JP2576723Y2 - クレ−ンの自動停止装置 - Google Patents
クレ−ンの自動停止装置Info
- Publication number
- JP2576723Y2 JP2576723Y2 JP1992018191U JP1819192U JP2576723Y2 JP 2576723 Y2 JP2576723 Y2 JP 2576723Y2 JP 1992018191 U JP1992018191 U JP 1992018191U JP 1819192 U JP1819192 U JP 1819192U JP 2576723 Y2 JP2576723 Y2 JP 2576723Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- angle
- controller
- flow control
- directional flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案はクレ−ンの自動停止装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 クレ−ンにおいて、過負荷防止装置等
の安全装置が作動すると、電気回路が遮断され、ソレノ
イド弁が作動してクレ−ンの作動を停止させる装置は公
知である。しかしこの装置はオン−オフ作動の為クレ−
ンが急激に停止し、荷振れを起こすので危険であった。
の安全装置が作動すると、電気回路が遮断され、ソレノ
イド弁が作動してクレ−ンの作動を停止させる装置は公
知である。しかしこの装置はオン−オフ作動の為クレ−
ンが急激に停止し、荷振れを起こすので危険であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 従来技術に鑑み、 1)ブ−ムの巻上操作でブ−ムが上限角度に到達した時
の停止ショックによる吊り荷の振れ防止、 2)ブ−ムの巻下操作でブ−ムが下限角度に到達した時
の停止ショックによる吊り荷の振れ防止、 3)フックを巻き上げすぎてブ−ムに当たる時の停止シ
ョックによる吊り荷の振れ防止(通常ブ−ムに当らない
様、ブ−ムの先端にリミットスイッチが設けられて停止
する様になっているが、リセットした等作動しない時に
起こる場合がある為)、 4)過負荷重になる作業姿勢となった時の停止ショック
による吊り荷の振れ防止、等を可能とする自動停止装置
を提供することを目的とする。
の停止ショックによる吊り荷の振れ防止、 2)ブ−ムの巻下操作でブ−ムが下限角度に到達した時
の停止ショックによる吊り荷の振れ防止、 3)フックを巻き上げすぎてブ−ムに当たる時の停止シ
ョックによる吊り荷の振れ防止(通常ブ−ムに当らない
様、ブ−ムの先端にリミットスイッチが設けられて停止
する様になっているが、リセットした等作動しない時に
起こる場合がある為)、 4)過負荷重になる作業姿勢となった時の停止ショック
による吊り荷の振れ防止、等を可能とする自動停止装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 ブ−ム俯仰張力検出用
のロ−ドセル10と、ブ−ムの対地角θの検出用角度セ
ンサ11及びドラム回転検出器12を夫々ブ−ム角度、
揚程、負荷率を監視するコントロ−ラ13に接続し、該
コントロ−ラ13の演算結果を俯仰モ−タ23用の方向
流量制御弁22を切換える為のソレノイド弁14,15
とウインチモ−タ26用の方向流量制御弁25を切換え
る為のソレノイド弁16に出力して切換制御するように
したクレ−ンの自動停止装置において、ブ−ムの対地角
θが大きくなりコントロ−ラ13内に記憶する第1の角
度θ1に達するとポンプ18を制御する電磁比例弁17
を介しポンプ18の吐出量Qを減少させ、さらに、対地
角θが大となりコントロ−ラ13内に記憶する第2の角
度θ2に達するとソレノイド弁15を介して方向流量制
