JPH10205347A - 船外機 - Google Patents

船外機

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JPH10205347A
JPH10205347A JP9207435A JP20743597A JPH10205347A JP H10205347 A JPH10205347 A JP H10205347A JP 9207435 A JP9207435 A JP 9207435A JP 20743597 A JP20743597 A JP 20743597A JP H10205347 A JPH10205347 A JP H10205347A
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JP
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cylinder
engine
fuel
vapor separator
outboard motor
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JP9207435A
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Yutaka Okamoto
豊 岡本
Masaaki Takahashi
正哲 高橋
Noriyoshi Hiraoka
徳由 平岡
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Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 長い吸気管を具備しているとともにコン
パクトな船外機を提供する。 【解決手段】 エンジン(40)はシリンダーヘッド
(51)が後側となる様に配置され、シリンダーヘッド
の吸気流路(53)には各々吸気管(61)が連結され
ている。この各吸気管の先端はカウリング(2,3)内
の前部に延在して膨張室(63,71)に集合してい
る。そして、膨張室の少なくとも一部は、クランクケー
スの前方に間隔を有して配置されているとともに、ベー
パーセパレータータンク(26)を具備する燃料供給ユ
ニット(21)が、クランクケース(48)の前面と、
膨張室との間に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーターボート、
ヨットや漁船などの小型船舶に取り付けられる船外機に
関し、特に、ベーパーセパレータータンクの配置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】船外機のエンジンに供給する燃料を溜め
ている燃料タンクは、船外機の外たとえば船外機が取り
付けられている小型船舶に配置されており、低圧ポンプ
がこの燃料タンクから船外機のベーパーセパレータータ
ンクに燃料を汲み上げている。このベーパーセパレータ
ータンクの燃料を高圧ポンプが吸い上げて、インジェク
ターを介してエンジンに供給している。従来、ベーパー
セパレータータンクは、エンジンの吸気管が配置されて
いる側で、かつ、吸気管の外側に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、吸気管はで
きるだけ長い方が、エンジンの低速時のトルクの出力が
向上する。そこで、長い吸気管を用いると、吸気管の配
置スペースが広がり、逆に、ベーパーセパレータータン
クを配置する空間が小さくなる。したがって、ベーパー
セパレータータンクの配置スペースを確保するために、
船外機の横幅が大きくなり、嵩張ることになる。また、
船外機内の機器は、エンジンに対して左右にバランス良
く配置することが好ましいが、長い吸気管とベーパーセ
パレータータンクとを同じ側で、かつ外側に配置する
と、船外機内における機器の配置バランスが悪くなる。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、長い吸気管を具備しているとともにコンパ
クトな船外機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の船外機(1)の
カウリング(2,3)内には、シリンダーブロック(4
1)に複数のシリンダー(42)が略水平に形成され、
このシリンダーに上下方向に延在するクランクシャフト
(46)を回転駆動するピストン(43)が摺動可能に
配置され、シリンダーブロックの燃焼室(49)側は各
シリンダー毎に吸気流路(53)が形成されているシリ
ンダーヘッド(51)でカバーされ、シリンダーブロッ
クのクランク室側はクランクケース(48)でカバーさ
