JP3306322B2 - 巻線方法および装置 - Google Patents
巻線方法および装置Info
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Description
や板状の非連続体に液体を薄膜コーティング(塗布)に
使用される整列巻線付きロッドを製造するための、巻線
方法および装置に関する。
体の表面に、数μmのオーダーで薄膜状に液体を塗布す
る方法として、細線を巻線したロッドバー(細線、ロッ
ドバー共に金属)を用いるロッドコーティング法があ
る。
す。ロッドコーティング法とは、等ピッチもしくは密着
状態で細線を巻線したロッドバー(8a)を液体(8b)に浸
し、このロッドバー(8a)とゴムローラ等の搬送ローラ(8
c)との間に、ワークであるシート状の連続体や板状の非
連続体(8d)を挿入することで、巻線した線材(8e)の谷間
に入り込んだ液体(8f)を転写、薄膜状に塗布する方法で
ある。このようなロッドコーティング法は、写真フィル
ムの製造工程や液晶カラーフィルタの製造工程などで用
いられている。ロッドコーティング法については、例え
ば、特開平2-258081号公報や特開平4-270346号公報等に
記載されている。
線付きロッドの整列巻線は、従来人手で行っていた。つ
まり、回転手段にロッドバーをチャックして、手動もし
くは自動でこれを回転させる。そして、回転するロッド
バーに合わせ、手で持った線材を軸方向に逐次移動、位
置決めして巻線を行っていた。
きロッドの整列巻線は人手に頼って行っているため、
(1)巻き付け角度が不安定、(2)線材の幅寸法の変
化に対応が困難、(3)目標とする巻き付け角度への移
行時間が長い、(4)巻線時に線材に加える張力が不安
定 等などの問題があった。そして、このような問題
は、最終的には、(1)巻線の隙間や重なりが生じこれ
に起因して塗布した膜厚が不均一になる、(2)ロッド
コーティングに使う装置の調整に多くの時間を要す、
(3)巻線付きロッドの寿命が短い 等の問題につなが
るものであった。
細に述べる。
に巻線する時の線材の角度(以下“巻き付け角度”と言
う)を一定に保つ必要がある。しかし、人手による巻線
では作業中に線材を支持する手の位置を正確かつ一定に
保つことができない。そのため、密着整列巻線を実現し
ようとしても線材の隙間や重なりが生じたり、等ピッチ
の整列巻線を実現しようとしてもピッチのばらつきが生
じてしまう。
用いてロッドコーティングを行った場合、図9に示した
様にロッドバーの巻線の隙間や重なりの生じた箇所(9a)
〜(9c)に対応して、塗布したワークの搬送方向に帯状の
塗布ムラ(9d)〜(9f)が生じていた。
間の谷間に侵入する塗布液の量を巻き線した線材の外径
によって調整し、被塗布体上に形成する塗布液の膜厚を
管理する。そのため、隣接する線材の間に隙間やピッチ
ずれがあった場合、その部分の塗布膜厚が増加し、被塗
布体の進行方向に平行な塗布むらが生じてしまう。液晶
カラーフィルタのレジスト塗布においては、外径100
μm程度のステンレスワイヤを1μm単位で巻線して膜
厚を管理している。そのため数μmオーダーの線材の隙
間や重なりでも、製品の品質に多大な影響を与える。例
えば、レジストの塗布膜厚は1〜2μmであり、わずか
数10nmの膜厚の差が、液晶ディスプレイの色むら不
良の原因になっている。
と被塗布体、ロッドとそれを支える支持部品が接触して
こすれあうことによって、線材の隙間や重なりが生じて
しまっていた。また、被塗布液中のゴミや顔料粒子が線
材の隙間に入り込むことにより、線材の隙間や重なりが
生じてしまっていた。
された液体の膜厚をロッドバーに巻線する線材の幅寸法
(断面形状が円の場合は直径)によって管理している。
様々な幅寸法の線材を高精度に整列巻線することが要求
されるが、密着整列巻線を行う場合の巻き付け角度、ロ
ッドバーの回転速度とトラバースの速度の理想値は、各
幅寸法によって異なる。よって、様々な幅寸法に対応し
て精度良く巻線するにはノウハウと熟練を要する。ま
た、その製作にも多大の時間を必要とする。そのため、
密着整列巻線付きロッドは、高価で長納期の部品であっ
た。
も幅寸法のばらつきは存在する。この様なリール中の幅
寸法のばらつきには手作業では対応するのは不可能で、
