JP3310791B2 - 移動式クレーンの制動装置 - Google Patents
移動式クレーンの制動装置Info
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Description
動装置に関するものである。
えた移動式クレーンでは、クレーン作業の安全を期すた
めに種々の安全対策が施されており、例えば実開昭62
−89289号公報に記載された移動式クレーンでは、
アウトリガの張出し量に応じてブームの旋回許容範囲を
記憶しておき、この旋回許容範囲を超えてブームが旋回
動作したときにブームの旋回動作を自動的に停止させる
ようにしている。
は、ブームが旋回許容範囲を超えた瞬間に制動をかける
ようにしているため、ブームの旋回動作が停止しても慣
性力の影響で吊り荷に大きな揺れが生じ、安全性を損な
うという難点がある。
ことなくブームの旋回動作を旋回許容範囲内に自動的に
停止させるようにしたものが特開平3−177299号
公報において提案されている。
3−177299号公報に記載されたものでは、荷揺れ
を生じさせないためのブームの制動角加速度を算出して
ブームの制動制御を行っているため、ブームの制動角速
度を演算するための演算手段等を必要とし、構成が複雑
になるという問題があった。
なされたもので、その目的は、簡単な構成でブームの旋
回動作を安全に停止させることのできる移動式クレーン
の制動装置を提供しようとするものである。
に、本発明は、車体と、この車体に対して起伏自在に設
けられたブームと、このブームを水平方向に旋回せしめ
る旋回台と、前記ブームの起伏角度を検出するブーム角
度検出手段と、前記ブームに作用する負荷荷重を検出す
る負荷荷重検出手段と、前記ブームの旋回位置を検出す
る旋回位置検出手段と、前記旋回台を旋回駆動させる油
圧モータと、前記油圧モータへの圧油の供給を制御する
制御弁とを備え、前記制御弁を介した前記油圧モータへ
の圧油の供給を遮断した際に、前記制御弁と前記油圧モ
ータとを接続する油圧回路内で油圧モータの慣性回転に
よって増大する回路内圧を、前記油圧モータに制動力と
して作用させる移動式クレーンの制動装置において、前
記油圧回路に設けられ、前記油圧モータに作用する前記
制動力を段階的に調整可能な電磁比例リリーフ弁と、前
記ブームが現在位置より危険側に所定角度だけ旋回した
ときの予測限界荷重を算出し、この予測限界荷重が前記
負荷荷重検出手段で検出された値よりも小さいときに、
前記制動力によって前記ブームの旋回動作を停止させる
ための旋回停止信号を前記制御弁に送出する制御手段と
を備え、前記制御手段は、前記旋回停止信号によって前
記ブームの旋回動作が停止しない時に、前記電磁比例リ
リーフ弁に制御信号を送出して、前記油圧モータに作用
する前記制動力を段階的に増大せしめることを特徴とす
る。
すると、ブームが現在位置より危険側に所定角度だけ旋
回したときの予測限界荷重が算出される。そして、この
予測限界荷重が負荷荷重検出手段で検出された値より小
さい値になると、制御手段より旋回停止信号が送出され
る。この場合、前記旋回停止信号によってブームの旋回
動作が停止しない時には、制御手段から電磁比例リリー
フ弁に制御信号が送出され、油圧モータに作用する制動
力が段階的に増大される。
を参照して説明する。図2は、この発明の一実施例に係
る移動式クレーンを示している。同図において、1は車
体であり、この車体1上にはクレーン装置2が搭載され
ている。
伏自在に設けられたブーム3と、このブーム3を水平方
向に旋回せしめる旋回台4と、この旋回台4を旋回駆動
する油圧モータ5(図3参照)とを備えており、前記旋
回台4には、前記ブーム3を起伏駆動するブーム起伏シ
リンダ(図示せず)が搭載されている。
部には、クレーン作業時に車体1を安定に支持するため
のアウトリガ7が配設されている。また、前記旋回台4
には前記ブーム3の先端からワイヤロープ8を介して吊
り下げられたフック9を昇降せしめるロープ巻上げ機
(図示せず)が搭載されている。
油圧回路の概略構成を示している。同図において、10
は前記油圧モータ5への圧油の供給を制御する旋回コン
トロールバルブコントロール、11a,11bは前記旋
回コントロールバルブ10のスプール位置を切換制御す
るスプール切換用電磁比例弁であり、これらの電磁比例
弁11a,11bは、図1に示す旋回制御装置42から
送出される制御信号によって作動するようになってい
る。
バルブ10と油圧モータ5とを接続する油圧管路であ
り、これらの油圧管路12a,12bから分岐した導圧
管路13a,13bには、旋回コントロールバルブ10
のスプールを中立位置に戻したときに油圧モータ5にブ
レーキ圧を作用せしめるブレーキ圧発生回路14が接続
されている。
12a,12bのうち高圧側の管路を選択するシャトル
弁15と、このシャトル弁15の出口ポートに並列に接
続された高圧リリーフ弁16および低圧リリーフ弁17
とを有しており、前記低圧リリーフ弁17の出口ポート
に接続された排油管路18には、旋回ロックフリー切換
弁19が設けられている。
を接続するバイパス管路23には、各リリーフ弁16,
17,22が作動したときにバイパス管路23を連通さ
せる切換弁24が設けられている。
ャトル弁15の出口ポートと低圧リリーフ弁17の入口
ポートとを接続する導圧管路20を有しており、この導
圧管路20から分岐した管路21には、ブレーキ圧を徐
々に減少させるための電磁比例リリーフ弁22が設けら
れている。
26は旋回ブレーキ用電磁弁、27は旋回ブレーキ用パ
イロット弁である。図3に示した構成において、旋回コ
ントロールバルブ10のスプールが中立位置に戻ると、
油圧管路12aまたは油圧管路12bの管路内圧力が油
圧モータ5の慣性回転によって上昇し、この管路内圧力
が制動力として油圧モータ5に作用する。
略構成を示している。同図において、30は前記ブーム
3の長さを検出するブーム長さ検出器、31は前記ブー
ム3の起伏角度を検出するブーム角度検出器、32はブ
ーム起伏シリンダのシリンダヘッド側圧力を検出する圧
力検出器(負荷荷重検出手段)、33はブーム起伏シリ
ンダのシリンダロッド側圧力を検出する圧力検出器(負
荷荷重検出手段)、34は前記ブーム3の旋回角度を検
出する旋回角度検出器(旋回位置検出手段)、35は前
記車体1の右前側に位置するアウトリガ7の張出し量を
検出するアウトリガ張出し量検出器、36は前記車体1
の左前側に位置するアウトリガ7の張出し量を検出する
アウトリガ張出し量検出器、37は前記車体1の右後側
に位置するアウトリガ7の張出し量を検出するアウトリ
ガ張出し量検出器、38は前記車体1の左後側に位置す
るアウトリガ7の張出し量を検出するアウトリガ張出し
量検出器、39は前記ブーム3を右方向に旋回操作する
右旋回レバーが操作状態にあるか否かを検知する旋回方
向検出手段としての右旋回レバー操作検知スイッチ(旋
回方向検出手段)、40は前記ブーム3を左方向に旋回
操作する左旋回レバーが操作状態にあるか否かを検知す
る旋回方向検出手段としての左旋回レバー操作検知スイ
ッチ(旋回方向検出手段)、41は前記旋回ロックフリ
ー切換弁19を切換えるための旋回ロックフリー切換ス
イッチである。
ブーム角度検出器31、圧力検出器32及び33、旋回
角度検出器34、アウトリガ張出し量検出器35〜3
8、右旋回レバー操作検知スイッチ39、左旋回レバー
操作検知スイッチ40、旋回ロックフリー切換スイッチ
41からの出力信号に基づいて前記スプール切換用電磁
比例弁11a,11bおよびブレーキ圧発生回路14を
制御する制御装置であり、この制御装置42は、中央処
理装置(以下、CPUと略称する)43、リードオンリ
ーメモリ(以下、ROMと略称する)44、ランダムア
クセスメモリ(以下、RAMと略称する)45、I/O
ポート46,47等から構成され、前記ROM44に
は、CPU43を図4に示すフローチャートに従って作
動させるためのプログラムが格納されている。
に、電源スイッチが投入されると、負荷荷重検出手段と
しての圧力検出器32,33から出力された信号を取り
込み、ブーム3に作用する負荷荷重(以下、実荷重とい
う)WAを算出する。