れているエンジン(40)が備えられている。また、船
外機の外に設置されている燃料タンク(11)の燃料
を、低圧ポンプ(24)が吸い込んで、ベーパーセパレ
ータータンク(26)に供給し、このベーパーセパレー
タータンクの燃料を高圧ポンプ(27)が吸い込んでイ
ンジェクター(34)を介して前記エンジンに供給して
いる。
【0006】さらに、前記エンジンはシリンダーヘッド
が後側となる様に配置され、シリンダーヘッドの吸気流
路には各々吸気管(61)が連結されている。この各吸
気管の先端はカウリング内の前部に延在して膨張室(6
3,71)に集合している。そして、請求項1記載の発
明においては、膨張室の少なくとも一部は、クランクケ
ースの前方に間隔を有して配置されているとともに、ベ
ーパーセパレータータンクが、クランクケースの前面
と、クランクケースの前方の膨張室との間に配置されて
いる。
【0007】また、請求項2記載の発明においては、ベ
ーパーセパレータータンクが、シリンダーヘッドの後方
に配置されている。
【0008】そして、請求項3記載の発明においては、
ベーパーセパレータータンクが、吸気管とは反対側に配
置されている。
【0009】さらに、請求項4記載の発明においては、
ベーパーセパレータータンクが、エンジンの後方の左ま
たは右の隅部に配置されている。
【0010】また、請求項5記載の発明においては、ベ
ーパーセパレータータンクが、シリンダーヘッドの吸気
管取り付け側に設けられている燃料レール(32)に直
結されている。
【0011】そして、請求項6記載の発明においては、
ベーパーセパレータータンクが、エンジンと吸気管との
間の隙間に配置されている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明における船外機の実
施の第1の形態を図1ないし図4を用いて説明する。図
1は本発明の実施の形態の船外機の一部切欠き側面図で
ある。図2は船外機の平面図である。図3は船外機の一
部切欠き平面図である。図4は船外機のエンジンへの燃
料供給装置の概略図である。
【0013】船外機1は、上側から順番にアッパーカウ
リング2、ロワーカウリング3、アッパーケーシング4
およびロワーケーシング5からなるハウジングで覆われ
ており、アッパーカウリング2には空気流入口6が形成
されている。そして、船外機1には取り付けブラケット
8が設けられており、この取り付けブラケット8が、モ
ーターボートなどの小型船舶9(図4参照)の船尾10
に着脱自在に取り付けられている。船外機1は、取り付
けブラケット8が取り付けられている側が、前側となっ
ている。また、小型船舶9内には、ガソリンなどの燃料
を溜めておく燃料タンク11が配置されており、この燃
料タンク11の燃料は、燃料パイプ12を介して、船外
機1内の燃料供給ユニット21に供給されている。
【0014】この燃料供給ユニット21は、フィルター
である水分離器23と、電動低圧ポンプ24と、ベーパ
ーセパレータータンク26と、電動高圧ポンプ27とを
一体にして構成されている。そして、水分離器23の入
口23aには、前記燃料パイプ12が接続されており、
一方、水分離器23の出口23bには低圧ポンプ24の
吸い込み口24aがたとえば燃料流路などを介して接続
されている。低圧ポンプ24の吐出口24bは燃料流路
などを介してベーパーセパレータータンク26の入口2
6aに接続され、また、ベーパーセパレータータンク2
6内に高圧ポンプ27の吸い込み口27aが配置されて
いる。高圧ポンプ27の吐出口27bは、吐出パイプ3
1を介して燃料レール32の下端部に接続されている。
【0015】そして、低圧ポンプ24が稼働すると、燃
料タンク11からの燃料が、燃料パイプ12を介して、
燃料供給ユニット21の水分離器23に流入し、水分離
器23で水分を分離されて、低圧ポンプ24に吸い込ま
れ、低圧ポンプ24からベーパーセパレータータンク2
6に吐出されている。そして、ベーパーセパレータータ
ンク26に溜まった燃料は、高圧ポンプ27から吐出パ
イプ31を介して燃料レール32に吐出されている。
【0016】この燃料レール32には、複数たとえば4
個のインジェクター34が設けられ燃料を噴射してい
る。また、燃料レール32の上端部には、プレッシャー
レギュレータ36が設けられており、燃料レール32の
燃料の圧力を設定値以下に制御している。このプレッシ
ャーレギュレータ36は、戻り油パイプ38を介してベ
ーパーセパレータータンク26の戻り口26bに接続さ
れており、プレッシャーレギュレータ36の戻り油は、
戻り油パイプ38を通って、ベーパーセパレータータン
ク26に戻っている。
【0017】また、アッパーカウリング2およびロワー
カウリング3からなるカウリングの内部には、L型4気
