JP3305800B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP3305800B2
JP3305800B2 JP06553493A JP6553493A JP3305800B2 JP 3305800 B2 JP3305800 B2 JP 3305800B2 JP 06553493 A JP06553493 A JP 06553493A JP 6553493 A JP6553493 A JP 6553493A JP 3305800 B2 JP3305800 B2 JP 3305800B2
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勉 宮下
祥光 福島
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内外気がフィルタを介し
てヒータユニットに導入される車両用空調装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置としては、外気及び内気
を切換えダンパで切換えてそのままヒータユニットに導
入するものが一般的であるが、この場合、外気とともに
ほこりや他の車両の排気ガス等がそのまま車内に導入さ
れることなどを防止するため、外気及び内気が防塵、脱
臭用フィルタを介してヒータユニットに導入されるよう
にしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車両空調装置においては、フィルタに目詰りが
発生した場合には、フィルタの性能が低下するととも
に、空気の導入効率が悪くなり、大風量が必要な場合に
対応することができなくなるので、定期的にフィルタを
交換する必要があるが、フィルタの交換時期が分らない
ため、フィルタの性能が劣化したまま使用することが多
くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明は、フィルタの目詰り状態を検出する目詰り状
態検出手段と、フィルタをバイパスして取り入れられた
空気をヒータユニットに導入するバイパス通路と、この
バイパス通路を開閉する開閉手段と、目詰り状態検出手
段の検出結果に基づいて開閉手段を開閉する開閉制御手
段を設けた。また、本発明は、フィルタの目詰り状態を
検出する目詰り状態検出手段と、内外気を切換える切換
え手段と、目詰り状態検出手段の検出結果に基づいて切
換え手段を切換える切換え制御手段を設けた。
【0005】
【作用】フィルタの目詰り状態を検出する目詰り状態検
出手段を設けることによって、フィルタが目詰り状態に
なったときにはその旨を表示するなどしてフィルタの交
換を促すことができる。また、目詰り状態検出手段の検
出結果に基づいてフィルタをバイパスするバイパス通路
を開閉制御することによって、内外気のいずれもフィル
タを介して導入する場合で大風量を要するときに対応す
ることができる。更に、目詰り状態検出手段の検出結果
に基づいて内外気を切換える切換え手段を制御すること
によって、外気のみがフィルタを介して導入される場合
で大風量を要するときに対応することができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る車両用空調装置
のブロック構成図であり、車両用空調装置は、外気又は
内気を切換えダンパ1を介して取り入れてブロワファン
2で送り出し、これを防塵、脱臭用のフィルタ3を介し
てヒータユニット4に導入して、吹出し口から吹出すよ
うにしている。
【0007】そして、フィルタ3の上流側でブロワファ
ン2の下流側から取り入れた空気をフィルタ3をバイパ
スしてヒータユニット4に導入するためのバイパス通路
5を設けるとともに、取り入れた空気をフィルタ3側と
バイパス通路5とのいずれに送るかを切換える開閉手段
としての切換ダンパ6を設けている。
【0008】また、フィルタ3の近傍には目詰り状態を
検知する目詰りセンサ7を設け、この目詰りセンサ7の
検知信号をコントロールユニット8に入力している。こ
のコントロールユニット8は、フィルタ3の目詰り状態
の検出結果に基づいて目詰り表示器9の表示制御を行う
とともに、切換えダンパ6の切換え制御(バイパス通路
5の開閉制御を行う。
【0009】ここで、目詰りセンサ7は、図2に示すよ
うにダクト11内に設置されたフィルタ3の上流側と下
流側にそれぞれ設けた2個の圧力センサ12,13から
なり、この場合、各圧力センサ12,13の検出信号を
コントロールユニット8に入力して、フィルタ3の上流
側の圧力と下流側の圧力との差によって目詰り状態を検
出することができる。
【0010】また、目詰りセンサ7は、図3に示すよう
にダクト11内のフィルタ3を取付けた隔壁11aにフ
ィルタ3の上流側及び下流側に臨ませて設けた1個の差
圧センサ14で構成することもでき、この場合、差圧セ
ンサ14からのフィルタ3の上流側の圧力と下流側の圧
力との差に応じた検出信号をコントロールユニット8に
入力することによって目詰り状態を検出することができ
る。
【0011】以上のように構成した車両用空調装置の作
用について図4を参照して説明すると、コントロールユ
ニット8は、先ず、目詰りセンサ7の検知信号(圧力値
又は圧力差値)を読み取り、読み取った値に基づいてフ
ィルタ3が目詰り状態か否かを判別する。
【0012】この判別処理では、目詰りセンサ7として
図3に示すように差圧センサ14を用いた場合には、差
圧センサ14の検知信号を予め設定した基準値と比較す
ることによってフィルタ3が目詰り状態か否かを判別す
ることができる。
【0013】また、目詰りセンサ7として図2に示すよ
うに2個の圧力センサ12,13を用いた場合には、図
5に示すように、先ず、圧力センサ12,13からの検
知信号から上流側圧力P1と下流側圧力P2を読み取
り、圧力差ΔPを(P1−P2)の演算をして求め、上
流側圧力P1に対する圧力差ΔPの関係からフィルタ3
