JP3312072B2 - 金車通過形楔形引留クランプ装置 - Google Patents

金車通過形楔形引留クランプ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はいわゆる架空送電線のプ
レハブ架線作業において、楔形引留クランプが金車をス
ム−ズに通過できるようにするものであり、特に金車通
過時にクランプの姿勢を制御し、かつクランプを保護す
る為の楔形引留クランプと金車通過用プロテクタとによ
る金車通過形楔形引留クランプ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プレハブ架線は、規定の弛度になる長さ
を有した電線をあらかじめ作っておき、そのまま鉄塔に
取付けるだけで延・架線を完了する方法である。公知プ
レハブ架線工法の手順は概略次の通りである。 (1)あらかじめ電線引留間の距離を精密な測量機器で
測定し、各径間に対応する電線条長をコンピュ−タで正
確に算出する。 (2)この結果に基づき、電線製造と同時に計尺のうえ
マ−キングを施したものを現地に搬入するか、あるいは
計尺,切断し、両端に引留クランプを圧縮した状態で現
地に搬入する。 (3)架線現場において、前者の場合は延線時点で補正
計尺ののち切断,引留クランプの圧縮を地上で行ったの
ち延線をし、がいし装置に取付ける。後者の場合は搬入
後、所定区間に延線し、両端に取付けられた引留クラン
プをがいし装置に取付ける。 このように、「プレハブ架線工法」は従来塔上作業で行
ってきた電線の切分け,引留クランプの圧縮など、一連
の作業を大幅に省略することによって高所作業の安全並
びに引留クランプの施工管理の向上等を計ろうとする工
法である。
【0003】以上説明したようなプレハブ架線工法を用
いて行う架空送電線の架線をする時、電線を延線する
際、引留クランプが圧縮形引留クランプであれば本体ジ
ャンパソケットとに分離し、延線時のクランプの捻回を
考慮して、断面円形にして金車内を通過できる形状にす
ることにより可能であった。理論的には引留クランプの
形状が金車(図11参照)の支持枠27内を通過できる
大きさでさえあれば可能ではあるが、特に楔形引留クラ
ンプのように断面が長方形のクランプを金車内に通すに
は鉛直方向に姿勢制御を確実にしなければならないが、
これが技術的に非常に難しく大変であったため実現でき
なかった。もしも延線中に楔形引留クランプが金車24
(図11)にからまると大変な事故となるので、安全で
確実な作業ができる製品が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の問題を
解決し、架空送電線の架線をプレハブ工法で行なうに際
し、電線延線時にスム−ズに楔形引留クランプを金車上
を通過させることができ、しかも金車通過時のクランプ
の捻回、回転抑制及びクランプ保護可能な金車通過形楔
形引留クランプ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の金車
通過形楔形引留クランプ装置は、電線に楔結合された楔
形引留クランプと、該楔形引留クランプの延線方向先端
側に懸吊され複数個の部材をジャバラ状に連結した楔形
引留クランプの保護・案内部材とからなる金車通過用プ
ロテクタとで構成される金車通過形楔形引留クランプ装
置であって、前記金車通過用プロテクタは、先端が円錐
形をなし電線aを囲んで取付けられる先端カバ−1と、
先端カバ−1に続いて電線aを囲んで取付けられる第1
金具2と、第1金具2の後部下端にピン結合され、金車
通過時に楔形引留クランプAの前部を案内保護する側板
3cを備えた第1ジャバラ3と、第1ジャバラ3の後部下
端にピン結合され楔形引留クランプAの中間部を案内保
護する第2ジャバラ4と、楔形引留クランプAの後部を
案内保護する第3ジャバラ5と、楔形引留クランプAに
続く電線aの部分を案内保護する第2金具6とからな
る。
【0006】また、本発明の金車通過形楔形引留クラン