筒の4サイクルエンジン40が配置されている。このエ
ンジン40のシリンダーブロック41には、略水平なシ
リンダー42が上下方向に4個設けられており、各シリ
ンダー42にはピストン43が摺動可能に配置されてい
る。このピストン43には、コンロッド44の一端が連
結され、コンロッド44の他端は、クランクシャフト4
6に連結されている。このクランクシャフト46は上下
方向に延在し、かつ、回転可能に配置されており、ピス
トン43がシリンダー42内を摺動すると、コンロッド
44を介して回転駆動されている。そして、このクラン
クシャフト46が回転すると、図示しないドライブシャ
フトなどを介してプロペラ47が回転する。
【0018】また、シリンダーブロック41は、クラン
クシャフト46側がクランクケース48で覆われ、燃焼
室49側がシリンダーヘッド51で覆われている。この
シリンダーヘッド51には、シリンダー42に空気を供
給する吸気流路53と、シリンダー42の燃焼室49の
燃焼ガスを排気する排気流路54とが、各シリンダー4
2の燃焼室49毎に形成されている。この吸気流路53
のポートを吸気弁56が、また、排気流路54のポート
を排気弁57が開閉している。そして、各吸気流路53
には、前述のインジェクター34が設けられ、電子制御
されて燃料を噴射している。また、排気流路54には排
気管58が接続されている。
【0019】各吸気流路53の空気流入口には、エンジ
ン40の側面に沿って延在する吸気管61が連結されて
いる。この吸気管61は上下に多段たとえば4段設けら
れ、最上段の吸気管61は前側に行くほど下側になる様
に傾斜し、一方、最下段の吸気管61は前側に行くほど
上側になる様に傾斜して、吸気管61は互いに前側に行
くほど間隔が小さくなっている。そして、吸気管61の
前端はカウリング2,3内の前部に達して、サージタン
ク63に接続されて集合している。このサージタンク6
3の前側にはスロットルボディー66が連結され、この
スロットルボディー66のボディ内にはスロットル弁6
7が回動自在に設けられている。そして、スロットルボ
ディー66にサイレンサー71が接続されており、この
サイレンサー71がサージタンク63とともに膨張室を
構成している。また、サイレンサー71はエンジン40
のクランクケース48の前側に間隔を有して配置され、
上面に吸気口72が形成されている。前述の燃料供給ユ
ニット21は、クランクケース48の前面とサイレンサ
ー71との間に配置されており、燃料供給ユニット21
の一部は、サイレンサー71の後面に形成されている凹
部に嵌まり込んでいる。
【0020】また、サージタンク63の下部には、ブロ
ーバイ吸引パイプ88が連結され、このブローバイ吸引
パイプ88の他端は、クランクシャフト46が配されて
いるクランク室に接続されている。さらに、スロットル
ボディー66におけるスロットル弁67よりも上流側の
部分に、ブローバイ換気用パイプ89が連結され、この
ブローバイ換気用パイプ89の他端は、クランク室に接
続されている。スロットル弁67の上流側は、下流側す
なわちサージタンク63よりも空気圧が高いので、ブロ
ーバイ換気用パイプ89からクランク室に新鮮な空気が
供給され、クランク室内の漏れガスなどの空気をブロー
バイ吸引パイプ88で吸引して、クランク室内を換気し
ている。
【0021】この様に構成されている船外機1の燃料供
給ユニット21の稼働により、燃料タンク11の燃料が
水分離器23および低圧ポンプ24を介してベーパーセ
パレータータンク26に供給され、ベーパーセパレータ
ータンク26に溜まった燃料は、高圧ポンプ27により
燃料レール32に供給され、インジェクター34から電
子制御により吸気流路53内に噴射されている。そし
て、船外機1のエンジン40が稼働していると、アッパ
ーカウリング2の空気流入口6から、船外機1外の空気
が船外機1内に流入し、サイレンサー71の吸気口72
からサイレンサー71内に流れ込む。サイレンサー71
内に流れ込んだ空気は、スロットルボディー66、、サ
ージタンク63、吸気管61、シリンダーヘッド51の
吸気流路53の順に通り、吸気流路53において前述の
ようにインジェクター34から燃料が噴射されて混合し
た後に、エンジン40の燃焼室49に流入する。そし
て、この燃焼室49において、爆発燃焼してピストン4
3を駆動し、クランクシャフト46を回転させる。燃焼
した排ガスは、シリンダーヘッド51の排気流路54か
ら、排気管58を通って船外機1外に排気されている。
【0022】そして、前述のように、シリンダーヘッド
51をカウリング2,3の後部に、サージタンク63を
カウリング2,3の前部に配置し、吸気管61をエンジ
ン40の側方に沿って長く設けているので、エンジン4
0の低速時のトルクなどの出力性能が向上する。
【0023】特に、膨張室であるサイレンサー71がク
ランクケース48の前方に間隔を有して配置されている
ので、より一層吸気管61を長くすることができ、か
つ、このクランクケース48とサイレンサー71との間
の空間に、燃料供給ユニット21すなわちベーパーセパ
レータータンク26を配置して、有効利用することがで
きる。また、吸気管61が配置されている側と同じ箇所
に、ベーパーセパレータータンク26を配置すると、船
外機1の横幅が増大するが、この実施の形態において
は、クランクケース48の前方に配置されているので、
船外機1の横幅をコンパクトにする事ができる。
【0024】次に、本発明における船外機の実施の第2
の形態について図5を用いて説明する。図5は実施の第
2の形態の船外機の内部の平面図である。なお、この実
施の第2の形態の説明において、前記実施の第1の形態
の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、
その詳細な説明は省略する。
【0025】実施の第2の形態においては、サイレンサ
ー71は設けられておらず、サージタンク63の容積が
大きく、かつ、クランクケース48の前方に間隔を有し
て配置されている。また、吸気管61の前端は、クラン
クケース48よりも前方に延在して、サージタンク63
に集合している。そして、このクランクケース48と膨
張室であるサージタンク63との間に燃料供給ユニット
21が配置されており、燃料供給ユニット21の一部
は、サージタンク63の後面に形成されている凹部に嵌
まり込んでいる。そして、スロットルボディー66は、
サージタンク63の先端部の上面に連結されており、ス
ロットルボディー66の吸気用の開口は上面に形成され
ている。
【0026】この様に実施の第2の形態においては、吸
気管61の前端が、クランクケース48よりも前方に位
置しているので、吸気管61の長さを実施の第1の形態
よりもさらに長くして、エンジン40の低速時のトルク
の出力を向上させることができる。
【0027】次に、本発明における船外機の実施の第3
の形態および実施の第4の形態について説明する。図6
は実施の第3の形態および実施の第4の形態の船外機の
内部の平面図で、(a)が実施の第3の形態の平面図、
(b)が実施の第4の形態の平面図である。なお、この
実施の第3の形態および実施の第4の形態の説明におい
て、前記実施の第1の形態の構成要素に対応する構成要
素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0028】実施の第3の形態においては、燃料供給ユ
ニット21はシリンダーヘッド51の後方に配置されて
いる。実施の第1の形態および実施の第2の形態では、
膨張室とクランクケース48との間の狭い空間に設けら
れており、燃料供給ユニット21の取り付け作業が困難
であるが、実施の第3の形態では、シリンダーヘッド5
1の後方に配置されているので、燃料供給ユニット21
の取り付けを容易に行うことができる。また、カウリン
グ2,3の後面は、図1に図示するように、カウリング
2,3外の空気の流れを滑らかにするために、上側に行
くほど前方に傾斜しており、一方、シリンダーヘッド5
1の後面は略垂直であるので、カウリング2,3とシリ
ンダーヘッド51との間には、下部が膨らんでいる空間
が形成されている。そして、燃料供給ユニット21は、
この膨らんでいる下部に配置されている。したがって、
船外機1の前後方向の長さが長くなることは少ない。
【0029】実施の第4の形態においては、燃料供給ユ
ニット21は、吸気管61が配置されている側(右側)
とは反対側(左側)で、かつ、排気管58の前方の空間
に配置されている。したがって、エンジン40を中心と
して、左右にバランス良く機器を配置することができ、
エンジン40を覆っているカウリング2,3の形状が良
好となり、船外機1をコンパクトにすることができる。
【0030】次に、本発明における船外機の実施の第5
の形態および実施の第6の形態について説明する。図7
は実施の第5の形態および実施の第6の形態の船外機の
内部の平面図で、(a)が実施の第5の形態の平面図、
(b)が実施の第6の形態の平面図である。なお、この
実施の第5の形態および実施の第6の形態の説明におい
て、前記実施の第1の形態の構成要素に対応する構成要
素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0031】実施の第5の形態においては、燃料供給ユ
ニット21はシリンダーヘッド51の後方の左右の隅部
に配置されており、カウリング2,3の後部の隅部の内
部空間を有効利用することができ、船外機1をコンパク
トにする事ができる。
【0032】実施の第6の形態においては、燃料供給ユ
ニット21は、燃料レール32に可撓性の吐出パイプ3
1や戻り油パイプ38などを介さずに直結されており、
取り付け構造が簡単となる。また、スロットルボディー
66は、サージタンク63の先端部の側面に連結されて
おり、スロットルボディー66の吸気用の開口は側面に
形成されている。
【0033】次に、本発明における船外機の実施の第7
の形態について図8および図9を用いて説明する。図8
は実施の第7の形態の船外機の内部上側の側面図であ
る。図9は船外機の内部の平断面図である。なお、この
実施の第7の形態の説明において、前記実施の第1の形
態の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。また、燃料供給ユニッ
ト21は、断面図ではなく、平面図で図示されている。
【0034】実施の第7の形態においては、吸気管61
が右側すなわち外側に少し大きく張り出して配置され、
吸気管61の後端は、大きな曲率半径を有する連結パイ
プ91を介して、エンジン40の吸気流路53に連結さ
れている。この様にして、吸気管61とエンジン40
(特にシリンダーブロック41)との間の隙間を大きく
し、この隙間に、ベーパーセパレータータンク26を具
備する燃料供給ユニット21を配置している。この燃料
供給ユニット21の前部に、高圧ポンプ27が設けられ
ている。また、船外機の外の空気は、アッパーカウリン
グ2に形成されている空気流入口6から吸い込まれ、ダ
クト92を通って、カウリング2,3内に導入されてい
る。このダクト92は、図9において一点鎖線で図示さ
れている様に、左右一対設けられている。そして、カウ
リング2,3内の空気は、スロットルボディー66の側
面に形成されている吸気用の開口66aから、スロット
ルボディー66内に流入している。
【0035】また、クランクシャフト46の上端には、
フライホイル94が取り付け固定されている。そして、
始動モーター96の駆動軸に設けられている駆動歯車
が、このフライホイル94の周縁部に噛合しており、始
動時には、始動モーター96がフライホイル94を回転
駆動させている。さらに、フライホイル94のベルト車
94aと、ジェネレーター97の回転軸との間には、ベ
ルト98が掛け渡されており、フライホイル94が回転
すると、ジェネレーター97が稼働して、発電してい
る。なお、フライホイル94の下方には、ベーパーセパ
レータータンク26の一部が配置されている。そして、
シリンダーブロック41の左側で、かつ、始動モーター
96の下方には、オイルクーラーを兼ねているオイルフ
ィルター99が配置されている。
【0036】ところで、吸気管61と、エンジン40と
の間の隙間は、従来有効に使われていなかったが、この
実施の第7の形態においては、吸気管61を従来よりも
少し外側に張り出させて、隙間を大きくし、その隙間に
燃料供給ユニット21を配置している。この様に構成す
ることにより、燃料供給ユニット21の配置場所とし
て、隙間を有効利用することができる。その結果、燃料
供給ユニット21を吸気管61の外側に配置している従
来のものよりも、船外機をコンパクトにすることができ
る。
【0037】しかも、吸気管61が外側に従来よりも少
し大きく張り出しているので、吸気管61とエンジン4
0の吸気流路53との連結部分付近(すなわち連結パイ
プ91)の曲率半径を大きくすることができる。したが
って、連結部分付近の通気抵抗を小さくすることができ
る。また、吸気管61の長さを長くすることができる。
【0038】さらに、インジェクター34などの燃料噴
射系部材と燃料供給ユニット21との距離が短くなり、
燃料系の配管を短くすることができる。その結果、始動
時において、インジェクター34に供給される燃料の圧
力上昇すなわち燃圧上昇も速くなる。
【0039】また、前述の様に、実施の第7の形態にお
いては、船外機内における右または左の一方の側に、ベ
ーパーセパレータータンク26(燃料供給ユニット2
1)が配置され、このベーパーセパレータータンク26
の前方に膨張室(サージタンク63)が配置されてい
る。そして、船外機内における右または左の他方の側
に、オイルフィルター99が配置され、このオイルフィ
ルター99の前方にジェネレーター97が配置されてい
る。この様にして、ベーパーセパレータータンク26、
膨張室、オイルフィルター99、ジェネレーター97を
四方にバランス良く配置している。その結果、吸気管6
1とシリンダーブロック41との間にベーパーセパレー
タータンク26を配置していることと相まって、より船
外機をコンパクトにすることができる。
【0040】さらに、実施の第7の形態では、各吸気管
61の全てが、側面から見て(すなわち図8の側面図に
おいて)、略直線状に前上がりに傾斜して設けられてい
る。したがって、インジェクター34から噴射された燃
