JP3312339B2 - 回路基板実装用電気コネクタ - Google Patents
回路基板実装用電気コネクタInfo
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- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/631—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
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- H01R13/73—Means for mounting coupling parts to apparatus or structures, e.g. to a wall
- H01R13/74—Means for mounting coupling parts in openings of a panel
- H01R13/741—Means for mounting coupling parts in openings of a panel using snap fastening means
- H01R13/743—Means for mounting coupling parts in openings of a panel using snap fastening means integral with the housing
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電気コネ
クタに係り、より詳細には、回路基板に実装されそして
回路基板の開口を経て相補的な相手コネクタに嵌合でき
る電気コネクタに係る。
クタに係り、より詳細には、回路基板に実装されそして
回路基板の開口を経て相補的な相手コネクタに嵌合でき
る電気コネクタに係る。
【0002】
【従来の技術】パネルや回路基板等のシャーシに実装さ
れる電気コネクタが種々様々な用途に使用されている。
電気コネクタは、対向するパネルに取り付けられた相補
的な相手コネクタに嵌合されるか又は対向するパネルの
開口を通して相手コネクタに嵌合される。このような用
途に生じる問題は、回路基板と対向パネルとの間の間隔
が不充分なために、対向パネルに面した回路基板の側に
電気コネクタを実装できないことである。回路基板と対
向パネルとの間の不充分な間隔に対する解決策は、対向
パネルから離れた回路基板の側で回路基板の開口の周り
に電気コネクタを実装することである。
れる電気コネクタが種々様々な用途に使用されている。
電気コネクタは、対向するパネルに取り付けられた相補
的な相手コネクタに嵌合されるか又は対向するパネルの
開口を通して相手コネクタに嵌合される。このような用
途に生じる問題は、回路基板と対向パネルとの間の間隔
が不充分なために、対向パネルに面した回路基板の側に
電気コネクタを実装できないことである。回路基板と対
向パネルとの間の不充分な間隔に対する解決策は、対向
パネルから離れた回路基板の側で回路基板の開口の周り
に電気コネクタを実装することである。
【0003】このような用途では、電気コネクタを
「盲」嵌合状態のもとで相手コネクタと嵌合しなければ
ならず、相手コネクタを適切な接続又は嵌合位置にガイ
ドするために電気コネクタにガイド手段が設けられる。
例えば、回路基板実装用電気コネクタは、リセプタクル
コネクタの形態であり、リセプタクルの周囲に漏斗状の
周囲ガイド手段を有し、パネルの開口を経てリセプタク
ルに相手プラグコネクタをガイドする。
「盲」嵌合状態のもとで相手コネクタと嵌合しなければ
ならず、相手コネクタを適切な接続又は嵌合位置にガイ
ドするために電気コネクタにガイド手段が設けられる。
例えば、回路基板実装用電気コネクタは、リセプタクル
コネクタの形態であり、リセプタクルの周囲に漏斗状の
周囲ガイド手段を有し、パネルの開口を経てリセプタク
ルに相手プラグコネクタをガイドする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】相手コネクタのための
適当なガイド手段を有する回路基板実装用電気コネクタ
を製造する場合に種々の問題に遭遇する。回路基板実装
用電気コネクタでは、電 気コネクタの端子が、対向パネ
ルに面する回路基板の側で適当な回路トレースに半田付
けされる。相手コネクタをガイドするために電気コネク