巻線における隙間や重なりの原因となっていた。
(a)の様に既に巻線した線材に巻き付け中の線材を押し
付けながら巻線を行わねばならない。このため線材の出
口(10a)はロッドバー(10b)に巻線した線材の端部(10c)
よりも遅れた状態で進行する。しかし、巻線開始時から
この時の巻き付け角度θmでロッドバーを回転させる
と、線材は密着整列巻線をしようとする方向と逆方向に
巻線されてしまう(図10(b))。よって、巻線の開始
時は線材の出口(10a)が巻線の端部(10c)よりも進んだ状
態にしておき(図10(c))、巻き付け角度θ0を巻線が
進むに従って徐々にθmに近づけていかなければならな
い。
巻き付け角度がθmに安定するまでに時間がかかり、隙
間や重なりが生じた無効な巻線領域が広範囲に及んでい
た。このため、必要とする密着整列巻線の範囲より余分
に巻線を行い、巻線後に無効な部分を取り除く作業が必
要であった。
ー端部やロッドバーの溝や突起の近傍から有効に密着整
列巻線された巻線付きロッドを得ることは困難であり、
巻線して塗布に使用出来る範囲がロッドバーの形状によ
って制限されていた。
える張力を一定に保つことが出来ない。このため線材と
ロッドバーの間の接触圧力が小さい部分が生じる。その
結果、コーティング時に外力が加わると、摩擦力が小さ
い部分では、線材とロッドバーの滑りによって巻線のピ
ッチ不良や隙間、重なりが生じてしまう。この様に、巻
線した直後には良品として使えた巻線付きロッドが、使
用に伴って不良品になる場合があった。
感に頼るしかなく、線材の断面積の変化に応じて張力を
調整することは高度な熟練を要する困難な作業であっ
た。
ロッドバーの製造に好適な巻き線方法および装置、特
に、整列巻線を自動化、高精度化、長寿命化することの
できる巻線方法および装置を提供することを目的とす
る。
ては、被巻線材を回転させるとともに、線材を供給する
トラバースを該被巻線材の回転軸に平行に移動させるこ
とで、該被巻線材に線材を巻き付ける巻線方法におい
て、上記トラバースから供給された上記線材の幅寸法お
よび巻き付け角度を逐次測定し、上記測定によって得ら
れた幅寸法に基づいて、上記トラバースの移動と上記被
巻線材の回転とを同期させるための基本値を決定し、 上
記測定によって得られた、巻き付け角度と当該巻き付け
角度の目標値との差分に基づいて修正量を決定し、 上記
基本値を上記修正量の分だけ修正し、該修正後の値に基
づいて、上記被巻線材の回転速度と上記トラバースの移
動速度との少なくとも一方を制御すること、を特徴とす
る巻線方法が提供される。
線材を巻き付ける巻線装置において、上記被巻線材を回
転させる回転手段と、上記線材を送出する送出部を備
え、少なくとも該送出部を上記被巻線材の回転の軸に平
行に移動させつつ上記線材を供給するトラバース手段
と、上記トラバース手段から供給された上記線材の幅寸
法を測定する寸法測定手段と、上記トラバース手段から
供給された上記線材の上記被巻き線材への巻き付け角度
を測定する角度測定手段と、上記寸法測定手段の測定結
果および上記角度測定手段の測定結果に基づいて、上記
被巻線材の回転速度と上記送出部の移動速度との少なく
とも一方を制御する制御手段と、を有することを特徴と
する巻線装置が提供される。
結果に基づいて、上記送出部の移動と上記被巻線材の回
転とを同期させるための基本値を求めるとともに、上記
角度測定手段の測定結果に基づいて該測定された巻き付
け角度と別途定められた巻き付け角度の目標値との差分
値を求め、該差分値に基づいて修正量を求め、上記基本
値を上記修正量の分だけ修正し、該修正後の値に基づい
て、上記被巻線材の回転速度と上記送出部の移動速度と
の少なくとも一方を制御する。
線材を巻き付ける巻線装置において、上記被巻線材を回
転させる回転手段と、上記線材を送出する送出部を備
え、少なくとも該送出部を上記被巻線材の回転の軸に平
行に移動させつつ上記線材を供給するトラバース手段
と、上記トラバース手段から供給された上記線材の幅寸
法を測定する寸法測定手段と、上記送出部から送出され
上記被巻き線材に巻き付けられるまでの間の所定の領域
における、上記線材の位置を測定する位置測定手段と、
上記寸法測定手段の測定結果および上記位置測定手段の
