またエアクリーナ室の側面壁を構成するエアクリー
ナ室側壁構成体を前記中間部材または上方部材と一体に
形成する。つまり各室の側面壁を下方部材,中間部材,
または上方部材に一体形成しておくことでその構造の簡
易化を図っている。
【0011】また請求項3に記載の発明は、前記気液分
離室を第1開口部と第2の開口部との間に障壁板を設け
た構成としたこと特徴とするものである。つまり気液
分離室をその内部に障壁板を形成した構造とすること
で、簡単な構造でありながら気液分離作用を効果的に果
たすようにしたものである。更に請求項4に記載の発明
は、前記エアクリーナ室を内部に収納したエアクリーナ
エレメントによって第1分室と第2分室とに区画される
構造とし、上記第1分室には外気側に連通する第1連通
管を、また前記第2分室にはエンジン燃焼室に連通する
第2連通管をそれぞれ一体に形成したことを特徴として
いる。
【0012】つまりエアクリーナエレメントによって区
画される第1分室と第2分室に、外気側に連通する第1
連通管を、またエンジン燃焼室に連通する第2連通管を
それぞれ一体に形成することで、その構造の簡易化を図
っている。好ましくは前記気液分離室の上面壁を構成す
る中間部材、第2の開口部と前記エアクリーナ室の第
2分室とを連通するブリーザ通路を形成するブリーザ部
材を一体形成したことを特徴としている。つまり第2開
口部と第2分室とを連通するブリーザ部材を形成してお
くことで、その構造の簡易化を図っている。
【0013】更に本発明の好ましい態様は、前記動弁系
収容室の上面を覆う蓋体に、動弁系収容室内に潤滑油を
供給するための潤滑油供給孔を形成する。つまり蓋体に
潤滑油供給孔を形成しておくことでシリンダヘッドカバ
ーを介する潤滑油の供給を可能としている。特に前記潤
滑油供給孔に連通する潤滑油供給管を、エアクリーナ室
の側面壁を構成するエアクリーナ室側壁構成体の外側に
配設することが考えられる。このような態様によると潤
滑油供給管をエアクリーナ室の側壁構成体の外側に配設
することで、エアクリーナエレメントを避けた部位から
の潤滑油の供給が可能となる。
【0014】また本発明の好ましい態様は、前記下方部
材および中間部材をそれぞれ樹脂製の部材とし、これら
を振動溶着,熱溶着または接着により相互に一体化する
ものとした。特に好ましくは、更に前記中間部材および
上方部材をそれぞれ樹脂製の部材とし、これらを振動溶
着,熱溶着または接着により相互に一体化することも考
えられる。つまり樹脂製の下方部材,中間部材,上方部
材とすることで、これらを相互に振動溶着,熱溶着また
は接着により一体化することが考えられる。
【0015】また本発明の好ましい態様は、前記動弁系
収容室の上面を覆う蓋体に、動弁機構を駆動する駆動機
構部を覆う駆動部蓋体を取り付けるようにしたことを特
徴とし、これによってシリンダヘッドカバー回り全体の
構造の簡易化を図ったことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明に係るシリン
ダヘッドカバーが設けられる内燃機関の概略的な構成を
示す概念図で、1はシリンダブロック,2はシリンダヘ
ッド,3はピストン,4は吸気弁,5は排気弁をそれぞ
れ示している。また6はシリンダヘッド2の上部に設け
られた動弁機構であり、この動弁機構6により前記吸気
弁4および排気弁5がそれぞれ所定のタイミングで駆動
されて燃焼室7に吸気ポート8または排気ポート9が連
通される。以上の構成は内燃機関として良く知られたも
のであり、ここではその詳しい説明は省略する。
【0017】本発明に係るシリンダヘッドカバー10
は、上述した如く構成される内燃機関におけるシリンダ
ヘッド2内の動弁機構6を覆って動弁系収容室11を形
成するものであり、特にその上部にエアクリーナエレメ
ント12を収容して、図示しない吸気管および前記吸気
ポート8を介して燃焼室7に供給する空気を浄化するエ
アクリーナ室13を一体に形成すると共に、シリンダヘ
ッド2内に溜まるブローバイガスを前記燃焼室7への吸
気系に戻して再燃焼させるべく、該ブローバイガスを導
入し、そこに含まれるオイルを分離した後に吸気系に戻
