JP3311665B2 - 自動車の車体トンネル補強構造 - Google Patents

自動車の車体トンネル補強構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体にお
けるフロアパネルとダッシュパネルの下部とに跨るよう
に形成されたトンネルを補強するための補強構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】上記自動車の車体トンネル補強構造に
は、従来、実開平2‐103882号公報に示されたも
のがある。
【0003】これによれば、車室の下面を形成するフロ
アパネルの前端縁と、上記車室の前面を形成するダッシ
ュパネルの下端縁とが互いに結合され、これらフロアパ
ネルとダッシュパネルの下部との車幅方向のほぼ中央部
に、これらに跨るよう前後方向に延びるトンネルが形成
され、上記フロアパネルのトンネルの部分を補強する後
補強板と、上記ダッシュパネルのトンネルの部分を補強
する前補強板とが設けられている。
【0004】上記の場合、後補強板と前補強板とが前後
方向で互いに離れてこれらの間に隙間が生じると、この
隙間に対応するトンネルの部分の強度が著しく低下する
おそれがある。そこで、上記公報の特に第3図で示され
るように、上記後補強板の前端縁と、前補強板の後端縁
とは互いに結合させられて、上記隙間の生じることが回
避され、上記トンネルの一部の強度が著しく低下すると
いうことが防止させられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したフ
ロアパネルとダッシュパネルとの結合部と、後補強板と
前補強板との結合部はそれぞれ強度がより大きくなる部
分であるが、上記従来の技術では、上記した両結合部が
前後方向で同じところに位置させられているため、これ
ら両結合部が位置したトンネルの部分の強度は過度に向
上することとなって、この周りに応力が集中し易くなる
おそれがある。
【0006】よって、例えば、自動車が衝突したとき、
この衝突による衝撃力で、上記両結合部の周りから、上
記トンネルが容易に折れ曲がるおそれがあり、この場合
には、上記衝撃力に基づく衝撃エネルギーの吸収が不十
分になるという不都合を生じる。
【0007】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、自動車が衝突したとき、その衝撃力で車
体のトンネルがより十分に塑性変形して、上記衝撃力に
基づく衝撃エネルギーがより十分に吸収されるようにす
ることを課題とする。
【0008】また、上記のようにした場合でも、自動車
の衝突時に、車室が直ちには変形しないようにすること
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動車の車体トンネル補強構造は、次の如く
である。
【0010】請求項1の発明は、フロアパネル7の前端
縁とダッシュパネル12の下端縁とを互いに結合させ、
これらフロアパネル7とダッシュパネル12の下部との
車幅方向のほぼ中央部に、これらに跨るよう前後方向に
延びるトンネル20を形成し、上記フロアパネル7のト
ンネル20の部分を補強する後補強板36と、上記ダッ
シュパネル12のトンネル20の部分を補強する前補強
板37とを設け、上記後補強板36の前端縁と前補強板
37の後端縁とを互いに結合させた自動車の車体トンネ
ル補強構造において、
【0011】上記トンネル20におけるフロアパネル7
とダッシュパネル12との第1結合部17から後方に離
れた位置に、上記後補強板36と前補強板37との第2
結合部38を配設し、上記第1結合部17と前補強板3
7とを三枚重ねで溶接Sし、上記第2結合部38と上記
フロアパネル7の上記トンネル20の部分(フロアトン
ネル21)とを三枚重ねで溶接Sし、更に、上記前補強
板37の前後方向の中途部と上記フロアパネル7の上記
トンネル20の部分(フロアトンネル21)とを二枚重
ねで溶接Sしたものである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、車室13の前部外側に位置する左右一対のフロント