をRAM45に格納した後、ブーム長さ検出器30、ブ
ーム角度検出器31、アウトリガ張出し量検出器35〜
38から出力された信号を取り込み、ブーム3の慣性を
考慮してブーム3の安全旋回領域を設定し、この安全旋
回領域内におけるブーム3の旋回限界位置Pa,Pb
(図6参照)を算出する。
置Pa,PbをRAM45に格納した後、ブーム3の旋
回位置を検出する旋回位置検出手段としての旋回角度検
出器34から出力された信号を取り込み、ブーム3の現
在位置Pc(図6参照)を検知する。そして、ブーム3
の現在位置PcとRAM45に格納された旋回限界位置
Pa,Pbとの角度差を演算し、その演算結果に基づい
てスプール切換用電磁比例弁11a,11bへの出力を
制御する。
回限界位置Pa,Pbとの差が5°以内のときは、スプ
ール切換用電磁比例弁11a,11bへの出力値を零に
設定し、危険側への旋回を禁止する。また、ブーム3の
現在位置Pcと旋回限界位置Pa,Pbとの差が20°
以内のときは危険側への旋回速度を微速に設定し、40
°以内のときは危険側への旋回速度を中速に設定する。
そして、ブーム3の現在位置Pcと旋回限界位置Pa,
Pbとの差が40°以上のときは、危険側への旋回速度
を通常速度に設定する。
スイッチ39または左旋回レバー操作検知スイッチ40
がオフからオンに切り替わると、旋回角度検出器34か
らの出力信号に基づいてブーム3の旋回速度を算出す
る。そして、算出した旋回速度とブーム3に加わる転倒
モーメントとからブーム3が現在の旋回位置Pcより危
険側にブーム3の慣性を考慮して所定角度だけ旋回した
位置(以下、予測旋回角度という)での限界荷重(以
下、予測限界荷重という)を算出するとともに、予測旋
回角度での予測ブーム危険角度(ブーム自重による転倒
角度、すなわち、予測旋回角度において荷を吊り上げな
い(ブーム自重)でブームを倒すことができる限界のブ
ーム起伏角度(転倒角度))を算出する。
および左旋回レバー操作検知スイッチ40がオフの場合
には、CPU43は旋回ロックフリー切換弁19を旋回
ロックフリー切換スイッチ41で設定した状態に設定し
た後、電磁比例リリーフ弁22への出力値を最大値に設
定する。
た実荷重WAと予測限界荷重とを比較し、予測限界荷重
が実荷重WAより大きい場合には、ブーム3の現在の起
伏角度と予測ブーム危険角度とを比較する。そして、現
在のブーム起伏角度が予測ブーム危険角度よりも大きい
場合には、CPU43は安全と判断する。
い場合あるいは予測ブーム危険角度がブーム角度検出器
31で検出された値よりも大きい場合には、CPU43
は危険と判断する。そして、CPU43は旋回ロックフ
リー切換弁19を旋回ロックに設定した後、スプール切
換用電磁比例弁11a,11bへの出力が零であるか否
かを判断する。ここで、スプール切換用電磁比例弁11
a,11bへの出力が零でない場合には、CPU43は
スプール切換用電磁比例弁11a,11bへの出力を段
階的に減らし、旋回コントロールバルブ10のスプール
を中立位置に復帰させる。
油圧モータ5とを接続する油圧管路12a,12bの一
方の管路内圧力が油圧モータ5の慣性回転によって上昇
し、慣性力により回転する油圧モータ5に制動力として
作用する。
11bへの出力を段階的に減らした後は、スプール切換
用電磁比例弁11a,11bへの出力が最小値であるこ
とを確認した後、スプール切換用電磁比例弁11a,1
1bへの出力を零に設定する。
11bへの出力が零である場合には、CPU43はブー
ム3が旋回停止状態にあるか否かを判断する。そして、
ブーム3が旋回停止状態にない場合には、CPU43は
電磁比例リリーフ弁22への出力を徐々に増大させる。
これにより油圧モータ5に対するブレーキ圧が徐々に増
大し、ブーム3の旋回速度が徐々に低下する。
には、CPU43は旋回ロック解除信号を送出し、旋回
ロックフリー切換弁19を旋回フリーに設定する。これ
によりブーム3が旋回フリー状態となるので、ブーム3
の旋回が停止したときに吊り荷に揺れが生じても吊り荷
の揺れに追従してブーム3が動くので、ブーム3に過大
な転倒モーメントが作用することを防止することができ
