JP3308014B2 - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JP3308014B2
JP3308014B2 JP00423493A JP423493A JP3308014B2 JP 3308014 B2 JP3308014 B2 JP 3308014B2 JP 00423493 A JP00423493 A JP 00423493A JP 423493 A JP423493 A JP 423493A JP 3308014 B2 JP3308014 B2 JP 3308014B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゼログラフィック画像
に対して選択的に転写を施す転写装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ゼログラフィと呼ばれる印刷法が従来か
ら広く知られている。この印刷法は、静電荷を帯びた感
光板を露光して静電潜像をつくり、その潜像をトナーで
現像して可視像を形成し、この像を紙に転写後、熱的に
定着させて陽画とする方法である。また、この方法によ
って形成されたゼログラフィック画像に対し着色を施す
方法も提案されている。具体的には、まず、形成された
ゼログラフィック画像に対し所定の色彩層を有する転写
シートを重畳させる。そして加熱を施すと、トナーが溶
融してゼログラフィック画像が粘着性を持つため、この
転写シートを剥離すると、転写シートのうち、ゼログラ
フィック画像と接触した部位の色彩層を含む層(供与体
層)が、ゼログラフィック画像上に残存するものであ
る。
【0003】この方法に用いられる転写装置の一例を図
7に示す(特開昭61−185488号)。この転写装
置は、被転写基板101と転写シート102とを加熱し
ながら圧接する一対のローラ103を備えている。
【0004】図8に示すように、被転写基板101には
トナー104による画像が形成されており、この加熱・
圧接工程によって、金属フィルム105を含む転写シー
ト102のうち、トナー104と圧接された部位が剥離
され(供与体層107)、転写が施される。なお、転写
シート102は、このようなロール形状の他、図9に示
すような裏打ちシート106を備えた個別シートタイプ
のものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の転写
装置では、被転写基板101上のトナー104による画
像全体に転写を施すには容易であるが、画像の一部分の
みに転写を施す場合には、被転写基板101の所定部位
をマスク材で覆うか、或いは、転写シート102を適当
な大きさに切断した後、加熱・圧接しなければならず、
この工程が非常に煩雑になるという問題があった。
【0006】また、転写シートを適当な大きさに切断し
た後は、アイロンのようなもので熱圧着を施すが、この
ときアイロンが被転写基板上の他のトナーに接触し、ト
ナー部が滲んだり、或いはアイロン側にトナーが付着し
てしまう等の問題があった。さらに、転写装置は、転写
シートの大きさの関係で、非常に大きな構成となってお
り、このため容易に持ち運びができるものではなく作業
場所が限られていた。また、転写時に転写シートの下に
被転写基板があるため、転写したい部分のトナーが見に
くいという欠点もあった。
【0007】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであり、その目的は、このように部分的に転
写を施す場合に好適な転写装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の転写装置
は、被転写面上に形成されたゼログラフィック画像に対
し加熱を施し粘着性を持たせることにより、これに面接
触させた転写テープの供与体層をこのゼログラフィック
画像上に残存させる転写装置であって、この転写装置
は、装置本体と、発熱体を備え、前記装置本体から突出
し、かつ、前記装置本体に対して摺動自在に支持された
転写ヘッド部と、予め前記転写テープが巻き取られた供
給側リールと給送され転写が施された後の前記転写テー
プを巻き取る巻き取りリールとを備えたリボンカセット
を交換可能に嵌合収容するテープ収容部と、前記転写テ
ープを前記供給側リールから前記巻き取りリールに給送
するテープ給送手段とを備え、前記転写ヘッド部によっ