料が、サージタンク63に向かうことを防止することが
できる。その結果、燃料は燃焼室49に円滑に流入する
ことができる。また、吸気管61からの空気が燃焼室4
9に斜め上方から流入するので、燃焼室49内にシリン
ダー軸を中心とするスワール流れが発生し、燃焼効率が
向上する。
【0041】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、エンジンはL型4気筒で
あるが、その気筒数や形式などは適宜変更可能である。
たとえば、V型エンジンでも可能である。
【0042】(2)実施の形態においては、ベーパーセ
パレータータンク26は燃料供給ユニット21に設けら
れており、水分離器23、低圧ポンプ24および高圧ポ
ンプ27と一体に配置されているが、水分離器23、低
圧ポンプ24や高圧ポンプ27などとは別体に構成する
ことも可能である。
【0043】(3)実施の形態においては、インジェク
ター34が燃料を吸気流路53に供給しているが、イン
ジェクター34が燃料を燃焼室49に直接噴射すること
も可能である。 (4)実施の第7の形態においては、吸気管61と連結
パイプ91とは別体に形成されているが、吸気管61と
連結パイプ91とを一体に成形することも可能である。
【0044】(5)船外機内に配置されている部材を、
左右反転して配置することは適宜選択可能である。たと
えば、エンジン40の右側に配置されている吸気管61
や燃料供給ユニット21を左側に配置することも可能で
ある。 (6)実施の第7の形態においては、高圧ポンプ27が
前側となる様に燃料供給ユニット21が配置されている
が、高圧ポンプ27が後側となるように配置する事も可
能である。そして、高圧ポンプ27を後側となるように
燃料供給ユニット21を配置すると、燃料レール32と
接続するための高圧配管を短くすることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、吸気管は、エンジン後
部のシリンダーヘッドから、カウリング内の前部に延在
しているので、吸気管の長さを長くすることができる。
したがって、エンジンの低速時のトルクの出力を向上さ
せることができる。しかも、請求項1ないし5記載の発
明においては、ベーパーセパレータータンクは、吸気管
の配置付近とは異なる位置に設けられており、吸気管と
ベーパーセパレータータンクとが船外機の横方向に重な
って配置されることがない。したがって、船外機をコン
パクトにすることができる。
【0046】そして、請求項1記載の発明においては、
膨張室の少なくとも一部が、クランクケースの前方に間
隔を有して配置されているので、吸気管の長さをさらに
長くしたり、膨張室の容積を増大したりすることができ
る。その結果、エンジンの出力性能を向上させることが
できる。また、膨張室の形状の自由度が向上し、船外機
をよりコンパクトにすることができる。しかも、クラン
クケースと膨張室との間にベーパーセパレータータンク
が設けられているので、クランクケースと膨張室との間
の空間を有効利用することができる。
【0047】また、請求項2記載の発明においては、ベ
ーパーセパレータータンクが、シリンダーヘッドの後方
に配置されているので、船外機の横幅を小さくすること
ができる。
【0048】そして、請求項3記載の発明においては、
ベーパーセパレータータンクが、吸気管とは反対側に配
置されているので、エンジンの左右に、ベーパーセパレ
ータータンクと吸気管とが振り分けられて、船外機内の
機器の配置バランスが良好となり、船外機のカウリング
の形状などが良好となる。
【0049】さらに、請求項4記載の発明においては、
ベーパーセパレータータンクが、エンジンの後方の左ま
たは右の隅部に配置されているので、エンジンの後方の
左または右の隅部の空間を有効利用することができ、船
外機をコンパクトにすることができる。
【0050】また、請求項5記載の発明においては、ベ
ーパーセパレータータンクが、シリンダーヘッドの吸気
管取り付け側に設けられている燃料レールに直結されて
いるので、ベーパーセパレータータンクの取り付け構造
が簡単となり、取り付け作業が容易となるとともに、取
り付けるための部品たとえば可撓性のパイプなどが減少
し、製造コストを削減することができる。
【0051】また、請求項6記載の発明においては、ベ
ーパーセパレータータンクが、エンジンと吸気管との間
の隙間に配置されているので、従来有効利用されていな
かった隙間を、ベーパーセパレータータンクの配置スペ
ースとして有効利用する事ができる。この様に隙間にベ
ーパーセパレータータンクを配置するためには、吸気管
を少し外側に張り出す必要があるが、従来の様に、吸気
管の外側にベーパーセパレータータンクを配置したもの