る。このものはフリー、ロック、フリーを繰り返す制御
をなしている。
磁比例弁11a,11bおよび電磁比例リリーフ弁22
に出力される出力値を示す線図で、図中実線Aはスプー
ル切換用電磁比例弁11a,11bの制御曲線を示し、
図中破線Bは電磁比例リリーフ弁22の制御曲線を示し
ている。
を越えると、旋回ロックフリー切換弁19が旋回ロック
に設定され、スプール切換用電磁比例弁11a,11b
への出力が段階的に減少し、旋回コントロールバルブ1
0のスプールが中立位置に戻される。
磁比例リリーフ弁22への出力が段階的に増大し、ブレ
ーキ圧が上昇する。上述したように、この発明の一実施
例では、ブーム3が現在の旋回位置より所定角度だけ旋
回したときの予測限界荷重を算出し、この予測限界荷重
がブーム3に作用する実際の負荷荷重よりも小さいとき
にブーム3の旋回動作を徐々に停止させる旋回停止信号
を送出することにより、ブーム3の制動角加速度を求め
る必要がないので、構成の簡略化を図ることができる。
にブーム3の旋回ロック状態が解除され、ブーム3が旋
回可能な状態となるので、ブーム3の旋回動作が停止し
たときに吊り荷に揺れが生じても吊り荷の揺れに応じて
ブーム3が動くので、ブーム3に過大な転倒モーメント
が加わるようなことがなく、ブーム3の転倒を防止する
ことができる。
の慣性を考慮してブーム3が現在の旋回位置より所定角
度だけ旋回したときの予測ブーム危険角度を算出し、こ
の予測ブーム危険角度がブーム角度検出器31で検出さ
れた値よりも大きいときにブーム3の旋回動作を徐々に
停止させる旋回停止信号を送出することにより、さらに
安全性の向上を図ることができる。
ールバルブ10のスプール位置を切換制御する手段とし
て電磁切換弁11a,11bを用いたが、図7に示すよ
うに、電磁比例減圧弁48a,48bを用いて旋回コン
トロールバルブ10のスプール位置を切換制御するよう
にしても良い。
操作検知スイッチ39または左旋回レバー操作検知スイ
ッチ40がオフからオンに切り替わったときに予測限界
荷重と予測ブーム危険角度を算出したが、図8に示すよ
うに、検知スイッチ39,40がオフのときでもブーム
3が右旋回中または左旋回中のときには予測限界荷重と
予測ブーム危険角度とを算出し、予測限界荷重がブーム
3に作用する実際の負荷荷重よりも小さいか否かを比較
するようにしてももよい。このようにすれば、旋回レバ
ーの中立時における慣性による旋回動作にも対処でき
る。
リー切換弁19を旋回ロックフリー切換スイッチ41で
設定した状態に設定した後に電磁比例リリーフ弁22へ
の出力値を最大値に設定したが、図8に示すように、旋
回ロックフリー切換弁19を旋回ロックフリー切換スイ
ッチ41で設定した状態に設定した後に旋回ブレーキバ
ルブへの電磁比例弁リリーフ出力を最小(ロック方向)
に設定し、さらに旋回コントロールバルブ10の左右ス
プールへの中立出力をオフ(操作可能)に設定してもよ
い。
が実荷重WAより小さい場合あるいは予測ブーム危険角
度がブーム角度検出器31で検出された値よりも大きい
場合には危険と判断して旋回ロックフリー切換弁19を
旋回ロックに設定したが、図9に示すように、旋回ロッ
クフリー切換弁19を旋回ロックに設定する前に既に停
止処理中であるかどうかを判断してもよい。そして、既
に停止処理中である場合にはブーム3が旋回停止状態に
あるか否かを判断し、また停止処理中でない場合には旋
回ロックフリー切換弁19を旋回ロックに設定した後、
旋回ブレーキバルブの電磁比例リリーフ弁22を初期値
に設定し、さらに数100ms後に旋回コントロールバ
ルブ10の旋回方向のスプール中立出力をオンにする
(中立に戻す)ようにしてもよい。
するために、ブーム3が旋回停止状態にあるか否かを判
断した後、図10に示すように、電磁比例リリーフ弁2
2にてブーム3の旋回停止動作を制御してもよい。
ば、簡単な構成でブームの旋回動作を安全に停止させる
ことのできる移動式クレーンを提供できる。
の制動装置の概略構成を示す図。
図。
図。
Claims (5)
