JP3310681B2 - プロパニルを含有する分散可能な粒体 - Google Patents

プロパニルを含有する分散可能な粒体

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JP3310681B2 JP28651191A JP28651191A JP3310681B2 JP 3310681 B2 JP3310681 B2 JP 3310681B2 JP 28651191 A JP28651191 A JP 28651191A JP 28651191 A JP28651191 A JP 28651191A JP 3310681 B2 JP3310681 B2 JP 3310681B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 本発明は、除草剤プロパニル(propanil)の新
規な分散可能粒体配合物(dispersible g
ranule formulations)およびそれ
らの製造方法に関する。
【0002】水に分散可能な粒状の有害生物防除配合物
は知られている。これらの配合物は望ましく、なぜな
ら、これらは、潜在的に毒性のある溶媒の使用を避け、
かつ容易に使い捨ての紙容器または水溶性容器の使用を
可能にするからである。それにより、有害生物防除剤の
アプリケーター(applicators)および一般
大衆を有害生物防除剤または溶媒にさらす可能性を減少
させることができる。
【0003】典型的な分散可能粒状有害生物防除配合物
は、例えばGB 1,433,882、EP 0,25
2,896およびU.S.3,920,442に記載さ
れている。GB 1,433,882には、予め粉砕し
た水不溶性の活性成分、分散剤、砕解剤(disint
egrating agent)および湿潤剤を水分散
液中において混合することによる分散可能な粒体の製造
方法が記載されている。この水性混合物を押し出して粒
体を形成させ、それらを乾燥して最終製品を得ている。
また、U.S.3,920,442には、有害生物防除
剤の5〜95重量%を含有する水に分散可能な有害生物
防除剤の凝結体が記載されている。これら凝結体は、流
動床中の粉砕固体成分を、水または結合剤・分散剤の溶
液の微細噴霧液と接触させ、次いで乾燥させて造られて
いる。
【0004】有害生物防除剤の粒体を製造する試みにお
いて、しばしば、既知の凝集技術を使用し、かつ凝集剤
として水を使用して、当業界の配合湿潤性粉末から造っ
た粒体または凝集体は、水に容易に分散しないことが見
出された。他方では、しばしば、容易に水に分散する凝
集体は、磨砕に対して充分な抵抗性がなく、そして取扱
いおよび輸送によりファインダスト(fine dus
t)の画分を形成する。通常の結合剤を加えて強固な粒
体を造るならば、それらは水に分散しない。米国特許第
3,617,246号に記載されているような、粉砕し
た有害生物防除剤、希釈剤、結合剤、および分散剤を含
有する湿潤させた混合物の高圧の圧縮を必要とするタブ
レット化、押し出し、およびロール掛けのような技術
は、その結果として、高密度で詰まっているペレット、
タブレット、板状物および棒状物(次いで、これらは乾
燥され、粉砕される)となる。また、これらの技術は、
活性な有害生物防除剤の50%以下を含有する粒体を形
成するのに用いられたが、得られた粒体は、急速にまた
は完全に水に分散しないし、噴霧用懸濁液を造るのに使
用するのには適していない。
【0005】プロパニルのような低温度溶融性の固体
は、分散可能な粒体配合物を造るのに特に難しい問題が
ある。低温度溶融性の固体(本明細書においては、10
0℃以下において溶融する固体として定義する)は、分
散可能な粒体を製造するのに必要な工程である粉砕プロ
セス中に、またはそれに続いて、溶融したりまたは粘着
したりする傾向にある。EP 0,252,896に
は、この問題を解決する可能性が記載されており、それ
は、粒体化する前に低温度溶融性の有害生物防除剤のマ
イクロカプセル化を必要としている。しかし、マイクロ
カプセル化は、追加の加工工程を必要とし、それは全組
成物のコストに加えられることになる。