よりも、隙間を有効利用した分だけ、船外機をコンパク
トにすることができる。しかも、吸気管とエンジンの吸
気流路との連結部分付近の曲率半径を大きくすることが
でき、連結部分付近の通気抵抗を小さくすることができ
る。また、吸気管の長さを長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態の船外機の一部切欠
き側面図である。
【図2】図2は船外機の平面図である。
【図3】図3は船外機の一部切欠き平面図である。
【図4】図4は船外機のエンジンへの燃料供給装置の概
略図である。
【図5】図5は実施の第2の形態の船外機の内部の平面
図である。
【図6】図6は実施の第3の形態および実施の第4の形
態の船外機の内部の平面図で、(a)が実施の第3の形
態の平面図、(b)が実施の第4の形態の平面図であ
る。
【図7】図7は実施の第5の形態および実施の第6の形
態の船外機の内部の平面図で、(a)が実施の第5の形
態の平面図、(b)が実施の第6の形態の平面図であ
る。
【図8】図8は実施の第7の形態の船外機の内部上側の
側面図である。
【図9】図9は船外機の内部の平断面図である。
【符号の説明】
1 船外機 2 アッパーカウリング(カウリング) 3 ロワーカウリング(カウリング) 11 燃料タンク 24 低圧ポンプ 26 ベーパーセパレータータンク 27 高圧ポンプ 32 燃料レール 34 インジェクター 40 エンジン 41 シリンダーブロック 42 シリンダー 43 ピストン 46 クランクシャフト 48 クランクケース 49 燃焼室 51 シリンダーヘッド 53 吸気流路 61 吸気管 63 サージタンク(膨張室) 71 サイレンサー(膨張室)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダーブロックには複数のシリンダ
    ーが略水平に形成され、 このシリンダーには、上下方向に延在するクランクシャ
    フトを回転駆動するピストンが摺動可能に配置され、 前記シリンダーブロックの燃焼室側は、各シリンダー毎
    に吸気流路が形成されているシリンダーヘッドでカバー
    され、 また、前記シリンダーブロックのクランク室側は、クラ
    ンクケースでカバーされているエンジンをカウリング内
    に備え、 そして、船外機の外に設置されている燃料タンクの燃料
    を、低圧ポンプが吸い込んで、ベーパーセパレータータ
    ンクに供給し、このベーパーセパレータータンクの燃料
    を高圧ポンプが吸い込んでインジェクターを介して前記
    エンジンに供給している船外機において、 前記エンジンはシリンダーヘッドが後側となる様に配置
    され、 シリンダーヘッドの吸気流路には、各々吸気管が連結さ
    れ、 各吸気管の先端はカウリング内の前部に延在して膨張室
    に集合し、 この膨張室の少なくとも一部は、クランクケースの前方
    に間隔を有して配置されており、 そして、前記ベーパーセパレータータンクが、クランク
    ケースの前面と、クランクケースの前方の膨張室との間
    に配置されていることを特徴とする船外機。
  2. 【請求項2】 シリンダーブロックには複数のシリンダ
    ーが略水平に形成され、 このシリンダーには、上下方向に延在するクランクシャ
    フトを回転駆動するピストンが摺動可能に配置され、 前記シリンダーブロックの燃焼室側は、各シリンダー毎
    に吸気流路が形成されているシリンダーヘッドでカバー
    され、 また、前記シリンダーブロックのクランク室側は、クラ
    ンクケースでカバーされているエンジンを備え、 そして、船外機の外に設置されている燃料タンクの燃料
    を、低圧ポンプが吸い込んで、ベーパーセパレータータ
    ンクに供給し、このベーパーセパレータータンクの燃料
    を高圧ポンプが吸い込んでインジェクターを介して前記
    エンジンに供給している船外機において、 前記エンジンはシリンダーヘッドが後側となる様に配置
    され、 シリンダーヘッドの吸気流路には、各々吸気管が連結さ
    れ、 各吸気管の先端はカウリング内の前部に延在して膨張室
    に集合し、 そして、前記ベーパーセパレータータンクが、シリンダ
    ーヘッドの後方に配置されていることを特徴とする船外
    機。
  3. 【請求項3】 シリンダーブロックには複数のシリンダ
    ーが略水平に形成され、 このシリンダーには、上下方向に延在するクランクシャ
    フトを回転駆動するピストンが摺動可能に配置され、 前記シリンダーブロックの燃焼室側は、各シリンダー毎
    に吸気流路が形成されているシリンダーヘッドでカバー
    され、 また、前記シリンダーブロックのクランク室側は、クラ