ピラー8,8を互いに結合させるようこれらフロントピ
ラー8,8にクロスメンバ31を架設し、このクロスメ
ンバ31の車幅方向の中途部を上記トンネル20の前後
方向の中途部に支持させるブレース32を設けた自動車
の車体トンネル補強構造において、
【0013】上記トンネル20への上記ブレース32の
結合部40を、上記後補強板36と前補強板37との第
2結合部38の近傍に位置させたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0015】図2において、符号1は自動車で、矢印F
rはこの自動車1の前方を示している。
【0016】上記自動車1の車体2はそれぞれ左右一対
の前車輪3と、不図示の後車輪とによって走行面4上に
支持されている。
【0017】上記車体2は板金製で、その車幅方向の各
側部を構成してそれぞれ前後方向に延びるサイドシル6
を有している。これら左右サイドシル6にフロアパネル
7が架設され、このフロアパネル7は前後、左右方向に
水平に延びている。
【0018】上記各サイドシル6の前部からそれぞれ上
方に向って延びる左右一対のフロントピラー8,8が設
けられ、これらフロントピラー8,8と、他のピラーの
各上端部にルーフパネル9が支持されている。上記各フ
ロントピラー8の上下方向の中途部同士を結合させるフ
ロントカウル11が設けられ、このフロントカウル11
は車幅方向に延びている。上記フロアパネル7の前端
縁、左右フロントピラー8,8、および上記フロントカ
ウル11で囲まれた空間を閉じるダッシュパネル12が
設けられ、このダッシュパネル12は上下方向に延びて
いる。上記フロアパネル7、ルーフパネル9、およびダ
ッシュパネル12等で囲まれた空間が車室13とされ、
つまり、上記フロアパネル7は上記車室13の下面を形
成し、上記ダッシュパネル12は上記車室13の前面を
形成している。また、上記左右フロントピラー8,8は
上記車室13の前部外側に位置し、この車室13の前部
を左右から挟んでいる。
【0019】全図において、上記ダッシュパネル12
は、このダッシュパネル12の上部を構成してほぼ垂直
に延びその上端縁が上記フロントカウル11に強固に結
合される上部パネル15と、上記ダッシュパネル12の
下部を構成して上記上部パネル15の下端縁から後下方
の傾斜方向に向って一体的に延びる下部パネル16とを
備え、上記フロアパネル7の前端縁と上記下部パネル1
6の下端縁とが上下に重ね合わされてスポット溶接Sな
どにより強固に結合され、この結合部が第1結合部17
とされている。
【0020】上記フロアパネル7と、ダッシュパネル1
2の下部パネル16とのそれぞれ車幅方向のほぼ中央部
には、これらフロアパネル7と下部パネル16とに跨る
ように前後方向に直線的に延びるトンネル20が形成さ
れ、このトンネル20は断面形状が上方に膨出した矩形
状とされている。また、上記トンネル20は、上記フロ
アパネル7に形成されたフロアトンネル21と、上記ダ
ッシュパネル12の下部パネル16に形成されたダッシ
ュトンネル22とで構成され、上記トンネル20の内部
空間23には、不図示のプロペラ軸が収納される。
【0021】上記車体2の一側部で、上記ダッシュパネ
ル12を前後に貫通して後上方に向って突出するステア
リングハンドル26が設けられ、このステアリングハン
ドル26は上記フロントカウル11に操向自在に支承さ
れている。上記ステアリングハンドル26に対向するよ
う、上記車室13にシート27が設けられ、このシート
27に着座した乗員28が上記ステアリングハンドル2
6を操作可能とされている。
【0022】全図において、上記車体2は、次のような
補強構造を有している。
【0023】上記左右フロントピラー8,8を互いに結
合させるようこれらフロントピラー8,8に架設される
円形パイプ製クロスメンバ31が設けられ、このクロス
メンバ31は車幅方向に延びている。このクロスメンバ
31の車幅方向の中途部を上記トンネル20の前部にお
ける前後方向の中途部に支持させるブレース32が設け