が目詰り状態にあるか否かを判別することができる。
【0014】図4に戻って、コントロールユニット8
は、目詰り状態か否かの判別の結果、フィルタ3が目詰
り状態のときには、目詰り表示器9を点灯させてフィル
タ3が目詰り状態にあることを表示してフィルタ3の交
換を促した後、大風量が必要か否かを判別する。
【0015】このとき、大風量が必要でなければ、目詰
り状態にあるフィルタ3でも対応できるので、そのまま
目詰りセンサ7の検知信号の読み取り処理に戻るのに対
し、大風量が必要なときには、目詰り状態にあるフィル
タ3では対応できないので、切換えダンパ6を開いてバ
イパス通路5を開き、取り入られた空気(切換えダンパ
1が内気側のときには内気、外気側のときには外気)が
バイパス通路5を介してヒータユニット4に供給され
る。そして、バイパス通路5を開いた後、再び大風量が
必要か否かを判別し、必要であればそのままバイパス通
路5を開いておき、必要でないと判別したら切換えダン
パ6を閉じてスタートに戻る。
【0016】この場合、切換えダンパ6はフィルタ3側
とバイパス通路5とを完全に切換えるものであってもよ
いし、単にバイパス通路5の開閉を行うものを用いて、
取り入られた空気をフィルタ3側に送るとともにバイパ
ス通路5側にも送るようにしてもよい。
【0017】次に、図6は本発明に係る他の車両用空調
装置のブロック構成図である。この車両用空調装置にお
いては、フィルタ3として防塵を目的としたものを用い
て外気のみがフィルタ3を介して導入されるようにし、
フィルタ3の下流側に前記内外気を切換える切換えダン
パ1(切換え手段を兼ねている。)が設けられている。
【0018】そこで、この装置にあっては、コントロー
ルユニット8が目詰りセンサ7の検知信号を入力して、
外気導入時にフィルタ3が目詰り状態になったときに
は、前記と同様に目詰り表示器9を点灯するとともに、
大風量が必要な場合には、切換えダンパ1を内気側に切
換えて外気導入から強制的に内気導入に切換えるように
している。
【0019】尚、この装置にあっても、上記と同様にフ
ィルタ3をバイパスするバイパス通路を設けて、フィル
タ3が目詰り状態で大風量が必要なときにはバイパス通
路を開く(切換える)ようにすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
ィルタの目詰り状態を検出するようにしたので、フィ
ルタが目詰り状態になったときにその旨を表示してフィ
ルタの交換を促したり、空気導入路の切換えを行って必
要な風量の空気を導入することができるようになる。ま
た、フィルタが目詰り状態になったときには、フィルタ
をバイパスして取り入れられた空気をヒータユニットに
導入するようにし、或いは強制的に内気導入に切換える
ようにしたので、大風量が必要な場合にも十分な空気の
導入ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用空調装置のブロック構成図
【図2】同装置の目詰りセンサの構成図
【図3】同装置の別の目詰りセンサの構成図
【図4】同装置の作用説明に供するフロー図
【図5】図5の目詰り判別処理のサブルーチンを示すフ
ロー図
【図6】本発明に係る他の車両用空調装置のブロック構
成図
【符号の説明】
1…切換えダンパ、2…ブロワファン、3…フィルタ、
4…ヒータユニット、5…バイパス通路、6…切換えダ
ンパ(開閉手段)、7…目詰りセンサ、8…コントロー
ルユニット、9…目詰り表示器、11…ダクト、12,
13…圧力センサ、14…差圧センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−245130(JP,A) 特開 平4−66717(JP,A) 特開 平1−160723(JP,A) 特開 昭62−152919(JP,A) 実開 昭63−196714(JP,U) 実開 昭62−68809(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 3/06 G01L 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り入れた空気がフィルタを介してヒー
    タユニットに導入される車両用空調装置において、この
    空調装置は前記フィルタの目詰り状態を検出する目詰り
    状態検出手段と、前記フィルタをバイパスして取り入れ
    られた空気をヒータユニットに導入するバイパス通路
    と、このバイパス通路を開閉する開閉手段と、前記目詰
    り状態検出手段の検出結果に基づいて前記開閉手段を開
    閉する開閉制御手段とを備えたことを特徴とする車両用
    空調装置。
  2. 【請求項2】 外気のみがフィルタを介してヒータユニ
    ットに導入される車両用空調装置において、この空調装
    置は前記フィルタの目詰り状態を検出する目詰り状態検
    出手段と、内外気を切換える切換え手段と、前記目詰り
    状態検出手段の検出結果に基づいて前記切換え手段を切
    換える切換え制御手段とを備えたことを特徴とする車両
    用空調装置。
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KR101028207B1 (ko) * 2004-12-03 2011-04-11 현대자동차주식회사 바이패스 통로가 설치된 차량용 공조장치
JP2008044482A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd フィルタ装置
FR3107028B1 (fr) * 2020-02-07 2022-02-18 Alstom Transp Tech Système de refroidissement et procédé de détection d’encrassement associé

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