御弁22を中立にして俯仰モ−タ23を停止させるよう
にし、又ブ−ムの対地角θが小さくなりコントロ−ラ1
3内に記憶する第3の角度θ3に達するとポンプ18を
制御する電磁比例弁17を介しポンプ18の吐出量Qを
減少させ、さらに対地角θが小となりコントロ−ラ13
内に記憶する第4の角度θ4に達するとソレノイド弁1
4を介して方向流量制御弁22を中立にして俯仰モ−タ
23を停止するようにした。
のロ−ドセル10と、ブ−ムの対地角θの検出用角度セ
ンサ11及びドラム回転検出器12を夫々ブ−ム角度、
揚程、負荷率を監視するコントロ−ラ13に接続し、該
コントロ−ラ13の演算結果を俯仰モ−タ23用の方向
流量制御弁22を切換える為のソレノイド弁14,15
とウインチモ−タ26用の方向流量制御弁25を切換え
る為のソレノイド弁16に出力して切換制御するように
したクレ−ンの自動停止装置において、ブ−ムの対地角
θが大きくなりコントロ−ラ13内に記憶する第1の角
度θ1に達するとポンプ18を制御する電磁比例弁17
を介しポンプ18の吐出量Qを減少させ、さらに、対地
角θが大となりコントロ−ラ13内に記憶する第2の角
度θ2に達するとソレノイド弁15を介して方向流量制
御弁22を中立にして俯仰モ−タ23を停止させるよう
にし、又ブ−ムの対地角θが小さくなりコントロ−ラ1
3内に記憶する第3の角度θ3に達するとポンプ18を
制御する電磁比例弁17を介しポンプ18の吐出量Qを
減少させ、さらに対地角θが小となりコントロ−ラ13
内に記憶する第4の角度θ4に達するとソレノイド弁1
4を介して方向流量制御弁22を中立にして俯仰モ−タ
23を停止するようにした。
【0005】 又ブ−ム俯仰張力検出用のロ−ドセル1
0と、ブ−ムの対地角θの検出用角度センサ11及びド
ラム回転検出器12を夫々ブ−ム角度、揚程、負荷率を
監視するコントロ−ラ13に接続し、該コントロ−ラ1
3の演算結果を俯仰モ−タ23用の方向流量制御弁22
を切換える為のソレノイド弁14,15とウインチモ−
タ26用の方向流量制御弁25を切換える為のソレノイ
ド弁16に出力して切換制御するようにしたクレ−ンの
自動停止装置において、フック1の高さHfが高くなり
ブ−ムヘッド高Hhとの差△Hがコントロ−ラ13内に
記憶する第1の値△H1 になると電磁比例弁17を介し
ポンプ18の吐出量Qを減少し、コントロ−ラ13内に
記憶する第2の値△H2 に達するとソレノイド弁16を
介して方向流量制御弁25を中立にしてウインチモ−タ
26を停止させるようにした。
0と、ブ−ムの対地角θの検出用角度センサ11及びド
ラム回転検出器12を夫々ブ−ム角度、揚程、負荷率を
監視するコントロ−ラ13に接続し、該コントロ−ラ1
3の演算結果を俯仰モ−タ23用の方向流量制御弁22
を切換える為のソレノイド弁14,15とウインチモ−
タ26用の方向流量制御弁25を切換える為のソレノイ
ド弁16に出力して切換制御するようにしたクレ−ンの
自動停止装置において、フック1の高さHfが高くなり
ブ−ムヘッド高Hhとの差△Hがコントロ−ラ13内に
記憶する第1の値△H1 になると電磁比例弁17を介し
ポンプ18の吐出量Qを減少し、コントロ−ラ13内に
記憶する第2の値△H2 に達するとソレノイド弁16を
介して方向流量制御弁25を中立にしてウインチモ−タ
26を停止させるようにした。
【0006】 ブ−ム俯仰張力検出用のロ−ドセル10
と、ブ−ムの対地角θの検出用角度センサ11及びドラ
ム回転検出器12を夫々ブ−ム角度、揚程、負荷率を監
視するコントロ−ラ13に接続し、該コントロ−ラ13
の演算結果を俯仰モ−タ23用の方向流量制御弁22を
切換える為のソレノイド弁14,15とウインチモ−タ
26用の方向流量制御弁25を切換える為のソレノイド
弁16に出力して切換制御するようにしたクレ−ンの自
動停止装置において、ロ−ドセル10によるブ−ム俯仰
張力と角度センサ−11で検出したブ−ム角度θから演