- 【請求項1】 車体と、この車体に対して起伏自在に設
けられたブームと、このブームを水平方向に旋回せしめ
る旋回台と、前記ブームの起伏角度を検出するブーム角
度検出手段と、前記ブームに作用する負荷荷重を検出す
る負荷荷重検出手段と、前記ブームの旋回位置を検出す
る旋回位置検出手段と、前記旋回台を旋回駆動させる油
圧モータと、前記油圧モータへの圧油の供給を制御する
制御弁とを備え、前記制御弁を介した前記油圧モータへ
の圧油の供給を遮断した際に、前記制御弁と前記油圧モ
ータとを接続する油圧回路内で油圧モータの慣性回転に
よって増大する回路内圧を、前記油圧モータに制動力と
して作用させる移動式クレーンの制動装置において、前記油圧回路に設けられ、前記油圧モータに作用する前
記制動力を段階的に調整可能な電磁比例リリーフ弁と、 前記ブームが現在位置より危険側に所定角度だけ旋回し
たときの予測限界荷重を算出し、この予測限界荷重が前
記負荷荷重検出手段で検出された値よりも小さいとき
に、前記制動力によって前記ブームの旋回動作を停止さ
せるための旋回停止信号を前記制御弁に送出する制御手
段と、 を備え、 前記制御手段は、前記旋回停止信号によって前記ブーム
の旋回動作が停止しない時に、前記電磁比例リリーフ弁
に制御信号を送出して、前記油圧モータに作用する前記
制動力を段階的に増大せしめることを特徴とする 移動式
クレーンの制動装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記ブームの安全旋回
領域を設定する機能を有することを特徴とする請求項1
記載の移動式クレーンの制動装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記ブームが現在位置
より危険側に所定角度だけ旋回した予測旋回角度におい
て荷を吊り上げないでブームを倒すことができる限界の
ブームの起伏角度である予測ブーム危険角度を設定する
機能を有することを特徴とする請求項1記載の移動式ク
レーンの制動装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記ブーム角度検出手
段で検出された値が前記予測ブーム危険角度よりも小さ
いときに前記ブームの旋回動作を停止させる旋回停止信
号を送出することを特徴とする請求項3記載の移動式ク
レーンの制動装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記ブームの旋回動作
が停止した時に、前記制動力によるブームの旋回ロック
状態を解除する旋回ロック解除信号を送出することを特
徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載
の移動式クレーンの制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21926794A JP3310791B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 移動式クレーンの制動装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH0881183A JPH0881183A (ja) | 1996-03-26 |
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JP21926794A Expired - Fee Related JP3310791B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 移動式クレーンの制動装置 |
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1994
- 1994-09-13 JP JP21926794A patent/JP3310791B2/ja not_active Expired - Fee Related
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