JP2000213429A - 空冷内燃機関 - Google Patents

空冷内燃機関

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JP2000213429A
JP2000213429A JP11011147A JP1114799A JP2000213429A JP 2000213429 A JP2000213429 A JP 2000213429A JP 11011147 A JP11011147 A JP 11011147A JP 1114799 A JP1114799 A JP 1114799A JP 2000213429 A JP2000213429 A JP 2000213429A
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air cleaner
air
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internal combustion
combustion engine
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Hiroshi Funai
宏 舟井
Hiroaki Kojima
洋明 小嶋
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F1/26Cylinder heads having cooling means
    • F02F1/28Cylinder heads having cooling means for air cooling
    • F02F1/30Finned cylinder heads
    • F02F1/32Finned cylinder heads the cylinder heads being of overhead valve type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空冷内燃機関において,エアクリーナ及びシ
ュラウドをユニット化してコストの低減を図る。 【解決手段】 機関本体Eaに冷却風を誘導するシュラ
ウド19を取付けたものにおいて,シュラウド19に一
体に形成されたエアクリーナケース27と,これに着脱
可能に結合されるエアクリーナカバー28と,これらの
間に挟持されるエアクリーナエレメント29とでエアク
リーナ24を構成し,エアクリーナエレメント29の一
側面をシュラウド19内に連通すると共に,その他側面
を気化器15に連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,空冷内燃機関に関
し,特に,気化器及びエアクリーナを備えた機関本体
に,クランク軸に駆動される冷却ファンにより生起され
た冷却風を気化器側へ誘導するシュラウドを取付けたも
のゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝる空冷内燃機関は,例えば特開昭5
3−92056号公報に開示されているように,既に知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示されて
いる空冷内燃機関では,エアクリーナが他の部材から独
立した構成となっているので,エアクリーナ自体の部品
点数が多く,またエアクリーナの支持手段が必要であ
り,これがコスト低減の障害となっている。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,エアクリーナ及びシュラウドをユニット化して,
エアクリーナの構造の簡素化を図ると共に,その支持手
段を不要にした,安価な前記空冷内燃機関を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,気化器及びエアクリーナを備えた機関本
体に,クランク軸に駆動される冷却ファンにより生起さ
れた冷却風を気化器側へ誘導するシュラウドを取付け
た,空冷内燃機関において,前記シュラウドに一体に形
成されて一側を開放したエアクリーナケースと,このエ
アクリーナケースに,その開放面を覆うように着脱可能
に結合されるエアクリーナカバーと,これらエアクリー
ナケース及びエアクリーナカバー間に挟持されるエアク
リーナエレメントとで前記エアクリーナを構成し,前記
エアクリーナエレメントの一側面を前記シュラウド内に
連通すると共に,その他側面を前記気化器に連通したこ
とを第1の特徴とする。
【0006】この第1の特徴によれば,シュラウド及び
エアクリーナケースのユニット化により,部品点数の削
減を果たすことができる。しかもエアクリーナはシュラ
ウドに支持されることになるから,それ専用の支持手段
も不要となる。
【0007】その上,エアクリーナは,シュラウド内の
比較的奇麗な空気を取り入れ,エアクリーナエレメント
で濾過して気化器に供給するので,エアクリーナエレメ
ントの延命を図ると共に,常に清浄な空気を気化器に供
給することができる。
【0008】また本発明は,上記特徴に加えて,前記エ
アクリーナカバーには,前記エアクリーナエレメントの
一側面が臨む未浄化室を設けると共に,この未浄化室を
前記シュラウド内に連通する入口管を形成し,また前記
エアクリーナケースには,前記エアクリーナエレメント
の他側面が臨む浄化室を形成すると共に,この浄化室を
前記気化器に連通する出口管を一体に形成したことを第
2の特徴とする。
【0009】この第2の特徴によれば,エアクリーナカ
バーの取り外しにより,エアクリーナエレメント,未浄
化室及び浄化室の清掃を容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を,添