算したブ−ムの作業半径と、コントロ−ラ13内に記憶
しているデ−タより算出した負荷率ηが第1の値η1に
達するとコントロ−ラ13より電磁比例弁17を介しポ
ンプの吐出量Qを減少し、さらに負荷率が増して負荷率
η=100%に達すると俯仰モ−タ用の方向流量制御弁
22を切換えるソレノイド弁14とウインチモ−タ用の
方向流量制御弁25を切換えるソレノイド弁16を介し
て俯仰モ−タ23用の方向流量制御弁22とウインチモ
−タ26用の方向流量制御弁25とを中立にして俯仰モ
−タ23とウインチモ−タ26を停止させるようにし
た。
と、ブ−ムの対地角θの検出用角度センサ11及びドラ
ム回転検出器12を夫々ブ−ム角度、揚程、負荷率を監
視するコントロ−ラ13に接続し、該コントロ−ラ13
の演算結果を俯仰モ−タ23用の方向流量制御弁22を
切換える為のソレノイド弁14,15とウインチモ−タ
26用の方向流量制御弁25を切換える為のソレノイド
弁16に出力して切換制御するようにしたクレ−ンの自
動停止装置において、ロ−ドセル10によるブ−ム俯仰
張力と角度センサ−11で検出したブ−ム角度θから演
算したブ−ムの作業半径と、コントロ−ラ13内に記憶
しているデ−タより算出した負荷率ηが第1の値η1に
達するとコントロ−ラ13より電磁比例弁17を介しポ
ンプの吐出量Qを減少し、さらに負荷率が増して負荷率
η=100%に達すると俯仰モ−タ用の方向流量制御弁
22を切換えるソレノイド弁14とウインチモ−タ用の
方向流量制御弁25を切換えるソレノイド弁16を介し
て俯仰モ−タ23用の方向流量制御弁22とウインチモ
−タ26用の方向流量制御弁25とを中立にして俯仰モ
−タ23とウインチモ−タ26を停止させるようにし
た。
【0007】
【実施例】 図1でフック1は巻上ロ−プ2を介しウイ
ンチドラム8により巻上・巻下げされて昇降する。3は
ブ−ムで、ブ−ム支持ロ−プ4で支持されている。6は
ブ−ム俯仰ロ−プ、7はベイルである。9はブ−ム俯仰
ドラムである。10はブ−ム俯仰張力検出用のロ−ドセ
ル、11はブ−ム3の傾斜角を検出する為の角度センサ
−、12はウインチドラム8の回転を検出するドラム回
転検出器でコントロ−ラ13にそれぞれ接続されてい
る。14,15,16はソレノイド弁でこれらもそれぞ
れコントロ−ラ13に接続されている。17は電磁比例
弁、18はポンプである。
ンチドラム8により巻上・巻下げされて昇降する。3は
ブ−ムで、ブ−ム支持ロ−プ4で支持されている。6は
ブ−ム俯仰ロ−プ、7はベイルである。9はブ−ム俯仰
ドラムである。10はブ−ム俯仰張力検出用のロ−ドセ
ル、11はブ−ム3の傾斜角を検出する為の角度センサ
−、12はウインチドラム8の回転を検出するドラム回
転検出器でコントロ−ラ13にそれぞれ接続されてい
る。14,15,16はソレノイド弁でこれらもそれぞ
れコントロ−ラ13に接続されている。17は電磁比例
弁、18はポンプである。
【0008】 図2は図1に示したクレ−ンの制御系統
配管図である。19と20はリモコン弁である。21は
リリ−フ弁である。22と25は方向流量制御弁でソレ
ノイド弁によって制御される。23は俯仰モ−タ、24
はカウンタ−バランス弁である。26はウインチモ−
タ、27はカウンタ−バランス弁である。以上の構成よ
りなるクレ−ンの作動について以下説明する。
配管図である。19と20はリモコン弁である。21は
リリ−フ弁である。22と25は方向流量制御弁でソレ
ノイド弁によって制御される。23は俯仰モ−タ、24
はカウンタ−バランス弁である。26はウインチモ−
タ、27はカウンタ−バランス弁である。以上の構成よ
りなるクレ−ンの作動について以下説明する。
【0009】 1)ブ−ム3の上限による自動停止時の
ショックの防止について: ブ−ム巻上操作がなされ、ブ−ムの対地角θが大きくな
ってゆき、コントロ−ラ13内に記憶している第1の角
度θ1(図3)に達すると、コントロ−ラ13よりポンプ
