JP3314842B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents
空気調和機の室外機Info
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- JP3314842B2 JP3314842B2 JP3057295A JP3057295A JP3314842B2 JP 3314842 B2 JP3314842 B2 JP 3314842B2 JP 3057295 A JP3057295 A JP 3057295A JP 3057295 A JP3057295 A JP 3057295A JP 3314842 B2 JP3314842 B2 JP 3314842B2
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- JP
- Japan
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- outdoor heat
- heat exchanger
- outdoor unit
- air conditioner
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室外機に係
わり、特に室外熱交換器を保護する保護網の構造に関す
る。
わり、特に室外熱交換器を保護する保護網の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室外機には、図4に示すよ
うに室外熱交換器21への空気の流れを良くするために
本体22の背面側を開放したものがある。このような室
外機では室外熱交換器21が外部に対して無防備になる
ため室外熱交換器21の背面側に複数の縦桟23と横桟
24とから成る保護網25を設けて室外熱交換器21の
フィン26を保護するようになっている。保護網25は
その縦桟23の上端を逆U字状に形成してフィン26の
上部に係止させ、下端をベース27の後部フランジと室
外熱交換器21間に挿入するようにしたものと、図5に
示すように横桟24の両端を本体22側に溶接などによ
り固定したものとがある。
うに室外熱交換器21への空気の流れを良くするために
本体22の背面側を開放したものがある。このような室
外機では室外熱交換器21が外部に対して無防備になる
ため室外熱交換器21の背面側に複数の縦桟23と横桟
24とから成る保護網25を設けて室外熱交換器21の
フィン26を保護するようになっている。保護網25は
その縦桟23の上端を逆U字状に形成してフィン26の
上部に係止させ、下端をベース27の後部フランジと室
外熱交換器21間に挿入するようにしたものと、図5に
示すように横桟24の両端を本体22側に溶接などによ
り固定したものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、保護網25
が図4に示すような方法で取付けられたものでは、その
保護網25の位置が安定しないばかりか、子供の悪戯な
どにより保護網25が引っ張られたりすると外れてしま
う恐れがある。一方、図5に示すように保護網25と本
体22とが一体のものでは保護網25が外れる恐れはな
いが、溶接に手間がかかる等の欠点があった。したがっ
て、本発明においては、これらの問題点を解決した空気
調和機の室外機を提供することを目的としている。
が図4に示すような方法で取付けられたものでは、その
保護網25の位置が安定しないばかりか、子供の悪戯な
どにより保護網25が引っ張られたりすると外れてしま
う恐れがある。一方、図5に示すように保護網25と本
体22とが一体のものでは保護網25が外れる恐れはな
いが、溶接に手間がかかる等の欠点があった。したがっ
て、本発明においては、これらの問題点を解決した空気
調和機の室外機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、本体の背面側を開放
状態にし、その内側に設けられた室外熱交換器の背面を
複数の縦桟と横桟とからなる格子状の保護網で保護する
に際し、前記縦桟の上端を逆U字状に形成して前記室外
熱交換器のフィン上部に被せるとともに、下端をベース
の後部フランジと前記室外熱交換器間に挿入するように
してなる空気調和機の室外機において、前記縦桟の上端
に対応する前記複数のフィンの角部を横方向に折り曲げ
て係止部とするとともに、前記横桟の一側をL字状に形
成して、その側方を前記室外熱交換器の側板に当接さ
せ、かつ、前記横桟の他側端面に直交する前記本体の後
部フランジの下部に切欠部を設け、同切欠部に下部横桟
の先端部を係止させるようにした。
決するためになされたものであり、本体の背面側を開放
状態にし、その内側に設けられた室外熱交換器の背面を
複数の縦桟と横桟とからなる格子状の保護網で保護する
に際し、前記縦桟の上端を逆U字状に形成して前記室外
熱交換器のフィン上部に被せるとともに、下端をベース
の後部フランジと前記室外熱交換器間に挿入するように
してなる空気調和機の室外機において、前記縦桟の上端
に対応する前記複数のフィンの角部を横方向に折り曲げ
て係止部とするとともに、前記横桟の一側をL字状に形
成して、その側方を前記室外熱交換器の側板に当接さ
せ、かつ、前記横桟の他側端面に直交する前記本体の後
部フランジの下部に切欠部を設け、同切欠部に下部横桟
の先端部を係止させるようにした。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、逆U字状に形成された縦