測定結果に基づいて、上記被巻線材の回転速度と上記送
出部の移動速度との少なくとも一方を制御する制御手段
と、を有することを特徴とする巻き線装置が提供され
る。
結果に基づいて上記送出部の移動と上記被巻線材の回転
とを同期させるための基本値を求めるとともに、上記位
置測定手段の測定結果と別途定められた目標の位置との
差分値を求め、該差分値に基づいて修正量を求め、上記
基本値を上記修正量の分だけ修正し、該修正後の値に基
づいて、上記被巻線材の回転速度と上記送出部の移動速
度との少なくとも一方を制御するものであってもよい。
回転させるとともに、線材を供給するトラバースを該被
巻線材の回転軸に平行に移動させることで、該被巻線材
に線材を巻き付ける巻線装置において、被巻線材を回転
させる回転手段と、線材を送出する送出部を備え、少な
くとも該送出部を上記被巻線材の回転の回転軸に平行に
移動させつつ上記線材を供給するトラバース手段と、上
記トラバース手段から供給された線材の幅寸法を測定す
る寸法測定手段と、上記寸法測定手段の測定結果に基づ
いて当該線材の断面積を求め、さらに、該断面積に応じ
た所定の引っ張り応力値を決定する演算手段と、を備
え、上記トラバース手段は、上記演算手段の求めた引っ
張り応力値の引っ張り応力を上記線材に与えるテンショ
ナとを含んで構成されるものであること、を特徴とする
巻線装置が提供される。
用を説明する。
転の軸に平行に移動させつつ線材を供給する。一方、回
転手段は被巻線材を回転させる。これにより、トラバー
ス手段から供給された線材は被巻き線材に巻き付けられ
ることになる。
から供給された線材の幅寸法を逐次測定している。ま
た、角度測定手段は、トラバース手段から供給された線
材の被巻き線材への巻き付け角度を逐次測定している。
の測定結果に基づいて、送出部の移動速度と上記回転手
段による上記被巻線材の回転速度との少なくとも一方を
制御する。該制御は、送出部の移動と、被巻き線材の回
転に伴う巻き付け位置の変位とを同期させるように行
う。また、巻き付け角度を目標値に一致させるように行
う。具体的な制御内容としては以下のような手法が考え
られる。
に基づいて上記被巻線材の回転速度の基本値を決定す
る。また、測定された巻き付け角度に基づいて基本値の
修正量を決定する。該修正量は、そして、基本値をこの
修正量の分だけ修正し、該修正後の値に基づいて、被巻
線材の回転速度を制御する。
度と目標値との差分値を求め、その差分値の大きさに応
じたものとする。このようにすれば、目標値とのずれ
(差分値)が大きい場合(例えば、巻き線開始時)で
も、速やかにずれを小さくできる。
定する位置測定手段を採用することも可能である。この
場合には、制御手段は、位置測定手段の測定結果と、別
途定められた目標の位置との差分値を求め、該差分値に
基づいて修正量を求めるようにする。
イムで測定し、逐次目標とする巻き付け角度とのずれを
補正して一定に近づけることで、高精度な等ピッチの巻
線、もしくは密着整列巻線が可能となる。
材の回転速度と送出部の速度及び目標巻き付け角度を決
定するため、線材の幅寸法を変更したり、線材の幅寸法
のばらつきがあった場合でも、高精度に密着整列巻線を
行うことができる。これをロッドコーティング用の巻線
付きロッドバーの製造に適用すれば、高精度なピッチ、
あるいは密着状態で巻線された巻線付きロッドが得られ
る。このような巻線付きロッドを用いてロッドコーティ
ングを行なえば、高精度な膜厚にて均一で安定した液体
塗布が可能となる。
標とする巻き付け角度に短時間で自動的に変更が行われ
るため、整列巻線の無効領域が減少する。これにより、
被巻き線材に余分に巻線して取り除く作業が必要なくな
り、使用する線材の量を減らすことが出来る。また、被
巻き線材の端部や溝、突起の近傍からの有効な整列巻線
が可能になるため、被巻き線材の形状や巻線領域の選択
肢が増す。このような巻線付きロッドを用いてロッドコ
ーティングを行なえば、高精度な膜厚で塗布することの
出来る領域が拡大される。
転の軸に平行に移動させつつ線材を供給する。一方、回
転手段は被巻線材を回転させる。これにより、トラバー
ス手段から供給された線材は被巻き線材に巻き付けられ
ることになる。
から供給された線材の幅寸法を逐次測定している。演算
手段は、寸法測定手段の測定結果に基づいて当該線材の
断面積を求める。そして、その断面積に応じた所定の引
っ張り応力値を決定する。この引っ張り応力値は、線材
と被巻き線材の滑りを防ぐのに十分な、線材による被巻
き線材の圧縮力が得られるようにとの観点から決定す
る。例えば、線材の弾性限界の70%に設定してもよ
い。トラバース手段は、演算手段の求めた引っ張り応力
値の引っ張り応力をテンショナによって線材に与えつ
つ、線材を供給する。
き線材に圧縮力が加わるため線材と被巻き線材の滑りが
防止される。外力が加わっても線材がずれて隙間や重な
りが生じることはない。ロッドコーティングに用いられ
る巻線付きロッドバーの製造に適用した場合、巻線付き
ロッドは半永久的に使えるようになる。更に各巻線幅に
適した張力の設定も自動で行なえる。
説明する。
列巻線機の外観図である。
になっており、その軸の先端はセンタ形状とされてい
る。そして、その後部には、ケレ回し(1b)が設けられて
いる。主軸(1a)の反対側には芯押し台(1c)が設けられて
いる。芯押し台(1c)は、ロッドバー(1d)の長さに応じて
案内(1e)上をロッドバー(1d)の軸方向に水平移動可能で
あり、所定の位置でロック機構(1f)によって固定され
る。
センタ(1g)が取り付けられている。ロッドバー(1d)に設
けたセンタ穴に、主軸(1a),芯押し台(1c)のセンタを一
致させる。そして、その状態で芯押し台(1c)のハンドル
(1h)を操作することで回転センタ(1g)を前進させて、ロ
ッドバー(1d)を主軸(1a)と芯押し台(1c)の間に取り付け
る。
i)を取付けておき、ケレ回し(1b)のピンとケレ(1i)の
溝を一致させ、ネジ止め等によりロッドバー(1d)に固定
する。これにより主軸(1a)の回転に伴って、ロッドバー
(1d)が回転される。
は、トラバース(1j)によって供給される。このトラバー
ス(1j)は、ロッドバー(1d)の軸と平行にリニアモータに
より駆動されている。
ラバースの上の軸(2a)には、線材の巻かれたリール(2b)
をセットし、固定ノブ(2c)によって軸(2a)に対してリー
ル(2b)が回転可能に保持する。トラバース上にリール(2
b)を乗せることにより、線材がねじれたり,許容範囲外
の角度で供給されることを防止し、巻線時の張力変動の
影響を無くすことが出来る。リール(2b)から伸びた線材
(2d)はホルダ(2e)でフェルト(2f)などを介して上下から
挟み予備張力を与える。予備張力を与えられた線材はパ
ウダブレーキ等に接続されたプーリ(2g)に数回巻き付
け、ノズル(2h)から外に出す。
ズルはソロバン玉状のローラ(3a)〜(3d)を4方向に配置
し、その内の1つのローラ(3a)をマイクロメータ(3e)に
よって左右に移動可能とする。これにより巻線する線材
(3f)の幅寸法を変えた場合でも線材(3f)を左右から精度
良く位置決めし、線材の出口での振れを防止出来る。ノ
ズル(2h)から出た線材は、ノズル(2h)の上下に取り付け
られたラインセンサ(2i)の測定ラインを横切り、ロッド
バー(2j)に巻線される。
ラインの位置関係を示したものである。ロッドバー(4a)
から数mmの位置にラインセンサの測定ライン(4b)があ
る。ノズル(4c)から出た線材(4d)がロッドバー(4a)に巻
線される直前の線材のエッジを、ラインセンサが検出す
ることにより、幅寸法d(線材の断面形状が円の場合は
直径)及びノズル(4c)に対する線材(4d)の位置aを読み
取る。ここで、点Pはラインセンサの原点を表してい
る。
る。
インセンサ5bの測定結果(d、a)と、トラバース移動
機構5cから入力されるトラバースの移動速度vr とに基
づいて、コントローラ5aが主軸の回転機構5eを制御する
ことで、主軸の回転とトラバースの移動との同期化およ
び巻き付け角度の調整を図っている。また、コントロー
ラ5aが、トラバース機構のパウダブレーキ5dを制御する
ことで、線材にかかる張力Tを調整している。
線材のエッジを検出し、該検出結果に基づいて線材の幅
寸法d、線位置aを求めるものである。該ラインセンサ
5bは、エッジを検出するための光学センサと、該光学セ
ンサの検出結果に基づいて、幅寸法dおよび位置aを求
める演算部とから成る。該ラインセンサ5bは、測定結果
(d、a)をコントローラ5aに出力している。
から指示された速度で、トラバースを主軸に平行に移動
させるための機構であり、モータなどを含んで構成され
ている。該トラバース移動機構5cはトラバースの実際の
速度vrを検出する機構を備えており、その検出結果をコ
ントローラ5aに出力する構成となっている。
る線材の張力を調整するためのものであり、そのトル
ク、すなわち、張力は、コントローラ5aからの指示に従
って調整可能に構成されている。
示された回転速度で、主軸を回転させるための機構であ
り、モータなどを含んで構成されている。
どから成り、ラインセンサ5b等から入力された入力デー
タに基づいて所定の演算を行うことで、指令値を求めて
いる。以下、該コントローラ5aによる演算制御の内容
を、[1]主軸の回転とトラバースの移動との同期化お
よび巻き付け角度の調整、[2]線材に加わる張力Tの
制御に分けて、それぞれ詳細に説明する。
同期化および巻き付け角度の調整 密着整列巻線を行う際は、コントローラは、先ず、トラ
バースに一定速度vで動くように指令を与えておく。こ
れと同時に、コントローラは、ラインセンサから一定の
サンプリング周期で幅寸法dと線位置a、トラバースの
モータのエンコーダからトラバースの実行速度vrを読み
込む。そして、これらの値を基にして、主軸の回転速度
の指令値nを計算によって求め、主軸に動作指令を出
す。
1を基礎として導出される数3(あるいは、数6)の計
算を行うことで求めている。
度(より正確には、主軸の回転に伴う線材の巻き線位置
の移動速度)とトラバースの速度を同期させる役割を持
っている。主軸の回転速度は、読み取った幅寸法dの値
に応じて変更される。具体的には、幅寸法dが大きけれ
ば回転速度が下げられる。一方、幅寸法dが小さければ
回転速度が上げられる。又、トラバースの実行速度vrが
外乱によって変動した場合、vrが大きくなれば回転速度
が上げられる。逆に、vrが小さくなれば回転速度が下が
る。この様に、幅寸法dやトラバースの実行速度vrが変
化しても、トラバースに対して主軸の回転が自動的に同
期する。
正する役割を負っている。所定の目標巻き付け角度θm
と、ラインセンサから読み込んだ結果に基づいて算出し
た巻き付け角度θとの差分を取る。そして、この差分に
定数γを積算することで、該差分を逆方向の回転速度に
換算することができる。目標とする巻き付け角度θmよ
りも実際の巻き付け角度θの方が小さい場合には、主軸
の回転速度が上げられる(図6(a)参照)。逆に、実際
の巻き付け角度θの方が大きい場合には、主軸の回転速
度が下げられる(図6(b)参照)。このような制御が行
われる結果、巻き付け角度は常にθmに近づけられるよ
うに制御されることになる。
は実際に測定していないθが含まれている。従って、実
際には以下において述べるθと線位置aとの関係式に基
づいて、この巻き付け角度θを、線位置aを含んだ式に
置き換えた式を用いて演算を行う。以下、該置き換えを
説明する。
θと線位置aの間には数2の関係がある。
の距離(mm) 該数2の関係を数1に代入すると、数3が得られる。
− tan-1{(am−a0)/c}] 但し、n:主軸回転速度の指令値(rpm) vr:トラバースの実行速度(mm/s) d:線材の幅寸法(mm) γ:比例定数 a:測定によって得られた線位置(mm) a0:巻き付け角度=0(rad)の時の線位置(mm) am:目標巻き付け角度に対応する目標の線位置(mm) c:ノズルの線材の出口とラインセンサの測定ラインと
の距離(mm) 従って、コントローラは、ラインセンサの検出結果
(d、a)等を数3に代入演算することで、指令値nを
求めることができる。数3におけるcはあらかじめ測定
しておいた値を使用する。
一般に数4のような近似関係が成立している。
用することができる。
じものである。数6における第2項は、数1、数3にお
ける第2項に相当する役割(つまり、巻き付け角度を補
正する役割)を負っている。数6における第2項では、
所定の目標巻き付け角度θmに対応する線位置amと、ラ
インセンサから読み込んだ実際の線位置aとの差分を取
る。そして、この差分に定数αを積算することで、該差
分を逆方向の回転速度に換算していることになる。
る、目標とする巻き付け角度θm及びそれに対応する線