付図面に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の空冷式汎用内燃機関の正面
図,図2は同内燃機関の,シュラウドを取り外した状態
での一部縦断正面図,図3は図1の3−3線断面図,図
4は同内燃機関のシュラウド及びエアクリーナの分解斜
視図である。
【0012】先ず,図1及び図2において,空冷式汎用
内燃機関Eは,クランクケース1の上部に,その正面視
でV字状に配置される第1及び第2バンクB1 ,B2
連設され,これらバンクB1 ,B2 の開き角度は,クラ
ンクケース1に支承されるクランク軸3を中心として9
0°に設定されている。またクランクケース1の底部に
設置用フランジ1aが形成される。
【0013】以上において,クランクケース1及び第
1,第2バンクB1 ,B2 は機関本体Eaを構成する。
【0014】図2及び図3に示すように,第1及び第2
バンクB1 ,B2 は,それぞれクランクケース1の上面
に一体に連設されるシリンダブロック2と,このシリン
ダブロック2の上面に接合されるシリンダヘッド4とか
らなっている。クランクケース1の前後両側壁に支承さ
れるクランク軸3は単一のクランクピン3aを備えてお
り,これに各シリンダブロック2の単一のシリンダボア
2aに嵌装されるピストン5がコンロッド6を介して連
接される。
【0015】各シリンダヘッド4には,シリンダボア2
aに開口する吸気ポート7及び排気ポート(図示せず)
が形成されると共に,これらを開閉する吸気弁7A及び
排気弁(図示せず)が設けられる。吸気ポート7及び排
気ポートは,シリンダヘッド4の,クランク軸3の軸方
向を向く両側面にそれぞれ開口しており,その両側面に
吸気マニホールド10及び排気マニホールド(図示せ
ず)がそれぞれ接合される。
【0016】吸気マニホールド10は,その中央部に配
置される分配チャンバ12と,この分配チャンバ12の
両側壁から延出する一対の分岐管13,13とから構成
され,それら分岐管13,13の下流端に形成された連
結フランジ13a,13aが対応するシリンダヘッド4
にボルト14により接合され,これにより各分岐管1
3,13の内部が対応する吸気ポート7と連通される。
分配チャンバ12の,前記谷部18側の背面に入口が設
けられ,その背面にホリゾンタル型気化器15が取付け
られる。こうして気化器15は,両バンクB1 ,B2
の谷部18に配置される。
【0017】クランク軸3の一端には冷却ファン17が
取付けられ,他端は動力取出し部3bとされる。
【0018】上記冷却ファン17を収容しながらクラン
クケース1,両バンクB1 ,B2 及び,両バンクB1
2 間の谷部18の正面を覆うシュラウド19がクラン
クケース1及び両バンクB1 ,B2 に取付けられる。シ
ュラウド19には,冷却ファン17に対面する部分に冷
却風入口20が開口しており,この冷却風入口20にス
クリーン又はグリッド21が設けられる。
【0019】図3及び図4に示すように,シュラウド1
9の上部に,前記気化器15のための箱型のエアクリー
ナ24が一体的に構成され,両者はユニット化される。
【0020】即ち,エアクリーナ24は,シュラウド1
9の上部に一体に形成されて吸気マニホールド10の直
前に配置されるエアクリーナケース27と,これに着脱
可能に結合されるエアクリーナカバー28と,これらエ
アクリーナケース27及びエアクリーナカバー28間に
挟持されるエアクリーナエレメント29とから構成され
る。その際,シュラウド19及びエアクリーナケース2
7は合成樹脂により一体成形される。
【0021】エアクリーナケース27は,機関Eの正面
側を開放していて,その開放周縁に無端のシール溝34
が形成されており,エアクリーナエレメント29の周縁
に鍔状に付設された無端のシール部材29aが上記シー
ル溝34に嵌め込まれる。そしてこのシール部材29a
をシール溝34に押し込むようにしてエアクリーナカバ
ー28がエアクリーナケース27に結合されるもので,
左右一対のクリップ26,26によりその結合状態が保
持される。
【0022】シュラウド19は,エアクリーナカバー2
8の下部壁に隣接する上部壁19aを有しており,この
上部壁19aに一個又は複数個の通孔23が設けられ,
この通孔23を貫通してシュラウド19内で開口する入
口管28aがエアクリーナカバー28の下部壁に一体に
形成される。この入口管28aは,エアクリーナエレメ
ント29の一側面が臨むエアクリーナカバー28内の未
浄化室31に連なる。一方,エアクリーナケース27の
後壁には一本の出口管27aが一体に形成され,この出
口管27aは,エアクリーナエレメント29の他側面が
臨むエアクリーナケース27内の浄化室31に連なる。
この出口管27aは,吸気ダクト33を介して前記気化
器15の吸気道入口に接続される。
【0023】気化器15に供給すべき燃料を貯留する燃
料タンク25は,第1,第2バンクB1 ,B2 及び谷部
18に近接して,それらの上面を覆うように配設され
る。この燃料タンク25の底壁には,エアクリーナ24
及び吸気ダクト33の上部を受容する凹部35が形成さ
れ,これによって大容量の燃料タンク25の両バンクB
1 ,B2 への近接配置が可能となり,該タンク25の重
心を極力下げることができる。
【0024】次に,この実施例の作用について説明す
る。
【0025】クランク軸3による冷却ファン17の回転
に伴い,冷却風入口20からシュラウド19内に流入し
た外気即ち冷却風は,シュラウド19及びエアクリーナ
24外壁に誘導されて第1,第2バンクB1 ,B2 ,気
化器15及び燃料タンク25に向かい,それらを冷却す
る。
【0026】一方,各バンクB1 ,B2 の吸気行程時,
エアクリーナ24の入口管28aから未浄化室30に流
入した空気は,エアクリーナエレメント29により濾過
されて浄化室31に移り,吸気ダクト33を経て気化器
15に導入され,こゝで燃料を混合された後,吸気マニ