    ンクケースでカバーされているエンジンを備え、 そして、船外機の外に設置されている燃料タンクの燃料
    を、低圧ポンプが吸い込んで、ベーパーセパレータータ
    ンクに供給し、このベーパーセパレータータンクの燃料
    を高圧ポンプが吸い込んでインジェクターを介して前記
    エンジンに供給している船外機において、 前記エンジンはシリンダーヘッドが後側となる様に配置
    され、 シリンダーヘッドの吸気流路には、各々吸気管が連結さ
    れ、 この吸気管は、エンジンの右側または左側の一方に配置
    され、 各吸気管の先端はカウリング内の前部に延在して膨張室
    に集合し、 前記ベーパーセパレータータンクが、エンジンの右側ま
    たは左側の他方に配置されていることを特徴とする船外
    機。
  4. 【請求項4】 シリンダーブロックには複数のシリンダ
    ーが略水平に形成され、 このシリンダーには、上下方向に延在するクランクシャ
    フトを回転駆動するピストンが摺動可能に配置され、 前記シリンダーブロックの燃焼室側は、各シリンダー毎
    に吸気流路が形成されているシリンダーヘッドでカバー
    され、 また、前記シリンダーブロックのクランク室側は、クラ
    ンクケースでカバーされているエンジンを備え、 そして、船外機の外に設置されている燃料タンクの燃料
    を、低圧ポンプが吸い込んで、ベーパーセパレータータ
    ンクに供給し、このベーパーセパレータータンクの燃料
    を高圧ポンプが吸い込んでインジェクターを介して前記
    エンジンに供給している船外機において、 前記エンジンはシリンダーヘッドが後側となる様に配置
    され、 シリンダーヘッドの吸気流路には、各々吸気管が連結さ
    れ、 各吸気管の先端はカウリング内の前部に延在して膨張室
    に集合し、 前記ベーパーセパレータータンクが、エンジンの後方の
    左または右の隅部に配置されていることを特徴とする船
    外機。
  5. 【請求項5】 シリンダーブロックには複数のシリンダ
    ーが略水平に形成され、 このシリンダーには、上下方向に延在するクランクシャ
    フトを回転駆動するピストンが摺動可能に配置され、 前記シリンダーブロックの燃焼室側は、各シリンダー毎
    に吸気流路が形成されているシリンダーヘッドでカバー
    され、 また、前記シリンダーブロックのクランク室側は、クラ
    ンクケースでカバーされているエンジンを備え、 そして、船外機の外に設置されている燃料タンクの燃料
    を、低圧ポンプが吸い込んで、ベーパーセパレータータ
    ンクに供給し、このベーパーセパレータータンクの燃料
    を高圧ポンプが吸い込んで燃料レールに吐出しており、
    この燃料レールに取り付けられているインジェクターか
    ら燃料が前記エンジンに供給されている船外機におい
    て、 前記エンジンはシリンダーヘッドが後側となる様に配置
    され、 シリンダーヘッドの吸気流路には、各々吸気管が連結さ
    れ、 各吸気管の先端はカウリング内の前部に延在して膨張室
    に集合し、 そして、前記ベーパーセパレータータンクが、シリンダ
    ーヘッドの吸気管取り付け側に設けられている前記燃料
    レールに直結されていることを特徴とする船外機。
  6. 【請求項6】 シリンダーブロックには複数のシリンダ
    ーが略水平に形成され、 このシリンダーには、上下方向に延在するクランクシャ
    フトを回転駆動するピストンが摺動可能に配置され、 前記シリンダーブロックの燃焼室側は、各シリンダー毎
    に吸気流路が形成されているシリンダーヘッドでカバー
    され、 また、前記シリンダーブロックのクランク室側は、クラ
    ンクケースでカバーされているエンジンを備え、 そして、船外機の外に設置されている燃料タンクの燃料
    を、低圧ポンプが吸い込んで、ベーパーセパレータータ
    ンクに供給し、このベーパーセパレータータンクの燃料
    を高圧ポンプが吸い込んでインジェクターを介して前記
    エンジンに供給している船外機において、 前記エンジンはシリンダーヘッドが後側となる様に配置
    され、 シリンダーヘッドの吸気流路には、各々吸気管が連結さ
    れ、 この吸気管は、エンジンの右側または左側の一方に配置
    され、 各吸気管の先端はカウリング内の前部に延在して膨張室
    に集合し、 前記ベーパーセパレータータンクが、エンジンと吸気管
    との間の隙間に配置されていることを特徴とする船外
    機。
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