JP3307519B2 - 医療用x線撮影装置 - Google Patents

医療用x線撮影装置

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JP3307519B2
JP3307519B2 JP06660195A JP6660195A JP3307519B2 JP 3307519 B2 JP3307519 B2 JP 3307519B2 JP 06660195 A JP06660195 A JP 06660195A JP 6660195 A JP6660195 A JP 6660195A JP 3307519 B2 JP3307519 B2 JP 3307519B2
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仁 浅井
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    • A61B6/51

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体の頭部、胴、四肢
などの被写体を所望の断層面に沿って断層撮影するため
の医療用X線撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先行技術として、特開昭61−2284
1号公報および実公平4−48169号公報があり、C
CDセンサ上に動きを伴って形成されるX線像に対し、
その動きに合わせて電荷転送クロックの周波数を変化さ
せることによって、画像信号の時間遅延積分(TDI:
Time Delay Integration)を行うX線撮影装置が開示さ
れている。
【0003】また、特開昭62−43990号公報に
は、X線撮影後、X線強度の空間分布に対応する電荷パ
ターンを電位計で走査するX線撮影方法および装置が開
示されており、そこではX線画像の補正によってアーチ
ファクト(疑似画像)を低減させている。
【0004】また、特開昭60−160947号公報に
は、X線フィルムを用いたパノラマX線撮影装置が開示
されており、X線フィルム送り速度と被写体を透過した
X線残量との比較においてX線発生器の管電圧および管
電流を制御することによって、自動露出および中央濃度
補正を実現している。
【0005】また、特開昭60−59700号公報に
は、被写体の透過X線残量を複数のセグメントから成る
センサで検出して、X線源へ帰還制御を行うパノラマX
線撮影装置が開示されており、特殊部位突入時の濃度が
適正になるように自動露出を補償している。
【0006】また、特開平6−38950号公報には、
基板の裏面にX線量をモニタするフォトダイオードが形
成されたX線撮像装置が開示されており、撮像中の透過
X線をリアルタイムで検出することによってX線源の出
力を制御している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
61−22841号公報および実公平4−48169の
先行技術において、CCDセンサの特性ばらつきが生じ
たり、X線強度が変動すると、X線像に疑似画像が発生
し、画質や分解能の低下だけでなく、誤診断のおそれが
ある。さらに、歯科パノラマ撮影の場合、たとえば脊椎
や補綴物が存在して撮影中に被写体のX線透過率が大き
く変化すると、X線像の信号レベルが大きく変動してし
まい、極めて観察し難くくなる。
【0008】また、特開昭62−43990号公報は、
セレンから成るX線変換用光導電体という特殊なX線撮
像素子を使用して、TDI法とは全く異なる信号処理を
行っているため、そこで行われる画像補正方法をそのま
まTDI法に応用することは困難である。
【0009】また、特開昭60−160947号公報お
よび特開昭60−59700号公報は、X線フィルムを
用いたパノラマX線撮影装置における自動露出および中
央濃度補正の手法であって、そのままTDI法に応用す
ることは極めて難しい。
【0010】また、特開平6−38950号公報は、撮
像中の透過X線を裏面側のフォトダイオードでリアルタ
イムで検出しているため、検出信号をX線源側へフィー
ドバックしてX線量の安定化を図るにはループ全体の応
答がかなり速くなければならず、現実にはかなり困難を
伴う。
【0011】本発明の目的は、TDI法を用いたX線断
層撮影において、撮影中に被写体のX線透過率が変化し
ても自動露出や濃度補正を確実に実施でき、診断し易い
X線画像を得ることができる医療用X線撮影装置を提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体に向け
てX線を発生するX線発生器と、被写体を通過したX線
像を検出するX線撮像器と、X線発生器およびX線撮像
器を対向させて被写体の周りに旋回させるための旋回ア
ームと、X線撮像器からの画像信号を表示する表示手段