位置amは、幅寸法dによって異なる。そのため、あらか
じめ実験などを行って両者の関係を調べておく。このよ
うな関係を数式化した一例が数7である。測定によって
得られた幅寸法dを数7に代入することでamを算出でき
る。また、amは分かってながらθmが不明の場合には、
そのamを数8(これは、数2の逆算式)に代入すること
で、θmを算出できる。逆に、θmが分かっていながらam
が不明の場合には、そのθmを数2に代入することで、a
mを算出できる。
の距離(mm) この様にしてコントローラが主軸の回転速度の指令値n
を決定することで、主軸の回転速度とトラバースの速度
とを同期させ、かつ巻き付け角度を一定にできる。従っ
て、高精度に密着整列巻線を行うことが出来る。
(あるいは、数6)に代わって数9(あるいは、数1
0)を用いて主軸の回転速度の指令値nを決定すればよ
い。数9,数10は、数3,数6の第1項のdを、目標
とする巻線ピッチpに、また、数3,数6の第2項のam
を、目標とする巻線ピッチ角θpに対応した線位置ap
に、置き換えたものである。なお、巻き線ピッチp、線
位置apは、共に別途定められる一定値であって、幅寸法
dによらない。
− tan-1{(ap−a0)/c}] 但し、n:主軸回転速度の指令値(rpm) vr:トラバースの実行速度(mm/s) p:目標とするピッチ(mm) γ:比例定数 a:測定によって得られた線位置(mm) a0:巻き付け角度=0(rad)の時の線位置(mm) ap:目標とする巻き付け角度に対応する目標の線位置(m
m) c:ノズルの線材の出口とラインセンサの測定ラインと
の距離(mm)
m) α:比例定数 以上述べた制御を行うことで、巻線開始時の巻き付け角
度θ0から定常巻線時の目標巻き付け角度θm,θpへの
変更を自動的に行うことができる。しかも、修正量(数
1における第2項)は目標値との差分値に応じたものと
なっているため、ずれの大きい場合(例えば、巻き付け
開始時)にも、短時間で目標巻き線角度に到達する。そ
のため、巻線に乱れがある無効範囲が減少する。これに
より、従来よりも整列巻線の有効領域を広げることがで
き、図7(a)のようにロッドバーの端部近傍から有効に
整列巻線したロッドや、図7(b)、(c)の様に溝や突起の
近傍から有効な整列巻線を行ったロッドを得ることが出
来る。よって、ロッドコーティングの塗布範囲の拡大が
図れると共に、ロッドバーの形状に拘束されずに塗布範
囲を自由に設定することが可能となる。
することで調整可能である。張力Tの大きさは、巻線中
にラインセンサから読み込んだ幅寸法dから算出した線
材の断面積に基づいて、コントローラが計算によって決
定する。例えば、線材の断面形状が円の場合は張力Tは
線径dの関数として数11により求める。そして、求め
た張力Tに応じた電圧をパウダブレーキに出力すること
で、パウダブレーキでは該張力Tに応じたトルクが得ら
れる。なお、パウダブレーキのトルクと線材に加わる張
力Tとの関係はあらかじめ分かっている。通常は、張力
Tは、パウダブレーキのトルクに比例する。
て安定した張力を線材に付加することができる。βとし
て適当な値(例えば、0.7程度)を設定しておけば、こ
の張力によって、巻線された線材とロッドバーの間に圧
縮応力を生じさせ線材の滑りを防止することもできる。
度vを一定の値とし、主軸の回転速度の指令値nを計算、
制御したが、逆に主軸の回転速度の指令値nを一定とし
てトラバースの指令速度vを計算、制御しても同様の効
果が得られる。さらには、トラバースの速度と、主軸の
回転速度とを同時に調整しながら制御しても構わない。
材の線位置aおよび線幅dを出力するものであった。そ
のため、指令値nを求める際には、巻き付け角度θを位
置aに置き換えた数式(数3、数6)を用いていた。し
かし、線材の巻き付け角度θを検出・出力するセンサを
備えている場合には、コントローラは数1を用いて指令
値nを求めることができる。
作成した巻線ロッドでは、線径に応じて高精度に密着,
等ピッチの巻き線ができる。また、張力付加による線材
の滑り防止効果によって、より均一、且つ高精度の膜厚
でのロッドコーティングが可能になる。
手段”とは、主軸およびこれを回転させるモータ等によ
って構成されている。“送出部”とは、上記実施形態に
おいてはトラバースのノズルに相当する。“寸法測定手
段”とは、ラインセンサおよびその検出結果に基づいて
寸法を求めるための処理演算を行うコントローラに相当
する。“角度測定手段”とは、ラインセンサおよびその
検出結果に基づいて所定の処理演算を行うコントローラ
(特に、数3の演算を行う場合)に相当する。但し、上
述した実施形態では、角度を求める処理演算を独立して
行うのではなく、実際に用いられる演算式中に含めてい
る。“位置測定手段”とは、ラインセンサおよびその検
出結果に基づいて位置を求めるための所定の演算を行う
コントローラ(特に、数6の演算を行う場合)に相当す
る。“制御手段”とは、コントローラに相当する。“基
本値”とは、数1における第1項(あるいは、数3,数
6,数9,数10における第1項)に相当する。“修正
量”とは、数1における第2項(あるいは、数3,数
6,数9,数10における第2項)に相当する。“演算
手段”とは、コントローラに相当する。“テンショナ”
とは、パウダブレーキに相当する。
効果が得られる。
密着整列巻線された巻線付きロッドを製作することがで
きる。このような巻線付きロッドを用いれば、ロッドコ
ーティングの際に巻線のピッチ誤差、隙間や重なりに起
因する塗布ムラの発生を防止し、高精度で均一な膜厚で
の液塗布が可能となる。
応し、作業者によるロッドバーの巻線の不均一を無く
し、一定高品質の整列巻線ロッドを容易に短時間で得る
ことが出来る。
確に行うことで、有効な整列巻線の範囲の長い巻線付き
ロッドを製作することができる。このような巻線付きロ
ッドを用いれば、ロッドコーティングによる塗布範囲が
広くなる。又、ロッドバーの巻線位置の選択範囲が広が
り、塗布範囲のバリエーションも増える。又、従来のよ
うに余分に巻線を行って除去する必要が無くなり、工数
を低減すると共に線材の無駄を省くことができる。
り、巻線付きロッドの使用による線材の滑りを防止し、
ロッドコーティングによる巻線のピッチ不良や隙間、重
なりの生じない半永久的に使用できる整列巻線付きロッ
ドを得ることが出来る。
を示す斜視図である。
図、(b)側面模式図である。
(b)側面模式図である。
置関係を示した図である。
ある。
ロッドの例である。
念図、(b)要部拡大図である。
よって生じる塗布ムラの位置関係を示した図である。
様子を示す図である。
1d・・・ロッドバー、1e・・・案内、1f・・・ロック機
構、1g・・・回転センタ、1h・・・ハンドル、1i・・・
ケレ、1j・・・トラバース [図2] 2a・・・軸、2b・・・リール、2c・・・ノブ、2d・・・
線材、2e・・・ホルダ、2f・・・フェルト、2g・・・プ
ーリ、2h・・・ノズル、2i・・・ラインセンサ、2j・・
・ロッドバー [図3] 3a〜3d・・・ローラ、3e・・・マイクロメータ、3f・・
・線材 [図4] 4a・・・ロッドバー、4b・・・ラインセンサの測定ライ
ン、4c・・・ノズル、4d・・・線材、θ・・・巻き付け
角度、P・・・ラインセンサの原点 [図5] 5a・・・コントローラ、5b・・・ラインセンサ、5c・・
・トラバース移動機構、5d・・・パウダブレーキ、5e・
・・主軸回転機構 [図6] θ・・・巻き付け角度、θm・・・目標とする巻き付け
角度 [図8] 8a・・・ロッドバー、8b・・・液体、8c・・・搬送ロー
ラ、8d・・・ワーク、8e・・・線材、8f・・・液体 [図9] 9a〜9c・・・巻線のピッチずれ、隙間、重なりの発生箇
所、9d〜9f・・・ロッドコーティングにより塗布膜厚の
ムラが生じた箇所、θ・・・巻き付け角度、θm・・・
目標とする巻き付け角度、a・・・線位置、am・・・目
標とする線位置 [図10] 10a・・・ノズルの線材の出口、10b・・・ロッドバー、
10c・・・ロッドバーの巻線端部、θm・・・目標とする
巻き付け角度、θ0・・・初期巻き付け角度
Claims (5)
- 【請求項1】被巻線材を回転させるとともに、線材を供
給するトラバースを該被巻線材の回転軸に平行に移動さ
せることで、該被巻線材に線材を巻き付ける巻線方法に
おいて、 上記トラバースから供給された上記線材の幅寸法および
巻き付け角度を逐次測定し、上記 測定によって得られた幅寸法に基づいて、上記トラ
バースの移動と上記被巻線材の回転とを同期させるため
の基本値を決定し、 上記測定によって得られた、巻き付け角度と当該巻き付
け角度の目標値との差分に基づいて修正量を決定し、 上記基本値を上記修正量の分だけ修正し、該修正後の値
に基づいて、 上記被巻線材の回転速度と上記トラバース
の移動速度との少なくとも一方を制御すること、を特徴
とする巻線方法。 - 【請求項2】被巻線材に線材を巻き付ける巻線装置にお
いて、 上記被巻線材を回転させる回転手段と、 上記線材を送出する送出部を備え、少なくとも該送出部
を上記被巻線材の回転の軸に平行に移動させつつ上記線
材を供給するトラバース手段と、 上記トラバース手段から供給された上記線材の幅寸法を
測定する寸法測定手段と、 上記トラバース手段から供給された上記線材の上記被巻
き線材への巻き付け角度を測定する角度測定手段と、 上記寸法測定手段の測定結果および上記角度測定手段の
測定結果に基づいて、上記被巻線材の回転速度と上記送
出部の移動速度との少なくとも一方を制御する制御手段
と、を有し、 上記制御手段は、上記寸法測定手段の測定結果に基づい
て、上記送出部の移動と上記被巻線材の回転とを同期さ
せるための基本値を求めるとともに、上記角度測定手段
の測定結果に基づいて該測定された巻き付け角度と別途
定められた巻き 付け角度の目標値との差分値を求め、該
差分値に基づいて修正量を求め、上記基本値を上記修正
量の分だけ修正し、該修正後の値に基づいて、上記被巻
線材の回転速度と上記送出部の移動速度との少なくとも
一方を制御するものであること、を特徴とする巻線装
置。 - 【請求項3】被巻線材に線材を巻き付ける巻線装置にお
いて、 上記被巻線材を回転させる回転手段と、 上記線材を送出する送出部を備え、少なくとも該送出部
を上記被巻線材の回転の軸に平行に移動させつつ上記線
材を供給するトラバース手段と、 上記トラバース手段から供給された上記線材の幅寸法を
測定する寸法測定手段と、上記送出部から送出され上記被巻き線材に巻き付けられ
るまでの間の所定の領域における、上記線材の位置を測
定する位置測定手段と、 上記寸法測定手段の測定結果および上記位置測定手段の
測定結果に基づいて、上記被巻線材の回転速度と上記送
出部の移動速度との少なくとも一方を制御する制御手段
と、 を有することを特徴とする巻線装置。 - 【請求項4】上記制御手段は、上記寸法測定手段の測定
結果に基づいて上記送出部の移動と上記被巻線材の回転
とを同期させるための基本値を求めるとともに、上記位
置測定手段の測定結果と別途定められた目標の位置との
差分値を求め、該差分値に基づいて修正量を求め、上記
基本値を上記修正量の分だけ修正し、該修正後の値に基
づいて、上記被巻線材の回転速度と上記送出部の移動速
度との少なくとも一方を制御するものであること、を特
徴とする請求項3記載の巻線装置。 - 【請求項5】被巻線材を回転させるとともに、線材を供
給するトラバースを該被巻線材の回転軸に平行に移動さ
せることで、該被巻線材に線材を巻き付ける巻線装置に
おいて、 被巻線材を回転させる回転手段と、 線材を送出する送出部を備え、少なくとも該送出部を上
記被巻線材の回転の回転軸に平行に移動させつつ上記線
材を供給するトラバース手段と、 上記トラバース手段から供給された線材の幅寸法を測定
する寸法測定手段と、上記寸法測定手段の測定結果に基づいて当該線材の断面
積を求め、さらに、該断面積に応じた所定の引っ張り応
力値を決定する演算手段と、 を備え、 上記トラバース手段は、上記演算手段の求めた引っ張り
応力値の引っ張り応力を上記線材に与えるテンショナと
を含んで構成されるものである ことを特徴とする巻線装
置。
Priority Applications (1)
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JPH10139276A JPH10139276A (ja) | 1998-05-26 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-11-13 JP JP30173696A patent/JP3306322B2/ja not_active Expired - Fee Related
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