タに設けられたガイド手段は、回路基板実装用電気コネ
クタの端子に対する半田付けプロセスの妨げとなる。換
言すれば、回路基板の開口を通して相手コネクタを嵌合
する場合に、開口の外側にある回路基板の回路トレース
に端子を半田付けしなければならない。ガイド手段が開
口の外方にフレア状に広がる場合には、ガイド手段が半
田付けプロセスの妨げとなり、ガイド手段による妨げを
回避するためには、電気コネクタの外側に不当な間隔で
端子を半田付けしなければならない。本発明は、半田付
けプロセスの後に電気コネクタにガイド手段を取り付け
る独特の電気コネクタによってこれらの問題を解消する
ことに向けられる。
適当なガイド手段を有する回路基板実装用電気コネクタ
を製造する場合に種々の問題に遭遇する。回路基板実装
用電気コネクタでは、電 気コネクタの端子が、対向パネ
ルに面する回路基板の側で適当な回路トレースに半田付
けされる。相手コネクタをガイドするために電気コネク
タに設けられたガイド手段は、回路基板実装用電気コネ
クタの端子に対する半田付けプロセスの妨げとなる。換
言すれば、回路基板の開口を通して相手コネクタを嵌合
する場合に、開口の外側にある回路基板の回路トレース
に端子を半田付けしなければならない。ガイド手段が開
口の外方にフレア状に広がる場合には、ガイド手段が半
田付けプロセスの妨げとなり、ガイド手段による妨げを
回避するためには、電気コネクタの外側に不当な間隔で
端子を半田付けしなければならない。本発明は、半田付
けプロセスの後に電気コネクタにガイド手段を取り付け
る独特の電気コネクタによってこれらの問題を解消する
ことに向けられる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、回路基板の開口を経て相補的な相手コネクタに接続
される新規で且つ改良された電気コネクタを提供するこ
とである。
は、回路基板の開口を経て相補的な相手コネクタに接続
される新規で且つ改良された電気コネクタを提供するこ
とである。
【0006】本発明によれば、ハウジングに複数の端子
が設けられる。ハウジングが回路基板に取り付けられ
る。端子の一部分が回路基板上の適当な回路トレースに
半田付けされる。半田付け段階を妨げないように、半田
付け段階の後にガイド部材がハウジングに取り付けら
れ、このガイド手段により、相手コネクタを接続位置へ
容易にガイドする。ハウジングは、回路基板の開口の周
りで回路基板の片面に取り付けられ、そして端子は、回
路基板の反対面上の回路トレースに半田付けされる。ガ
イド部材は、回路基板の反対面から回路基板の開口を通
してハウジングに取り付けられる。
が設けられる。ハウジングが回路基板に取り付けられ
る。端子の一部分が回路基板上の適当な回路トレースに
半田付けされる。半田付け段階を妨げないように、半田
付け段階の後にガイド部材がハウジングに取り付けら
れ、このガイド手段により、相手コネクタを接続位置へ
容易にガイドする。ハウジングは、回路基板の開口の周
りで回路基板の片面に取り付けられ、そして端子は、回
路基板の反対面上の回路トレースに半田付けされる。ガ
イド部材は、回路基板の反対面から回路基板の開口を通
してハウジングに取り付けられる。
【0007】本発明の独特の特徴は、回路基板の開口に
ハウジングをラッチするために少なくとも1つの柔軟な
ラッチアームの形態のラッチ手段を設けることである。
ガイド部材がハウジングに取り付けられたときに、ガイ
ド部材はこの柔軟なラッチアームに当接し、ラッチアー
ムが回路基板とのラッチ係合から外れるように移動する
のを防止する。ハウジングは、相補的な相手コネクタの
プラグ部分を受け入れるために回路基板の開口に整列さ
れた嵌合リセプタクルを備えている。端子は全体的にU
字型であり、リセプタクルへ突出する接触ピン部分と、
回路基板を通して突出する終端ピン部分とを含む。少な
くとも1つの一体成形されたリーフスプリングの形態の
弾力性手段がリセプタクルの底部に設けられ、相手コネ
クタのプラグ部分が挿入される時の、両コネクタ間に作
用する嵌合力を吸収する。
ハウジングをラッチするために少なくとも1つの柔軟な
ラッチアームの形態のラッチ手段を設けることである。
ガイド部材がハウジングに取り付けられたときに、ガイ
ド部材はこの柔軟なラッチアームに当接し、ラッチアー
ムが回路基板とのラッチ係合から外れるように移動する
のを防止する。ハウジングは、相補的な相手コネクタの
プラグ部分を受け入れるために回路基板の開口に整列さ
れた嵌合リセプタクルを備えている。端子は全体的にU
字型であり、リセプタクルへ突出する接触ピン部分と、
回路基板を通して突出する終端ピン部分とを含む。少な
くとも1つの一体成形されたリーフスプリングの形態の
弾力性手段がリセプタクルの底部に設けられ、相手コネ
クタのプラグ部分が挿入される時の、両コネクタ間に作
用する嵌合力を吸収する。
【0008】ガイド部材及びハウジングは、それらの間
に回路基板をサンドイッチする対向する肩部を含む。ガ
イド部材及びハウジングを、それらの間に回路基板をサ
ンドイッチするラッチ係合状態に保持するために、ガイ
ド部材とハウジングとの間には相補的な相互係合ラッチ
手段が設けられる。本発明の実施形態では、絶縁ハウジ
ングは、回路基板の開口の周りに取り付けるためにベー
スから上方に延びる側壁を有している。ハウジングに取
り付けられ、ハウジング内に接触部分を含む複数の端子
は、回路基板の開口を経て相手コネクタの適当な端子に
係合するためにベースから上方に延びる。又、端子は、
ハウジングの外部にあって回路基板の適当な回路トレー
スに終端するために上方に延びる終端部分も含む。
に回路基板をサンドイッチする対向する肩部を含む。ガ
イド部材及びハウジングを、それらの間に回路基板をサ
ンドイッチするラッチ係合状態に保持するために、ガイ
ド部材とハウジングとの間には相補的な相互係合ラッチ
手段が設けられる。本発明の実施形態では、絶縁ハウジ
ングは、回路基板の開口の周りに取り付けるためにベー
スから上方に延びる側壁を有している。ハウジングに取
り付けられ、ハウジング内に接触部分を含む複数の端子
は、回路基板の開口を経て相手コネクタの適当な端子に
係合するためにベースから上方に延びる。又、端子は、
ハウジングの外部にあって回路基板の適当な回路トレー
スに終端するために上方に延びる終端部分も含む。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施形態を詳細に説明する。添付図面の先ず図
1ないし3を参照すれば、本発明の回路基板実装用電気
コネクタ10は、相補的な相手コネクタ12に接続され
る。相手コネクタ12は、パネル又はシャーシ16(図
2及び3)の欠切部14に取り付けられ、そして回路基
板実装用電気コネクタ10は、回路基板20(図3)の
開口18を経て取り付けられる。
の好適な実施形態を詳細に説明する。添付図面の先ず図
1ないし3を参照すれば、本発明の回路基板実装用電気
コネクタ10は、相補的な相手コネクタ12に接続され
る。相手コネクタ12は、パネル又はシャーシ16(図
2及び3)の欠切部14に取り付けられ、そして回路基
板実装用電気コネクタ10は、回路基板20(図3)の
開口18を経て取り付けられる。
【0010】相手コネクタ即ちパネル実装用コネクタ1
2は、回路基板実装用電気コネクタ10のリセプタクル
24(図3)に挿入されるプラグ部分22(図2及び
3)を備えている。相手コネクタ12は、複数の雌端子
26(図2)を取り付け、各雌 端子26は電線28に終
端される。回路基板実装用電気コネクタ10は、複数の
端子30を取り付け、これら端子30は、雌端子26に
挿入できる接触ピン部分32を含む。端子30は、全体
的にU字型であり、そして接触ピン部分32を外側の終
端ピン部分34に接続する横方向部分33を含み、終端
ピン部分34は、回路基板20の適当な回路トレースに
半田接続するために回路基板20を貫通して突出する。
2は、回路基板実装用電気コネクタ10のリセプタクル
24(図3)に挿入されるプラグ部分22(図2及び
3)を備えている。相手コネクタ12は、複数の雌端子
26(図2)を取り付け、各雌 端子26は電線28に終
端される。回路基板実装用電気コネクタ10は、複数の
端子30を取り付け、これら端子30は、雌端子26に
挿入できる接触ピン部分32を含む。端子30は、全体
的にU字型であり、そして接触ピン部分32を外側の終
端ピン部分34に接続する横方向部分33を含み、終端
ピン部分34は、回路基板20の適当な回路トレースに
半田接続するために回路基板20を貫通して突出する。
【0011】相手コネクタ12は、パネル16の片面1
6aに当接するための周囲フランジ36を含む。相手コ
ネクタ12の3つの側部各々に柔軟な片持梁アーム38
が設けられ、相手コネクタ12をパネル16の欠切部1
4に取り付けできるようにしている。当接フランジ38
aは、各片持梁アーム38から半径方向外方に突出す
る。相手コネクタ12がパネル16の欠切部14に取り
付けられるときには、図2及び3に最も良く示されたよ
うに、パネル16が当接フランジ38aと周囲フランジ
36との間にサンドイッチされる。柔軟なアーム38
は、相手コネクタ12とパネル16との間に「X」及び
「Y」方向の(即ちパネルに平行な)相対的な浮動作用
を与える。
6aに当接するための周囲フランジ36を含む。相手コ
ネクタ12の3つの側部各々に柔軟な片持梁アーム38
が設けられ、相手コネクタ12をパネル16の欠切部1
4に取り付けできるようにしている。当接フランジ38
aは、各片持梁アーム38から半径方向外方に突出す
る。相手コネクタ12がパネル16の欠切部14に取り
付けられるときには、図2及び3に最も良く示されたよ
うに、パネル16が当接フランジ38aと周囲フランジ
36との間にサンドイッチされる。柔軟なアーム38
は、相手コネクタ12とパネル16との間に「X」及び
「Y」方向の(即ちパネルに平行な)相対的な浮動作用
を与える。
【0012】図1ないし3と共に図4及び5を参照すれ
ば、回路基板実装用電気コネクタ10は、プラスチック
等の絶縁材料で一体成形された1部片ハウジング40を
備えている。このハウジング40は、ベース即ち底壁4
2と、側壁44と、端壁46とを有し、これらは、相手
コネクタ12のプラグ部分22及び以下に述べる漏斗状
のガイド部材を受け入れるためのリセプタクル24を形
成する。リセプタクル24は、図5から明らかなよう
に、回路基板20の開口18に整列される。ハウジング
40は、その4隅に堅牢な取付ポスト48を含み、これ
らの取付ポスト48は、回路基板20の開口18の4隅
に設けられた窪み50に配置される。端子30の接触ピ
ン部分32を受け入れるために底壁42に通路52が設
けられ、そして端子30の終端ピン部分34を受け入れ
るために側壁44の外面に沿って通路54が形成され
る。極性決めの目的で側壁44の内側に沿ってリブ49
が所定の配列で形成される。
ば、回路基板実装用電気コネクタ10は、プラスチック
等の絶縁材料で一体成形された1部片ハウジング40を
備えている。このハウジング40は、ベース即ち底壁4
2と、側壁44と、端壁46とを有し、これらは、相手
コネクタ12のプラグ部分22及び以下に述べる漏斗状
のガイド部材を受け入れるためのリセプタクル24を形
成する。リセプタクル24は、図5から明らかなよう
に、回路基板20の開口18に整列される。ハウジング
40は、その4隅に堅牢な取付ポスト48を含み、これ
らの取付ポスト48は、回路基板20の開口18の4隅
に設けられた窪み50に配置される。端子30の接触ピ
ン部分32を受け入れるために底壁42に通路52が設
けられ、そして端子30の終端ピン部分34を受け入れ
るために側壁44の外面に沿って通路54が形成され
る。極性決めの目的で側壁44の内側に沿ってリブ49
が所定の配列で形成される。
【0013】端子30の横方向部分33は、ハウジング
40の底壁42の下を横方向に延びる。接触ピン部分3
2は、側壁44に平行に、側壁44の上縁45の下まで
上方に延びる。又、終端ピン部分34は、側壁44に平
行に、側壁44の上縁45の上まで上方に延びる。従っ
て、終端ピン部分34は、回路基板20の穴19を通し
て突出し、回路基板20の上面20bに電気的接続する
ことができる。
40の底壁42の下を横方向に延びる。接触ピン部分3
2は、側壁44に平行に、側壁44の上縁45の下まで
上方に延びる。又、終端ピン部分34は、側壁44に平
行に、側壁44の上縁45の上まで上方に延びる。従っ
て、終端ピン部分34は、回路基板20の穴19を通し
て突出し、回路基板20の上面20bに電気的接続する
ことができる。
【0014】図3と共に図4及び5を参照すれば、ハウ
ジング40には、ハウジング40を回路基板20にラッ
チするための手段が設けられる。特に、柔軟なラッチア
ーム56がハウジング40の各端壁46に一体的に成形
される。各ラッチアーム56は、ラッチフック56aを
有する。ハウジング40の全体的にU字型のシュラウド
部分58は、各柔軟なラッチアーム56の外側を取り巻
く。このシュラウド部分58は、ラッチアーム56を保
護すると共に、当接肩部58aを与える。図3及び5に
示すように、ハウジング40が回路基板20に取り付け
られると、回路基板20は、その片面20aにおけるシ
ュラウド58の当接肩部58aと、その反対面20bに
おける柔軟なラッチアーム56のラッチフック56aと
の間にサンドイッチされる。
ジング40には、ハウジング40を回路基板20にラッ
チするための手段が設けられる。特に、柔軟なラッチア
ーム56がハウジング40の各端壁46に一体的に成形
される。各ラッチアーム56は、ラッチフック56aを
有する。ハウジング40の全体的にU字型のシュラウド
部分58は、各柔軟なラッチアーム56の外側を取り巻
く。このシュラウド部分58は、ラッチアーム56を保
護すると共に、当接肩部58aを与える。図3及び5に
示すように、ハウジング40が回路基板20に取り付け
られると、回路基板20は、その片面20aにおけるシ
ュラウド58の当接肩部58aと、その反対面20bに
おける柔軟なラッチアーム56のラッチフック56aと
の間にサンドイッチされる。
【0015】取付ポスト48と、ラッチアーム56のラ
ッチフック56aと、シュラウド58の当接肩部58a
の構造的な組合せにより、ハウジング40は、回路基板
20に対して保持される。換言すれば、取付ポスト48
は、ハウジング40が回路基板20に対してほぼ平行に
移動するのを防止し、そしてラッチフック56a及び当
接肩部58aは、ハウジング40が回路基板20に対し
てほぼ垂直に移動するのを防止する。
ッチフック56aと、シュラウド58の当接肩部58a
の構造的な組合せにより、ハウジング40は、回路基板
20に対して保持される。換言すれば、取付ポスト48
は、ハウジング40が回路基板20に対してほぼ平行に
移動するのを防止し、そしてラッチフック56a及び当
接肩部58aは、ハウジング40が回路基板20に対し
てほぼ垂直に移動するのを防止する。
【0016】図6ないし9を参照すれば、回路基板実装
用電気コネクタ10は、漏斗状のガイド部材60を、回
路基板20の開口18を経て、ハウジング40で画成さ
れたリセプタクル24へ挿入することにより完成され
る。これは、図2及び3にも示されている。この漏斗状
のガイド部材60は、ほぼ長方形のまっすぐな部分62
(図7−9)と、外方に発散する即ちフレア状に広がっ
た漏斗部分64とを備えている。まっすぐな部分62
は、回路基板20の開口18に挿入され、そして漏斗部
分64は、相手コネクタ12のプラグ部分22(図3)
を回路基板実装用電気コネクタ10内の接続位置へガイ
ドするためのガイド手段を形成する。図7から明らかな
ように、ガイド部材60は、一対のラッチフック66に
よりハウジング40内にラッチされ、これらのラッチフ
ック66は、ハウジング40の柔軟なラッチアーム56
の内方に突出し、そしてガイド部材60に形成された一
対のラッチ肩部68とラッチ係合する。
用電気コネクタ10は、漏斗状のガイド部材60を、回
路基板20の開口18を経て、ハウジング40で画成さ
れたリセプタクル24へ挿入することにより完成され
る。これは、図2及び3にも示されている。この漏斗状
のガイド部材60は、ほぼ長方形のまっすぐな部分62
(図7−9)と、外方に発散する即ちフレア状に広がっ
た漏斗部分64とを備えている。まっすぐな部分62
は、回路基板20の開口18に挿入され、そして漏斗部
分64は、相手コネクタ12のプラグ部分22(図3)
を回路基板実装用電気コネクタ10内の接続位置へガイ
ドするためのガイド手段を形成する。図7から明らかな
ように、ガイド部材60は、一対のラッチフック66に
よりハウジング40内にラッチされ、これらのラッチフ
ック66は、ハウジング40の柔軟なラッチアーム56
の内方に突出し、そしてガイド部材60に形成された一
対のラッチ肩部68とラッチ係合する。
【0017】ガイド部材60は、ハウジング40の柔軟
なラッチアーム56が回路基板20から外れるのを防止
するという二重の機能を果たす。特に、図7から明らか
なように、ガイド部材60がハウジング40に挿入され
たときには、ガイド部材60のまっすぐな部分62の端
が柔軟なラッチアーム56の内側に係合し又はそれをバ
ックアップする。これは、ラッチアーム56が内方に移
動するのを防止すると共に、ラッチアーム56のラッチ
フック56aが回路基板20から外れるのを防止する。
又、ガイド部材60は、その漏斗部分64の下に複数の
リブ69を有する。回路基板20は、これらのリブ69
とハウジング40の当接肩部58aとの間にサンドイッ
チされる。
なラッチアーム56が回路基板20から外れるのを防止
するという二重の機能を果たす。特に、図7から明らか
なように、ガイド部材60がハウジング40に挿入され
たときには、ガイド部材60のまっすぐな部分62の端
が柔軟なラッチアーム56の内側に係合し又はそれをバ
ックアップする。これは、ラッチアーム56が内方に移
動するのを防止すると共に、ラッチアーム56のラッチ
フック56aが回路基板20から外れるのを防止する。
又、ガイド部材60は、その漏斗部分64の下に複数の
リブ69を有する。回路基板20は、これらのリブ69
とハウジング40の当接肩部58aとの間にサンドイッ
チされる。
【0018】図8及び9は、パネル実装用の相手コネク
タ12と、回路基板実装用電気コネクタ10との間に相
互作用する嵌合力を吸収する本発明の特徴を示してい
る。より詳細には、一対の上方にカーブしたリーフスプ
リング70が、ハウジング40の底壁42と一体的に成
形される。これらのリーフスプリング70は、漏斗状の
ガイド部材60の一対の下部張出部72の下面に係合す
る。相手コネクタ12のプラグ部分22(図3)が図2
に示すようにガイド部材60に挿入されたときには、ガ
イド部材60がリーフスプリング70によってバックア
ップされ、従って、両コネクタ間に相互作用する嵌合力
を吸収する。
タ12と、回路基板実装用電気コネクタ10との間に相
互作用する嵌合力を吸収する本発明の特徴を示してい
る。より詳細には、一対の上方にカーブしたリーフスプ
リング70が、ハウジング40の底壁42と一体的に成
形される。これらのリーフスプリング70は、漏斗状の
ガイド部材60の一対の下部張出部72の下面に係合す
る。相手コネクタ12のプラグ部分22(図3)が図2
に示すようにガイド部材60に挿入されたときには、ガ
イド部材60がリーフスプリング70によってバックア
ップされ、従って、両コネクタ間に相互作用する嵌合力
を吸収する。
【0019】回路基板実装用電気コネクタ10の製造に
おいて、図4に示すように、ハウジング40が用意され
る。次いで、図2及び5に示すように、ハウジング40
に端子30が取り付けられる。次いで、ハウジング40
及び端子30が、図5に示すように、回路基板20にそ
の片面20a(下面)から取り付けられる。終端ピン部
分34は、穴19を経て回路基板20の反対面20b
(上面)へ突出し、そして取付ポスト48及びラッチア
ーム56がハウジング40を回路基板20にしっかり保
持したときに回路基板20の第2面20b上の適当な回
路トレースに半田付けされる。次いで、半田付けプロセ
スの後に、ガイド部材60がハウジング40に取り付け
られる。ガイド部材60は、回路基板20の開口18を
経て、ハウジング40で形成されたリセプタクル24に
挿入される。端子30の接触ピン部分32は、図7に示
すように、ガイド部材60へと上方に突出し、一方、端
子30の終端ピン部分34は、図6に示すように、ガイ
ド部材60の外側に配置される。回路基板実装用電気コ
ネクタ10は、これで、パネル実装用の相手コネクタ1
2に嵌合する準備が整う。
おいて、図4に示すように、ハウジング40が用意され
る。次いで、図2及び5に示すように、ハウジング40
に端子30が取り付けられる。次いで、ハウジング40
及び端子30が、図5に示すように、回路基板20にそ
の片面20a(下面)から取り付けられる。終端ピン部
分34は、穴19を経て回路基板20の反対面20b
(上面)へ突出し、そして取付ポスト48及びラッチア
ーム56がハウジング40を回路基板20にしっかり保
持したときに回路基板20の第2面20b上の適当な回
路トレースに半田付けされる。次いで、半田付けプロセ
スの後に、ガイド部材60がハウジング40に取り付け
られる。ガイド部材60は、回路基板20の開口18を
経て、ハウジング40で形成されたリセプタクル24に
挿入される。端子30の接触ピン部分32は、図7に示
すように、ガイド部材60へと上方に突出し、一方、端
子30の終端ピン部分34は、図6に示すように、ガイ
ド部材60の外側に配置される。回路基板実装用電気コ
ネクタ10は、これで、パネル実装用の相手コネクタ1
2に嵌合する準備が整う。
【0020】以上の説明から明らかなように、ガイド部
材60をハウジング40とは個別の部品として形成する
ことにより、ガイド部材60は、端子30の終端ピン部
分34が回路基板20の開口18の周囲付近に配置され
た状態でも半田付けプロセスを妨げることはない。それ
故、回路基板20の貴重なスペースが節約され、ガイド
部材60には、相手コネクタ12を回路基板実装用電気
コネクタ10との嵌合状態にガイドするための外方にフ
レア状に広がった漏斗部分64を設けることができる。
材60をハウジング40とは個別の部品として形成する
ことにより、ガイド部材60は、端子30の終端ピン部
分34が回路基板20の開口18の周囲付近に配置され
た状態でも半田付けプロセスを妨げることはない。それ
故、回路基板20の貴重なスペースが節約され、ガイド
部材60には、相手コネクタ12を回路基板実装用電気
コネクタ10との嵌合状態にガイドするための外方にフ
レア状に広がった漏斗部分64を設けることができる。
【0021】更に、回路基板実装用電気コネクタ10
が、回路基板20より下にくぼんだ底壁42と、上方に
延びる接触ピン部分32及び終端ピン部分34とを有す
るように構成することにより、パネル16と回路基板2
0との間隔が、回路基板20の上面20bにコネクタ全
体を実装できないような間隔である用途にも、回路基板
実装用電気コネクタ10を使用することができる。本発
明は、その精神及び範囲から逸脱することなく他の特定
の形態でも実施できることを理解されたい。それ故、本
発明の上記実施形態は、単なる例示に過ぎず、本発明は
これに限定されるものではない。
が、回路基板20より下にくぼんだ底壁42と、上方に
延びる接触ピン部分32及び終端ピン部分34とを有す
るように構成することにより、パネル16と回路基板2
0との間隔が、回路基板20の上面20bにコネクタ全
体を実装できないような間隔である用途にも、回路基板
実装用電気コネクタ10を使用することができる。本発
明は、その精神及び範囲から逸脱することなく他の特定
の形態でも実施できることを理解されたい。それ故、本
発明の上記実施形態は、単なる例示に過ぎず、本発明は
これに限定されるものではない。
【図1】本発明の回路基板実装用電気コネクタを含む一
対の嵌合コネクタの斜視図である。
対の嵌合コネクタの斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った縦断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った横断面図で、2つのコ
ネクタが嵌合されていない状態を示す図である。
ネクタが嵌合されていない状態を示す図である。
【図4】回路基板実装用電気コネクタのハウジングを、
ガイド部材が取り外された状態で示す上方斜視図であ
る。
ガイド部材が取り外された状態で示す上方斜視図であ
る。
【図5】回路基板に取り付けられた電気コネクタを、ガ
イド部材が取り外された状態で示す断面斜視図である。
イド部材が取り外された状態で示す断面斜視図である。
【図6】回路基板に取り付けられたガイド部材を含む電
気コネクタの斜視図である。
気コネクタの斜視図である。
【図7】図6の7−7線に沿った縦断面図である。
【図8】図6の8−8線に沿った縦断面図で、回路基板
を取り外した状態で示す図である。
を取り外した状態で示す図である。
【図9】図6の9−9線に沿った縦断面図で、回路基板
を取り外した状態で示す図である。
を取り外した状態で示す図である。
【符号の説明】
10
回路基板実装用電気コネクタ
12
相手コネクタ
18
開口
20
回路基板
20a
片面(下面)
20b
反対面(上面)
24
リセプタクル
26
雌端子
30
端子
32
接触ピン部分
34
終端ピン部分
40
ハウジング
45
上縁
56
ラッチアーム
58
シュラウド部分
58a
当接肩部
60
ガイド部材
66
ラッチフック
68
ラッチ肩部
70
リーフスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−199785(JP,A) 実開 平2−27682(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/16 H01R 12/04 H01R 12/22 H01R 13/631
Claims (13)
- 【請求項1】 回路基板20に実装されそして回路基板
20の開口18を通して相補的な相手コネクタ12に接
続される電気コネクタ10において、ハウジング 40を備え、このハウジング40は、これを
回路基板20の開口18の周りで回路基板20の片面2
0aに取り付ける手段を有し、 上記ハウジング40に取り付けられた複数の端子30を
更に備え、この端子30は、相手コネクタ12の適当な
端子26に係合するためにハウジング40内に設けられ
た接触部分32と、ハウジング40の外部で回路基板2
0の適当な回路トレースに終端される終端部分34とを
含み、そして相手コネクタ12を接続位置へガイドする
ために、回路基板20の開口18を通してハウジング4
0に取り付けられたガイド部材60を更に備えており、
特に、 上記ハウジング40は、回路基板20の開口18に整列
されたリセプタクル24を備え、このリセプタクル24
のベース付近には、相手コネクタ12の挿入時に、両コ
ネクタ間に作用する嵌合力を吸収するための弾力性手段
70が設けられている ことを特徴とする電気コネクタ1
0。 - 【請求項2】 上記ハウジング40は、回路基板20の
片面20aに取り付けられ、そしてガイド部材60は、
回路基板20の反対面20bから上記開口18を経てハ
ウジング40に取り付けられる請求項1に記載の電気コ
ネクタ10。 - 【請求項3】 上記端子30の終端部分34は、回路基
板20の上記片面20aから回路基板20を通して突出
して回路基板20の反対面20b上の回路トレースに終
端されるピンより成る請求項2に記載の電気コネクタ1
0。 - 【請求項4】 上記端子30の接触部分32は、回路基
板20の開口18に整列されたリセプタクル24へと突
出するピンより成る請求項3に記載の電気コネクタ1
0。 - 【請求項5】 上記ガイド部材60は、回路基板20の
開口18を通して挿入可能な漏斗状部材より成る請求項
1に記載の電気コネクタ10。 - 【請求項6】 上記ガイド部材60及び上記ハウジング
40は、それらの間に回路基板20をサンドイッチする
ための対向する肩部58a、69を含む請求項1に記載
の電気コネクタ10。 - 【請求項7】 上記ガイド部材60及びハウジング40
を、それらの間に回路基板20をサンドイッチしてラッ
チ係合状態に保持するために、ガイド部材60とハウジ
ング40との間に相補的な相互係合ラッチ手段66、6
8を備えている請求項6に記載の電気コネクタ10。 - 【請求項8】 回路基板20と係合し得る柔軟なラッチ
部材56をハウジング40に備えた請求項1に記載の電
気コネクタ10。 - 【請求項9】 上記ガイド部材60は、これがハウジン
グ40に取り付けられたときに、上記ラッチ部材56に
係合して、このラッチ部材56が回路基板20から解離
するのを防止する請求項8に記載の電気コネクタ10。 - 【請求項10】 上記ラッチ部材56は、回路基板20
の開口18のエッジに係合し得る柔軟なラッチアーム5
6より成る請求項8に記載の電気コネクタ10。 - 【請求項11】 上記ハウジング40は、プラスチック
材料で成形され、そして上記弾力性手段は、少なくとも
1つの一体成形されたリーフスプリング70より成る請
求項1に記載の電気コネクタ10。 - 【請求項12】 回路基板20に実装されそして回路基
板20の開口18を通して相補的な相手コネクタ12に
接続される電気コネクタ10において、 絶縁ハウジング40を備え、この絶縁ハウジング40
は、これを回路基板20に取り付ける手段48と、相手
コネクタ12を受け入れるために回路基板20の開口1
8に整列されたリセプタクル24とを含み、 相手コネクタ12の適当な端子26に係合するためにハ
ウジング40に取り付けられた複数の端子30を更に備
え、そしてリセプタクル24のベース付近にあって、相
手コネクタ12の挿入時に、両コネクタ間に作用する嵌
合力を吸収するための弾力性手段70を更に備えたこと
を特徴とする電気コネクタ10。 - 【請求項13】 上記ハウジング40は、プラスチック
材料で成形され、そして上記弾力性手段は、少なくとも
1つの一体成形されたリーフスプリング70より成る請
求項12に記載の電気コネクタ10。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US09/337,426 | 1999-06-21 | ||
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US6051019A (en) | 1998-01-23 | 2000-04-18 | Del Mar Medical Technologies, Inc. | Selective organ hypothermia method and apparatus |
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