【0006】除草剤プロパニルの場合には、現在まで、
高活性成分量、良好な懸濁性、および分散剤の性質の特
徴も組成物がダスト(dust)になるのを避ける磨砕
に対する抵抗性も組み合わせて有している分散可能な粒
体製品を造ることは可能でなかった。
【0007】プロパニル分散可能な粒体の商業用配合物
が入手できるが、しかしこれらの製品は、活性成分含量
が比較的低いことが欠点であり、および/または、適当
な懸濁特性または分散可能特性を提供しないし、また磨
砕に対する抵抗性もない。
【0008】発明の概要 本発明は、プロパニル除草剤の分散可能な粒体配合物、
およびこれらの配合物の製造方法に関する。これらの配
合物および方法は、微粉砕した活性成分、湿潤剤、分散
剤および担体を含有する予め湿潤させた混合物の全粒体
化および押出しを包含している。これらの方法によって
製造した分散可能な粒体は、60%以上の活性成分を含
有し、かつ良好な懸濁可能特性および分散可能特性およ
び耐磨粋性を提供する。
【0009】発明の詳細 プロパニル除草剤は、N−(3,4−ジクロロフェニ
ル)プロピオンアミドである。分散可能な粒体〔Dis
persible granular(DG)〕配合物
は、プロパニルDGまたはドライ流動性〔dry fl
owable(DF)〕と指示する。配合物中の活性成
分の%は、時には、例えばプロパニル80DGまたはプ
ロパニル60DGと示される。
【0010】液体担体中に分散するように設計されてい
るDG除草剤組成物は、理想的には活性物質の高含量を
有すべきであり、次いで、できるだけ安定であり、そし
て均質にするための次のかくはんを最小にする、分散液
を生成するようにすべきである。もちろん、液体担体は
便宜上は通常は水である。本発明者は、現在、液体担体
中でかくはんしたときに、容易に破壊されて活性成分の
安定な分散液を生成する粒体を製造する方法を案出し
た。
【0011】本発明は、少なくとも60%プロパニルを
含有する分散可能な粒体であって、前記粒体は、少なく
とも70%の懸濁可能性(suspensibilit
y)および15より少数のシリンダー逆転(cylin
der inversions)の分散可能性(dis
persibility)を有する粒体である。
【0012】他の面においては、本発明は、少なくとも
60%プロパニルを含有する分散可能な粒体であって、
前記粒体は、少なくとも70%の懸濁可能性および15
より少数のシリンダー逆転の分散可能性を有し、かつ前
記粒体は、粉砕10分後において直径45ミクロン以下
の粒子0.3重量%を有する粒体である。
【0013】更に他の面においては、本発明は、少なく
とも65%プロパニルを含有する分散可能な粒体であっ
て、前記粒体は、少なくとも70%の懸濁可能性および
15以下のシリンダー逆転の分散可能性を有する粒体で
ある。
【0014】本発明の更に好ましい粒体は、少なくとも
80%プロパニルを含有する粒体であって、前記粒体
は、少なくとも80%の懸濁可能性および15以下のシ
リンダー逆転の分散可能性を有する粒体である。
【0015】活性成分プロパニルに加えて、分散可能な
粒体に形成させる混合物には、1種以上の界面活性剤、
任意的に、流動性強化剤、分散剤、湿潤剤、および消泡
剤を含有させる。
【0016】本発明によって、プロパニルおよび1種以
上の界面活性剤を含有する粒状形態の組成物が提供され
る。
【0017】粒状形態は、粒体の実質的全てが、少なく
とも1mmの平均粒径〔すなわち、粉末の平均粒径(こ
の粉末の平均粒径はミクロンで測定される)よりもよほ
ど大きい粒径〕を有している粒体を意味する。
【0018】好ましくは、本発明の組成物は、少なくと
も60%プロパニル、更に好ましくは少なくとも80%
プロパニルを含有し、かつ全組成物は、好ましくは、標
準硬水中の0.9%〜2.0重量%/容量分散液として
測定したときに、少なくとも70%、更に好ましくは8
0%の懸濁可能性を有している。
【0019】懸濁可能性の試験は、Collabora
tive International Pestic
ides Analytical Council(C
IPAC)Handbook,Vol.1,Ed.G.