ホールド10により各バンクB1 ,B2 に分配されて,
対応する吸入ポート7,7へと吸入される。その際,特
に,上記入口管28aは,両バンクB1 ,B2 の手前で
シュラウド19内に開口しているから,シュラウド19
内の比較的奇麗で且つ比較的低温な空気をエアクリーナ
24に取り入れることができ,したがってエアクリーナ
エレメント29の延命化を図ると共に,機関の充填効率
を高めてその出力向上を図ることができる。
【0027】ところで,エアクリーナケース27はシュ
ラウド19に一体に形成されるので,エアクリーナ24
の部品点数の削減を果たすことができる。しかもエアク
リーナ24はシュラウド19に支持されることになるか
ら,それ専用の支持手段も不要となり,これらにより機
関Eの大幅なコスト低減を図ることができる。
【0028】エアクリーナ24の清掃に際しては,クリ
ップ26,26を外してエアクリーナカバー28を開放
し,エアクリーナエレメント29を取り出すことによ
り,エアクリーナエレメント29は勿論,未浄化室31
及び浄化室31を容易に清掃することができる。
【0029】本発明は,上記実施例に限定されるもので
はなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば,各バンクB1 ,B2 を多気筒型に
構成することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,気化器及びエアクリーナを備えた機関本体に,クラ
ンク軸に駆動される冷却ファンにより生起された冷却風
を気化器側へ誘導するシュラウドを取付けた空冷内燃機
関において,前記シュラウドに一体に形成されて一側を
開放したエアクリーナケースと,このエアクリーナケー
スに,その開放面を覆うように着脱可能に結合されるエ
アクリーナカバーと,これらエアクリーナケース及びエ
アクリーナカバー間に挟持されるエアクリーナエレメン
トとで前記エアクリーナを構成し,前記エアクリーナエ
レメントの一側面を前記シュラウド内に連通すると共
に,その他側面を前記気化器に連通したので,シュラウ
ド及びエアクリーナケースのユニット化により,エアク
リーナの部品点数の削減を果たすことができ,しかもエ
アクリーナ専用の支持手段も不要となり,機関のコスト
低減を図ることができる。その上,エアクリーナは,シ
ュラウド内の比較的奇麗な空気を取り入れるので,エア
クリーナエレメントの延命を図ると共に,常に清浄な空
気を気化器に供給することができる。
【0031】また本発明の第2の特徴によれば,前記エ
アクリーナカバーには,前記エアクリーナエレメントの
一側面が臨む未浄化室を設けると共に,この未浄化室を
前記シュラウド内に連通する入口管を形成し,また前記
エアクリーナケースには,前記エアクリーナエレメント
の他側面が臨む浄化室を形成すると共に,この浄化室を
前記気化器に連通する出口管を一体に形成したので,エ
アクリーナカバーの取り外しにより,エアクリーナエレ
メント,未浄化室及び浄化室の清掃を容易に行うことが
でき,メンテナンス性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空冷式内燃機関の正面図。
【図2】同内燃機関の,シュラウドを取り外した状態で
の一部縦断正面図。
【図3】図1の3−3線断面図。
【図4】同内燃機関のシュラウド及びエアクリーナの分
解斜視図。
【符号の説明】
E・・・・空冷内燃機関 Ea・・・機関本体 1・・・・クランクケース 3・・・・クランク軸 15・・・気化器 17・・・冷却ファン 19・・・シュラウド 24・・・エアクリーナ 27・・・エアクリーナケース 27a・・出口管 28・・・エアクリーナカバー 28a・・入口管 29・・・エアクリーナエレメント 30・・・浄化室 31・・・未浄化室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気化器(15)及びエアクリーナ(2
    4)を備えた機関本体(Ea)に,クランク軸(3)に
    駆動される冷却ファン(17)により生起された冷却風
    を気化器(15)側へ誘導するシュラウド(19)を取
    付けた,空冷内燃機関において,前記シュラウド(1
    9)に一体に形成されて一側面を開放したエアクリーナ
    ケース(27)と,このエアクリーナケース(27)
    に,その開放面を覆うように着脱可能に結合されるエア
    クリーナカバー(28)と,これらエアクリーナケース
    (27)及びエアクリーナカバー(28)間に装着され
    るエアクリーナエレメント(29)とで前記エアクリー
    ナ(24)を構成し,前記エアクリーナエレメント(2
    9)の一側面を前記シュラウド(19)内に連通すると
    共に,その他側面を前記気化器(15)に連通したこと
    を特徴とする,空冷内燃機関。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空冷内燃機関において,
    前記エアクリーナカバー(28)には,前記エアクリー
    ナエレメント(29)の一側面が臨む未浄化室(30)
    を設けると共に,この未浄化室(30)を前記シュラウ
    ド(19)内に連通する入口管(28a)を形成し,ま
    た前記エアクリーナケース(27)には,前記エアクリ
    ーナエレメント(29)の他側面が臨む浄化室(31)
    を形成すると共に,この浄化室(31)を前記気化器
    (15)に連通する出口管(27a)を一体に形成した
    ことを特徴とする,空冷内燃機関。
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Cited By (6)

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