JP3309767B2 - コンテナ用冷凍装置の電気品箱構造 - Google Patents

コンテナ用冷凍装置の電気品箱構造

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JP3309767B2
JP3309767B2 JP16758497A JP16758497A JP3309767B2 JP 3309767 B2 JP3309767 B2 JP 3309767B2 JP 16758497 A JP16758497 A JP 16758497A JP 16758497 A JP16758497 A JP 16758497A JP 3309767 B2 JP3309767 B2 JP 3309767B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D29/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25D29/005Mounting of control devices

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、コンテナ用冷凍
装置における電気品箱の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンテナ用冷凍装置は、コンテナの端部
に設けた開口部にこれを閉塞する如く庫外側から装着さ
れ且つ締着固定されるものであるが、この場合、この冷
凍装置の庫外側の面に、冷凍装置制御用電気品を収容し
た電気品箱を配置するのが通例である。
【0003】ところで、従来一般には、上記電気品箱
を、上記冷凍装置のケーシングに固定される箱本体と、
該箱本体の前面側の開口を覆蓋する如く取り付けられ且
つ該開口の左右方向のいずれか一端側を回動支点として
開閉蓋される蓋体とで構成するとともに、冷凍装置の運
転状態を表示する表示部と運転操作を行う操作部とを共
に上記箱本体側に固定するようにしていた。ところが、
かかる構成とした場合には、冷凍装置の運転状態の確認
あるいは運転操作に際しては、その都度、上記蓋体を開
いて上記表示部及び操作部を外部へ露出させる必要があ
ることから、操作が煩雑であった。
【0004】かかる問題を解決する一つの方法として、
上記表示部と操作部とを上記電気品箱の蓋体側に配置
し、該表示部の確認あるいは上記操作部の操作を上記蓋
体を開くことなくその外部から直接行うことができるよ
うにしたものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように上記表示部
及び操作部をの蓋体側に取り付け且つこれらの確認ある
いは操作を蓋体の外部から行うような構造とした場合、
通常時には何ら問題はない。
【0006】ところが、上記電気品箱の内部に配置した
各種の電気品はこれを定期的に点検保守することが必要
であり、且つかかる点検保守作業に際しては上記蓋体を
開いて作業を行なわなければならない。しかし、このよ
うに上記蓋体を開いて作業を行う場合、該蓋体側に上記
表示部及び操作部が取り付けられていると、該表示部及
び操作部が上記蓋体の開操作によって外部に露出され、
この結果、例えば雨天における点検保守時には雨水が上
記表示部側に備えられたプリント基板にかかり、これが
ショート等によって損傷を受けるということが懸念され
る。かかるプリント基板の損傷を防止するための最適な
方法は、上記表示部部分を完全防水構造とすることであ
るが、かかる完全防水構造は装置のコストアップを招来
するものであることから好ましい方法とは言い難い。
【0007】そこで本願発明では、簡単且つ安価な構成
で上記プリント基板への雨水の付着を可及的に防止して
該プリント基板の信頼性あるいは耐久性の向上を図るよ
うにしたコンテナ用冷凍装置の電気品箱構造を提案せん
としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0009】本願の第1の発明にかかるコンテナ用冷凍
装置の電気品箱構造は、コンテナ50に設けた開口部5
1に該開口部51を閉塞する如く取り付けられるケーシ
ング2の庫内側に蒸発器7、庫内ファン8等の機器を配
置するとともに、庫外側に凝縮器3、圧縮機6及び電気
品箱5等の機器を配置して構成されるコンテナ用冷凍装
置において、上記電気品箱5を、上記ケーシング2側に
固定されるとともに庫外側に指向するその前面を開口4
1とした開口箱体でなり且つその内部には各種の電気品
が収容される箱本体15と、該箱本体15の上記開口4
1にこれを覆蓋可能なる如く取り付けられるとともに該
開口41の左右両端のいずれが一方側を回動支点として
略水平面内で開閉蓋自在とされた蓋体16とで構成する
一方、上記蓋体16に形成した開口17部分に、プリン
ト基板35及び表示器33,34を備えた表示部11と
スイッチ板23を備えた操作部12とが上記蓋体16の
裏面16b側から上記開口17を介して庫外側へ臨むよ
うにして取り付けるとともに、該プリント基板35を板
材により形成されたカバー部材25によって覆ったこと
を特徴としている。
【0010】本願の第2の発明にかかるコンテナ用冷凍
装置の電気品箱構造では、上記第1の発明にかかるコン
テナ用冷凍装置の電気品箱構造おいて、上記表示部11
を上記開口17の上端側から下端側に向かうに従って次
第に上記蓋体16の裏面16b側へ後退変位する如く傾
斜配置する一方、上記操作部12を上記表示部11の下
端近傍から上記開口17の下端側に向かうに従って次第
に上記蓋体16の表面16a側へ前進変位する如く傾斜
配置したことを特徴としている。
【0011】本願の第3の発明にかかるコンテナ用冷凍
装置の電気品箱構造は、上記第1又は第2の発明にかか
るコンテナ用冷凍装置の電気品箱構造において、上記カ
バー部材25を上記蓋体16側に固定する固定部材61
を、上下方向において上記プリント基板35と重合しな
い位置に配置したことを特徴としている。
【0012】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0013】 本願の第1の発明にかかるコンテナ用
冷凍装置の電気品箱構造によれば、電気品箱5を、ケー
シング2側に固定されるとともに庫外側に指向するその
前面を開口41とした開口箱体でなり且つその内部には
各種の電気品が収容される箱本体15と、該箱本体15
の上記開口41にこれを覆蓋可能なる如く取り付けられ
るとともに該開口41の左右両端のいずれが一方側を回
動支点として略水平面内で開閉蓋自在とされた蓋体16
とで構成する一方、上記蓋体16に形成した開口17部
分に、プリント基板35及び表示器33,34を備えた
表示部11とスイッチ板23を備えた操作部12とが上
記蓋体16の裏面16b側から上記開口17を介して庫
外側へ臨むようにして取り付けるとともに、該プリント
基板35を板材により形成されたカバー部材25によっ
て覆っているので、譬え雨天時に上記蓋体16を開いて
電気品箱5の内部に配置された電気品の点検保守を行う
ような場合であっても、該カバー部材25の覆蓋作用に
よって上記プリント基板35に直接雨水がかかることが
防止され、該プリント基板35の雨水の付着によるショ
ート等のトラブルの発生が確実に防止され、それだけ上
記プリント基板35の信頼性及び耐久性が向上すること
になる。
【0014】しかも、この場合、上記カバー部材25が
板材により形成された簡易且つ安価な構造であることか
ら、例えば上記プリント基板35部分を完全防水構造と
するような場合に比して、より低コストで上記プリント
基板35の保護を図ることができるものである。
【0015】また、上記カバー部材25は、上記プリン
ト基板35を覆う構造であって、上記表示部11及び操
作部12側には何らの支障をも生じるものではなく、従
って上記表示部11の確認性及び操作部12の操作性を
良好に維持しつつ上記プリント基板35を確実に保護す
ることができるものである。
【0016】 本願の第2の発明にかかるコンテナ用
冷凍装置の電気品箱構造によれば、上記表示部11を上
記開口17の上端側から下端側に向かうに従って次第に
上記蓋体16の裏面16b側へ後退変位する如く傾斜配
置する一方、上記操作部12を上記表示部11の下端近
傍から上記開口17の下端側に向かうに従って次第に上
記蓋体16の表面16a側へ前進変位する如く傾斜配置
しているので、上記プリント基板35を備えた上記表示
部11は、上記蓋体16の裏面側へ大きく迫り出しそれ
だけ雨水に触れ易い状態となっている。従って、かかる
構成のものにおいて、上記カバー部材25によって上記
プリント基板35を覆って該カバー部材25に雨水がか
かるのを防止する構造を採用することで、上記に記載
の如き上記カバー部材25による上記プリント基板35
の保護効果が、より一層顕著となるものである。
【0017】また、上記表示部11と操作部12とをそ
れぞれ上記の如く傾斜配置することで、上記表示部11
においてはその表示面の法線方向が庫外側に向って下降
傾斜することから、特にコンテナを多段積みした場合で
も作業者が床面側から容易に確認することができるとい
う利点があり、また上記操作部12においてはその操作
面の法線方向が庫外側に向かって上昇傾斜することから
該操作部12におけるスイッチ類の操作方向と作業者の
指の押圧方向とが可及的に合致し操作が容易になるとい
う利点がある。
【0018】 本願の第3の発明にかかるコンテナ用
冷凍装置の電気品箱構造によれば、上記カバー部材25
を上記蓋体16側に固定する固定部材61を、上下方向
において上記プリント基板35と重合しない位置に配置
しているので、譬え雨水が上記固定ボルト61部分に集
められてここから下方へ滴下したとしても、この水滴の
滴下線上に上記プリント基板35が存在しないことから
該プリント基板35への上記水滴の付着が確実に防止さ
れ、上記又はに記載の効果がより一層促進されるこ
とになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本願発明にかかるコンテナ
用冷凍装置の電気品箱構造を好適な実施形態に基づいて
具体的に説明する。
【0020】図1には、コンテナ用冷凍装置1を示して
いる。この冷凍装置1は、矩形筺体のコンテナ50の一
端に形成した開口部51にその端面52側から嵌挿状態
で装着固定されるものであって、上記コンテナ50の端
面52に締着固定されるケーシング2を備えている。
【0021】上記ケーシング2の庫外側に臨む表面2a
の下半部には、庫外ファン4を備えた凝縮器3と圧縮機
6、及び本願発明の要旨をなす後述の電気品箱5が配置
されている。また、上記ケーシング2の庫内側に臨む裏
面の上半部には、蒸発器7と左右一対の庫内ファン8,
8が配置されている。そして、これら凝縮器3,圧縮機
6,蒸発器7等の機器によって冷凍サイクルが実現され
るようになっている。
【0022】上記電気品箱5は、図2及び図3に示すよ
うに、所定容積をもつ開口筺体でなり且つその開口41
を庫外へ指向させた状態でその底面側が上記ケーシング
2側に固定された箱本体15と、浅い矩形筺体でなり且
つ上記箱本体15の上記開口41側にこれを開閉蓋可能
に装着される蓋体16とで構成されている。そして、こ
の蓋体16は、その左右方向の一側がヒンジ14,14
を介して上記箱本体15の一側に連結されることで該ヒ
ンジ14,14を中心として略水平面に沿って開閉自在
とされている(図2参照)。尚、上記箱本体15の奥底
寄り位置には、CPUボード43、I/Oボード44、
端子台45等が収容されている。
【0023】一方、上記蓋体16は、その一側寄りの上
端側の隅部に縦長矩形の平面形状をもつ開口17を形成
している。また、この開口17には、その全域を覆うよ
うに次述の取付基板18が上記蓋体16の裏面16b側
から取り付けられている。
【0024】上記取付基板18は、略「ヘ」字状に折曲
されその一方の面を上側傾斜面19a、他方の面を下側
傾斜面19bとした底壁材19と、該底壁材19の幅方
向の両端縁にそれぞれ連続してこれと略直交方向へ延出
する三角板状の左右一対の側壁材20,20とを備え、
これら底壁材19と側壁材20,20によって断面三角
形状の凹部24を形成している。また、上記取付基板1
8の上記底壁材19における上記上側傾斜面19aには
矩形の平面形状をもつ表示用開口21が、また上記下側
傾斜面19bには矩形の平面形状をもつ操作用開口22
が、それぞれ形成されている。そして、この取付基板1
8は、上記蓋体16の裏面16b側から、その外周縁を
上記開口17の口縁に対応させ且つ上記側壁材20を庫
外側へ指向させた状態で装着され且つ溶接固定されてい
る。
【0025】上記取付基板18の上記表示用開口21側
には次述の表示部11が、また上記操作用開口22側に
は次述の操作部12が、それぞれ配置されている。上記
表示部11は、上記冷凍装置1の運転状態等の各種情報
を表示するためのものであって、上記表示用開口21に
その裏面側からその全域を覆う如く衝合配置された透明
樹脂板からなる透明保護板31と、該透明保護板31の
裏面側に重ね合わせ状態で配置されるとともに矩形の開
口28を備え且つ締着ボルト62,62,・・により上
記透明保護板31と一体的に上記底壁材19側に締着固
定される取付基材32と、該取付基材32の裏面側にス
タッド29を介して締着ボルト63により締着固定され
たプリント基板35と、該プリント基板35の表面側に
且つ上記取付基材32の開口28に対応するようにして
取り付けられた上下一対の表示器33,34とを備えて
なる。尚、この実施形態においては、上記表示器33,
34のうち、上記表示器33はこれをLED表示器で構
成し、また上記表示器34はこれを液晶表示器で構成し
ている。
【0026】一方、上記取付基板18の底壁材19にお
ける上記下側傾斜面19bには、その操作用開口22に
対応するようにして該底壁材19の裏面側から板状のス
イッチ板23が締着固定されている。
【0027】尚、上記スイッチ板23は、板金製の本体
の表面に所要のシートスイッチ54,54,・・(図2
参照)を貼付固定して構成される。また、このスイッチ
板23と上記プリント基板35とは電気的に接続されて
おり、上記スイッチ板23側の所要のシートスイッチ5
4を操作することで上記冷凍装置1の運転制御を行うこ
とができるとともに、該冷凍装置1の運転情報等が上記
表示部11の上記各表示器33,34に表示され、作業
者は上記透明保護板31を通して上記各表示器33,3
4に表示された情報を目視により確認することができる
ようになっている。
【0028】このように、この実施形態の電気品箱5に
おいては、通常の運転時には、上記蓋体16を開くこと
なく、該蓋体16の外方から上記表示部11における表
示情報の確認、及び上記操作部12の操作を行うことが
できるものである。
【0029】ところで、上記箱本体15内に収容された
各種電気品の点検保守作業時には、上記蓋体16を開か
ざるを得ないが、このように上記蓋体16を開くと該蓋
体16の裏面16b側に配置された上記表示部11及び
操作部12が外部に露出し、特に上記表示部11の最後
端に位置する上記プリント基板35はその全域が外部に
露出することになる。従って、例えば、点検保守作業が
雨天下で行われるような場合には、雨水が上記プリント
基板35に直接かかり、該プリント基板35がショート
等によって損傷するということが懸念される。かかる雨
水の付着を防止する方法として最も最適な方法は該プリ
ント基板35を含む上記表示部11全体を完全防水構造
とすることであるが、かかる完全防水構造はコストアッ
プを招来するため好ましくないことは既述の通りであ
る。
【0030】そこでこの実施形態のものにおいては、本
願発明を適用して、上記プリント基板35を次述のカバ
ー部材25によって覆うことで、簡単且つ安価な構造で
上記プリント基板35の保護を実現するようにしてい
る。
【0031】即ち、図2及び図4に示すように、上記カ
バー部材25は、これを板材により一側面が開口した浅
い矩形箱状に形成して構成される。そして、このカバー
部材25を上記プリント基板35が取り付けられた上記
取付基材32に対してその全域を覆う如く上方から被せ
ることで上記プリント基板35の外部への露出を阻止し
ている。従って、かかるカバー部材25を備えること
で、譬え雨天時に上記蓋体16を開いて電気品箱5の内
部に配置された電気品の点検保守を行うような場合であ
っても、該カバー部材25の覆蓋作用によって上記プリ
ント基板35に直接雨水がかかることが確実に防止さ
れ、該プリント基板35の雨水の付着によるショート等
のトラブルの発生が確実に防止され、それだけ上記プリ
ント基板35の信頼性及び耐久性が向上することにな
る。
【0032】しかも、この場合、上記カバー部材25が
板材により形成された簡易且つ安価な構造であることか
ら、例えば上記プリント基板35部分を完全防水構造と
するような場合に比して、より低コストで上記プリント
基板35の保護を図ることができるものである。
【0033】また、上記カバー部材25は、上記プリン
ト基板35を覆う構造であって、該カバー部材25を装
着しても該カバー部材25の存在により上記表示部11
及び操作部12がその機能上何らかの支障を受けるとい
うことがなく、従って上記表示部11の確認性及び操作
部12の操作性を良好に維持しつつ上記プリント基板3
5を確実に保護することができるものである。
【0034】さらに、特にこの実施形態の如く上記表示
部11と操作部12が屈曲板構造をもつ上記取付基板1
8に取り付けられてそれぞれ傾斜配置されたものにおい
ては、例えば上記取付基板18が略鉛直方向に延びる平
面板であってここに上記表示部11及び操作部12が取
り付けられている場合に比して、上記表示部11、特に
上記プリント基板35の上記蓋体16の裏面16b側か
らの延出量が大きく、それだけ雨水に触れ易い状態とな
っている。従って、かかる構成のものにおいて、上記カ
バー部材25によって上記プリント基板35を覆って該
カバー部材25に雨水がかかるのを防止する構造を採用
することで、該カバー部材25による上記プリント基板
35の保護効果がより一層顕著となるものである。
【0035】また、この実施形態のものにおいては、上
記カバー部材25の下端部分において上記取付基材32
との感に所定の開口26を形成し、該開口26を介して
上記プリント基板35側と上記スイッチ板23側との間
の電気配線を配置するようにしている。この場合、上記
開口26は、上記カバー部材25の下端側、即ち、雨水
の落下方向に略沿う方向に向けて開口させているので、
該開口26からの雨水の侵入が確実に防止される。
【0036】尚、上述の如く上記表示部11と操作部1
2とをそれぞれ傾斜配置した場合にはそれだけ上記プリ
ント基板35が雨水を受け易くなりその保護上において
好ましくない構成と言えるが、かかる上記表示部11と
操作部12の傾斜配置による不利益は上記カバー部材2
5の装着により解消されるので、逆に上記表示部11と
操作部12とを共に傾斜配置したことによる利点が鮮明
となる。即ち、上記表示部11においては、その表示面
の法線方向が庫外側に向って下降傾斜することから、特
に上記コンテナ50を多段積みした場合でも作業者が床
面側から容易に確認することができるという表示情報の
確認性という点において利点がある。また、上記操作部
12においては、その操作面の法線方向が庫外側に向か
って上昇傾斜することから、該操作部12におけるスイ
ッチ類の操作方向と作業者の指の押圧方向とが可及的に
合致し操作が容易になるという操作性という点において
利点がある。
【0037】一方、上記実施形態においては、上記カバ
ー部材25を上記取付基材32側に固定するための固定
ボルト61(特許請求の範囲中の「固定部材」に該当す
る)を、上下方向において上記プリント基板35と重合
しない位置、具体的には上記カバー部材25の側壁部分
に配置しているので、譬え雨水が上記固定ボルト61,
61,・・部分に集められてここから下方へ滴下したと
しても、この水滴の滴下線上に上記プリント基板35が
位置しないことから該プリント基板35への上記水滴の
付着が確実に防止され、上記カバー部材25そののもに
よる保護機能に加えて、雨水の付着に起因する上記プリ
ント基板35の保護機能がさらに促進されるものであ
る。
【0038】尚、上記カバー部材25は、上記各固定ボ
ルト61,61,・・を取り外すことで容易にこれを取
り外し、上記プリント基板35を露出させることができ
るので、上記表示部11側におけるコネクタ等の接続作
業が容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる電気品箱構造を備えたコンテ
ナ用冷凍装置の正面図である。
【図2】図1に示した電気品箱の拡大斜視図である。
【図3】図2のIII−III拡大断面図である。
【図4】図3のIV方向からの斜視図である。
【符号の説明】
1は冷凍装置、2はケーシング、3は凝縮器、4は庫外
ファン、5は電気品箱、6は圧縮機、7は蒸発器、8は
庫内ファン、9はサービス扉、10は換気口、11は表
示部、12は操作部、14はヒンジ、15は箱本体、1
6は蓋体、17は開口、18は取付基板、19は底壁
材、20は側壁材、21は表示用開口、22は操作用開
口、23はスイッチ板、24は凹部、25はカバー部
材、26は開口、27はシール部材、31は透明保護
板、32は取付基材、33及び34は表示器、35はプ
リント基板、41は開口、43はCPUボード、44は
I/Oボード、45は端子台、50はコンテナ、51は
開口部、52は端面、61は固定ボルトである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−37383(JP,A) 特開 平8−110157(JP,A) 実開 昭57−142884(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 29/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ(50)に設けた開口部(5
    1)に該開口部(51)を閉塞する如く取り付けられる
    ケーシング(2)を備えるとともに、該ケーシング
    (2)の庫内側に蒸発器(7)、庫内ファン(8)等の
    機器を、庫外側に凝縮器(3)、圧縮機(6)及び電気
    品箱(5)等の機器を、それぞれ配置して構成されるコ
    ンテナ用冷凍装置において、 上記電気品箱(5)を、上記ケーシング(2)側に固定
    されるとともに庫外側に指向するその前面を開口(4
    1)とした開口箱体でなり且つその内部には各種の電気
    品が収容される箱本体(15)と、該箱本体(15)の
    上記開口(41)にこれを覆蓋可能なる如く取り付けら
    れるとともに該開口(41)の左右両端のいずれが一方
    側を回動支点として略水平面内で開閉蓋自在とされた蓋
    体(16)とで構成する一方、 上記蓋体(16)に形成した開口(17)部分には、プ
    リント基板(35)及び表示器(33),(34)を備
    えた表示部(11)とスイッチ板(23)を備えた操作
    部(12)とが上記蓋体(16)の裏面(16b)側か
    ら上記開口(17)を介して庫外側へ臨むようにして取
    り付けられるとともに、 該プリント基板(35)を板材により形成されたカバー
    部材(25)によって覆ったことを特徴とするコンテナ
    用冷凍装置の電気品箱構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記表示部(11)が上記開口(17)の上端側から下
    端側に向かうに従って次第に上記蓋体(16)の裏面
    (16b)側へ後退変位する如く傾斜配置される一方、
    上記操作部(12)が上記表示部(11)の下端近傍か
    ら上記開口(17)の下端側に向かうに従って次第に上
    記蓋体(16)の表面(16a)側へ前進変位する如く
    傾斜配置されていることを特徴とするコンテナ用冷凍装
    置の電気品箱構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記カバー部材(25)を上記蓋体(16)側に固定す
    る固定部材(61)が、上下方向において上記プリント
    基板(35)と重合しない位置に配置されていることを
    特徴とするコンテナ用冷凍装置の電気品箱構造。
JP16758497A 1997-06-24 1997-06-24 コンテナ用冷凍装置の電気品箱構造 Expired - Fee Related JP3309767B2 (ja)

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