R.RAW(1970)、Method Number
MT 15.1の操作によって行った。標準硬水(炭
酸カルシウムとして342ppm)は、CIPAC法M
T 18.1.4によって造り、これはまたアーミィ硬
水(Army Hard Water)として知られて
いる。
【0020】分散可能性は、342ppmの硬水100
mlに分散可能な粒体1gを入れ、この物質が完全に分
散するまで試験用シリンダーをゆっくり逆転させること
によって測定した。好ましくは、分散液は、15または
より少ないシリンダー逆転で完成させるべきである。
【0021】本明細書で使用されている“磨砕(att
rition)”は、プロパニル粒体を実施例1(c)
(3)に述べられているような鋼球(steelbal
l)と共に振とうしたときに生じる粒径の減少として定
義する。
【0022】用語“界面活性剤(surfactan
t)”は、広い意味で用いられており、乳化剤、分散剤
および湿潤剤として称されている物質を包含し、そして
アニオン性タイプ、カチオン性タイプおよびノニオン性
タイプから選ばれた1種以上の界面活性剤を包含してい
る。
【0023】アニオン性タイプの界面活性剤には、石
鹸、硫酸の脂肪族モノエステルの塩例えばラウリル硫酸
ナトリウム、スルホン化芳香族化合物の塩例えばドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、シグノスルホン酸−
ナトリウム、−カルシウムまたは−アンモニウム、ブチ
ルナフタレンスルホン酸−ナトリウム、−カルシウムま
たは−アンモニウム、およびジイソプロピル−およびト
リイソプロピル−ナフタレンスルホン酸のナトリウム塩
の混合物、が包含される。ノニオン性タイプの適当な剤
には、例えば、酸化エチレンと、脂肪族アルコール例え
ばオレイルアルコールまたはセチルアルコールとの縮合
生成物、または酸化エチレンと、アルキルフェノール例
えばオクチルフェノール、ノニルフェノールおよびオク
チルクレゾールとの縮合生成物が包含される。その他の
ノニオン性剤は、酸化エチレンとの部分エステル、およ
びレシチン、およびホスホリル化界面活性剤例えばホス
ホリル化酸化エチレン/酸化プロピレンブロック共重合
体、およびエトキシル化およびホスホリル化スチリル置
換フェノールがある。
【0024】好ましくは、界面活性剤成分は、少なくと
も1種の湿潤剤、例えばアルキルナフタレンスルホネー
ト、アルキルアリール ポリオキシエチレン アンモニ
ウムスルホネート ホスフエート エステル、スルホサ
クシネート、およびノニオニックス(nonionic
s)例えばトリデシルアルコールエトキシレート、から
選ばれた湿潤剤、および/または、少なくとも1種の分
散剤、例えばナフタレンスルホネート、リグノスルホネ
ート、ポリアクリレート、およびホスフェートエステル
の群から選ばれた分散剤、を含有する。
【0025】典型的には、全界面活性剤成分は、組成物
の乾燥重量の0.1〜25重量%、好ましくは1〜15
重量%から成っている。
【0026】本明細書の文脈において、分散剤は、生成
物を液体例えば水に加えたときに、有害生物防除剤粒子
の分散を容易にする界面活性剤である。分散剤は、好ま
しくは、水溶性の剤である。本発明の分散可能な粒体組
成物のために好ましい分散剤の例には次のものが包含さ
れる:タモール(Tamol)731TM、ポリフォン
(Polyfon)TMH、ポリフォン(Polyfo
n)O、レアックス(Reax)TM88B、モルウエッ
ト(Morwet)TMD−425、レアックス(Rea
x)45DA、ポリフォン(Polyfon)T、ポリ
フォン(Polyfon)F、ポリフォン(Polyf
on)H、リグノソル(Lignosol) TMXD−6
5、レアックス(Reax)45L、レアックス(Re
ax)85A、レアックス(Reax)910、ポリフ
ォン(Polyfon)OD、PC−825、ポリフォ
ン(Polyfon)T。最も好ましい分散剤は、レア
ックス(Reax)85Aおよびポリフォン(Poly
fon)Hである。
【0027】本発明の分散可能な粒体配合物のための湿
潤剤として好ましい界面活性剤の例には、次のものが包
含される:モルウエット(Morwet)TMB、モルウ
エット(Morwet)EFW、セロゲン(Sello
gen)TMDFL、モルウエット(Morwet)I
P、イゲポン(Igepon)TMAC−78、イゲポン
(Igepon)T−77、エアロソル(Aeroso
l)OT−B、およびサーファクタント(Surfac
tant)XN−45S。最も好ましい湿潤剤は、モル
ウエット(Morwet)Bおよびサーファクタント
(Surfactant)XN−45Sである。
【0028】全ての界面活性剤は、ある程度において分
散剤として作用し、またある程度において湿潤剤として
作用する。しかし、大抵の界面活性剤は、他よりも1つ