桟の上端に対応する複数のフィンの角部を横方向に折り
曲げて係止部としたことにより、縦桟の上端がフィン端
面に交差する形で係止され、前後方向の動きが規制され
るとともに、横桟の一側はL字状に形成されて室外熱交
換器の側板に当接され、他側下部の横桟は本体の後部フ
ランジに形成された切欠部に係止され、さらに、縦桟の
下部はベースの後部フランジと室外熱交換器との間に挿
入されるので、保護網にとっては上下左右方向の動きが
規制されることになり、保護網が室外熱交換器から外れ
るようなことはない。
桟の上端に対応する複数のフィンの角部を横方向に折り
曲げて係止部としたことにより、縦桟の上端がフィン端
面に交差する形で係止され、前後方向の動きが規制され
るとともに、横桟の一側はL字状に形成されて室外熱交
換器の側板に当接され、他側下部の横桟は本体の後部フ
ランジに形成された切欠部に係止され、さらに、縦桟の
下部はベースの後部フランジと室外熱交換器との間に挿
入されるので、保護網にとっては上下左右方向の動きが
規制されることになり、保護網が室外熱交換器から外れ
るようなことはない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1は空気調和機の室外機を背面側から
表したもので、1はベース、2は本体、3は天板(蓋
体)、4は室外熱交換器、5は室外熱交換器を保護する
保護網である。本体2の背面側は室外熱交換器4への空
気の流れを良くするために開放されているが、このよう
な室外機では室外熱交換器4が外部に対して無防備にな
るため保護網5が必要である。この保護網5は上部を逆
U字状に形成して室外熱交換器4のフィン6上部に係止
させ、下端を室外熱交換器4とベース1の後部フランジ
間に挿入するようにした複数の縦桟7と、これらに直交
する複数の横桟8とからなっている。
いて説明する。図1は空気調和機の室外機を背面側から
表したもので、1はベース、2は本体、3は天板(蓋
体)、4は室外熱交換器、5は室外熱交換器を保護する
保護網である。本体2の背面側は室外熱交換器4への空
気の流れを良くするために開放されているが、このよう
な室外機では室外熱交換器4が外部に対して無防備にな
るため保護網5が必要である。この保護網5は上部を逆
U字状に形成して室外熱交換器4のフィン6上部に係止
させ、下端を室外熱交換器4とベース1の後部フランジ
間に挿入するようにした複数の縦桟7と、これらに直交
する複数の横桟8とからなっている。
【0007】保護網5を構成する縦桟7の上端は図2に
示すようにフィン6の上端面に接する部分を短くしたも
のと、フィン6の後部まで延出させて先端部を下向きに
屈曲させたものとからなっており、後者の縦桟7に対し
てはフィン6との係止状態を確実にするために複数枚の
フィン6が横方向に折り曲げられている。フィン6をこ
のように屈曲させることは厳密に言えば風の流れを悪く
し、熱交換率を低下させることになるが、実際は図1に
示すような天板3の後部フランジの影響などにより、も
ともと風の流れが悪くなっている部位であるため熱交換
率の低下を心配する必要はない。
示すようにフィン6の上端面に接する部分を短くしたも
のと、フィン6の後部まで延出させて先端部を下向きに
屈曲させたものとからなっており、後者の縦桟7に対し
てはフィン6との係止状態を確実にするために複数枚の
フィン6が横方向に折り曲げられている。フィン6をこ
のように屈曲させることは厳密に言えば風の流れを悪く
し、熱交換率を低下させることになるが、実際は図1に
示すような天板3の後部フランジの影響などにより、も
ともと風の流れが悪くなっている部位であるため熱交換
率の低下を心配する必要はない。
【0008】また、横桟8は図2に示すように、一側を
室外熱交換器4の側板9方向に延出させ、先端部をL字
状に屈曲させて側板9に係止させるようにしたもの、室
外熱交換器4との間に所定の隙間を得るために凸部10
を設けたもの、さらに、図3に示すように他側を上部の
横桟8よりも延出させ、これに直交する本体2側の後部
フランジ11の下部に切欠部12を設け、この切欠部1
2に延出させた横桟8の先端部を係止させるようにした
ものとからなっている。このような構成であれば、室外
機の組立時に保護網5の上端を室外熱交換器4の上面に
係止させるとともに、一側を室外熱交換器4の側板9に
当接させ、下端を室外熱交換器4とベース1の後部フラ
ンジ間に挿入し、本体2を上部方向から図1に示すよう
な状態に取付けることにより、他側に延出させた横桟8
の先端部が本体2側の切欠部12に係止され、保護網5
全体が所定の位置に確実に固定されることになる。
室外熱交換器4の側板9方向に延出させ、先端部をL字
状に屈曲させて側板9に係止させるようにしたもの、室
外熱交換器4との間に所定の隙間を得るために凸部10
を設けたもの、さらに、図3に示すように他側を上部の
横桟8よりも延出させ、これに直交する本体2側の後部
フランジ11の下部に切欠部12を設け、この切欠部1
2に延出させた横桟8の先端部を係止させるようにした
ものとからなっている。このような構成であれば、室外
機の組立時に保護網5の上端を室外熱交換器4の上面に
係止させるとともに、一側を室外熱交換器4の側板9に
当接させ、下端を室外熱交換器4とベース1の後部フラ
ンジ間に挿入し、本体2を上部方向から図1に示すよう
な状態に取付けることにより、他側に延出させた横桟8
の先端部が本体2側の切欠部12に係止され、保護網5