プ装置は、さらに、前記金車通過用プロテクタは、先端
が円錐形をなし電線aを囲んで取付けられる先端カバ−
1と、先端カバ−1に続いて電線aを囲んで取付けられ
る第1金具2と、第1金具2の後部下端にピン結合され
電線aを囲んで楔12に取付けられた第3金具7と、第
3金具7の後端下部にピン結合され金車通過時に楔形引
留クランプAの前半部を案内保護する第2ジャバラ4
と、第2ジャバラ4の後部下端にピン結合され金車通過
時に楔形引留クランプAの後半部を案内保護する側板3c
を備えた第1ジャバラ3と、第1ジャバラ3の後部下端
にピン結合され電線aを覆う第2金具6とからなる。
【0007】
【実施例1】図9及び図10は本発明にかゝわるプロテ
クタを装着して金車を通過させようとする楔形引留クラ
ンプの一例を示す。図9〜図10に示す楔形引留クラン
プAのクランプ本体8はアルミニウム合金等の金属板
を、電線aに直角な断面がU形になるように曲げ(図1
0)、側面形状がほぼ3角形になるように形成し、U形
に曲った底部を構成する半円筒状曲面部10に電線aを
受け入れるようになっている。従って半円筒曲面部10
の直径即ち側部9,9間の間隔はほぼ電線aの直径に等
しい。半円筒曲面部10はこれに沿って置かれる電線a
を支持するので、外端に近い部分はこの外端から出る電
線aがここで鋭い角度に折曲げられないように弯曲した
案内部11を有している。
【0008】クランプ本体8内で電線aを保持するよう
に作用する細長い楔12は、電線係合面13(図10)
が電線aの半径とほぼ等しい半径を持ち、電線aの外周
上に乗りうる円筒面からなっている。電線係合面13の
反対側面(使用時の上面)は楔作用を行うための勾配面
14となっている。電線押え15は把持片15aと共働し
て上下から電線aを挟み、把持片15aの外側に設けられ
ているU形ボルト15bとこのボルトと係合するナット15c
を用いて締付けて楔12を電線aに固定することができ
る。なお電線押え15は延線時の仮押えの為の部品で、
延線後はジャンパ金具に付替える。
【0009】電線aをクランプ本体8上に保持するた
め、電線aが半円筒曲面部10上に置かれ、電線aに固
定された楔12がクランプ本体8の両側部9,9間に挿
入されると、楔12の上面の勾配面14と係合する楔押
え17がクランプ本体8の両側部9,9間に設けられて
いる。楔押え17は側面形状がほぼ2等辺3角形の板か
らなり、板の厚さはほぼ両側部9,9間の間隔に等し
く、3角形の底辺にあたる下面が楔12の勾配面14と
係合するくさび受面16となっている。楔押え17は3
角形状のほぼ中央付近に貫通孔18を有し、この孔18
を貫通しかつクランプ本体8の両側部9,9の孔19を
貫通するボルト20によってクランプ本体8に枢着され
ている。
【0010】21はクランプ本体8の外側を覆う補強板
で、U字形に成形され、クランプ本体8の外側に完全に
密着している。補強板21とクランプ本体8及び楔押え
17は前記ボルト20によって一体化されている。22
は連結板で、クランプ本体8の間に挟持され、前記ボル
ト20とは別に補強板21、クランプ本体8と共にもう
1本のボルト23により枢着されている。従って、三角
状の楔押え17は連結板22とは結合されていない。
【0011】図1〜図6に基いて以上説明した楔形引留
クランプAに装着して金車を通過させる金車通過用プロ
テクタについて説明する。これは楔形引留クランプAの
先端側に取付けるものである。1は例えばゴム製のカバ
−で、図1の矢印aで示す進行方向最先端にあって、ジ
ャバラ式ウエ−トプロテクタBを支持する第1金具2へ
の案内機能を有している。ジャバラ式ウエ−トプロテク
タBは第1金具2に一端を支持される第1ジャバラ3
と、第1ジャバラ3にピン結合された第2ジャバラ4、
第2ジャバラ4にピン結合された第3ジャバラ5、第3
ジャバラ5にピン結合された第2金具6とからなり、こ
れらがジャバラ状に連結されている。
【0012】第1金具2は金車24(図11)の溝26
への誘導及び姿勢制御の役目をもっている。第1ジャバ