て前記転写テープを前記被転写面に押し当てると共に前
記発熱体によって加熱を施し、この装置本体を当該転写
テープの給送と反対方向に移動させ、前記テープ給送手
段は、当該転写テープを前記装置本体の移動と同じ速度
で給送することにより転写を施すもので、装置本体から
突出し発熱体を備えた転写ヘッド部、転写テープを収容
するテープ収容部、及びテープ給送手段などを装置本体
内部に一体的に配設した、いわゆるハンディータイプの
転写装置である。そして、装置本体から突出する転写ヘ
ッド部によって転写テープを被転写面に押し当て、発熱
体で加熱すると共に、装置本体を当該転写テープの給送
と反対の方向に移動させることにより転写を施すものと
して構成した。
【0009】請求項2記載の転写装置は、請求項1記載
の転写装置において、テープ給送手段は、駆動モーター
と、巻き取りリールと歯合する巻き取り爪と、前記駆動
モーターの回転を摩擦力を介して前記巻き取り爪に伝達
する歯車列とを備えたものである。
【0010】請求項3記載の転写装置は、請求項1記載
の転写装置において、テープ給送手段は、被転写面と接
触する走行ローラーと、巻き取りリールと歯合する巻き
取り爪と、前記走行ローラーの回転を前記巻き取り爪に
伝達する歯車列とを備えたものである。
【0011】なお、「ゼログラフィック画像」とは、ゼ
ログラフィック、又は他の静電画像形成方法により、被
転写面上に定着される透明又はトナー等の着色ポリマー
粉末によって形成された画像をいう。またこの画像は、
文字・記号・図形或いは模様等の全ての表示画像を含む
ものである。
【0012】
【作用】装置本体を把持し、装置本体から突出した転写
ヘッド部を被転写面に当接させる。この転写ヘッド部を
転写テープが通過しているため、これによって被転写面
に転写テープが押圧される。また、同時に転写ヘッド部
の発熱体よって転写テープに加熱が施される。この状
態で、装置本体を転写テープの給送方向と反対の方向に
移動させることにより、この移動に連れて、転写テープ
が装置本体の移動と同じ速度で給送され、転写テープが
巻き取られる。このように装置本体の移動に伴い、転写
テープの加熱・圧接及び給送が行われ、被転写面に転写
が施される。テープ給送手段は、駆動モーターの回転を
摩擦力を介して巻き取り爪に伝達することにより、転写
テープを装置本体の移動と同じ速度で給送することが可
能になる。 また、被転写面と接触する走行ローラーの回
転を巻き取り爪に伝達することにより、転写テープを装
置本体の移動と同じ速度で給送することが可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0014】図1に本実施例にかかる転写装置の概略構
成を示す。転写装置は、駆動モーター11の回転を歯車
列を介して伝達し巻き取り爪17を回転させるテープ給
送部A、後述するリボンカセットEを収容するテープ収
容部B、転写テープを被転写面に押圧すると共に加熱を
施す転写ヘッド部C、及び、各電源となる電池2を収容
する電池収容部Dを備え、これら各部を装置本体1内に
配設し一体的に構成している。
【0015】テープ給送部Aは、駆動モーター11を有
し、この駆動モーター11によってピニオンギア12が
回転され、この回転が減速ギア13、14及びアイドル
ギア15を介して主歯車16に伝えられる。主歯車16
には、この主歯車16と一定の摩擦力で摩擦係合するフ
リクションスプリング18が同軸的に配設されており
(図2、3参照)、この摩擦力に抗する力が働いている
間は、フリクションスプリング18が主歯車16に対し
て滑動する。また、このフリクションスプリング18に
は巻き取り爪17が固定されており、この巻き取り爪1
7によって転写テープを巻き取るものである。
【0016】テープ収容部Bには、図4に示すように、
リボンカセットEが嵌合収容される。リボンカセットE
は収容ケース20と2つの開孔部25aを切設した蓋体
25で構成し、収容ケース20内には、転写テープ23
が予め巻き取られた供給側リール21、及び転写テープ
23を巻き取る巻き取りリール24を収容している。供
給側リール21の内側には、円弧形状のフリクションバ
ネ22を配設しており、このフリクションバネ22が外
側に広がる力によって、供給側リール21の回転力を一
定の摩擦力で抑制している。
【0017】また、このリボンカセットEは、略平行に
延びる2本の脚部27、28を備えており、供給側リー
ル21から送り出された転写テープ23はこの脚部2
7、28間を渡り、巻き取りリール24に至っている。
この脚部27、28によってU字型の空間が形成される
が、この空間内には、リボンカセットEをテープ収容部
Bに嵌合させた際、転写ヘッド部Cが位置することとな
る。
【0018】装着した後、各移動枠41、45が、各ス
プリング48、57によって押圧されて装置本体1から
突出するため、脚部27、28間を渡る転写テープ23
も、前方に引っ張り出される状態になる(図4(a)参
照)。また、巻き取り爪17が巻き取りリール24と嵌
合し、互いの爪部が噛合状態となり一体的に回転可能な
状態となる。なお、ここで用いる転写テープ23は、前
述した特開昭61−185488号に開示されている各
シートと同質のものであり、その詳細は当該公報を参照
されたい。
【0019】説明の便宜上、図2、図3に転写ヘッド部
Cの要部を別々に示す。図2に示すように、転写ヘッド
部Cは、第1移動枠45と第2移動枠41とを有し、互
いの開口部を対向させて入れ子状に嵌合させている。
【0020】第1移動枠45の突出係合部54は、装置
本体1側に形成したガイド溝3内に遊挿されており、こ
れによって第1移動枠45はこのガイド溝3に沿って摺
動する。また、第1移動枠45は、装置本体側に反力を
とるスプリング57によって常時下方に付勢されてい
る。
【0021】一方、第2移動枠41の突出係合部44は
第1移動枠45の内側に形成したガイド溝46内に遊挿
されており、これによって第2移動枠41はこのガイド
溝46に沿って摺動する。また、第2移動枠41は、第
1移動枠45に反力をとるスプリング48によって常時
下方に付勢されている。この第2移動枠41の最下部
(先端部)には、転写テープを加熱する発熱体40を設
けており、発熱体40の電極部に接続した接片42、4
3を介して電池2より電源が供給される。
【0022】図3に示すように、第1移動枠45の上面
部には一対の電極部材51、52を固定しており、この
板バネ性状の電極部材52は、第2移動枠41の上方へ
の移動によって上方に押し上げられ、電極部材51と接
触し電気的接点が形成される。なお、この電極部材5
1、52は駆動モーター11の駆動スイッチとして機能
するものである。
【0023】また、装置本体1の側面には、前述したリ
ボンカセットEの装着・取り出しの際に開閉する蓋体7
を備えており、この蓋体7は支持軸7aを中心に傾動す
る機構となっている。また、蓋体7には、装置本体1内
部に突出する爪部8を形成しており、この爪部8が対向
側に配設したロック部材60の爪部62と係止してロッ
クされる。ロック部材60は、装置本体1に対し上下に
スライド可能に設けられており、ロック部材60を上下
動させることにより、蓋体7のロック及びロック解除が
行われる。また、ロック部材60は、第1移動枠45に
形成された貫通孔47と嵌合する突出係合部61を有し
ており、このためロック部材60の上下動に伴って、第
1移動枠45も上下に移動する。
【0024】また、図4に示すように、装置本体1の略
中央部には、外側に向けてメインスイッチ70の一部が
突出しており、矢印(イ)方向に指で押し込むことによ
り、メインスイッチ70はこの方向に傾動する。なお、
メインスイッチ70は、その基端部を中心とし装置本体
の側面に沿って回動自在な構造となっており、スプリン
グ(図示せず)によって、常時、左廻り(紙面の裏面へ
向かう方向)の回転習性を持たせている。これによって
不意な押し込みを防止している。また、メインスイッチ
70の内側には、一対の電極部材71、72を配設して
おり、押し込まれたメインスイッチ70によって板バネ
性状の電極部材71が押圧されて、電極部材72と接触
し電気的接点が形成される。このメインスイッチ70が
オンされた際、発熱体40に通電が開始される。
【0025】次に、以上のように構成される転写装置の
動作を説明する。
【0026】装置本体1を片手で把持し、メインスイッ
チ70を装置本体1の側面に沿って親指などで右廻りに
傾動させた後、押し込む。これによって電極部材71、
72が接触してメインスイッチ70がオンされ、発熱体
40に通電が開始され、発熱体40の温度が上昇する
(予熱状態)。
【0027】次いで、ゼログラフィック画面、即ちトナ
ーによる画像が形成された被転写面80に転写ヘッド部
Cを押し当てる(図4(a))。この押し当て力によっ
て、発熱体40を固定した第2移動枠41が、スプリン
グ48の付勢力に抗して相対的に上方に押し上げられ、
図4(b)の位置まで移動する。このとき、図3に示し
た電極部材部51は第2移動枠41に押し上げられ、相
対する電極部材52と接触する。このスプリング48の
作用により、転写時の発熱体40は、一定範囲の押圧力
によって常時、被転写面80に押圧されている。
【0028】前述の一対の電極部材51、52が接触す
ると、駆動モーター11に通電が開始され、駆動モータ
ー11は回転を始める。この駆動モーター11の回転
は、ピニオンギア12、減速ギア列13、14及びアイ
ドルギア15を介し主歯車16に伝えられる。一方、主
歯車16とフリクションスプリング18との摩擦力は、
スプリング48によって下方に押圧される発熱体40と
転写テープ23との摩擦力よりも小さい力に設定されて
いる。したがって、このように発熱体40を被転写面8
0に押し当てただけでは、回転する主歯車16に対して
フリクションスプリング18が滑動するのみで、巻き取
り爪17は停止状態であり転写テープ23の走行は行わ
れない。
【0029】次いで、発熱体40を被転写面80に押し
当てた状態で、装置本体1を転写テープ23の給送方向
と反対方向に移動させると、この移動に伴って、転写テ
ープ23は供給側から巻き取り側に走行される。換言す
れば、転写テープ23は、装置本体1を移動させること
によって始めて給送される。即ち、転写テープ23は、
常に装置本体1の移動と同じ速度で給送することがで
き、これによって転写テープ23と被転写面80との間
に、「こすれ」を生じることはない。
【0030】このようにして、装置本体1の移動に伴っ
て転写テープ23の給送が行われる。この転写の際、発
熱体40に加熱・圧接された転写テープ23の供与体層
のうち、被転写面80上のトナー部分と接触した部位の
みが剥離されてトナー上に残存し、それ以外の供与体層
は転写テープ23と共に巻き取られていく。なお、供給
側リール21の内側に配設されたフリクションバネ22
のトルクは、転写テープ23の塗膜が剥離される際に必
要なトルクよりも大きな値に設定されている。
【0031】必要な部位の転写が終了した後、装置本体
1を上方に持ち上げると、第1移動枠45及び第2移動
枠41が元の位置に復帰するため、一対の電極部材5
1、52が互いに離隔し、駆動モーター11の回転が停
止する。なお、メインスイッチ70及び電極部材51、
52と、発熱体40及び駆動モーター11との動作関係
を図5に示しておく。
【0032】転写テープ23が全て巻き取られた後は、
リボンカセットEの交換を行う。この交換にあたって
は、ロック部材60を装置本体1の上方にスライドさせ
れば、ロック部材60の爪部62と蓋体7の爪部8との
係止が解除されるため、蓋体7を開くことができる。ま
た、同時に、ロック部材60の突出係合部61と嵌合す
る第1移動枠45も上方に押し上げられ、これによって
第1移動枠45及び第2移動枠41は、ともに、リボン
カセットEの脚部27、28によって形成されるU字型
の空間内に移動する(図4(c))。これによって、テ
ープ収容部BからリボンカセットEを取り出すことがで
きる。なお、リボンカセットEを装着する場合には、上
記した手順と逆の手順で行えば良い。
【0033】本実施例で用いる転写テープの幅は、転写
を施すべき文字・記号等の少なくとも1つが収まる程度
の幅に形成することが望ましい。
【0034】また、上記実施例はモータ11を転写テー
プの駆動源としているが本発明はこれに限らない。例え
ば、第6図のごとき走行ローラー90を駆動源としても
よい。この走行ローラー90の外周の一部は、装置本体
1からの突出した状態となっており、転写時には、この
部分が被転写面80と接触する。装置本体1を矢印イ方
向へ移動させると、被転写面80との摩擦力によって、
走行ローラー90がに矢印ロ方向に回転する。この回転
が歯車91、92から成る歯車列を介して巻き取り爪1
7に伝達され、装置本体1の移動に伴って、転写テープ
23の巻き取りが行なわれるものである。
【0035】
【発明の効果】発明にかかる転写装置によれば、転写
ヘッド部、テープ収容部及びテープ給送部を装置本体内
に配設し一体的に構成したので、装置本体から突出する
転写ヘッド部を被転写面に押し当て、転写テープの給送
方向と反対の方向に装置本体を移動させるだけで転写テ
ープを装置本体の移動と同じ速度で給送し、転写を施す
ことができる。従って、従来、部分的に転写を施す場合
には、アイロンやマスク材等を利用していたが、これら
を全く用いることなく、必要な部位にのみ的確にしかも
容易に転写を施すことが可能となる。また、テープ収容
部には、予め転写テープが巻き取られた供給側リールと
給送され転写が施された後の転写テープを巻き取る巻き
取りリールとを備えたリボンカセットを交換可能に嵌合
収容できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる転写装置を構成する装置本体、
及びこの中に収容するリボンカセットを分解して示す一
部透視斜視図である。
【図2】図2、図3は転写ヘッド部の要部を別々に示す
縦断面図である。
【図3】図2、図3は転写ヘッド部の要部を別々に示す
縦断面図である。
【図4】(a)は被転写面に押し当てる直前の転写装置
を示す縦断面図、(b)は被転写面に押し当てた状態の
転写装置を示す縦断面図、(c)はロック部材によって
印字ヘッド部を引き上げた状態を示す転写装置の縦断面
図である。
【図5】電気的な各スイッチとその動作を示すタイミン
グチャートである。
【図6】他の実施例を示す転写装置の縦断面図である。
【図7】従来の転写装置の構成を示す概略横断面図であ
る。
【図8】従来の転写シートの構成を示す断面図である。
【図9】従来の転写シートの他の形状を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
A…テープ給送部、B…テープ収容部、C…転写ヘッド
部、D…電池収容部、E…リボンカセット、1…装置本
体、11…駆動モーター、16…主歯車、17…巻き取
り爪、18…フリクションスプリング、20…収容ケー
ス、21…供給側リール、24…巻き取りリール、40
…発熱体、41…第2移動枠、45…第1移動枠、48
…スプリング、57…スプリング、90…走行ローラ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 充 長野県諏訪市高島一丁目21番17号 チノ ン株式会社内 (72)発明者 金井 邦彦 長野県諏訪市高島一丁目21番17号 チノ ン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−185488(JP,A) 実開 平2−142094(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 16/00 B41M 5/26 G03G 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被転写面上に形成されたゼログラフィッ
    ク画像に対し加熱を施し粘着性を持たせることにより、
    これに面接触させた転写テープの供与体層をこのゼログ
    ラフィック画像上に残存させる転写装置であって、 この転写装置は、装置本体と、 発熱体を備え、前記 装置本体から突出し、かつ、前記装
    置本体に対して摺動自在に支持された転写ヘッド部と、予め 前記転写テープが巻き取られた供給側リールと給送
    され転写が施された後の前記転写テープを巻き取る巻き
    取りリールとを備えたリボンカセットを交換可能に嵌合
    収容するテープ収容部と、前記転写テープを前記供給側リールから前記巻き取りリ
    ールに 給送するテープ給送手段とを備え、 前記転写ヘッド部によって前記転写テープを前記被転写
    面に押し当てると共に前記発熱体によって加熱を施し、
    この装置本体を当該転写テープの給送と反対方向に移動
    させ、前記テープ給送手段は、当該転写テープを前記装
    置本体の移動と同じ速度で給送することにより転写を施
    ことを特徴とする転写装置。
  2. 【請求項2】 テープ給送手段は、駆動モーターと、巻
    き取りリールと歯合する巻き取り爪と、前記駆動モータ
    ーの回転を摩擦力を介して前記巻き取り爪に伝達する歯
    車列とを備えたことを特徴とする請求項1記載の転写装
    置。
  3. 【請求項3】 テープ給送手段は、被転写面と接触する
    走行ローラーと、巻き取りリールと歯合する巻き取り爪
    と、前記走行ローラーの回転を前記巻き取り爪に伝達す
    る歯車列とを備えたことを特徴とする請求項1記載の転
    写装置。
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