JP3310350B2 - 道路交通情報表示装置 - Google Patents
道路交通情報表示装置Info
- Publication number
- JP3310350B2 JP3310350B2 JP25694492A JP25694492A JP3310350B2 JP 3310350 B2 JP3310350 B2 JP 3310350B2 JP 25694492 A JP25694492 A JP 25694492A JP 25694492 A JP25694492 A JP 25694492A JP 3310350 B2 JP3310350 B2 JP 3310350B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road
- traffic information
- road map
- road traffic
- map
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、道路交通情報通信シス
テム（ＶＩＣＳ）による道路交通情報を表示する表示装
置に関する。
テム（ＶＩＣＳ）による道路交通情報を表示する表示装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】交通管制センターから送られた交通渋滞
や通行規制などの道路交通情報を、車両周辺の道路地図
に重畳して表示する表示装置が知られている（例えば、
特開平２−３０８４号公報参照）。
や通行規制などの道路交通情報を、車両周辺の道路地図
に重畳して表示する表示装置が知られている（例えば、
特開平２−３０８４号公報参照）。
【０００３】図１２，１３は、広域道路地図と詳細道路
地図に道路交通情報を重畳して表示した表示例を示す。
図１２（ａ）は広域道路地図に道路交通情報を重畳した
表示例を示し、現在走行中の東名高速道路下り線の交通
渋滞や通行規制などの交通障害のある地点を×印で示
す。この表示画面を見てさらに詳細な道路交通情報を知
りたい場合は、（ｂ）または（ｄ）に示すように方向キ
ーを操作して所望の地点にクロスラインを合せ、詳細ボ
タンを操作して（ｃ）または（ｅ）に示すようなその地
点の詳細な道路交通情報が重畳表示された詳細道路地図
に切り換える。なお、広域ボタンを操作すれば（ａ）に
示す広域道路地図に戻る。
地図に道路交通情報を重畳して表示した表示例を示す。
図１２（ａ）は広域道路地図に道路交通情報を重畳した
表示例を示し、現在走行中の東名高速道路下り線の交通
渋滞や通行規制などの交通障害のある地点を×印で示
す。この表示画面を見てさらに詳細な道路交通情報を知
りたい場合は、（ｂ）または（ｄ）に示すように方向キ
ーを操作して所望の地点にクロスラインを合せ、詳細ボ
タンを操作して（ｃ）または（ｅ）に示すようなその地
点の詳細な道路交通情報が重畳表示された詳細道路地図
に切り換える。なお、広域ボタンを操作すれば（ａ）に
示す広域道路地図に戻る。
【０００４】また、図１３（ａ）は詳細道路地図に道路
交通情報を重畳した表示例を示し、車両周辺の東名高速
道路下り線の交通障害のある地点を×印で示す。これよ
り先の東名高速道路下り線の道路交通情報を知りたい場
合は、方向キーを操作して表示画面をスクロールさせ
（ｂ）または（ｃ）に示す表示画面に切り換える。
交通情報を重畳した表示例を示し、車両周辺の東名高速
道路下り線の交通障害のある地点を×印で示す。これよ
り先の東名高速道路下り線の道路交通情報を知りたい場
合は、方向キーを操作して表示画面をスクロールさせ
（ｂ）または（ｃ）に示す表示画面に切り換える。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
道路交通情報表示装置では、広域道路地図や詳細道路地
図上に道路交通情報を重畳して表示しているので、目的
地までの経路の道路交通情報を知るためには地図画面の
縮小操作を行って広域道路地図を表示する必要があり、
また、詳細な道路交通情報を知るためには地点の特定操
作と地図画面の拡大操作を行って詳細道路地図を表示す
るか、あるいは別の詳細道路地図に切り換える必要があ
り、乗員が道路交通情報を把握するまでに多くのわずら
わしい操作をしなければならないという問題がある。
道路交通情報表示装置では、広域道路地図や詳細道路地
図上に道路交通情報を重畳して表示しているので、目的
地までの経路の道路交通情報を知るためには地図画面の
縮小操作を行って広域道路地図を表示する必要があり、
また、詳細な道路交通情報を知るためには地点の特定操
作と地図画面の拡大操作を行って詳細道路地図を表示す
るか、あるいは別の詳細道路地図に切り換える必要があ
り、乗員が道路交通情報を把握するまでに多くのわずら