18の傾転をコントロ−ルする為の電磁比例弁17に信
号を出力して、ポンプ18の傾転を減少させて図3の如
くポンプ吐出量Qを減少させる。
ショックの防止について: ブ−ム巻上操作がなされ、ブ−ムの対地角θが大きくな
ってゆき、コントロ−ラ13内に記憶している第1の角
度θ1(図3)に達すると、コントロ−ラ13よりポンプ
18の傾転をコントロ−ルする為の電磁比例弁17に信
号を出力して、ポンプ18の傾転を減少させて図3の如
くポンプ吐出量Qを減少させる。
【0010】 同じく、記憶している第2の角度θ2 に
ブ−ム対地角θが達すると、コントロ−ラ13よりソレ
ノイド弁15への通電を遮断する為の信号を出力し、方
向流量制御弁22を中立に戻し、俯仰モ−タ23の回転
を止める。この時ポンプ吐出量Qが図3に示す様にさら
に減少している為俯仰速度が遅く、停止時のショックが
少なくなり安全である。
ブ−ム対地角θが達すると、コントロ−ラ13よりソレ
ノイド弁15への通電を遮断する為の信号を出力し、方
向流量制御弁22を中立に戻し、俯仰モ−タ23の回転
を止める。この時ポンプ吐出量Qが図3に示す様にさら
に減少している為俯仰速度が遅く、停止時のショックが
少なくなり安全である。
【0011】 2)ブ−ム3の下限による自動停止時の
ショックの防止について: ブ−ム巻下操作がなされ、ブ−ム対地角θが小さくなっ
てゆき、コントロ−ラ13内に記憶している第3の角度
θ3(図4)に達すると、コントロ−ラ13よりポンプ1
8の傾転をコントロ−ルする為の電磁比例弁17に信号
を出力してポンプ18の傾転を減少させる事により、図
4の如くポンプ吐出量Qを減少させる。
ショックの防止について: ブ−ム巻下操作がなされ、ブ−ム対地角θが小さくなっ
てゆき、コントロ−ラ13内に記憶している第3の角度
θ3(図4)に達すると、コントロ−ラ13よりポンプ1
8の傾転をコントロ−ルする為の電磁比例弁17に信号
を出力してポンプ18の傾転を減少させる事により、図
4の如くポンプ吐出量Qを減少させる。
【0012】 同じく、記憶している第4の角度θ4 に
ブ−ム対地角θが達すると、コントロ−ラ13よりソレ
ノイド弁14への通電を遮断する為の信号を出力し、方
向流量制御弁22を中立に戻し、俯仰モ−タ23の回転
を止める。
ブ−ム対地角θが達すると、コントロ−ラ13よりソレ
ノイド弁14への通電を遮断する為の信号を出力し、方
向流量制御弁22を中立に戻し、俯仰モ−タ23の回転
を止める。
【0013】 3)過巻による自動停止ショックの防止
について: ウインチ巻上操作がなされ、フック1の位置Hf(揚程)
が高くなっていった時、ブ−ムヘッド高さHhとの差△
H(=Hh−Hf)がコントロ−ラ13内に記憶している
第1の値△H1(図5)に達すると、コントロ−ラ13よ
りポンプ18の傾転をコントロ−ルする為の電磁比例弁
17に信号を出力し、ポンプ18の傾転を減少させて、
図5の如くポンプ吐出量Qを減少させる。
について: ウインチ巻上操作がなされ、フック1の位置Hf(揚程)
が高くなっていった時、ブ−ムヘッド高さHhとの差△
H(=Hh−Hf)がコントロ−ラ13内に記憶している
第1の値△H1(図5)に達すると、コントロ−ラ13よ
りポンプ18の傾転をコントロ−ルする為の電磁比例弁
17に信号を出力し、ポンプ18の傾転を減少させて、
図5の如くポンプ吐出量Qを減少させる。
【0014】 同じく、記憶している第2の値△H2 に
△Hが達すると、コントロ−ラ13よりソレノイド弁1
6への通電を遮断する為の信号を出力し、方向流量制御
弁25を中立に戻し、ウインチモ−タ26の回転を止め
る。
△Hが達すると、コントロ−ラ13よりソレノイド弁1
6への通電を遮断する為の信号を出力し、方向流量制御
弁25を中立に戻し、ウインチモ−タ26の回転を止め
る。
【0015】 ここでブ−ムヘッド高さHh はコントロ
−ラ13に設定されているブ−ム3の長さと角度センサ