られ、このブレース32はその上端部が上記クロスメン
バ31の車幅方向のほぼ中央部に結合され、下端部は上
記トンネル20の前部に前後一対の締結具33,33に
より締結によって結合されている。上記クロスメンバ3
1とブレース32とを介し上記各フロントピラー8が上
記トンネル20に支持されることにより、補強され、も
って、車体2が補強されている。また、上記クロスメン
バ31の一側部に上記ステアリングハンドル26が支承
され、もって、上記ステアリングハンドル26の支承強
度が向上させられて、このステアリングハンドル26が
走行中に振動することが防止されている。
【0024】上記トンネル20には、図示しないがシフ
トレバーや電子制御部品等が取り付けられるため、上記
トンネル20を補強する補強板35が設けられている。
この補強板35は、上記フロアトンネル21の内面に対
面して主にこのフロアトンネル21を補強するよう設け
られる後補強板36と、上記ダッシュトンネル22の内
面に対面して主にこのダッシュトンネル22を補強する
よう設けられる前補強板37とを有している。これら後
補強板36と前補強板37は上記フロアトンネル21と
ダッシュトンネル22に対し複数のスポット溶接Sなど
により強固に取り付けられ、これにより、上記トンネル
20が十分に補強されている。この場合、後補強板36
の前端縁と前補強板37の後端縁とが上下に重ね合わさ
れてスポット溶接Sなどにより強固に結合され、この結
合部が第2結合部38とされている。
【0025】上記構成において、トンネル20における
第1結合部17から後方に離れた位置に第2結合部38
が配設されており、この場合、上記第1結合部17と前
補強板37とが三枚重ねでスポット溶接Sされ、上記第
2結合部38とフロアトンネル21とが三枚重ねでスポ
ット溶接Sされ、更に、前補強板37の前後方向の中途
部とフロアトンネル21とが二枚重ねでスポット溶接S
されている。
【0026】そして、上記フロアパネル7とダッシュパ
ネル12との第1結合部17と、後補強板36と前補強
板37との第2結合部38とはそれぞれ強度がより大き
くなる部分であるが、上記したように、これらがトンネ
ル20において前後に離されたことから、トンネル20
の一部だけの強度が著しく高くるなということが防止さ
れて、上記各結合部17,38の周りに応力集中の生じ
ることが防止される。
【0027】よって、自動車1が衝突したとき、この衝
突による衝撃力で、上記各結合部17,38の周りか
ら、上記トンネル20が容易に折れ曲がるということが
防止される。このため、上記トンネル20の前端部から
上記第1結合部17に至るまでの上記トンネル20の部
分が十分に塑性変形するのに加えて、上記第1結合部1
7から上記第2結合部38に至るまでの上記トンネル2
0の部分も塑性変形し、もって、上記衝撃力に基づく衝
撃エネルギーがより十分に吸収されることとなる。
【0028】また、前記したように、トンネル20への
上記ブレース32の結合部40は、上記後補強板36と
前補強板37との上記第2結合部38の近傍に位置させ
られている。
【0029】ここで、上記後補強板36と前補強板37
との第2結合部38は強度が大きくなる部分であるた
め、この第2結合部38の近傍の上記トンネル20の部
分は十分に補強されることとなる。
【0030】このため、車体2の通常状態では、上記ク
ロスメンバ31は、上記第2結合部38により効果的に
補強されたトンネル20の部分で上記ブレース32を介
し強固に支持され、もって、上記クロスメンバ31を介
し車体2が十分に補強されて、車室13が所定形状に保
持され、また、上記ステアリングハンドル26も強固に
支承され、これに振動が生じることがより確実に防止さ
れる。
【0031】一方、上記自動車1が衝突したとき、前記
したように、その衝撃力の大きさに従い、トンネル20
は、まず、その前端部から塑性変形して、これが上記第
1結合部17を通り、更に、第2結合部38に向うので
あり、この際、上記したようにトンネル20へのブレー
ス32の結合部40を、上記第2結合部38の近傍に位
置させてあるため、上記衝突により、上記トンネル20