わしい操作をしなければならないという問題がある。
【０００６】本発明の目的は、簡単な操作で知りたい地
点の道路交通情報が得られる道路交通情報表示装置を提
供することにある。
点の道路交通情報が得られる道路交通情報表示装置を提
供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
１に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、受信手
段１００により受信された道路交通情報を表示手段１０
１に表示する道路交通情報表示装置に適用される。そし
て、道路交通情報に基づいて広い地域の道路交通情報の
概要を示す広域道路図を作成する広域道路図作成手段１
０２と、道路交通情報に基づいて広域道路図の中の道路
交通情報が存在する地点の詳細な道路交通情報を示す詳
細道路図を作成する詳細道路図作成手段１０３と、広域
道路図と詳細道路図を表示手段１０１に同時に表示する
表示制御手段１０４とを備え、これにより、上記目的を
達成する。請求項２の道路交通情報表示装置の表示制御
手段１０４Ａは、広域道路図の中の道路交通情報が存在
する地点が複数ある場合は、詳細道路図作成手段１０３
で作成された複数の詳細道路図を順次または任意に表示
手段１０１に表示する。請求項３の発明は、道路交通情
報を受信する受信手段１００と、道路交通情報を表示す
る第１および第２の表示手段１０１，１０５と、道路交
通情報に基づいて広い地域の道路交通情報の概要を示す
広域道路図を作成する広域道路図作成手段１０２と、道
路交通情報に基づいて広域道路図の中の道路交通情報が
存在する地点の詳細な道路交通情報を示す詳細道路図を
作成する詳細道路図作成手段１０３と、広域道路図を第
１の表示手段１０１に表示するとともに、詳細道路図を
第２の表示手段１０５に表示する表示制御手段１０４Ｂ
とを備え、上記目的を達成する。請求項４の道路交通情
報表示装置は、広域道路図および詳細道路図の内のいず
れか一方または両方が道路を直線近似したルート図とし
たものである。
１に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、受信手
段１００により受信された道路交通情報を表示手段１０
１に表示する道路交通情報表示装置に適用される。そし
て、道路交通情報に基づいて広い地域の道路交通情報の
概要を示す広域道路図を作成する広域道路図作成手段１
０２と、道路交通情報に基づいて広域道路図の中の道路
交通情報が存在する地点の詳細な道路交通情報を示す詳
細道路図を作成する詳細道路図作成手段１０３と、広域
道路図と詳細道路図を表示手段１０１に同時に表示する
表示制御手段１０４とを備え、これにより、上記目的を
達成する。請求項２の道路交通情報表示装置の表示制御
手段１０４Ａは、広域道路図の中の道路交通情報が存在
する地点が複数ある場合は、詳細道路図作成手段１０３
で作成された複数の詳細道路図を順次または任意に表示
手段１０１に表示する。請求項３の発明は、道路交通情
報を受信する受信手段１００と、道路交通情報を表示す
る第１および第２の表示手段１０１，１０５と、道路交
通情報に基づいて広い地域の道路交通情報の概要を示す
広域道路図を作成する広域道路図作成手段１０２と、道
路交通情報に基づいて広域道路図の中の道路交通情報が
存在する地点の詳細な道路交通情報を示す詳細道路図を
作成する詳細道路図作成手段１０３と、広域道路図を第
１の表示手段１０１に表示するとともに、詳細道路図を
第２の表示手段１０５に表示する表示制御手段１０４Ｂ
とを備え、上記目的を達成する。請求項４の道路交通情
報表示装置は、広域道路図および詳細道路図の内のいず
れか一方または両方が道路を直線近似したルート図とし
たものである。
【０００８】
【作用】請求項１の道路交通情報表示装置では、受信さ
れた道路交通情報に基づいて広域道路図と詳細道路図と
を作成し、それらを表示手段１０１に同時に表示する。
これによって、多くの煩わしい操作をせずに道路交通情
報を把握することができる。また請求項２の道路交通情
報表示装置では、複数の詳細道路図を順次または任意に
表示手段１０１に表示する。これによって、簡単な操作
で知りたい地点の道路交通情報が得られる。さらに請求
項３の道路交通情報表示装置では、広域道路図を第１の
表示手段１０１に表示するとともに、詳細道路図を第２
の表示手段１０５に表示する。これによって、多くの煩
わしい操作をせずに道路交通情報を把握することができ
る。
れた道路交通情報に基づいて広域道路図と詳細道路図と
を作成し、それらを表示手段１０１に同時に表示する。
これによって、多くの煩わしい操作をせずに道路交通情
報を把握することができる。また請求項２の道路交通情
報表示装置では、複数の詳細道路図を順次または任意に
表示手段１０１に表示する。これによって、簡単な操作
で知りたい地点の道路交通情報が得られる。さらに請求
項３の道路交通情報表示装置では、広域道路図を第１の
表示手段１０１に表示するとともに、詳細道路図を第２
の表示手段１０５に表示する。これによって、多くの煩
わしい操作をせずに道路交通情報を把握することができ
る。
【０００９】
【実施例】図２は一実施例の構成を示す。図において、
１はアンテナ２を備えた受信機であり、ビーコンやＦＭ
多重による道路交通情報通信システムの道路交通情報を
受信する。この道路交通情報には、交通渋滞、通行規
制、旅行時間、駐車場などの情報が含まれる。これらの
情報は文字コード、パターンコード、デジタル地図コー
ドなどに変換され、デジタル変調された信号電波として
路上ビーコンなどから発射される。３は各種操作ボタ
ン、キー、タッチスイッチなどの入力装置、４は道路地
図データを記憶するＣＤ−ＲＯＭ、５は道路交通情報を
表示するディスプレイである。なお、ＣＤ−ＲＯＭ４に
はＪＩＳ−Ｘ０４１０に規定される地域メッシュ単位の
道路地図データが記憶されており、その道路地図データ
は道路を交差点や屈曲点などを示すノードと、ノードと
ノードとを結ぶ直線、すなわちリンクとの集合体として
デジタルデータ化されており、各ノードおよび各リンク
の位置座標や、道路名、インターチェンジ名、道路起点
名、方面名などの属性情報が含まれている。さらに、６
はマイクロコンピュータおよびＲＯＭ６ａなどの周辺部
品からなる制御回路であり、ＲＯＭ６ａに記憶されてい
る制御プログラムを実行して道路交通情報の表示制御を
行う。
１はアンテナ２を備えた受信機であり、ビーコンやＦＭ
多重による道路交通情報通信システムの道路交通情報を
受信する。この道路交通情報には、交通渋滞、通行規
制、旅行時間、駐車場などの情報が含まれる。これらの
情報は文字コード、パターンコード、デジタル地図コー
ドなどに変換され、デジタル変調された信号電波として
路上ビーコンなどから発射される。３は各種操作ボタ
ン、キー、タッチスイッチなどの入力装置、４は道路地
図データを記憶するＣＤ−ＲＯＭ、５は道路交通情報を
表示するディスプレイである。なお、ＣＤ−ＲＯＭ４に
はＪＩＳ−Ｘ０４１０に規定される地域メッシュ単位の
道路地図データが記憶されており、その道路地図データ
は道路を交差点や屈曲点などを示すノードと、ノードと
ノードとを結ぶ直線、すなわちリンクとの集合体として
デジタルデータ化されており、各ノードおよび各リンク
の位置座標や、道路名、インターチェンジ名、道路起点
名、方面名などの属性情報が含まれている。さらに、６
はマイクロコンピュータおよびＲＯＭ６ａなどの周辺部
品からなる制御回路であり、ＲＯＭ６ａに記憶されてい
る制御プログラムを実行して道路交通情報の表示制御を
行う。
【００１０】図３は、ＲＯＭ６ａに記憶されている制御
プログラムを示すフローチャートである。このフローチ
ャートにより、実施例の動作を説明する。制御回路６の
マイクロコンピュータは入力装置３のメインスイッチが
投入されるとこの制御プログラムの実行を開始する。実
行開始後のステップＳ１において受信機１により道路交
通情報が受信されたか否かを判別し、受信されたらステ
ップＳ２へ進み、現在走行中の道路に関する道路交通情
報があるか否かを判別する。なお、車両の現在位置、現
在走行中の道路、目的地までの設定経路などの情報は不
図示のナビゲーション装置により演算される。走行道路
の情報があればステップＳ３へ進み、なければステップ
Ｓ８へ進む。ステップＳ３では交通渋滞や交通規制など
の交通障害が複数の地点で発生しているか否かを判別
し、複数の地点で発生していればステップＳ４へ進み、
１ヶ所だけであればステップＳ７へ進む。
プログラムを示すフローチャートである。このフローチ
ャートにより、実施例の動作を説明する。制御回路６の
マイクロコンピュータは入力装置３のメインスイッチが
投入されるとこの制御プログラムの実行を開始する。実
行開始後のステップＳ１において受信機１により道路交
通情報が受信されたか否かを判別し、受信されたらステ
ップＳ２へ進み、現在走行中の道路に関する道路交通情
報があるか否かを判別する。なお、車両の現在位置、現
在走行中の道路、目的地までの設定経路などの情報は不
図示のナビゲーション装置により演算される。走行道路
の情報があればステップＳ３へ進み、なければステップ
Ｓ８へ進む。ステップＳ３では交通渋滞や交通規制など
の交通障害が複数の地点で発生しているか否かを判別
し、複数の地点で発生していればステップＳ４へ進み、
１ヶ所だけであればステップＳ７へ進む。
【００１１】ステップＳ４では、ＣＤ−ＲＯＭ４に記憶
されている道路地図データと受信情報に基づいて図４に
示すような広域道路図および詳細道路図を作成し、ディ
スプレイ５に表示する。図４において、１１は広域道路
図であり、現在走行中の道路、目的地までの経路、ある
いは任意の道路における広い地域の道路交通情報の概要
を、道路を直線近似したルート図に障害地点を明確に示
す配色で表示する。この広域道路図１１の両端には方面
名または地名を表示する。なお、広域道路図１１に距離
目盛を表示してもよい。１２は広域道路図１１の中の道
路交通情報が存在する地点、すなわち交通障害が発生し
ている地点の詳細道路図であり、道路を直線近似したル
ート図に交通障害を示す文字と配色で表示する。また、
１３ａ，１３ｂは詳細道路図１２が広域道路図１１のど
の地点かを明確に表す補助線、１４は詳細道路図を切り
換えるためのタッチスイッチマーク、１５は現在走行中
の道路名および方面名である。このように、交通障害が
複数の地点で発生している場合は、広域道路図１１で広
い地域の道路交通情報の概要を表示するとともに、詳細
道路図１２で道路交通情報を受信した地点から最も近い
交通障害発生地点の詳細な道路交通情報を表示する。
されている道路地図データと受信情報に基づいて図４に
示すような広域道路図および詳細道路図を作成し、ディ
スプレイ５に表示する。図４において、１１は広域道路
図であり、現在走行中の道路、目的地までの経路、ある
いは任意の道路における広い地域の道路交通情報の概要
を、道路を直線近似したルート図に障害地点を明確に示
す配色で表示する。この広域道路図１１の両端には方面
名または地名を表示する。なお、広域道路図１１に距離
目盛を表示してもよい。１２は広域道路図１１の中の道
路交通情報が存在する地点、すなわち交通障害が発生し
ている地点の詳細道路図であり、道路を直線近似したル
ート図に交通障害を示す文字と配色で表示する。また、
１３ａ，１３ｂは詳細道路図１２が広域道路図１１のど
の地点かを明確に表す補助線、１４は詳細道路図を切り
換えるためのタッチスイッチマーク、１５は現在走行中
の道路名および方面名である。このように、交通障害が
複数の地点で発生している場合は、広域道路図１１で広
い地域の道路交通情報の概要を表示するとともに、詳細
道路図１２で道路交通情報を受信した地点から最も近い
交通障害発生地点の詳細な道路交通情報を表示する。
【００１２】ステップＳ５において、ディスプレイ５の
表面に設けられたタッチスイッチにより詳細道路図の切
り換え操作がなされたか否かを判別し、タッチスイッチ
マーク１４に指などが触れられてタッチスイッチがオン
したらステップＳ６へ進み、オンしなければプログラム
の実行を終了する。ステップＳ６では、図５（ａ）に示
すように、広域道路図１１に表示されている次の交通障
害発生地点の詳細道路図１６を作成し、現在ディスプレ
イ５に表示中の図４に示す詳細道路図１２と切り換え
る。なおこのとき、広域道路図１１はそのまま表示を継
続するとともに、補助線１３ａ，１３ｂは交通障害発生
地点へ移動する。その後、図５（ａ）に示すタッチスイ
ッチマーク１４ｂにより画面切り換え操作がなされる
と、図５（ｂ）に示すような次の交通障害発生地点の詳
細道路図１７を作成し、表示中の詳細道路図１６と切り
換える。なお、タッチスイッチにより任意の地点の詳細
道路図を選択せずに、交通障害のある地点の詳細道路図
を所定時間ごとに順次切り換えるようにしてもよい。
表面に設けられたタッチスイッチにより詳細道路図の切
り換え操作がなされたか否かを判別し、タッチスイッチ
マーク１４に指などが触れられてタッチスイッチがオン
したらステップＳ６へ進み、オンしなければプログラム
の実行を終了する。ステップＳ６では、図５（ａ）に示
すように、広域道路図１１に表示されている次の交通障
害発生地点の詳細道路図１６を作成し、現在ディスプレ
イ５に表示中の図４に示す詳細道路図１２と切り換え
る。なおこのとき、広域道路図１１はそのまま表示を継
続するとともに、補助線１３ａ，１３ｂは交通障害発生
地点へ移動する。その後、図５（ａ）に示すタッチスイ
ッチマーク１４ｂにより画面切り換え操作がなされる
と、図５（ｂ）に示すような次の交通障害発生地点の詳
細道路図１７を作成し、表示中の詳細道路図１６と切り
換える。なお、タッチスイッチにより任意の地点の詳細
道路図を選択せずに、交通障害のある地点の詳細道路図
を所定時間ごとに順次切り換えるようにしてもよい。
【００１３】一方、交通障害発生地点が１ヶ所の場合
は、ステップＳ７で広域道路図と詳細道路図を表示す
る。なおこの場合は、広域道路図上に１ヶ所の交通障害
発生地点を表示するとともに、詳細道路図を切り換える
ためのタッチスイッチマークのない詳細道路図を表示す
る。以上の処理を終了したらプログラムの実行を終了す
る。
は、ステップＳ７で広域道路図と詳細道路図を表示す
る。なおこの場合は、広域道路図上に１ヶ所の交通障害
発生地点を表示するとともに、詳細道路図を切り換える
ためのタッチスイッチマークのない詳細道路図を表示す
る。以上の処理を終了したらプログラムの実行を終了す
る。
【００１４】ステップＳ２の判別の結果、現在走行中の
道路に関する道路交通情報がない時はステップＳ８へ進
み、目的地までの設定経路に関する道路交通情報がある
か否かを判別し、あればステップＳ３へ進み、なければ
ステップＳ９へ進む。ステップＳ９では、現在走行中の
道路および目的地までの設定経路以外の、道路交通情報
のある道路名を図６に示す選択メニュー形態でディスプ
レイ５に表示する。続くステップＳ１０でタッチスイッ
チにより道路交通情報を表示する道路が選択されたか否
かを判別し、選択されたらステップＳ３へ進み、そうで
なければプログラムの実行を修了する。
道路に関する道路交通情報がない時はステップＳ８へ進
み、目的地までの設定経路に関する道路交通情報がある
か否かを判別し、あればステップＳ３へ進み、なければ
ステップＳ９へ進む。ステップＳ９では、現在走行中の
道路および目的地までの設定経路以外の、道路交通情報
のある道路名を図６に示す選択メニュー形態でディスプ
レイ５に表示する。続くステップＳ１０でタッチスイッ
チにより道路交通情報を表示する道路が選択されたか否
かを判別し、選択されたらステップＳ３へ進み、そうで
なければプログラムの実行を修了する。
【００１５】このように、受信された道路交通情報通信
システムの道路交通情報に基づいて、広い地域の道路交
通情報の概要を示す広域道路図と、この広域道路図の中
の道路交通情報が存在する地点の詳細な道路交通情報を
示す詳細道路図とを作成し、それらをディスプレイに同
時に表示するようにしたので、多くの煩わしい操作をせ
ずに道路交通情報が得られる。また、道路交通情報が存
在する地点が複数ある時は、タッチスイッチを操作して
簡単に詳細道路図を切り換えるようにしたので、簡単な
操作で知りたい地点の道路交通情報が得られる。
システムの道路交通情報に基づいて、広い地域の道路交
通情報の概要を示す広域道路図と、この広域道路図の中
の道路交通情報が存在する地点の詳細な道路交通情報を
示す詳細道路図とを作成し、それらをディスプレイに同
時に表示するようにしたので、多くの煩わしい操作をせ
ずに道路交通情報が得られる。また、道路交通情報が存
在する地点が複数ある時は、タッチスイッチを操作して
簡単に詳細道路図を切り換えるようにしたので、簡単な
操作で知りたい地点の道路交通情報が得られる。
【００１６】なお、上述した実施例では広域道路図およ
び詳細道路図をともに直線近似したルート図で表示した
が、図７に示すように、広域道路図２１を直線近似した
ルート図で表示し、詳細道路図２２を通常の道路地図形
態で表示するようにしてもよい。また、図８に示すよう
に、広域道路図２３を通常の道路地図形態で表示し、詳
細道路図２４を直線近似したルート図で表示するように
してもよい。なお、２５は詳細道路図２４が広域道路図
２３の中のどの地点かを示す補助線である。さらに、図
９に示すように、広域道路図２６および詳細道路図２７
をともに通常の道路地図形態で表示してもよい。なお、
２８は詳細道路図２７が広域道路図２６の中のどの地点
かを示す補助線である。
び詳細道路図をともに直線近似したルート図で表示した
が、図７に示すように、広域道路図２１を直線近似した
ルート図で表示し、詳細道路図２２を通常の道路地図形
態で表示するようにしてもよい。また、図８に示すよう
に、広域道路図２３を通常の道路地図形態で表示し、詳
細道路図２４を直線近似したルート図で表示するように
してもよい。なお、２５は詳細道路図２４が広域道路図
２３の中のどの地点かを示す補助線である。さらに、図
９に示すように、広域道路図２６および詳細道路図２７
をともに通常の道路地図形態で表示してもよい。なお、
２８は詳細道路図２７が広域道路図２６の中のどの地点
かを示す補助線である。
【００１７】上述した実施例では１台のディスプレイに
広域道路図と詳細道路図を表示したが、２台のディスプ
レイを用いて各道路図を別個に表示してもよい。例え
ば、１台目のディスプレイに図１０に示すような広域道
路図２９を表示し、２台目のディスプレイに図１１に示
すような詳細道路図３０を表示する。なお、図１０の３
１は詳細道路図３０が広域道路図２９のどの地点かを示
す補助線である。
広域道路図と詳細道路図を表示したが、２台のディスプ
レイを用いて各道路図を別個に表示してもよい。例え
ば、１台目のディスプレイに図１０に示すような広域道
路図２９を表示し、２台目のディスプレイに図１１に示
すような詳細道路図３０を表示する。なお、図１０の３
１は詳細道路図３０が広域道路図２９のどの地点かを示
す補助線である。
【００１８】また、本発明の道路交通情報表示装置をナ
ビゲーション装置やテレビ受像機と兼用し、通常は乗員
を目的地へ誘導する道路地図やテレビ放送をディスプレ
イに表示しておき、道路交通情報を受信したら上述した
道路交通情報を表示するようにしてもよい。この場合
は、図２に示す道路交通情報表示装置の各構成機器をナ
ビゲーション装置やテレビ受像機の構成機器と共用でき
る。
ビゲーション装置やテレビ受像機と兼用し、通常は乗員
を目的地へ誘導する道路地図やテレビ放送をディスプレ
イに表示しておき、道路交通情報を受信したら上述した
道路交通情報を表示するようにしてもよい。この場合
は、図２に示す道路交通情報表示装置の各構成機器をナ
ビゲーション装置やテレビ受像機の構成機器と共用でき
る。
【００１９】以上の実施例の構成において、受信機１お
よびアンテナ２が受信手段を、ディスプレイ５が表示手
段を、制御回路６が広域道路図作成手段、詳細道路図作
成手段および表示制御手段をそれぞれ構成する。
よびアンテナ２が受信手段を、ディスプレイ５が表示手
段を、制御回路６が広域道路図作成手段、詳細道路図作
成手段および表示制御手段をそれぞれ構成する。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
信された道路交通情報に基づいて、広い地域の道路交通
情報の概要を示す広域道路図と、広域道路図の中の道路
交通情報が存在する地点の詳細な道路交通情報を示す詳
細道路図とを作成し、表示手段に同時に表示するように
したので、多くの煩わしい操作をせずに道路交通情報が
得られる。また、道路交通情報が存在する地点が複数あ
る時は、それらの詳細道路図を順次または任意に表示手
段に表示するようにしたので、簡単な操作で知りたい地
点の道路交通情報が得られる。
信された道路交通情報に基づいて、広い地域の道路交通
情報の概要を示す広域道路図と、広域道路図の中の道路
交通情報が存在する地点の詳細な道路交通情報を示す詳
細道路図とを作成し、表示手段に同時に表示するように
したので、多くの煩わしい操作をせずに道路交通情報が
得られる。また、道路交通情報が存在する地点が複数あ
る時は、それらの詳細道路図を順次または任意に表示手
段に表示するようにしたので、簡単な操作で知りたい地
点の道路交通情報が得られる。
【図１】クレーム対応図。
【図２】一実施例の構成を示すブロック図。
【図３】道路交通情報の表示制御プログラムを示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図４】道路交通情報の表示例を示す図。
【図５】道路交通情報の他の表示例を示す図。
【図６】交通情報を表示する道路を選択するためのメニ
ュー画面を示す図。
ュー画面を示す図。
【図７】道路交通情報の他の表示例を示す図。
【図８】道路交通情報の他の表示例を示す図。
【図９】道路交通情報の他の表示例を示す図。
【図１０】１台目のディスプレイに広域道路図を表示し
た例を示す図。
た例を示す図。
【図１１】２台目のディスプレイに詳細道路図を表示し
た例を示す図。
た例を示す図。
【図１２】広域道路地図と詳細道路地図に道路交通情報
を重畳して表示した例を示す図。
を重畳して表示した例を示す図。
【図１３】詳細道路地図に道路交通情報を重畳して表示
した例を示す図。
した例を示す図。
１ 受信機 ２ アンテナ ３ 入力装置 ４ ＣＤ−ＲＯＭ ５ ディスプレイ ６ 制御回路 ６ａ ＲＯＭ １１，２１，２３，２６，２９ 広域道路図 １２，１６，１７，２２，２４，２７，３０ 詳細道路
図 １３ａ，１３ｂ，２５，２８ 補助線 １４，１４ａ，１４ｂ，１４ｃ タッチスイッチマーク １５ 道路名および方面名 １００ 受信手段 １０１ 表示手段（第１の表示手段） １０２ 広域道路図作成手段 １０３ 詳細道路図作成手段 １０４，１０４Ａ，１０４Ｂ 表示制御手段 １０５ 第２の表示手段
図 １３ａ，１３ｂ，２５，２８ 補助線 １４，１４ａ，１４ｂ，１４ｃ タッチスイッチマーク １５ 道路名および方面名 １００ 受信手段 １０１ 表示手段（第１の表示手段） １０２ 広域道路図作成手段 １０３ 詳細道路図作成手段 １０４，１０４Ａ，１０４Ｂ 表示制御手段 １０５ 第２の表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G08G 1/09 G01C 21/00 G09B 29/10
Claims (4)
- 【請求項１】 受信手段により受信された道路交通情報
を表示手段に表示する道路交通情報表示装置において、 前記道路交通情報に基づいて広い地域の道路交通情報の
概要を示す広域道路図を作成する広域道路図作成手段
と、 前記道路交通情報に基づいて前記広域道路図の中の道路
交通情報が存在する地点の詳細な道路交通情報を示す詳
細道路図を作成する詳細道路図作成手段と、 前記広域道路図と前記詳細道路図を前記表示手段に同時
に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする道
路交通情報表示装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の道路交通情報表示装置
において、 前記表示制御手段は、前記広域道路図の中の道路交通情
報が存在する地点が複数ある場合は、前記詳細道路図作
成手段で作成された複数の詳細道路図を順次または任意
に前記表示手段に表示することを特徴とする道路交通情
報表示装置。 - 【請求項３】 道路交通情報を受信する受信手段と、 道路交通情報を表示する第１および第２の表示手段と、 前記道路交通情報に基づいて広い地域の道路交通情報の
概要を示す広域道路図を作成する広域道路図作成手段
と、 前記道路交通情報に基づいて前記広域道路図の中の道路
交通情報が存在する地点の詳細な道路交通情報を示す詳
細道路図を作成する詳細道路図作成手段と、 前記広域道路図を前記第１の表示手段に表示するととも
に、前記詳細道路図を前記第２の表示手段に表示する表
示制御手段とを備えることを特徴とする道路交通情報表
示装置。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれかの項に記載の道
路交通情報表示装置において、 前記広域道路図および前記詳細道路図の内のいずれか一
方または両方が道路を直線近似したルート図であること
を特徴とする道路交通情報表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25694492A JP3310350B2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 道路交通情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25694492A JP3310350B2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 道路交通情報表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06110384A JPH06110384A (ja) | 1994-04-22 |
| JP3310350B2 true JP3310350B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=17299531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25694492A Expired - Fee Related JP3310350B2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 道路交通情報表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3310350B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0816988A (ja) * | 1994-06-28 | 1996-01-19 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 画像表示装置 |
| JP2001314002A (ja) * | 1995-07-24 | 2001-11-09 | Toyota Motor Corp | 電気自動車用発電装置の制御装置 |
| DE19704775A1 (de) * | 1997-02-08 | 1998-08-13 | Thomson Brandt Gmbh | Verfahren zur Korrektur der Konvergenz bei einem Projektionsfernsehgerät |
| JP3522113B2 (ja) * | 1998-07-17 | 2004-04-26 | 株式会社ケンウッド | 車載用ナビゲーション装置 |
| JP2003021529A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Denso Corp | 経路案内表示装置及びプログラム |
| JP4754974B2 (ja) * | 2006-01-26 | 2011-08-24 | パイオニア株式会社 | ナビゲーション装置及び方法、並びにナビゲーションプログラム |
| JP2008286544A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Navitime Japan Co Ltd | 道路交通情報表示システム、サーバおよび端末装置ならびに道路交通情報表示方法 |
| DE102008031717A1 (de) | 2008-07-04 | 2010-01-07 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeug-Navigationssystem |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP25694492A patent/JP3310350B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06110384A (ja) | 1994-04-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6061629A (en) | Traffic navigation apparatus having a by-pass function | |
| US6006161A (en) | Land vehicle navigation system with multi-screen mode selectivity | |
| US6721655B1 (en) | Vehicle travel guide device and vehicle travel guide method | |
| EP0881614B1 (en) | Map display apparatus for motor vehicle | |
| JP3310350B2 (ja) | 道路交通情報表示装置 | |
| JP3222616B2 (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
| JPH08261780A (ja) | ナビゲーション装置 | |
| JPH1082649A (ja) | ナビゲーション装置 | |
| JP3478923B2 (ja) | 地図表示制御方法 | |
| JPH08304094A (ja) | ナビゲーション装置 | |
| JP3165267B2 (ja) | 道路交通情報表示装置 | |
| JP3233443B2 (ja) | 地図表示装置 | |
| JP3634059B2 (ja) | 地図表示装置 | |
| JP3452907B2 (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
| JPH11118502A (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
| JP2731387B2 (ja) | 車両用ナビゲーション装置 | |
| JPH07311044A (ja) | ナビゲーション装置 | |
| JP3206409B2 (ja) | 交差点情報提供装置 | |
| JP2694869B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
| JPH06110383A (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
| JPH0765288A (ja) | 旅行時間表示装置 | |
| JPH09237035A (ja) | 地図表示装置 | |
| JPH1137785A (ja) | 経路時間情報表示装置 | |
| JPH09119845A (ja) | 地図表示装置 | |
| JP3182949B2 (ja) | ナビゲ−ションシステム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524 Year of fee payment: 8 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524 Year of fee payment: 8 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524 Year of fee payment: 10 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524 Year of fee payment: 10 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |