JP3306848B2 - パイロットラダー移動装置 - Google Patents

パイロットラダー移動装置

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JP3306848B2 JP22630797A JP22630797A JP3306848B2 JP 3306848 B2 JP3306848 B2 JP 3306848B2 JP 22630797 A JP22630797 A JP 22630797A JP 22630797 A JP22630797 A JP 22630797A JP 3306848 B2 JP3306848 B2 JP 3306848B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運搬船のパイロッ
トラダーを格納するための装置に係り、特に荷役作業時
にパイロットラダー、ダビット、ウインチを全て舷側で
駆動して船体中心線側に移動させることができるパイロ
ットラダー移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チップ運搬船においては、水先人が船体
へと移動するために、船側に縄梯子とパイロットラダー
が装備されている。パイロットラダーは、例えば甲板上
に垂直に配置されたラダーレスト及びこのラダーレスト
の上端部から船舷へと水平に突出して配置されたダビッ
トと、ラダーレストからダビッドを介して梯子本体を吊
り下げるロープと、ロープを巻き上げる巻上装置とを備
えている。このようなチップ運搬船へのチップ荷役に関
しては、図3に示すように、船倉開口部35に対して、
岸壁を走行する台車32上に載置されたクレーン33に
よってベルトコンベア34及びシューター31を架設す
る、いわゆる走行式ローダーコンベア30を用いて荷役
作業を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
運航効率アップのためチップ運搬船を超大型化する傾向
にある。しかし、上記したパイロットラダーの梯子本体
は、船舷に沿った状態で格納されているので、従来の走
行式ローダーコンベアでは、パイロットラダーの梯子本
体やダビット及びラダーレストがベルトコンベアに接触
し、作業に支障を来すといった問題がある。これに対処
するためには、走行式ローダーコンベアのクレーン高さ
や架設角度、及び走行台車位置などを変更する必要がで
てくる。しかしながら、走行式ローダーコンベアの規格
を変更することは、コスト面でかなりの負担がかかると
いった問題がある。
【0004】本発明は上記した問題を解消するためにな
されたものであり、大型のチップ船において、従来の走
行式ローダーコンベアの邪魔になることなく、またその
規格を変更することなく荷役作業を行うことができるパ
イロットラダー移動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、梯子本体の上部踊り場側及びラダーレ
ストやダビットの下部に設けた移動体を、これらの移動
体を船舷から船体中心線側へと案内する案内レールと、
各々の移動体を水平移動させる機構とを備え、少なくと
もラダーレストを垂直状に配置された状態から甲板と水
平になるように傾倒可能に構成したのである。そして、
このようにすることで、各々の移動体上にある梯子本体
とダビット及びラダーレストとを、未使用時に船体中心
線側へと引き込むことができ、パイロットラダーが大型
のチップ船において走行式ローダーコンベアによる荷役
作業の支障にならなくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明パイロットラダー移動装置
は、船舷から先端側を傾斜させて架設される梯子本体
と、梯子本体を支持するため甲板に配置したラダーレス
ト及びダビットと、ラダーレストを介してダビットから
梯子本体へと繋いだロープを該梯子本体の格納時に巻き
上げ、使用時に送り出すためラダーレスト又は船体側に
設けた巻上機とを有したパイロットラダーを移動する装
置であって、梯子本体の上部踊り場側に設けた移動体
と、ラダーレストあるいはラダーレストとダビットの下
部に設けた移動体と、これらの移動体を船舷から船体中
心線側へと案内するために各々の移動体に対応して上甲
板上に設けた案内レールと、各々の移動体を水平移動さ
せる機構とを備え、少なくともラダーレストを垂直状に
配置された状態から甲板と水平になるように傾倒可能に
構成したものである。
【0007】上記構成において、パイロットラダーの使
用時には、梯子本体とラダーレストとを各々配置したそ
れぞれの移動体を同期して案内レール上で水平に移動さ
せ、梯子本体とダビットを船舷から突出させた状態にす
る。そして、巻上機からロープを送り出すと梯子本体の
先端側が下方に傾斜して架設される。そして、パイロッ
トラダーの収納時には、上記とは逆に、梯子本体の先端
側を巻上機により船舷から突出したダビットに接近する
ように巻き上げた後、船舷から突出したダビットと梯子
本体を船体中心線側へ引き込むべく水平移動機構を作動
させると、案内レールに沿って各々の移動体が同期して
移動し、梯子本体とダビットが船舷から船体中心線側へ
と収納される。そして、このように収納した状態で走行
式ローダーコンベアを岸壁から船体に向けて架設して荷
役作業を行えば、該走行式ローダーコンベアが、パイロ
ットラダーの梯子本体やダビットに接触することがな
い。
【0008】また、少なくともラダーレストを、垂直状
に配置された状態から甲板と水平になるように傾倒させ
るので、パイロットラダーが走行式ローダーコンベアに
よる荷役作業の支障となることはなくなる。それでもな
おも走行式ローダーコンベアがダビットの上部に接触す
る虞のある場合には、上記の構成において、ダビット
を、ラダーレストの上部に水平に支持し、船舷から突出
した状態からラダーレストを中心として船体中心線側へ
と旋回させれよい
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図1〜図4を参照
して説明する。図1は本発明のパイロットラダー移動装
置の概略構成を示す。図2はダビット周辺を示す。図3
は走行式ローダーコンベアを用いての荷役作業状態を示
す。図4は、起立して格納され、傾倒して使用状態とな
るパイロットラダーに本発明を採用した状態を示す。図
1において、1は、船の甲板上に全体が設けられ、船舷
から船体中心線側へとパイロットラダー2全体を水平移
動させるパイロットラダー移動装置である。
【0010】パイロットラダー2は、甲板上から岸壁へ
とその上部踊り場側3aを中心に下方に傾斜して架設す
る梯子本体3と、この梯子本体3の先端側3bを繋いだ
ロープ4をガイドし、梯子本体3が船舷から突出した状
態にあるときに同様に突出して該梯子本体3を吊り下げ
状態とするダビット5aと、このダビット5aを水平に
支持するラダーレスト5bと、ロープ4を巻き上げ、送
り出しを行う巻上機6とを備えている。なお、本実施例
では、図1(a)に示すように、ダビット5aは、ラダ
ーレスト5bの上端部に水平状態で一体的に設けられて
いる。
【0011】本実施例のパイロットラダー移動装置1
は、上記構成のパイロットラダー2を水平移動させるた
めに以下のような構成となっている。7は、梯子本体3
の上部踊り場側3aに設けた移動体、8は、ラダーレス
ト5bの下部に設けた移動体であり、これら移動体7,
8には船体中心線側端部上面に該移動体7,8の各々に
亘って連結板9が設けられている。10,11は、甲板
上に設けられ、上記移動体7,8の船舷から船体中心線
方向への移動を案内する案内レールであり、例えば移動
体7,8が2.5m分だけ移動する長さを有している。
12は、そのロッド12aが突出することで上記連結板
9を船舷へ移動させ、ロッド12aがシリンダ12b内
へ退入することで上記連結板9を船体中心側へと移動さ
せる、例えば油圧シリンダである。なお、図1(a)で
は、移動体7,8と案内レール10,11の箇所につい
ては簡略化して示している。
【0012】上記した移動体7,8と案内レール10,
11の配置関係は、例えば、図1(b)に示すようにな
っている。移動体7,8は、その長さ方向全体に亘っ
て、凸字形状の脚部7a,7b及び脚部8a,8bが形
成されている。そして、この凸字形状の外形を覆うよう
に案内レール10,11が形成され、脚部7a,7b及
び脚部8a,8bが案内レール10,11に挿入されて
ここを長手方向に移動する構成となっている。なお、後
述する油圧シリンダ12の出力を小さくする目的から、
脚部7a,7b及び脚部8a,8bの下部に車輪を設け
るようにしてもよい。
【0013】移動体7,8と案内レール10,11の配
置関係を上記のようにした理由は、梯子本体3などを船
舷から突出させて使用する状態では、船舷縁部を支点と
して連結板9の配置部位が上方に浮き上がる可能性があ
り、案内レール10,11から移動体7,8が外れてし
まう虞があることから上記のようにしたのである。そし
て、このようにすることで、安全にかつ安定してパイロ
ットラダー2を使用又は収納させることができる。
【0014】次に、上記構成のパイロットラダー移動装
置1の動作について説明する。まず、初期状態からパイ
ロットラダー2を使用するときは、油圧シリンダー12
のロッド12aを突出させる。このとき、連結板9の作
用により移動体7,8が同期して船体中心線方向から船
舷へと移動する。そして、移動体7,8が移動して梯子
本体3、及びダビット5aが船舷から突出した状態とな
ったときに油圧シリンダ12の駆動を停止する。
【0015】そして、巻上機6を駆動してロープ4を送
り出すと、梯子本体3の先端側3bが下降し、梯子本体
3の上部踊り場側3aから先端側3bを下方へ傾斜させ
ると共に図示省略した縄梯子を降ろせば、水先人が乗船
可能状態となる。
【0016】次に、図3に示すように、着岸後、岸壁側
に配した走行式ローダーコンベア30を用いて荷役作業
を行うには、まず、台車32を船体の荷役作業位置に対
応する岸壁位置まで移動させ、クレーン33を旋回及び
伸ばし、ベルトコンベア34及びシューター31を船倉
開口部35に架設するが、超大型のチップ運搬船では岸
壁から船体へと架設したクレーン33がパイロットラダ
ー2に接触するので、以下のようにしてパイロットラダ
ー2を収納する。
【0017】まず、梯子本体3を上記動作とは逆に、巻
上機6を巻上駆動して梯子本体3の先端側3bを上昇さ
せ、この後、油圧シリンダ12のロッド12aを退入さ
せる。ロッド12aを退入させると、移動板7,8が案
内レール10,11に案内されて船舷から船体中心線側
に水平移動し、つまり、梯子本体3とダビット5aが船
体中心線側へと引き込まれる。
【0018】このようにすることで、岸壁から船体へと
架設したクレーン33のパイロットラダー2への接触を
避けることができる。そして、そのようにしてもなお接
触する可能性がある場合には、図2に示すようにすれば
よい。すなわち、本発明の請求項2に対応するパイロッ
トラダー移動装置は、パイロットラダー2を船体中心側
へと収納した後、ダビット5aをラダーレスト5bを中
心として旋回可能とし、船舷方向への突出を小さくし
た。すなわち、ダビット5aは、ラダーレスト5b側の
端部が、図2(c)に示すようにラダーレスト5bの上
端面に開けられた穴に嵌入して、ラダーレスト5bを中
心に旋回可能となっている。
【0019】ダビット5aの旋回は、例えば手動により
行い、所定角度だけ旋回した状態で図2(b),(c)
に示すように、その位置をピン16で固定する。なお、
この旋回動作を行う際には、巻上機6によりダビット5
aが旋回可能な長さ分だけロープ4を送り出しつつ旋回
を行う。もちろん、ダビット5aの旋回は、モータなど
の駆動機構によって行う構成としてもよい。なお、図2
において、移動体7,8と案内レール10,11の箇所
は簡略化して示している。
【0020】さらに、パイロットラダー2を船体中心側
へと収納した後、ラダーレスト5bの高さによりクレー
ン33と接触する可能性があるならば、図示しないが、
ラダーレスト5bを船体進行方向前又は後方向、又は船
体中心線方向に傾倒する構成とすればよく、これが、本
発明の請求項3に対応するパイロットラダー移動装置で
ある。
【0021】すなわち、ラダーレスト5bを傾倒させる
ことで、パイロットラダー2の設置箇所での上方への突
出高さは小さくなり、これにより、岸壁から船体へと架
設されたクレーン33と接触しなくなる。また、上記し
たように、船舷外への突出は梯子本体3とダビット5a
を船体中心線側へすでに引き込んでいるので、クレーン
33が接触することがない。従って、走行式ローダーコ
ンベア30の規格を変更することなく、岸壁と船との荷
役作業を行うことができる。なお、このようにする場合
は、ダビット5aをラダーレスト5bに対して固定的に
設けた構成であってもよいし、請求項2に対応する状態
のようにラダーレスト5bを中心にダビット5aが旋回
するように設けた構成であってもよい。
【0022】次に、本発明のパイロットラダー移動装置
1を、梯子本体3が起立して格納され、傾倒して使用状
態となるパイロットラダー20に採用した実施例を図4
を参照して説明する。図4に示す実施例は、ラダーレス
ト5bが移動体8に立設され、ラダーレスト5bの船舷
側、つまり梯子本体3を設けた側にダビット5aが独立
して移動体8に設けられている。さらに、ダビット5a
は、その途中部分が移動体8に設けた部分と船舷側へと
突出する部分とで折曲するようになっている。ダビット
5aの折曲は、巻上機6にてロープ4を巻取ることによ
り行われる。
【0023】上記構成のパイロットラダー20は、梯子
本体の先端側3bを巻き上げると、そのままダビット5
aと共に図示するようにラダーレスト5bと平行に起立
して格納される。そして、この状態で、油圧シリンダ1
2を駆動して案内レール10,11に沿って移動体7,
8を船体中心側へと移動させれば、上記図1に示した実
施例と同様に、岸壁から船体へと架設したクレーン33
のパイロットラダー20への接触を避けることができ
る。なお、パイロットラダー20に本発明のパイロット
ラダー移動装置1を採用する場合には、上記した請求項
2に対応する態様は適用できないが、請求項3に対応す
る態様として例えばラダーレスト5bを船体中心側へ傾
倒可能なように構成したり、また、ラダーレスト5bと
共にダビット5a及び起立した梯子本体3を船体中心側
へ傾倒可能な構成とすれば、さらにクレーン33の接触
を避けることができる。
【0024】このように、本発明は、岸壁から走行式ロ
ーダーコンベア30を用いて船体の荷役作業を行うに際
し、船舷に突出したパイロットラダー2の梯子本体3や
ダビット5a及びラダーレスト5bを船体中心線側へと
移動させることでクレーン33の邪魔になることがな
く、また、ダビット5aの船舷への突出を、該ダビット
5aをラダーレスト5bを中心として旋回させることで
小さくすることができ、また、ラダーレスト5bの高さ
を、該ラダーレスト5bを傾倒させることにより小さく
できるので、パイロットラダー2が走行式ローダーコン
ベア30のクレーン33と接触することがない。
【0025】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、油圧シリンダ1
2は、上記実施例では、2基設けているが1基でもよ
く、また、特に油圧シリンダ12でなくとも、ジガーシ
リンダ、ウインチなどにより行ってもよい。
【0026】また、油圧シリンダ12の配置に関して
は、上記実施例では、シリンダ12bを船体中心線側に
設けて、ロッド12aを突出させて梯子本体3などを船
舷から突出させ、ロッド12aを退入させて梯子本体3
などを船体中心線側に引き込むようにしていたが、シリ
ンダ12bを船舷方向に設けて、ロッド12aを退入さ
せて梯子本体3などを船舷から突出させ、ロッド12a
を突出させて梯子本体3などを船体中心線側に引き込む
ようにしてもよい。
【0027】また、ダビット5aを旋回させる構成とし
た場合には、上記では特に明記しなかったが、船舷から
突出した状態から旋回角度を例えば90°〜180°の
範囲で旋回させるようにすればよい。さらに、ラダーレ
スト5bを傾倒させる構成とした場合には、その傾倒角
度は、直立した状態から例えば40°〜45°の範囲
で、又は90°傾倒するようにすればよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明は、大型化した船
に対し、既設の走行式ローダーコンベアを用いて荷役作
業を行う際に、船舷から突出した状態にある梯子本体及
びダビット及びラダーレストを船体中心側に水平移動さ
、少なくともラダーレストを起立状態から甲板と水平
になるように傾倒して収納するようにしたので、岸壁か
ら船体へと走行式ローダーコンベアのクレーンを架設し
た際に該クレーンと梯子本体とダビット及びラダーレス
トが接触して荷役作業に支障を来すことがない。また、
そのようにしたことにより、走行式ローダーコンベアの
規格を変更する必要もなく、低コストで大型船において
も荷役作業を行うことができる。また、必要に応じて、
上記のように収納したダビットを船舷から突出した状態
から船体中心線側へと旋回するようにすれば、より確実
に走行式ローダーコンベアのクレーンとの接触を避ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のパイロットラダー移動装置の
実施例による概略構成を示す斜視図、(b)はその移動
体と案内レールとの配置関係を示す断面図である。
【図2】(a)は本発明のパイロットラダー移動装置の
他の実施例による概略構成を示すダビット及びラダーレ
スト周辺を示す斜視図、(b)はダビット及びラダーレ
ストの平面図、(c)はラダーレスト周辺を示す図であ
る。
【図3】岸壁の走行式ローダーコンベアを用いて船体の
荷役作業を行う様子を示す図である。
【図4】本発明のパイロットラダー移動装置を傾倒する
梯子本体を有したパイロットラダーに採用した状態を示
し、(a)はパイロットラダーの収納する状態を示す斜
視図であり、(b)はパイロットラダーを使用する状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パイロットラダー移動装置 2 パイロットラダー 3 梯子本体 5a ダビット 5b ラダーレスト 6 巻上機 7 移動体 8 移動体 10 案内レール 11 案内レール 12 油圧シリンダ 20 パイロットラダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−98692(JP,A) 実開 昭57−158599(JP,U) 実開 平5−86791(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63B 27/14 103 - 105 B63B 27/14 107

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船舷から先端側を傾斜させて架設される
    梯子本体と、前記梯子本体を支持するため甲板に配置し
    たラダーレスト及びダビットと、前記ラダーレストを介
    して前記ダビットから前記梯子本体へと繋いだロープを
    該梯子本体の格納時に巻き上げ、使用時に送り出すため
    前記ラダーレスト又は船体側に設けた巻上機とを有した
    パイロットラダーを移動する装置であって、前記梯子本
    体の上部踊り場側に設けた移動体と、前記ラダーレスト
    あるいはラダーレストとダビットの下部に設けた移動体
    と、これらの移動体を船舷から船体中心線側へと案内す
    るために各々の移動体に対応して上甲板上に設けた案内
    レールと、各々の移動体を水平移動させる機構とを備
    、少なくとも前記ラダーレストを垂直状に配置された
    状態から甲板と水平になるように傾倒可能に構成した
    とを特徴とするパイロットラダー移動装置。
  2. 【請求項2】 ダビットはラダーレストの上部に水平に
    支持され、船舷から突出した状態から船体中心線側へと
    ラダーレストを中心として旋回可能に構成したことを特
    徴とする請求項1記載のパイロットラダー移動装置。
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