ラ3は楔形引留クランプAの案内保護、姿勢制御及び電
線aの捻回抑制用のウエ−トとして機能する。第2及び
第3ジャバラ4,5は楔形引留クランプAの案内保護及
び電線aの捻回抑制ウエ−トとして機能する。第2金具
6は電線aの捻回抑制用ウエ−ト及び電線aの曲げ防止
機能を有している。
【0013】以下個々の部材について説明する。カバ−
1はたとえばゴム製で進行方向最先端の誘導具となるの
で、先端に向って円錐形をなし、溝1aと1bでバインド線
によって締めつけて固定する(単なるはめこみでも差支
えない)。第1金具2(図2)は、本体2aと抑え部材2b
よりなりそれぞれ中心に電線aを挟持する半円形の穴2c
を形成している。本体2aは先細のテ−パ部2dを有し、前
記カバ−1の後端から第1金具2へスム−ズに接続して
いる。本体2aと抑え部材2bは片側両端でピン2eで結合さ
れた連結板2fで開閉可能に連結され、反対側ではアイボ
ルト2gで緊締されている。なお第1金具2も先端カバ−
1と同様ゴム製でこれに芯金を埋込んで補強したもので
もよい。
【0014】第1ジャバラ3(図3)はジャバラ本体3a
とねじ3bで固着された側板3c,3cで構成されている。ジ
ャバラ本体3aは例えば鉄の鋳造品で、U型凹部3dを有し
この凹部3dで楔形引留クランプAの前部を抱えて保護す
るようになっている。本体3aの両端にはピン挿入穴3e′
を有する連結部3eを有している。側板3cは本体3aの両側
部にねじ3bで固着され、本体3aと平行する突出部3fを有
している。左右の突出部3f,3fは楔形引留クランプAの
電線の案内部11(図9)を両側から抱えて保護する。
本体3aの内外面はウレタンゴム3gで被覆され楔形引留ク
ランプAの保護を完璧にしている。図で明らかなように
これら鉄製部品は下部を肉厚にして重量を大にし、鉛直
面下に力のモ−メントが掛かるようにし、金車通過時に
楔形引留クランプA側に余分な応力が作用しないよう構
成している。
【0015】図4は第2ジャバラ4を示しその本体4aは
第1ジャバラ3の本体部と同一の構成となっている。本
体4aの両端には連結部4bを有し、内外面にはウレタンゴ
ム4cで被覆している。図5は第3ジャバラ5を示し、本
体5aの両端に連結部5bを有している。第3ジャバラ5は
前記第1及び第2ジャバラ3,4に比し、楔形引留クラ
ンプAが載る凹部5cの半径がより大きくなり、かつ浅く
なっている。図6は最下端の第2金具6を示す。第2金
具6も本体6aの上部にウレタンゴム6dで覆われた凹部6b
を有し、一端に連結部6cを有している。第2金具6の前
記凹部6bの半径はジャバラ5の半径よりさらに小さくな
っている。
【0016】以上の構成であって、カバ−1と第1金具
2は電線aを覆って取付けられているが、第1ジャバラ
3は第1金具2の端にピン結合されている。同様に第2
ジャバラ4、第3ジャバラ5、第2金具6もそれぞれ互
にピン結合され、各ピン結合部で屈曲可能に構成されて
いる。そして延線時にカウンタ−ウエ−トの役目をな
し、これにより楔形引留クランプAは鉛直方向に姿勢を
制御される。
【0017】そして図1の状態で左方(矢印a)に引張
られ、図11の如き金車24の溝部26に達すると、ま
ず先端が円錐形に形成された先端カバ−1が金車24の
溝26に導かれる。先端カバ−1がスム−ズに金車24
の溝26に導入されると、次に第1金具2の下部テ−パ
−部2cが金車24の溝26に進入する。次に連結部3eで
ピン結合されて垂下し、かつ突出部3fで横振れを防止し
ている第1ジャバラ3の本体3aが金車24の溝26に達
すると、本体3aの下面が次第に金車24の溝26内に送
り込まれる。と同時に、本体3aと両側の側板3c,3cで楔
形をした楔形引留クランプAを両側から抱えて保護しつ
ゝ金車24上をスム−ズに通過させる。このとき第1ジ
ャバラ3の本体3aは内外面をウレタンゴムで覆われてい
るので、楔形引留クランプAの損傷を防止する。第1ジ
ャバラ3以下に連結された第2ジャバラ4、第3ジャバ
ラ5及び第2金具6の総重量によって一定の姿勢を規制
保持されて電線の捻回も防止される。
【0018】第1ジャバラ3の次には、次に第2ジャバ
ラ4が金車24に向うが、このとき第2ジャバラ4のウ
レタンゴムで覆われた凹部によって楔形引留クランプA
の後部が抱えられて通過する。さらに第3ジャバラ5に
よって楔形引留クランプAの後部(電線押え15(図
9)の部分)を保護し、続いて第2金具6でその後部の
電線aの部分を保護しつゝ金車24を全通過させる。な
お金車24通過時以外の延線中はジャバラ式プロテクタ
Bが下に下がり、カウンタ−ウエ−ト(重錘)の役割を
なし、楔形引留クランプAの姿勢を鉛直方向に制御して
いる。
【0019】
【実施例2】実施例1は楔形引留クランプAが図1の矢
印a方向に引かれる場合であったが、実施例2はこの反
対方向に引かれる場合(図7の矢印b)である。図7と
図8に基いて説明する。図7で楔形引留クランプAは電
線aが図の右方向に引張られる場合である。1はたとえ
ばゴム製の先端カバ−、2は第1金具、7は電線aを下
から把持し、楔形引留クランプAの楔12の端にUボル
トで固着され、第1金具2の端に結合された第3金具で
ある。第3金具7の楔形引留クランプA側の端部には実
施例1の第2ジャバラ4がピン結合されている。第2ジ
ャバラ4の下部には実施例1の第1ジャバラ3が、又第
1ジャバラ3の下には第2金具6がピン結合されてい
る。図7の実施例で、新しい部材は第3金具7で、あと
は実施例1と共通の部品である。ただし第1ジャバラ3
は実施例1と逆に連結し、突出部3fが下に位置してい
る。
【0020】図8は第3金具7の詳細を示す。第3金具
7は実施例1の第3ジャバラ5と類似断面形状をなして
いる。本体7aの内外面はウレタンゴム7cを被覆され、前
後端に連結部7bを有している。上面は楔形引留クランプ
Aの電線押え15(図9)の部分を受けるよう凹部とな
っている。第3金具7は前記第1金具2と楔形引留クラ
ンプAの一部品であるUボルト14b(図9)で楔12と連
結されている。第3金具7と楔形引留クランプAの連結
部に第2ジャバラ4が、そしてその下部に第1ジャバラ
3が、さらに第2金具6がピン結合されている。
【0021】以上のような構成であるから、図7で、電
線aを図の右即ち矢印b方向に引張る。すると、まず先
端カバ−1,第1金具2,第3金具7の順に金車24の
溝26に進入する。そして第2ジャバラ4に達すると、
次第に凹部3d(図3(c))に沿って上に持ち上げられ、
楔形引留クランプAのクランプ本体8を下から抱え保護
しつゝ金車24を通過する。次に第1ジャバラ3が楔形
引留クランプAの案内部11の下部に達すると、この案
内部11の下部と両側部を側板3cで保護し乍ら通過す
る。最後には第2金具6が電線aを保護し乍らスム−ズ
に金車24を通過することゝなる。なお金車通過時以外
は、ジャバラ式ウエ−トプロテクタB′は鉛直下方に垂
下し、カウンタ−ウエ−トとして楔形引留クランプAの
姿勢制御作用をなしている。
【0022】
【効果】楔形引留クランプAの端に楔形引留クランプA
と電線を抱え保護する為の凹部を備えた部材を複数個屈
曲可能にピン結合し、これら複数個の部材にカウンタ−
ウエ−ト(重錘)と楔形引留クランプAの案内保護の両
機能を具備させた。このようにしたので、架空送電線の
建設時に金車24上をスム−ズに楔形引留クランプAを
通過させることができる。しかも延線時の楔形引留クラ
ンプAの捻回抑制及び金車通過時の楔形引留クランプ保
護用のプロテクタの両機能を有するので、安心してしか
も容易にプレハブ架線作業ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プロテクタの第1実施例組立図。
【図2】第1金具の単品図。
【図3】第1ジャバラの単品図。
【図4】第2ジャバラの単品図。
【図5】第3ジャバラの単品図。
【図6】第2金具の単品図。
【図7】本発明の第2実施例組立図。
【図8】第2金具の単品図。
【図9】楔型引留クランプの正面図。
【図10】図9のX−X断面図。
【図11】金車を示し、(a)は正面図、(b)は側面図で
ある。
【符号の説明】
A 楔形引留クランプ B ウエ−トプロテ
クタ a 電線 1 先端カバ− 1a,1b 溝 2 第1金具 2a 本体 2b 抑え部材 2c (半円形の)穴 2d テ−パ部 2e ピン 2f 連結体 2g アイボルト 3 第1ジャバラ 3a ジャバラ本体 3b ねじ 3c 側板 3d U型凹部 3e 連結部 3f 上方突出部 3g ウレタンゴム 4 第2ジャバラ 4a,5a,6a,7a 本体 4b,5b,6c,7b 連結部 4c,6d,7c ウレタン
ゴム 5 第3ジャバラ 5c,6b 凹部 6 第2金具 7 第3金具 8 クランプ本体 9 側部 10 曲面部 11 案内部 12 楔 13 電線係合面 14 勾配面 15 電線押え 15a 把持片 15b U形ボルト 15c ナット 16 くさび受面 17 楔押え 18 貫通孔 19 孔 20 ボルト 21 補強板 22 連結板 23 ボルト 24 金車 25 金車上の空間 26 金車の溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−190517(JP,A) 特開 昭51−87793(JP,A) 特開 昭51−92091(JP,A) 実開 昭62−78014(JP,U) 実開 昭59−99610(JP,U) 実開 昭52−153092(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線に楔結合された楔形引留クランプ
    と、該楔形引留クランプの延線方向先端側に懸吊され複
    数個の部材をジャバラ状に連結した楔形引留クランプの
    保護・案内部材からなる金車通過用プロテクタとで構成
    される金車通過形楔形引留クランプ装置であって、 前記金車通過用プロテクタは、先端が円錐形をなし電線
    (a)を囲んで取付けられる先端カバ−(1)と、先端カバ
    −(1)に続いて電線(a)を囲んで取付けられる第1金具
    (2)と、第1金具(2)の後部下端にピン結合され金車通
    過時に楔形引留クランプ(A)の前部を案内保護する側板
    (3c)を備えた第1ジャバラ(3)と、第1ジャバラ(3)の
    後部下端にピン結合され楔形引留クランプ(A)の中間部
    を案内保護する第2ジャバラ(4)と、楔形引留クランプ
    (A)の後部を案内保護する第3ジャバラ(5)と、楔形引
    留クランプ(A)に続く電線(a)の部分を案内保護する第
    2金具(6)とからなる金車通過形楔形引留クランプ装
    置。
  2. 【請求項2】 電線に楔結合された楔形引留クランプ
    と、該楔形引留クランプの延線方向先端側に懸吊され複
    数個の部材をジャバラ状に連結した楔形引留クランプの
    保護・案内部材からなる金車通過用プロテクタとで構成
    される金車通過形楔形引留クランプ装置であって、 前記金車通過用プロテクタは、先端が円錐形をなし電線
    (a)を囲んで取付けられる先端カバ−(1)と、先端カバ
    −(1)に続いて電線(a)を囲んで取付けられる第1金具
    (2)と、第1金具(2)の後部下端にピン結合され電線
    (a)を囲み楔形引留金具(A)の楔(12)の端部に固定され
    た第3金具(7)と、第3金具(7)の後端下部にピン結合
    され金車通過時に楔形引留クランプ(A)の前半部を案内
    保護する第2ジャバラ(4)と、第2ジャバラ(4)の後部
    下端にピン結合され金車通過時に楔形引留クランプ(A)
    の後半部を案内保護する側板(3c)を備えた第1ジャバラ
    (3)と、第1ジャバラ(3)の後部下端にピン結合され電
    線(a)を覆う第2金具(6)とからなる金車通過形楔形引
    留クランプ装置。
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