とを備え、前記X線撮像器は2次元配列した複数の受光
画素を有するCCDセンサを含み、旋回アームの旋回速
度に応じて電荷転送クロックの周波数を変化させて、所
定の断層面を撮像するように構成された医療用X線撮影
装置において、前記X線撮像器は被写体を通過したX線
量を検出する線量センサを含み、該線量センサはCCD
センサの旋回移動方向に対して前方に連設されており、
該線量センサの出力に基づいて前記X線発生器が発生す
るX線量を帰還制御することを特徴とする医療用X線撮
影装置である。 また本発明は、線量センサは、単一または複数の受光面
を有することを特徴とする。 また本発明は、線量センサは、前記CCDセンサと同じ
構造を有することを特徴とする。 また本発明は、線量センサからの出力と電荷転送クロッ
クの周波数との比に基づいて、前記X線発生器のX線量
を帰還制御することを特徴とする。 また本発明は、線量センサは、前記CCDセンサと隣接
して設けたCCDによって構成され、CCDセンサとは
反対方向に電荷を転送できるように構成したことを特徴
とする。 また本発明は、線量センサは、前記CCDセンサと隣接
して設けた1列のCCD画素に設けられたフローティン
グゲートアンプ(Floating Gate Amplifier)による非
破壊の信号検出手段によって構成されたことを特徴とす
る。
【0013】
【作用】本発明に従えば、線量センサはCCDセンサの
旋回移動方向に対して前方に連設されているため、CC
Dセンサに入射するX線量を事前に検出することが可能
になる。したがって、X線量検出からX線撮像までの時
間的な余裕が生まれるため、X線発生器のX線量を確実
に帰還制御することができる。たとえば、断層撮影中に
旋回アームが旋回してX線ビームが脊椎を横切る場合、
通過X線量の減少を線量センサが先に検出して、同じ照
射部位がCCDセンサに到達した時点を見計らってX線
発生器を制御してX線発生量を増加させる。その後、旋
回アームがさらに旋回してX線ビームが脊椎を横切って
しまうと、再び通過X線量が増加し始めるため、同様に
同じ照射部位がCCDセンサに到達した時点を見計らっ
てX線発生器を制御してX線発生量を減少させる。こう
して被写体のX線透過率の変化を実際の撮像動作より前
に検知することによって、適切なX線露出量に制御で
き、全体に信号レベル変動の少ないX線断層画像が得ら
れる。
【0014】また、線量センサは単一または複数の受光
面を有することによって、被写体を通過したX線残量の
先行検出を簡単な構造で実現できる。また、複数の受光
面からの出力を単純平均や重み付け平均をとることによ
って、被写体の局所的な透過率変化に対して安定したX
線量検出が可能になる。
【0015】また、線量センサはCCDセンサと同じ構
造を有することによって、旋回アームの旋回速度に応じ
て電荷転送クロックの周波数を変化させて所定の断層面
を撮像するTDI動作が可能になり、時間的に先行しな
がらCCDセンサと同じ条件で撮像できる。したがっ
て、被写体の状況を精度良く検知することが可能にな
り、X線露出量をより適切に制御できる。
【0016】また、線量センサからの出力と電荷転送ク
ロックの周波数との比に基づいてX線露出量を帰還制御
することによって、受光画素当りのX線露出量を適切に
制御できる。たとえば電荷転送クロックの周波数が低く
なると単位受光画素当りのX線露出量が増加し、逆に電
荷転送クロックの周波数が高くなると単位受光画素当り
のX線露出量が減少するため、クロック周波数の増減に
対応して帰還制御量を調整することで、精度の良い露出
制御が可能になる。
【0017】また、CCDセンサから成る線量センサを
撮像用のCCDセンサと隣接して設けることによって、
小型化が図られ製造が容易になる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例を示す構成図で
ある。医療用X線撮影装置は、人体等の被写体1に向け
て縦長スリット状のX線を発生するX線源2と、被写体
1を通過したX線像を検出するX線撮像器3と、X線源
2およびX線撮像器3を対向させるように保持し、これ
らを被写体1の周りに旋回させるための旋回アーム4な
どで構成される。X線源2にはX線管(不図示)が設置
され、管電圧、管電流、通電時間などの撮影条件を調整
することによって、被写体1への照射X線量が制御され
る。X線管から発生したX線は、1次スリット2aを通
過することによって、縦長スリット状のX線ビームに変
換される。
【0019】X線撮像器3には、X線源2からのX線を
通過させる2次スリット(不図示)が設けられ、さらに
入射したX線像を可視光像に変換するシンチレータと、
シンチレータからの可視光像を導く光ファイバプレート
(FOP)と、光ファイバプレートからの可視光像を撮
像するCCD(電荷結合素子)センサ5とが設置されて
いる。CCDセンサ5は、2次元配列した複数の受光画
素を有し、旋回アーム4の旋回速度に応じて電荷転送ク
ロックの周波数を変化させるTDI(時間遅延積分)動
作を行うことによって、所定の断層面を撮像するように
構成される。
【0020】旋回アーム4は、被写体1の上部付近を中
心として水平面内で旋回可能なように支持されており、
その回転軸はパルスモータ等のアームモータで駆動さ
れ、さらに旋回角度の時間変化を検出するための角度検
出器が設置されている。角度検出器の出力は、TDI動
作の電荷転送クロックとの同期に使用される。
【0021】X線撮像器3には、被写体1を通過したX
線量を検出する線量センサ6が設けられる。線量センサ
6はCCDセンサ5の旋回移動方向に対して前方に連設
されており、CCDセンサ5で撮像されるX線量を事前
に検出している。線量センサ6として、X線に対する感
度を付与した半導体検出器やシンチレータとフォトセン
サとの組合せやX線電離箱などが使用可能であり、本実
施例では単一の受光面を有するものが用いられるが、複
数の線量センサを用いてもよい。
【0022】CCDセンサの背面およびX線撮像器3の
内部は、散乱X線の悪影響を防ぐため、鉛などでX線遮
蔽されている。
【0023】CCDセンサ5から出力される画像信号
は、AD変換器10によってたとえば8ビット(=25
6レベル)のデジタルデータに変換され、マイクロプロ
セッサ11に取り込まれた後、フレームメモリ14に格
納される。フレームメモリ14に格納された画像データ
は、所定の画像処理が施された後、CRT(陰極線管)
などの画像表示回路15によって表示され、各種診断に
供される。なお、マイクロプロセッサ11には、信号処
理に必要な処理用メモリ12やプログラム格納メモリ1
3が接続され、さらにキーボードやパネルスイッチ等の
操作者インタフェース16が接続されている。
【0024】マイクロプロセッサ11は、CCDセンサ
5で受光蓄積された電荷を旋回アーム4の旋回方向に沿
って転送するための垂直転送クロック17を出力し、さ
らに垂直転送された電荷を一走査線分読み出すための水
平転送クロック18を出力する。
【0025】一方、CCDセンサ5に連設した線量セン
サ6からは、被写体1の通過線量に比例したアナログ信
号が出力され、線量信号Yとして除算器22に入力され
る。マイクロプロセッサ11からは、垂直転送クロック
17と同期した疑似垂直転送クロック20が出力され、
FVコンバータ(周波数−電圧変換)21によって周波
数に比例したアナログ信号に変換され、転送速度信号X
として除算器22に入力される。除算器22は、線量信
号Yを転送速度信号Xで除算して制御信号Zを出力す
る。したがって、制御信号Zは、線量センサ6で検出さ
れる線量が増加すると比例的に増加するとともに、垂直
転送クロック17の周波数が増加すると反比例的に減少
することになる。
【0026】除算器22からの制御信号Zは、いったん
遅延回路23で所定時間遅延された後、X線制御回路3
0に入力される。遅延回路23は、線量センサ6とCC
Dセンサ5との間隔に対応する時間遅れを考慮したもの
であり、たとえば両センサの間隔とCCDセンサ5の半
分の幅との合計分に対応する数のアナログディレイライ
ンなどで構成され、垂直転送クロック17が駆動用クロ
ックとして用いられる。
【0027】X線量制御回路30は、遅延された制御信
号Zに基づいてX線発生用高圧回路31を制御し、さら
にX線源2のX線管を帰還制御して、管電圧、管電流、
通電時間などの撮影条件を調整する。このようなX線帰
還ループにおいて、制御信号Zが増加すると照射X線量
を減少させるとともに、逆に制御信号Zが減少すると照
射X線量を増加させるように負帰還が動作する。なお、
除算器22を用いて垂直転送クロック17の周波数変化
を考慮することによって、単位時間当りのX線照射量が
正確に計測可能となる。
【0028】図2は、線量センサ6の配置を示す説明図
である。CCDセンサ5の撮像領域はたとえば幅6mm
×長さ150mm程度であり、被写体1の回りを旋回す
ることによって断層画像PIが得られる。線量センサ6
の受光領域はCCDセンサ5と同一であってもよく、ま
た特定領域だけ受光するように構成してもよい。たとえ
ばデンタルパノラマ撮影の場合、上顎洞底付近を通過す
るラインL1と上顎歯根底部付近を通過するラインL2
との間をセンシング領域に設定することによって、画像
全体の適正露出が容易に実現する。
【0029】図3は、CCDセンサ5の画素配列と電荷
転送動作を示す配置図である。CCDセンサ5は、マト
リクス状に2次元配列した複数の受光画素によって縦長
の受光部を形成している。各受光画素は、水平方向HL
に配置された複数の垂直シフトレジスタ5a(図3中斜
線部)と電気的接続されており、各垂直シフトレジスタ
5aは垂直転送クロックによって水平方向HLに順次転
送される。各垂直シフトレジスタ5aの出力部は、垂直
方向VLに配置された水平シフトレジスタ5bに電気的
接続されており、垂直シフトレジスタ5aが1画素分の
転送を終える度に全ての電荷を外部へ転送する。こうし
てX線像は、水平走査と垂直走査との組合せによって時
系列の電気信号に変換される。なお、図3に示したCC
Dセンサ5は、電荷蓄積部の無いフルフレームトランス
ファー(FFT)型であるが、受光画素と同数の電荷蓄
積部を有するフレームトランスファー(FT)型であっ
ても本発明は同様に適用可能である。
【0030】次にCCDセンサ5のTDI動作について
説明する。旋回アーム4が旋回するとX線像も水平方向
HLに移動するが、その移動速度はX線断層面の位置に
依存して異なる。そこで、所定の断層面に対応するX線
像の移動速度に一致するように、垂直シフトレジスタ5
aの電荷転送速度、すなわち垂直転送クロックの周波数
を変化させることによって、所望のX線断層像による電
荷だけを電荷転送とともに次々と蓄積(積分)すること
ができる。こうして特定の電荷転送速度に一致したX線
像だけが静止画像として撮像され、電荷転送速度に一致
しないX線像は流れてしまい、従来のフィルムを用いた
断層撮影と同様な断層画像を得ることができる。ここ
で、電荷転送クロックの周波数をf、従来のフィルム断
層撮影におけるフィルム送り速度をv、CCDセンサ5
の画素間隔をdとおくと、f=v/dという関係式が成
立する。
【0031】図4は、本発明の第2実施例を示す構成図
である。医療用X線撮影装置は、人体等の被写体1に向
けて縦長スリット状のX線を発生するX線源2と、被写
体1を通過したX線像を検出するX線撮像器3と、X線
源2およびX線撮像器3を対向させるように保持し、こ
れらを被写体1の周りに旋回させるための旋回アーム4
などで構成される。X線源2にはX線管(不図示)が設
置され、管電圧、管電流、通電時間などの撮影条件を調
整することによって、被写体1への照射X線量が制御さ
れる。X線管から発生したX線は、1次スリット2aを
通過することによって、縦長スリット状のX線ビームに
変換される。
【0032】X線撮像器3には、X線源2からのX線を
通過させる2次スリット(不図示)が設けられ、さらに
入射したX線像を可視光像に変換するシンチレータと、
シンチレータからの可視光像を導く光ファイバプレート
(FOP)と、光ファイバプレートからの可視光像を撮
像するCCD(電荷結合素子)センサ5とが設置されて
いる。CCDセンサ5は、2次元配列した複数の受光画
素を有し、旋回アーム4の旋回速度に応じて電荷転送ク
ロックの周波数を変化させるTDI(時間遅延積分)動
作を行うことによって、所定の断層面を撮像するように
構成される。
【0033】旋回アーム4は、被写体1の上部付近を中
心として水平面内で旋回可能なように支持されており、
その回転軸はパルスモータ等のアームモータで駆動さ
れ、さらに旋回角度の時間変化を検出するための角度検
出器が設置されている。角度検出器の出力は、TDI動
作の電荷転送クロックとの同期に使用される。
【0034】X線撮像器3には、被写体1を通過したX
線量を検出する線量センサ6が設けられる。線量センサ
6はCCDセンサ5の旋回移動方向に対して前方に連設
されており、CCDセンサ5で撮像されるX線量を事前
に検出している。線量センサ6として、X線に対する感
度を付与した半導体検出器やシンチレータとフォトセン
サとの組合せやX線電離箱などが使用可能であり、本実
施例では複数の受光面が1次元に配置されたものが用い
られ、図2に示すような線量検出領域を任意に設定可能
に構成される。
【0035】CCDセンサ5から出力される画像信号
は、AD変換器10によってたとえば8ビット(=25
6レベル)のデジタルデータに変換され、マイクロプロ
セッサ11に取り込まれた後、フレームメモリ14に格
納される。フレームメモリ14に格納された画像データ
は、所定の画像処理が施された後、CRT(陰極線管)
などの画像表示回路15によって表示され、各種診断に
供される。なお、マイクロプロセッサ11には、信号処
理に必要な処理用メモリ12やプログラム格納メモリ1
3が接続され、さらにキーボードやパネルスイッチ等の
操作者インタフェース16が接続されている。
【0036】マイクロプロセッサ11は、CCDセンサ
5で受光蓄積された電荷を旋回アーム4の旋回方向に沿
って転送するための垂直転送クロック17を出力し、さ
らに垂直転送された電荷を一走査線分読み出すための水
平転送クロック18を出力する。
【0037】一方、CCDセンサ5に連設した線量セン
サ6からは、被写体1の通過線量に比例したアナログ信
号が出力され、AD変換器10aによってたとえば8ビ
ット(=256レベル)のデジタルデータに変換され、
マイクロプロセッサ11に取り込まれた後、処理用メモ
リ12に格納され、X線源2へのX線帰還制御に利用さ
れる。
【0038】X線量制御回路30は、マイクロプロセッ
サ11からの指令に基づいてX線発生用高圧回路31を
制御し、さらにX線源2のX線管を帰還制御して、管電
圧、管電流、通電時間などの撮影条件を調整する。
【0039】図5は、第2実施例の動作を示すフローチ
ャートである。断層撮影が開始すると、まずステップa
1において線量センサ6からの出力をマイクロプロセッ
サ11に取り込む。次にステップa2で濃度検出領域の
指定の有無を判定し、領域指定が無ければ、ステップa
3において全領域の濃度平均値を計算する。一方、領域
指定がある場合には、ステップa4において指定領域の
濃度平均値を計算する。
【0040】次にステップa5において、TDIクロッ
クレートによるデータ補正処理を行い、ステップa3ま
たはa4で算出された平均濃度を単位時間当りのTDI
クロック数で除算することによって、補正濃度が算出さ
れる。ここでの補正処理は、図1の除算器22の処理に
相当し、垂直転送クロック17の周波数変化を考慮する
ことによって、単位時間当りのX線照射量が正確に計測
可能となる。
【0041】次にステップa6で算出された補正濃度と
予め定められた濃度基準データとの比較を行う。この濃
度基準データは照射線量が適正であるか否かを判定する
閾値データである。まずステップa7において、前段で
算出された補正濃度が濃度基準データより大きい場合、
ステップa8に移行して、線量センサ6とCCDセンサ
5との間隔に対応した所定時間だけ遅延した後、X線量
制御回路30に指令を出してX線源2の照射線量を減少
させる。一方、ステップa9において、補正濃度が濃度
基準データより小さい場合、ステップa10に移行し
て、線量センサ6とCCDセンサ5との間隔に対応した
所定時間だけ遅延した後、X線量制御回路30に指令を
出してX線源2の照射線量を増加させる。また算出され
た補正濃度が濃度基準データとほぼ等しい場合には、線
量補正を実施することなくステップa11を通過する。
こうして線量センサ6からの出力と濃度基準データとを
比較してX線照射線量を帰還制御することによって、適
正な画像濃度が得られる。
【0042】次にステップa12において断層撮影が終
了したか否かを判定し、終了していなければステップa
13で次の撮影領域へ移動するため、旋回アーム4の旋
回運動を継続するとともにCCDセンサ5のTDI動作
も続行し、引き続きステップa1〜a11を繰り返す。
撮影が終了すると、全体の濃度変動が少ない高品質の断
層画像が得られる。
【0043】図6は、本発明の第3実施例を示す構成図
である。医療用X線撮影装置は、人体等の被写体1に向
けて縦長スリット状のX線を発生するX線源2と、被写
体1を通過したX線像を検出するX線撮像器3と、X線
源2およびX線撮像器3を対向させるように保持し、こ
れらを被写体1の周りに旋回させるための旋回アーム4
などで構成される。X線源2にはX線管(不図示)が設
置され、管電圧、管電流、通電時間などの撮影条件を調
整することによって、被写体1への照射X線量が制御さ
れる。X線管から発生したX線は、1次スリット2aを
通過することによって、縦長スリット状のX線ビームに
変換される。
【0044】X線撮像器3には、X線源2からのX線を
通過させる2次スリット(不図示)が設けられ、さらに
入射したX線像を可視光像に変換するシンチレータと、
シンチレータからの可視光像を導く光ファイバプレート
(FOP)と、光ファイバプレートからの可視光像を撮
像するCCD(電荷結合素子)センサ5とが設置されて
いる。CCDセンサ5は、2次元配列した複数の受光画
素を有し、旋回アーム4の旋回速度に応じて電荷転送ク
ロックの周波数を変化させるTDI(時間遅延積分)動
作を行うことによって、所定の断層面を撮像するように
構成される。
【0045】旋回アーム4は、被写体1の上部付近を中
心として水平面内で旋回可能なように支持されており、
その回転軸はパルスモータ等のアームモータで駆動さ
れ、さらに旋回角度の時間変化を検出するための角度検
出器が設置されている。角度検出器の出力は、TDI動
作の電荷転送クロックとの同期に使用される。
【0046】X線撮像器3には、被写体1を通過したX
線量を検出する線量センサ6が設けられる。線量センサ
6は、CCDセンサ5の旋回移動方向に対して前方に連
設されており、CCDセンサ5で撮像されるX線量を事
前に検出している。本実施例の線量センサ6はCCDセ
ンサ5と同じ構造を有し、複数の受光画素が2次元配列
している。
【0047】CCDセンサ5から出力される画像信号
は、AD変換器10によってたとえば8ビット(=25
6レベル)のデジタルデータに変換され、マイクロプロ
セッサ11に取り込まれた後、フレームメモリ14に格
納される。フレームメモリ14に格納された画像データ
は、所定の画像処理が施された後、CRT(陰極線管)
などの画像表示回路15によって表示され、各種診断に
供される。なお、マイクロプロセッサ11には、信号処
理に必要な処理用メモリ12やプログラム格納メモリ1
3が接続され、さらにキーボードやパネルスイッチ等の
操作者インタフェース16が接続されている。
【0048】マイクロプロセッサ11は、CCDセンサ
5および線量センサ6で受光蓄積された電荷を旋回アー
ム4の旋回方向に沿って転送するための垂直転送クロッ
ク17、19をそれぞれ出力し、さらにCCDセンサ5
および線量センサ6において垂直転送された電荷を一走
査線分読み出すための水平転送クロック18を出力す
る。
【0049】一方、CCDセンサ5に連設した線量セン
サ6からは、被写体1の通過線量に比例したアナログ信
号が出力され、AD変換器10aによってたとえば8ビ
ット(=256レベル)のデジタルデータに変換され、
マイクロプロセッサ11に取り込まれた後、処理用メモ
リ12に格納され、X線源2へのX線帰還制御に利用さ
れる。
【0050】X線量制御回路30は、マイクロプロセッ
サ11からの指令に基づいてX線発生用高圧回路31を
制御し、さらにX線源2のX線管を帰還制御して、管電
圧、管電流、通電時間などの撮影条件を調整する。
【0051】図7は、CCDセンサ5および線量センサ
6の配置図である。本実施例における線量センサ6はC
CDセンサ5と同じ構造を有し、旋回移動方向に対して
前方に連設される。図3での説明と同様に、CCDセン
サ5および線量センサ6は、マトリクス状に2次元配列
した複数の受光画素によって縦長の受光部を形成してい
る。各受光画素は、水平方向HLに配置された複数の垂
直シフトレジスタ5a、6a(図中斜線部)と電気的接
続されており、各垂直シフトレジスタ5a、6aは垂直
転送クロックによって水平方向HLに順次転送される。
各垂直シフトレジスタ5a、6aの出力部は、垂直方向
VLに配置された水平シフトレジスタ5b、6bに電気
的接続されており、垂直シフトレジスタ5a、6aが1
画素分の転送を終える度に全ての電荷を外部へ転送す
る。こうしてX線像は、水平走査と垂直走査との組合せ
によって時系列の電気信号に変換される。なお、図7に
示したCCDセンサ5および線量センサ6は、電荷蓄積
部の無いフルフレームトランスファー(FFT)型であ
るが、受光画素と同数の電荷蓄積部を有するフレームト
ランスファー(FT)型であっても本発明は同様に適用
可能である。
【0052】図8は、垂直転送クロック17、19のタ
イミング図である。垂直転送クロック17、19は、T
DI動作のため各パルスの間隔T1、T2、…、Tnが
少しずつ変化している。全体としてCCDセンサ5を駆
動する垂直転送クロック17は線量センサ6を駆動する
垂直転送クロック19に対して線量センサ6とCCDセ
ンサ5との間隔に対応した時間だけ遅延しており、線量
センサ6がCCDセンサ5に先行して線量検出動作を行
う。
【0053】図9は、第3実施例の動作を示すフローチ
ャートである。断層撮影が開始すると、まずステップb
1において線量センサ6を構成するCCDセンサから1
ライン分の出力をマイクロプロセッサ11に取り込む。
次にステップb2で濃度検出領域の指定の有無を判定
し、領域指定が無ければ、ステップb3において全領域
の濃度平均値を計算する。一方、領域指定がある場合に
は、ステップb4において1ライン上の指定領域の全ピ
クセルの濃度平均値を計算する。
【0054】次にステップb5において、前段で算出さ
れた濃度平均値と予め定められた濃度基準データとの比
較を行う。この濃度基準データは照射線量が適正である
か否かを判定する閾値データである。まずステップb6
において、濃度平均値が濃度基準データより大きい場
合、ステップb7に移行して、線量センサ6とCCDセ
ンサ5との間隔に対応した所定時間だけ遅延した後、X
線量制御回路30に指令を出してX線源2の照射線量を
減少させる。一方、ステップb8において、濃度平均値
が濃度基準データより小さい場合、ステップb9に移行
して、線量センサ6とCCDセンサ5との間隔に対応し
た所定時間だけ遅延した後、X線量制御回路30に指令
を出してX線源2の照射線量を増加させる。また濃度平
均値が濃度基準データとほぼ等しい場合には、線量補正
を実施することなくステップb10を通過する。こうし
て線量センサ6からの出力と濃度基準データとを比較し
てX線照射線量を帰還制御することによって、適正な画
像濃度が得られる。
【0055】次にステップb11において断層撮影が終
了したか否かを判定し、終了していなければステップb
12で次の撮影領域へ移動するため、旋回アーム4の旋
回運動を継続するとともにCCDセンサ5および線量セ
ンサ6のTDI動作も続行し、引き続きステップb1〜
b10を繰り返す。撮影が終了すると、全体の濃度変動
が少ない高品質の断層画像が得られる。
【0056】図10は、CCDセンサと線量センサの平
面的な配置の他の例を示す図である。CCDセンサ20
1の各有効画素は、水平方向HLに配置された複数の垂
直シフトレジスタと垂直方向VLに配置された水平シフ
トレジスタおよび信号電荷を出力するためのアンプから
成ることは上記の実施例と同様である。線量センサ20
2は、CCDセンサ201の各有効画素に隣接して設け
られた同一またはサイズ的には異なるCCDの画素によ
って構成され、CCDセンサ201とは対称的な構造で
もって構成される。この構成においてはCCDセンサ2
01の水平方向HLの画素数に比べて、線量センサを構
成するCCDの画素数は少なく設計される。
【0057】CCDセンサは、上記の実施例と同様に旋
回アームの旋回速度に応じて電荷転送クロックの周波数
を変化させるTDI動作を行うことによって、所定の断
層像を撮像するように構成される。一方で線量センサを
構成するCCDでは、TDIでの信号電荷の積分方向と
は逆方向に電荷が転送できるように構成されており、C
CDの各画素はTDIの始まりの位置に最も近接されて
配置されている。さらにCCDセンサ201のTDIの
1クロックサイクルに線量センサを構成するCCDの画
素の信号は、その水平シフトレジスタに加算される。線
量センサを構成するCCD202は、たとえば3つの画
素203a,203b,203cより成り、その水平シ
フトレジスタは204に対応する。TDIの1クロック
サイクルにおいて203a,203b,203cの各画
素の信号は204に加算され、CCDセンサの信号列に
対応して、線量センサからの信号列が出力できる。この
方法によれば線量センサ202からの信号列は、CCD
センサ201からのTDIに必要な時間前の状態のX線
の線量をモニタすることができるため、図1の構成のX
線制御を行うことができる。
【0058】図11は、CCDセンサと線量センサの平
面的な配置のさらに他の例を示す図である。CCDセン
サの各有効画素は、水平方向HLに配置された複数の垂
直シフトレジスタと垂直方向VLに配置された水平シフ
トレジスタおよび信号電荷を出力するためのアンプから
成ることは上記の実施例と同様である。一方で線量セン
サとしてはCCDセンサのTDIの始まりの位置に垂直
方向VLと同じ向きに配置された1列のCCDの画素の
列211と、このCCDの画素の列211の全てに接続
するように設けられたフローティングゲートアンプ(Fl
oating GateAmplifier)213による非破壊の信号検出
手段によって構成される。フローティングゲートアンプ
213は、一般にCCDのアンプとして使用されている
フローティングディフュージョンアンプ(Floating Dif
fusion Amplifier)212が信号電荷の読出しにおいて
信号電荷を破壊してしまうのに対して信号を非破壊で検
出できることが知られている。
【0059】本発明によれば、CCDセンサからの信号
検出手段212とは別に線量センサとしての非破壊の信
号検出手段213をTDIの始まりの位置に配置するこ
とでCCDセンサからのTDIに必要な時間前の状態の
X線の線量をモニタすることができるため、図1の構成
のX線制御を行うことができる。
【0060】図10や図11に示す例では、線量センサ
をX線撮影用CCDセンサ用の基板に一体的に隣接して
設けることができるため、センサの小型化が行われ、組
立てが容易になるとともに、コスト的に安く製作できる
メリットがある。
【0061】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、C
CDセンサに入射するX線量を事前に検出することが可
能になるため、X線発生器のX線量を確実に帰還制御す
ることができる。こうして被写体のX線透過率の変化に
対応してX線露出量を適切に制御でき、全体として濃度
変動の少なく診断し易い断層画像が得られる。
【0062】また、線量センサは単一または複数の受光
面を有することによって、被写体の局所的な透過率変化
に対して安定したX線量検出が可能になる。
【0063】また、線量センサはCCDセンサと同じ構
造を有することによって、時間的に先行しながらCCD
センサと同じ条件で撮像できるため、X線露出量をより
適切に制御できる。
【0064】また、線量センサからの出力と電荷転送ク
ロックの周波数との比に基づいてX線露出量を帰還制御
することによって、受光画素当りのX線露出量を適切に
制御できる。
【0065】また、CCDセンサから成る線量センサを
撮像用のCCDセンサと隣接して設けることによって、
小型化が図られ製造が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図である。
【図2】線量センサ6の配置を示す説明図である。
【図3】CCDセンサ5の画素配列と電荷転送動作を示
す配置図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図5】第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第3実施例を示す構成図である。
【図7】CCDセンサ5および線量センサ6の配置図で
ある。
【図8】垂直転送クロック17、19のタイミング図で
ある。
【図9】第3実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】CCDセンサと線量センサの平面的な配置の
他の例を示す図である。
【図11】CCDセンサと線量センサの平面的な配置の
さらに他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 被写体 2 X線源 2a 1次スリット 3 X線撮像器 4 旋回アーム 5 CCDセンサ 5a、6a 垂直シフトレジスタ 5b、6b 水平シフトレジスタ 6 線量センサ 10、10a AD変換器 11 マイクロプロセッサ 12 処理用メモリ 13 プログラム格納用メモリ 14 フレームメモリ 15 画像表示回路 17、19 垂直転送クロック 18 水平転送クロック 20 疑似垂直転送クロック 21 FVコンバータ 22 除算器 23 遅延回路 30 X線量制御回路 31 X線発生用高圧回路
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 正和 京都府京都市伏見区東浜南町680番地 株式会社モリタ製作所内 (72)発明者 的場 一成 京都府京都市伏見区東浜南町680番地 株式会社モリタ製作所内 (72)発明者 浅井 仁 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松 ホトニクス株式会社内 (72)発明者 竹口 明孝 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松 ホトニクス株式会社内 (72)発明者 宮口 和久 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松 ホトニクス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−31844(JP,A) 特開 昭57−166144(JP,A) 特開 昭61−22841(JP,A) 特開 昭60−163642(JP,A) 特開 昭61−48342(JP,A) 特開 平2−84942(JP,A) 実開 平4−48169(JP,U) 実開 昭60−190303(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/14 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体に向けてX線を発生するX線発生
    器と、 被写体を通過したX線像を検出するX線撮像器と、 X線発生器およびX線撮像器を対向させて被写体の周り
    に旋回させるための旋回アームと、 X線撮像器からの画像信号を表示する表示手段とを備
    え、 前記X線撮像器は2次元配列した複数の受光画素を有す
    るCCDセンサを含み、旋回アームの旋回速度に応じて
    電荷転送クロックの周波数を変化させて、所定の断層面
    を撮像するように構成された医療用X線撮影装置におい
    て、 前記X線撮像器は被写体を通過したX線量を検出する線
    量センサを含み、該線量センサはCCDセンサの旋回移
    動方向に対して前方に連設されており、該線量センサの
    出力に基づいて前記X線発生器が発生するX線量を帰還
    制御することを特徴とする医療用X線撮影装置。
  2. 【請求項2】 線量センサは、単一または複数の受光面
    を有することを特徴とする請求項1記載の医療用X線撮
    影装置。
  3. 【請求項3】 線量センサは、前記CCDセンサと同じ
    構造を有することを特徴とする請求項1記載の医療用X
    線撮影装置。
  4. 【請求項4】 線量センサからの出力と電荷転送クロッ
    クの周波数との比に基づいて、前記X線発生器のX線量
    を帰還制御することを特徴とする請求項1記載の医療用
    X線撮影装置。
  5. 【請求項5】 線量センサは、前記CCDセンサと隣接
    して設けたCCDによって構成され、CCDセンサとは
    反対方向に電荷を転送できるように構成したことを特徴
    とする請求項1記載の医療用X線撮影装置。
  6. 【請求項6】 線量センサは、前記CCDセンサと隣接
    して設けた1列のCCD画素に設けられたフローティン
    グゲートアンプ(Floating Gate Amplifier)による非
    破壊の信号検出手段によって構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の医療用X線撮影装置。
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