JP3314776B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP3314776B2 JP2000142712A JP2000142712A JP3314776B2 JP 3314776 B2 JP3314776 B2 JP 3314776B2 JP 2000142712 A JP2000142712 A JP 2000142712A JP 2000142712 A JP2000142712 A JP 2000142712A JP 3314776 B2 JP3314776 B2 JP 3314776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケースにノズルス
イッチ及びスイッチ作動部材を設け、ケースに着脱され
るパネルに取り付けたノズル掛けにスイッチ操作部材を
設けた給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、給油装置のケースには、給
油作用の省力化のために、操作性の良い位置にノズル掛
けが設けられている。そして、ノズル掛けにはスイッチ
操作部材が設けられ、給油ノズルをノズル掛けから外す
と、スイッチ操作部材によりノズルスイッチが閉じ、表
示器が帰零されてポンプが駆動するようになっている。
例えば、図5に示すように、特開平10−316200
号に示される給油装置では、ケース41にノズルスイッ
チ42及びスイッチ作動部材43を設け、ケース41に
着脱されるパネル44にノズル掛け45を設け、ノズル
掛け45にスイッチ操作部材46を設けている。スイッ
チ作動部材43はノズルスイッチ42を作動するロッド
47と、ロッド47を下方へ付勢するバネ48で構成さ
れ、スイッチ操作部材46はノズル掛け45に掛けられ
る給油ノズル49で回動するレバー50と、レバー50
に連動してロッド47を昇降するフラップ51とで構成
されている。そして、給油ノズル49をノズル掛け45
から外すとレバー50及びフラップ51が鎖線の位置へ
回動し、バネ48によりロッド47が下降してノズルス
イッチ42が閉じるようになっている。このような給油
装置では、パネル44をケース41から外して保守点検
をし、再びパネル44をケース41に取り付ける時にフ
ラップ51がロッド47に当接し、ロッド47及びフラ
ップ51が変形してノズルスイッチ42がスムーズに開
閉しなくなることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うな従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、
ケースにノズルスイッチ及びスイッチ作動部材を設け、
ケースに着脱されるパネルに取り付けたノズル掛けにス
イッチ操作部材を設けた給油装置において、パネルをケ
ースに取り付ける時にスイッチ操作部材がスイッチ作動
部材に当接しても、スイッチ操作部材及びスイッチ作動
部材が損傷を受けることがなく、ノズルスイッチが常に
スムーズに開閉できる給油装置を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ケース
にノズルスイッチ及びスイッチ作動部材を設け、ケース
に着脱されるパネルに取り付けたノズル掛けにスイッチ
操作部材を設けた給油装置において、前記ノズルスイッ
チは密閉構造のケース内に取り付けられ、前記スイッチ
作動部材はバネによりスイッチから離間付勢され、ケー
スから導出された第一のロッドと、第一のロッドに当接
した第二のロッドと、第二のロッドの下端の溝に取り付
けられた弾性部材とで構成され、前記スイッチ操作部材
は給油ノズルにより回動するレバーと、レバーの回動に
連動し、ノズル掛けの外側に設けられた連動杆と、連動
杆により回動され、弾性部材に当接するフラップとで構
成されている。
【0005】また本発明によれば、前記弾性部材はコイ
ルバネで、コイルバネの下端は滑り止め処理が施されて
いる。
【0006】このようにスイッチ操作部材のフラップが
当接するスイッチ作動部材の下部には弾性部材であるコ
イルバネが設けられているので、スイッチ操作部材及び
スイッチ作動部材が変形することがなく、ノズルスイッ
チをスムーズに開閉できる状態が常に保てるようにな
る。そして構造が簡単で耐久性が高く、強固で安価に製
造することができる。また、前記弾性部材はコイルバネ
で、コイルバネの下端は滑り止め処理が施されているの
で、コイルバネとフラップが滑ることがなく、ノズルス
イッチの確実な開閉を確保できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照にして本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明が実施される給油
装置を示している。図1において、給油装置1は箱型に
形成され、4隅に支柱2が立設され、支柱2により下部
ケース3、上部ケース4、及び頂部ケース5が支持され
ている。下部ケース3と上部ケース4との間には空間S
が設けられ、空間Sには化粧板6が設けられ、下部ケー
ス3からのベーパが侵入しないように上部ケース4は密
閉構造となっている。
【0008】給油装置1はいわゆるダブル形式で、2系
統の給油機構が収納されているが、下部ケース3の内部
構造は1系統だけが示されている。図示しない貯油タン
クからの給油管7には、モータ8で駆動されるポンプ9
及び流量計10が介装され、給油管7は頂部ケース5へ
配設されて給油ホース11に接続されている。そして、
給油ホース11の先端には給油ノズル12が設けられ、
給油ノズル12はノズル掛け13に掛けられている。
【0009】流量計10からの流量信号は上部ケース4
の制御装置14へ入力し、給油量は表示器15に表示さ
れるようになっている。そして、上部ケース4には後述
するノズルスイッチが設けられ、制御装置14はノズル
スイッチの閉信号を受けて表示器15を帰零してモータ
8を付勢し、ノズルスイッチの開信号を受けてモータ8
を消勢するようになっている。
【0010】図2、3に示すように、上部ケース4内に
はノズルスイッチ16が設けられ、上部ケース4の下板
4aに設けられた軸受け17には第一のロッド18が摺
動自在に挿入されている。第一のロッド18の上端はノ
ズルスイッチ16のアクチュエータ16aに当接し、第
一のロッド18の下端に設けられたストッパ19と軸受
け17との間には第一のロッド18を下方へ付勢するバ
ネ20が設けられている。なお、図中符号21は、第一
のロッド18の抜け落ち防止用のストッパである。
【0011】下部ケース3の上板3aに設けられた軸受
け22には第二のロッド23が摺動自在に挿入され、第
二のロッド23の上端は第一のロッド18の下端に当接
している。そして、第二のロッド23の下端には弾性部
材であるコイルバネ24が設けられている。このコイル
バネ24の上端24aは第二のロッド23に形成された
溝23aに強固に嵌合され、下端24bは研削して滑り
止めの処理がしてある。なお、図中符号25は第二のロ
ッド23の抜け落ち防止用のストッパであり、符号26
は保護カバーである。
【0012】そして、スイッチ作動部材27は、上述し
た第一のロッド18、バネ20、第二のロッド23、及
びコイルバネ24等で構成されている。図2、4に示す
ように、下部ケース3にはパネル28が着脱自在に設け
られ、パネル28にノズル掛け13が設けられている。
ノズル掛け13は上部ホルダ29と下部ホルダ30から
構成され、上部ホルダ29は給油ノズル12の筒先部1
2aを収納するもので、袋状のフードに形成され、下部
ケース3の内部へ突出し、下部ホルダ30は給油ノズル
12の握り部12bを支持するものである。
【0013】上部ホルダ29の相対する壁体29aには
軸31が軸支され、壁体29aの内側で軸31にレバー
32が固定され、壁体29aの外側でコ字状の連動杆3
3が固定されている。そして、壁体29aの外側にはV
字状のフラップ34の脚部34aが軸35で軸支され、
フラップ34に連動杆33が係合している。そして、ス
イッチ操作部材36は、上述したレバー32、連動杆3
3、及びフラップ34等で構成されている。
【0014】以上のように構成された給油装置1で、給
油をするために給油ノズル12をノズル掛け13から外
すと、レバー32は給油ノズル12の筒先部12aによ
る押圧が解かれ、バネ20によりスイッチ作動部材27
の第一のロッド18、第二のロッド23、及びコイルバ
ネ24が下降し、スイッチ操作部材36のフラップ3
4、連動杆33、及びレバー32が回動して鎖線の状態
になる。そして、第一のロッド18の先端がアクチュエ
ータ16aから離れてノズルスイッチ16から制御装置
14へ閉信号が伝わり、制御装置14は表示器15を帰
零し、モータ8を付勢してポンプ9を駆動する。
【0015】給油が終わり、給油ノズル12をノズル掛
け13に掛けると、給油ノズルノ12の筒先部12aに
よりスイッチ操作部材36のレバー32が押圧されて回
動し、レバー32に連動して連動杆33が回動し、連動
杆33によりフラップ34が回動する。フラップ34は
バネ20に抗してスイッチ作動部材27のコイルバネ2
4、第二のロッド23、及び第一のロッド18を上昇
し、第一のロッド18の上端でアクチュエータ16aを
押してノズルスイッチ16を開く。そして、ノズルスイ
ッチ16から制御装置14へ開信号が伝わり、制御装置
14はモータ8を消勢する。
【0016】給油装置1を保守点検する場合は、下部ケ
ース3からパネル28を外すと、下部ケース3は開放さ
れて各給油系統を保守点検することができる。保守点検
が終わり、パネル28を下部ケース3に取り付ける時
に、スイッチ操作部材36のフラップ34がスイッチ作
動部材27のコイルバネ24に当接すると、コイルバネ
24は曲がるが、自身の弾性により復元して真直ぐにな
り、フラップ34の上に当接する。このようにスイッチ
操作部材36のフラップ34が当接するスイッチ作動部
材27の下部には弾性部材であるコイルバネ24が設け
られているので、スイッチ操作部材36及びスイッチ作
動部材27が変形することがなく、ノズルスイッチ16
をスムーズに開閉できる状態が常に保たれるようにな
る。
【0017】なお、この実施の形態ではノズルスイッチ
16をアクチュエータ16aの押圧で開閉するもので説
明したが、ノズルスイッチ16にホール素子又は近接ス
イッチを使用し、第一のロッド18の上端に磁石を設
け、磁石の接離によりホール素子又は近接スイッチから
制御装置14へ信号を出力するようにしても良い。ま
た、図示の実施の形態はあくまでも例示であり、本発明
の技術的範囲を限定する趣旨ではない旨を付記する。
【0018】
【発明の効果】本発明の給油装置は、以下の効果を有す
る。 (1) スイッチ操作部材のフラップが当接するスイッ
チ作動部材の下部には弾性部材であるコイルバネが設け
られているので、スイッチ操作部材及びスイッチ作動部
材が変形することがなく、ノズルスイッチをスムーズに
開閉できる状態が常に保たれるようになる。 (2) スイッチ作動部材及びスイッチ操作部材は、簡
単な構造で耐久性が高く、強固で安価に製造することが
できる。 (3) 弾性部材はコイルバネで、コイルバネの下端は
滑り止め処理が施されているので、コイルバネとフラッ
プが滑ることがなく、ノズルスイッチの確実な開閉を確
保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油装置の一部を断面で示す正面図。
【図2】給油装置の要部を断面で示す側面図。
【図3】スイッチ作動部材を断面で示す側面図。
【図4】ノズル掛けの上部ホルダ部分の正面図。
【図5】従来の給油装置の要部を断面で示す側面図。
【符号の説明】
1・・・給油装置 2・・・支柱 3・・・下部ケース 4・・・上部ケース 5・・・頂部ケース 6・・・化粧板 7・・・給油管 8・・・モータ 9・・・ポンプ 10・・・流量計 11・・・給油ホース 12・・・給油ノズル 13・・・ノズル掛け 14・・・制御装置 15・・・表示器 16・・・ノズルスイッチ 17、22・・・軸受け 18・・・第一のロッド 19、21、25・・・ストッパ 20・・・バネ 23・・・第二のロッド 24・・・コイルバネ(弾性部材) 27・・・スイッチ作動部材 28・・・パネル 29・・・ノズル掛けの上部ホルダ 30・・・ノズル掛けの下部ホルダ 31、35・・・軸 32・・・レバー 33・・・連動杆 34・・・フラップ 36・・・スイッチ操作部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースにノズルスイッチ及びスイッチ作
    動部材を設け、ケースに着脱されるパネルに取り付けた
    ノズル掛けにスイッチ操作部材を設けた給油装置におい
    て、前記ノズルスイッチは密閉構造のケース内に取り付
    けられ、前記スイッチ作動部材はバネによりスイッチか
    ら離間付勢され、ケースから導出された第一のロッド
    と、第一のロッドに当接した第二のロッドと、第二のロ
    ッドの下端の溝に取り付けられた弾性部材とで構成さ
    れ、前記スイッチ操作部材は給油ノズルにより回動する
    レバーと、レバーの回動に連動し、ノズル掛けの外側に
    設けられた連動杆と、連動杆により回動され、弾性部材
    に当接するフラップとで構成されていることを特徴とす
    る給油装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材はコイルバネで、コイルバ
    ネの下端は滑り止め処理が施されている請求項1に記載
    の給油装置。
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