が塑性変形するとき、この変形が直ちに上記ブレース3
2に及ぶということは防止され、つまり、衝突時にクロ
スメンバ31が直ちに変形したり、ステアリングハンド
ル26の姿勢が変化するということは防止される。
【0032】よって、前記したように、衝突の衝撃力に
基づく衝撃エネルギーを十分な塑性変形により十分に吸
収させるようにした場合でも、自動車1が衝突したと
き、上記クロスメンバ31によって、左右フロントピラ
ー8,8の相対位置の変化が防止されることにより、上
記車室13が直ちに変形するということは防止され、か
つ、上記クロスメンバ31に支承されたステアリングハ
ンドル26の姿勢が変化するということは防止される。
【0033】また、上記補強板35の後補強板36と前
補強板37には、上記トンネル20のフロアトンネル2
1にブレース32を締結させるための締結具33によ
り、上記フロアトンネル21に共締めされている。この
ため、上記締結具33の利用による簡単な構成によっ
て、上記トンネル20のフロアトンネル21が上記補強
板35によって、より強固に補強されることとなる。
【0034】なお、以上は図示の例によるが、上記トン
ネル20の断面は半円形状であっても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0036】請求項1の発明は、フロアパネルの前端縁
とダッシュパネルの下端縁とを互いに結合させ、これら
フロアパネルとダッシュパネルの下部との車幅方向のほ
ぼ中央部に、これらに跨るよう前後方向に延びるトンネ
ルを形成し、上記フロアパネルのトンネルの部分を補強
する後補強板と、上記ダッシュパネルのトンネルの部分
を補強する前補強板とを設け、上記後補強板の前端縁と
前補強板の後端縁とを互いに結合させた自動車の車体ト
ンネル補強構造において、
【0037】上記トンネルにおけるフロアパネルとダッ
シュパネルとの第1結合部から後方に離れた位置に、上
記後補強板と前補強板との第2結合部を配設し、上記第
1結合部と前補強板とを三枚重ねで溶接し、上記第2結
合部と上記フロアパネルの上記トンネルの部分とを三枚
重ねで溶接し、更に、上記前補強板の前後方向の中途部
と上記フロアパネルの上記トンネルの部分とを二枚重ね
で溶接してある。
【0038】このため、上記フロアパネルとダッシュパ
ネルとの第1結合部と、後補強板と前補強板との第2
合部とはそれぞれ強度がより大きくなる部分であるが、
これらがトンネルにおいて前後に離されたことから、ト
ンネルの一部だけの強度が著しく高くなるということが
防止されて、上記各結合部の周りに応力集中の生じるこ
とが防止される。
【0039】よって、自動車が衝突したとき、この衝突
による衝撃力で、上記各結合部の周りから上記トンネル
が容易に折れ曲がるということが防止される。このた
め、上記トンネルの前端部から上記フロアパネルとダッ
シュパネルとの第1結合部に至るまでの上記トンネルの
部分が十分に塑性変形するのに加えて、上記第1結合部
から後補強板と前補強板との第2結合部に至るまでの上
記トンネルの部分も塑性変形し、もって、上記衝撃力に
基づく衝撃エネルギーがより十分に吸収されることとな
る。
【0040】請求項2の発明は、車室の前部外側に位置
する左右一対のフロントピラーを互いに結合させるよう
これらフロントピラーにクロスメンバを架設し、このク
ロスメンバの車幅方向の中途部を上記トンネルの前後方
向の中途部に支持させるブレースを設けた自動車の車体
トンネル補強構造において、
【0041】上記トンネルへの上記ブレースの結合部
を、上記後補強板と前補強板との第2結合部の近傍に位
置させてあり、次の効果がある。
【0042】即ち、上記後補強板と前補強板との第2
合部は強度が大きくなる部分であるため、この第2結合
部の近傍の上記トンネルの部分は十分に補強されること
となる。
【0043】このため、車体の通常状態では、上記クロ
スメンバは、上記後補強板と前補強板との第2結合部に
より効果的に補強されたトンネルの部分で上記ブレース
を介し強固に支持され、もって、上記クロスメンバを介
し車体が十分に補強されて、車室が所定形状に保持され
る。
【0044】一方、上記自動車が衝突したとき、前記し
たように、その衝撃力の大きさに従い、トンネルは、ま
ず、その前端部から塑性変形して、これがフロアパネル
とダッシュパネルとの第1結合部を通り、更に、上記後
補強板と前補強板との第2結合部に向うのであり、この
際、上記したようにトンネルへのブレースの結合部を、
上記後補強板と前補強板との第2結合部の近傍に位置さ
せてある。
【0045】このため、上記衝突により、上記トンネル
が塑性変形するとき、この変形が直ちに上記ブレースに
及ぶということは防止され、つまり、衝突時にクロスメ
ンバが直ちに変形したり、ステアリングハンドルの姿勢
が変化するということは防止される。よって、前記した
ように、衝突の衝撃力に基づく衝撃エネルギーを十分な
塑性変形により十分に吸収させるようにした場合でも、
自動車が衝突したとき、上記クロスメンバによって、左
右フロントピラーの相対位置の変化が防止されることに
より、上記車室が直ちに変形するということは防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の部分拡大部分断面図である。
【図2】車体の側面図である。
【図3】図1で示したものの平面図である。
【図4】図1の4‐4線矢視断面図である。
【図5】図1の5‐5線矢視断面図である。
【符号の説明】 1 自動車 2 車体 3 前車輪 7 フロアパネル 8 フロントピラー 12 ダッシュパネル 13 車室 17 第1結合 20 トンネル 21 フロアトンネル 22 ダッシュトンネル 26 ステアリングハンドル 31 クロスメンバ 32 ブレース 33 締結具 35 補強板 36 後補強板 37 前補強板 38 第2結合 40 結合部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−119151(JP,A) 特開 平5−270444(JP,A) 実開 平3−126778(JP,U) 実開 平2−103882(JP,U) 実開 平5−76966(JP,U) 実開 平2−56783(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/20 B62D 25/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアパネルの前端縁とダッシュパネル
    の下端縁とを互いに結合させ、これらフロアパネルとダ
    ッシュパネルの下部との車幅方向のほぼ中央部に、これ
    らに跨るよう前後方向に延びるトンネルを形成し、上記
    フロアパネルのトンネルの部分を補強する後補強板と、
    上記ダッシュパネルのトンネルの部分を補強する前補強
    板とを設け、上記後補強板の前端縁と前補強板の後端縁
    とを互いに結合させた自動車の車体トンネル補強構造に
    おいて、 上記トンネルにおけるフロアパネルとダッシュパネルと
    第1結合部から後方に離れた位置に、上記後補強板と
    前補強板との第2結合部を配設し、上記第1結合部と前
    補強板とを三枚重ねで溶接し、上記第2結合部と上記フ
    ロアパネルの上記トンネルの部分とを三枚重ねで溶接
    し、更に、上記前補強板の前後方向の中途部と上記フロ
    アパネルの上記トンネルの部分とを二枚重ねで溶接し
    自動車の車体トンネル補強構造。
  2. 【請求項2】 車室の前部外側に位置する左右一対のフ
    ロントピラーを互いに結合させるようこれらフロントピ
    ラーにクロスメンバを架設し、このクロスメンバの車幅
    方向の中途部を上記トンネルの前後方向の中途部に支持
    させるブレースを設けた自動車の車体トンネル補強構造
    において、 上記トンネルへの上記ブレースの結合部を、上記後補強
    板と前補強板との第2結合部の近傍に位置させた請求項
    1に記載の自動車の車体トンネル補強構造。
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