全体が所定の位置に確実に固定されることになる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したような保護網を備えた室外
機であるならば、保護網を外側から外そうとしても上端
は室外熱交換器の複数のフィンに係止され、下端は室外
熱交換器とベースの後部フランジ間に挿入され、一側は
室外熱交換器の側板に係止され、他側は本体側の切欠部
に係止されているので、上下左右方向の動きが規制され
ることになり、子供の悪戯などにより簡単に外れるよう
なことはないので、より安全な室外機となる。
機であるならば、保護網を外側から外そうとしても上端
は室外熱交換器の複数のフィンに係止され、下端は室外
熱交換器とベースの後部フランジ間に挿入され、一側は
室外熱交換器の側板に係止され、他側は本体側の切欠部
に係止されているので、上下左右方向の動きが規制され
ることになり、子供の悪戯などにより簡単に外れるよう
なことはないので、より安全な室外機となる。
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の室外機の
後方斜視図である。
後方斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す要部拡大斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例を示す要部拡大斜視図であ
る。
る。
【図4】従来例を示す空気調和機の室外機の後方斜視図
である。
である。
【図5】もう一つの従来例を示す空気調和機の室外機の
後方斜視図である。
後方斜視図である。
【符号の説明】 1 ベース 2 本体 3 天板(蓋体) 4 室外熱交換器 5 保護網 6 フィン 7 縦桟 8 横桟 9 側板 10 凸部 11 後部フランジ 12 切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】 本体の背面側を開放状態にし、その内側
に設けられた室外熱交換器の背面を複数の縦桟と横桟と
からなる格子状の保護網で保護するに際し、前記縦桟の
上端を逆U字状に形成して前記室外熱交換器のフィン上
部に被せるとともに、下端をベースの後部フランジと前
記室外熱交換器間に挿入するようにしてなる空気調和機
の室外機において、前記縦桟の上端に対応する前記複数
のフィンの角部を横方向に折り曲げて係止部とするとと
もに、前記横桟の一側をL字状に形成して、前記室外熱
交換器の側板に当接させる一方、他側を、同他側端面に
直行する後部フランジの下部に設けられた切欠部に係止
させるようにしてなることを特徴とする空気調和機の室
外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3057295A JP3314842B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3057295A JP3314842B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 空気調和機の室外機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08226672A JPH08226672A (ja) | 1996-09-03 |
JP3314842B2 true JP3314842B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=12307570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3057295A Expired - Fee Related JP3314842B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3314842B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006207971A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
JP4980249B2 (ja) * | 2008-01-11 | 2012-07-18 | 三菱電機株式会社 | 冷凍空調装置の室外機 |
JP2011208829A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Panasonic Corp | 室外機 |
JP5409537B2 (ja) * | 2010-07-21 | 2014-02-05 | 三菱電機株式会社 | 室外機及びこれを備えた空気調和装置 |
CN106247487B (zh) * | 2016-09-26 | 2018-01-09 | 珠海格力电器股份有限公司 | 护网安装结构和室外机 |
CN114746702A (zh) * | 2019-12-06 | 2022-07-12 | 三菱电机株式会社 | 空调装置的室外机 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP3057295A patent/JP3314842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08226672A (ja) | 1996-09-03 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |