JP3434401B2 - クレーンのフック過巻防止装置 - Google Patents

クレーンのフック過巻防止装置

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JP3434401B2 JP34146995A JP34146995A JP3434401B2 JP 3434401 B2 JP3434401 B2 JP 3434401B2 JP 34146995 A JP34146995 A JP 34146995A JP 34146995 A JP34146995 A JP 34146995A JP 3434401 B2 JP3434401 B2 JP 3434401B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻上ロープウイン
チの駆動を停止させてフックの過剰な巻き上げを防ぐウ
インチ停止手段とこのウインチ停止手段を作動させるた
めの予め設定されたフックの巻き上げ位置を検出するウ
インチ停止位置検出手段とを備え、ウインチ停止位置検
出手段の検出結果に基づいてウインチ停止手段を作動さ
せることにより、フックが巻上ロープウインチで過剰に
巻き上げられるのを防止するようにしたクレーンのフッ
ク過巻防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クレーンは、ブームに掛け回された巻上
ロープを、巻上ロープウインチで巻き取ったり巻き戻し
たりして、その巻上ロープのフックに取り付けた吊り荷
を上下に移送する。こうして吊り荷の移送作業をする場
合において、巻上ロープを巻き取って吊り荷を上方に移
送する際に、これを過剰に巻き取ると、巻上ロープに設
けたフックがブーム頂部に衝突してブームを破損し、さ
らにはブームを後方へ引き倒すような力をもたらして危
険である。こうしたことから、従来、クレーンには、フ
ックが過剰に巻き上げられるのを検出し、巻上ロープウ
インチの駆動を停止させてフックの過剰な巻き上げを防
ぐウインチ停止手段を作動させる、いわゆるフック過巻
防止装置と称する装置が設けられていた。本発明はこう
したクレーンのフック過巻防止装置を改良しようとする
ものである。
【0003】そこで、以下に、従来から一般に用いられ
ていたクレーンのフック過巻防止装置の構成を、クレー
ン要部の一般的構成とともに図3及び図4を用いて説明
する。図3は、従来のフック過巻防止装置を備えたクレ
ーンの要部を示す側面図、図4は、従来のフック過巻防
止装置に関する油圧電気回路のブロック図である。
【0004】図3において、1は図示していないクレー
ン本体の前部に設けられている起伏可能なブーム、2は
後記巻上ロープ5の下端部に取り付けられた吊り荷4を
吊るすためのフック、3は後に詳述する、フック2の過
剰な巻き上げを検出するための重錘を用いたフックの位
置検出器、5はブーム1の頂部に設けたシーブ19、2
0を介してブーム1に掛け回されたワイヤ製の巻上ロー
プ、6はこの巻上ロープ5を巻き取るための巻上ロープ
ウインチである。ブーム1は、これに連結された図示し
ていない起伏ロープを、図示していない起伏ロープウイ
ンチで巻き取ることにより所定の角度で起立させること
ができる。巻上ロープ5は、巻上ロープウインチ6で巻
き取ったり巻き戻したりすることにより、フック2に引
っ掛けて取り付けた吊り荷4を上下に移送することがで
きる。
【0005】前記のフックの位置検出器3について述べ
ると、3aは中央に巻上ロープ5を挿通するための巻上
ロープ挿通孔を有するドーナツ状の重錘、3bはこの重
錘3aを吊るすための重錘吊り下げ用の吊りロープ、3
cは巻上ロープウインチ6の駆動を停止させてフック2
の過剰な巻き上げを防ぐためのウインチ停止手段を作動
させるマイクロスイッチ部で、ブーム1側に配置されて
いる。重錘3aは、巻上ロープ5に対して上下動し得る
ように挿通され、重錘吊り下げ用の吊りロープ3bを用
いて、ブーム1の頂部から予め設定されたL1の距離だ
け下方に位置するように、マイクロスイッチ部3cの接
点駆動部に吊るされており、この状態のもとで、マイク
ロスイッチ部3cは、その接点を開いている。重錘3a
は、巻上ロープ5に対して上下動し得るように挿通され
ているため、巻上ロープ5に設けたフック2が過剰に巻
き上げられてブーム1の頂部からL1の距離だけ下方の
位置に到達すると、このフック2により持ち上げられ
る。その結果、これまで重錘3aが吊るされていたこと
によりマイクロスイッチ部3cに作用していた吊りロー
プ3bの張力が作用しなくなるため、マイクロスイッチ
部3cは、スイッチの接点を閉じてウインチ停止手段を
作動させる。フックの位置検出器3は、このように、重
錘3aと重錘吊り下げ用の吊りロープ3bとマイクロス
イッチ部3cとからなり、ウインチ停止手段を作動させ
るための予め設定された上昇限界位置にフック2が巻き
上げられたことを検出するウインチ停止位置検出手段と
しての働きをする。こうしたフックの位置検出器3でフ
ック2の巻上げ位置を検出することにより、ウインチ停
止手段を作動させて巻上ロープウインチ6の駆動を停止
させるようにすれば、フック2がブーム1の頂部に衝突
するのを未然に防止できることになる。
【0006】こうしたフックの位置検出器3を用いてウ
インチ停止手段を作動させる制御機構の具体例を、図4
に示したフック過巻防止装置に関する油圧電気回路のブ
ロック図に基づいて説明する。図4のブロック図は、ウ
インチ停止手段を作動させていないときの状態を示して
いる。図4中、図3と同一の符号を付けた部分は、同図
と同じ部分を表しているので、説明の重複を避けるため
詳述しない。
【0007】図4において、7は巻上ロープウインチ6
を駆動するための油圧モータ、8は中立位置から右位置
や左位置に切り換えられることにより所定ポートを開閉
して油圧モータ7へ供給する圧油の流量や流れの方向を
制御する油圧パイロット操作方式の油圧モータ用の方向
切換弁、9は右側にだけ信号受け部を有し通常は左位置
に切り換えられていて、後記コントローラ14から電気
信号がその信号受け部へ出力されたときだけ右位置に切
り換えられる電磁操作方式の電磁切換弁、10は油圧モ
ータ7を駆動するための油圧源としての油圧モータ用の
油圧ポンプ、11は後記パイロット弁12へ供給するた
めの油圧を発生するパイロット用の油圧ポンプ、12は
操作レバ−の操作によりパイロット圧力を油圧モータ用
の方向切換弁8の左右の信号受け部へ出力するパイロッ
ト弁、13は油タンク、14は位置検出器3のマイクロ
スイッチ部3cのオン作動により電気信号が入力されて
電磁切換弁9を右位置に切換操作するための電気信号を
出力するコントローラである。油圧モータ用の方向切換
弁8は、中立位置において油圧モータ7への油圧ポンプ
10の圧油の供給を停止するように制御し、左位置及び
右位置に切り換えることにより油圧ポンプ10の圧油を
油圧モータ7へそれぞれ正方向及び逆方向に供給して油
圧モータ7を正逆所望の方向に駆動するように制御する
ことができる。そして、左位置に切り換えると、巻上ロ
ープウインチ6で巻上ロープ5を巻き取ってフック2を
巻き上げ、右位置に切り換えると、巻上ロープウインチ
6で巻上ロープ5を巻き戻してフック2を巻き下げる。
パイロット弁12は、その操作レバーを左方向又は右方
向に操作することにより、油圧モータ用の方向切換弁8
の左右の信号受け部にパイロット圧力を出力して、方向
切換弁8を中立位置から左位置又は右位置に切り換え、
油圧モータ7を正逆所望の方向に駆動することができ
る。また、操作レバーの操作量に応じて出力するパイロ
ット圧力を調整することができるため、方向切換弁8の
開口量を調節することができる。そのため、操作レバー
の操作量により油圧モータ7への圧油の供給流量を調節
してその駆動速度を所望の値にするように調節すること
もできる。電磁切換弁9は、位置検出器3のマイクロス
イッチ部3cがオフ作動していると、図4に示すように
左位置に切り換えられてパイロット弁12から出力され
るパイロット圧を方向切換弁8の左側信号受け部へ導
く。また、マイクロスイッチ部3cがオン作動すると、
右位置に切り換えられてパイロット弁12から出力され
るパイロット圧や方向切換弁8の信号受け部に導かれた
パイロット圧を油タンク13へ逃がす。そのため、右位
置に切り換えられた場合には、パイロット弁12を操作
しても、油圧モータ用の方向切換弁8を左位置に切り換
えることができず、巻上ロープウインチ6での巻上ロー
プ5の巻き取りを不能にする。したがって、電磁切換弁
9は、巻上ロープウインチ6の駆動を停止させてフック
2の過剰な巻き上げを防ぐウインチ停止手段としての働
きをする。
【0008】従来のクレーンのフック過巻防止装置は、
このような構成を備えているので、クレーンが操作され
ていない図4に示す状態において、パイロット弁12の
操作レバーの操作により方向切換弁8を左位置に切り換
えると、油圧ポンプ10の圧油が油圧モータ7へ供給さ
れて、油圧モータ7は、操作レバーの操作量に応じた所
定の速度で駆動されて巻上ロープウインチ6を駆動し、
巻上ロープウインチ6は、巻上ロープ5を巻き取ってフ
ック2を巻き上げる。そして、フック2が過剰に巻き上
げられてブーム1の頂部からL1の距離だけ下方の位置
に到達して通過すると、重錘3aは、フック2により持
ち上げられて位置検出器3のマイクロスイッチ部3cを
オン作動させる。そうすると、このマイクロスイッチ部
3cのオン作動により、コントローラ14は、電磁切換
弁9の信号受け部に電気信号を出力して電磁切換弁9を
右位置に切換える。電磁切換弁9は、こうして右位置に
切り換えられると、パイロット弁12から出力されるパ
イロット圧や方向切換弁8の信号受け部に導かれたパイ
ロット圧を油タンク13へ逃がして方向切換弁8を中立
位置に切り換えるため、巻上ロープウインチ6の駆動を
停止させてフック2の過剰な巻き上げを防ぐ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のク
レーンのフック過巻防止装置は、位置検出器でフックの
過剰な巻き上げを検出することにより、フックの巻上を
停止させてその過巻を防止することができるが、巻上ロ
ープウインチを高速で巻き上げた場合には、これが正し
く作動したとしても、それだけで、フックの巻上を安全
に停止させることができないことが判明した。すなわ
ち、巻上ロープウインチを高速で巻き上げた場合には、
フックやウインチの慣性力が大きくなるため、この状態
でフック過巻防止装置が作動して巻上ロープウインチの
駆動が停止したとしても、その慣性力によりフックが上
昇してブーム頂部に衝突し、ブームを破損させる危険が
ある。そして、従来のクレーンのフック過巻防止装置で
こうした問題を解消しようとすると、ブーム1の頂部か
ら重錘までの距離L1を長くしなければならないが、そ
うすると、吊り荷を上下に移送する揚程が高く取れなく
なってクレーン作業の便が悪くなることとなる。また、
このような方法でブーム頂部へのフックの衝突を防げた
としても、巻上ロープウインチを高速で巻き上げた場合
には、フック過巻防止装置の作動時に発生するショック
により、ブームを振動させたり荷ぶれを発生させたりす
る等の危険が生じる。
【0010】本発明は、従来の技術にこうした問題があ
ることに鑑み創作されたもので、その目的は、巻上ロー
プウインチを高速で巻き上げた場合でも、フックの巻上
を安全に停止させてその過巻を防止することができるク
レーンのフック過巻防止装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の前記の目的は
ブームとこのブームに掛け回された巻上ロープとこの
巻上ロープを巻き取るための巻上ロープウインチと、こ
の巻上ロープウインチを駆動するための油圧モータと、
この油圧モータへ供給する圧油の流量や流れの方向を制
御する油圧パイロット操作方式の油圧モータ用の方向切
換弁と、操作レバーの操作によりパイロット圧力を油圧
モータ用の方向切換弁の信号受け部に出力するとともに
操作レバーの操作量に応じて出力するパイロット圧を調
整することができ、そのパイロット圧を調整することに
より方向切換弁の開口量を調節して油圧モータへの圧油
の供給流量を調節するパイロット弁と、巻上ロープに取
り付けられた吊り荷を吊るためのフックとを有するクレ
ーンに設けられ、巻上ロープウインチの駆動を停止させ
てフックの過剰な巻き上げを防ぐウインチ停止手段とこ
のウインチ停止手段を作動させるための予め設定された
上昇限界位置にフックが巻き上げられたことを検出する
ウインチ停止位置検出手段とを備えたクレーンのフック
過巻防止装置において、操作レバーの操作によりパイロ
ット弁から油圧モータ用の方向切換弁の信号受け部に出
力されるパイロット圧力を後記ウインチ減速手段制御装
置からの電気信号の出力値の大きさに比例して減圧して
巻上ロープウインチの駆動速度を減速するためのウイン
チ減速手段と、このウインチ減速手段を作動させるため
の予め設定された上昇途上位置にフックが巻き上げられ
たことを検出するウインチ減速位置検出手段と、巻上ロ
ープウインチの駆動速度を検出するウインチ速度検出手
段と、ウインチ減速位置検出手段及びウインチ速度検出
手段での各検出結果が入力され、ウインチ減速位置検出
手段で検出されたフックの巻上位置における巻上ロープ
ウインチの駆動速度が設定値よりも高いときに電気信号
をウインチ減速手段に出力して操作レバーの操作量に
応じて調節される油圧モータへの圧油の供給流量を、フ
ックが前記上昇限界位置に向けて巻き上げられるにつれ
0に近づけるように漸減させて、巻上ロープウインチの
駆動速度を徐々に減速させるようにウインチ減速手段を
制御するウインチ減速手段制御装置とを設けるようにし
ことにより達成される。
【0012】本発明のクレーンのフック過巻防止装置
は、このような構成を備えているので、ウインチ減速位
置検出手段及びウインチ速度検出手段での各検出結果が
ウインチ減速手段制御装置に入力され、ウインチ減速手
段制御装置では、ウインチ減速位置検出手段で検出され
たフックの巻上位置における巻上ロープウインチの駆動
速度が設定値よりも高いときに電気信号をウインチ減速
手段に出力する。そうすると、ウインチ減速手段は、操
作レバーの操作によりパイロット弁から油圧モータ用の
方向切換弁の信号受け部に出力されるパイロット圧力
を、ウインチ減速手段制御装置からの電気信号の出力値
の大きさに比例して減圧する。その結果、操作レバーの
操作量に応じて調節される油圧モータへの圧油の供給流
量を、フックが上昇限界位置に向けて巻き上げられるに
つれて0に近づけるように漸減させる。それゆえ、巻上
ロープウインチの駆動速度を上昇限界位置に向けて0に
近づけるように、オペレータの操作レバーの操作量に応
じて徐々に減速させて巻上ロープウインチを上昇限界位
置付近で確実に停止させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明が実際上どのように
具体化されるのかを示す具体化例を図1、図2及び図5
に基づいて説明することにより、本発明の実施の形態を
明らかにする。図1は、本発明の具体化例のフック過巻
防止装置を備えたクレーンの要部を示す側面図、図2
は、本発明の具体化例のフック過巻防止装置に関する油
圧電気回路のブロック図、図5は、本発明の具体化例の
フック過巻防止装置に関する巻上ロープウインチの減速
条件の設定例を示す線図である。図1及び図2中、図3
及び図4と同一の符号を付けた部分は、これらの図面と
同等の部分を表しているので、説明の重複を避けるため
詳述しない。
【0014】本発明の具体化例のクレーンの過巻防止装
置は、図1に示されているように、前述の従来の過巻防
止装置と同様、ブーム1とこのブーム1にシーブ19,
20を介して掛け回された巻上ロープ5とこの巻上ロー
プ5を巻き取るための巻上ロープウインチ6と巻上ロー
プ5に取り付けられた吊り荷4を吊るためのフック2と
を有するクレーンに設けられている。また、巻上ロープ
ウインチ6の駆動を停止させてフック2の過剰な巻き上
げを防ぐウインチ停止手段としての電磁切換弁9と、こ
の電磁切換弁9を作動させるための予め設定されたフッ
ク2の巻き上げ位置すなわちブーム1の頂部からL1
距離だけ下方の位置にフック2が巻き上げられたことを
検出するウインチ停止位置検出手段としての位置検出器
3とを備えていて、基本的な構成においては従来の過巻
防止装置と差異がない。
【0015】そこで、本具体化例のクレーンの過巻防止
装置の特徴的な構成について説明すると、図1及び図2
において、15は予め設定された上昇途上位置にフック
が巻き上げられたことを検出するための重錘を用いた
フックの第2位置検出器、16は巻上ロープウインチ6
の回転速度を検出するウインチ速度検出器である。フッ
クの第2位置検出器15の構成について詳述すると、1
5aは中央に巻上ロープ5を挿通するための巻上ロープ
挿通孔を有する前記重錘3aと同様のドーナツ状の重
錘、15bはこの重錘15aを吊るすための前記吊りロ
ープ3bと同様の重錘吊り下げ用の吊りロープ、15c
は巻上ロープウインチ6の駆動速度を減速するためのウ
インチ減速手段を作動させるマイクロスイッチ部で、前
記マイクロスイッチ部3cと同様、ブーム1側に配置さ
れている。重錘15aは、重錘吊り下げ用の吊りロープ
15bを用いて、ブーム1の頂部からL1 よりも低位の
予め設定されたL2 の距離だけ下方に位置するように、
マイクロスイッチ部15cの接点駆動部に吊るされてお
り、この状態のもとで、マイクロスイッチ部15cは、
マイクロスイッチ部3cと同様、その接点を開いてい
る。重錘15aは、フック2がブーム1の頂部からL2
の距離だけ下方の位置に到達すると、フック2により持
ち上げられ、マイクロスイッチ部15cを閉動作させて
ウインチ減速手段を作動させる。フックの第2位置検出
器15は、このように、重錘15aと重錘吊り下げ用の
吊りロープ15bとマイクロスイッチ部15cとからな
り、ウインチ減速手段を作動させるための予め設定され
た上昇途上位置にフック2が巻き上げられたことを検出
するウインチ減速位置検出手段としての働きをする。こ
うしたフックの第2位置検出器15やウインチ速度検出
器16でフック2の巻上げ位置や巻上ロープウインチ6
の回転速度を検出することにより、その検出されたフッ
ク2の巻上位置における巻上ロープウインチ6の回転速
度が基準値よりも高い場合に、ウインチ減速手段を作動
させて巻上ロープウインチ6の駆動速度を徐々に減速さ
せるようにすれば、巻上ロープウインチ6を高速で巻き
上げた場合でも、フック過巻防止装置の作動時に、フッ
ク2や巻上ロープウインチ6の慣性力によりフック
上昇してブーム1の頂部に衝突するのを防止できるのは
勿論のこと、その作動時に発生するショックを軽減する
ことができる。
【0016】こうしたフックの第2位置検出器15やウ
インチ速度検出器16を用いてウインチ減速手段を作動
させる制御機構の具体例を、図2に示したフック過巻防
止装置に関する油圧電気回路のブロック図に基づいて説
明する。図2のブロック図は、図4と同様、ウインチ停
止手段を作動させていないときの状態を示している。図
2中、図1、図3及び図4と同一の符号を付けた部分
は、これらの図と同じ部分を表しているので、説明の重
複を避けるため詳述しない。
【0017】17は第2位置検出器15のマイクロスイ
ッチ部15cのオン作動により、第2位置検出器15で
検出したフック2の位置の電気信号とウインチ速度検出
器16で検出した巻上ロープウインチ6の回転速度の電
気信号が入力されるコントローラ、18は通常は左位置
に切り換えられており、コントローラ17から電気信号
がその信号受け部へ出力されたときだけ右位置に切り換
えられコントローラ17からの電気信号の出力値に比例
して二次側の油圧を減圧する電磁比例減圧弁である。す
なわち、電磁比例減圧弁18は、パイロット弁12から
油圧モータ用の方向切換弁8の左側の信号受け部に出力
されるパイロット圧力をコントローラ17からの電気信
号の出力値の大きさに比例して減圧する。そのため、こ
の電磁比例減圧弁18は、パイロット弁12の操作レバ
ーの操作量に応じて調節される油圧モータ7への圧油の
供給流量すなわち油圧モータ7の駆動速度をコントロー
ラ17からの電気信号の出力値の大きさに応じて減速さ
せることができ、ウインチ減速手段の働きをする。コン
トローラ17は、第2位置検出器15とウインチ速度検
出器16とからそれぞれフック2の位置の電気信号と巻
上ロープウインチ6の回転速度の電気信号とが入力され
ると、巻上ロープウインチ6の回転速度が距離L2 に応
じて予め設定された基準値よりも高いときにだけ、電気
信号を電磁比例減圧弁18の信号受け部へ出力する。こ
のコントローラ17には、巻上ロープウインチ6を徐々
に減速させて、フック過巻防止装置の作動時に生じるシ
ョックを軽減して荷ぶれやブーム1の振動等を十分小さ
くなるように巻上ロープウインチ6の減速条件を設定す
るための、減速条件設定手段が内蔵されている。減速条
件設定手段では、巻上ロープウインチ6の回転速度の大
きさに応じて巻上ロープウインチ6の減速条件が最適に
なるように設定される。例えば、図5に示されるよう
に、巻上ロープウインチ6に使用される油量が大きく高
速で巻き上げているときは、L2 から開始される減速を
急にして最終的にL1 で停止させ、逆に、低速で巻き上
げているときは、減速を緩やかにして最終的にL1 で停
止させるように設定する。すなわち、パイロット弁12
の操作レバーの操作量に応じて調節される油圧モータ7
への圧油の供給流量を、フック2がL1 (設定された上
昇限界位置)に向けて巻き上げられるにつれて0に近づ
けるように漸減させるよう設定 する。そして、その減速
条件に応じて、電磁比例減圧弁18の信号受け部へ所定
のパターンの出力値の電気信号を出力させる。
【0018】本具体化例の過巻防止装置は、このような
構成を備えているので、いま、図1の状態において、パ
イロット弁12の操作レバーを操作して方向切換弁8を
左位置に切り換えることにより、油圧モータを駆動し
てフック2を巻き上げ、フック2がブーム1の頂部から
L2 の距離だけ下方の位置に到達して通過すると、重錘
15aは、フック2により持ち上げられて位置検出器1
5のマイクロスイッチ部15cをオン作動させる。そう
すると、このマイクロスイッチ部15cのオン作動によ
り、第2位置検出器15で検出したフック2の位置の電
気信号とウインチ速度検出器16で検出した巻上ロープ
ウインチ6の回転速度の電気信号がコントローラ17に
入力される。そして、コントローラ17は、巻上ロープ
ウインチ6の回転速度が距離L2 に応じて予め設定され
た基準値よりも高いときにだけ、減速条件設定手段で設
定された減速条件に従って電気信号を電磁比例減圧弁1
8の信号受け部へ出力する。そうすると、電磁比例減圧
弁18は、パイロット弁12の操作レバーの操作により
パイロット弁12から油圧モータ用の方向切換弁8の信
号受け部に出力されるパイロット圧力を前記電気信号の
出力値の大きさに比例して減圧する。その結果、操作レ
バーの操作量に応じて調節される油圧モータ7への圧油
の供給流量を、フック2が上昇限界位置のL1 に向けて
巻き上げられるにつれて0に近づけるように漸減させ
それゆえ、巻上ロープウインチ6の駆動速度を上昇
限界位置に向けて0に近づけるように、オペレータの操
作レバーの操作量に応じて徐々に減速させて巻上ロープ
ウインチ6を上昇限界位置付近で確実に停止させる。し
たがって、本具体化例の装置によれば、巻上ロープウイ
ンチ6を高速で巻き上げた場合でも、フック2やウイン
チ6の慣性力によりフック2が上昇してブーム1頂部に
衝突してブーム1を破損させる危険がなくなるととも
に、フック過巻防止装置の作動時に発生するショックを
軽減させることができて、ブーム1を振動させたり荷ぶ
れを発生させたりする等の危険が生じない。
【0019】本具体化例では、フックの位置検出器3及
びフックの第2位置検出器15に何れも重錘を用いたも
のを使用したが、フック2の位置を許容される誤差内で
確実にリアルタイムに検出することのできる手段であれ
ば、他の位置検出手段を使用してもよい。また、ウイン
チ速度検出手段に、巻上ロープウインチ6の回転速度を
直接検出するウインチ速度検出器16を用いたが、油圧
モータ用のポンプの回転数、そのポンプを駆動するエン
ジンの回転数、油圧モータの容積等巻上ロープウインチ
の駆動速度を実質的に検出することのできる手段であれ
ば、その種類を問わない。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、クレーンのフック過巻防止装置において、特に、
操作レバーの操作によりパイロット弁から油圧モータ
用の方向切換弁の信号受け部に出力されるパイロット圧
力を後記ウインチ減速手段制御装置からの電気信号の出
力値の大きさに比例して減圧して巻上ロープウインチの
駆動速度を減速するためのウインチ減速手段と、このウ
インチ減速手段を作動させるための予め設定された上昇
途上位置にフックが巻き上げられたことを検出するウイ
ンチ減速位置検出手段と、巻上ロープウインチの駆動速
度を検出するウインチ速度検出手段と、ウインチ減速位
置検出手段及びウインチ速度検出手段での各検出結果が
入力され、ウインチ減速位置検出手段で検出されたフッ
クの巻上位置における巻上ロープウインチの駆動速度が
設定値よりも高いときに電気信号をウインチ減速手段に
出力して操作レバーの操作量に応じて調節される油圧
モータへの圧油の供給流量を、フックが前記上昇限界位
置に向けて巻き上げられるにつれ0に近づけるように漸
減させて、巻上ロープウインチの駆動速度を徐々に減速
させるようにウインチ減速手段を制御するウインチ減速
手段制御装置とを設けるようにした」ので、本発明のク
レーンのフック過巻防止装置によれば、巻上ロープウイ
ンチを高速で巻き上げた場合でも、フックやウインチの
慣性力によりフックが上昇してブーム頂部に衝突してブ
ームを破損させる危険がなくなるとともに、フック過巻
防止装置の作動時に発生するショックを軽減させること
ができて、ブームを振動させたり荷ぶれを発生させたり
する等の危険が生じない。したがって、本発明によれ
ば、巻上ロープウインチを高速で巻き上げた場合でも、
フックの巻上を安全に停止させてその過巻を防止するこ
とができるクレーンのフック過巻防止装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体化例のフック過巻防止装置を備え
たクレーンの要部を示す側面図である。
【図2】本発明の具体化例のフック過巻防止装置に関す
る油圧電気回路のブロック図である。
【図3】従来のフック過巻防止装置を備えたクレーンの
要部を示す側面図である。
【図4】従来のフック過巻防止装置に関する油圧電気回
路のブロック図である。
【図5】本発明の具体化例のフック過巻防止装置に関す
る巻上ロープウインチの減速条件の設定例を示す線図で
ある。
【符号の説明】
1 ブーム 2 フック 3 位置検出器 3a 重錘 3b 重錘吊り下げ用の吊りロープ 3c マイクロスイッチ部 4 吊り荷 5 巻上ロープ 6 巻上ロープウインチ 7 油圧モータ 8 方向切換弁 9 電磁切換弁 10 油圧モータ用の油圧ポンプ 11 パイロット用の油圧ポンプ 12 パイロット弁 13 タンク 14 コントローラ 15 位置検出器 15a 重錘 15b 重錘吊り下げ用の吊りロープ 15c マイクロスイッチ部 16 ドラム回転検出器 17 コントローラ 18 電磁比例減圧弁

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームとこのブームに掛け回された巻
    上ロープとこの巻上ロープを巻き取るための巻上ロープ
    ウインチと、この巻上ロープウインチを駆動するための
    油圧モータと、この油圧モータへ供給する圧油の流量や
    流れの方向を制御する油圧パイロット操作方式の油圧モ
    ータ用の方向切換弁と、操作レバーの操作によりパイロ
    ット圧力を油圧モータ用の方向切換弁の信号受け部に出
    力するとともに操作レバーの操作量に応じて出力するパ
    イロット圧を調整することができ、そのパイロット圧を
    調整することにより方向切換弁の開口量を調節して油圧
    モータへの圧油の供給流量を調節するパイロット弁と、
    巻上ロープに取り付けられた吊り荷を吊るためのフック
    とを有するクレーンに設けられ、巻上ロープウインチの
    駆動を停止させてフックの過剰な巻き上げを防ぐウイン
    チ停止手段とこのウインチ停止手段を作動させるための
    予め設定された上昇限界位置にフックが巻き上げられた
    ことを検出するウインチ停止位置検出手段とを備えたク
    レーンのフック過巻防止装置において、操作レバーの操
    作によりパイロット弁から油圧モータ用の方向切換弁の
    信号受け部に出力されるパイロット圧力を後記ウインチ
    減速手段制御装置からの電気信号の出力値の大きさに比
    例して減圧して巻上ロープウインチの駆動速度を減速す
    るためのウインチ減速手段と、このウインチ減速手段を
    作動させるための予め設定された上昇途上位置にフック
    が巻き上げられたことを検出するウインチ減速位置検出
    手段と、巻上ロープウインチの駆動速度を検出するウイ
    ンチ速度検出手段と、ウインチ減速位置検出手段及びウ
    インチ速度検出手段での各検出結果が入力され、ウイン
    チ減速位置検出手段で検出されたフックの巻上位置にお
    ける巻上ロープウインチの駆動速度が設定値よりも高い
    ときに電気信号をウインチ減速手段に出力して操作レ
    バーの操作量に応じて調節される油圧モータへの圧油の
    供給流量を、フックが前記上昇限界位置に向けて巻き上
    げられるにつれ0に近づけるように漸減させて、巻上ロ
    ープウインチの駆動速度を徐々に減速させるようにウイ
    ンチ減速手段を制御するウインチ減速手段制御装置とを
    設けるようにしたことを特徴とするクレーンのフック過
    巻防止装置。
  2. 【請求項2】 ウインチ停止位置検出手段が、巻上ロー
    プに対して上下動し得るように挿通されブーム側から吊
    るされた重錘を有し、ウインチ停止手段を作動させるた
    めの予め設定されたフックの巻上位置に巻き上げられた
    際に、重錘がフックの上昇により持ち上げられるのを検
    出することによりその巻上位置を検出するようにした手
    段であることを特徴とする請求項1のクレーンのフック
    過巻防止装置。
  3. 【請求項3】 ウインチ減速位置検出手段が、巻上ロー
    プに対して上下動し得るように挿通されブーム側から吊
    るされた重錘を有し、ウインチ減速手段を作動させるた
    めの予め設定されたフックの巻上位置に巻き上げられた
    際に、重錘がフックの上昇により持ち上げられるのを検
    出することによりその巻上位置を検出するようにした手
    段であることを特徴とする請求項1又は請求項2のクレ
    ーンのフック過巻防止装置。
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