の能力においてより多くの効率がある。配合についての
通常の熟練作業者は、計画している目的のために最も適
当な界面活性剤を選ぶことができる。
【0029】プロパニルのような低温度で溶融する固体
の小粒子は、しばしば、共に粘着する傾向があり、それ
によって材料の加工中における流動の問題の原因とな
る。流動助剤例えばクレー粒子またはシリカ粒子は、こ
れらの問題を最小にするのに使用することができる。プ
ロパニル分散可能な粒体のために好ましい流動助剤に
は、HiSilTM233、ベサロン(Wessalo
n)TM50S、Cab−O−SilTMM−5、ベサロン
(Wessalon)S、バーデン(Barden) TM
クレー(Clay)、およびミクロセル(Microc
el)TMEが包含される。最も好ましいのはHiSil
233およびベサロン(Wessalon)50Sであ
る。分散可能な粒体の流動助剤含量は、0〜10重量
%、好ましくは1〜8重量%に変えることができる。
【0030】シリコン含有消泡剤の添加は、プロパニル
分散可能な粒体の加工および使用を助けるのに望まし
い。消泡剤は0.1〜5重量%の量において使用でき、
好ましい範囲は約0.2〜1.0重量%である。好まし
い消泡剤はマズ(Mazu)DF−1300である。
【0031】水溶性である砕解剤、有機化合物例えばで
んぷんまたは砂糖、または無機塩例えば酢酸ナトリウム
または重炭酸ナトリウムを、時には、分散可能な粒体配
合物に使用することができる。例えば、GB 1,43
3,882を参照されたい。本発明者は、これらの砕解
剤が本発明のプロパニル分散可能な粒体に悪影響を有し
ていることを見出した。砕解剤を含有している配合物
は、本発明の粒体よりもより多くほこりっぽく(dus
ty)かつ分散に関してあまり効果的でないことを見出
した。
【0032】本明細書において、ダスト(dust)は
45ミクロン以下の直径を有する粒子として定義する。
0.3重量%以下のダストを有する固体は、“ほこりっ
ぽくない(non−dusty)”として定義し、4重
量%以上のダストを有する固体は“非常にほこりっぽい
(very dust)”として定義する。0.3〜4
重量%のダストを有する固体は“ほこりっぽい(dus
ty)”として定義する。
【0033】本発明のプロパニル分散可能な粒体のダス
ト含量および磨砕に対する抵抗性は、押出しの好ましい
モード(mode)によって粒体を形成することによっ
て最小にする。
【0034】本発明の最も好ましい組成物は、プロパニ
ル、80重量%、分散剤、レアックス(Reax)85
A、9.2重量%、流動助剤、HiSil、4.0重量
%、湿潤剤、サーファクタント(surfactan
t)XN−45S、2.0重量%、消泡剤、マズ(Ma
zu)DF−1300、0.5重量%、および水、1重
量%以下、から成っている。
【0035】本発明に有用な分散剤、湿潤剤、流動助
剤、および消泡剤の例を第1表に示した。
【表1】
【表2】
【0036】本発明の分散可能な粒体は、1種以上の界
面活性剤と、前記分散可能な粒体中において少なくとも
60重量%の活性成分を達成するのに充分なプロパニル
の量とを、いっしょにして、20ミクロン以下、好まし
くは15ミクロン以下、更に好ましくは10ミクロン以
下の粒径に微粉砕し、それによりプレミックス(pre
mix)を生成させ、次いでこのプレミックスに25重
量%以下の水を添加し、任意的に湿潤剤を添加し、そし
てペーストを得るまで混合し、このペーストを粒体化
し、得られた粒体を乾燥する、ことによって製造する。
【0037】本明細書において使用する用語“プレミッ
クス(premix)”は、活性成分、分散剤、流動助
剤、および任意的に消泡剤の混合物を称し、前記活性成
分は、3〜15ミクロン、好ましくは約8〜9ミクロン
の部分サイズに微粉砕してプレミックスを生成させる。
【0038】最終の組成物は、任意的に溶解させた湿潤
剤を含んでいる水を、プレミックスに加えて“ペースト
(paste)”を生成し、ブレンドし、凝集させ、そ
して乾燥することによって製造する。
【0039】プレミックスおよび最終組成物の好ましい
組成物を次に示す。
【表3】機能 原材料 プレミックス(%) 最終組成物 (%) 活性成分 プロパニル 85.9 83.3 分散剤 レアックス(Reax) 85A 9.5 9.2 流動助剤 HiSil 233 4.1 4.0 湿潤剤 サーファクタント ---- 2.0 (Surfactant) XN-45S 消泡剤 マズ(Mazu)DF-1300 0.5 0.5 水 ---- 1.0
【0040】凝集および粒体化は、任意の実施可能な手
段、例えばタブレット化、全凝集化、また押出し等によ
って達成することができる。押出しが好ましい方法であ
る。
【0041】粒体の懸濁可能性は、押出しの前にプレミ
ックスに加えた水の量に比例する。しかし、あまりにも
