JPH0615089Y2 - 金属屋根成形板 - Google Patents
金属屋根成形板Info
- Publication number
- JPH0615089Y2 JPH0615089Y2 JP8190888U JP8190888U JPH0615089Y2 JP H0615089 Y2 JPH0615089 Y2 JP H0615089Y2 JP 8190888 U JP8190888 U JP 8190888U JP 8190888 U JP8190888 U JP 8190888U JP H0615089 Y2 JPH0615089 Y2 JP H0615089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- metal roof
- metal
- molding plate
- intervals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は金属屋根成形板に関し、成形板を補強し且つ雨
音による騒音をできる限り減衰しようとするものであ
る。
音による騒音をできる限り減衰しようとするものであ
る。
(従来の技術) 鉄骨構造に使用されている金属屋根成形板には、前後方
向に長い金属板の左右両側部を全長に亘って上向きに折
曲げて横巾の広い平滑部と左右両立上り部とよりなる成
形板が広く用いられている。
向に長い金属板の左右両側部を全長に亘って上向きに折
曲げて横巾の広い平滑部と左右両立上り部とよりなる成
形板が広く用いられている。
(考案が解決しようとする課題) このような従来の成形板は、鋼材の母屋上に帯状の金属
板を山形状に折曲げて形成したタイトフレームの頂部に
左右両立上り部の上端をネジ止めし、全体がこのタイト
フレームに吊設状態で取付けられるため、強風時に、室
内に吹込んだ風により平滑部が吹上げられて上向きの断
面円弧状に変形し、そのとき大きなきしみ音を生ずるこ
とがあった。また厚さが0.35〜0.8mm程度の薄い
成形板の場合、降雨時に、その雨音が室内に大きく反響
することがあった。
板を山形状に折曲げて形成したタイトフレームの頂部に
左右両立上り部の上端をネジ止めし、全体がこのタイト
フレームに吊設状態で取付けられるため、強風時に、室
内に吹込んだ風により平滑部が吹上げられて上向きの断
面円弧状に変形し、そのとき大きなきしみ音を生ずるこ
とがあった。また厚さが0.35〜0.8mm程度の薄い
成形板の場合、降雨時に、その雨音が室内に大きく反響
することがあった。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために、平滑部と
左右両立上り部とよりなる成形板の下面に、その長手方
向に直交する方向に、断面型の補強骨を間隔的に固定
し、この補強骨の両縦板に切欠きを間隔的に形成したも
のであり、上記金属製成形板の下面に直接固定される場
合と、成形板に積層された断熱板の下面に固定される場
合とがある。また成形板への補強骨の固定はスポット溶
接でもよく、接着剤を用いてもよい。
左右両立上り部とよりなる成形板の下面に、その長手方
向に直交する方向に、断面型の補強骨を間隔的に固定
し、この補強骨の両縦板に切欠きを間隔的に形成したも
のであり、上記金属製成形板の下面に直接固定される場
合と、成形板に積層された断熱板の下面に固定される場
合とがある。また成形板への補強骨の固定はスポット溶
接でもよく、接着剤を用いてもよい。
(作用) このように構成された本考案の金属屋根成形板は、その
長手方向に直交する方向に固定された断面型の金属製
補強骨により強風による変形が防止され、また補強骨の
左右両側板に間隔的に形成された切欠きにより雨音の振
動が遮断されるため、その雨音は減衰されるのである。
長手方向に直交する方向に固定された断面型の金属製
補強骨により強風による変形が防止され、また補強骨の
左右両側板に間隔的に形成された切欠きにより雨音の振
動が遮断されるため、その雨音は減衰されるのである。
(実施例) 次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、A
は金属製の成形板であり、前後方向に長い金属板の左右
両側部を全長に亘り、上向きに折曲げて平滑部1と左右
両立上り部2とを形成したものである。Bは成形板Aの
下面に、その長手方向に直交する方向に接着剤により、
間隔的に固定した断面型の金属製補強骨であり、平滑
部1に固定される水平部3と立上り部2に固定される傾
斜部4とにより構成されている。また補強骨Bの下向き
の両縦板5には、その下端より上向きの切欠き6が間隔
的に全長に亘って形成されている。尚、符号7は金属製
の母屋、8はタイトフレーム、9はキャップ材である。
は金属製の成形板であり、前後方向に長い金属板の左右
両側部を全長に亘り、上向きに折曲げて平滑部1と左右
両立上り部2とを形成したものである。Bは成形板Aの
下面に、その長手方向に直交する方向に接着剤により、
間隔的に固定した断面型の金属製補強骨であり、平滑
部1に固定される水平部3と立上り部2に固定される傾
斜部4とにより構成されている。また補強骨Bの下向き
の両縦板5には、その下端より上向きの切欠き6が間隔
的に全長に亘って形成されている。尚、符号7は金属製
の母屋、8はタイトフレーム、9はキャップ材である。
(効果) 本考案は以上のように構成されているので、風による変
形は補強骨により阻止され、従ってきしみ音を生ずるこ
とがなく、また成形板、特に平滑部への雨の衝突により
発生する音の振動は、補強骨に形成された多数の切欠き
により減衰し、そのため室内における雨音の騒音を減少
することができるものである。
形は補強骨により阻止され、従ってきしみ音を生ずるこ
とがなく、また成形板、特に平滑部への雨の衝突により
発生する音の振動は、補強骨に形成された多数の切欠き
により減衰し、そのため室内における雨音の騒音を減少
することができるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図に示すX−X線の断面図、第3図は同上実施例にお
ける要部を示す斜視図。 A;成形板、1;平滑部 2;立上り部、B;補強骨 3;水平部、4;傾斜部 5;縦板、6;切欠き 7;母屋、8;タイトフレーム 9;キャップ材
1図に示すX−X線の断面図、第3図は同上実施例にお
ける要部を示す斜視図。 A;成形板、1;平滑部 2;立上り部、B;補強骨 3;水平部、4;傾斜部 5;縦板、6;切欠き 7;母屋、8;タイトフレーム 9;キャップ材
Claims (1)
- 【請求項1】前後方向に長い金属板の左右両側部を全長
に亘り上向きに折曲げて平滑部と左右両立上り部とを形
成した成形板において、該成形板の下面に、その長手方
向に直交する方向に断面型の補強骨を間隔的に固定
し、この補強骨の両縦板に切欠きを間隔的に形成したこ
とを特徴とする金属屋根成形板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8190888U JPH0615089Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 金属屋根成形板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8190888U JPH0615089Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 金属屋根成形板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH025527U JPH025527U (ja) | 1990-01-16 |
JPH0615089Y2 true JPH0615089Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31306676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8190888U Expired - Lifetime JPH0615089Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 金属屋根成形板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615089Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS482959U (ja) * | 1971-05-26 | 1973-01-13 | ||
JPS5241553A (en) * | 1975-09-29 | 1977-03-31 | Taisei Corp | Surveying apparatus |
JPS6046020U (ja) * | 1983-09-05 | 1985-04-01 | 株式会社 浅川組 | 平板測量器 |
JPH0626833B2 (ja) * | 1990-02-24 | 1994-04-13 | 日精樹脂工業株式会社 | プラスチックマグネット射出成形機 |
-
1988
- 1988-06-21 JP JP8190888U patent/JPH0615089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH025527U (ja) | 1990-01-16 |
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