JP3308951B2 - 多層フレキシブル配線板 - Google Patents
多層フレキシブル配線板Info
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Description
の技術分野にかかり、特に、複数のフレキシブル基板素
片を貼り合わせ、多層構造のフレキシブル配線板を得る
技術に関する。
電子機器の分野で多用されている。フレキシブル配線板
の形成方法には、単層構造のフレキシブル基板素片を複
数枚貼り合わせる方法がある。
わせに用いる従来技術のフレキシブル基板素片を示して
いる。このフレキシブル基板素片110、130は、ベ
ースフィルム111、131と、該ベースフィルム11
1、131上に配置された配線膜113、133をそれ
ぞれ有している。
ニングされており、幅広の接続部121A、121B、
141A、141Bと、幅狭の配線部122、142
A、142B、142Cとがそれぞれ形成されている。
配線膜113、133の接続部121A、121B、1
41A、141B間や、配線部122、142A、14
2B、142C間にはベースフィルム111、131が
部分的に露出されており、そのベースフィルム111、
131の表面、及び配線膜113、133の表面上には
カバーフィルム115、135が形成されている。
カバーフィルム115、135には、接続部121A、
121B、141A、141B上の位置にそれぞれ開口
部118、138が形成されている。
フレキシブル基板素片110の開口部118内には、銅
メッキ法によって開口部118底面の接続部121A、
121B上に銅が成長され、バンプ120A、120B
が形成されている。このバンプ120A、120Bの先
端はカバーフィルム115表面から突き出されている。
他方のフレキシブル基板素片130の開口部138底面
には、接続部141A、141B表面が露出されてい
る。
10、130の平面図を、それぞれ図14と図15に示
す。ここでは、一方のフレキシブル基板110に形成さ
れた2個のバンプ121A、121B間は、一本の配線
部122で互いに接続されており、他方のフレキシブル
基板130の接続部141A、142Bは、それぞれ異
なる配線部142A、142Bに接続され、電気的には
接続されていない。
片110、130を用い、多層構造のフレキシブル配線
板を形成する工程を説明すると、先ず、熱可塑性樹脂か
ら成る接着フィルム151を間に挟んで2枚のフレキシ
ブル基板素片110、130を密着させ、台154上に
配置し、その上部に、超音波装置に接続された超音波振
動子155を当接させる(図13(b))。
レキシブル基板素片110、130及び接着フィルム1
51を加熱し、超音波振動子155によって押圧する
と、一方のフレキシブル基板110のバンプ120A、
120Bが接着フィルム151内にめり込み、他方のフ
レキシブル基板素片130の接続部141A、141B
に当接する。
レキシブル基板素片110、130に超音波を印加する
と、バンプ120A、120Bと接続部141A、14
1Bとの接触部分が超音波震動し、接合が形成される。
を発現するため、バンプ120A、120Bと接続部1
41A、141Bが接合された後、冷却すると、フレキ
シブル基板素片110、130は接着され、多層構造の
フレキシブル配線板150が得られる(図13(c))。
の配線膜113、133(接続部121A、121B、
141A、141Bや、配線部122、142A、14
2B、142C)の重なり状態を示す平面図である。
では、一のフレキシブル基板素片130上で互いに離間
した位置にある配線部142A、142Bが、他のフレ
キシブル基板素片110のバンプ120A、120B
と、そのバンプ120A、120Bに接続されてる配線
部122を介して接続されており、フレキシブル基板素
片110によって配線部142Cが跨れている。
110をジャンパー線のように使用すると、他方のフレ
キシブル基板素片130上の配線パターンの自由度が増
すので、このフレキシブル基板素片130に対し、多端
子の半導体素子や回路を容易に接続できるようになって
いる。
ブル基板素片110、130の配線部122、142
A、142Bを接続する際に、複数のバンプ120A、
120Bに同時に超音波を印加する場合には、高さの低
いバンプは接続先の配線膜(接続部)に当接されておら
ず、従って、その部分ではバンプと接続部が接続され
ず、配線部142A、142B間の導通がとれなくなっ
てしまう。
形成できれば、接続不良を防止し得るが、バンプ125
A、125Bは電解メッキ法を用いて形成するため、精
度良く高さを揃えることは困難である。
術の不都合を解決するために創作されたものであり、そ
の目的は、高歩留まりで製造できるフレキシブル配線板
を提供することにある。
に、請求項1記載の発明は、ベースフィルムと、前記ベ
ースフィルム上に配置され、金属箔のパターニングによ
って形成された配線膜とを有し、前記配線膜の一部分で
構成された接続領域と、前記配線膜の細長の部分で構成
された第一の配線部とが設けられ、前記接続領域同士が
前記第一の配線部で接続されたフレキシブル基板素片の
少なくとも2枚が貼り合わされ、前記フレキシブル基板
素片の前記接続領域には、前記配線膜の幅広の部分で構
成され、互いに分離された複数の接続部と、前記配線膜
の細長の部分で構成され、同一接続領域内の前記接続部
を同じ第一の配線部に接続する第二の配線部とが設けら
れた多層フレキシブル配線板であって、互いに貼り合わ
される2枚のフレキシブル基板素片のうち、一方のフレ
キシブル基板素片の前記各接続部にはそれぞれ1個のバ
ンプが形成され、前記接続部に形成されたバンプの表面
が、前記他方のフレキシブル基板素片の各受け側の接続
部の表面に当接された状態で超音波が印加され、前記バ
ンプと前記受け側の接続部とが接続されたことを特徴と
する。請求項2の発明は、請求項1記載の多層フレキシ
ブル配線板であって、同一接続領域内の前記接続部は、
前記第2の配線部により、前記第1の配線部の同じ部分
に接続されたことを特徴とする。請求項3の発明は、請
求項2記載の多層フレキシブル配線板であって、前記一
方のフレキシブル基板素片のバンプ表面と、前記他方の
フレキシブル基板素片の接続部の表面には、金属被膜が
形成されたことを特徴とする。請求項4記載の発明は、
請求項2もしくは請求項3いずれか1項記載の多層フレ
キシブル配線板であって、前記少なくとも2枚のフレキ
シブル基板素片は、加熱されると接着性が発現される樹
脂によって接着されたことを特徴とする。
レキシブル基板素片同士を電気的に接続させる接続領域
には、複数の接続部が設けられている。この場合、同一
接続領域内では、その接続領域内の接続部のうち、1個
以上の接続部がバンプによって接続されていれば、フレ
キシブル基板素片間の配線膜の導通がとれ、良品とな
る。従って、本発明のフレキシブル配線板は高歩留まり
で製造することができる。
は互いに分離しており、同一接続領域内の複数の接続部
に同時に超音波を印加する場合に、超音波が分散せず、
確実に接続できるようになっている。
造のフレキシブル配線板としては、一つの接続部上に複
数のバンプを形成する構造が考えられる。
大径の接続部171、181を有するフレキシブル基板
素片であり、そのカバーフィルム173、183の接続
部171、181上の位置には、それぞれ開口部が複数
個ずつ形成されている。
部内にはそれぞれバンプ1721〜1723が配置されて
おり、他方のフレキシブル基板素片180の開口部18
21〜1823の底面には、接続部181を構成する金属
配線の表面が露出されている。
を貼り合わせ、図12の符号200で示すようなフレキ
シブル配線板を形成すると、バンプ1721〜1723が
開口部1821〜1823を介して大径の接続部181に
当接されるため、超音波の震動力が分散し、強固な接続
が得られない。
続領域内の各接続部は互いに分離されており、一つのバ
ンプに当接される接続部は小径に形成されている。従っ
て、各バンプと接続部とは、超音波によって強固に接続
されるので、信頼性の高いフレキシブル配線板を得るこ
とが出来る。
板素片間に、熱可塑性樹脂を配置しておくと、熱可塑性
樹脂の接着力によってフレキシブル基板素片同士が機械
的に強固に接着される。
の製造工程と共に説明する。図1(f)の符号10と、図
2(b)の符号30は、本発明のフレキシブル配線板を構
成させる2枚のフレキシブル基板素片を示している。
片110の製造工程を説明すると、図1(a)を参照し、
同図の符号11は圧延銅箔から成る金属箔を示してい
る。この金属箔11の表面に、先ず、ポリイミドから成
り、非熱可塑性のベースフィルム12を形成する(図1
(b))。
とエッチング工程によってパターニングし、配線膜13
を形成する(図1(c))。この状態の配線膜13の平面図
を図5に示す。図1(c)は図5のI−I線断面図に相当
する。
部分によって、互いに分離された複数個の接続部15A
1〜15A3、15B1〜15B3が形成されている。ま
た、幅狭にパターニングされた部分によって、第1の配
線部24と、第2の配線部23A1〜23A3、23B1
〜23B3が形成されている。
〜23B3の一端は、接続部15A1〜15A3、15B1
〜15B3にそれぞれ接続されている。該第2の配線部
23A1〜23A3、23B1〜23B3の他端は、図5の
右方の複数個(ここでは3個)の接続部15A1〜15A3
では、第1の配線部24の右端部Aに接続されており、
図5の左方の複数個(ここでは3個)の接続部15B1〜
15B3では、第1の配線部24の左端部Bに接続され
ている。
B3は、第1の配線部24の同じ部分に接続されたもの
が一組にされ、ここでは2個の接続領域28A、28B
(図面右方の接続領域28Aと図面左方の接続領域28
B)が構成されている。
するベースフィルム12上に、ポリイミド前駆体の溶液
を塗付、乾燥し、フォトリソグラフ工程とエッチング工
程でパターニングした後、加熱処理し、カバーフィルム
16を形成する(図1(d))。
5A1〜15A3、15B1〜15B3上の位置に、接続部
15A1〜15A3、15B1〜15B3よりも小径の開口
部18が形成されている。
配線膜13上に銅を析出させると、各接続部15A1〜
15A3、15B1〜15B3上にバンプ本体20A1〜2
0A3、20B1〜20B3が形成される(同図(e))。バ
ンプ本体20A1〜20A3、20B1〜20B3の先端は
カバーフィルム16上に突き出されている。
体20A1〜20A3、20B1〜20B3のカバーフィル
ム16上に露出する部分に、金属被膜22A1〜22
A3、22B1〜22B3を形成する(図1(f))。このバ
ンプ本体20A1〜20A3、20B1〜20B3と金属被
膜22A1〜22A3、22B1〜22B3とでバンプ25
A1〜25A3、25B1〜25B3が構成される。
25A3、25B1〜25B3が形成された状態のフレキ
シブル基板素片を示している。なお、ここで形成した金
属被膜22A1〜22A3、22B1〜22B3は金被膜で
ある。図6は、このフレキシブル基板素片10の平面図
であり、図1(f)は、図6のII−II線断面図に相当す
る。
A1〜15A3、15B1〜15B3上に形成されたバンプ
25A1〜25A3、25B1〜25B3の先端部分だけが
露出しており(金属被膜の符号22A1〜22A3、22
B1〜22B3は、図6では省略してある)、他方、第
1、第2の配線部24、23A1〜23A3、23B1〜
23B3はカバーフィルム16に覆われている。
製造工程を説明する。図2(a)の符号29は、図1(c)
に示したのと同じ状態の基板であり、ベースフィルム3
2にはパターニングされた配線膜33が配置されてい
る。この状態の基板29の平面図を図7に示す。図2
(a)は図7のIII−III線断面図に相当する。
幅広にパターニングされた部分で、互いに分離された複
数個の接続部35A1〜35A3、35B1〜35B3が形
成されており、また、幅狭にパターニングされた部分で
第1の配線部44A、44Bと第2の配線部43A1〜
43A3、43B1〜43B3が形成されている。
〜43B3の一端は、各接続部35A 1〜35A3、35
B1〜35B3にそれぞれ接続されている。該第2の配線
部43A1〜43A3、43B1〜43B3の他端は、図7
の右方の各接続部35A1〜35A3は、図面右方の第1
の配線部44Aの上端部Cにそれぞれ接続されており、
図7の左方位置の各接続部35B1〜35B3は、図面左
方に配置された第1の配線部44Bの上端部Dに接続さ
れている。
B3は第1の配線44A、44Bの同じ部分に接続され
たものが一組にされ(ここでは3個が一組)、この図7で
は、2個の接続領域48A、48Bが構成されている。
この接続領域48A、48Bの間には他の第1の配線部
45が配置され、接続領域48A、48B同士は電気的
に接続されていない。
で、上記配線膜33表面及び配線膜33間に露出するベ
ースフィルム32上に、パターニングしたカバーフィル
ム36を形成する。
1〜35A3、35B1〜35B3上の位置には、それぞれ
開口部38が形成されている。この開口部38は、上述
したフレキシブル基板素片10において、バンプ本体2
0A1〜20A3、20B1〜20B3を成長させた開口部
18よりも大径にされている。
底面の配線部35A1〜35A3、35B1〜35B3表面
に金属被膜42A1〜42A3、42B1〜42B3を形成
すると、フレキシブル基板素片30が得られる(図2
(b))。ここでは金属被膜として金被膜を形成した。図
8はこのフレキシブル基板素片30の平面図であり、図
2(b)は、図8のIV−IV線断面図に相当する。
片10、30を貼り合わせ、多層構造のフレキシブル配
線板50を製造する工程を説明する。金属被膜42A1
〜42A3、42B1〜42B3が形成された接続部35
A1〜35A3、35B1〜35B3は、それぞれバンプ2
5A1〜25A3、25B1〜25B3を重ね合わせる位置
に配置されており、2枚のフレキシブル基板素片10、
30を位置合わせし、一方のフレキシブル基板素片30
の接続部35A1〜35A3、35B1〜35B3に対し、
他方のフレキシブル基板素片10のバンプ25A1〜2
5A3、25B1〜25B3を向かい合わせる。図3(a)
は、その状態のフレキシブル基板素片10、30を示し
ており、その間には、熱可塑性樹脂から成る接着フィル
ム51が配置されている。
士を、接着フィルム51を間に挟んで、加熱しながら密
着させる。熱可塑性樹脂は加熱されると軟化する性質を
有しており、そのため、バンプ25A1〜25A3、25
B1〜25B3は軟化した接着フィルム51中に埋没し、
その先端の金属被膜22A1〜22A3、22B1〜22
B3が、接続部35A1〜35A3、35B1〜35B3上
の金属被膜42A1〜42A3、42B1〜42B3に当接
される(図3(b))。
を有しないが、加熱されると接着性が発現されるので、
フレキシブル基板素片10、30同士は、接着フィルム
51によって接着される。
素片10、30を台54上に載せ、図示しない超音波発
生装置に接続された超音波振動子55を、フレキシブル
基板素片10、30の上方から当接させる(同図(c))。
5によってフレキシブル基板素片10、30を押圧しな
がら超音波を印加すると、各バンプ25A1〜25A3、
25B1〜25B3先端の金属被膜22A1〜22A3、2
2B1〜22B3と、接続部35A1〜35A3、35B1
〜35B3上の金属被膜42A1〜42A3、42B1〜4
2B3とが接触している部分に超音波の振動力が加わ
り、金属被膜22A1〜22A3、22B1〜22B3、4
2A1〜42A3、42B1〜42B3同士が接合される。
その結果、2枚のフレキシブル基板素片10、20の配
線膜13、33は、バンプ25A1〜25A3、25B1
〜25B3を介して接続され、フレキシブル配線板50
が得られる。
示す平面図である。このフレキシブル配線板50では、
一方のフレキシブル基板素片30の第1の配線部44
A、44Bと他方のフレキシブル基板素片10の第1の
配線部24とは、接続領域28A、28B、48A、4
8Bの部分で接続されている。
48B内には、それぞれ複数個(ここでは3個)のバンプ
20A1〜20A3、20B1〜20B3が配置されている
から、それらのうち、1個でも接続されていれば、接続
領域28A、28B、48A、48B同士の電気的接続
は確保されることになる。
A、48Bは、3個のバンプで接続されたが、1個の接
続領域内には、2個以上の接続部を設け、各接続部に1
個のバンプを配置しておけばよい。
枚のフレキシブル基板素片10、30を貼り合わせた
が、3枚以上のフレキシブル基板素片を貼り合わせたフ
レキシブル配線板も本発明に含まれる。得られたフレキ
シブル配線板には、予め配線膜13、33の一部を露出
させておき、外部回路に接続することもできる。
可塑性樹脂には、ポリイミド系接着剤を用いたが、本発
明はそれに限定されるものではなく、熱硬化性の樹脂で
あってもよい。例えばエポキシ系の接着剤(SCC製
A100等)等のポリイミド系接着剤以外の樹脂も使用
することができる。熱硬化性樹脂を用いる場合、完全に
硬化していない状態でフレキシブル基板素片同士を接着
した後、加熱し、硬化させるとよい。
ではなく、予め2種類のうち一方のフレキシブル基板素
片のカバーフィルムに接着性を有する樹脂層を形成し、
貼り合わせに用いてもよい。
成分とする被膜に限定されるものではなく、銀を主成分
とする被膜、ニッケルを主成分とする被膜、銅とニッケ
ルの合金被膜、半田被膜を用いることができる。貼り合
わせる2枚のフレキシブル基板素片には、同種の金属被
膜を形成しておくと、良好な接続が得られる。
介して超音波接続するため、バンプの高さの不均一性に
よる接続不良が起こりにくい。また、各接続領域が一つ
以上のバンプを介して接続されるため、得られた多層フ
レキシブル配線板の導通信頼性が向上する。
に用いるフレキシブル基板素片の一方のものの製造工程
図
程図
造工程図(1)
造工程図(2)
するための平面図
するための平面図
状態を示す平面図
板素片の一方のものの平面図
板素片の他方のものの平面図
たフレキシブル配線板の配線膜の重なり状態を示す平面
図
の製造工程図
フレキシブル基板素片の一方のものの平面図
フレキシブル基板素片の他方のものの平面図
態を示す平面図
A3、35B1〜35B3……接続部 24、44A、44B……第1の配線部 23A1〜23A3、23B1〜23B3、43A1〜43
A3、43B1〜43B3……第2の配線部 25A1〜25A3、25B1〜25B3……バンプ 28A、28B、48A、48B……接続領域 50……フレキシブル配線板 51……熱可塑性樹脂
Claims (4)
- 【請求項1】ベースフィルムと、前記ベースフィルム上
に配置され、金属箔のパターニングによって形成された
配線膜とを有し、 前記配線膜の一部分で構成された接続領域と、前記配線
膜の細長の部分で構成された第一の配線部とが設けら
れ、 前記接続領域同士が前記第一の配線部で接続されたフレ
キシブル基板素片の少なくとも2枚が貼り合わされ、 前記フレキシブル基板素片の前記接続領域には、前記配
線膜の幅広の部分で構成され、互いに分離された複数の
接続部と、前記配線膜の細長の部分で構成され、同一接
続領域内の前記接続部を同じ第一の配線部に接続する第
二の配線部とが設けられた多層フレキシブル配線板であ
って、 互いに貼り合わされる2枚のフレキシブル基板素片のう
ち、一方のフレキシブル基板素片の前記各接続部にはそ
れぞれ1個のバンプが形成され、 前記接続部に形成されたバンプの表面が、前記他方のフ
レキシブル基板素片の各受け側の接続部の表面に当接さ
れた状態で超音波が印加され、前記バンプと前記受け側
の接続部とが接続された多層フレキシブル配線板。 - 【請求項2】同一接続領域内の前記接続部は、前記第2
の配線部により、前記第1の配線部の同じ部分に接続さ
れた請求項1記載の多層フレキシブル配線板。 - 【請求項3】前記一方のフレキシブル基板素片のバンプ
表面と、前記他方のフレキシブル基板素片の接続部の表
面には、金属被膜が形成されたことを特徴とする請求項
2記載の多層フレキシブル配線板。 - 【請求項4】前記少なくとも2枚のフレキシブル基板素
片の層間は、加熱されると接着性が発現される樹脂によ
って接着されたことを特徴とする請求項2もしくは請求
項3いずれか1項記載の多層フレキシブル配線板。
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