す為の気液分離室14を一体に形成したことを特徴とす
るものである。更にはこの気液分離室14を動弁系収容
室11とエアクリーナ室13との間に形成することで、
該エアクリーナ室13を動弁系収容室11(シリンダヘ
ッド2)から離してエアクリーナ室13への熱伝達を低
減(遮熱)するようにしている。
【0018】また動弁系収容室11の上方に形成される
気液分離室14を、動弁系収容室に連通する第1開口部
15および前記エアクリーナ室に連通する第2開口部1
6を備え、且つその内部に迷路状の障壁17を形成した
構造とすることによって、簡易な構造でありながら気液
分離作用を効果的に果たすようにし、また第2開口部1
6からエアクリーナ室13へと導かれるブローバイガス
を、エアクリーナ室13の側方に形成されるブリーザ通
路18を通すことにより冷却するようにしたことを特徴
としている。
【0019】即ち、動弁機構6を覆って動弁系収容室1
1を形成するシリンダーヘッドカバー10に、気液分離
室14とエアクリーナ室13とを一体に形成した積層構
造としてその構成の簡素化を図り、気液分離室14を介
してブローバイガス中のオイルを効果的に分離した後に
燃焼室7への吸気系に戻すようにすると共に、エアクリ
ーナ室13へのシリンダヘッド2からの熱伝達を効果的
に低減するようにしたことを特徴とするものである。
【0020】以下、本発明の具体的な実施の形態につい
て図2〜図4を参照して説明する。尚、図2はシリンダ
ヘッドカバー10を気筒の並び方向から見た概略的な縦
断面構成図であり、図3は気筒の並び横方向から見た一
部断面構成図である。シリンダヘッドカバー10は、複
数の気筒の並びに沿った概略矩形状をなし、全体的には
動弁機構6を覆って動弁系収容室11を形成する蓋体
(下方部材)21と、この蓋体21の上方に位置してエ
アクリーナエレメント12を内部に収容するエアクリー
ナ室13を形成する上方部材22と、上記動弁系収容室
11とエアクリーナ室13との間に気液分離室14を形
成する中間部材23とからなる。これらの各部材21,
22,23は、例えばPA6−GF45と称されるナイ
ロン系合成樹脂製の一体成形部材からなり、振動溶着,
熱溶着,或いは接着等により順次積層されて一体化され
る。
【0021】下方部材21は、主として動弁機構6の全
体を覆ってその上面壁をなす収容室上壁構成体21a
と、この収容室上壁構成体21aの周囲に連接されたシ
リンダヘッド2への取付部21bとからなる。この下方
部材21は前述した動弁機構6を覆ってシリンダヘッド
2の上端部に載置され、例えば取付部21bの周囲に穿
たれたネジ穴を介する図示しないボルトにより該シリン
ダヘッド2の上端部に取付固定されるものとなってい
る。
【0022】一方、中間部材23は気液分離室の下面壁
を構成する分離室下壁構成体を主体とし、上方を開口し
た箱形状をなす。そしてその内部に図4に示すように複
数の障壁17を長手方向(気筒の並び方向)に沿って交
互に立設して迷路状に一体形成した構造をなす。この中
間部材23は、前記下方部材21の下面側凹部に下方側
より嵌め込まれ、その上端を前記収容室上壁構成体21
aの下面に振動溶着により接合されて一体化される。そ
して中間部材23は、その底面である下面壁を前記動弁
系収容室11の上面壁の一部とすることでその内側を該
動弁系収容室11と区画し、収容室上壁構成体21aと
の間に気液分離室14を形成するものとなっている。
【0023】またこの中間部材23の下面壁(分離室下
壁構成体)には、その一方の片隅に位置して前記動弁系
収容室11に連通する大径の第1開口部15が設けられ
ており、この第1開口部15を介してシリンダヘッド2
内のブローバイガスが気液分離室14内に導入される。
またこの気液分離室14の上面壁を構成する前記収容室
上壁構成体21aには、前記第1開口部15と相対する
片隅に位置して該気液分離室14に導入した上記ブロー
バイガスをエアクリーナ室13側に放出する第2開口部
16が設けられている。前述した隔壁17は、気液分離
室14内の上記第1開口部15と第2開口部16との間
を迷路状に仕切るものである。しかして前記第1開口部
15を介して気液分離室14内に導入されたブローバイ
ガスは上記障壁17に順に衝突しながらその流れが遮ら
れ、流れの向きを変えながら第2開口部16へと導かれ
る。このような迷路状の障壁17によるブローバイガス
の流路障害作用により、該ブローバイガスに含まれるオ
イルがミストとして障壁17に付着し、ブローバイガス
から分離される。
【0024】尚、ブローバイガスから分離され、ミスト
となって障壁17に付着したオイルは、障壁17面を垂
れて次第に気液分離室14の底面に溜まる。そしてその
オイルは、気液分離室14の底面(下面壁)の要所に設
けられた複数の小径孔19を介して動弁系収容室11内
に落下し、シリンダヘッド2内に戻される。一方、前記
下方部材21の収容室上壁構成体21aの外縁部より立
ち上げられた囲壁の上端部には、上記気液分離室14の
上方に位置して上方部材22が設けられる。この上方部
材22は主としてエアクリーナ室上壁構成体をなすもの
で、その内側にエアクリーナエレメント12を収納し、
前記囲部と一体化されてエアクリーナ室13を形成す
る。しかしてエアクリーナエレメント12は、エアクリ
ーナ室13内をその下方の第1分室29と上方の第2分
室30とに2分する如く該エアクリーナ室13内に設け
られる。
【0025】また下方部材21の前記囲壁には、前記第
1開口部15が設けられた側に位置してエアクリーナ室
13に連通する第1連通管25が一体に形成されてい
る。この第1連通管25は、特に上記エアクリーナエレ
メント12の下方の第1分室29に連通するものであ
り、この第1連通管25を介して該第1分室に外気が導
入される。そして第1分室29に導入された空気は、前
記エアクリーナエレメント12を介して浄化されて第2
分室30に導かれる。また前記上方部材22の側面の前
記第1連通管25から隔てた位置には、その第2分室3
0に連通する第2連通管26が一体に形成されている。
そして上述した如くエアクリーナエレメント12を介し
て浄化された第2分室内の空気は、上記第2連通管26
を経て前述した吸気管を経て吸気ポート8から燃焼室7
へと導入されるようになっている。
【0026】ところで前述した如く気液分離室14に形
成された第2開口部16は、前記収容室上壁構成体21
aの上面側に突出形成されたブリーザ管27に連接され
ており、このブリーザ管27は前記エアクリーナ室13
の第1分室29内を縦方向に横切って、その端部を該エ
アクリーナ室13の第2分室30に連結して前述したブ
リーザ通路18を形成している。この結果、前述した如
く気液分離室14にてオイルが分離されたブローバイガ
スは、ブリーザ管27内を通過する際に第1分室29に
導入された外気により冷却されながら第2分室30の前
記第2連通管26の近傍に導かれる。そして第2分室3
0に導入されたブローバイガスは、エアクリーナエレメ
ント12を介して浄化された空気と共に第2連通管26
から燃焼室7へと送り込まれるものとなっている。
【0027】尚、前記下方部材21の側壁の下方位置に
位置し、外側に向けて突出形成された給油管(潤滑油供
給管)28は、外部より動弁系収容室11内にオイル
(潤滑油)を直接的に供給する為のもので、その上端部
はエアクリーナ室13の外側部まで延ばされている。こ
のように給油管28をシリンダヘッドカバー10の外壁
に沿わせて配設することで、エアクリーナ室13内の平
面形状を略矩形状とし、該エアクリーナ室13に収納さ
れるエアクリーナエレメント12の形状を該シリンダヘ
ッド2の全体的な平面形状に沿った矩形状として、その
構造の簡略化が図られている。またシリンダヘッドカバ
ー10の外壁に沿って給油管28が設けられているの
で、該シリンダヘッドカバー10を取り外すことなく内
燃機関(シリンダ)に対して外部から直接的にオイルを
供給し得る。
【0028】かくして上述した如く構成されるシリンダ
ヘッドカバー10によれば、シリンダヘッド内の動弁機
構を覆って形成される動弁系収容室11と、その上方に
位置してエアクリーナエレメント12を収納するエアク
リーナ室13との間に、動弁系収容室11(シリンダヘ
ッド)からのブローバイガスを導入してそこに含まれる
オイルを分離する気液分離室14が一体に設けられてい
る。従ってシリンダヘッドカバー10に一体形成される
エアクリーナ室13を動弁系収容室11から離し、且つ
前記気液分離室14をこれらの間の二重隔壁として機能
させることができる。この結果、動弁系収容室11から
エアクリーナ室13への熱伝達を大幅に低減させること
ができ、吸気を不本意に暖めると言うような不具合を未
然に防ぐことができる。従って従来のような内燃機関に
対する充填効率低下に起因する性能劣化を防ぐことがで
き、温態再始動時における始動不良等の問題を効果的に
回避できる。
【0029】また動弁系収容室11とエアクリーナ室1
3との間に形成された気液分離室14によってシリンダ
ヘッド2内に溜まったブローバイガス中のオイルを分離
した後、これをエアクリーナ室13を介して吸気系に戻
すので、ブローバイガスを効果的に再燃焼させることが
できる。しかもオイルを分離したブローバイガスを、エ
アクリーナ室13の第1分室を横切るブリーザ管27を
介して第2分室に導くので、その過程でブローバイガス
を効果的に冷却した上で、第2分室に供給することがで
きる。これ故、シリンダに再導入するブローバイガスに
よって吸気が過剰に暖められるような不具合を未然に防
ぐことができる。
【0030】従って従来のように、シリンダに再導入す
るブローバイガスに含まれるオイルによって、その吸気
系にオイルスラッジが付着したり、またこれに起因して
排気マフラーから白煙が吐出する等の不具合を効果的に
防ぎ得る。しかもブローバイガスに含まれるオイルを気
液分離室14において分離し、これを回収するのでオイ
ルの不本意な消費を抑え、経済性を高めることができ
る。
【0031】また上述したシリンダヘッドカバー10を
構造的な観点からみれば、その全体がシリンダヘッド2
の上部に取り付けられる下方部材21と,この下方部材
21に積層されて接合一体化される中間部材23,およ
び上方部材22からなる3ピース構造となっている。そ
してこれらの各部材21,22,23の接合一体によっ
て動弁系収容室11を形成する蓋体、動弁系収容室11
の上方に位置するエアクリーナ室13、そしてこのエア
クリーナ室13と動弁系収容室11との間に位置付けら
れる気液分離室14をそれぞれ構成しているので、その
全体構造が非常に簡単である。
【0032】特に前記気液分離室14の上面壁がエアク
リーナ室13の下面壁として兼用され、また前記動弁系
収容室11の上面壁を前記気液分離室14の下面壁とし
て兼用して、これらを上記各室11,13,14間をそ
れぞれ分離区画する隔壁構造としているので、その構成
の大幅な簡素化を図ることができ、製造コストの低減を
図ることができる。
【0033】しかも上述した如く各部材21,22,2
3を相互に接合一体化した構造なので、全体的な剛性強
度を高め、吸気の脈動等に起因する共鳴を効果的に防ぎ
得る等の効果も奏し得る。更には前述したようにこれら
の各部材21,22,23を合成樹脂製とし、振動溶着
等によって一体接合した構造とすれば、重量自体の軽量
化を図り、またその接合部分の強度も実用上十分に高い
ものとすることができる。
【0034】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。実施例では下方部材21の下面側凹部
に中間部材23を一体化して気液分離室14を形成した
が、下方部材21の下面側凹部を浅いものとしておき、
その上面側のエアクリーナ室13側に張り出すように中
間部材23を一体化して気液分離室14を形成するよう
にしても良い。この場合には、シリンダヘッド2からの
ブローバイガスを気液分離室14内に導入する第1開口
部15を下方部材21の収容室上壁構成体21aに設
け、第2開口部16に連通するブリーザ管27を中間部
材23に突出形成しておくようにすれば良い。
【0035】またこの例ではエアクリーナ室13を形成
する上方部材22を、エアクリーナエレメント12を内
部に収納して下方部材21の囲壁上端に振動溶着等によ
って一体化固定するものとして説明したが、これをネジ
止め固定する構造とし、エアクリーナエレメント12を
適宜交換可能な構造としても良い。更にはシリンダヘッ
ド2の近傍に動弁機構6を駆動する駆動機構、例えばタ
イミングベルトによって駆動されるカムスプロケットが
配置され、この駆動機構を覆うカバー(駆動部蓋体)も
設けられるような場合には、そのカバーを当該シリンダ
ヘッドカバー10と一体に形成したり、当該シリンダヘ
ッドカバー10に取り付け一体化されるように構成する
ことも可能である。
【0036】その他、気液分離室14内に形成される障
壁17の配置やその数および形状、更には気液分離室1
4自体の大きさ、またエアクリーナ室13の形状等につ
いては、内燃機関の仕様に応じて定めれば良いものであ
る。要するに本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
リンダヘッドカバーにエアクリーナを一体に設けると共
に、ブローバイガス中に含まれるオイルを除去する気液
除去装置(オイルセパレータ)を一体に設けているの
で、ブローバイガスに含まれるオイルが吸気系に混入す
ることを効果的に防ぐと共に、その構造の大幅な簡易化
を図り得る。
【0038】特に本発明の好ましい態様によれば、気液
分離室が動弁系収容室とエアクリーナ室との間に形成さ
れているので、エアクリーナ室を動弁系収容室から離し
てエアクリーナ室への熱伝達を効果的に低減することが
でき、内燃機関への吸気が不本意に暖められることを未
然に防ぎ得ると共に、気液分離室の上面壁がエアクリー
ナ室の下面壁として兼用され、構造の簡単化が図られて
いる。
【0039】また請求項2に記載の発明によれば動弁系
収容室の上面壁を気液分離室の下面壁として兼用されて
いるので、その全体構造の簡易化を図り得る上、カバー
全体が下方部材,中間部材,および上方部材からなる3
ピース構造とされ、これらを積層一体化してシリンダヘ
ッドカバーを構成しているので、その構造の大幅な簡易
化を図り、製造コストの低減を図り得る。その際、特に
気液分離室の側面壁を構成する分離室側壁構成体を下方
部材または中間部材と一体に形成し、またエアクリーナ
室の側面壁を構成するエアクリーナ室側壁構成体を中間
部材または上方部材と一体に形成することで、その構造
の簡易化が図られている。
【0040】この発明における好ましい実施態様とし
て、中間部材及び上方部材をそれぞれ樹脂製の部材と
し、これらを振動溶着、熱溶着または接着により相互に
一体化する構造とすることで、その軽量化と共に製造コ
ストを低減し得る。また請求項3に記載するように、前
記気液分離室を第1開口部と第2の開口部との間に障壁
板を設けた構成とすることで、簡単な構造でありながら
気液分離作用を効果的に果たし得る。
【0041】更に請求項4に記載するようにエアクリー
ナ室をエアクリーナエレメントによって第1分室と第2
分室とに区画し、これらの各室に外気側に連通する第1
連通管、およびエンジン燃焼室に連通する第2連通管を
それぞれ一体に形成しているので、その構造の簡易化が
図られる。また本発明の好ましい態様によれば、気液分
離室の上面壁を構成する中間部材に第2開口部と第2分
室とを連通するブリーザ部材を一体に形成しているの
で、その構造の簡易化を図ると同時に、ブリーザ通路を
通るブローバイガスを効果的に冷却することができ、吸
気の加熱を抑え得る。
【0042】また本発明の好ましい態様によれば、動弁
系収容室の上面を覆う蓋体に動弁系収容室内に潤滑油を
供給するための潤滑油供給孔を形成すれば、シリンダヘ
ッドカバーを取り外すことなく潤滑油の供給可能とな
る。その際、特に潤滑油供給孔に連通する潤滑油供給管
を、エアクリーナ室の側面壁を構成するエアクリーナ室
側壁構成体の外側に配設するようにすれば、エアクリー
ナエレメントを避けた部位からの潤滑油の供給を可能と
している。
【0043】更に下方部材および中間部材をそれぞれ樹
脂製の部材とし、これらを振動溶着,熱溶着または接着
により相互に一体化する構造とすることで、また中間部
材および上方部材をそれぞれ樹脂製の部材とし、これら
を振動溶着,熱溶着または接着により相互に一体化する
構造とすることで、その軽量化と共に、製造コストを低
減し得る。
【0044】また本発明の好ましい態様によれば、シリ
ンダヘッド周辺の動弁機構を駆動する駆動機構部を覆う
駆動部蓋体を、当該シリンダヘッドカバーに取り付ける
ようにしているので、シリンダヘッド回り全体の構造の
簡易化を図り得る等の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリンダヘッドカバーが設けられ
る内燃機関の概略的な構成を示す概念図。
【図2】本発明の一実施の形態を示すシリンダヘッドカ
バーを気筒の並び方向から見た概略的な縦断面構成図。
【図3】図2に示すシリンダヘッドカバーを気筒の並び
横方向から見た一部断面構成図。
【図4】図2に示すシリンダヘッドカバーにおける気液
分離室の平面構造を示す図。
【符号の説明】
2 シリンダヘッド 6 動弁機構 10 シリンダヘッドカバー 11 動弁系収容室 12 エアクリーナエレメント 13 エアクリーナ室 14 気液分離室 15 第1開口部 16 第2開口部 17 隔壁 18 ブリーザ通路 19 小径孔 21 下方部材(蓋体) 22 上方部材 23 中間部材 25 第1連通管 26 第2連通管 27 ブリーザ管 28 給油管(潤滑油供給管) 29 第1分室 30 第2分室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 重光 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三 菱自動車エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 世一 隆博 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三 菱自動車エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−97012(JP,U) 実開 昭59−43664(JP,U) 実開 昭59−196510(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/024 F02M 35/10 F02F 1/24 F02F 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッド内の動弁機構を覆って設
    けられるシリンダヘッドカバーであって、 前記動弁機構を収容する動弁系収納室の上部に、 エアク
    リーナエレメントを収納するエアクリーナ室と、前記動
    弁系収容室に連通する第1開口部および前記エアクリー
    ナ室に連通する第2開口部を備えた気液分離室とをそれ
    ぞれ一体に組み込んだことを特徴とするシリンダヘッド
    カバー。
  2. 【請求項2】 前記動弁機構を覆う収納室上壁構成体、
    および該収納室上壁構成体の周囲に連接された前記シリ
    ンダヘッドへの取付部を有する蓋体と、 前記収納室上壁構成体の下面に取り付けられ、前記気液
    分離室の下面壁および前記動弁系収容室の上面壁をそれ
    ぞれ構成する分離室下壁構成体を主体とし、その上方を
    開口した箱形形状をなす中間部材と、 前記蓋体の上方に設けられ、前記エアクリーナ室の上面
    壁を構成するエアクリーナ室上壁構成体を備える上方部
    材とを有することを 特徴とする請求項1に記載のシリン
    ダヘッドカバー。
  3. 【請求項3】 前記気液分離室は、その下面壁に設けら
    れて前記動弁系収容室に連通する第1開口部と、この第
    1開口部から離反した位置においてその上面壁に設けら
    れて前記エアクリーナ室に連通する第2の開口部との間
    に、障壁板を設けてなることを特徴とする請求項1に記
    載のシリンダヘッドカバー。
  4. 【請求項4】 前記エアクリーナ室は、その内部に収納
    したエアクリーナエレメントによって第1分室と第2分
    室とに区画されるものであって、 上記第1分室外気側に連通する第1連通管を備え、
    記第2分室は前記シリンダヘッドのエンジン燃焼室に連
    通する第2連通管を備えることを特徴とする請求項1に
    記載のシリンダヘッドカバー。
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