JP7363721B2 - 車両用空調制御装置 - Google Patents
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Description
風量が多くなると、単位時間あたりに車室内に吹き出される空気の熱容量が増加するため、冷房又は暖房の使用中に吹出温が変動してしまう。具体的には、冷房使用中は吹出温が上昇し、暖房使用中は吹出温が低下してしまう。その結果、空調装置による快適性が悪化するおそれがある。
熱容量は、「物体(この場合は風)の温度を1℃上げる/下げるために与え/奪わなければいけない熱量」であり、物性値である比熱と質量の積で決まる。そのため、風量が増加するということは、質量が増加するので、熱容量も増加する。よって、冷房の場合には、風量が増加すると、風の温度を下げるために奪わなければいけない熱量が増加するため、風から奪う熱量が一定だと吹出温が上がってしまう。また、暖房の場合には、風量が増加すると、風の温度を上げるために与えなければいけない熱量が増加するため、風に与える熱量が一定だと吹出温が下がってしまう。
(1) 空調ユニットケース、該空調ユニットケース内を流れる空気に含まれる粉塵を捕集するエアコンフィルタ、前記空調ユニットケース内から車室内に吹き出される風量を調整するブロア、前記空調ユニットケース内を流れる空気を冷却するエバポレータ、前記空調ユニットケース内を流れる空気を加熱する室内コンデンサまたはヒータコアからなる加熱部、を有する車室内空調用の空調装置を制御する、車両用空調制御装置であって、
粉塵除去モード時に車室内に吹き出される風量を増加するように前記ブロアを制御しており、
前記粉塵除去モードが実行されると、車室内に吹き出される風量の増加に応じて、冷房時は前記エバポレータの目標温度を下げ、暖房時は前記加熱部にて前記空調ユニットケース内を流れる空気と熱交換する媒体の目標温度を上げることを特徴とする、車両用空調制御装置。
(2) 前記粉塵除去モードが実行されると、車室内に吹き出される風量の増加に応じて、冷房時は前記エバポレータの目標温度を線形的に下げ、暖房時は前記加熱部にて前記空調ユニットケース内を流れる空気と熱交換する媒体の目標温度を線形的に上げる、(1)記載の車両用空調制御装置。
(a)冷房時、粉塵除去モードが実行されて風量が増加すると、風の温度を下げるために奪わなければいけない熱量が増加する。ここで、本発明では、風量の増加に応じてエバポレータの目標温度を下げるため、風量の増加に応じて風から奪う熱量を増加させることができる。よって、吹出温の上昇を抑制することができる。
(b)一方、暖房時には、粉塵除去モードが実行されて風量が増加すると、風の温度を上げるために与えなければいけない熱量が増加する。ここで、本発明では、風量の増加に応じて加熱部にて熱交換する媒体の目標温度を上げるため、風量の増加に応じて風に与える熱量を増加させることができる。よって、吹出温の低下を抑制することができる。
以上(a)、(b)より、冷房又は暖房の使用中における粉塵除去モード時に、風量の増加に応じて吹出温が変動してしまうことを抑制できる。よって、空調装置による乗員の快適性を良好に保つことができる。
冷房時、風量の増加に応じてエバポレータの目標温度を線形的に下げるため、風量が徐々に増加していくときにエバポレータの目標温度を徐々に下げることができる。よって、風量が徐々に増加していくときに吹出温が上昇することを抑制できる。
一方、暖房時、風量の増加に応じて加熱部にて熱交換する媒体の目標温度を線形的に上げるため、風量が徐々に増加していくときに加熱部にて熱交換する媒体の目標温度を徐々に上げることができる。よって、風量が徐々に増加していくときに吹出温が低下することを抑制できる。
以上より、冷房又は暖房の使用中における粉塵除去モード時に、風量が徐々に増加していくときに吹出温が変動してしまうことを抑制できる。よって、空調装置による乗員の快適性を良好に保つことができる。
本発明実施例の車両用空調制御装置(以下、単に制御装置ともいう)10によって制御される空調装置20は、車室内空調用の空調装置である。空調装置20は、図2または図6に示すように、空調ユニットケース21と、エアコンフィルタ22と、ブロア23と、エバポレータ24と、加熱部25と、エアミックスドア26と、を有する。
(A)(a)冷房時、粉塵除去モードが実行されて風量が増加すると、風の温度を下げるために奪わなければいけない熱量が増加する。ここで、本発明実施例では、風量の増加に応じてエバポレータ24の目標温度を下げるため、風量の増加に応じて風から奪う熱量を増加させることができる。よって、吹出温の上昇を抑制することができる。
(b)一方、暖房時には、粉塵除去モードが実行されて風量が増加すると、風の温度を上げるために与えなければいけない熱量が増加する。ここで、本発明実施例では、風量の増加に応じて加熱部25にて空気と熱交換する媒体の目標温度を上げるため、風量の増加に応じて風に与える熱量を増加させることができる。よって、吹出温の低下を抑制することができる。
以上(a)、(b)より、冷房又は暖房の使用中における粉塵除去モード時に、風量の増加に応じて吹出温が変動してしまうことを抑制できる。よって、空調装置20による乗員の快適性を良好に保つことができる。
一方、暖房時、風量の増加に応じて加熱部25にて空気と熱交換する媒体の目標温度を線形的に上げるため、風量が徐々に増加していくときに加熱部25にて空気と熱交換する媒体の目標温度を徐々に上げることができる。よって、風量が徐々に増加していくときに吹出温が低下することを抑制できる。
以上より、冷房又は暖房の使用中における粉塵除去モード時に、風量が徐々に増加していくときに吹出温が変動してしまうことを抑制できる。よって、空調装置20による乗員の快適性を良好に保つことができる。
〔実施例1〕(図1~図5)
本発明実施例1では、図2に示すように、空調装置20のエバポレータ24と加熱部25が、ヒートポンプエアコンシステム(ヒートポンプエアコンサイクル)30の一部を構成している。そして、加熱部25が室内コンデンサ25aからなっている。ヒートポンプエアコンシステム30は、空調装置20の構成要素である。
本発明実施例2では、図6に示すように、空調装置20のエバポレータ24と加熱部25は、ヒートポンプエアコンシステムの一部を構成していない。そして、加熱部25がヒータコア25bからなっている。
20 空調装置
21 空調ユニットケース
21a 通風路
22 エアコンフィルタ
23 ブロア
24 エバポレータ
25 加熱部
25a 室内コンデンサ
25b ヒータコア
26 エアミックスドア
30 ヒートポンプエアコンシステム
40 冷凍サイクル
50 エンジン冷却水経路
60 粉塵センサ
61 粉塵除去指示ボタン
62 粉塵濃度計
T1,T2 温度センサ
Claims (1)
- 空調ユニットケース、該空調ユニットケース内を流れる空気に含まれる粉塵を捕集するエアコンフィルタ、前記空調ユニットケース内から車室内に吹き出される風量を調整するブロア、前記空調ユニットケース内を流れる空気を冷却するエバポレータ、前記空調ユニットケース内を流れる空気を加熱する室内コンデンサまたはヒータコアからなる加熱部、を有する車室内空調用の空調装置を制御する、車両用空調制御装置であって、
粉塵除去モード時に車室内に吹き出される風量を増加するように前記ブロアを制御しており、
前記粉塵除去モードが実行されると、車室内に吹き出される風量の増加に応じて、冷房時は前記エバポレータの目標温度を線形的に下げることを特徴とする、車両用空調制御装置。
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