JP3308452B2 - ロールフィーダのクランプ・レリース装置 - Google Patents

ロールフィーダのクランプ・レリース装置

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JP3308452B2
JP3308452B2 JP22316496A JP22316496A JP3308452B2 JP 3308452 B2 JP3308452 B2 JP 3308452B2 JP 22316496 A JP22316496 A JP 22316496A JP 22316496 A JP22316496 A JP 22316496A JP 3308452 B2 JP3308452 B2 JP 3308452B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】帯状材料を間欠的に供給する
ロールフィーダに係わる技術であり、プレス機械に間欠
的に供給される帯状材料をプレス加工して部品を得る作
業に用い、プレス加工時送りが完了する毎に、ロールフ
ィーダをレリース動作して、金型に設けられる例えばパ
イロットピンにより送りピッチの誤差の補正等を行う。
特にプレス機械と機械的に連結されていないサーボモー
タで駆動するロールフィーダのクランプ・レリースに利
用する。
【0002】
【従来の技術】プレス機械と機械的に連結され、帯状材
料を搬送する従来のロールフィーダでは、クランプはば
ね、あるいはシリンダにより行い、レリースはプレス機
械により駆動されるカムにより行われている。しかし、
機械的に連結されない、例えばサーボモータで駆動され
るロールフィーダでは、このカムによる方法は使用出来
ないと言う問題があった。
【0003】また、別の従来技術では、ロールフィーダ
のレリースをプレス機械からのレリース信号により電磁
弁を作動させ、シリンダの動作を制御してクランプとレ
リースを行っている。しかし、この方法では、電磁弁の
動作遅れとさらにシリンダの動作遅れの問題から、プレ
ス機械が高速で運転される場合には、クランプ・レリー
スの動作がプレス機械に追従出来なくなると言う問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プレス機械が高速の場
合に、帯状材料を搬送するロールフィーダの従動ロール
のクランプ・レリースの動作が、プレス機械に追従出来
ないと言う問題を解決し、プレス機械と機械的に連結駆
動すること無しに、クランプ・レリース動作する装置を
提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】ロールフィーダの従動ロ
ールをシリンダにより移動させて帯状材料をクランプ・
レリースする手動クランプ・レリース手段と、従動ロー
ルの位置を検出する位置センサーと、従動ロールをレリ
ースさせる圧電アクチュエータと、この圧電アクチュエ
ータを固設する調節台と、この調節台の位置を調節する
モータと、プレス機械から出されるレリース信号と、こ
れらを制御する制御装置とで構成する。
【0006】電圧を印加することにより伸縮する圧電ア
クチュエータを使用して、従動ロールをクランプ・レリ
ースさせるので、この圧電アクチュエータの位置を、搬
送する帯状材料の厚さに合わせる調節を最初に行う。
【0007】すなわち、制御装置は、プレス機械とロー
ルフィーダとの連動運転開始前に、手動クランプ・レリ
ース手段により帯状材料をクランプした状態で、電圧を
印加しない状態の圧電アクチュエータと位置センサーを
固設した調節台を、位置センサーの検出信号が、あらか
じめ設定された状態になるまでモータにより移動させ
る。
【0008】この状態でプレス機械とロールフィーダが
連動運転されると、制御装置は、プレス機械からレリー
ス信号を得る毎に、このレリース信号を得ている間あら
かじめ設定されたレリース量になる電圧を圧電アクチュ
エータに印加して従動ロールをレリースさせ、レリース
信号が無くなれば圧電アクチュエータに印加していた電
圧を解除して従動ロールにより帯状材料をクランプし、
この状態で駆動ロールを、例えばサーボモータにより回
転駆動して帯状材料を搬送する。
【0009】
【作用】従動ロールのレリースは、圧電アクチュエータ
により直接行われるので作動の遅れが生じない。このた
め、プレス機械が高速の場合にもロールフィーダはプレ
ス機械に同期して運転出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、図1から図
3により説明する。駆動ロール1は、図示していないサ
ーボモータにより回転駆動される。駆動ロール1と従動
ロール2により、帯状材料11をクランプしている。従
動ロール2は、ロールスタンド3によりクランプ・レリ
ース方向に移動自在に保持されている。
【0011】圧力調節手段6により一定圧力に設定され
た圧縮空気を、電磁弁5により切り替え、ロールスタン
ド3に固設したシリンダ4のピストン4Aを動作させ、
これに固設したピストンロッド4Bにより、従動ロール
2はクランプ・レリースされる。
【0012】シリンダ4のピストンロッド4Bに設けた
レリースアーム4Cの位置を検出する位置センサー7
は、圧電アクチュエータ8と共に調節台9に固設され、
この調節台9は、ロールスタンド3に固設したモータ1
0によりクランプ・レリース方向に調節移動出来るよう
に設けられている。
【0013】新しい帯状材料11が供給されると、電磁
弁5を5A側に切り替えてシリンダ4により帯状材料1
1を手動でクランプさせる。この状態で制御装置21
は、圧電アクチュエータ8には電圧を印加しないで、位
置センサー7の検出信号をもとに、圧電アクチュエータ
8とレリースアーム4Cとの距離があらかじめ設定され
たΔLになる位置に、モータ10により調節台9の位置
を調節する。
【0014】プレス機械が運転されて、プレス機械のレ
リース信号発生手段22のレリース信号22aが制御装
置21に出力されると、制御装置21は圧電アクチュエ
ータ8にあらかじめ設定した電圧を印加して、この圧電
アクチュエータ8を変形させ、印加前の長さL0のもの
をL1の長さにする。この圧電アクチュエータ8はレリ
ースアーム4Cに当接してこれを駆動し、これにより従
動ロール2のレリース量Lは、L=L1−(L0+Δ
L)となる。
【0015】プレス機械の運転継続によりレリース信号
22aが無くなると、圧電アクチュエータ8に印加して
いた電圧は解除される。これにより、圧電アクチュエー
タ8は元の長さL0に戻るので、クランプ力の作用して
いるピストンロッド4Bにより、従動ロール2はクラン
プ方向に移動して帯状材料11をクランプする。この状
態で、図示していないサーボモータにより駆動ロール1
は回転駆動されて帯状材料11を搬送する。
【0016】以上は、手動クランプ・レリース手段をシ
リンダと電磁弁による実施例で説明したが、弾性体によ
りクランプし、機械的にレリースさせる手動クランプ・
レリース手段でもよいことは言うまでもないことであ
る。
【0017】また、特定の距離を測定する位置センサ7
を使用した実施例を述べており、調節台9の位置検出手
段12、13で調節台9の移動限界も検出したものであ
るが、リニアスケール等の位置センサを用いれば、ロー
ルスタンドにこれを固定し、位置検出手段12、13を
使用しない構成にすることも可能である。
【0018】
【発明の効果】ロールフィーダの従動ロールのレリース
は、圧電アクチュエータにより直接行われるので作動の
遅れが生じないため、高速で運転されるプレス機械に機
械的に連結しないでも、このプレス機械に同期運転可能
なロールフィーダを提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の主要部を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の制御ブロックを示す図であ
る。
【符号の説明】
1は駆動ロール、2は従動ロール、3はロールスタン
ド、4はシリンダ、4Aはピストン、4Bはピストンロ
ッド、4Cはレリースアーム、5は電磁弁、6は圧力調
節手段、7は位置センサー、8は圧電アクチュエータ、
9は調節台、10はモータ、11は帯状材料、12、1
3は位置検出手段、20はロールフィーダのクランプ・
レリース装置、21は制御装置、22はプレス機械に設
置されているレリース信号発生手段、22aはレリース
信号、である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ロールと従動ロールで帯状材料をクラ
    ンプし、駆動ロールを間欠的に回転駆動することによ
    り、クランプした帯状材料を搬送するプレス機械に用い
    るロールフィーダにおいて、前記従動ロールを弾性的に
    支持するとともに、前記従動ロールを手動でクランプ・
    レリース可能に形成される手動クランプ・レリース手段
    と、前記従動ロールを支持する部材に固定的に係合する
    レリースアームと、該レリースアームに当接することに
    より弾性的に支持される前記従動ロールを当該弾性力に
    抗して移動すなわちレリースさせる圧電アクチュエータ
    と、前記従動ロールの位置を検出可能に形成される位置
    センサーと、前記圧電アクチュエータが固設されるとと
    もに、クランプ・レリース方向に移動可能に設けられる
    調節台と、該調節台を移動させる駆動源たるモータと、
    前記位置センサーの検出信号をもとにして前記モータを
    制御する制御装置と、を有することを特徴とするロール
    フィーダのクランプ・レリース装置。
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