多くの水を添加すると、プレミックスが押出し機を出て
行くときに押出し物が粘着する原因となる。プレミック
スの水分含量と、懸濁可能性との関係を次表に示す。
【表4】 プレミックス100部 につき水の部 懸濁可能性(%) 8 63.1 14 78.4 18 84.6
【0042】プレミックスに加えるべき水の好ましい量
は、プレミックスの100部につき18〜20部であ
る。
【0043】押出し後、分散可能な粒体を乾燥する。貯
蔵の安定のためには、残留水を少なくとも2%そして好
ましくは1%以下に減少させることが重要である。高乾
燥温度は生成物には有害である。好ましい乾燥温度は、
60℃以下、更に好ましくは40℃以下である。乾燥
は、調節された温度において不活性ガスを供給する任意
の適当な手段によって行うことができる。2段階流動床
乾燥器(two stage fluid bed d
ryer)が好ましい。
【0044】本発明のプロパニル分散可能な粒体の好ま
しい製造方法は、(a)プロパニル、分散剤、および流
動助剤の混合物を、3〜15ミクロンの粒径に粉砕し、
(b) 工程(a)の粉砕した混合物に、(成分の全重
量に基づいて)湿潤剤の12〜20%を水に溶かした液
を添加し、そして均質な押出し可能なペーストを得るま
で混合し、(c) 工程で(b)で得られたペーストを
押出し、(d) 押出された粒体を、60℃以下の温度
において、約2%以下の水分含量になるまで乾燥するこ
とから成っている。
【0045】次の実施例は、本発明のプロパニル分散可
能な粒体の製造を記述しているが、本発明を例示するだ
けを意図しており、特許請求の範囲によって定義されて
いる本発明の範囲を限定する意図はない。
【0046】実施例1 プロパニル80DGの製造 a)プロパニル80DGプレミックスの製造 工業用プロパニル(97%)を、110℃にて24時間
加熱することにより溶融させた。次いで、この溶融物質
を、アルミニウム箔を裏打ちした皿の中に、約1インチ
の深さになるまで注いだ。室温において24時間冷却
後、得られた固体を砕き、そしてコヒー用ミル(cof
fee mill)中で粉砕した。砕いた物質を次のよ
うに分類した:
【表5】メッシュサイズ 重量 % 4メッシュより大きい 14.9 10〜4メッシュ 40.5 10〜20メッシュ 29.3 20〜50メッシュ 8.3
【0047】粗く粉砕したプロパニルを、マリオンミキ
サー(Marion mixer)(Mfg.for
Rapid Machinery Co.,Mario
mMixer,Iowa by Texas Div.
Tranter Inc.Old Burk Roa
d,Wichita Falls,TX )中で、他の
配合成分と、成分の次の比率で20分間混合した:
【表6】 重量 % プロパニル 85.9 レアックス(Reax)85A 9.5 HiSil 233 4.1 マズ(Mazu)DF−1300 0.5 合計 100
【0048】前記混合物を、0.42インチふるい(s
creen)および自動供給路を取り付けたバンタム
(Bantam)超微粉砕機(Mikropul,10
Chantaur Road,Summit,NJ 0
7901)に移し、粉砕室をドライアイス(dryic
e)で冷却した。超微粉砕した生成物の平均粒径は4
3.8ミクロンであった。
【0049】次いで、超微粉砕した生成物を、8”水平
〔パンケーキ(pancake)〕ジエットミル(je
t mill)(Fluid Energy Proc
essing and Equipment Co.,
153Penn Energy,Hatfield,P
A 19440)中で空気中で粉砕した。アキューレー
ト供給器(Accu−Rate feeder)(Ac
curate Feeder,746E.Milwau
ke Street,White Water,WI
53190)に、超微粉砕した物質をエアーミル(ai
r mill)に送り出すように位置した2”スクリュ
供給ノヅル(screw feed nozzle)を
取り付けた。酸素濃度を10%以下に維持するように、
高圧窒素を供給および粉砕のために使用した。粉砕した
物質をエアバッグ(air bag)中に集めた。
【表7】 エアーミル操作条件 窒素供給圧 65psig 窒素粉砕圧 60psig アキュレート−レート設定 100
【0050】これらの条件下で、粉砕速度は8〜10ポ
ンド/時間であった。平均粒径は9.1ミクロンであっ
た。この生成物は、プロパニル80DGプレミックスを
構成していた。
【0051】b)プロパニル80DGの製造 プロパニルプレミックス(98.0重量部)、サーファ
クタント(Surfactant)XN−45S(60
%水溶液、3.33重量部)および水(16.67重量
部)を、キッチンエイドミキサー(Kitchen A
id mixer)(Hobart,Kitchen
Aid Div.Jroy,Ohio)中で約2〜3分
間混合した。
【0052】この混合物を、1.0mmふるい(scr
een)を取り付けたKAR130押出し機(Tsu
Tsui Rikagaku Kikai Co.,L
td.,Japan)に移した。押出し後、押出し物
を、40℃以下の温度において水分含量1〜2%に風乾
した。
【0053】c)物理的性質の測定 1.懸濁可能性〔CIPAC法の変法(2回)〕 プロパニルDG1gを、25℃においてアーミイ硬水
(Army HardWater)99mlを含有して
いるガラス栓をした目盛付きシリンダーに入れた。この
シリンダーを90秒間かけて30回逆転させ、そして3
0分間放置した。底から10mlを分離し、蒸発させ、
60℃で48時間乾燥させた。得られ残留物を使用し、
次の式によって懸濁可能性を計算した。
【0054】
【式1】懸濁可能性(%)=〔1−残留物の重量〕×1
11
【0055】2.分散可能性(3回) プロパニルDG1gを、100mlのガラス栓付き目盛
付きシリンダー中のアーミイ硬水100mlに加えた。
このシリンダーをプロパニルDGが完全に分散するまで
逆転させ、逆転数を記録した。 3.生成物の磨砕測定 3/8インチの鋼球10個およびプロパニルDG50g
を、直径8インチのステンレス鋼製ふるいの平底の浅い
容器(bottom pan)に入れた。この容器(p
an)を、ハンマータッパー(hammer tapp
er)を有するロー−タップ振盪機(Ro−tap s
ieve shaker)上で10分間振盪した。
【0056】鋼球を容器から除き、そして粒体を、2
0,60,100,200,325のメッシュの順序で
かつ浅い平底容器の嵌め合せふるいの上に移した。この
嵌め合せふるいをロー−トップ(Ro−top)振盪機
に入れ、15分間振盪した。各ふるいおよび平底容器上
の残留物の量を測定した。各画分の重量%は、磨砕試験
の前および後にふるいにかけることによって測定した。
【0057】4.残留水分損失(2回) DG約5gを、予め秤量した浅い平らな容器中に0.0
1g近くまで秤量し、約15mm Hg圧において、6
0℃において、24時間(±1時間)乾燥した。残留物
を秤量することによって、水分損失%を測定した。
【0058】5.砕解/懸濁可能性(GB1,433,
882、第4頁に特定されている) DG1gを、遠心管(centrifuge tub
e)中のアーミイ硬水100mlに加え、ゆっくりと1
5回逆転させた。次いで、この管を30℃の水浴中に入
れ、2,5,および30分間して、(沈降物のmlを)
読みとった。
【0059】30分後に懸濁液を120メッシュふるい
を通して注ぎ入れた。このふるいを水1リットルで水洗
し、残留物の量を書き留めた。
【0060】前記測定結果は次のようであった。
【表8】 (注)* 提案した目標
【0061】磨砕試験の結果 840μm(20メッシュ)以下において2.4%粒子
の増加が磨砕試験によって起った。しかし、この増加
は、250μm〜74μmの範囲内の粒子に限定され
た。44μm以下の粒子%には増加は起こらなった。4
4μm以下の最初の%は0.2%であった。これら研究
のデーターを次表に示した。
【表9】 ふるい試験 磨砕試験 カット区分 ( 前 ) ( 後 ) 325メッシュ通過 <44μm 0.20 0.20 0 325メッシュ上の保留 44/74 0.16 0.14 -0.02 200メッシュ上の保留 74/149 0.08 0.18 0.10 100メッシュ上の保留 149/250 0.02 1.21 1.19 60メッシュ上の保留 250/840 0.10 1.23 1.13 20メッシュ上の保留 >840μm 99.44 97.04 -2.40 100.00% 100.00%
【0062】実施例2 プロパニルDGのいくつかの配合物を、60.4%〜9
0.2%の範囲の活性成分量を用いて造った。これらの
配合物を造る操作は、サーファクタント(Surfac
tant)XN−45S、レアックス(Reax)85
A、およびHiSil223の代りに、それぞれ、モル
ウエット(Morwet)B、ポリフォン(Polyf
on)H、およバーデンクレー(Barden Cla
y)を置き換えた以外は、実施例1の一般操作で行っ
た。消泡剤は使用しなかた。それらの結果を次の第2表
に示した。
【表10】 第 2 表 成分(重量%) 工業用 プロパニル 60.4 65.4 70.4 75.4 75.4 80.2 85.2 90.2 モルウエット (Morwet)B 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 ポリフォン (Polyfon)H 10.0 10.0 10.0 10.0 21.1 16.2 11.1 6.0 バーデンクレー (Barden Clay) 26.5 21.3 16.2 11.1 0 0 0 0 合計 100 100 100 100 100 100 100 100 懸濁可能性(% ) 91.7 100 100 100 100 92.7 64.5 14.0
【0063】実施例3 競争的な製品との比較 1.プロパニルDGと、英国特許第1,433,882
号に記載された砕解剤を入れた配合物との比較
【0064】プロパニル80DGを、砕解剤である重炭
酸ナトリウムおよび酢酸ナトリウムの0.2および4%
を用いて造った。種々な物理的性質を、風乾し、押出し
た生成物を使用して測定した。2%重炭酸ナトリウムま
たは4%酢酸ナトリウムを用いた2分後および5分後の
懸濁可能性については若干の僅かの改良があったが、砕
解剤の使用は、いずれのレベルにおいても水中の分散可
能性をより悪くした。酢酸ナトリウムを含有する試料
は、適当な押出しをするには、湿潤工程において水を追
加することを必要とした。
【0065】操作 プロパニル80DGプレミックス(粉砕したが、押出し
はされていない)を使用して、対照物および2%および
4%の砕解剤を含有する別の押出し配合物を造った。こ
れらは、実施例1の操作に従って造った。全ての組成物
は、湿滑工程において、水:プレミックスが18:10
0の比率において、2%(固体)サーファクタント(S
urfactant)XN−45Sを使用した。完成組
成物を次表に示した。
【表11】組成物 プロパニルDG 対 照 GB 1,433,882 砕解剤 プロパニル プレミックス 98.0 96.0 94.0 96.0 94.0 サーファクタント (Surfactant)XN− 45S(60%) 3.33 3.33 3.33 3.33 3.33 水 16.67 16.67 16.67 16.67 16.67 重炭酸ナトルウム1 - 2.0 4.0 - - 酢酸ナトリウム1 - - - 2.0 4.0 118.00 118.00 118.00 118.00 118.00 押出しを容易にす るために加えた追 加の水 0 2.5 3.4 4.0 6.0 ──────────── (注):1----無水粉末
【0066】前記表におけるプロパニルプレミックスの
組成を次表に示した。
【表12】
【0067】プレミックスおよび砕解剤である重炭酸ナ
トリウムまたは酢酸ナトリウムを、キッチンエイドミキ
サー(Kitchen Aid mixer)中におい
て約1分間いっしょに混合した。混合しながら界面活性
剤/水溶液を加えて、2〜3分間混練した。対照と同じ
水の濃度で配合した砕解剤を有する最初の組成物は、押
出しをするにはあまりにも乾燥していた(押出しプロセ
スにおいて針状を形成しなかった)。前記の表に示した
如く追加の水を使用し、1〜2分間追加して混練りを続
けた。試料を小型のKAR130押出し機に移し、1.
0mmスクリーンを通して押出しを行った。押出し物を
一夜風乾し、種々の測定を行った。
【0068】測定 懸濁可能性、分散可能性、残留水分、および砕解/懸濁
可能性(GB1,433,882の第4頁に記載されて
いるような)を、実施例1に記載したように測定した。
それらの結果を第3表に示した。
【表13】 第 3 表 プロパニルDG GB1,433,882 砕解 対照 重炭酸ナトリウム(%) 0 2 4 0 0 酢酸ナトリウム(%) 0 0 0 2 4 追加の水(g) 0 0 0 4 6 懸濁可能性 88.4 90.2 89.7 88.0 87.6 88.8 89.6 90.0 87.7 88.6 (平均) (88.6) (89.9) (89.8) (87.8) (88.1) 分散可能性(平均) 13 16 17 21 19 14 16 17 21 19 14 16 18 23 19 (平均) (14) (16) (17) (22) (19) 水分損失(%) 1.1 1.9 2.0 2.2 3.3 1.5 1.9 1.9 2.2 3.6 (平均) (1.3) (1.9) (1.9) (2.2) (3.4) 砕解/懸濁可能性 2分(<痕跡* ) 0.05ml 痕跡 0.15ml 0.05ml 痕跡 5分(<0.1ml* ) 0.1ml 痕跡 0.15ml 0.07ml 痕跡 30分(<0.3ml* ) 0.3ml 0.25ml 0.3ml 0.3ml 0.25ml ふるい上残留物 0 0 0 0 0 (注): *提案した目標
【0069】砕解剤を含有するGB1,433,882
の製品は、ほこりっぽいとして評価され、本発明の対照
粒体は、ほこりっぽくないとして評価された。
【0070】2.プロパニル80DGと市販製品との比
較Cedar Chemical Corp.,510
0Poplar,Memphis,TN38137は、
50%分散可能な粒体を製造している。また、Tera
Internatioal,Inc.,Terra
Centre 600Fouth Street,Si
oux City,IA 51101は、60%プロパ
ニル分散可能な粒体を製造している。
【0071】プロパニル80DGを、Cedarおよび
Terraからの市販製品と比較した。最初の、および
40℃および54℃において1〜4週間貯蔵した後の、
懸濁可能性を測定した。それらの結果を第4表に示し
た。
【0072】Cedar製品は、磨砕後において直径5
ミクロン以下の粒子約5重量%を有する非常にほこりっ
ぽいものとして評価された。Terra製品は、ほこり
っぽいものとして評価された。これらとは反対に、本発
明の粒体の2ロット(lots)は、磨砕後において、
直径45ミクロン以下の粒子を0.184重量%および
0.239重量%有しており、ほこりっぽくないものと
して評価された。
【表14】 第 4 表 製造者 プロパニル(%) 懸濁可能性(%) 最初 1週間 2週間 4週間 40℃ 54℃ 40℃ 54℃ 40℃ 54℃ Cedar 50 29 35.4 16.0 20.7 14.6 27.5 13.8 Terra 60 41.0 21.4 16.1 27.4 7.0 14.5 6.6 プロパニルDG 80 89.0 91.0 88.5 88.9 88.8 89.0 88.3 ♯1 プロパニルDG 80 89.6 91.2 89.2 90.0 89.3 87.4 88.1 ♯2 プロパニルDG 80 91.2 91.3 88.7 90.8 87.8 90.6 86.5 ♯3 プロパニルDG 80 91.7 90.3 86.0 87.9 83.3 88.2 86.0 ♯4 (注)1.本発明の試料♯1〜♯4は実施例1の操作に
よって造った。 2.試料♯4は、湿潤剤としてサーファクタント(Su
rfactant)XN−45Sの代りにモルウエット
(Morwet)Bを使用した。
【0073】本発明について、本発明者が現在知ってい
る最良のモードを構成している本発明の好ましい態様を
記述したが、当業者にとって自明である種々な変化およ
び変容が、特許請求の範囲に定義した本発明の範囲から
逸脱することなしになされることを理解されるべきであ
る。
フロントページの続き (72)発明者 リンダ ルイーズ グラハム アメリカ合衆国ペンシルバニア州フラウ ァータウン,ラークウッド ロード 1211 (72)発明者 デビッド プレスコット クラッチ アメリカ合衆国ペンシルバニア州ベサー イエス,レッド ライオン ロード 250 (56)参考文献 特開 昭49−108251(JP,A) 特開 昭57−163303(JP,A) 国際公開89/79(WO,A1) 英国特許出願公開1399005(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 37/18 A01N 25/04 102 A01N 25/12 - 25/14

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)1種以上の界面活性剤をプロパニル
    と一緒にし、そして20ミクロン以下の粒径に粉砕して
    プレミックスを生成し、 b)25重量%以下の水および任意的に湿潤剤を、ペー
    ストが得られるまで、前記プレミックスに添加し、 c)前記ペーストを粒体化し、それによって粒体を製造
    し、そして d)前記粒体を乾燥する、 ことを含む、少なくとも60重量%のプロパニルを含有
    する分散可能な粒体の製造方法。
  2. 【請求項2】 a)プロパニル、分散剤および流動助剤
    の混合物を、3〜15ミクロンの粒径に粉砕し、 b)工程(a)の粉砕した混合物に、湿潤剤を12〜2
    0重量%の水に溶かした液を添加し、そして均質な押出
    し可能なペーストを得るまで混合し、 c)前記ペーストを押出して粒体を形成し、 d)前記押出された粒体を、60℃以下の温度におい
    て、2%以下の水分含量になるまで乾燥する、 ことを含む、少なくとも60重量%のプロパニルを含有
    する分散可能な粒体の製造方法。
  3. 【請求項3】 なくとも70%の懸濁可能性および1
    5より少ないシリンダー逆転の分散可能性を有する、請
    求項1または2記載の方法により製造された分散可能な
    粒体
  4. 【請求項4】 さらに分散剤を含有する、請求項3に記
    載の分散可能な粒体。
  5. 【請求項5】 さらに流動助剤を含有する、請求項3に
    記載の分散可能な粒体。
  6. 【請求項6】 さらに湿潤剤を含有する、請求項3に記
    載の分散可能な粒体。
  7. 【請求項7】 さらに消泡剤を含有する、請求項3に記
    載の分散可能な粒体。
  8. 【請求項8】 本質的に砕解剤を含有しない、請求項3
    に記載の分散可能な粒体。
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