−11の信号から算出する。又フック位置Hf はあらか
じめ記憶されているブ−ム角度θの変化によるフック軌
跡の変化量及びドラム回転検出器12の信号により求め
られるワイヤ−繰り出し量を基に算出するようになって
いる。
−ラ13に設定されているブ−ム3の長さと角度センサ
−11の信号から算出する。又フック位置Hf はあらか
じめ記憶されているブ−ム角度θの変化によるフック軌
跡の変化量及びドラム回転検出器12の信号により求め
られるワイヤ−繰り出し量を基に算出するようになって
いる。
【0016】 4)オ−バ−ロ−ドによる自動停止ショ
ックの防止について: ロ−ドセル10で検出したブ−ム俯仰張力と角度センサ
−11で検出したブ−ム角度より演算した作業半径とコ
ントロ−ラ13内に記憶している各種デ−タより、算出
した負荷率が第1の値η1(図6)に達すると、コントロ
−ラ13よりポンプ18の傾転をコントロ−ルする為の
電磁比例弁17に信号を出力し、ポンプ18の傾転を減
少させる事により図6の如くポンプ吐出量Qを減少させ
る。
ックの防止について: ロ−ドセル10で検出したブ−ム俯仰張力と角度センサ
−11で検出したブ−ム角度より演算した作業半径とコ
ントロ−ラ13内に記憶している各種デ−タより、算出
した負荷率が第1の値η1(図6)に達すると、コントロ
−ラ13よりポンプ18の傾転をコントロ−ルする為の
電磁比例弁17に信号を出力し、ポンプ18の傾転を減
少させる事により図6の如くポンプ吐出量Qを減少させ
る。
【0017】 負荷率ηが100%に達すると、コント
ロ−ラ13よりソレノイド弁14及び16への通電を遮
断する為の信号を出力し、方向流量制御弁22及び25
を中立に戻し、俯仰モ−タ23及びウインチモ−タ26
の回転を止める。尚、自動停止はポンプ18の吐出量を
図7の如く零にして実現しても良い。
ロ−ラ13よりソレノイド弁14及び16への通電を遮
断する為の信号を出力し、方向流量制御弁22及び25
を中立に戻し、俯仰モ−タ23及びウインチモ−タ26
の回転を止める。尚、自動停止はポンプ18の吐出量を
図7の如く零にして実現しても良い。
【0018】 又、言うまでもないが、ポンプ吐出量の
減少の方法は、関数的に減少させることもでき、図3〜
図6に示す様な減少のさせ方に限るものではない。
減少の方法は、関数的に減少させることもでき、図3〜
図6に示す様な減少のさせ方に限るものではない。
【0019】
【効果】 ブ−ム俯仰張力検出用のロ−ドセル10と、
ブ−ムの対地角θの検出用角度センサ11及びドラム回
転検出器12を夫々ブ−ム角度、揚程、負荷率を監視す
るコントロ−ラ13に接続し、該コントロ−ラ13の演
算結果をポンプ18の流量コントロ−ル用の電磁比例弁
17及び俯仰モ−タ23用の方向流量制御弁22を切換
える為のソレノイド弁14,15とウインチモ−タ26
用の方向流量制御弁25を切換える為のソレノイド弁1
6に出力して流量の減少並びに停止をするようにした。
このようにしてブ−ムの起し過ぎ、倒し過ぎ、過巻き、
さらにはオ−バ−ロ−ド時にまずポンプ流量を減少した
のち最終的に停止に至らしめるようにしたので、クレ−
ンの自動停止時のショックが少く荷振れしないので安全
となった。
ブ−ムの対地角θの検出用角度センサ11及びドラム回
転検出器12を夫々ブ−ム角度、揚程、負荷率を監視す
るコントロ−ラ13に接続し、該コントロ−ラ13の演
算結果をポンプ18の流量コントロ−ル用の電磁比例弁
17及び俯仰モ−タ23用の方向流量制御弁22を切換
える為のソレノイド弁14,15とウインチモ−タ26
用の方向流量制御弁25を切換える為のソレノイド弁1
6に出力して流量の減少並びに停止をするようにした。
このようにしてブ−ムの起し過ぎ、倒し過ぎ、過巻き、
さらにはオ−バ−ロ−ド時にまずポンプ流量を減少した
のち最終的に停止に至らしめるようにしたので、クレ−
ンの自動停止時のショックが少く荷振れしないので安全
となった。
【図1】本考案に係るクレ−ンの概略図。
【図2】同じくクレ−ンの制御用配管図。
【図3】ブ−ム起し時に於けるブ−ム角θとポンプ吐出
量Qの関係を示すグラフ。
量Qの関係を示すグラフ。
【図4】ブ−ム倒し時におけるブ−ム角θとポンプ吐出
量Qの関係を示すグラフ。
量Qの関係を示すグラフ。
【図5】フックとブ−ムヘッド間の距離△Hとポンプ吐
出量Qとの関係を示すグラフ。
出量Qとの関係を示すグラフ。
【図6】クレ−ンの負荷率ηとポンプ吐出量Qとの関係
を示すグラフ。
を示すグラフ。
【図7】自動停止時におけるポンプ吐出量Q=0とする
場合のブ−ム角θとポンプ吐出量Qの関係グラフ。
場合のブ−ム角θとポンプ吐出量Qの関係グラフ。
1 フック 2 巻上ロープ 3 ブーム 4 ブーム支持ロー
プ 5 ブライドル 6 ブーム俯仰ロー
プ 7 ベイル 8 ウインチドラム 9 ブーム俯仰ドラム 10 ロードセル 11 角度センサ 12 ドラム回転検
出器 13 コントローラ 14,15,16
ソレノイド弁 17 電磁比例弁 18 ポンプ 19,20 リモコン弁 21 リリーフ弁 22 方向流量制御弁 23 俯仰モータ 24 カウンターバランス弁 25 方向流量制御
弁 26 ウインチモータ 27 カウンターバ
ランス弁
プ 5 ブライドル 6 ブーム俯仰ロー
プ 7 ベイル 8 ウインチドラム 9 ブーム俯仰ドラム 10 ロードセル 11 角度センサ 12 ドラム回転検
出器 13 コントローラ 14,15,16
ソレノイド弁 17 電磁比例弁 18 ポンプ 19,20 リモコン弁 21 リリーフ弁 22 方向流量制御弁 23 俯仰モータ 24 カウンターバランス弁 25 方向流量制御
弁 26 ウインチモータ 27 カウンターバ
ランス弁
Claims (3)
- 【請求項1】 ブ−ム俯仰張力検出用のロ−ドセル(10)
と、ブ−ムの対地角(θ)の検出用角度センサ(11)及びド
ラム回転検出器(12)を夫々ブ−ム角度、揚程、負荷率を
監視するコントロ−ラ(13)に接続し、該コントロ−ラ(1
3)の演算結果を俯仰モ−タ(23)用の方向流量制御弁(22)
を切換える為のソレノイド弁(14,15)とウインチモ−タ
(26)用の方向流量制御弁(25)を切換える為のソレノイド
弁(16)に出力して切換制御するようにしたクレ−ンの自
動停止装置において、ブ−ムの対地角(θ)が大きくなり
コントロ−ラ(13)内に記憶する第1の角度(θ1)に達す
るとポンプ(18)を制御する電磁比例弁(17)を介しポンプ
(18)の吐出量(Q)を減少させ、さらに対地角(θ)が大と
なりコントロ−ラ(13)内に記憶する第2の角度(θ2)に
達するとソレノイド弁(15)を介して方向流量制御弁(22)
を中立にして俯仰モ−タ(23)を停止させるようにし、又
ブ−ムの対地角(θ)が小さくなりコントロ−ラ(13)内に
記憶する第3の角度(θ3)に達するとポンプ(18)を制御
する電磁比例弁(17)を介しポンプ(18)の吐出量(Q)を減
少させ、さらに対地角(θ)が小となりコントロ−ラ(13)
内に記憶する第4の角度(θ4)に達するとソレノイド弁
(14)を介して方向流量制御弁(22)を中立にして俯仰モ−
タ(23)を停止するようにしたことを特徴とするクレ−ン
の自動停止装置。 - 【請求項2】 ブ−ム俯仰張力検出用のロ−ドセル(10)
と、ブ−ムの対地角(θ)の検出用角度センサ(11)及びド
ラム回転検出器(12)を夫々ブ−ム角度、揚程、負荷率を
監視するコントロ−ラ(13)に接続し、該コントロ−ラ(1
3)の演算結果を俯仰モ−タ(23)用の方向流量制御弁(22)
を切換える為のソレノイド弁(14,15)とウインチモ−タ
(26)用の方向流量制御弁(25)を切換える為のソレノイド
弁(16)に出力して切換制御するようにしたクレ−ンの自
動停止装置において、フック(1)の高さHfが高くなり
ブ−ムヘッド高Hhとの差△Hがコントロ−ラ(13)内に
記憶する第1の値△H1 になると電磁比例弁(17)を介し
ポンプ(18)の吐出量(Q)を減少し、コントロ−ラ(13)内
に記憶する第2の値△H2 に達するとソレノイド弁(16)
を介して方向流量制御弁(25)を中立にしてウインチモ−
タ(26)を停止させるようにしたことを特徴とするクレ−
ンの自動停止装置。 - 【請求項3】 ブ−ム俯仰張力検出用のロ−ドセル(10)
と、ブ−ムの対地角(θ)の検出用角度センサ(11)及びド
ラム回転検出器(12)を夫々ブ−ム角度、揚程、負荷率を
監視するコントロ−ラ(13)に接続し、該コントロ−ラ(1
3)の演算結果を俯仰モ−タ(23)用の方向流量制御弁(22)
を切換える為のソレノイド弁(14,15)とウインチモ−タ
(26)用の方向流量制御弁(25)を切換える為のソレノイド
弁(16)に出力して切換制御するようにしたクレ−ンの自
動停止装置において、ロ−ドセル(10)によるブ−ム俯仰
張力と角度センサ−(11)で検出したブ−ム角度(θ)から
演算したブ−ムの作業半径と、コントロ−ラ(13)内に記
憶しているデ−タより算出した負荷率(η)が第1の値
(η1)に達するとコントロ−ラ(13)より電磁比例弁(17)
を介しポンプの吐出量(Q)を減少し、さらに負荷率が増
して負荷率η=100%に達すると俯仰モ−タ用の方向
流量制御弁(22)を切換えるソレノイド弁(14)とウインチ
モ−タ用の方向流量制御弁(25)を切換えるソレノイド弁
(16)を介して俯仰モ−タ(23)用の方向流量制御弁(22)と
ウインチモ−タ(26)用の方向流量制御弁(25)とを中立に
して俯仰モ−タ(23)とウインチモ−タ(26)を停止させる
ようにしたことを特徴とするクレ−ンの自動停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992018191U JP2576723Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | クレ−ンの自動停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992018191U JP2576723Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | クレ−ンの自動停止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569069U JPH0569069U (ja) | 1993-09-17 |
JP2576723Y2 true JP2576723Y2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=11964735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992018191U Expired - Lifetime JP2576723Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | クレ−ンの自動停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576723Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3113808B2 (ja) * | 1995-11-30 | 2000-12-04 | 日立建機株式会社 | タワークレーン |
US8631651B2 (en) * | 2009-01-21 | 2014-01-21 | Manitowoc Crane Companies, Llc | Hydraulic system thermal contraction compensation apparatus and method |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2354219A1 (de) * | 1973-10-30 | 1975-05-07 | Bayer Ag | Beta-lactam-antibiotica, ein verfahren zu ihrer herstellung sowie ihre verwendung als arzneimittel |
JPH0694350B2 (ja) * | 1983-12-29 | 1994-11-24 | 石川島播磨重工業株式会社 | モ−メントリミツタ設定方法 |
US4698200A (en) * | 1985-12-23 | 1987-10-06 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Self-actuated nuclear reactor shutdown system using induction pump to facilitate sensing of core coolant temperature |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1992018191U patent/JP2576723Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0569069U (ja) | 1993-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3434401B2 (ja) | クレーンのフック過巻防止装置 | |
JP2576723Y2 (ja) | クレ−ンの自動停止装置 | |
KR100209122B1 (ko) | 크레인의 과도 감기 방지장치 | |
JP2744110B2 (ja) | クレーンにおける吊荷の鉛直地切り制御装置 | |
JPH04235895A (ja) | クレーンにおける長尺吊荷の鉛直地切り制御装置 | |
JP2839231B2 (ja) | クレ−ンの自動停止復帰操作の制御装置 | |
JPH11139771A (ja) | クレーンの旋回減速制御装置及びその制御方法 | |
JP2875185B2 (ja) | クレーンの油圧ウィンチの制御方法および同装置 | |
JP2686043B2 (ja) | ウインチの自動停止装置 | |
JP3310791B2 (ja) | 移動式クレーンの制動装置 | |
JP2788614B2 (ja) | クレーンのブーム起伏制御方法及び装置 | |
JP3155484B2 (ja) | タワークレーンの過巻防止装置 | |
JPH09278377A (ja) | タワークレーン | |
JP2793147B2 (ja) | クレーンのウインチ駆動制御方法及び装置 | |
JP2838055B2 (ja) | クレーンにおける起伏部材の駆動制御方法及び装置 | |
JP2000086165A (ja) | クレ―ンの緩停止方法及び緩停止装置 | |
JP2605954Y2 (ja) | ブームを有する移動式作業機のアウトリガ装置 | |
JP3280175B2 (ja) | クレーンの安全装置 | |
JP3101086B2 (ja) | 移動式クレーンの制御装置 | |
JP2552639Y2 (ja) | 移動式クレーンの吊具の巻過防止装置 | |
JP2000281279A (ja) | クレーンの制御装置及び方法 | |
JP3184097B2 (ja) | クレーンの過巻防止装置 | |
JP2000198681A (ja) | ウインチの過巻防止装置 | |
JPH1111881A (ja) | タワークレーンのブーム起伏制御方法および同装置 | |
JPH1059686A (ja) | 巻上装置の制御方法及び制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |